AKB48の高城亜樹(22)が18日深夜、自身のTwitterアカウントに身に覚えのないツイートが投稿されたと訴え、話題になっている。 深夜1時頃、高城のアカウントから「今日はみちゃとSBの今宮選手と森選手と4人で食事したよ(*^^*)」と投稿された。これを見る限り、高城のほか、“みちゃ”の愛称で知られる元AKB48の野中美郷(23)、福岡ソフトバンクホークスの今宮健太内野手(22)、入団間もない森唯斗投手(22)の男女4人で食事をしたという報告に受け取れる。しかし、このツイートは1~2分の間に削除された。 ネット上で「誤爆か?」などと騒ぎになる中、ツイートの削除から約50分後、高城は「私が書いていないことが、私のTwitterで呟かれている。ファンの方のリプで知りました。このことは事務所の方、AKBのスタッフさんには連絡しました。今調べてもらっています。怖い」と報告。 さらに一夜明けた19日にも、「昨日の、覚えの無いツイートが勝手に呟かれたことについて。昨日の夜は、メンバーとご飯そして支配人のしのぶさんとか他のスタッフさんたちと同じお店にいました。今後の対応対策は、事務所の大澤さんが弁護士と相談してくれてます」とツイートし、アカウントが乗っ取られた可能性を示唆した。 高城のアカウント宛てには、ファンから「自分たちは信じてるよ!」「あきちゃ(高城の愛称)負けるな」「ファンも全力であきちゃを守るし、あきちゃのために戦います」「犯人捕まるといいですね」といった励ましのメッセージが相次いだほか、「嘘はいけませんよ」「んなわけあるかいww」「弁護士じゃなくて、まず警察に相談してみては?」といった声も見受けられる。 「ネット上では、以前から『みちゃ(野中)と今宮が結婚を前提に付き合っている』『あきちゃがホークスの選手と合コンしてた』という情報が出回っていました。さらに今回は、問題のツイートが書き込まれた直後に消されていることからも、本人の誤爆を疑う声も多いようです」(芸能ライター) また、AKB48選抜総選挙で数年前からウワサされる「26位の呪い」を疑う声も……。 「AKB48ファンの間で、『総選挙で26位になったメンバーは、直後に男性スキャンダルでグループをクビになる』と、まことしやかにささやかれている。第1~3回の選抜総選挙において、連続で26位となったAKB48・平嶋夏海は、Twitter上にスキャンダラスな画像が複数流出し、卒業。その翌年に26位となったAKB48・増田有華も、DA PAMP・ISSA宅へのお泊まり報道をきっかけに、グループを去っている。高城は今年26位だったため、再びジンクスが騒がれています」(同) 不正アクセスか、誤爆か、それとも「26位の呪い」か……。高城サイドからの報告が待たれる。高城亜樹(あきちゃ) (AKI_WISMALU) on Twitterより(ツイートは削除済み)
日別アーカイブ: 2014年6月19日
元SKE48「二次元同好会」平松可奈子もどハマり! なアクション・シューターの魅力
私、ゲームをやりだすと、ハマってしまうタイプなんですよ。先日も弟と3日間、実家の部屋にこもってゲームをしてしまって。お母さんがご飯を作ってくれる朝と夜以外、集中しすぎてほとんど食べ物を口にしなくなってしまうので、ダイエットにもなるんですけど(笑)。そうそう、最近もひとりでゲームセンターに行って、延々ガンシューティングをやり込んじゃったりして……シューターも、大好きなジャンルなんです!(写真/篠田 工 go relax E more)
この『ウルフェンシュタイン:ザ ニューオーダー』をプレイしてみてまず思ったのが、臨場感のすごさです!画面には、毛穴までくっきりリアルに描かれたキャラクターがわんさか出てくるし、グラフィックがリアルすぎて、最初は実写かと思ったくらいでしたから。飛行機や機関銃の振動がコントローラーで伝わってくるので、ゲーム内のキャラクターと一緒になって「早くこの状況を打破しなきゃ!」って焦ってしまいますしね。しかも、いきなり飛行機から飛行機へ飛び移るというハードなミッションもあって! 超ドキドキしました! あ、でも、ゲーム難易度が5段階で選べるので、初めての人やゲーム慣れしていない女子でも楽しめると思います。ナチスが占領した1960年のベルリン。
