9日に放送されたフジテレビ系の月9ドラマ『極悪がんぼ』の第9話が平均視聴率8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、過去最低を記録した。 「『極悪がんぼ』の期間平均は10.1%。これまで月9史上最低だった中居正広主演『婚カツ!』の10.6%を下回っている。さらに、単話で月9史上最低を記録した『ビブリア古書堂の事件手帖』の8.1%まであと0.4%まで迫っており、最終話までになんとか回復したいところでしょう」(芸能記者) 第9話では、神崎薫(尾野真千子)が600万円の借金返済ができずに困っている天枝太郎(六角慎司)と出会う。天枝は、200年ほど続く寺の一人息子だが、住職の父親・史郎(片岡鶴太郎)とは絶縁状態のため、父親に借金の相談はできないと明かす。薫は、史郎から金を引き出せたら寺の経営に参画することを条件に、太郎の支援を約束する……というストーリーだった。 これまで、「脚本は面白いし、豪華役者陣の演技もいい」と視聴者の評判は上々だったものの、恋愛ドラマが定番だった月9枠にハマらず、苦戦が続いた同作。しかし今回は、これまで通り「面白かった」という意見のほか、「一番つまらない回だった」「今回の脚本はちょっとなぁ……」「お涙頂戴に冷めた。最初の極悪ぶりを貫いてほしかった」「中途半端にいい話で興ざめ」といった厳しい声が目立つ。 「毎週楽しみにしている多くの視聴者が、タイトル通り“極悪”な裏社会の話を期待しているようです。しかし、今回は、親の借金のせいで離れ離れになった子どもたちに、薫が涙ながらに『自分の力で生きていかにゃあ、いかんのじゃ』と言い聞かすなど、“家族”がテーマのちょっといい話だった。同作は、早い段階で肌に合わない視聴者を切り捨てていますから、最後までとことん極悪な展開を盛り込んだほうが、視聴者の満足度は高そうです」(同) 最終話まで残すところ2話。『ビブリア古書堂の事件手帖』の最低記録を目前に、踏ん張りどころといえそうだ。フジテレビ『極悪がんぼ』番組サイトより
日別アーカイブ: 2014年6月12日
下手すぎる食レポ&知名度不足でもHey!Say!JUMP・有岡大貴が昼番組にハマったワケ
大ちゃんの少年ぽい声に癒やされる~
今回ツッコませていただくのは、4月1日より『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)火曜レギュラーになり、「主婦のアイドル」としての道を着々と歩んでいるHey!Say!JUMP・有岡大貴。
有岡が『ヒルナンデス!』に時々ゲスト出演していた2月頃、このコーナーでも「NEWS・増田貴久(まっすー)と、Hey!Say!JUMP・有岡大貴の共通点」として取り上げたが、まさか短期間でここまで順調に一般人気を上げてくるとは思っていなかった。
「この話は、わしが死んでから世に出してください」教誨師が語った、死刑囚たちの実像
以前、サイゾー本誌で「死刑特集」という企画を行った時に、集中して何冊もの死刑に関する書籍を読んだ。死刑廃止、死刑存置、それぞれの立場からさまざまな意見が書かれていたが、同時に、死刑について考えるということは、「廃止」か「存置」かに回答することではないのではないかという根本的な疑問にも思い至った。単純な存廃二元論ではなく、社会が犯罪者を死に至らしめること、その意味を考えることこそが死刑問題におけるひとつの本質ではないだろうか。 ドキュメンタリー作家・堀川惠子の新著『教誨師』(講談社)は、浄土真宗の僧侶であり、かつては全国教誨師連盟の理事長を務めていた渡邉普相による告白をもとに執筆された一冊だ。「この話は、わしが死んでから世に出してくださいの」という遺言通り、堀川は、2010年から取材を続けてきた渡邉の言葉を、その死後に刊行した。 