実力はあるはずのに……EXILEの妹分・E-girlsが今ひとつ売れないワケ

【ハピズムより】

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画像は、E-girls公式サイトより

――売れている人気アイドル&グループに共通するものは“数字”だった!? カバラ数秘術で読み解く、芸能界のヒットの法則!!

 EXILEの妹分として活動している、ガールズユニット「E-girls」。妹分だけあって、EXILEばりのパワフルなダンスパフォーマンスと歌唱力は特徴です。しかし、CDセールスランキングや知名度は、AKBやモーニング娘。、ももいろクローバーZと比べると今ひとつ。

 歌って踊るだけでなく、バラエティ番組や連続ドラマに出演するメンバーも抱えていながら、なぜか完全なブレイクに至らない彼女たち。そこにも、数字にまつわる不思議な法則が存在しています。

■E-girlsがイマイチ売れない理由とは?

 E-girlsとは、1つのグループではなく、AKBのように、その中にいくつかのグループを抱えています。代表的なのが「Dream」「Happiness」「Flower」の3つ。これら3つのガールズグループがE-girlsを支える形になっています。

 「3」とは、数秘術ではタレントとしての成功の数字です。本来は、この3つのグループが切磋琢磨し、お互いの持つエネルギー、ポテンシャルがどんどん上がっていき、結果を出せるはずなのですが、実際にはそれほどの結果は伴っていません。

 実は、E-girlsはこの3つのグループ以外に「本体のメンバー」がいて、CDをリリースする際、彼女たちからもメンバーが選抜されてきます。つまり、グループ名はなくとも、E-girls内には上記3グループに加えて、第4のグループが存在してしまうのです。

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「民放最下位」「緊急イベント」の山下智久、アルバム&ツアーも“助っ人”頼り!?

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赤西とのコラボは最終手段だね!

 9月11日にニューアルバム『A NUDE』をリリースすることが明らかとなった山下智久。出演ドラマの視聴率低迷が続き、CD売り上げも低下気味の山下だが、新アルバムではジャニーズの先輩・後輩が“助っ人”として参加。7月31日に発売されたシングル「SUMMER NUDE’13」でも、売り上げアップのための緊急イベントを急きょ発表するなど、テコ入れが続いている。

 山下が主演を務めている月9ドラマ『SUMMER NUDE』(フジテレビ系)は、初回こそ17.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したものの、その後は10~13%台に下降。一桁こそ獲っていないが、8月5日・12日の週には後番組『SMAP×SMAP』にも数字で負けてしまった。

母・藤圭子の急死で心配される、娘・宇多田ヒカルの今後

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『藤圭子 ベスト・ヒット 昭和歌謡を歌う』(Sony Music Direct [Japan] Inc.)
 長らく行方が知れなかった歌手・藤圭子が8月22日、西新宿のマンションから飛び降りて亡くなった。62歳だった。  近年は“宇多田ヒカルの母”というイメージが強かった藤だが、彼女自身も輝かしい経歴を持つ歌手である。浪曲師の両親の元で、小学生の頃から人前で歌を披露して生活し、1969年「新宿の女/“演歌の星”藤圭子のすべて」でデビュー。間をおかずリリースされた「女のブルース」「圭子の夢は夜ひらく」など複数の楽曲を合わせて計42週連続でチャートの首位を守り抜くという偉業を成し遂げた。  歌手として華々しく活動する一方、スキャンダルでマスコミを騒がせてきた人物でもある。音楽業界関係者はこう話す。 「最初の夫である歌手の前川清と結婚したのは、人気絶頂だった19歳の頃。前川は22歳でした。周囲は『若すぎる』と反対しましたが、押し切って結婚し、わずか1年で破局してしまった。デビュー10周年である79年に『普通の女になりたい』という理由で引退した際も、『もうステージに立つことはない』と語って渡米したにもかかわらず、81年に『圭似子』の名義で復活。そんな藤の行動は世間に“気まぐれ”という印象を与えたのか、歓迎ムードというわけにはいかなかった。結局、翌年に再び渡米し、宇多田照實氏と結婚、83年に長女を――つまり、のちの宇多田ヒカルを出産しました」  藤が飛び降りたのは、同居していたという知人男性のマンションの13階。ふたりの関係は詳しく分かっていないが、6年前から共に暮らしていたという。しかし、遺体を確認したのは、前夫で音楽プロデューサーの宇多田照實。ふたりは07年に離婚しているが、絶縁状態という関係性ではなかったようだ。 「藤は離婚の際の財産分与で、多額の金を――恐らく100億円は受け取っているはず。06年、ニューヨークのケネディ国際空港にて、藤が所持していた約5,000万円の現金に麻薬探知犬が反応して差し押さえられていますが、その際は『カジノで使うために持っていた』『5年で5億を使った』と説明しています。藤は銀行を信用せず、いつも多額の現金をカバンに入れて持ち歩いていたようです。使い切れないほどの金を得たために、金銭感覚が狂ってしまったのでしょう。そういう意味では、宇多田ヒカルの成功がもたらした悲劇といえるかもしれない」  宇多田は活動休止後、ラジオで母の曲を流したり、YouTubeから母の動画が削除された際に「『面影平野』歌うカーチャンすごくかっこ良くて美しくて、ああくそどうにかあれダウンロード(保存?)しときゃよかった…」とツイートするなど、母としても歌手としても藤を尊敬していたようだ。  3年前に活動を休止した理由のひとつには、行方不明の藤を探すという目的もあったという。Twitterは21日で更新が止まっており、本人の心境を知ることはできないが、今後の活動が心配だ。 (文=木野雪)

