「次に何か起こせば確実に休刊?」週刊朝日、ハシシタ問題の次は新編集長がセクハラで更迭

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「週刊文春」10月17日号 中吊広告より
今週の注目記事 第1位「週刊朝日新編集長が“セクハラ常習”で更迭」 (「週刊文春」10月17日号) 第2位「バラまかれた『復讐ポルノ』の残酷」 (「週刊ポスト」10月25日号) 第3位「飛鳥涼独占告白3時間」 (「週刊文春」10月17日号) 第4位「アメリカ発世界同時株安に気をつけよ」 (「週刊現代」10月26日号) 第5位「安倍政権が狙うクビ切り特区 ブラック企業『合法化』の恐怖」 (「週刊朝日」10月25日号)  週刊朝日が大変なことになっているが、それは後述するとして、朝日が、安倍首相が進めようとしている「クビ切り特区」はブラック企業を後押しする政策だと難じている。これが第5位。  日本の経営者側が、従業員を解雇しやすくしてほしい、そうでないと雇用の移動が円滑にできないし、これが経済成長を阻んでいるという“身勝手な”いい分を取り入れ、9月20日、安倍首相が産業競争力会議に指示した考えである。  ワーキンググループの八田達夫座長がこの会合に提出した資料によると、こうである。 「(1)有期契約で5年以上働いても、契約社員が無期契約になれる権利をあらかじめ放棄できる (2)入社時に解雇の要件や手続きを明確にする (3)一定の年収などがある人が希望すれば労働時間の規制を外せる」  こうした憲法違反とも思える特区を作り、全国へ拡げていこうというのが安倍首相の考えのようだが、こんなことが特区といえども許されていいはずはない。クビを切りやすくするすることが景気回復に役立つとでも思っているのだろうか。日本総研の山田久チーフエコノミストが批判する。 「雇用制度の変更は、労使の合意が前提でしょう。そのうえで政府が、企業側には産業振興、労働者側に賃上げと失業対策を講じる。この3点セットで議論しないと、日本経済は活力を取り戻しません」  その通りであろう。だが私は、この特区が成立する可能性はほとんどないと思う。それは反対する側のネーミングのうまさにある。「クビ切り特区」に賛成する議員は、次の選挙で選挙民から見放されるのは確実だからである。  お次は、アメリカが大変だというお話。国家のデフォルトとは、その政府が発行している国債などの借金を返せるなくなることだが、アメリカがその危機に直面しているのである。  現代でニューヨーク市立大学名誉教授霍見芳浩氏がこう言っている。 「もし米国がデフォルト(債務不履行)したら……。現在、10月20日前後が、米国政府のキャッシュフローが尽きる限界点だと言われています。デフォルトすれば、米国債の信用がガタ落ちして買い手が付かなくなるわけですから、一気に金利が上昇して大混乱に陥る。2008年はリーマンブラザーズの破綻によってウォール街が崩壊し、金融危機が起こりましたが、デフォルトはそれ以上の影響が出ることになります」  株式市場ではカタストローフィ(破滅)、ブラックオクトーバー(暗黒の10月)、ブラッドオクトーバー(血の10月)などの言葉が飛び交い始めたそうだ。  リーマンショックを振り返るまでもなく、アメリカの破綻は日本の破綻に結びつく。東京五輪で日本が復活すると騒いでいた現代の“迷走”は、日本の“迷走”の表れである。  ワシントン在住の金融アナリストの伊藤貫氏は、デフォルトの可能性は低いとしながら、現在の米国が抱える問題をこう語ってる。 「米国ではここ30年間で、高卒労働者の生活レベルが2割低下しています。米国の労働者のうち、高卒クラスは6割を占めます。つまり、おおよそ6割の米国人の収入や生活が2割悪化してるというわけで、大きな問題です。その一方で、米国のGDPは同じ期間で2倍になっています。経済規模が2倍になっているのに6割の人の生活が苦しくなっているのは、それだけごく一部の富裕層に富が偏重していることを示しています。この格差に対する国民の怒りは大きく、米国政府に反対する共和党の強硬派=ティーパーティが強気に出る背景になっている」  アメリカの新聞やテレビの報道では、ギリギリまで共和党側は延ばすだろうが、指導力の低下しているオバマ大統領がどこかで譲って決着するのではないか、という見方が多いようであるが。  現代は、米国プリンストン大学教授で、08年にノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマン氏にインタビューしている。彼は安倍首相の「決める政治」を評価しているとして、こう話す。 「これまで、『金融緩和で日本経済を回復することは不可能だ』という議論が繰り返されてきました。もちろん、金融緩和がすべての問題を解決するわけではないのですが、一定の条件が満たされればインフレが起こり、望ましい状況がもたらされます。その条件とは、『国家の経済は将来的に落ち込まない』『中央銀行が実際に金融緩和を実現に移す』と人々が“信じ”、“期待する”ことです。(中略)一つだけ苦言を呈するのであれば、今回8%の消費増税を決定したことにはがっかりしました。もし私が安倍首相から相談されていたら、『もう少し待て』と言ったでしょうね。97年に消費税を3%から5%に上げた際、景気が後退したことはみなさん知っているでしょう。本来なら、デフレを完全に脱却してからやった方が安全です。いま、ちょうど光が見えかけていたのに、増税によって消費が落ち込む可能性がある。消費税が上がっても消費を落ち込ませないためには賃金アップが必要ですが、景気が良くなってもそれが賃金に反映されるのは最後の段階ですから。急速に少子高齢化が進んでいる日本では、今後さらに所得税よりも消費税のほうが重要になってくることは確かです。そうした状況を踏まえれば、たとえば一定年収以下の所得税を減らすことを提案したい。収入が一定以上ある世帯は、消費税が上がっても消費が極端に減ることはないので、消費が落ち込むこともないでしょう」  やはり、経済学の泰斗も消費税を上げたことには疑問を呈している。 「世界の多くの国が固唾を呑んでその行方を見守っている。