フジテレビ『ピカルの定理』打ち切りに見る「ゴールデン昇格→視聴率低迷」の負けパターン

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ピカルの定理- フジテレビ
 バラエティ番組『ピカルの定理』(フジテレビ系)が、9月4日で最終回を迎えることがわかった。21日の放送で「次回放送9月4日(水) 最終回」と突然発表され、番組レギュラーを務めるモデルで女優の西内まりやも放送終了後、自身のTwitter上で「只今発表された通り、ピカルの定理。次回9月4日で最終回となります」とあらためてツイート。  2010年に深夜枠からスタートした同番組だったが、好評につき改編のたびに放送時間が23時台、22時台と繰り上がっていき、この4月からはゴールデンに進出していた。だが、視聴率低迷で、かねてより番組打ち切りが取り沙汰されていた。 「7月に打ち切り説が週刊誌などで報じられましたが、それが証明された格好ですね。ゴールデンに進出すると深夜枠ほど冒険ができなくなるため、番組に勢いがなくなってしまい、視聴率が下がってしまうという“逆転現象”が起こりがち。例えば、“バリとルイ”というボーイズラブ的な人気コントがあるのですが、ゴールデンに進出してからは放送される機会が少なくなっていましたからね」(芸能ライター)  実際、22時台に放送されていた3rdシリーズの視聴率は最高で13.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ/以下同)、1ケタ台の回もあったものの、概ね11%前後で推移。ところが20時台に進出した現在放送中の4thシリーズの視聴率は、これまで2ケタ台を記録したことがなく、5%台というゴールデンではあり得ない視聴率を記録したことすらある。これでは打ち切りの憂き目に遭っても、仕方のないところだろう。  ネット掲示板などでも「これって、ゴールデン進出したばかりじゃなかったけw」「深夜で始まった最初の数回がピークだったな」「土曜の23時だからみんな見てたんだよ!」「土曜11時台コント中心で10%。水曜ゴールデン俳優ごり押し番宣中心で6%。原因ははっきりしてる」「深夜枠は深夜に帰れ、ゴールデン進出はつまらなくなるだけ」といった具合に、同番組のゴールデン進出には否定的。  今夏の連続ドラマが全滅し、情報番組『アゲるテレビ』も打ち切りが決定、ダウンタウン司会の『爆笑 大日本アカン警察』も打ち切りがささやかれるなど、視聴率が下げ止まらないフジテレビ。『ピカルの定理』も例外ではなかったようだ。

田中投手&里田まいに見る、夫婦成功の秘訣とは?

【ハピズムより】

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おバカキャラ設定は過去のもくずに……

――顔はその人の本質をあらわし、真実を宿す場所。顔面評論家で知られる池袋絵意知先生に、話題の芸能人の“顔”から、テレビだけではわからない、ホントの姿を検証してもらいます。

 開幕18連勝、昨年からは22連勝と、ともに自身が持つプロ野球記録を更新中の東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手。その田中投手を支えているのが、5つ上の年上女房・里田まい。ブログには日々、多彩な手料理が並ぶが、夫のコンディションを考えたレパートリーに「最高のあげまん」と称されるほどになった。そんな2人の成功の秘訣を、顔相から解説しよう。

 カントリー娘。としてデビューし(解散はしていないので現在も1人でカントリー娘。)、その後、『クイズ!ヘキサゴンⅡ』(フジテレビ系)でおバカキャラとしてブレイクした里田。球界期待の星と結婚した当時は料理ができなかったようだが、料理教室に熱心に通い、今ではスポーツ選手の食事をサポートするための民間資格「ジュニア・アスリートフードマイスター」を取得するまでになった。

 顔相の前に、里田まいが「あげまん」である理由はここにある。本連載の第1回『あびる優のあげまん説を徹底検証!』の中でも書いたように、自分で料理することは運を上げることになるからだ。「運は食から」で、「食を正す」ことが開運の基本であり、到達点だと言える。江戸時代の観相家・水野南北は、「運は食なり」と食を慎むことを唱えていたが、現代の日本は西洋的な肉食が多くなっただけでなく、加工食品を食べることが非常に多い。しかし、運を上げるには、生の食材を自分で調理して食べることが大切なのだ。