拘置所に入った死刑囚と、一般人が面会する機会はまずない。だから、受刑者に対して精神的な救済を施す教誨師は、死刑囚と面会することができるほとんど唯一の民間人となる。死刑囚の心の拠り所となるため、キリスト教や神道、仏教の各宗派がほぼ無償で教誨師たちを派遣しており、渡邉も、三鷹事件の竹内景助をはじめ、ほぼ半世紀にわたって数々の死刑囚たちと拘置所の中で心を交わしてきた。 渡邉は、親鸞上人を開祖と仰ぐ浄土真宗本願寺派の僧侶。連続殺人、強盗殺人、強姦殺人など、死刑判決が下された極悪人たちを前に、親鸞の遺した「善人なほもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」(善人ですら往生できるのだから、悪人はなおさら往生できるはずだ)という言葉を頼りに教誨に臨んでいく。だが、もちろん死刑囚に向かい合うことは、一筋縄ではいかない。渡邉の話など聞かず、雑談に終始する者や、「私は女だから死刑にはならない」とたかをくくる者、まだ明らかになっていない事件の真相を告白する者、平仮名もろくに書けないため渡邉に文字を教わる者、そして、渡邉も舌を巻くほど仏教の勉強にいそしむ者などさまざまだ。週2回、一人あたり30分の面接をこなすと、渡邉は心身ともにクタクタになった。 渡邉の尽力によって、多くの死刑囚が改心し、自分の起こした事件に向き合い、深い反省へと導かれていった。しかし、どんなに改心したところで、その先に待ち受ける死刑という未来がくつがえることはない。ある死刑囚は、渡邉にこう漏らした。「私も正直言うと、こんなに信心してどうなると思うことはありますよ。自分は所詮、死刑囚じゃないかと、時々、自暴自棄になりますわ……」 しかし、未来に死が待ち受けているからこそ、渡邉は努力を重ねた。死刑囚が自分の起こした事件に向き合い、反省し、その原因となった心の問題を解消し、安らかに死を迎えさせることこそが渡邉の目的である。数年、十数年という時間をかけて、渡邉は死刑囚たちと話し合いながら、心の奥の襞に触れ、その考え方を改めさせていく。そして、彼らとの別れは、ある日突然、一枚の令状とともにやってくる。死刑執行の通知だ。 教誨師たちは、刑場まで一緒に足を運び、その最後の瞬間まで死刑囚に寄り添っている。 「最近はカーテンから向こうの部屋には、私らは入れないですけどね、当時は、彼らに一緒についていって、目の前でやるんです。『キミュオームリョウージュウニョウライーー!』と言ったらガターンって、目の前から落ちていくんですから、目の前ですよ! 自分の目の前をロープが、ビーンッと伸びて、落ちていった体がグッ、グッ、グッとなるのをね、こうやって上から見るんです」 葬式や法事など、日常的に死者に接している僧侶だが、人が死ぬ瞬間に立ち会うことはほとんどない。それも、「殺される」瞬間に立ち会うことなど皆無だろう。その現場では、さまざまな感情が渦巻くことになる。母親に捨てられたことを深いトラウマとしていた死刑囚・横田和男(仮名)は、渡邉にすがりついた。 「刑場の教誨室で最後のタバコを吸わせ、お別れの儀式を済ませ、いよいよ執行の部屋へと移動しようとした時だった。横田が動かなくなった。『さあ』と刑務官に促されても、両足から根が生えたように踏ん張っている。 それまでつつがなく進んでいた場の流れが急に途切れ、居合わせた全員がぎょっとした。たくさんの視線が突き刺さった男の顔に、大粒の涙がポロポロポロポロこぼれる。横田は渡邉にすがりつくようにして叫んだ。 『先生! お袋はやっぱり来てくれませんでした! もう私には時間がありません。もう間に合いません! あの時、お袋に捨てられさえしなければ、私はこんなことにならなかった! お袋は私を捨てた、捨てたんです!』 