いま、世界経済を救うために、日本が必要とされているのです」  こう氏は語るが、日本には重荷なのではないか。 「覚せい剤なんて、僕は一度もやったことはありませんよ。ずっと“無菌状態”で育っていますから。実は、僕が使っていたのはアンナカです。『安息香酸ナトリウムカフェイン』といって通称アンナカと言われる薬なんですけど、2000年頃から病院で処方されて飲んでいました。詞を書く時には本当に助かってる。今日は絶対に寝ちゃいけない時ってあるでしょ。眠かったり、ダルかったり。アンナカを一包飲むと、2~3時間は目が覚めるんですよ。(中略)昨年夏過ぎ、そんな話を山本にしたところ『アンナカなら手に入るよ』って言われたんです。その後、いきなり山本がアンナカをプレゼントで自宅に持ってきてくれて、『ちょうだい、ちょうだい』ってなったんです。どこから入手しているのかはわかりませんけどね。(中略)これが僕の認める唯一の汚点で、薬事法違反ですよね。そこに関しては認めます。でも、病院で処方してもらえる薬ですし、自分としてはそこまで罪悪感はなかった。しかも、毎月受け取っていたわけじゃない」  文春でこう語っているのは、人気大物デュオ「CHAGE and ASKA」のASKA、飛鳥涼(55)である。  2カ月ほど前にここでも紹介した文春の記事「シャブ&飛鳥の衝撃 飛鳥涼は『覚せい剤吸引ビデオ』で暴力団に脅されていた!」は大きな話題を呼んだ。それから2カ月が過ぎた9月30日に、文春記者の携帯電話にASKAから突然電話がかかり、「男と男の話し合いをしよう」と言ってきたのだそうだ。  その夜、自宅に隣接するスタジオでASKA本人がインタビューに答えた。これが今週の第3位。  医者から処方されている合法的な薬だと説明するが、文春記者は納得できないようだ。ASKAの言うようにアンナカであったとしても、それにはこういう効用もあると、元覚せい剤中毒者が解説する。 「われわれの間では、アンナカはシャブの“混ぜ物”という認識。通常、シャブを使用すると男は性的不能になりますが、興奮剤のアンナカを混ぜることにより、勃起が促進され、ドラッグセックスが可能になる。闇ルートでは味の素で増量してある粗悪なジャブも出回っているので、アンナカ入りのものは“上物”とみなされています」  また「ASKAの主張通り、アンナカの吸引シーンを(山本から=筆者注)『覚せい剤吸引』と“捏造”され、多額の金銭を要求されたとすれば、これは悪質な恐喝以外の何物でもない。しかも、相手は小指が欠損した現役の暴力団組員である。しかし、ASKAは山本に対し、『悪い奴には思えない』『憎めない』と庇う様子すら見せるのだ」(文春)  そこでASKAの友人が完全匿名を条件に、裏事情をこう明かしている。 「実は最近、ASKAは極秘裏に山本と“手打ち”をしたというのです。ASKAが言うように、そもそも山本とは共犯関係だから、本来ならば盗撮映像が世間に出ることはなかった。だが、山本サイドが映像をマスコミに売り歩き、情報をリークし、ASKAの“シャブ使用”が発覚。で、あの大騒動です。事が事だけに、もし逮捕されるような事態に発展すれば、双方が損をすることになる。しかしお互いが組んでしまえば、容易に言い逃れはできる。山本と話し合いがうまくいったASKAは、安心して『ドラッグをやってない』と声明文を出したのではないか」  なんのことはない、山本という暴力団員の思惑通り、文春を使ってASKAに脅しをかけ、それに震え上がったASKAが要求通りにカネを払ったという図式になるのではないか。  このインタビューで、ASKAの覚せい剤疑惑がすべて晴れたわけではなさそうである。ASKAは、こんな気になる発言もしている。 「クスリで唯一心当たりがあるとしたら、文春でも薬物疑惑が書かれたエイベックス社長の松浦(勝人)君。彼のパーティーなんかに呼ばれて行ったこともあるから、仲間だと思われたりしていたかもしれない。松浦君ともクスリの話はしたことはないけど、彼にそういう噂があるってことは知っていました。だから僕もその一派かと思われたのか、と思いますけど」  こうした芸能界の薬物汚染情報が次々に出てくるが、ASKAの場合も、麻薬取締官が事情聴取したという話は聞かない。事実無根なのか、現行犯逮捕でないと無理なので躊躇しているのだろうか。“火のないところに煙は立たない”のではないかと、私などは思うのだが。  東京・三鷹市でタレントの卵、鈴木沙彩さん(18)が殺された事件は、改めてストーカーからどうやって身を守ったらいいのかを考えさせることになった。現代も同じような視点で特集を組んでいるが、今週のポストは土曜日発売なので、ポストの早いもん勝ち。  ポストはストーカー殺人犯である池永チャールストーマス容疑者(21)が、鈴木さんにさらに卑劣なことをしていたと報じている。 「海外にサーバーが置かれている『ポルノ画像・動画投稿サイト』に10月2日、若い日本人女性の写真がアップされた。投稿したのは、女性の元交際相手。その数日後には、女性の動画も公開された。67枚の写真1つの動画。中には、一切の衣服を身につけていない女性の姿もあった」(ポスト)  事件が起きたのは10月8日16時50分頃、三鷹市の閑静な住宅街に住む私立高校3年の鈴木さんは、自宅内にいるところを、かつての交際相手だった池永容疑者に襲われた。  池永容疑者は昼ごろ、鍵のかかっていなかった2階の窓から鈴木さん宅に侵入、クローゼットに潜んでいた。  ポストで捜査関係者がこう明かす。 「池永容疑者は京都出身。フィリピン人の母親と日本人の父親をもつハーフで、日本国籍を持っている。(中略)身長は約180センチと大柄で、高校時代は柔道部に所属していた。沙彩さんは刃物で首や腹など4、5か所を刺され、首の動脈が斬られたことが致命傷になった。使用された凶器は、9月末に現場からほど近い吉祥寺の雑貨チェーン店『ロフト』で購入したベティナイフだったようだ。犯行は計画的で、残忍なメッタ刺しからは、強い殺意がうかがえる」  沙彩さんは、現代美術画家の母親と映像関係の仕事に携わる父親の一人娘。小学生の頃からタレントとして活動し、将来の夢は女優だった。3年前には映画『冷たい部屋』(平田大輔監督)でスクリーンデビューしている。大伯父は脚本家の倉本聡氏。  別の捜査関係者はこう言っている。 