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「お笑いを10年やって……」【高村めぐみ】声優3役同時デビューの大抜擢!

takamuramegumi01.jpg  元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが、自らカメラマンとして可愛い声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の24回目! 今回は、『おジャ魔女どれみ』のララ役でおなじみ、高村めぐみさんが来てくれました! ――よろしくお願いします! 唐突ですが、高村さんの名前をネットで検索すると、同名のAVの女優が出てきますよね。もしや……? 高村 別人です(笑)! それ、うちの父も勘違いしてたんですよ。「芝居をやってたから、若気の至りで出たのかと思った」って、失礼にもほどがある(笑)! たまに、ウェブでどなたかが私のことを書いてくださるとき、出演作に『夢のクレヨン王国』、『おジャ魔女どれみ』、『さやかの診察室』……ちょっと、それは出てない!! みたいなこともありますね(笑)。 ――さりげなくタイトルが紛れ込んでると信じちゃいますね! あと、婚活の本を出しているライターさんにも同名の方がいたんですよ。これは……? 高村 違いますね! 婚活の本は書いてないです~。 ――そうでしたか~。では、“風流三昧”という女芸人も別の方? 高村 それは……やってました(笑)! 今まで本当に色々やってきたので、なんでも「この人ならやっててもおかしくない」って思われてしまうんですよ。でも、婚活とAVはやってないので! ――あはは、了解しました! 芸人さんとしての活動は、どんな流れで始めたんですか? 高村 もともとお芝居をしていて、たまたま舞台で知り合った方と、「劇団みたいなのを作って、芝居っぽいことやらない?」って話になって、その流れで3人集まり、なぜかお笑いに……。 ――トリオを組まれていた女優さんが、当時を振り返って「地獄の日々」とおっしゃってました。そうとうハードだったようですね。 高村 地獄でした……! ネタも自分たちで考えるんですけど、だんだん「笑いを取るって、何!?」って、わけがわからなくなるんですよ……。 takamuramegumi04.jpg ――トリオは全員若くて美人だったのに、「だっちゅーの!」みたいなユルい感じではなかったんですね。 高村 シティーボーイズさんが好きだったので、「芝居×コントをやりたいよね」ってやっていたんですけど、いかんせんノウハウを知らず、誰かに教えてもらうわけでもないから、結局ピヨピヨピヨピヨやってるだけで……。 ――でも、歌も出されてましたよね。「高飛車音頭」と「ざけんなよ! 高砂や」を聴きました、面白かったですよ! 高村 それはたまたま知り合いが作ってくれただけで、歌手活動ってほどでは……聴いたの? そんなのどこに残ってるんですか!? ――インターネットの渦の中に……。結婚する元彼にずっと文句を言い続ける歌詞で、面白かったです~。 高村 それ、私が作詞しました……。お恥ずかしい。ネットって怖いですね~。なんで残ってるんだろ~。 ――風流三昧はどれくらいの期間活動されていたんですか? 高村 えっと……10年? ――そんなに長く!? 高村 いろいろあって1人抜けて、残った2人でパーティカラーっていうコンビもやってたので、その時期を合わせると、やっぱり10年弱ですね。『おジャ魔女どれみ』と『夢のクレヨン王国』をやってる期間と綺麗にかぶっているので。 ――お笑いをやりながら、どうやって声優さんのお仕事を始められたんですか? 高村 偶然です。当時所属していた事務所の先輩に、ピンクの電話さんがいたんですけど、お2人が声優のお仕事をされていたこともあって、マネージャーが声優のオーディションを取ってきてくれて、たまたま私が受かった。それが『夢のクレヨン王国』という東映のアニメで、私はキャーベッタと水色大臣、シルバー号の3役をやらせてもらうことになったんですね。 ――デビューで3役も!? 高村 ラッキーでしょ(笑)。だから、声優さんを目指している方には申し訳ないぐらい、運がよかったの……。 ――運だけで3役は無理ですよ! そして今は、声優業や女優業だけじゃなく、マジックもやられているとか。手広いですね~。 高村 そうですね。でも、Dr.レオンというマジシャンのアシスタントをやっているだけで、私はマジックはできないですよ(笑)。できるようになった方がいいかな、と思って勉強はしてるんですけど、何もかも中途半端で……。 takamuramegumi02.jpg ――プリンセス・テンコーさんも何度も大怪我されてますし、けっこう危ないジャンルですよね。運動神経は良い方ですか? 高村 ぜんぜん(笑)。よく転ぶし、ぶつかるし、スカートを履くと膝小僧が傷だらけ(笑)。