そういって、まるで子どものように顔を隠そうともせずワンワン声をあげて泣き始めた」 そして、横田は「お母さん! お母さん!」と叫びながら死んでいった。渡邉は、母親への恨みを拭えなかった自分の力不足を悔やみ、読経を続けることすらできなくなってしまう。その頬には涙が伝っていた。 数々の死刑執行の瞬間に立ち合いながら、渡邉の心には、深い葛藤があった。 「それは、辛いですよね。辛いです。うん……。『殺したくないな』と思いますよ。『死なせたくないな』という気持ちはありますよ。『こんな人間をなぜ殺さなければいけないのだろう』という疑問はありますよ。疑問はあるけども、やっぱり日本の法律の下でわれわれは仕事をしていることですからね、それ以上のことは言えないね……ええ」 死刑に対して、法務省は秘密主義を徹底している。だからこそ、そこに直接関わる人々の姿はなかなか見えてこない。しかし、一言で「死刑」といっても、それは人間の手によって運営され、人間の手によって実行されている行為なのだ。「社会問題」としてくくることによって、抽象的になってしまう死刑についての議論。その実態を、本書はひとりの教誨師を通じて浮かび上がらせている。 (取材・文=萩原雄太[かもめマシーン])『教誨師』(講談社)
夜這い文化、江戸の花魁、そして現代…性が豊かな時代ってあったの?
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「女性の〈性〉を女性の手に取り戻す」というフレーズをよく聞きます。長い歴史のなかで、女性の性は男性に隷属させられているものでした。いま私のような者が、オナニーだのセックスだの好き勝手に書けるのも、声をあげ、直接的または間接的に戦ってきた先達あってのことだと思うと、自然に頭が下がります。
たとえば私が好きなバイブレーターの世界でも、ほんのしばらく前までは男性目線のグロいものが主流でした。バイブが女性を気持ちよくするためのものではなく、「こんなグロいもの入れてヨガりやがって……グヘヘ」と男性の興奮をあおるための道具でしかなかったのです。そこに、まずは海外から女性目線のラブグッズが輸入する女性が登場し、近年は国内でも女性が自分から手に取りたくなるアイテムが続々と開発されるようになりました。
GACKT元マネジャー逮捕が原因か……釈由美子が“10年来の愛人疑惑”を否定「連絡先も知らない」
女優の釈由美子(36)が12日、自身のブログでGACKT(40)の愛人疑惑を完全否定した。 この日、誕生日を迎えた釈は、「巷では、私がすごい大スターの方と10年来の不適切な関係とか言われて武勇伝のようにひとり歩きしてるようですが」(原文ママ、以下同)と切り出し、「こんなしょぼいアラフォーにそんな浮いた噂が出ること自体現実離れしすぎてて呆れてしまいます」などと否定。「だいたい連絡先も全く知らないのにどうやって、プライベートで逢えるっていうんでしょうね」と、連絡手段すらないことを明かした。 釈といえば、約10年前にGACKTのファンだった釈のラブコールが実り、体の関係を結ぶようになったと一部で報じられた。また今年4月、ブログに「これまで築き上げた信頼や軌跡が、ガラガラと崩れ落ちていく音が聞こえます」「人間不信になりそうです」「明日から、どうなっちゃうんだろうね」などと意味深な内容を綴り、「GACKT関係ではないか」という臆測が飛び交った。 「釈が意味深なブログを綴ったちょうどその頃、GACKTの元マネジャーで前所属事務所社長らが脱税で逮捕された。タイミングが重なったため、マスコミは釈の周辺を調べ回っていたといいます。今回、釈が突然、愛人報道を否定したのは、隠し子、レイプ、薬物使用など、黒いウワサの絶えないGACKTとの報道に危機感を感じたことと、周辺を嗅ぎまわるマスコミの動きを止めたかったからでしょう」(芸能ライター) 今回のブログで「とばっちりで私なんかとの名前が挙がってしまってお相手の方も迷惑でしょうし」と、GACKTへの気遣いを見せた釈。GACKTは釈の行動を受け、何を思うのだろうか?『妖精おじさん ディレクターズカット版 DVD』(ポニーキャニオン)