「沙彩さんは事件当日の朝、両親に伴われて悲壮な表情で地元の三鷹署を訪ねてきた。ストーカー被害の相談だった。本人の強い希望で、その場で警察官が署の電話から池永容疑者の携帯電話に連絡した。電話に出なかったので、“三鷹署まで連絡がほしい”と留守番電話を残した。その後、昼と夕方にも池永容疑者に連絡し、同様の留守電を残した」  三鷹署側は、対応に誤りはなかったと言いたいのだろうが、ストーカー被害を受けている若い女性を一人にしてはいけないのは常識であるのに、疑問も残る。  逮捕された池永容疑者は取り調べに対し「交際をめぐり恨んでいた。殺すつもりで刺した」と供述しているという。2人の間にどんなことがあったのか。  事件の6日前にインターネット上にばらまかれた写真は、沙彩さん自身の手で撮影されたものであるという。 「沙彩さんの自宅の部屋のなかで、ベッドの上や大きな鏡の前で撮られていた。背景に写っている壁には、画家である母親の作と思しき絵が飾られている。沙彩さんは、笑顔で、すましたような表情、時には恥ずかしそうな表情を浮かべて写っていた。(中略)いずれにせよ、誰かに見せるとしても、非常に親しい関係にある人にしか見せないようなものばかりだ。不特定多数に向かって写真が公開されるのは、沙彩さんへの脅迫が目的としか考えられない。(中略)さらにその2日後、同じユーザー名から沙彩さんが映る動画が投稿された。撮影された部屋は不明だが、ベッドの上だ。(中略)撮影者はその男だ。時折、男と笑顔を浮かべて会話してることからも、親しい関係がうかがわれる」(同)  池永容疑者は沙彩さんを刺殺し、逃走中の18時29分、ネット上の掲示板に画像のアドレスを掲載した上で、「被害者。無差別ではないです。恨みがありました。」と犯行動機の告白とも読める書き込みを行っていた。  振られた腹いせに元恋人の裸の写真や映像をネットに投稿する行為は「復讐ポルノ(リベンジポルノ)」といわれ、世界的な問題になっているようで、この10月、米カリフォルニア州議会では、嫌がらせを意図してヌード写真をネットに流通させた者には、最大で6カ月の禁固か1000ドルの罰金を科す法案を成立させたという。  桶川女子大生ストーカー殺人事件でストーカー法がつくられたが、その後もストーカー殺人は後を絶たない。法を生かす警察側の積極的な運用が必要なのではないか。  さて今週の第1位は、文春に掲載された朝日の記事である。  週刊朝日にまたまた不祥事が起こり、編集長が更迭されてしまったというのだ。それも文春が取材してから、慌てて処分を発表したのだから、朝日新聞のコンプライアンスはどうなっているのかと心配になる。  朝日は佐野眞一氏の「ハシシタ」で橋下徹大阪市長から猛烈な抗議を受け、当時の編集長が更迭され、朝日新聞出版社長が辞める大騒動になってしまった。  その立て直しを図るべく小境郁也氏が編集長になったが、その小境編集長が「セクハラ常習者」だったというのだから、お粗末すぎて開いた口が塞がらない。  朝日新聞出版関係者がこう話している。 「いまは朝日新聞社と朝日新聞出版に分社化されていますが、08年までは同じ会社だった。社員の行き来がある2つの会社のなかの何人かの女性が、小堺氏と関係を持っていたというのです。小境氏には妻子がいますが、長く別居していて現在は一人暮らし。ある女性記者と不倫関係にあったのは社内では有名だし、過去にも別の女性問題が取り沙汰されたこともありました」  別の朝日新聞出版関係者もこう語る。 「気に入っている女性がいると、『○○と飲んでるからおいでよ』と動誘いだし、女性が来ると同席していた人を帰らせて2人っきりになるのが常套パターン。酔った勢いで抱きついたり、いきなり胸を揉んだり無理やりチューしたり。テーブルの下で強引にスカート内に手を入れ、太ももの奥を触りまくることもありました」  今回はセクハラを受けていた女性が周囲の女性に相談し、これまで関係があった女性の名前などを書いた連判状のようなものを作り、朝日新聞本社に報告したという。  だが、文春の取材に対して朝日新聞側は「現在、事実関係を調査中」と悠長なことを言っていたのだが、文春が発売される前日に「週刊朝日編集長を懲戒解雇 重大な就業規則違反」と紙面で発表したのである。 「朝日新聞出版は、同社が発行する週刊朝日の小境郁也編集長(53)=朝日新聞社から出向=に重大な就業規則違反があったとして編集長を解任し、朝日新聞社は8日付で小境編集長を懲戒解雇処分にした。併せて朝日新聞出版は上司の監督責任を問い、9日付で青木康晋(やすゆき)社長を役員報酬減額、尾木和晴雑誌本部長を減給処分とする」  後任の編集長には、朝日新聞東京本社写真部の長友佐波子(ながとも・さはこ)フィーチャー写真担当部長が9日付で就いたという。女性ならセクハラはないだろうという朝日新聞らしい姑息な考えのように思えるのだが。  その長友新編集長は、今週号の挨拶でこう書いている。 「前編集長は重大な就業規則違反があり、8日付で懲戒解雇処分となりました。昨年、小誌は橋下大阪市長の差別記事を掲載した反省から『家庭で安心して読めるニュース週刊誌』を目指してスタートしたばかりでした。1年にも満たない時期での不祥事に読者の皆様の期待と信頼を再度裏切ることになりました。深くお詫びします。(中略)たいへん厳しい状況ではありますが、1922年発刊、92年目を迎えた週刊朝日が社会から信頼される雑誌となるために、編集部一同、初心に帰って努力していきたいと思います」  先週オフィスへ来た、AERAで働いたことのある人間がこう言っていた。 「小境編集長は以前から女性関係に問題のあることで有名でした。あんな人を橋下の不祥事のあった後に据えるのは問題だと言われていた。今度の長友編集長にも、そうした噂があると聞いています。なぜ朝日はそうした人を据えるのか。人材がいないのでしょうね」  次に何か起こせば確実に休刊となる。長友編集長には相当な覚悟で臨んでもらいたいものだ。それと、もっと面白い読みでのある雑誌にしてほしいと、お願いをしておく。  なんとか創刊100周年までは頑張れ! (文=元木昌彦) ●もとき・まさひこ 1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 

