ボルトの“脚のてかり”になぜか大興奮の織田裕二、2年後の北京大会にも内定か!?

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UZ「Hug,Hug」(ユニバーサル シグマ)
 18日に閉幕した世界陸上の中継番組『世界陸上モスクワ2013』(TBS系)で、アナウンサーの中井美穂と共にメーンキャスターを務めた俳優の織田裕二。彼の暴走エピソードを、20日発売の「女性自身」(光文社)が報じている。  織田は、1997年から9大会連続で出演し、ハイテンションぶりがたびたび話題に。2年前のアテネ大会では、男子ハンマー投げの室伏広治が金メダルを獲得すると、「ムロフシー! ムロフシー!」「くぅ~!!」と天を仰ぎ絶叫したかと思えば、「いや~、もう言葉いらないっすね、ハァ……、なんだこれ、ハハハハハ」と異様なテンションで涙した。  そして今年、日本が銅メダル1個と寂しい結果だったこともあってか、テレビに映る織田の様子はどこか控え目。放送中、一部視聴者から「なんだか元気がない」「どこか寂しげに見える」と心配する声が上がるほどであった。  「女性自身」の記事によると、織田の暴走を恐れる日本陸上競技連盟は、彼に「スタジアム内を勝手に歩き回らない」「むやみに選手に声をかけない」との約束をさせたという。  しかし、男子100m決勝の前、“世界最速の男”ウサイン・ボルトの脚の“てかり”を食い入るように見つめていた織田が突然、生放送中にもかかわらずブースを飛び出し、ボルトがいるサブトラックへ。数分後に戻ってくると、興奮しながら「(てかりの)正体はベビーオイルでした!」と報告。スタッフを唖然とさせたという。 「今年は、この“ベビーオイル事件”を除いては、語り継がれるほどの暴走発言はありませんでした。それでもオンエア外では、突然立ち上がったり、何かを思い出したように表情が変わったり、そわそわしたりと不審な動きも多く、そのたびに現場スタッフはひやひやしていたそうです。しかし、それもこれも、世界陸上と選手たちを愛するがゆえの行動。TBSのスタッフからは、早くも『(2年後の)北京大会も織田さんでいく!』との声が上がっているそうですよ」(番組制作関係者)  織田は、今後も世界陸上の顔として、地球のあらゆる地から、選手たちの健闘を熱く伝えてくれそうだ。

堺雅人、「極貧でタンポポ食べてた」早稲田時代のリアル“倍返し”人生

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『半澤直樹』公式サイトより

 大ヒットを飛ばしているTBS系ドラマ『半沢直樹』。監督がインタビューで「想定外」と語るほど高視聴率を弾きだしているが、その人気の理由の一因は主演・堺雅人の好演にあるだろう。

 2011年と12年に日本アカデミー賞優秀主演男優賞を2年連続で獲得し、今年の3月には女優・菅野美穂と結婚するなど、公私にわたって順風満帆な堺。だが、役者人生は最初から順調だったわけではない。堺の役者人生は、逆境を跳ね返した“倍返し”の道のりだった。

北海道CMロケ地で「不法侵入!」「盗難騒ぎ!」「ポイ捨て!」“嵐ファン”のマナー違反が深刻化

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JAL公式サイトより
 アイドルグループ・嵐のCMロケ地がファンによって荒らされ、一部ファンのマナーの悪さが問題となっている。  ロケ地は、JAL(日本航空)のCMでメンバーが訪れた北海道・上富良野町にある通称「嵐の木」。草原の中に5本のカラマツがそびえ立つこの場所は、5月下旬のオンエア開始後、大勢のファンが訪れ、たちまち観光名所に。  突然の観光客相手に、地元では便乗商売も続出。近隣農園では、嵐の曲を流しながら、“5本の木”キーホルダーを販売。地元観光協会も、木を見るためのバスツアーなどを企画したという。  しかし、マナーの悪い一部のファンが原因で、騒動に発展。ここは私有地であるため木に近づくことはできないが、不法侵入者は後を絶たず、駐車違反やゴミのポイ捨て被害も続発しているという。現地には「私有地につき立入り禁止」の看板が立てられ、JALの公式サイトでも立ち入らないよう呼び掛けているが、「嵐の木と一緒に写真を撮りたい」という欲求は抑えられないようだ。  ある時には、盗難事件が発生し、パトカーが出動したことも。観光客と毎日のようにトラブルとなっていた土地の所有者は激怒し、被写体としての価値を下げるため、わざわざ2本の木を植えて“7本”にしてしまった。 「ここ数年、嵐ファンのマナーの悪さが深刻化しています。先月も、新宿駅に貼られた日替わりポスターに、連日、大勢の女性ファンが押し寄せ、長い時間座り込んで撮影。警備員の指示も聞かず通行人の妨げとなったり、男性が前を横切るだけで罵倒したりと問題だらけ。110番され、警察沙汰になった日もありました。同時に、ポスターの前で土下座したり、メンバーの股間に顔をうずめるなど奇行も目立ち、それがネット上で広まったことで、嵐ファンの評判は一気に下がっています」(芸能ライター)  ファンの数が多ければ、それだけ問題が発生しやすいのは当然。しかし、これ以上騒ぎが続けば、嵐のイメージにまで影響が及ぶ可能性もあるだろう。

