「『情熱大陸』出たい」「取材費数百万ほしい」林真理子の“野心”に出版社涙目?

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『美女入門スペシャル 桃栗三年美女三十年』/マガジンハウス

 1982年発表の処女作『ルンルンを買っておうちに帰ろう』(角川文庫)が大ヒット、以後、『美女入門』(マガジンハウス)などの女性向けエッセイや、『anego』(小学館)『下流の宴』(毎日新聞社)といった小説なども執筆している、人気作家・林真理子。最近では、自身の半生を振り返りながら、“野心”の重要性を説いたエッセイ『野心のすすめ』(講談社現代新書)がベストセラーとなり、大きな話題を呼んでいるが、関係者の間ではこんな悪評がささやかれているという。

「とにかく我が強い上にお金が大好きな人で、編集者ウケもすこぶる悪いんです。最近、『情熱大陸』(TBS系)に出演しましたが、それも番組側からのオファーではなかったとか。多数の作家が出演しているのを見て、林が『私も出たい!』と大騒ぎし、出版社に無理やり出演を取り付けてもらったと言われています。執筆活動にしても、確かにベストセラーを出していますが、売れるのはエッセイばかりで、近年の小説はほとんど初版部数をさばききれずにいます」(出版関係者)

「キャンさんを失いたくないと心から思ってる」AKB48・峯岸みなみが金爆・喜矢武豊に贈ったラブレター流出か

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中央公論新社「婦人公論」2013年 5/7号

【日刊サイゾーより】

 AKB48の峯岸みなみが、ゴールデンボンバー(以下、金爆)の喜矢武豊に贈ったとされるラブレターの画像がネット上に流出し、騒ぎとなっている。

 その内容の一部がこちら(一部読み取れない箇所は○)。

キャンさんへ
お誕生日おめでとう(はぁと)
いつもいつも支えてくれて本当に感謝しています。
キャンさんが誰と仲良いとかでいちいち色々言ってしまったけど、そんなことよりも一度裏切ってしまった私に心からの言葉をかけ○してくれるキャンさんをとても大切に思っているし、失いたくないと心から思ってる。
初めて会ったときから、ここまでの関係になれると思ってもみなかった!
一緒にいる時間が愛しくて笑顔が可愛くて声が優しい。
私はキャンさんのことが「人」として大すき。
幸せな1年になりますように。
みーちゃん

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流出した画像。

 画像の真偽や出どころは不明だが、ネット上では、峯岸が今年3月15日の喜矢武の誕生日に、酒とバスローブと一緒に贈ったバースデーカードとされており、筆跡から「峯岸が書いたもので間違えない」と言われている。バースデーカードにはほかにも、峯岸のサインや、「いつまでも一緒にいよーね」とおぼしき……

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1回寝たら結婚してくれて当たり前!?  ヤリ逃げを許さない「土星女子」とは?

【ハピズムより】

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1回ヤッたら結婚でしょーが!!

――占星術において重要な意味を担う10天体。それぞれの天体が持つ特徴は、地球に住む私たち女性の恋愛傾向を映しているかのよう。あなたの恋模様は、どの天体とマッチするでしょうか?

第8回「土星女子」

「彼氏が結婚に前向きになってくれない!」

 妙齢の女性たちがよく口にするお悩みです。愛する彼氏と結婚したいと願う気持ちはちっとも悪くないのですが、筆者が首を傾げてしまうのが以下のセリフ。

「適齢期の女性と付き合うのなら、結婚を視野に入れるのが普通だと思う!」

 どうやら、「結婚前提を考えられないなら、アラサー以上の女性には、ちょっかいを出すべきではない!」という主張のようです。

 彼女たちの言い分にも一理あるかもしれませんが、男性陣が聞いたら萎えてしまうでしょうね。「普通ってなんだよ?」と。

 「アラサー・アラフォー女性にちょっかいを出す際は、必ず結婚を前提としなければならない」という決まりはないのですよ。「私はもうとっくに適齢期に達しているのに、ちっとも結婚を考えてくれないのはひどい!」というのはあなたの価値観であって、それを男性側に押しつけるのは間違いなのです。

 ……という本質を理解しようとせず、「アラサー・アラフォー女性にちょっかいを出したオトコは責任をとるべき!」と、己の主張をシャウトしまくる女性を、ここでは「土星女子」と呼ばせていただきます。

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『恋するフォーチュンクッキー』は、本当に恋しているか?

