【W杯】次から日本は出場できない? 現地で囁かれ始めた“アジア最悪の事態”

【不思議サイトトカナより】
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画像は「日本サッカー協会 公式HP」より
 W杯ブラジル大会で、1次リーグ敗退に終わった日本代表。決勝トーナメント進出をかけた戦いは最終節までもつれたものの、結果を見ればグループリーグ最下位という惨敗だ。1勝も出来なかったという厳しい現実に、選手たちも涙した。  しかし、さらに悲観すべきことがある。ブラジル大会に出場したアジア4カ国だが、韓国が最後の試合を残しているものの、トータルで3分8敗。つまりアジア勢全体を見ても、まだ1勝すらできていないのだ。 続きは【トカナ】で読む

佐藤健とデート報道・森カンナの意外な素顔 「おそらく処女」と断言する関係者も

satoutakeru0626.jpg  ここ最近、女性関係のスキャンダルを連発している俳優・佐藤健(25)だが、今度は、女優の森カンナ(26)との深夜デートがキャッチされた。  発売中の「女性セブン」(小学館)によれば、2人は共通の友人を通じ親しい仲に。ツーショットが撮られた夜は、ダイニングバーで見つめ合いながらカクテルを飲んでいたという。  森は、『仮面ライダーディケイド』(テレビ朝日系)の光夏海役で脚光を浴び、昨年には『ショムニ2013』(フジテレビ系)にメインキャストで出演。小悪魔系OLを演じ、知名度を上げた。  プライベートでは、2010年にはんにゃの金田哲と交際をスタートさせたものの、瞬時に破局。その後、ONE OK ROCK・TAKAとの食事デートが一般人に目撃された以外には、これといって男性のウワサは聞こえてこない。 「森について、ネット上では『性格が悪い』『恋愛に積極的』といったウワサが飛び交っていますが、実際は友達思いで、“寺巡り”が趣味という地味な性格。恋愛には不器用で、金田とはキスもしないどころか、ろくにしゃべることもないまま自然消滅しています。佐藤との交際については不明ですが、彼女を知る関係者の間には『おそらく処女』と断言するものもいる。馬が合うのか、普段は処女を公言しているハリセンボンの近藤春菜とつるんでいることが多いようです」(芸能ライター)  一方、佐藤は2月に広末涼子とのお泊まりデートが報じられた(関連記事)。双方の事務所は否定したが、後日、広末との関係はどうなったのか? 「広末の子どものことを考えても、報道後はさすがに会えないでしょう。しかし、佐藤は広末に相当の熱を上げていましたから、未練タラタラだともっぱら。先日も、佐藤主催の合コンに参加した女性が、週刊誌で佐藤の非道ぶりを告発していましたが、広末への想いを断ち切るために、いろんな女の子と遊んで気を紛らわしているのでは?」(同)  佐藤の本命は、森なのだろうか?

2,400円の靴下は“安い”! 「AneCan」の金銭感覚は万単位があたりまえ!?

<p> 「AneCan」7月号(小学館)の特集は、「お金に強い女は、強い!賢いお金の使い方」。やりくり下手で、日々お金に悩まされている無頼派の筆者、この特集を「AneCan流、鬼の節約術カモーン!」という意味にとらえ、期待に胸を膨らませていました。が、この特集、ファッションページだけのテーマだったようで、ライフスタイルページではお金のことは全スルー! その上、ファッション特集では、読者(というか筆者)とモデル&雑誌側の価格に対する温度差が激しいと今更ながら判明。例えば「2週間コーディネート」で“抜きどころアイテム”の価格は1万円前後だけ。「これ、みんなにとっては抜きどころ価格!?」と、目を疑ってしまいました。アネサーの懐事情を特集していた号を読む限り、筆者とそう変わらない年収だったんですけど、みなさん……。アネサーの月々の細かい支出をいつか特集してほしいものです。「私アラサーだけど、読者対象じゃないのかしら」なんて、不安を抱き始めてしまいました。</p>

かみつき、飛びヒザ蹴り「総合格闘技以上」W杯ウルグアイ対イタリア戦の地獄絵図に地元ファン熱狂!