木嶋佳苗の私小説『男性礼賛』、セックス自慢に消された「死刑判決を受けた私」

<p>「週刊朝日」(朝日新聞出版)編集長のセクハラ・パワハラ解雇事件は衝撃だった。週刊誌史上、現役編集長が解雇されるなんていうのは前代未聞のスキャンダルである。それにしてもこれほどの異常事態にもかかわらず、朝日新聞出版社や親会社の朝日新聞は「プライバシーに関わること」などときちんとした取材に応じる姿勢すら見せない。こうした不祥事時の朝日の対応が官僚的なことは有名だが、時には一般人のプライバシーを暴くメディアとして、本当におかしい、どうかしていると思う。</p>

【求人】不思議・ディスカバリー系サイト『Tocana(トカナ)』編集者を募集中

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 ただいま、サイゾーが運営する新メディア『Tocana(トカナ)』にて、編集者を募集しています。ご興味のある方は、下記リンクより詳細ご確認の上、ふるってご応募ください。 ★詳細はコチラ  2013年10月下旬に立ち上げを予定している不思議・ディスカバリー系サイト『Tocana(トカナ)』。  “見たい”“知りたい”“深めたい”をテーマに、「地球」 「宇宙」「見えない世界」で起きた不思議なニュースを発信する情報サイトです。今回は、立ち上げメンバーの1人として、編集者を募集します! 好奇心旺盛で、ヤル気のある方であれば、編集業務未経験でもOKです! ★最短11月初旬の入社が可能です!