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AKB48『恋するフォーチュンクッキー』(キングレコード)

 盆休みに友人と酒を飲んでいて、音楽の話になった。彼はキンクスやアニマルズなどの古いロックや60年代ポップスに造詣の深い好人物だ。そんな彼が「ポップスの歌詞に意味は不要じゃないか」と言いだした。「どんな素晴らしい歌詞も、メロディやコードの構造の美しさに負けてしまう。その証拠に」と彼が挙げたのは、ダスティ・スプリングフィールドのヒット曲「タルサから24時間」だった。    最愛の恋人を一夜にして裏切ってしまう、儚くも情熱的な物語。「こんなドラマチックな歌詞なのに、そこに言及されることはあまりない。作曲者であるバート・バカラックの名前は知っていても、作詞をしたハル・デヴィッドを知る日本人は少ないだろ」と彼は嘆いた。  歌謡曲がいつの間にかJ-POPと呼ばれるようになって、歌詞の存在意義は年月を経るごとに薄らいでいるように思う。今その中心に存在するのはAKB48だ。最新シングル「恋するフォーチュンクッキー」を聴いてみよう。  華やかなストリングスはモータウン風。フィリーソウルを思わせるブラス・アレンジ。大仰でないサビメロは上品な印象。2012年12月に散開したガール・ポップ・ユニットTomato n' Pineの凝りまくったサウンドに比べればクオリティは劣るものの、粗製乱造のJ-POP界にあって、よく練り込まれた作品だと思える。それ以前に、かわいい女の子たちが元気に歌っているのが良い。元気でかわいい女の子を嫌いな人間はいない。AKB48はそれ自体が社会現象だが、グループ・アイドル・ブームのトリガーとしての功績は、いまさらながら、とてつもなく大きい。  それにしても、だ。この曲を「物語性」という観点で聴くと、その歌詞はもはや「何も言ってない」のと同じだ。状況を描写する言葉は唯一「カフェテリア」だけで、風景が見えない。「ルックスに自信なくても前向きに。笑顔でいれば良いことあるかも」という低級な処世訓を演じているだけの5分弱。このフォーチュンクッキーは、まったく無根拠に「あなたとどこかで愛しあえる予感」がする程度で、全然恋なんかしてないのだ。  どこか韻を踏んでいたり、比喩や暗喩や伏線があるかといえば、まったくない。前半で「地味な花は気づいてくれない」と言うなら、後半で「花開く」とか「咲いてる」とか、何かそういう対比されるフレーズがあるべきなのだ。そういう構成美が詩歌の肝だろ。そもそも「地味な花は気づいてくれない」って文法的に正しくない。「地味な花には気づいてくれない」か「地味な花を気づいてくれない」が正しい。そんなこと指摘しだすと、「だけど自分に自信ない」という部分も許せなくなってくる。自信って言葉は自分以外に使わない。「自分に自信がない」は「頭痛が痛い」って言うのと一緒だ。唐突に述べられる「世界は愛で溢れているよ」とか「人生捨てたもんじゃないよね」などはもはや詩と呼べるレベルにない。生まれて初めて書いた小学生の作文にでも出てきそうな、幼稚な言葉……。  70年代の歌謡曲黄金時代を担った作詞家、阿久悠はこんな象徴的な言葉を遺している。 「昭和の歌謡曲は映画的だった。近年のJ-POPはブログ的だ」  今やポップスにストーリー性を持たせようとすると、「トイレの神様」みたいな冗長なものになってしまう。西野カナ的な「共感ブログ手法」の即効性が重宝されるのは当然だろう。しかし「恋するフォーチュンクッキー」の歌詞は映画的にもブログ的にも振り切れていない。トラックが良いだけに、その中途半端さが残念だ。  「ポップスの歌詞に意味は不要じゃないか」という冒頭の友人の嘆きについて改めて考える。もはや現代では、音楽に「映画的な感動」も「ブログ的な共感」も求めらていないのかもしれない。私自身もさっき「かわいい女の子たちが元気に歌っていればそれで良い」みたいなことを書いた。もう歌詞なんて全部「明日は明日の風が吹くと思う~」とかでいいのだろう。  しかし、「ポップス」とはポピュラリティの略であり、いつの時代も大衆文化の中心にあるべきだと思う。少なくとも、音楽を愛する読者のみなさんなら、そう信じたいのではないか。阿久悠は「2時間の映画の感動を3分の歌に込めるのが歌謡曲の密度」とも語った。彼がトップ・アイドル、ピンク・レディーに提供した「渚のシンドバット」(1977年)を聴き直してみると、「サーフィンボード小わきにかかえ美女から美女へ」とか「私はいちころでダウンよ」など、平易で簡素な言葉の羅列にすぎない。しかし、そこには確かに滴るような夏の風景が広がっていて、聴く者は熱い恋の情景を予感する。「想像させる力」に溢れている彼の詞を聴けば、いかに現在のJ-POPの歌詞が説明的で直接的かを痛感するだろう。  「リスナーに想像力を喚起させるスキル」と「感動を伝えたいという情熱」をバランス良く併せ持つ作詞家がたくさん登場すれば、J-POPはもうひとつ高い次元で新しい時代を迎えることができるのだろう。 ■山口真木(やまぐち・まき) 大阪出身の27才、OL。ポップスとロックと女の子をこよなく愛する。何かに毒づいてばかりの思春期まっただ中。会社の同僚のターコイズブルーのネイルがどうしても内出血にしか見えず「だいじょうぶっ?!」と叫んだら「なにが?!」と言われてコンタクトをつけながら一分間絶句した、近眼の夏です。