北海道CMロケ地で「不法侵入!」「盗難騒ぎ!」「ポイ捨て!」“嵐ファン”のマナー違反が深刻化

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JAL公式サイトより

【日刊サイゾーより】

 アイドルグループ・嵐のCMロケ地がファンによって荒らされ、一部ファンのマナーの悪さが問題となっている。

 ロケ地は、JAL(日本航空)のCMでメンバーが訪れた北海道・上富良野町にある通称「嵐の木」。草原の中に5本のカラマツがそびえ立つこの場所は、5月下旬のオンエア開始後、大勢のファンが訪れ、たちまち観光名所に。

 突然の観光客相手に、地元では便乗商売も続出。近隣農園では、嵐の曲を流しながら、“5本の木”キーホルダーを販売。地元観光協会も、木を見るためのバスツアーなどを企画したという。

 しかし、マナーの悪い一部のファンが原因で、騒動に発展。ここは私有地であるため木に近づくことはできないが、不法侵入者は後を絶たず、駐車違反やゴミのポイ捨て被害も続発しているという。現地には「私有地につき立入り禁止」の看板が立てられ、JALの公式サイトでも立ち入らないよう呼び掛けているが、「嵐の木と一緒に写真を撮りたい」という欲求は……

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邦楽ロック誌への露出急増中のUVERworld そのプロモーション戦略の変化を読み解く

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UVERworld「Fight For Liberty/Wizard CLUB」(SMR)

【リアルサウンドより】

2013年08月12日~08月18日のCDシングル週間ランキング

1位:キミとのキセキ(Kis-My-Ft2) 2位:SURVUVORS feat.DJ MAKIDAI from EXILE/プライド(THE SECOND from EXILE) 3位:Fight For Liberty/Wizard CLUB(UVERworld) 4位:ピースとハイライト(サザンオールスターズ) 5位:下弦の月(SCANDAL) 6位: 美少女黙示録(バクステ外神田一丁目 ) 7位:We are Dreamer(Dream5) 8位:潮騒のメモリー(天野春子[小泉今日子]) 9位:THE IDOLM@STER CINDERELLA M@STER 輝く世界の魔法(THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS![神崎蘭子/アナスタシア/高垣楓/輿水幸子/渋谷凛]) 10位:ビーサン(Silent Siren)  先週の当コラムに書かれていたように、アルバムのリリース点数自体が少なく、アルバムチャートにも目立った動きが少なくなっている8月。しかし、シングルに目を向けると、実は大きなヒットを見込める話題作が毎週リリースされる「大賑わい」の一ヶ月になっている。  まず8月7日には復活を果たしたサザンオールスターズの新曲「ピースとハイライト」がリリースされ、初動20.7万枚を記録。さらに、8月21日にはミリオンヒットが確実視されるAKB48の「恋するフォーチュン・クッキー」が、8月28日には今年に入ってシングルが2作連続1位となり再評価も著しいモーニング娘。の「わがまま 気のまま 愛のジョーク/愛の軍団」がリリースされる。そして、この週に首位を記録したのはジャニーズ系グループのKis-My-Ft2。初動売り上げは前作を上回る26.1万枚。CD市場が14年ぶりに回復傾向を見せた昨年に続き、2013年上半期もシングルCDの生産数は前年比増を記録している。もちろん特典などの要因は大きいが、どうやら単純に「CDが売れない」と言われていた頃とは、今の音楽業界の状況は少し違ってきているようだ。  そして、ここで注目したいのが初動6.2万枚を記録し初登場3位となったUVERworldの「Fight For Liberty/Wizard CLUB」。2005年のデビュー以来、ほぼ全ての作品をトップ10入りさせているロックバンドであり、そういう意味ではこのニューシングルも安定飛行のキャリアの延長線上と言うことができるかもしれない。しかし、この新曲に至るまでのプロモーション展開は、これまでとかなり変わってきているのである。  今年4月にはTOKYO FM系のラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」に初の生放送で登場した彼ら。4月30日に発売された雑誌『ロッキング・オン・ジャパン』では、初登場で表紙巻頭を飾っている。さらに8月15日に発売された『MUSICA』にも初登場。2013年に入り、新規のロック系媒体への露出が増えてきているわけだ。  「こいつらと真正面から向き合わないで何がロック・メディアだ、と思った」(『ロッキング・オン・ジャパン』)、「僕はこのバンドこそが日本の新しい正統派なるミクスチャーロックだと思っている」(『MUSICA』)と各雑誌で熱く紹介されている2013年のUVERworld。実際、彼らの楽曲を聴くと、フックのあるメロディとラウドなバンドサウンドを融合させた曲調、雑多な音楽ジャンルを取り込んだ独自の音楽性には目を見張るものがある。インディーズ時代にマキシマムザホルモンや10-FEETと対バンしていたというキャリアからも、もともと骨太なロック志向を持っていたバンドであるのは間違いないはず。  ボーカルのTAKUYA∞も、「誤解されている」ということをインタビューで語ったりしている。東京ドーム公演を成功させるクラスのバンドでありながら、サウンド的には親和性が高いはずのいわゆる「邦ロック」系のリスナーにその楽曲が届いていなかったという状況認識がバンドのスタッフ側にもメディア側にもあったのが、今回のプロモーションに繋がったのではないだろうか。ただ、数字を見る限りでは、その施策が成功したかどうかの回答は、まだ保留せざるを得ない状況だ。  考えてみれば、彼らが多く表紙を飾ってきた音楽雑誌『PATi PATi』や『ARENA 37℃』は、2013年に入ってどちらも休刊が決定している。そのことと今回のUVERworldのプロモーション戦略に関係があるかどうかはわからない。ただ、老舗洋楽誌『クロスビート』も休刊が決定するなど、音楽雑誌を巡る状況は今後も厳しい局面が続きそうだ。回復傾向を見せるシングルCD市場と、過渡期の続く音楽メディア。その関係はこれからも注目していきたい。 ■柴 那典 1976年神奈川県生まれ。ライター、編集者。音楽ジャーナリスト。出版社ロッキング・オンを経て独立。ブログ「日々の音色とことば:」Twitter