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ルイス・スアレス 公式サイトより
 決勝トーナメント進出をかけたウルグアイ対イタリアの大一番。その後半34分に、ウルグアイのエース、ルイス・スアレスがイタリアDFキエッリーニの肩にかみついたことが大きな話題を呼んでいる。  キエッリーニの肩には、はっきりと歯形が残されており、FIFAと審判の判断により、スアレスは今大会残り試合の出場停止処分が科される可能性まで出てきた。現在、ネット上ではかみつきシーンの動画が拡散されているが、一方でこの蛮行を、サッカーファンは驚いていないのだという。 「スアレスのかみつきは有名で、よくあることなんです。オランダの名門・アヤックスに所属していた際には、PSV戦で相手DFバッカルの左肩にかみつき、7試合の出場停止処分を受けている。さらに現在所属しているリバプールでは、昨シーズンの第34節チェルシー戦でイヴァノヴィッチの腕にかみつき、FAから10試合の出場停止処分を受けました。その時は涙を流して謝罪していましたが、“癖”はなかなか直らないようですね」(スポーツライター)  スアレスの蛮行は、これだけではない。4年前の南アフリカW杯・準々決勝のガーナ戦では、1対1の同点で迎えた延長戦終了間際に、枠内に飛んだ相手シュートを故意に手でブロック。このPKをキーパーが止めたことに、大袈裟にガッツポーズをして世界中から非難が集中した。また、W杯南米予選のチリ戦で、DFゴンサロ・ハラにパンチを食らわせたことも。スアレスの問題児ぶりは世界中に知れわたっており、イギリスの有名サッカーサイトの「最も嫌われているサッカー選手」にも選ばれている。 「今回のウルグアイ対イタリアに関しては、試合前から本当の意味で“死闘”になると言われていた。かみつきに隠れてあまり話題になっていませんが、イタリアの悪童・バロテッリも、前半22分にペレイラに飛びヒザ蹴りをお見舞いしているんです。さらに後半14分には、イタリアのマルキージオも前蹴りを行い、一発退場。血の気の多い野次馬ファンの間では、『痺れた!』『なんてエキサイティングなんだ!』『かみつきと後頭部へのヒザ蹴りは、総合格闘技でも禁止されている技だよ』などと盛り上がりを見せています」(同)  ほかにも、ポルトガルのぺぺが頭突きをし、レッドカードをもらうなど、“想定内”の問題行動が目立つ今大会。これから始まる決勝トーナメントでは、クリーンな試合で盛り上げてほしい。 (文=沢野奈津夫)

野郎が作っているのに女子ウケ抜群! 新ラブグッズブランドの魅力に迫る

【messyより】

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ポップでキュートな新ブランド!

 「初めてのラブグッズを選ぶ基準」について訊かれると、以前は太さや長さを考えていましたが、いまは、安全な素材のものさえ選んでくれれば、あとは「かわいけりゃイイじゃ~ん」と思っています。いえ、適当になったわけではないですよ。こうしたグッズは家電と違って、スペックを突き詰めるより、感性で選んだほうが間違いないと考えるようになったからです。

 サイズが1~2mm違ったところで、あまり関係ないんですよね。ノリノリで楽しんでいるときは、意外と大きなものでもすんなりイケるし、緊張してがちがちになっていたら小さなものでも入りにくい……。グッズを初めて使うとなると、リラックスしまくっていることはないと思うので、小さめが無難ではありますが、サイズはそこまで重要ではないと思うのです。

 でも、「かわいい」の基準は人それぞれ。ラブグッズを語るときにはよく“女性目線”という言葉が使われます。女性の琴線に触れるデザイン、女性の身体のことを考えた機能性ーー私もそれらが盛り込まれたものを支持しています。だって、男性目線のグッズって、エグいのばっかりなんだもん。デザインをかわいくするぐらいはできても、結局、女性の身体の構造を無視した挿入不可能なバイブを作っちゃうんだもん。

 というわけで、その大半を男性が企画し、デザインしている国内のグッズよりも、ハイセンスな海外製グッズにばかり目が行きがちでした。しかし、それを覆すラブグッズ・ブランドと出会ったのです。

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「それでも日本はおいしい市場」マルハン撤退、相次ぐ閉店……新大久保と韓流終焉の今

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『韓流イケメンに毎日会える!新大久保ガイド 』(セブン&アイ出版)

「完全に韓流ブームは終わってしまいましたね。現在でも、東方神起やBIGBANGなどはドームツアーでもチケットが売り切れになるほどの人気がありますが、それ以外は散々ですよ。紅白出演を果たしたKARAもスーパーマーケットの運動会で営業したり、少女時代のコンサートチケットがオークションで500円で落札されたとの話もあります」(韓流芸能事務所関係者)

 確かに、東京新大久保・コリアンタウンを歩くと、一時期のブームはなんだったのかとか思わされるほど、町並みは閑散としていた。駅前にある元祖韓流ショップの「韓流百貨店」が今年5月に倒産し、韓流ショップやコスメショップなども軒並み閉店や改装に入っていた。