「全身性感帯」な超敏感ボディになる秘策は、定番プレイにあり

【messyより】

Photo by the happy liarr from Flickr

「君って、まるで全身クリ●リスだね!」

 そんなふうに言われることは、ある意味、女の勲章です。絵的にイメージしちゃうと、ちょっと気持ち悪いかもしれませんが。もちろん超がつくほど敏感って意味ですよ。

 さて、集中連載も第3回を数え、自分の、そしてパートナーの身体の仕組みを知れば、イケる確率がぐんぐん上がることがそろそろおわかりいただけたと思います。今回は、男女の感じ方の違いに注目し、全身まるごと敏感になるためのレッスンです。

「のんきにポエム綴るも事情聴取済み!?」楽しんご、逮捕から復帰までのシナリオ

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 元付き人男性・A氏から、度重なる暴力行為を告発されたお笑い芸人の楽しんご(34)について、15日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)が「Xデーは秒読み」と報じている。  A氏は7月、楽しんごから「早朝に起こさなかった」と顔や左わき腹など計7発殴られ、全治1週間のけがを負ったとして、先月1日に警察庁四谷署に診断書とともに被害届を提出し、署はこれを受理。A氏の証言によれば、6リットルの水を飲まされたことや、包丁を押し当てられ「指詰めろ!」と脅されたこと、楽しんごの排泄物を無理やり食べさせられたこともあったそうだ。  記事によれば、楽しんごの事情聴取はすでに終わっており、本人は罪を認めているといい、逃亡の恐れがないため身柄は拘束せず、近く書類送検になるとしている。さらに、別の付き人男性も、暴行と監禁の事案で北沢署に被害届を提出しているため、四谷署の件と合わせて逮捕される可能性もあると伝えている。  これまでの卑劣な行為が明るみとなり、いよいよ警察から追い詰められている楽しんご。これを受け、Twitterの更新を自粛するかと思われたが、彼は至ってマイペース。「290円で中華そばが!食べれるなんて 麺がしっこしこ びっくりドドスコシコシコ」「野菜ジュースやフルーツジュースが大好きで 福島に野菜や果物を仕入れに来てます」などと、最近も楽しげな日常を投稿している。  さらに今月10日には、突如として「近づきたいのは触れたいからです 時間が早く感じるのは楽しいからです 嫉妬するのは好きだからです 夢に見るのは会いたいからです 手が寂しいのは繋ぎたいからです 疑わないのは信じてるからです しつこいのはかまって欲しいからです 約束したいのは安心したいからです」と恋愛を連想させるようなポエムを綴っており、「いい恋愛してるんだね」「感動した」「泣けた」「しんごちゃん、乙女心わかってるね」などと共感した若者らからコメントが寄せられている。 「かつて、女性マネジャー暴行事件を起こした島田紳助さんや、ガールズバー店長にケガを負わせ逮捕されたメッセンジャー黒田さん、昨年7月に交際女性への傷害容疑で逮捕されたお笑いトリオ・ソーセージの藤本聖さんなど、これまでも吉本芸人による傷害事件がたびたび報じられてきましたが、数カ月の謹慎期間を経て、テレビや舞台に復帰するケースがほとんど。楽しんごさんが逮捕されたとしても、同じような流れになるのでは?」(吉本興業関係者)  空気を読まない言動などから、芸能人の間で「本気で嫌われている」とウワサされる楽しんご。今の彼に、同情の言葉をかける芸人仲間はいるのだろうか?

懲りない男・小室哲哉の【歌手志望の女の子募集】に、「新恋人欲しいって意味?」の呆れ声

女性向けWebサイト【messy】とって出し! 全部読む
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小室さんは頑張ってるよ…
 音楽プロデューサーとして90年代に一世を風靡した小室哲哉(54)が、Twitterで「一緒に作品を創りたい女の子」を募集している。小室は14日夕方に、 「来年は、いろんな僕の音が生まれると思いますが、、偶然に、もし、勇気と自信と度胸があり僕の奏でる音で、一緒に作品を創りたい女の子、存在するのなら、今、僕に教えて下さい、just in timeです。look’in for 21th GIRL.」  とツイート。すぐに拡散され、「オススメしたい女の子がいます!」と推薦するリプライや自らを売り込む投稿などが相次いだ。小室は続けて「すでに、1人、久々なピュアで、でも、影を感じる人をよつべ(Youtube)で紹介してもらいました」ともツイートしており、いずれ小室プロデュースの新たな歌姫が大々的に売り出されることになるのだろう。  しかし、こうした小室の動きには冷めた声も少なくない。 「朋ちゃんがアップを始めました」 「朋ちゃんとやれよ」…… つづきを読む

娘がクラスメートからSNSでいじめられてる!? スマホを持たせれば解決する?