それから、ゲーム中には人の頭が吹っ飛んだり、肉片が飛び散ったり……とスプラッタな要素とスリルも満載でした。私は一気に突撃して敵を殲滅するタイプの戦い方が好きなので、アサルトライフルやショットガンを両手に持って、敵陣中に突っ込んで、相手を蹴散らす爽快感もたまりません! その一方で、背後からこっそり近づいて敵をナイフで音もなく仕留めなければならないミッションもあって「なるほど! こういう殺し方……じゃなくて、攻略の仕方もあるのか!」と感心してしまいましたね。そんなプレイをしていると、自分が映画『レオン』のような、プロの殺し屋になった気分にもなれますよ。 私は、もともとSKE48にいたんですけど、今のアイドルを取り巻く環境は、グループ内にいても戦国時代、グループから抜けても戦国時代という「アイドル界ダブル戦国時代」になっています。そこで、この『ウルフェンシュタイン』をやり込むことで身についた戦場を生き抜く経験が、アイドル戦国時代を生き抜く上で、いつか活きるかもしれないと思いました! 時には正面突破で、時には音もなく背後からころ……攻略するなど、学校では教えてくれなかったことが学べるんじゃないかと。これから夏休みにもなるし、また家にこもってプレイしちゃうかもしれません。ダイエットも兼ねて(笑)。 (構成/高橋ダイスケ) (ヘア&メイク/山本純平) 平松可奈子(ひらまつ・かなこ) 1991年、愛知県生まれ。SKE48の1期生としてデビューし、13年4月に卒業。SKE48「二次元同好会」のメンバーとしても活躍した。13年11月13日にリリースした初のソロDVD『平松可奈子 セカンド ステージ』を皮切りに、本格的に芸能活動を再開。マルチタレントとして活動中。 海外版の表現をそのままに…… “表現規制”に挑む! そもそも、リアルな戦闘シーンを描いた日本開発のゲームが少ない日本のゲーム市場において、海外で作られた作品を持ってこようにも、リアルに描かれたゴア表現などは、ローカライズされる過程で日本の表現規制に適応し、原作とはかけ離れたものになってしまう。そんな中、『ウルフェンシュタイン: ザ ニューオーダー』は、その規制に真っ向から挑んでいるのだ。 「本作は、あえてレーティングをZ指定(18歳以上のみ対象)にすることで、人体実験の被験体の描写や、頭を吹き飛ばすといった海外版の表現の再現を忠実に貫きました。そもそも、仮想世界とはいえ、『ナチスが謎の科学技術を手に入れ、第2次世界大戦に勝利し世界を征服した』というストーリー設定も、ギリギリの表現です」(ローカライズ・プロデューサー 秋山徹浩氏) また、PVでも、かの有名な『Abbey Road』(ビートルズ)のジャケ写のパロディをナチス軍で行ってみたり、アメリカの歴代大統領のモニュメント・ラシュモア山を豪快に爆破してみたり……と、やりたい放題。 ゲームの戦場だけではない、『ウルフェンシュタイン』の戦いをとくと、ご覧あれ。彼らが改造した巨大なロボットたちも次々と襲ってくる。「現実だったら絶対勝てない敵を倒せるのも爽快です!」(平松さん)。
ウルフェンシュタイン:ザ ニューオーダー 舞台は謎の新技術によって、第二次世界大戦に勝利したナチスが支配する1960年の世界。独自の解釈で描かれる世界観とストーリーに加えて、やり込み要素も満載な骨太シューティング。 発売日:6月5日/価格:税別7800円(PlayStation4)、税別6800円(PlayStation3、Xbox 360)/販売元:ベゼスダ・ソフトワークス ©2014 ZeniMax Media Inc. All Rights Reserved.
「人の視線にさらされると痩せる」は都市伝説? 美奈子の激ヤセの秘密は●●にアリ!