アシスタントをやっていても怖いですよ! でも、変な話、舞台に上がると、自分じゃなくて“マジックのアシスタントのお姉さん”になるんです。そうやって常に自己催眠をかけています(笑)。 ――他のお仕事と比べて、マジックの大変なところは? 高村 お芝居も、歌も、踊りも、本当にいろいろやったけれど、誤解を生むかもしれませんが、他の芸能は失敗してもなんとかなることがあるではないですか。例えば、終わりよければ、みたいなかんじで。でもマジックは、失敗したらトリックがあからさまになってしまって、芸能として成立しなくなってしまう。そういう意味で一番怖い芸能です。 ――箱に入ってる人に剣を刺すマジックとかだと、本当に最期になってしまいますしね……。そういう危機感からでしょうか? 高村さんのブログを読んでいたら、突然『遺言』が出てきて……。「延命処置はせずに、臓器は全部提供して、残りは献体に……」って、ビビリますよ! 高村 それは、酔った勢いで、つい(笑)! でも、死んだあとの体には執着がないんですよ。それで助かる人がいるなら、焼いちゃうのはもったいなくないですか? ――あと、他のブログ記事にも、急に「私はパートタイムラバーに望まれやすい」って書いてあって爆笑しました。それも酔った勢いで? 高村 やだ(笑)! 酔った勢いでしょうね(笑)! でも、望まれやすいだけで、なってはいないですからね! そこは大事ですよ!! でも、なんでなんだろう……? 軽そうで、後腐れなさそうに見られるのかなぁ。後腐れあるのになぁ。すごいネチネチしてるんですよ、私……。 takamuramegumi03.jpg ――外見が華やかな人は「若い時は口説けなかったけど今の俺ならイケるかも」みたいな希望を持った年配の人が寄ってくる気がします。 高村 っていうか、ブログとかウェブのものって、酔っ払った勢いで、ろくでもないことを書いてるので、こうして掘り返されると、すごく恥ずかしい。 ――あはは。お酒はよく飲まれるんですか? 高村 飲みます。かなり控えようとはしています。記憶がなくなるまで飲むのは、今はやめてますので(笑)! ――記憶をなくすまで飲むのをやめると、だいぶ自分を信用できるようになると思います! ちなみに、この業界以外の仕事に就こうと思ったことは? 高村 ちょっと思ったことはあるんです。でも、必ずそういうタイミングで「芝居に出ない?」とか「マジックのアシスタントやらない?」ってお話をいただくんです。だから、「これは続けろってことだな!」と思って(笑)。 ――そうですね! では最後に、今後の野望を教えてください! 高村 いつか、芝居も、踊りも、マジックも、コントも、すべて融合したようなものをやっていきたいです。もう、いまさら後には引けないし、やっぱり好きなので(笑)。 ――どうもありがとうございました! (撮影=宍戸留美/構成=小明) takamuramegumi05.jpg ●たかむら・めぐみ 1969年11月2日生まれ、東京都出身。声優、舞台女優、マジックアシスタント等、幅広いジャンルで活動中。 劇団『うわの空』「水の中のホームベース」に出演予定。 10月5日(土) 名古屋・七ツ寺共同スタジオ 10月12日(土)~14日(月・祝)新宿・タイニイアリス 11月9日(土) 大阪・ウイングフィールド 11月16日(土) 札幌・シアターZO ●ししど・るみ 1973年、福岡県生まれ。1990年にアイドルデビュー、18歳でフリーアイドルになり現在まで様々な分野で活動中! フランス、ドイツ等でもライブを行い音楽活動で高い評価を得ている。 http://rumi-shishido.com/ アルバム「女」発売中! アルバムの発売と同時にiTunes、Amazon、着うた等の配信サイトで インディーズでリリースしたアルバム4作品を配信中 〈ライブ情報〉 ★9/7(土)OTODAMA'13~音泉魂~秘湯!SET YOU FREEテントにルンルンベイビー(宍戸留美×ワタナベイビー)で出演決定!! ★9/8(日)SET YOU FREE TOUR2013~ルンルンベイビーOTODAMA'13後夜祭! at 谷町9丁目cafe&bar Legato ★上田健司、宍戸留美、近藤智洋 ”秋の三人ツアー” 【9/25(水)】START 19:30 at 阿佐ヶ谷 harness (ハーネス)  【9/27(金)】START 19:00 at 静岡 UHU(ウーフー) 【9/28(土)】START 19:00 at 大阪・梅田 ムジカジャポニカ  【9/29(日)】START 19:00 at 名古屋 夜空に星のあるように ●あかり 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中。ニューシングル「君が笑う、それが僕のしあわせ」発売中<http://www.cyzo.com/akr/>。