加藤茶「目が死んでる」のは風邪だから!? 不自然すぎる綾菜の弁解と同居人増加説
9日に放送されたNHKの旅番組『鶴瓶の家族に乾杯』に出演した加藤茶(71)。以前からメディアに出る度「目が死んでる」などとささやかれていた加藤だが、今回はいつにも増してうつろな表情、なおかつろれつの回らない口調で、完全に弱り切っているように見えた。番組内で共演していた笑福亭鶴瓶(62)が「大丈夫ですか?」「ちょっと反応遅いですよ」と声をかけていたほどである。 これにはネット上で「生気がない」「大丈夫なのかな?」「会話がワンテンポ遅い」と加藤を心配する声が続出。「無理してテレビ出なくてもいいのに……」「なんか見てられない」と、若かりし頃の元気な加藤の姿とのギャップに困惑する嘆きの声も多い。 この世間の反応に気付いた加藤の妻・綾菜(25)は… つづきを読む(加藤茶オフィシャルブログより)
松たか子、「GWに紅白内定」の異常事態! NHKの『アナ雪』囲い込み作戦の行方
『アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック‐デラックス・エディション‐』
大ヒットの域を超え、社会現象になっている映画『アナと雪の女王』は、3月の公開から13週連続観客動員数の1位を記録。興行収入も223億円を突破し、歴代ランキング3位の『ハリー・ポッターと賢者の石』(203億円)を抜いた。1位の『千と千尋の神隠し』(304億円)、2位の『タイタニック』(262億円)に迫る勢いだ。
今年のアカデミー賞・長編アニメーション賞を受賞し、世界50カ国以上で公開され、25カ国語で吹き替えされている『アナ雪』。主題歌の「Let It Go」も大ヒット中で、その国々の人気女優やスター歌手が、現地の言葉で歌っている。日本では「レット・イット・ゴー~ありのままで~」というタイトルで、女王・エルサの吹き替えをした松たか子(37)が歌唱。また、挿入歌「生まれてはじめて」も次女・アナの吹き替えを担当した神田沙也加(27)が歌い、世界的な評価も高いそうだ。
二階堂ふみは撮影現場で「鬼畜……」と呟いた! 常識に縛られない男女の危険な物語『私の男』
男のロマンというと、すでに死語になって久しい言葉だろう。いい年齢してUMA(未確認生物)を追い掛けてしまうような人たちが夢見る世界のことを指す。大阪芸術大学の卒業制作『鬼畜大宴会』(97)でデビューを飾った熊切和嘉監督も、男のロマンを追い掛けている一人だと思う。「こんな映画を企画すればヒットする」みたいなマーケット戦略は考えず、「まだ誰も見たことのない、とんでもない映画を作りたい」という想いが頭の中を占めている。『鬼畜大宴会』は破壊衝動のみで撮り上げられた怪作だったが、その後は商業映画の世界でマイペースにキャリアを積み重ね、ひとつの街を丸ごと描いた『海炭市叙景』(10)などの佳作をものにしてきた。徐々にだが、頭の中で思い描いているスケール感と映画監督としての技量が噛み合ってきた感がある。桜庭一樹の直木賞受賞作『私の男』は、そんな熊切監督でなければ映画化できなかった作品だと言っていい。予算も製作日数も限られている日本映画の枠組みの中で、メインキャストを本物の流氷の上に立たせて対決シーンを撮ろうなんて考える監督はそうそういない。そしてまた、男のロマンに共感した二階堂ふみという女優の存在がなければ完成しなかった作品でもある。 