Photo by Mark Sebastian from flickr
「人の視線にさらされると、痩せる」という都市伝説のような話を聞いたことはありますか? 芸能人が美をキープできているのは、人に見られているからだと言われても、なかなかピンとこないものですよね。しかし、『痛快!ビッグダディ』(テレビ朝日系)に出演して知名度を上げた、ビッグダディの元妻・美奈子を見ていると、「あながち間違ってないかも……」と思ってしまいます。
これが史上空前の“お蔵入り映画”の全貌だ! 脳内麻薬が大噴出『ホドロフスキーのDUNE』
「ドラッグがなくてもトリップできるような映画、観た人の意識を変えてしまう映画をつくりたかったんだ」。“キング・オブ・カルト”アレハンドロ・ホドロフスキー監督はドキュメンタリー映画『ホドロフスキーのDUNE』の冒頭で高らかにのたまう。『エル・トポ』(70)や『ホーリー・マウンテン』(73)でカルト映画ブームを巻き起こしたホドロフスキー監督にとって、映画製作は金儲けの手段ではなく、世界中の人々の意識を変容させてしまう一種の芸術革命だった。未知なる世界をスクリーン上に生み出すことで、観る人々の意識をより自由なステージへと導くことを目指していた。果たして、そんな高尚かつアバンギャルドな映画を本当に完成させることができたのか? いや、ホドロフスキーが思い描いた理想の世界は、砂でつくった城郭のように脆くも崩れ去ってしまった。『ホドロフスキーのDUNE』は映画史に語り継がれる未完の大作『DUNE』の全貌を明らかにすると共に、ホドロフスキー監督の脳内イメージを観客が分かち合うという刺激的な内容となっている。 SF作家フランク・ハーバードが1965年にシリーズ第1巻を発表した大河小説『DUNE』は、デヴィッド・リンチ監督がカイル・マクラクラン、スティングらの出演で『デューン/砂の惑星』(84)として映画化したことで知られる。砂漠が広がる不毛の惑星デューンを舞台に、人間の意識を拡張するメランジという麻薬の利権をめぐって権謀術数が繰り広げられた。現代も続く中東諸国と英米との戦いを投影したような内容だった。『デューン/砂の惑星』は壮大なストーリーを2時間17分で強引にまとめたこともあり、興行的に大コケして終わる。これに懲りたデヴィッド・リンチは、その後は『ブルーベルベッド』(86)など低予算映画をもっぱら手掛けるようになった。 デヴィッド・リンチにとっても黒歴史となった『DUNE』だが、1975年に企画されていたホドロフスキー版のキャスト&スタッフが悶絶級にすんごい。銀河帝国の皇帝にはアート界の巨人サルバドール・ダリ。空飛ぶ悪徳貴族・ハルコンネン卿には『市民ケーン』(41)の天才監督にして伝説の名優オーソン・ウェルズ。スティングがパンツ一丁で演じたラウサには人気絶頂期のミック・ジャガー。音楽はTOTOではなくピンク・フロイド。そしてフランスコミック界のビックネームであるメビウスが絵コンテを描き、新進画家のH・R・ギーガーが美術デザイン……。名前を聞いているだけでクラクラと陶酔感を覚えるような顔ぶれによって製作準備が進められていたのだ。カメラを前にしたホドロフスキー監督は70年代にタイムトリップしたかのように、エネルギッシュに製作当時を振り返る。ホドロフスキーの口から目から鼻から耳から、そして体中の毛穴という毛穴から脳内麻薬がドクドクと溢れ出す。今年85歳となるアレハンドロ・ホドロフスキー監督。映画監督のみならず、コミックの原作者、タロットカード研究家など多方面で活躍している。
ホドロフスキー監督が世界各地を回って、スタッフ&キャストをスカウトするエピソードがサイコーに楽しい。サルバドール・ダリは出演OKするものの無理難題をふっかけてきた。プライドが高いダリは「君の映画に出演しよう。でもハリウッドでいちばんギャラの高い俳優に私はなる。撮影1時間につき10万ドルほしい」と要求してくる。お金に縁のない生活を送るホドロフスキー監督に時給10万ドルなんて払えるわけがない。当時28歳だった青年プロデューサーのミシェル・セドゥーでも無理だ。そこでここはトンチで切り抜けることに。完成した映画にダリが何分映っているかで時給換算することにした。銀河皇帝の出演パートはほんの数分程度だ。これなら充分払える。オーソン・ウェルズは彼の行きつけのパリのレストランへ押し掛けて出演交渉する。喰い道楽に堕ち、現場からすっかり離れていたウェルズは「もう映画には出たくない」と断るが、ホドロフスキーは「ギャラとは別に、このレストランのシェフを専属で雇う」と申し出る。パリの一流レストランのシェフが撮影スタジオで賄い料理をつくるという、うっとりする提案にウェルズは思わず出演OKしてしまう。 