BABYMETAL、BiS階段…「規格外のアイドル」が次々登場する背景を掟ポルシェが分析

20130825-okite.JPG【リアルサウンドより】 アイドル界の論客としても知られる掟ポルシェ氏が、シーンの最前線を語る集中連載第二回。第一回「ハロプロはソフトレズ容認へ!? 掟ポルシェが語る『アイドルと恋愛』」では、アイドルにとってタブーとも言える恋愛問題について、アイドルと事務所とファンが相互に納得できるかもしれない着地点を示してもらった。  第二回では、音楽シーンの中のアイドルという視点から、アイドル歌謡曲の今について語った。 ――アイドル歌謡曲は最近、音楽面でもマーケット面でも大きな変化を遂げているように見えます。 掟ポルシェ(以下、掟):まず、AKB48が「アイドルのCDは付録である」と、完全に割りきったリリース展開をしたのが大きかったですね。もう、これは一大発明というか。CDを一枚買うと握手が一回出来る。何度も握手したいから同じCDを何枚も購入する。イベントを複数打ってその度に握手会をやってCDの売上枚数を稼ぐというビジネスケースが、アイドルの世界では完全に一般化しています。同じCDやレコードを何枚も買うというのは、一部の熱狂的アイドルヲタがその愛情と忠誠心を示すために昔からあったわけですが、2009年から始まったAKB選抜総選挙で、CDに投票権を封入したことから、同じCDを何枚も購入することがそれほど異常なことではなくなった。他のアイドルも、同じCDのジャケ違いをリリースしたり、ヲタの同じCD複数買いを促す手法をとるようになってきていますし、ファンも「AKBのファンみたいに同じCDを100万円分とか買ってないので、10枚しか同じCDを買ってない自分は全然濃いヲタじゃない」と麻痺してきているのが現状です。それまでアイドルの制作や事務所の方々には「自分たちは音楽を売っているんだ」という意識が当然あったと思いますが、CDが全般的に売れない時代になり、握手会商法をレーベル側から求められ、そちらにシフトせざるを得なくなった。結果、売上が伸びれば制作費を以前よりかけられるようになったりもしますし、悪いことではないですよね。ファンの疲弊度は相当なものだと思いますが。 ―― ここ数年の"アイドル戦国時代"については? 掟:最早、アイドル戦国時代ではないとよく言われていますし、確かにそう思います。AKBの国民的アイドル化や、ももいろクローバーZの人気が爆発したことで、アイドルファンが増えているアイドルブームのうちに頭ひとつ抜けようとして他のアイドルを過剰に意識し、アイドル同士がギラギラと競い合うのが戦国時代でしたが、アイドルがブームではなくジャンルとして定着するという形に落ち着いたかと思います。しかしこの、戦国時代という言葉を額面通りに受け取りすぎる運営もいて、そういうのはあまり演出や設定として行き過ぎると、見ている方が辛くなってくる。常にケンカ腰じゃなきゃいけないとか、ライバルを出し抜かなきゃいけないとか、ギラギラしていなきゃいけないとか、そういう無意味なギスギスが、このキーワードが流行ることによって植え付けられてしまった弊害もあったかと思います。 ――妙な戦闘姿勢が生まれていると? 掟:戦闘姿勢というか、無闇な攻撃性がなければアイドルはダメなんだというような誤解が若干生まれている。今、ベイビーレイズという「乗り込み! 乗っ取り!! アイドル」をコンセプトにしたグループがいるんですが、他のグループのイベントを乗っ取るということ自体、現実的には無理がありますよね。もちろんアイドル本人の意思でそうしてるわけじゃないんだから、メンバーとしては胃が痛い話じゃないですか。いまはあまりにもアイドルが多すぎて、どこの事務所さんも特色づけに苦慮されているんだろうなとは思いますけど、13歳とか14歳の女の子にそんな無茶なコンセプトを与えなくてもなぁと。普通に活動しているだけでも十分魅力的なのに、コンセプトにアイドル戦国時代ということへの誤解があるおかげで彼女たちは大変なんですよ。でも、現在ベイビーレイズは『あまちゃん』劇中のアイドルソングを歌っていて、その曲はベイビーレイズ名義でもリリースされるようなので、そこは良かったなと。今一番売れている国民的アイドル=『あまちゃん』に乗り込んで、平和的に乗っ取れたというか。でも、ライブなどの実力もあるんだから、もう少し普通にやらせてあげて欲しいグループですね。