創価学会コメント殺到か、規制か? 「頭がパーン」の久本雅美がニコ生出演へ

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「頭がパーン」シーンではコメントが大変なことに(ニコニコ動画より)。
 7月19~20日、ニコニコ生放送で23時間にわたり生放送される番組『ニコニコ23時間テレビ』に、久本雅美が“初降臨”することが発表され、ネット上がざわついている。  同サイトの長時間生放送は、2009年に放送された『夏だ!祭りだ!コメントだ!ニコニコ動画12時間ぶっ通し生放送!!』以来、5年ぶり。さまざまな企画をリレー形式でつないでいくといい、佐村河内守氏のゴーストライター騒動で一躍有名になった作曲家・新垣隆による新曲「交響曲HARIKOMI」の初披露なども決定している。  同番組で久本は、トーク企画のメインパーソナリティーを担当。生主・歌手・タレント・ホステス・AV女優らが出演し、本音の恋愛トークを繰り広げるという。  久本は、25日に開催された関連イベントにVTRで出演。「初めてニコニコに出るわけですけど、同時に見ている方と遊べるというのは、どういうものなんだろうと思って、初体験を楽しみにしています」とメッセージを寄せている。  これにネット上では、「コメントに嫌な予感しかしない」「『頭がパーン!!!』のネタを扱っていいのか?」「これ大丈夫なん? コメ欄がすごいことになりそう」「みんな自重しろよ?」などと、ニコニコのウリである“コメント機能”に心配の声が相次いでいる。  久本といえば数年前、創価学会員紹介ビデオ『すばらしき わが人生 Part2』(シナノ企画/VHS)に出演する映像が、“MAD動画”の素材として定番化。久本が「(池田大作)先生のために、この身を使っていただきたい」と熱弁を奮うインタビューや、集会で手を叩きながら合唱する姿に面白おかしい編集が加えられ、ニコニコ動画を含む動画サイトに次々と投稿された。 「『すばらしき わが人生 Part2』には、久本さんが学会の集会で柴田理恵と共に披露した漫才を、池田氏から褒められた際の心情を振り返り、手を広げながら『パーンとなりましてね、頭が』と語っているシーンがある。この『パーン』の部分が繰り返し使用された動画が数々出回り、ネット上では数年前に『頭がパーン』ブームが巻き起こりました」(週刊誌記者)  創価学会は昨年、ある2分6秒間の『頭がパーン』動画に対し、著作権を侵害されたとして発信者情報の開示を請求。昨年10月に東京地裁はプロバイダー会社に対し発信者の氏名・住所・電子メールアドレスの開示を命じた際には、ネット上で「創価こえー」「池田激おこ」「もっと動画を拡散させよう」などと騒ぎになった(関連記事)。 「久本さん自身、MAD動画の存在を知っているかどうか分かりませんが、現在「花王ソフィーナ」のCMのほか、『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)、『秘密のケンミンSHOW』(同)、『ぴったんこカン・カン』(TBS系)など、有名番組のレギュラーを5本も抱えているだけに、よく自ら地雷に突っ込んだなという印象です。放送がどのようなコメントで埋め尽くされるか、考えただけでも恐ろしいですが、配信元はNGワードを設定することができますから、もしかしたら『創価』『パーン』『池田』あたりはコメントが反映されない設定にされるのかもしれませんね」(同)  久本の記念すべき初降臨は、ネットユーザーの予想通り、地獄絵図と化してしまうのだろうか?

May J.、お泊まりスクープは“ヤラセ”? 「写真映りよすぎ」の真相とは?

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『Heartful Song Covers』/rhythm zone

 「売れると私生活を暴かれてしまう」のが、芸能界の常識。抜群の歌唱力と大ヒット映画『アナと雪の女王』の主題歌「Let It Go~ありのままで~」を歌ったことで大ブレーク中の歌手May J.(26)も芸能マスコミに狙われるようになった。そして、早速「フライデー」(光文社)に恋人との2ショットをスクープされてしまったのだ。

 May J.はワイルドな風貌の男性と連れ立ち、お弁当のチェーン店「オリジン」で惣菜を購入。相合いでスポーツジムに向かい、ひと汗流した後、指を絡めてMay J.のマンションに向かったという。その男性は俳優・尚玄(36)。沖縄県出身で、身長183センチのガッチリとした体形を生かし、ニューヨーク、パリでモデルを経験したことも。また、趣味で武術やバスケットボールをたしなむ肉体派の一面も。昨年の夏までは、タレント・山本梓(33)との熱愛もささやかれていたモテ男だ。