錬金術師を思わせるホドロフスキー監督の手八丁口八丁ぶりに、映画界のみならずアート界、音楽界からも偉人奇人変人たちが続々と集結する。ホドロフスキー作品にはフリークス集団が度々登場するが、ホドロフスキーにすればダリもオーソン・ウェルズも精神的な欠陥者だった。欠落した常識の代わりに、彼らの心には狂気が宿っていた。ホドロフスキーは自分が集めたそんなスタッフ&キャストを、敬意を込めて「魂の戦士」と呼んだ。世間の常識を打ち破るための仲間だった。映画史上前例のない壮大すぎる実験映画をホドロフスキーは打ち上げようとしていた。 ホドロフスキー監督は「魂の戦士」軍団を結成するが、哀しいかなそれでもハリウッドの牙城は突き崩せない。映画をビジネスとしてしか考えないメジャースタジオのお偉い方たちは、ホドロフスキーがSF大作を監督することをあまりにもリスキーだと考えた。結局、ホドロフスキーの映画革命はハリウッドから拒絶される形で無惨にも砕け散る。やはり、ホドロフスキーの偉大なる実験は大失敗に終わったのか。いや、そうではないと、本作を3年がかりで完成させたフランク・パヴィッチ監督はホドロフスキーの無謀な挑戦を極めてポジティブに解釈する。『DUNE』製作時のホドロフスキー監督とキャラクターデザインを手掛けたメビウス(右端)。ホドロフスキーに感化され、メビウスは数々の映画に関わる。
「魂の戦士」のひとりとして、ジョン・カーペンター監督のデビュー作『ダーク・スター』(74)で特殊効果を手掛けていたダン・オバノンが参加していた。ダリの推薦で、まだ無名だったスイス人画家のH・R・ギーガーも美術デザイナーとして加わっていた。『DUNE』の企画はクランクイン前に頓挫してしまったが、ダン・オバノンが脚本を書き、メビウスがコンセプトデザイン、ギーガーがクリーチャーデザインを担当することで人気SFホラー『エイリアン』(79)が誕生する。また、メビウスが描いた『DUNE』の詳細なストーリーボードはハリウッドの各メジャースタジオに台本代わりに届けられており、『DUNE』用に描かれていた様々なビジュアルイメージやアイデアはその後のSF映画に流用されることになる。『DUNE』の企画がなければ、『スター・ウォーズ』(77)も『レイダース/失われたアーク』(81)も『ブレードランナー』(82)も『ターミネーター』(84)も違ったものになっていただろうと本作は指摘する。 ホドロフスキー自身も、『DUNE』が史上最大の残念映画となったことを悔いてはいない。自分の脳内で閃いたイマジネーションが、多くの作品に有形無形な影響を与えたことを喜んでいる。もともとお金儲けのためではなく、人々の意識を変えることが目的だったからだ。『DUNE』は未完成ながら、ジャンルを越えた気鋭の人材を輩出し、また後進のクリエイターたちを大いに触発した。ホドロフスキーの当初の野望は充分に叶えられた。ホドロフスキー版『DUNE』は映画としての形をなすことなく幻に終わったが、『DUNE』に登場する秘薬メランジのように『DUNE』の企画に触れた人々の意識を次々と変容させていったのだ。 偉大なる失敗作『DUNE』の薫陶を受けたパヴィッチ監督は、ホドロフスキーにちょっとしたサプライズを用意する。『DUNE』の企画が立ち消えになって以降、音信を絶っていたプロデューサーのミシェル・セドゥーとホドロフスキーとの再会の場をセッティングしたのだ。2人とも「相手は怒っている」と思い込み、35年間にわたって距離を置いていた。だが、久しぶりに逢ってみるとお互いに映画製作への情熱が忘れられない「魂の戦士」同士だった。ホドロフスキーが新作を撮りたいと申し出ると、セドゥーは企画内容を聞かずに資金提供を約束した。そうして生まれたのが、今年85歳になるホドロフスキー監督の最新作『リアリティのダンス』だ。 『リアリティのダンス』はチリの小さな田舎町で生まれ育ったホドロフスキー監督の自伝的映画であると同時に、お金をめぐる寓話でもある。今年4月に来日を果たしたホドロフスキー監督はこう語った。 「お金はただの紙切れにすぎません。それなのにお金は恐ろしいことに人間を奴隷扱いしてしまう。今の貨幣システムは変えなくてはなりません。でも、もし変えられないのなら、お金をうまく使うことが大事です。個人的な欲望を満たすためにお金を消費するのではなく、もっと活きたものとして活用するのです」 『DUNE』で人間の意識をより自由な世界へと解放しようとしたホドロフスキー監督。瑞々しいイマジネーションに満ちた最新作『リアリティのダンス』では、貨幣制度に縛り付けられている現代人の傷ついた魂を救済しようと試みている。ホドロフスキー監督の映画革命は今なお進行中だ。 (文=長野辰次)H・R・ギーガーが描いた建造物のデザイン画。『エイリアン』を思わせる重厚かつ邪悪な雰囲気だ。5月に亡くなったギーガーへのインタビューも収められている。