ベイビーレイズ「暦の上ではディセンバー」(ポニーキャニオン)

――では、先ほど話に出た「特色づけ」の成功例は? 掟:前提として、アイドル歌謡曲というのは、アイドルが歌ってさえいれば、どんな音楽をやっていてもそれはアイドル歌謡曲になるんです。その前提を最大限に利用して、アイドルと真逆な音楽要素を加えて新しいものを作ろうという、アイドル歌謡の進化に意欲的な運営もいます。厳密にはコラボユニットですが、BiS階段がまさにそれ。アイドルグループのBiSと、ノイズ界の帝王・非常階段の合体ユニットですね。BiSはメンバー間のドロドロをそのまま演出として見せてしまって、その結果メンバーが脱退したり、素っ裸で野原をかけるPVを作って公開したり、他がやっていない過激なことは全部やってしまうグループとして以前から有名だったんですが、その無闇な過剰性と自由さを音楽に取り入れることで面白くなってきています。非常階段という、ノイズというジャンルで何十年間と世界のシーンをリードし続けてきた、本当のパイオニアとコラボしている。そこまで振り切ってやれば、まったく今までアイドルに興味を持たなかった層まで伝わりますよね。 ――なぜ以前は、そういう振り切り方が難しかったのでしょう? 掟:アイドルは本来清廉潔白なものであるべしという、制約が多いジャンルなんですよ。芸能事務所の上層部の人の頭の中にその制約はあって、アイドルがアイドルらしからぬことをやるのに否定的、というか、単純に理解できなかったんですよ。アイドルが増えすぎて差別化のため、楽曲の個性を振り切る必要が出てきて、その制約が突破された。それに、現在ではほとんどのアイドル歌手が芸能と切り離されたのも、アイドル歌謡曲の自由度が上がった一因です。以前はアイドルといえばテレビ番組で歌うものだったのが、現在ではイベント中心の活動形態になり、テレビに出る芸能人になることだけがアイドルの成功ではなくなった。故にテレビコードみたいなものを想定する必要がなくなったのも大きいんじゃないでしょうか。 ――あるジャンルのすごい人がアイドルと結びつくケースは増えていますね。 掟:BABYMETALは一番いい例ですよね。COALTAR OF DEEPERS、特撮のギターNARASAKIが最近では曲を書いていますが、彼はデスメタルやグラインドコアにも精通していますし、曲によってはメロディック・デスメタルのアーチ・エネミーの元メンバーであるクリストファー・アモットがギターを弾いたり、そのジャンルの本物がバックを担当するという事態が起こっている。付け焼き刃ではなく、アイドル+メタルを一貫してやり続ける姿勢が運営にある。「こんなのデスメタルと言ってほしくない」という拒否反応も当然ありますが、逆にyoutubeで動画を見た海外のメタルファンからの支持もあり、広く音楽ファンに受け入れられて、ライブでの動員を増やしてきています。