ロンドンで恋人と同棲……母・藤圭子逝去で明らかになった宇多田ヒカルの今

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『This Is The One』(Umgd/Mercury)
 歌手・藤圭子が衝撃の死を遂げてから1週間がたち、新しい情報が明らかになってきた。「週刊文春」(文藝春秋/9月5日号)では、元歌手で実兄の藤三郎氏が、妹への思いとともに、圭子の元夫・宇多田照實氏に対する不信感を独白している。  記事によると、圭子と結婚した当時の照實氏は翻訳やガイド業を行っており、とても裕福とはいえない状況だったようだ。借金も抱えており、あるときは圭子の母に「金をくれ。ないんだったら、マンションを売って手配してくれ」と迫ったこともあったという。当然、母は難色を示したが、「マンションだって圭子が稼いだ金で買ったんだろ!」と怒鳴り、口論に発展。結局はマンションを売却して、3000万円ほどの金を照實氏に渡すことになった。  また、何度も離婚を繰り返している2人が復縁をするワケは、“離婚しても、照實氏が金に困って圭子の元に戻ってくるから”。三郎氏の家族と食事をした際も、圭子が「お金がない」と話し、20万ほど援助したことがあったという。  三郎氏の話から浮かび上がってくる照實氏の素顔は、少なくとも金銭面に関しては“典型的なダメ男”。圭子は最初の夫である前川清ともたった1年で離婚しており、恵まれた恋愛をしてきたとは言いがたい。  そして、宇多田ヒカルの足取りは、母に似ていると指摘されることも多かった。デビュー曲でヒットを飛ばし、音楽シーンで確かな存在感を放つ――という歌手としての歩みだけではない。19歳という若さで、かつ人気絶頂期に結婚し数年で離婚したところも、圭子と重なっている。  そんな宇多田の近況が、圭子関連の報道によって明らかになった。宇多田は現在、恋人とロンドンで暮らしているという。相手は、2009年に交際がスクープされた福田天人氏。長野県安曇野市に位置する、自然治癒力を高めることを目的とした施設の代表の息子で、仏教などをテーマとして扱う日本画家でもある。宇多田は精神的疲労を回復するために前述の施設を訪れ、そこで福田氏と出会った。とある音楽関係者は、こう話す。 「関係者の間では、宇多田は昔から『母に似て、躁うつの気がある』とささやかれていました。あの家庭で育てば無理もない話。実際、自伝『点 -ten-』(EMI Music Japan Inc)では、9歳の頃に『怒りとか不満とかいった感情が完全になくなっていることに気付いた。外界になにも求めなくなっていた』経験があると、自ら語っている。紀里谷和明氏との離婚も、自分の感情を無意識下でセーブしていたことが原因のようです。福田氏とは今のところうまくいっているようなので、このまま彼に支えられて、早いうちにアーティストとして復帰してくれればいいのですが……」  母ゆずりの類いまれな才能でトップアーティストとして君臨した宇多田だが、“男運のなさ”は継いでいないことを願いたい。 (文=足立くみこ)

「防犯カメラには気をつけろ!」関西Jr.桐山照史、画像流出を早速ネタに!