『私の男』は“父”と“娘”との禁断の関係が描かれる。1993年に起きた奥尻島地震で家族を失った幼い少女・花が、海上保安庁に勤める遠縁の男・淳悟に養女として引き取られ、美しく成長していく物語だ。花役の二階堂ふみは丸々としたほっぺの中学生時代から、メガネ女子高生を経て、OL、そして結婚式前夜の25歳までの10年間を見事に演じ分けている。淳悟役の浅野忠信との濃厚な濡れ場にも挑んだ。フルヌードにこそなっていないものの、下着姿で絡み合い、ディープキスを交わし、お互いの指をベロベロとしゃぶり合う。初めての濡れ場ながらフルスイングだ。役に徹底的にのめり込む二階堂らしい。 二階堂の妖艶さとその魅力に淫らに墜ちていく浅野のダメ男ぶりに目が奪われる『私の男』だが、叙事詩的な荘厳さがそこには漂う。死者202名、行方不明者28名に及んだ奥尻島地震から、北海道拓殖銀行の破綻、さらには自殺者、大量の処分者が出た北海道警の裏金問題といった北海道の現代史が物語の背景となっている。震災で家族を失った花と、身寄りのない淳悟は、流氷の町・紋別で2人ぼっちの世界を築いていく。町の大地主で、花のことを気に掛ける大塩のおやじ(藤竜也)は「家族を知らん人間が家族を作れるのか」と厳しく淳悟を問い詰める。多分、大塩のおやじの言っていることは正しい。父親を早くに失い、母親から異常なほど厳しく育てられた淳悟は、温かい家庭を知らない。でも、知らないからこそ、欲しくて欲しくて堪らない。花は淳悟の善き理解者として、娘であり、妻であり、恋人であり、愛人であり、そして母親でもあろうとする。埋めがたいコドクを抱える淳悟にとって、花はすべてだった。俺の女だった。二階堂ふみが「私の勝負作」と呼ぶ、映画『私の男』。中学生から25歳までの10年間を演じ切ってみせた。濃厚な濡れ場があることでも話題だ。
淳悟の愛情を全身に浴び、花はひっそりと咲く食中植物のように育っていく。養父と養女との関係を越えた2人の結びつきを知った淳悟の恋人・小町(河井青葉)は、町を静かに去っていくしかなかった。大塩のおやじも2人の秘密に気づき、忽然と姿を消すことになる。北海道出身の熊切監督が描く『私の男』は、父と娘の禁断の関係そのものがテーマではない。北国の過酷な環境の中で、タブーやモラルに縛られることなく、ひとりの少女が力強く生き抜いていく、美しくも歪んだ成長物語なのだ。エログロ度数の高い、もうひとつの『北の国から』と言っていいかもしれない。 熊切監督が二階堂ふみと出会ったのは、『莫逆家族 バクギャクファミーリア』(12)のオーディション会場。大人になったヤンキーたちの行く末をやるせなく描いたセンチメンタルバイオレンス『莫逆家族』のオーディションを受けるあたり、二階堂の男のロマンへの共感度がうかがえる。オーディション会場に集まった他の若手女優たちが元気よく「よろしくお願いします!」とあいさつする中、二階堂だけが不機嫌そうに佇んでいた。それを見た瞬間、熊切監督は「あっ、花がいた! 自分の意志で生きている女の子だ!」と思ったという。結局、二階堂は『莫逆家族』のオーディションに落ち、『私の男』のヒロインに選ばれる。R15作品である『私の男』は二階堂が18歳になるのを待ってから撮影がスタート。紋別でのクランクインに合わせるように、オホーツク海を南下してきた流氷がタイミングよく着岸。映画の神様が熊切監督に優しく微笑んだ。こうして、『私の男』のキモとなる二階堂と藤竜也の流氷の上での対決シーンが撮影された。セットでは到底表現できない流氷のパノラマがスクリーンいっぱいに広がる。 人としてのモラルを説く大塩のおやじと自分の本能に忠実に生きようとする花との火花を散らす攻防が、不安定な流氷の上で繰り広げられる。ぐらぐらと揺れる流氷は、人間社会そのものなのだろう。オホーツクの大自然に比べ、2人が乗った流氷の塊はあまりにもちっぽけだ。ちょっとでもバランスを失えば、海にどぼんと落ちてしまう。このシーンの撮影で、二階堂は制服の下にドライスーツを着込んでいたとはいえ、合計4回も冷水の中へ潜ることを余儀なくされた。濡れた手袋をしたままだった二階堂の指先は感覚がなくなってしまったそうだ。紋別で2人っきりで暮らす淳悟(浅野忠信)と花(二階堂ふみ)。2人には誰にも知られてはならない秘密が隠されていた。