BABYMETAL「 - イジメ、ダメ、ゼッタイ - Ijime,Dame,Zettai」(トイズファクトリー)

――そういう風潮はいつぐらいから顕著になりましたか。 掟: 5年くらい前に、アイドルのプロデュースについて事務所さんから相談されることもよくあったんですが、たとえばデスメタルみたいな音楽を完全に振りきってやるアイドルが出てきたら面白いですよね、と提案してきましたけど、その時は皆さん及び腰でしたね。アイドル戦国時代と言われるようになってから、特色づけのために音楽性を振り切る必要が出てきて以降のことだと思います。それに、BABYMETALみたいな特殊な音楽性のアイドルグループを作るには、プロデューサーが本当にその音楽を好きじゃないと、絶対にうまくいかない。BABYMETALはKOBAMETALさんという、本当にメタルが好きでしょうがない人がプロデュースしていますから。 ――なぜ、そういうことができるアイドルプロデューサーが増えたのでしょう。 掟:予算の問題もありますよね。アイドルのCDが売れているとはいえ、昔に比べれば遥かに制作費も少なくなって、事務所が若いクリエーターに音楽性を一任することが多くなったから、音楽の自由度が高い面白いものが出てきやすくなったということでしょうね。元来アイドルはアイドルらしい清純な曲でデビューし、加齢とともに大人の女の恋を歌って、女優などへ転身していくものだった。でもそういった芸能としてのアイドルの通り一遍の筋道が、コンセプト重視の現代のアイドルには当てはまらなくなっている。芸能頭ではもうアイドルビジネスというものはわからなくなり、若い担当者に権限が与えられるようになったということかと思います。アイドルの本質は、ここ数年良い意味で変わりましたよね。非常階段がアイドルのバックをやっているなんて、やっぱり狂ってるし、本当にすごい時代になったものだと思いますよ。基本的に俺はアイドル歌謡曲を音楽として聴いていて、音楽というものは刺激であるべきだと思っているので、今の状況は面白いと思います。 (取材・文=編集部)

『いいとも!』終了説の影響!? タモリを囲む「異様な数のボディーガード」

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『笑っていいとも!』(フジテレビ系)公式サイトより

 司会のタモリが番組中、突如姿を消してしまう演出により、かねてからささやかれる“番組終了説”に拍車がかかっている『笑っていいとも!』(フジテレビ系)。その撮影現場である東京・新宿の「スタジオアルタ」でも、とある“異変”が起こっているという。

「増刊号用のスタジオトークの収録が終わった後、スタッフや出演者は裏口から退場するんですが、タモリにだけ異様な数のボディーガードが付いているんです。黒服の男性やガードマンが5~6人がかりでタモリを囲み、車に乗車する様子が絶対にわからないようにするという警戒ぶり。さらに車が大通りに出るまでの間も、数人の関係者が不審者が近づかないよう後ろを走って追いかけていくんです。ジャニーズタレントだって、あそこまでの警備はしませんよ」(週刊誌記者)