柳楽優弥の顔が整形越え→国籍越えへ!? 「水嶋ヒロにソックリ」「誰コレ?」

【ハピズムより】

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画像は、柳楽優弥公式HPより

 是枝裕和監督作品『誰も知らない』で映画デビューという、申し分のない芸能生活のスタートを切り、役者としても大成。2010年には女優の豊田エリーと結婚生活を開始。現在ではすでに一児の父となっている柳楽優弥。

 その柳楽のルックスの変遷を記録した数枚の画像がネット上で話題を呼んでいる。

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「ジャニーズとなら交際OK?」SNH48・宮澤佐江、熱愛報道スルーの裏側

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Jr.と熱愛報道とはたまげた度胸ね(撮影:岡崎隆生)

 7日発売の「週刊文春」(文藝春秋)にて「親密交際」を報じられた、SNH48・宮澤佐江とジャニーズJr.ユニット「Snow Man」の深澤辰哉。今回のスキャンダルは、これ以上表立った動きを見せることはなさそうだ。

 同誌によると、2人の交際は約1年前からで、家族公認の仲である両者は月に2回ほどの“密会”を行っているという。深澤が宮澤宅にお泊まりをする様子の写真も掲載されたが、双方の事務所は「深澤と宮澤の兄が友人関係」という説明をするのみだったという。