佐藤健を“完全にゴロニャン”にした森カンナの素性

女性向けWebサイト【messy】とって出し! 全部読む
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(左:「LOADED vol.14」メディアボーイ/右:『森カンナ 20歳の記念日」TOEI COMPANY,LTD.)
 秋山莉奈(28)、石原さとみ(27)、前田敦子(22)などと浮き名を流し、今年2月に広末涼子(33)との不倫疑惑が報道されるなど、女性関係の話題が尽きない若手俳優の佐藤健(25)。不倫発覚後もその勢いは衰えず、先週には「週刊文春」(文藝春秋)にて、合コン現場で三浦翔平(26)に目配せし、女性陣に向かって「ブース、帰れ!」と失礼すぎるコールをさせていたとの報道もあった。  そんな佐藤にまたしても熱愛疑惑が浮上している。最新号の「女性セブン」(小学館)によると、とある夜の0時過ぎ、都内のダイニングバーで佐藤はある女性とデートしていたという。お相手は、モデルで女優の森カンナ(26)。最近では、『ショムニ2013』(フジテレビ系)に出演していた。  2人の知人によると… つづきを読む

中島哲也監督の“破壊衝動”が全編にほとばしる! 崩壊家族が織り成すポストホームドラマ『渇き。』

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「このミス大賞」を受賞した深町秋生の処女小説の映画化。暴力に満ちた社会を憎む加奈子(小松菜奈)は、暴力で社会に復讐しようとする。
 ベストセラーコミックの実写化『進撃の巨人』を降板した中島哲也監督にとって、4年ぶりとなる新作が『渇き。』だ。中島監督はこれまで『下妻物語』(04)や『嫌われ松子の一生』(06)などスタイリッシュな映像作品で人気を博し、前作『告白』(10)も暴力的な内容ながら極めて静謐かつ美しい作品に仕立ててみせた。東宝配給でヒット作を連発してきた中島監督だが、一度自分が積み上げてきたものを全部リセットしたくなったのではないか。そう思わせるほど、GAGA配給による『渇き。』は荒々しい破壊衝動に満ちている。まるで中島監督自身が巨人と化したかのように、スクリーンに映るものすべてを破壊して回る。家族も職場の人間関係も輝かしい記憶も、壊して壊して壊しまくる。  予兆はあった。2010年にAKB48がリリースしたシングル曲「Beginner」のプロモーションビデオを手掛けた中島監督は、ゲームの世界とはいえAKBの主要メンバーたちを血祭りにした。篠田麻里子が、渡辺麻友が、小嶋陽菜が、そして大島優子が次々と瞬殺されていった。多くの少女たちの犠牲の上で、前田敦子はゲームの世界から現実の世界へと覚醒を果たした。中島監督が構想していた実写版『進撃の巨人』も、そんな世界観の延長戦上にあったのではないだろうか。生きるか死ぬかのギリギリの世界。“痛み”を伴うことでしか得られない、生きていることの切実感を『渇き。』でも描こうとしている。  魔性のヒロインである加奈子役の小松菜奈をオーディションで抜擢した『渇き。』は、深町秋生のホードボイルド小説『果てしなき渇き』が原作だ。数カ月前までは刑事だった藤島(役所広司)のもとに、離縁した元妻・桐子(黒沢あすか)から連絡が入る。高校生の娘・加奈子(小松菜奈)が昨晩から帰ってこないので探してほしいという。世間体を気にする桐子は警察には届けることができず、藤島を頼ってきたのだ。久しぶりに藤島が自宅に戻ると、加奈子の部屋から高校生らしからぬ物が見つかる。覚醒剤と注射器のセットだった。加奈子がとんでもない事件に巻き込まれているのは間違いない。自分に似ず、品行方正で優等生だと思っていた娘がなぜこんなことに?
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失踪した娘・加奈子の足取りを追う藤島(役所広司)。中学時代の担任教師(中谷美紀)から“3年前の事件”を契機に加奈子が変わったことを知らされる。