【作品名】『うちの子にかぎって!』(前編) 【作者】川島れいこ 『ご近所の悪いうわさ』

【作品紹介】田舎から東京に引越してきて、子どもの転校した学校ではスマホを持つのは当たり前だった。うちは携帯は高校から持たせる方針だったけど、スマホを持ってないことで娘が学校でハブられてるみたい……。

【サイゾーウーマンリコメンド】これまた、イイ塩梅に調子乗ってるセレブママが出てきましたよ! 医者の嫁で、ヒエラルキー大好きな女! その娘ももちろん調子こいて、クラスメートとL○NEで悪口三昧ですよ。闇サイトは第三者が見られる環境だったけど、L○NEは完全な密室空間だからタチ悪すぎ! っていうか、スマホじゃなくてガラケーでもL○NEできるんだゾ(豆知識)!

武田鉄矢が語る、ユニークすぎるアジア文化論『101回目のプロポーズ』が愛される理由とは?

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劇場版『101回目のプロポーズ~SAY YES~』に20年後の星野達郎として出演した武田鉄矢。単なるカメオ出演ではなく、鉄矢節で盛り上げている。
 「僕は死にませ~ん!」 武田鉄矢が浅野温子に向かって叫ぶ名ゼリフで知られる『101回目のプロポーズ』(1991年/フジテレビ系)は、テレビ史に残る人気ドラマとして語り継がれている。平均視聴率23.6%、最高視聴率36.7%を記録した一方、「リアリティーがない」「家族背景が描かれていない」といった辛口の批評も当時トレンディードラマを連発していたフジテレビには向けられていた。ところが、だ。このリアリティーのなさが『101回』伝説を海外へと広めることになった。台湾、香港、韓国などで『101回』は度々オンエアされ、2003年にはチェ・ジウ主演の中韓合作によるリメイク版が作られるなど大人気を博した。家族のしがらみに縛られることのない主人公たちの自由な恋愛観が、自由化・民主化が進みつつあったアジア各国で支持されたのだ。  さらに時間が流れ、『101回』に胸を躍らせた若い世代から映像クリエイターたちが育った2013年、上海を舞台にした劇場版『101回目のプロポーズ~SAY YES~』が完成した。全12話あったオリジナル版のエッセンスを106分に凝縮したこの劇場版は、中国で観客動員660万人を越える大ヒットに。そして10月19日(土)より日本での“里帰り”公開が決まった。フジテレビでの放送から22年が経過した今も、『101回』がアジアでこれだけ根強く愛されているのは何故か? オリジナル版で主人公・星野達郎を演じ、劇場版でも若い主人公たちの背中を押すキーマンを演じた武田鉄矢“先生”にご登場願おう。 ──劇場版『101回目のプロポーズ~SAY YES~』は今年2月に中国で公開され、660万人動員、興収30億円の大ヒット。オリジナル版と劇場版に出演された武田さんは人気の秘密をどう見ていますか? 武田鉄矢(以下、武田) フジテレビのえらい人たちをそこに並べてさ、説教せんといかんよね(笑)。「作るんだったら、こんなドラマを作れよ」とね。『101回』はそれこそアジア的な大ヒットドラマになったわけでしょ? なぜヒットしたのか、テレビ局とあろうものがちゃんと分析しないでどうするの。捜査線ばっかり張ってないでさ(笑)。でも、そういうことでしょ。捜査線が他の国には広まらないということは、捜査事情は国によって異なるということですよね。その点、『101回』は非常にアジア的だった。例えるなら麺類みたいなものじゃないかな。同じ麺類でも、ベトナムではフォー、日本では冷やし中華、北朝鮮では冷麺……と麺と具材の組み合わせ方で、いろんな麺料理が根づいている。
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中国とフジテレビとの合作による『101回目のプロポーズ~SAY YES~』。バブルに湧く上海を舞台に新たな純愛ストーリーが繰り広げられる。
──『101回』は国境を越えて愛されるテイストだったわけですね。 武田 そうだと思うなぁ。よくシコシコ麺だとか喉ごしツルツルだとか麺類が好きな人はこだわるよね。歯ごたえや喉ごしって、実は英訳できないんだってね。麺をすする楽しさ、味わいっていうのはアジア人特有のものらしい。自分が出演し、好評だったこともあり、『101回』のことを僕は愛しているわけだけど、あのドラマは麺類が愛されるのと同じようにアジア中に広まったんじゃないかなぁ。ミャンマーでは視聴率90%だったらしいよ。といってもテレビを持っている人は1000人にひとりの割合らしいけどね(笑)。でもなぜ、こうもアジア一帯で『101回』は人気を得たのか。わかり易い言葉にすれば、それは“格差”ですよ。 ■男女にとっての究極の恋愛ドラマ、それは“異類婚”! ──90年代に純愛ブームを呼び起こした『101回』のテーマは“格差”だった? 武田 僕みたいな男が、浅野温子みたいなイイ女に恋をする。その設定はまさにノンリアリティーなんだけど、僕も浅野温子も懸命に演じたわけです。