流氷シーンの撮影の帰り、熊切監督は「鬼畜……」という言葉を耳にする。それは撮影を終えた二階堂の呟きだった。「鬼畜大宴会」と二階堂は熊切監督のデビュー作のタイトルを口にしたのだ。伝説のデビュー作『鬼畜大宴会』から15年あまり。熊切監督の頭の中でずっと渦巻いていた、とんでもない世界が少しずつ形になりつつある。『私の男』はその第一歩となりそうだ。そして二階堂にとっても、少女時代の墓標と呼べる作品になったに違いない。 (文=長野辰次)地元の銀行に勤める小町(河井青葉)は、淳悟の恋人として町の人たちが公認する仲。だが、花が現われたことで小町は居場所を失う。
『私の男』
原作/桜庭一樹 脚本/宇治田隆史 音楽/ジム・オルーク 撮影/近藤龍人 監督/熊切和嘉 出演/浅野忠信、二階堂ふみ、モロ師岡、河井青葉、山田望叶、三浦誠己、三浦貴大、広岡由里子、安藤玉恵、竹原ピストル、太賀、相楽樹、康すおん、吉本菜穂子、松山愛里、奥瀬繁、吉村実子、高良健吾、藤竜也 配給/日活 R15 6月14日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
(c)2014「私の男」製作委員会
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豪華女優陣がキャバ嬢を熱演、映画『ハニー・フラッパーズ』の過酷な撮影を森下悠里と岸明日香が振り返る!
グラビアアイドルの森下悠里と岸明日香が5月28日、自身キャバ嬢役で出演する映画『ハニー・フラッパーズ』の主題歌「Believe myself」公開レコーディングに出席した。
本作は女子大生・実加(坂口杏里)が、就活に苦戦する中、ふとしたきっかけでキャバクラの世界に飛び込み、夜の世界で一人の大人の女性として成長していく姿を描いたガールズムービー。本作が映画初主演の坂口をはじめ、川村ゆきえ、矢吹春奈、折井あゆみ、階戸瑠李、紗綾、仁藤みさきら豪華キャストがキャバ嬢役に挑戦。その美貌や華麗な衣装で話題を集める。
レコーディングには、森下、岸をはじめ出演者9名がこの主題歌のために結成されたという「Team Honey」のメンバーとして勢ぞろい。レコーディング後に会見を行ったほか、今回、同じ事務所の先輩後輩であり、プライベートでも仲良しコンビであるという森下、岸が日刊サイゾーの個別取材にも応じてくれた。
――キャバクラ嬢役で出演ということですが、森下さんは実際にキャバクラで働いた経験があるとか。岸さんのほうはどうだったんですか?
岸明日香(以下岸) 働いたことはないですけど、同世代の女の子友達に働いている子が多くて、話は聞いていました。学生が働く分には効率の良い、すごくいいバイトだとも。昔と違って近寄りがたい雰囲気でもなくなったみたいで、今の女の子たちにとって気軽にバイトできる場所みたいですね。わたし自身も、キャバクラと聞いてそんなに違和感はなかったです。
森下悠里(以下森下) わたしは経験がありましたけど、キャバ嬢自体をお芝居として演じるのは初めて。すごく気を引き締めて、気合いを入れてやりました。
――経験者である森下さんから見て、岸さんのキャバ嬢ぶりはどんなふうに映りましたか?