「花火大会事故は暴力団排除条例が一因……」全国の祭りから“テキ屋”が消える日

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イメージ画像(「足成」より)
 8月20日現在、3人の死者を出す大惨事となった京都府福知山市の花火大会で発生した露店爆発事故では、露店の店主が、火元近くでガソリン缶を開けるという、初歩的な安全管理を怠ったことが事故の原因とされている。また、主催者や消防など、安全確保に当たる機関が、こうした危険行為に対する措置を講じていなかったことも明らかになった。  さらに事故を起こした露店はベビーカステラを販売していたが、大会を主管する福知山商工会議所に、営業実態と異なる「たこ焼き店」として出店許可申請書を提出。負傷したアルバイト女性についても、住所氏名や連絡先が空欄のままだったにもかかわらず、商工会議所は出店許可を出していた。  出店者と運営側、双方のずさんさが際立つ今回の事件について、「少なくとも俺が現役の頃は、火元の近くでガソリン缶を開けるようなヤツはいなかったね」と話すのは、元テキ屋の60代男性、Y氏だ。  過去40年にわたり、全国の祭や行事にりんご飴やお好み焼きなどの露店を出店してきたというY氏は、2年前に現役を退いた。原因は、全国の都道府県で施行された暴力団排除条例だ。  もともと、任侠の世界と密接なつながりのあるこの業界に長年身を置いていた彼の周囲には、暴力団と関わりのある者も少なくなく、Y氏自身、密接交際者として認定された。これにより、暴力団排除を進める全国の祭や行事に、出店することができなくなったのだ。 「条例で、俺みたいな古株には、商売ができなくなったヤツが多い。そこに代わりに業界に入ってきたのが、テキ屋の経験がなく、火の扱いもマトモにできないような素人。ショバ代を取り立てるヤクザは、俺だって好きじゃない。でも、この商売一本でやってきたテキ屋を排除して、その後の安全管理ができていないのでは、ヤクザに笑われるよ」  全国的に見ても、こうした“テキ屋排除”の傾向は進んできており、先日、尼崎市内の夏祭りで例年なら数十軒も建つ露店が3店しか建たなかった例も報道された。かつての“夏の風物詩”が完全に姿を消し、日本の祭りの風景が一変する日も遠くなさそうだ。 (文=牧野源)

「今のアイドルファンは服装が小奇麗で…」オタク第一世代が語る、現シーンへの戸惑いと期待

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AKB48『恋するフォーチュンクッキーType B』(キングレコード)