『ホドロフスキーのDUNE』
監督/フランク・パヴィッチ 出演/アレハンドロ・ホドロフスキー、ミシェル・セドゥー、H・R・ギーガー、クリス・フォス、ブロンティス・ホドロフスキー、リチャード・スタンリー、デヴィン・ファラシ、ドリュー・マクウィーニー、ゲイリー・カーツ、ニコラス・ウィンディング・レフン、ダイアン・オバノン、クリスチャン・ヴァンデ、ジャン=ピエール・ビグナウ
配給/アップリンク、パルコ 6月14日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラスト有楽町、渋谷アップリンクほか全国順次公開中
(c)2013 CITY FILM LLC,ALL RIGHTS RESERVED
http://www.uplink.co.jp/dune
『リアリティのダンス』
監督・脚本/アレハンドロ・ホドロフスキー 衣装デザイン/パスカル・モンタンドン=ホドロフスキー 出演/ブロンティス・ホドロフスキー、パメラ・フローレス、イェレミアス・ハースコヴィッツ、アレハンドロ・ホドロフスキー、バスティアン・ボーデンホーファー、アンドレス・コックス、アダン・ホドロフスキー、クリストバル・ホドロフスキー
配給/アップリンク、パルコ 7月12日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷アップリンクほか全国順次公開
(c) “LESOLEIL FILMS”CHILE・“CAMERA ONE”FRANCE 2013
http://www.uplink.co.jp/dance
これが史上空前の“お蔵入り映画”の全貌だ! 脳内麻薬が大噴出『ホドロフスキーのDUNE』
「ドラッグがなくてもトリップできるような映画、観た人の意識を変えてしまう映画をつくりたかったんだ」。“キング・オブ・カルト”アレハンドロ・ホドロフスキー監督はドキュメンタリー映画『ホドロフスキーのDUNE』の冒頭で高らかにのたまう。『エル・トポ』(70)や『ホーリー・マウンテン』(73)でカルト映画ブームを巻き起こしたホドロフスキー監督にとって、映画製作は金儲けの手段ではなく、世界中の人々の意識を変容させてしまう一種の芸術革命だった。未知なる世界をスクリーン上に生み出すことで、観る人々の意識をより自由なステージへと導くことを目指していた。果たして、そんな高尚かつアバンギャルドな映画を本当に完成させることができたのか? いや、ホドロフスキーが思い描いた理想の世界は、砂でつくった城郭のように脆くも崩れ去ってしまった。『ホドロフスキーのDUNE』は映画史に語り継がれる未完の大作『DUNE』の全貌を明らかにすると共に、ホドロフスキー監督の脳内イメージを観客が分かち合うという刺激的な内容となっている。 SF作家フランク・ハーバードが1965年にシリーズ第1巻を発表した大河小説『DUNE』は、デヴィッド・リンチ監督がカイル・マクラクラン、スティングらの出演で『デューン/砂の惑星』(84)として映画化したことで知られる。砂漠が広がる不毛の惑星デューンを舞台に、人間の意識を拡張するメランジという麻薬の利権をめぐって権謀術数が繰り広げられた。現代も続く中東諸国と英米との戦いを投影したような内容だった。『デューン/砂の惑星』は壮大なストーリーを2時間17分で強引にまとめたこともあり、興行的に大コケして終わる。これに懲りたデヴィッド・リンチは、その後は『ブルーベルベッド』(86)など低予算映画をもっぱら手掛けるようになった。 デヴィッド・リンチにとっても黒歴史となった『DUNE』だが、1975年に企画されていたホドロフスキー版のキャスト&スタッフが悶絶級にすんごい。銀河帝国の皇帝にはアート界の巨人サルバドール・ダリ。空飛ぶ悪徳貴族・ハルコンネン卿には『市民ケーン』(41)の天才監督にして伝説の名優オーソン・ウェルズ。スティングがパンツ一丁で演じたラウサには人気絶頂期のミック・ジャガー。音楽はTOTOではなくピンク・フロイド。そしてフランスコミック界のビックネームであるメビウスが絵コンテを描き、新進画家のH・R・ギーガーが美術デザイン……。名前を聞いているだけでクラクラと陶酔感を覚えるような顔ぶれによって製作準備が進められていたのだ。カメラを前にしたホドロフスキー監督は70年代にタイムトリップしたかのように、エネルギッシュに製作当時を振り返る。ホドロフスキーの口から目から鼻から耳から、そして体中の毛穴という毛穴から脳内麻薬がドクドクと溢れ出す。今年85歳となるアレハンドロ・ホドロフスキー監督。映画監督のみならず、コミックの原作者、タロットカード研究家など多方面で活躍している。