格差という言葉は冷たく感じるけど、恋愛ってそもそも格差じゃないかな。格差のない恋愛って、つまんないですよ。同じ価値観を持つ男女がお友達感覚でくっついても、簡単に別れちゃう。芸能人でも多いでしょ、そういうカップル。つまりね、男と女って違う世界に住んでいるからこそ、激しく恋が燃え上がるわけです。日本のおとぎ噺は、そんな男女の話ばっかりじゃないですか。絶世の美女にある男が恋をするけど、その美女は実は雪女だったとかね。よくできた女房は本当は鶴だったとか、平凡な男が天女に恋をしてしまうとか。遠野には娘が馬と結ばれた逸話が残されているし、日本書紀や古事記では蛇が嫁をもらうわけです。昔話の世界は格差なんて生易しいもんじゃない、人間という種を越えて異類と恋におちてしまう。異類婚の伝説は日本だけじゃなくて、アジア各地に残っている。自分とはまるで違うものに魅了されるという面白さ、激しさが一種のアジアンテイストなのかなぁ。 ──なんと、『101回』は現代の異類婚ですか!? 武田 『101回』が人気を集めた国を見てみると、まぁ異類とは言わないけど格差がある社会ですよ。香港で『101回』がリメイクされたときは、韓国の大スター、チェ・ジウが矢吹薫役でなくてはダメだったわけです。そんな大スターに、中国から出稼ぎにきた男が恋をしてしまうというね。格差を乗り越えて、手の届かない存在に恋をする。それが『101回』の面白さじゃないかな。 ──『レッドクリフ』(08)にも出演した台湾の誇る美人女優リン・チーリンが、劇場版『101回』のヒロインに。まさに適役ですね。
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『お~い!竜馬』の原作者でもある武田鉄矢。「心の師」と仰ぐ坂本竜馬についても熱く語ってくれた。悩んだときは心の中の竜馬に相談するそうだ。
武田 上海ロケで本物に会ったけどさ、本当に腰を抜かしそうなくらいのベッピンさん。ヒール履いたら180センチくらいあるから、僕なんか軽く見下ろされてしまう(笑)。見るからに台湾の財閥のお嬢さんって感じ。実際に政治家の娘さんなんだってね。そんな育ちのいい美女に、いかにもチンタオから上海に出てきましたといった風情のホアン・ボーくんが恋をしてしまう。ホアンくんは志村けんさんの若い頃みたいな雰囲気なんだけど、どう見ても地方出身の労働者顔ですよ。汗まみれで働く男が、絶世の美女と出会い、どうしようもなく恋におちてしまう。そこが国境を越えて、アジア中で愛された要因じゃないかなと僕は思うよ。 ──劇場版『101回』はオリジナル版に対するリスペクト感がハンパない。しかも現代の上海で経済格差が生じていることにも触れている理想的なリメイク作品に仕上がっていました。 武田 レスト・チェン監督は台湾出身で、高校生の頃にオリジナル版を見ていてくれたらしいね。「お前、饅頭の食い過ぎだぞ」って言いたくなるような顔なんだけど、すごくシャープな感覚の持ち主。でも、可哀想に周りから「武田鉄矢って、すぐ説教したがる面倒くさい俳優らしいぞ。お前に演出できるのか」みたいに冗談半分で吹き込まれたみたいで、撮影現場で全然近寄ってこないんだよ(苦笑)。離れたところから、「じゃあ、お願いします」って言うだけなの。主演のふたりは逆にすごく熱くて、僕ともっと絡むことで『101回』をただの恋愛ドラマよりもっと深いものにしたいという熱意がすごく伝わってきた。こういう風にこれからも若い人たちが作る作品のお役に立てればいいなぁと思いましたね。まぁ、もうちょっと若ければ、チーリンさんにちょっかい出してたかも知れないけど(笑)。 ■“国家”よりも“地域”で物事は考えたほうがいい ──上海というと、『お~い!竜馬』の原作者である武田鉄矢さんにとっては感慨深い地ですよね? 武田 そうなんだよ、『お~い!竜馬』では坂本竜馬が唯一踏んだ海外の地が上海なんだよね。これはまったく史実を無視したフィクションではなく、ちゃんと長州藩に記録が残っているんです。竜馬が土佐藩を脱藩してから徳島までの足取りは分かっているけど、江戸に行くまでの半年間ほど空白期間がある。それもあって、竜馬は上海で高杉晋作に出会うというストーリーを僕は考えたんです。長州藩の記録に高杉晋作が上海に行った記録があって、最後のほうに竜馬の名前も入っているんです。現実的には竜馬が上海に渡航したことは考えにくくて、明治時代になって誰かが手を加えたのではないかと言われているんだけどね。でも、高杉晋作ら幕末の志士たちが上海に足を運んだのは事実。この地で「幕府を倒さないと日本に未来はない」と考えたんだなぁと、そのことは思いましたねぇ。
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町工場を営むホアン・ダー(ホアン・ボー)とチェリストのイエ・シュン(リン・チーリン)の恋を日本から来た星野達郎(武田鉄矢)が励ますことに。