森下 出演者の中では、明日香ちゃんがある意味一番キャバ嬢っぽくなかったですね(笑)。明日香ちゃんのようなピュアなタイプは、そもそもキャバクラの中ではなかなか生き残れないタイプなんですよ。お客さんをその気にさせたり、駆け引きというか、大人の心理戦のようなものが常にある世界で、明日香ちゃんはもともとそういう腹黒さが一切ない子。そういう意味で紗綾ちゃんと2人、キャバ嬢ぽくない感じがしました。でも実際働いてみると、こういう女の子が逆に人気が出たりするんですけどね(笑)。
岸 わたし、撮影中もキャバクラで働いているという感じがしなかったです(笑)。楽しいし、みんな一緒に遊ぼうみたいな。お客さんとのやり取りもよくわかっていなくて、なんか飲んでて楽しいからいいやって思いながら演じていました。キャバクラという場所を全然理解できてないんだろうな。
――撮影現場はどんな雰囲気だったんですか?
森下 2月の撮影だったので、尋常じゃない寒さでした。しかもあのキャバクラドレスで、なま脚で、サンダルをはいて、過酷でしたよ(笑)。みんなの健康とかまで心配になるくらい。でも、スタッフのみなさんがケアしてくださって、なんとか乗り切れました。今まで撮影した中でも特に寒かった撮影でした。
岸 寒いどころじゃなかったです(笑)。零下の日もありましたし。ビルの屋上を使った大事なシーンでは夜中の4時まで外で撮影しました。一応、羽織っているものがあるんですが、薄っぺらい肩掛けくらいのもので、倒れそうになりました。でも逆にそんな遅い時間までやっていて、夜中にスタッフさんたちが差し入れを買いにドライブスルーを探して食べ物を買ってきてくれたりすると、なんかすごく感動的というか、仲間感を感じました。絆が深まるみたいな。
――今回は主題歌のレコーディングにも参加されました。歌はもともと得意なんですか?
岸 歌うことはもともと大好きです。わたし演歌とかが大好きなので、よくカラオケで歌ったりしています。でも、プロとして歌った経験はこれまでなかったので、レコーディングはすごく緊張しました。
森下 わたしは苦手なんです(笑)。今回、歌をやるって急に言われて、マネージャーさんに「下手ですよ」って言ったんです。そしたら、「他にうまい人いるから大丈夫だよ」って無理矢理でした(笑)。折井あゆみちゃんは元AKB48だし、明日香ちゃんも演歌がすごくうまかったりするし、あと、矢吹春菜ちゃんとかね。確かにうまい人が多いので、私の声は小さく流してもらえればいいかなって思いながら参加してました(笑)。
――撮影を終えての感想や映画の見所を。
岸 わたしの世代は、やりたいことが見つからない子がすごく多いんです。何していいかわからないから、とりあえず大学行こうみたいな。でも、この作品の、キャバクラで働くことによって、周りに刺激されて成長していく女の子たちの成長過程を見て、ぜひ刺激を受けてくれたらと思います。主題歌の「Believe myself」も、歌詞がプラス思考な内容。歌詞を感じつつ聴いてもらえたら嬉しいです。
森下 今回、これだけ女の子がいっぱい出る映画に出させてもらって、現場がすごく楽しかったです。今までいろいろな映画に出演してきましたが、その中でも楽しさでいったら一番かな。他の人の役とかを見てるのも楽しかった。みんなアイドルとかグラビアとか女優の子ばかり。彼女たちがキャバ嬢と似ているのは、人から愛されたいと思うこと、それは芸能界もキャバクラも同じ。わたしもこういうお仕事してなければ、六本木とか銀座で働いていたタイプ。自分のもうひとつの人生があれば、こうだったんだろうなって思いながら演じていました。今でもキャバクラでバイトしたいし、周囲からも「いい加減そろそろお店出したら」って言われていますが、それもいいかなって。そもそもわたし、男性とお話するのが大好きなんで(笑)。