ホドロフスキー監督が世界各地を回って、スタッフ&キャストをスカウトするエピソードがサイコーに楽しい。サルバドール・ダリは出演OKするものの無理難題をふっかけてきた。プライドが高いダリは「君の映画に出演しよう。でもハリウッドでいちばんギャラの高い俳優に私はなる。撮影1時間につき10万ドルほしい」と要求してくる。お金に縁のない生活を送るホドロフスキー監督に時給10万ドルなんて払えるわけがない。当時28歳だった青年プロデューサーのミシェル・セドゥーでも無理だ。そこでここはトンチで切り抜けることに。完成した映画にダリが何分映っているかで時給換算することにした。銀河皇帝の出演パートはほんの数分程度だ。これなら充分払える。オーソン・ウェルズは彼の行きつけのパリのレストランへ押し掛けて出演交渉する。喰い道楽に堕ち、現場からすっかり離れていたウェルズは「もう映画には出たくない」と断るが、ホドロフスキーは「ギャラとは別に、このレストランのシェフを専属で雇う」と申し出る。パリの一流レストランのシェフが撮影スタジオで賄い料理をつくるという、うっとりする提案にウェルズは思わず出演OKしてしまう。 錬金術師を思わせるホドロフスキー監督の手八丁口八丁ぶりに、映画界のみならずアート界、音楽界からも偉人奇人変人たちが続々と集結する。ホドロフスキー作品にはフリークス集団が度々登場するが、ホドロフスキーにすればダリもオーソン・ウェルズも精神的な欠陥者だった。欠落した常識の代わりに、彼らの心には狂気が宿っていた。ホドロフスキーは自分が集めたそんなスタッフ&キャストを、敬意を込めて「魂の戦士」と呼んだ。世間の常識を打ち破るための仲間だった。映画史上前例のない壮大すぎる実験映画をホドロフスキーは打ち上げようとしていた。 ホドロフスキー監督は「魂の戦士」軍団を結成するが、哀しいかなそれでもハリウッドの牙城は突き崩せない。映画をビジネスとしてしか考えないメジャースタジオのお偉い方たちは、ホドロフスキーがSF大作を監督することをあまりにもリスキーだと考えた。結局、ホドロフスキーの映画革命はハリウッドから拒絶される形で無惨にも砕け散る。やはり、ホドロフスキーの偉大なる実験は大失敗に終わったのか。いや、そうではないと、本作を3年がかりで完成させたフランク・パヴィッチ監督はホドロフスキーの無謀な挑戦を極めてポジティブに解釈する。『DUNE』製作時のホドロフスキー監督とキャラクターデザインを手掛けたメビウス(右端)。ホドロフスキーに感化され、メビウスは数々の映画に関わる。
「魂の戦士」のひとりとして、ジョン・カーペンター監督のデビュー作『ダーク・スター』(74)で特殊効果を手掛けていたダン・オバノンが参加していた。ダリの推薦で、まだ無名だったスイス人画家のH・R・ギーガーも美術デザイナーとして加わっていた。『DUNE』の企画はクランクイン前に頓挫してしまったが、ダン・オバノンが脚本を書き、メビウスがコンセプトデザイン、ギーガーがクリーチャーデザインを担当することで人気SFホラー『エイリアン』(79)が誕生する。また、メビウスが描いた『DUNE』の詳細なストーリーボードはハリウッドの各メジャースタジオに台本代わりに届けられており、『DUNE』用に描かれていた様々なビジュアルイメージやアイデアはその後のSF映画に流用されることになる。『DUNE』の企画がなければ、『スター・ウォーズ』(77)も『レイダース/失われたアーク』(81)も『ブレードランナー』(82)も『ターミネーター』(84)も違ったものになっていただろうと本作は指摘する。 ホドロフスキー自身も、『DUNE』が史上最大の残念映画となったことを悔いてはいない。自分の脳内で閃いたイマジネーションが、多くの作品に有形無形な影響を与えたことを喜んでいる。もともとお金儲けのためではなく、人々の意識を変えることが目的だったからだ。『DUNE』は未完成ながら、ジャンルを越えた気鋭の人材を輩出し、また後進のクリエイターたちを大いに触発した。ホドロフスキーの当初の野望は充分に叶えられた。ホドロフスキー版『DUNE』は映画としての形をなすことなく幻に終わったが、『DUNE』に登場する秘薬メランジのように『DUNE』の企画に触れた人々の意識を次々と変容させていったのだ。 偉大なる失敗作『DUNE』の薫陶を受けたパヴィッチ監督は、ホドロフスキーにちょっとしたサプライズを用意する。『DUNE』の企画が立ち消えになって以降、音信を絶っていたプロデューサーのミシェル・セドゥーとホドロフスキーとの再会の場をセッティングしたのだ。2人とも「相手は怒っている」と思い込み、35年間にわたって距離を置いていた。