いよいよ今年もあとわずか! 日刊サイゾーでは今年も数多くの芸能ニュース・スキャンダル・ゴシップを報じてきました。そんな中、「記事にしきれなかった裏ネタも、いくらでもあったのに……」と明かすのが、“ジーパン刑事”の愛称でおなじみのジャーナリスト・片岡亮と、フリーライターのハイセーヤスダ。年忘れの無礼講ということで、しゃべっちゃいけないトコロまで、しゃべっていただきましたよ……?
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前編はこちらから)
ハイセー 5月はAKB48の握手会の事件もあったけど、ほかのタレントの握手会も影響受けて、警備が厳重になったそうだよ。経費がかさむって、イベント運営者がぼやいてた。
片岡 でも、本職のボディガードによると「形の上では人数を増やしたりして厳重に見えるけど、実際は事件を防げるレベルになっていない」って。また似たような事件が起こってもおかしくないかも。
ハイセー 事件では、ASKA逮捕がビッグニュースだった。
片岡 僕が書くタイミングを逃したのは、ASKAと親しかったインド系占い師の話。麻薬を使った占星術をするってウワサがあったので、妙に気になっていて取材したんですが、記事にまとめる前に次々と展開があって。
ハイセー 薬物の入手ルートがほかにもあったかもしれないって、警察関係者から聞いたんだけど。
片岡 実は先日、東京近郊で焼肉屋をやっていた人物が麻薬の所持で逮捕されて、その人物のルートにもつながるんじゃないかって話があるんですよ。不思議なのが、麻薬で逮捕されているのにニュースになってないこと。こういうのは、その先に大きな獲物があるからなんですかね。
ハイセー ASKAの逮捕自体も、警察がタイミングを意図したって話だよね。実際、集団的自衛権の反論を霞ませた効果もあったって。
片岡 6月は号泣議員、野々村竜太郎の詐欺事件が世界的ニュースになってしまいました。芸能記者としては、ダウンタウン浜田雅功の不倫のほうがビッグなんですけど、あの「ヴワァァ~」のインパクトを超えるものはないですね。おかげで僕は、2年半前に会ったときにもらった野々村さんの名刺が、東スポの記事で使えたんですが(笑)。
ハイセー 騒動のとき、彼の自宅のマンションに行ったんだけど、生活の気配がなくて、近所の聞き込みでも「見たことない」とか言われて奇妙だった。生活実態も謎な人だった。
片岡 髪の毛の“変化”で気が付かなかったとか?(笑) ハイセーさんは「ジャニーズおっかけマップ」(鹿砦社)以来の自宅直撃屋ですよね。当然、小渕優子議員の自宅も?
ハイセー そっちは豪邸で、警備がすごくて直撃にならなかった(笑)。それより周辺の聞き込みをしたら、みんな一様に「姫がかわいそう」って感じで、気持ち悪かったなあ。
芸能人の熱愛、結婚ネタが霞んだ2014年
片岡 夏は江角マキコの落書き事件が大騒ぎになりましたけど、結局はマネジャーが勝手にやったことにされちゃいましたね。被害のあった同時期、ほかでも落書き被害があったそうですが、時間がたちすぎて、同一犯かどうかも分からないまま。
ハイセー 被害当時は、犯人を捕まえられなかったわけだからね。あれは、防犯カメラが役に立たなかったって話もあって。何か映っていても犯人の顔が分かるほど鮮明じゃなかったり、夜だと人かどうかも判別できないレベルだったり、高級住宅街なのに。
片岡 そういえば少し前、マンションの防犯カメラに、住人でもある人気歌手がアイドルとキスしているのが映っているって話があったんですよ。でも、せっかくの情報提供も、マンション側が公には映像を提供できないって、ボツに。
ハイセー それにしても、これだけ異様な騒動が毎月あると、熱愛ネタが霞むよね。浜崎あゆみや宇多田ヒカル、仲間由紀恵、中島美嘉、あびる優、高橋愛、山本梓、今年はたくさん結婚してるでしょ。最近は西島秀俊や向井理も。