 警察をクビになり、家からも追い出され、サイアクの状態だった藤島だが、この事件を独力で解決することで、父親として夫としての威厳を取り戻そうとする。うまくすれば、復縁して家族としてやり直せるかもしれない。元刑事の勘と長年培った捜査のノウハウで娘の消息をたどり始める藤島。同じ高校に通う森下(橋本愛)、中学時代の同級生・遠藤(二階堂ふみ)、神経科医の辻村(國村隼)らと接触するが、どうも加奈子は単なる被害者ではないらしい。加奈子の名前を出すと、みんな祟り神を恐れるように口を閉ざしてしまう。一体、自分の娘は何者だったのか。藤島は調べれば調べるほど娘の正体が分からなくなる。やがて藤島は、中学生の頃に加奈子が親しくしていた緒方という男子生徒が自殺していたことを知る。だが、どこをどう探しても加奈子の姿を見つけることができない。それは仕事にのめり込んで家庭を省みなかった藤島への娘からの挑戦状でもあるようだった。  突然姿を消した娘の行方を父親が這いつくばって探し続けるというストーリーは、ポール・シュレイダー監督の『ハードコアの夜』(79)を彷彿させる。ポール・シュレイダーは『タクシードライバー』(76)や『モスキート・コースト』(86)など強迫観念にとらわれた男が常規を逸した破滅的行動に突っ走る物語をやたらと描きまくった人物だ。『ハードコアの夜』の保守的で超厳格な父親(ジョージ・C・スコット)は仕事を放り投げ、失踪した娘を執念の末に探し当てる。ところが、娘は何者かに拉致誘拐されたのではなく、息苦しい実家から自分の意志で逃げ出し、ポルノ映画界の住人として暮らしていた……。『ハードコアの夜』はそんな苦いオチが待っていた。だが、藤島家の親子には、『ハードコアの夜』以上にハードコアな闇が待ち受けている。  よくR18指定にならなかったなと思えるほど、『渇き。』はバイオレンスシーンとアブノーマルセックスのオンパレードだ。公安や裏社会からの様々な妨害に遭い、ボロボロになりながらも娘の痕跡を追い求める藤島。娘の置き土産である覚醒剤を自分の体に注射することで、娘の意識とシンクロしようとする。もはや藤島が追い掛けているものは、幻影としての温かい家庭と愛すべき娘でしかない。幻想だとわかっていながらも、藤島はそれを追うことしかできない。クソ野郎! ぶっ殺す! 罵詈雑言を吐きながら、藤島は娘を探し続ける。
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イジメられっ子のボク(清水尋也)と不良グループに属する遠藤(二階堂ふみ)。姿を見せない加奈子によって、みんな巧みに操られている。
 バイオレンスものを得意とする韓国映画などに比べると、暴力描写が必ずしもハマっているとは言いがたい。刑事役のキャスティングにも一部難がある。ポップでスタイリッシュだと称されてきた中島監督ならではの映像センスが、今回は悪趣味なものに映る。これまでの中島監督作品の完成度の高さに対し、荒削りな印象が強い。だが、そういった荒々しさなくしては描けない世界に中島監督は挑んだのだ。無惨なまでに砕け散った家族像を描くことで、新しいホームドラマの在り方を模索しているようにも感じられる。粉々に砕け散った後に、果たして一体何が残ったのか?  クリエイターがどれだけ苦労したかに関わらず、すべてをエンターテイメントとして“消費社会”は一瞬のうちに食べ尽くしてしまう。まさに倒しようがない巨人のごとき存在である。CMディレクターとして業界でのキャリアをスタートさせた中島監督は、そんな巨人の恐ろしさを充分に知っている。それでも、中島監督は『告白』以上の猛毒を持って、貪欲な巨人と対峙しようとする。無敵の巨人に、一撃を加えんと立ち向かっていく。  この世界を支配する巨人に抗うためには、常識に縛られ、スタリッシュさや過去の評価にかまっていることはできない。もっと、もっと強烈な破壊衝動が必要だ。巨人を倒すには、自分自身が巨人化する覚悟がなくてはならない。また、巨人を倒した後の新しいビジョンも求められる。中島監督の手による実写版『進撃の巨人』を観ることは叶わなかったが、中島監督の体内に蓄積されていただろう破壊衝動は『渇き。』の中に充分感じることができる。巨人を引きずり倒せ! 巨人をぶっ潰せ! 巨人をバラバラに解体してしまえ! “巨人殺し”というテーマを、中島監督は今後も背負っていくのではないか。そんな予感を感じさせる。中島監督の渇きはまだまだ癒されていない。 (文=長野辰次) kawaki_nakashima04.jpg 『渇き。』 原作/深町秋生『果てしなき渇き』 脚本/中島哲也、門間宣裕、唯野未歩子 監督/中島哲也 出演/役所広司、小松菜奈、妻夫木聡、清水尋也、二階堂ふみ、橋本愛、オダギリジョー、中谷美紀ほか R15 配給/ギャガ 6月27日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー (c)2014「渇き。」製作委員会  http://kawaki.gaga.ne.jp/