だが、久しぶりに逢ってみるとお互いに映画製作への情熱が忘れられない「魂の戦士」同士だった。ホドロフスキーが新作を撮りたいと申し出ると、セドゥーは企画内容を聞かずに資金提供を約束した。そうして生まれたのが、今年85歳になるホドロフスキー監督の最新作『リアリティのダンス』だ。 『リアリティのダンス』はチリの小さな田舎町で生まれ育ったホドロフスキー監督の自伝的映画であると同時に、お金をめぐる寓話でもある。今年4月に来日を果たしたホドロフスキー監督はこう語った。 「お金はただの紙切れにすぎません。それなのにお金は恐ろしいことに人間を奴隷扱いしてしまう。今の貨幣システムは変えなくてはなりません。でも、もし変えられないのなら、お金をうまく使うことが大事です。個人的な欲望を満たすためにお金を消費するのではなく、もっと活きたものとして活用するのです」 『DUNE』で人間の意識をより自由な世界へと解放しようとしたホドロフスキー監督。瑞々しいイマジネーションに満ちた最新作『リアリティのダンス』では、貨幣制度に縛り付けられている現代人の傷ついた魂を救済しようと試みている。ホドロフスキー監督の映画革命は今なお進行中だ。 (文=長野辰次)H・R・ギーガーが描いた建造物のデザイン画。『エイリアン』を思わせる重厚かつ邪悪な雰囲気だ。5月に亡くなったギーガーへのインタビューも収められている。
『ホドロフスキーのDUNE』
監督/フランク・パヴィッチ 出演/アレハンドロ・ホドロフスキー、ミシェル・セドゥー、H・R・ギーガー、クリス・フォス、ブロンティス・ホドロフスキー、リチャード・スタンリー、デヴィン・ファラシ、ドリュー・マクウィーニー、ゲイリー・カーツ、ニコラス・ウィンディング・レフン、ダイアン・オバノン、クリスチャン・ヴァンデ、ジャン=ピエール・ビグナウ
配給/アップリンク、パルコ 6月14日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラスト有楽町、渋谷アップリンクほか全国順次公開中
(c)2013 CITY FILM LLC,ALL RIGHTS RESERVED
http://www.uplink.co.jp/dune
『リアリティのダンス』
監督・脚本/アレハンドロ・ホドロフスキー 衣装デザイン/パスカル・モンタンドン=ホドロフスキー 出演/ブロンティス・ホドロフスキー、パメラ・フローレス、イェレミアス・ハースコヴィッツ、アレハンドロ・ホドロフスキー、バスティアン・ボーデンホーファー、アンドレス・コックス、アダン・ホドロフスキー、クリストバル・ホドロフスキー
配給/アップリンク、パルコ 7月12日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷アップリンクほか全国順次公開
(c) “LESOLEIL FILMS”CHILE・“CAMERA ONE”FRANCE 2013
http://www.uplink.co.jp/dance
辻希美、加護亜依と再会は“戦略”!? ブログのアクセス爆発を狙った「美談ビジネス」
『のんちゃんぷる ‐mother‐』(講談社)
モーニング娘。の派生ユニット「W(ダブルユー)」でコンビを組んでいた、辻希美と加護亜依が双方のブログで再会を報告している。今月17日、辻のバースデーパーティーに加護が参加したという流れだが、芸能プロ関係者の間では「ビジネス説」が囁かれているという。
加護は未成年だった2007年当時、2度目となる喫煙が週刊誌に報道されたことにより、所属事務所・アップフロントエージェンシー(現:アップフロントプロモーション)を解雇されている。ところが08年4月、加護が他事務所から無断で再デビューしてしまったことにより、アップフロントの関係者から反感を買っていた。
ジャニーズJr.高田翔、若手では異例の競馬番組に登場! 個性派への足掛かりか?
『天国の恋』の衝撃の胸毛が忘れられないよ~!
現在放送中のドラマ『ブラック・プレジデント』(フジテレビ系)に出演中のジャニーズJr.高田翔。2012年放送のドラマ『GTO』(同)で主要生徒役を演じ、バックダンサーをメインとするJr.の中でも演技派として俳優業を中心に活動しています。昨秋には昼ドラ『天国の恋』(同)で、年上女性に夢中になるガテン系男子を熱演して話題になったほか、今年に入ってからもミュージカル『愛の唄を歌おう』、映画『バイロケーション 表/裏』に出演。俳優として場数を踏んでいる高田ですが、最近では新たな分野の仕事に挑戦しています。
「声優アニメディア」企画で見せた豊崎愛生の“サッカーのにわかファン”感が素晴らしい!