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『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲!』/松竹

 関西ジャニーズJr.内ユニット「B.A.D.」として活動している桐山照史が、プライベートのオフショットをTwitter上に晒されるという不運に見舞われた。最近、飲食店などのアルバイト店員がSNSサイトで悪ふざけ画像をアップする非常識な事態が相次いでいるが、桐山の場合もコンビニの防犯カメラに映った画面を店員が外部に流すという形で巻き込まれてしまった。

 ネット上に流出した画像は、桐山が携帯電話をいじりながらコンビニに入店した場面を捉えたもの。8月19日頃からTwitterで広まり、ジャニーズファンの間でにわかに話題になっていたという。この件を報じた27日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)によれば、桐山の姿に気付いたコンビニ店員が友人に画像を送信し、その友人がTwitterにアップしたため多くの人の目に留まってしまったようだ。

大晦日は村田&井上!? 大人&先物買いしたフジテレビの胸算用

――「サイゾーpremium」から、今ホットな話題に関する記事をお届け!!  ボクシング・村田諒太選手が、8月25日、東京・有明コロシアムで行なわれたプロデビュー戦で見事にTKO勝利を挙げました。次戦も今年中に行われる予定だそうで、村田フィーバーが起こる予感も。しかし、その裏にはやはりテレビ局と電通の思惑があったようで…。 ■今回のピックアップ記事 『大晦日は村田&井上!? 大人&先物買いしたフジテレビの胸算用』(2013年6月号NEWS SOURCEより) ■フジテレビが見越す大晦日の生中継 長らくボクシング中継では影の薄かったフジテレビが、高校7冠の実績を持つ井上尚弥のプロ第3戦で、21年ぶりにゴールデンタイムで生中継を放映した。大枚をはたいて獲得した金メダリスト・村田諒太と新怪物・井上尚弥の2枚看板を武器に、TBS、テレビ東京に続いてボクシング中継で大晦日に参戦するともっぱらの噂だが――。
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『101%のプライド』(幻冬舎)
 今夏にプロデビューが予定されている、ロンドン五輪金メダリストの村田諒太。既報の通り、アマチュアボクシング界の至宝であった村田をプロに引っ張り出したのは、フジテレビ&電通の強力タッグによる力業だった。数千万円とも噂される破格の契約金に加え、東洋大学の職を辞す村田にフジのグループ会社での正社員待遇を保証してまで本人を口説き落としたというから、まさに資本力にモノを言わせた大人買いである。  そんな村田の所属先は過去に輪島功一ら3人の世界チャンピオンを輩出した三迫ジム(東京都練馬区)。同時に、業界最大手である帝拳ジムとの共同プロモートになることも発表された。これは一般的には知られていないレアケースだが、まずはその経緯を解説しよう。  そもそも長年に渡ってフジのボクシング番組に試合を提供してきたのは三迫ジムだ。フジが絡むことから、村田が三迫ジム所属になるのは自然な流れであるが、本来、日本テレビ系である帝拳ジムがサポートに絡むのは極めて異例。これは村田自身がプロ入りの条件として、帝拳ジム入りをかたくなに主張したためだと業界内で囁かれている。 「古くは大場政夫から西岡利晃まで、多数のチャンピオンを輩出してきた帝拳は世界に広いネットワークを持ち、国内随一のプロモート能力を備えたジム。特に村田の主戦場となる重量級のマーケットはアメリカ中心で、国内で世界タイトルマッチを組むのは容易ではありません。本気でプロの頂点を目指すなら、帝拳以外は考えられないという村田の主張は正しい」(某ジム会長)  帝拳ジムはプロモート面だけでなく、レベルの高い海外での練習環境を提供するなど、村田育成プロジェクトの中枢を実質的に担うことになる。業界内ではこれを「長年培われてきたクラブ制度【1】を崩壊させかねないウルトラCだ」(別のジム関係者)と揶揄する向きもあるが、国民的な知名度を誇るトップアスリートの参画は、ボクシング界を活性化させる話題に疑いはない。  こうした中、村田がプロ転向を発表した4日後の4月16日、当のフジが21年ぶり【2】にゴールデンタイムでボクシングの生中継を 敢行 したことも話題になっている。  中継されたのは、高校7冠のアマチュア実績を引っさげてプロ入りした、井上尚弥のプロ第3戦。ノンタイトル戦でありながら生中継がついたのは、辰吉丈一郎や畑山隆則を凌駕する素材と期待される井上であればこそ。村田のプロテスト中継(これまた異例のことだが)とのセット放送で、2時間の枠を用意する力の入れようだった。しかし、井上の過去2試合は、フジではなくTBSが中継してきた。局をくら替えしてのこのVIP待遇の裏には、フジの並々ならぬ野心が見え隠れする。 