片岡 テレビのワイドショーだと、昔は大物タレントの結婚とかあれば番組全体で特集していたのが、今はニュースのひと枠でサラッとですよね。
ハイセー だから、熱愛専門にやっているような記者って、失業傾向にあるよね。昔は、目撃情報だけ取ってきたら原稿書けなくても飯が食えたけど、最近じゃそうはいかないでしょ。契約を切られてる人もいて。
片岡 確かに、原稿をまともに書けない「記者」がいることにびっくりしますね。昔はそれで食えたのかって。熱愛報道は瞬間的なもので、尾を引かないから続報もやりにくいし、記者としては割に合わない仕事ですよね。僕も、今年は嵐の櫻井翔&堀北真希を写真ナシで出したんですが、あの2人は張り込んでもガードが硬くて、決定的瞬間までひとりで追うと割に合わなくなるんですよ。それで、精度の高い関係者証言や状況証拠などをまとめたんですが、決定的なところは表に出せない裏取りになっちゃうから、ファンから「ウソだ」という反論もありました。でも、僕が信頼するジャニーズ記者は、この話を肯定してましたよ。信じるか信じないかは、あなた次第です!(笑)
ハイセー むしろ、どっちなんだ? って余白があるほうが、尾を引いていいのかも(笑)。
片岡 10月は、矢口真里の復帰が思ったほど注目を集めなかったってのがありますね。逆にみんなの関心が高いのに消極報道となったのが、ジャニーズ山下智久の器物破損容疑での書類送検。
ハイセー 相変わらず大手メディアは、そのあたりゴリ押しと弱腰で成り立ってるからなあ。『NHK紅白歌合戦』の出場者を見てもそうだけど、テレビに出ているタレントの採用、不採用が世間の需要と合ってないよね。
『紅白」は『のど自慢』方式に!?
片岡 マスコミって長年、情報を出すことがワンサイドだったと思うんですよ。テレビも新聞も雑誌も「これ見ろ」って一方的に提示して、視聴者や読者の反響をダイレクトには耳に入れてこなかった。その姿勢がいまだにあると思いますね。だから逆に、相互関係になったネットの反響とかは苦手でしょうね。そもそもテレビや新聞が、広告主を客として見ている点もありますし。
ハイセー でも『紅白歌合戦』なんかは、広告関係ないNHKでしょ。あそこが大手事務所と癒着しているのは、なんなのか。視聴者から直接カネをもらっておいて、それはないだろうって。
片岡 先日、NHKのあるプロデューサーと飲んだとき「紅白は男女別の歌合戦じゃなくて、出身地別でやるべきだ」って言ってましたよ。それなら全国の視聴者を意識した区分けになるだろうって。NHKは『のど自慢』とか全国津々浦々みたいな形を営業サイドが好みますから、開催地も「今年は愛媛に決定」とか、持ちまわりにすればいいのに。
ハイセー でも、改革に後ろ向きなNHKに、そんな大胆な転換ができるとは思えないんだよねえ。
片岡 そんなハイセーさんは、『紅白歌合戦』を見る予定ですか?
ハイセー 録画チェック。だって、同時間帯にボクシングの世界タイトルマッチが並ぶんだもの。
片岡 実はこの年末興行のリングに上がる人物が、某人気タレントと熱愛中だってキャッチしているんですよ。
ハイセー え、それは試合以上に気になる話。相手が密かに観戦に来るかもってことだよね。
片岡 割に合わなくても、他人の熱愛が気になるのは芸能記者の性なんですかねえ(笑)。来年も少ない経費をやりくりしてスクープを頑張りましょう。
●かたおか・りょう
元格闘家のフリージャーナリスト。芸能、スポーツからオカルトまで幅広く取材。過去に浜崎あゆみと長瀬智也の破局や、井岡一翔とソンミの熱愛など芸能スクープも多い。通称ジーパン刑事。
●はいせー・やすだ
フリーライター/編集者。テレビ番組制作会社を経て編集プロに入社、漫画情報誌では赤塚不二夫の担当も務めた。東京スポーツ紙でライターデビュー後、独立。週刊特報のデスクなど多くの雑誌編集に携わる。