――昨今の声優人気に伴い、気がつけば声優専門誌も定期・不定期を合わせて10誌以上が刊行されている。そんな“声優誌 群雄割拠”の時代にあって、各誌はどのような記事・企画をとりあげているのだろうか? 主要な声優誌を中心に、目玉記事や気になる企画などを紹介しつつ、各誌の特徴を分析していく――
■「声優アニメディア」2014年7月号 出版社…学研パブリッシング 発売日…6月10日(毎月10日発売) 価格……1204円+税 創刊……2004年 今月の「声アニ」は男祭り!……と、別に本誌に銘打たれているわけではないが、表紙&巻頭特集10Pの小野賢章を皮切りに、宮野真守、寺島拓篤、藤原啓治&柿原徹也、GRANRODEOのKISHOW(谷山紀章)といった人気男性声優陣が36P目まで立て続けに登場するという、女性ファンには嬉しい構成だ。 特別付録の綴じ込みポスターは小野賢章、寺島拓篤、ゆいかおり、Wake Up,Girls!(WUG!)の4組だが、このなかで気になったのはWUG!である。小野ら3組のポスターは美麗な撮り下ろし写真であるのに対し、WUG!の写真だけぼやけているのだ。WUG!のポスターに使用されたのは、ライブ中の決めポーズを捉えたカットと思われる。そのため、多少のブレは仕方ないかもしれないが、それにしても解像度が足りていない。おそらく遠くから撮影した写真をトリミングして強引に引き伸ばしたのだろうが、そこまでしてポスターにする必要があったのかと少しばかり疑問を抱いた。 さて、不満はこれくらいにしておいて、今月の“MVP(Most Valuable Page)”は豊崎愛生の連載「あきめくり」である。 【「おたぽる」で続きを読む】「声優アニメディア」2014年7月号。
前田敦子、けなげな“断酒生活”も虚しく……恋人・尾上松也の浮気キススクープの波紋
歌舞伎俳優・尾上松也との破局が伝えられていた前田敦子に、19日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が衝撃のスクープを放った。実はすでに復縁しており、さらに同棲中という両者だが、尾上は前田という交際相手がありながら、仕事先で知り合ったラジオ局勤務の40歳女性を口説き、「文春」にタクシー車内でのキス写真までばっちりと撮影されたのだ。 また尾上の浮気の5日前に、前田は柄本時生、高畑充希らドラマ『Q10』(日本テレビ系)で共演した俳優仲間らと、居酒屋で恋愛談義に花を咲かせていたという。そこで、前田の口から尾上との結婚宣言まで飛び出していたというから驚きだ。 「昨年9月に、スポーツ紙で真剣交際を報じられた前田と尾上ですが、当初はそこまで深い関係ではなく、むしろ話題作り的な意味合いの強い報道でした。特に尾上側には、“元AKB48”という前田の知名度に乗っかってやろうという思惑が強かったようで、尾上の母親は積極的にマスコミ取材にも応じていました。その後両者は本格的に交際を始めたようですが、 続きを読む「セブンスコード」/キングレコード
前田敦子、けなげな“断酒生活”も虚しく……恋人・尾上松也の浮気キススクープの波紋
歌舞伎俳優・尾上松也との破局が伝えられていた前田敦子に、19日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が衝撃のスクープを放った。実はすでに復縁しており、さらに同棲中という両者だが、尾上は前田という交際相手がありながら、仕事先で知り合ったラジオ局勤務の40歳女性を口説き、「文春」にタクシー車内でのキス写真までばっちりと撮影されたのだ。 また尾上の浮気の5日前に、前田は柄本時生、高畑充希らドラマ『Q10』(日本テレビ系)で共演した俳優仲間らと、居酒屋で恋愛談義に花を咲かせていたという。そこで、前田の口から尾上との結婚宣言まで飛び出していたというから驚きだ。 「昨年9月に、スポーツ紙で真剣交際を報じられた前田と尾上ですが、当初はそこまで深い関係ではなく、むしろ話題作り的な意味合いの強い報道でした。特に尾上側には、“元AKB48”という前田の知名度に乗っかってやろうという思惑が強かったようで、尾上の母親は積極的にマスコミ取材にも応じていました。その後両者は本格的に交際を始めたようですが、 続きを読む「セブンスコード」/キングレコード