「井上が所属する大橋ジムでは、井上が価値のある商品に育つことを見越して、TBSとは1試合ごとの単発契約にとどめていたとか。そこで井上獲得に名乗りを上げたフジが破格の契約金を提示。TBSも負けじと提示額を吊り上げ、『大橋ジムとしては理想的な競り合いが繰り広げられた』ともっぱらです」(スポーツ紙記者)  村田獲得が大人買いなら、こちらはいわば先物買い。そもそもテレビ業界にとってボクシング中継は、ここぞというタイミングで高視聴率を叩き出す優良コンテンツのイメージが根強い。近年の亀田興毅の20%超えはいうに及ばず、1994年の薬師寺保栄vs辰吉丈一郎の一戦(関東地区平均で39・4%、関西で43・8%)などはもはや伝説的だ。  とりわけ昨年の大晦日には、井岡一翔を擁するTBSと内山高志を擁するテレビ東京がボクシング中継で好成績を挙げたのに対し、裏番組で『料理の鉄人』あらため『アイアンシェフ』で煮え湯を飲まされたフジである。村田と井上が、近い将来の大晦日商戦への切り札として期待されるのはもはや必然だろう。  だがしかし、井上第3戦はゴールデン枠にもかかわらず、平均視聴率6・9%という結果に甘んじた。 「番組制作を担当したプロデューサーK氏は、ボクシング界とお笑い界に太いパイプを持つことで知られる人物。CSのボクシング番組でも、昨年からMCに千原ジュニアを起用するなどファン層拡大のテコ入れに努めてきました。今回、村田&井上のために用意された2時間番組でも千原のほか、パネラーに9人の元世界チャンピオンを招くなど、少しでも視聴者の興味を引こうと努力していましたが、視聴者の声を拾ってみると、今ひとつMCと元王者たちの対話がかみ合わず、全体的に間延びした印象が指摘されています」(同)  いささか不安が残るフジの思惑だが、一方で、確かな収穫もあった。プロテストで元日本王者とのスパーリングに臨んだ村田が、随所にプロに向けたモデルチェンジを感じさせる出色の出来と好評なのだ。 「アマ時代はブロック主体で地味なスタイルが目についたが、フリッカージャブを振ったり、世界ではやりのL字ガードを見せたり、プロで頂点を獲るための試行錯誤が感じられた。それまで『あのスタイルでは、プロでは厳しい』と見ていた関係者が翌日、『順当に育てばイケるかも』と手のひらを返していたのが印象的です(笑)」(某ジム・トレーナー)  こうなると、井上で思い通りの数字が取れなかったフジにとって、村田への期待は俄然高まるはず。「今年は無理でも、来年の大晦日なら世界挑戦もあり得るのでは!?」(同)との声も上がっている。  そして、村田特需に期待を寄せるのは、テレビ局だけではない。これまで日が当たりにくかった国内の重量級ボクサー【3】が、こぞって村田との対戦をアピールしているのだ。なにしろ村田の対戦相手に選ばれれば、生中継がつくのは確実で、一気に全国区の知名度が得られる。まして、あわや 村田食い を果たそうものなら、即座に世界戦線に踊り出るのも夢ではない。もっとも、テレビならではの弊害も囁かれている。 「局の都合で、弱い相手ばかりを選んで勝ち星を積み重ね、いざ世界へ挑む段階でボロを出すパターンを我々は何度も目撃してきました。これでは拙速なキャリアづくりを強いられ、せっかくの素材を潰してしまうことになる。村田クラスの注目度でそれをされるのは、競技全体のイメージダウンにもつながります」(前出・スポーツ紙記者)  テレビ局にとってボクシングは、あくまでビジネス。それゆえの論理が、不世出の逸材に重い足枷とならなければ良いが……。 (友清哲) 【1】クラブ制度 日本では伝統的に、プロボクサーは所属ジムが管理する制度が主流。これに対し、海外では選手がトレーナーやマネージャーを選んで契約する手法が採られている。後者のほうが人気選手同士のビッグマッチが組みやすいメリットがあるといわれている。 【2】21年ぶり フジテレビがボクシングの試合を生中継するのは、92年11月のWBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、ヘナロ・エルナンデス vs 渡辺雄二戦以来のこと。渡辺は10戦10勝(10KO)のパーフェクトレコードを持つイケメンボクサーで、同局の大きな期待のもとに王者エルナンデスに挑んだが、6RTKO負けで戴冠は叶わなかった。 【3】重量級ボクサー 長らく日本重量級の第一人者として活躍してきた石田順裕もそのひとり。石田はこの3月に引退を表明したばかりだが、先だって催されたトークショーで村田との対戦希望を明言。村田の持つ抜群の知名度は、去りゆく選手の後ろ髪を引くほど魅力的なのだ。 「サイゾーpremium」では他にもスポーツの裏側に迫る記事が満載です!】金正日総書記死後も変化なし!? チョン・テセが語る朝鮮とサッカー中田英寿の祖父は朝鮮総督府のエリートだった!? 覗き見厳禁! 狂気のスポーツタブー本一番ダークなスポーツは野球!? 切っても切れないスポーツと闇社会
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