──カンフー映画へのオマージュを込めた『刑事物語』(82)にも主演していますし、中華圏の映画とは縁がありますね。 武田 うん、まだ中国が貧しかった頃は東宝が無料上映をやっていて、『刑事物語』もそのときに上映されていた映画の一本だったんです。『刑事物語』の僕の役名は「片山」だったんだけど、「ペイシャン、ペイシャン」って中国の街を歩くとよく声を掛けられたなぁ。ウイグル自治区に行ったら、取り囲まれるほどの人気でした。「よーし、高倉健までもう少しだ」と思ったんだけど、『刑事物語』に続くヒットが出なかった(苦笑)。今回、リン・チーリンさんたちが熱心に演技に打ち込んでいる現場に一緒にいて、とても楽しかったですよ。今、日本は中国や韓国とうまくいってないけれど、何だか国家、カントリーってさ、つまんないもんだよねぇ。国じゃなくて、アジアってエリアで物事を考えたほうが楽しいし、うまくいくよね。『101回』がさ、アジア中で愛されているのを見るとね。 ──人が人を愛する力は、政治や経済問題を軽く飛び越えてしまう? 武田 僕はそう思うなぁ。政治や経済なんて、大して面白いもんじゃないですよ。第一、政治や経済の問題で、トラックの前に飛び出そうなんて考えないでしょ? みんなさ、最近はポリティカルになり過ぎなんじゃないかな。アジアの人間を国境で分けてもあまり意味がないように思うんです。シルクロード寄りの山岳民族ですとか、椰子の実を拾って食べてる海人族ですとか、そういうざっくりした分け方でいいんじゃないかなぁ。アジアの歴史に関する本をいろいろ読んできたんだけど、中国という大きな国がユーラシア大陸には昔からドンとあって、中国で政治に飽き飽きとした人たちが逃げてきた先が日本なんじゃないかと思うことがあるんだよね。巨大国家で渦巻く政治から逃げてきた人たちにとっての楽天地が日本だったわけですよ。この国があまり国家とか民族とか口にするようになると、ロクなことが起きない気がするんだよ。日本って、のどか~なアジアの一角ってことでいいんじゃないかな。坂本竜馬がかっこよかったのは、土佐弁で日本を語ったからだと僕は思うんです。「このままじゃ、日本はいかんぜよ」と。これを「このままじゃ、日本はダメなんです」と標準語で語ると前東京都知事になっちゃう(笑)。国家よりも自分たちが暮らす地域を単位にして物事を考えたほうが本音で語り合えると思うなぁ。 ──『101回』はどうやら頭で考えるのではなく、食感や皮膚感覚で楽しむドラマのようですね。 武田 うん、『101回』には国境は関係ないんじゃないかな。今回の劇場版だって、“中国映画”じゃないと思うよ。開発の目覚ましい上海を舞台に、チンタオ出身の労働者が、台湾生まれの令嬢に恋するファンタジーですよ。地方から出てきたお兄ちゃんたちが「見てろよ、俺もいつかあんないい女を抱いてみせるぞ」と憧れるというね(笑)。『101回』は“地方出身者”たちの夢物語なんだと思いますよ。 (取材・構成=長野辰次/撮影=名鹿祥史) 『101回目のプロポーズ~SAY YES~』 原作/フジテレビ『101回目のプロポーズ』(脚本:野島伸司) 脚本/ジャン・ウェイ 監督/レスト・チェン  出演/リン・チーリン、ホアン・ボー、チン・ハイルー、カオ・イーシャン、武田鉄矢 配給/ポニーキャニオン 10月19日(土)より角川シネマ新宿ほか全国ロードショー  (c)2013 NCM FUJI VRPA HAM  <http://www.101propose.jp> 101kaime_03.jpg ●たけだ・てつや 1949年福岡県出身。1972年に「海援隊」でデビューし、73年に「母に捧げるバラード」が大ヒット。高倉健主演作『幸せの黄色いハンカチ』(77)で俳優デビュー。79年から『3年B組金八先生』(TBS系)に主演し、2011年まで32年間にわたって坂本金八を演じ続けた。原案&脚本&主演を兼任した『刑事物語』(82)もシリーズ化され、全5作が製作されている。『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系)は2012年に『時代劇版 101回目のプロポーズ』として舞台化され、浅野温子と21年ぶりに再共演を果たした。

噛み合ってなくても……森田剛と三宅健の仲の良さは今なお健在

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剛くんのシャイな部分が剛健のスパイスに

 ジャニーズJr.時代から「剛健コンビ」としてファンに親しまれている、V6の森田剛と三宅健。今年2月10日放送の『Music Lovers』(日本テレビ系)では、グループ結成に際してジャニー喜多川社長に「V6やらない?」と誘われた三宅が、森田がメンバーに含まれていないことを知ると「じゃあ、やりたくない」と突っぱねたエピソードを初告白し、ファンやメンバーを驚かせました。それだけ2人の仲はほかのメンバーに比べて特別だということでしょう。

 「Wink up」(ワニブックス)2013年11月号には、そんな森田&三宅が久しぶりに登場。2人が萌黄色の壁をバックにそろって立っている写真が掲載されていますが、実際の撮影は別々に行われたそうです。112ページの「こぼればなし」ではその時の様子について、