会見では、主演の坂口らもレコーディングや撮影を振り返ってしみじみ。坂口は撮影中にできたという脚の傷を報道陣の前で披露し、「映画初出演で初主演。タイトなスケジュールの中、メイクも落とさず、髪も洗わず撮影に参加した日もありました。脚の傷はまだ治らないのですがわたしにとってはこの傷もまた勲章」と笑顔。
元AKB48の折井もレコーディングされた主題歌に満足そうで、「こんなにカワイイ女の子たちとレコーディングするのはAKB48以来。楽曲もAKB48に負けないくらい素敵でした」と嬉しそうにコメント。また、俳優の仁科克基との破局が明らかになったばかりの矢吹は、報道陣から新しい恋は生まれたかと問われたが、「今はおかげさまで仕事のことで精一杯」と否定。これに森下が「今度わたしが海外の大富豪を紹介します」とエールを送るなど、和やかな雰囲気の中、出演者それぞれが感慨深く本作の撮影を振り返っていた。
(文・写真=名鹿祥史)
映画『ハニー・フラッパーズ』は9月13日よりシネマート六本木ほか全国公開
もはや恋愛禁止でもなんでもない!? HKT48・村重杏奈がジャニーズ熱愛報道を謝罪……ファン「何を謝ってるの?」
ジャニーズJr.の阿部顕嵐(16)との深夜の公園デートが報じられたHKT48の村重杏奈(15)が12日、Google+で謝罪した。 同日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によれば、村重は先月23日深夜、宿泊先のビジネスホテルを抜け出し、阿部と合流。条例により、18歳未満の外出が制限されている23時以降にもかかわらず、東京・新宿区の公園でデートを楽しんだという。 村重は、母親がロシア人というハーフ美少女。2011年からHKT48の1期生として活動し、先日の選抜総選挙では67位と初のランクインを果たした。一方、お相手の阿部は、舞台などで活躍するJr.の人気メンバー。7月19日スタートの『近キョリ恋愛~Season Zero~』(日本テレビ ※関東ローカル)では、連ドラ初主演が決定している。 報道後、Google+を更新した村重は、突然「めんたいこ……。」と投稿。その4分後、あらためて「ご心配おかけしました。ごめんなさい。」と謝罪した。 「峯岸みなみの丸刈り騒動以降、ゴシップ報道を片っ端からスルーしていたAKB48ですが、今回はAKB48グループには珍しくツーショット写真が撮られているため、言い逃れは難しい。また、2人とも最近、知名度を上げ始めたメンバーのため、ネット上では“売名行為”だと疑う一部ジャニヲタも見受けられます」(芸能ライター) 村重のGoogle+のコメント欄には、「正直、つらいです」「必死に投票してくれてたしげっこ(村重のファン)のことを考えると、胸がしめつけられます」といったコメントもあるが、「何を謝ってるの? 必要ないよ♪」「気にする必要なし!」「私は何があろうと応援するからね」といった励ましの言葉が圧倒的。 「元総支配人・戸賀崎智信氏の脱法ハーブ報道や、NMB48・渡辺美優紀のセフレ疑惑など、心配するファンを無視して報道をスルーするAKB48グループの姿勢には、嫌気がさしていたファンも多い。渡辺が今年の選抜総選挙で順位を落としたのは、報道そのものよりも、謝罪をしなかったことだといわれている。そのため、このタイミングで潔く謝罪した村重には、むしろ好感を持ったファンも少なくないようです。 AKB48グループのメンバーは、テレビなどでいまだに恋愛禁止であることを前提にトークしている。しかし、もはや最近では、ファンのほうが半ば諦めている。以前は、恋愛禁止が大前提だったAKB48も、『スキャンダルのないメンバーは、偉い!』という認識にすっかり変わってしまいました。いちいち深く気にしていては、AKB48のファンなんてやっていられないのかもしれません」(同) 文春の報道を逆手に取り、知名度を上げた指原莉乃率いるHKT48。後輩の村重も、今回の報道をチャンスに変えることはできるだろうか?HKT48公式サイトより