【リアルサウンドより】  『山口百恵→AKB48 ア・イ・ド・ル論』(宝島社)を上梓したアイドルウォッチャー北川昌弘氏が、40年のアイドル史を振り返った上で、これからのアイドルの在り方を考察する集中連載第三回。  第二回「松田聖子、小泉今日子、中森明菜......80年代アイドルはなぜあれほど輝いたのか?」では、80年代~90年代初頭にかけて、アイドルの「黄金時代」から「冬の時代」へと転換していく過程を語ってもらった。  最終回となる今回は、AKB48を始めとする現代のグループアイドルの特性と、ファン気質の変化を、メディア状況の変遷を踏まえて解説する。 
 第一回:「AKB48は、もはやアイドルじゃない!」古き良き"歌謡曲アイドル"はこうして絶滅した 第二回:松田聖子、小泉今日子、中森明菜...『あまちゃん』でも注目、80年代アイドルはなぜ輝いていた? ――北川さんは、音楽産業としてのアイドル歌謡曲は1988年には終わったとする一方、テレビの影響力は残ったと指摘されています。 北川昌弘(以下、北川):前回も少しお話しましたが、テレビの音楽も90年代に小室さんが出てきて持ち直すんですね。音楽を"聴かせる"のではなく"見せる"という手法で。その後、『ASAYAN』でモーニング娘。がドキュメントバラエティの手法を採り入れ、「アイドルは売れない」と言われた時代に見事ブレイクします。メンバーの年齢層とキャラクターがうまくバラけていて識別しやすく、視聴者が親近感を抱くことができたのが成功の一因でしょう。ただ、モーニング娘。は、後藤真希や、辻ちゃん加護ちゃんが加わるあたりまでは見事でしたが、途中からメンバーが増えすぎて一遍に覚えられなくなり、下降線をたどることになる。そしてモーニング娘。の絶頂期からAKB48の登場までの間、アイドル音楽界はまた少し沈静化します。恐らく、そこがメディアとアイドル界の質的変化期だったのではないでしょうか。 ――デビュー時のAKB48にとって、テレビは一番の舞台ではありませんでした。 北川:テレビを活用したかつての歌謡アイドルとは、真っ向から違う手法でしたね。専用劇場という、小さなところからスタートしています。一方、ハロプロはAKB48登場の少し前あたりから、テレビ発信型からライブ重視型に転換しています。転換できたからこそ、今も継続できているのでしょう。僕はあまり現場に行かないのですが、ハロプロのコンサートは本当に楽しいと評判です。そしてハロプロは、一定のツアーやライブを継続できる収益構造を、すでに確立しているんですよね。ただ、やはりハロプロとAKB48では、ファンとの距離が全然違う。ハロプロは、生で観ていても客席からステージが遠い。それに比べて、AKB48は本当に目の前で観れてしまう。 ――北川さんは著書の中で「今の若いアイドルファンは、アイドルに会いに行くために小洒落た恰好をしている。自分たちの時代とは違う」と指摘されていますね。 北川:好きなアイドルに会いに行くわけだから、自分を最大限に魅力的に見せる努力をするんですよね。でも、僕から言わせてもらえば、オタクって言うのは基本的に自分の身だしなみに気を使ってはいけない(笑)。なぜなら、無駄な努力をするくらいなら、違うところに情熱を注ぎたいから。僕はずっとそういう風に信じてきました。だけど、今みたいに直接アイドルに会いに行って、認知されるのが目的になると、だんだん話が違ってくる。アイドルに「あー、あの気持ち悪い人」って認知されるのを目指すというのも、変な話ですからね(笑)。でも、僕は小奇麗なアイドルファンは、断固として"オタク"とは認めません。でも、認知されるということは、無駄な努力と決めつけられませんからね。そこが昔とは明らかに違うのです。 ――ファンと直接、コミュニケーションをとるようになったのはAKB48から? 北川:そういう流れは、実は90年代から"地下アイドル"にはあった。例えば、制服向上委員会なんかは昔からあった(92年結成)し、今も続いている。今年、再結成が話題となった東京パフォーマンスドール(90年結成)が先駆けでしょうか。当時からライブハウスでの活動に重きを置いて、ファンと密なコミュニケーションをとっていました。東京パフォーマンスドールだけは、かなりメジャー展開にも成功し、目的を果たして終了した感じですが、地下アイドルとAKB48には、決定的に違う点があります。制服向上委員会は一時期メディアの取材NGにするなどして我が道を行く感じでしたが、AKB48は最初からメジャーになることを恐れていないんです。それどころか、地下的なところからトップを目指していた。地下アイドルは一瞬、脚光を浴びることがあっても、それを継続していこうという発想はなかったのだと思います。メジャーになると普通、最初から付いていたファンは離れてしまいますからね。 ――AKB48は、なぜ「会いに行ける」というコンセプトとメジャー化を両立できたのでしょう? 北川:インターネットやソーシャルメディアの普及が決定的だったのは間違いないでしょう。映画がテレビの登場でパワーダウンした時と同じで、それに代わるメディアが登場したからこそ、テレビはパワーダウンしたのだと思います。そして新しい主導権を握るメディアが登場すると、アイドルとファンの関係も変わります。AKB48はソーシャルメディアをうまく活用して、細かく情報を発信しつつ、ファンの意見を取り入れる姿勢を保てているからこそ、メジャーになってもファンと密な関係を築けている。テレビに出るときも、主要なメンバーだけが出るわけですから、グループには何人いてもいいわけです。 ――最近は、アイドルといえばグループという印象があります。 北川:グループアイドルとは、ぶっちゃけて言えば、ある程度のレベルの人を集めて、その中で競争させることによって、最後に残った人でやっていこうという手法なんです。未熟なうちから人前で歌わせて、それをソーシャルメディアなどで拡散して、上手にアピールできると成功するという。その中でピンで活躍できる人も出てくるだろうし、そうじゃなければふるいにかけられる。街でスカウトして、テレビに売り込んでっていう従来のやり方よりも、ある意味では効率的ですし、成功確率も高い。だからこそ、今はみんなグループで始めるのが普通になっているのだと思います。 ――今後はもう、単体のアイドルが天下を取ることは難しいのでしょうか。 北川:いや、テレビはまだまだ侮れない、と考えています。「あまちゃん」に象徴的ですが、あのドラマは今の状況を理解した上で、ソーシャルメディアやグループアイドルの手法をテレビの中に取り込むにはどうすればいいのかっていうのを、すごく真面目に考えている。テレビを使って、80年代からのアイドルの流れも入れ、地方アイドルの流れも入れ、さらに今の日本が抱える問題も取り込んでいます。「あまちゃん」の能年玲奈のように、テレビの中から単体のアイドルが成功する余地はあると思います。ソロでアイドル歌手的展開はかなり難しくなったと思いますが、それでも、きゃりーぱみゅぱみゅとかが結果を出しています。広末涼子や深田恭子や上戸彩的なドラマやCMを中心に活躍するテレビの中のアイドルは、今後も生まれるでしょう。武井咲とか、剛力彩芽とか。そして今は、能年玲奈に注目というわけですね。 ――テレビはテレビで継続していくと。 北川:かつて、テレビが普及したあとも映画が残ったのと同じように、ネットの普及後もテレビは残るでしょう。別にテレビとSNSが真っ向から戦争する必要はまったくないので、どんどん融合して、両方使ってうまくやりましょうっていう流れになっていくと思う。気になるのは、レコード会社が今後どうするのかというところ。単にCDを売っていくだけの時代は終わってるでしょうから、そこは真剣に考えなきゃいけないところですよね。(了) (取材・文=編集部)