ハロプロはソフトレズ容認へ!? 掟ポルシェが語る「アイドルと恋愛」

20130823-okite.JPG【リアルサウンドより】  Perfumeとインディーズ時代から親交を持ち、TOKYO IDOL FESTIVALには第一回からDJとして参加、最近ではTOKYO MXのアイドルバラエティ番組『つんつべ♂ バク音』のメインMCを務めるなど、今やアイドル業界になくてはならない存在となった掟ポルシェ氏。  自らもミュージシャンであり、アイドル音楽をこよなく愛する氏は、複雑化した現在のシーンをどのように捉えているのか?  アイドル界の論客としても知られる掟ポルシェ氏が、シーンの"最前線"を語る集中連載第一回。  いきなりだが、アイドルにとってタブーとされる"恋愛"の話から語ってもらった。 ――アイドルの恋愛事情が、最近変わってきているというのは本当でしょうか? 掟ポルシェ(以下、掟):昔からアイドルには"恋愛禁止"が前提条件としてありました。それが最近、「メンバー同士でイチャイチャするのは良い」という妙な抜け道的手法が取り入れられて、それがファンにも認められているんですよ。僕はこの風潮を"ソフトレズ容認"と呼んでいるんですけど、今のアイドル業界はすでに戦国時代などではなくて、"ソフトレズ容認期"に突入しているんだと思います。 ――なぜ、そんなことになったのでしょう? 掟:例えばハロプロだと、Juice=Juiceの植村あかりさんは他のメンバーに抱き着いたり、触ったりというボディランゲージが多い。MCでも、他のメンバーの手を握ったんだけど、握り返してくれなかった、なんてことを仏頂面で可愛く言うんですよ。アイドルグループには、多かれ少なかれそういう雰囲気はある。まぁ、あれだけカワイイ女の子が大勢いる中にいたら、相手が同性でも好きになっちゃうのも、心情的にわかりますよ。年頃の女の子ですから、恋愛感情を多大に持っているのは当たり前で、それが男の子を好きになっちゃいけないと言われたら「じゃあしょうがない、相手が女でもいいや」と思ってしまうのは、自然と言えば自然と言える。  モーニング娘。の中でもそういうムードがあります。譜久村聖さんは、中学校に入りたてぐらいの頃には既に、ファンの間で"団地妻"と呼ばれていました。本人が意図しない色気がこぼれ落ちてしまう才能があって、ひとりだけ日活映画の団地妻みたいな、この上なく女性らしい雰囲気を醸し出していたんですよ。故に、譜久村さんは他のメンバーにとても人気があって、鞘師里保さんや鈴木香音さんも彼女のことが好きらしいんですが、結局、譜久村さんは10期メンバーの石田亜佑美さんとカップル並みに仲が良い。ネットで検索するとツーショット写真もいっぱい出てきますね。
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モーニング娘。「わがまま 気のまま 愛のジョーク/愛の軍団」(UP-FRONT WORKS)

――そういった状況に、ファンは複雑な心境では? 掟:イベントのトークでも、メンバー同士でイチャイチャしている、みたいな話は結構出てくるんですけれど、ファンも「まぁ、譜久村聖ほど女性として魅力的なら、同性でも好きになっちゃうのはしょうがないな」という感じじゃないかと。アイドルグループのメンバー同士のカップリングというのは、元々はファンが妄想し、ネット小説の題材にしたりしていたものだけに、むしろ歓迎的。我々男性がアイドルを好きになるということは、疑似恋愛と必ずしもイコールではないとは思うんですよ。だからといって、実際にアイドルがリアルにどこかの男と付き合ってると知ると、覚めてしまう人の方が多い。でも、男が好きなのは許せないけど、女が好きならいいやというグレーゾーンはある。メンバー内で仲良くしてるなら、それがある程度本気さを感じさせるものであってもいいんじゃない?という。事務所的にも、ファン的にも、なんとなくOKなんじゃないでしょうか。 ――誰も悲しまない方法なんでしょうね。 掟:女性の大所帯が長期間継続するには、宝塚化が必要ということなのかもしれません。恋愛感情を外には出さないで、女性メンバー同士の間に留める。女性だらけの団体で長く続いているところは、大体女性同士の恋の噂がつきものですし、そういった意味で、ハロプロは盤石になりつつあるとも言えるでしょう。このシステムが完成すれば、1000年王国を築けるのかもしれない。  女の子のお客さんも増えましたしね。まぁ、それはソフトレズ容認の成果とはまた別で、実際にはAKBやももクロといったグループが一般に浸透するまでに活躍して、「女性アイドルグループは、男性の、ヲタだけのものではなく、女性が観ても恥ずかしくないもの」というイメージを築き上げて、そこでアイドルというものの魅力に目覚めた新しいファン層が流れてきている、ということなんでしょうけど。いずれにせよ、ハロプロは、女の子が女の子の可愛さを享受したり、憧れて鑑賞するものにもなっている。そのうち、宝塚のように完全に女性のためのものになって、俺たち男性ファンが切り捨てられる妄想も頭をよぎりますが、メンバー同士仲が良いところをみるのって、アイドルファンにとっては至福ですし、いい傾向だとは思っていますね。 (取材・文=編集部)

宇多田ヒカルが”ブーム”を終わらせた!? ディーヴァの進化と退化の20年史

――「サイゾーpremium」から、今ホットな話題に関する記事をお届け!!  巷では22日に転落死した歌手の藤圭子さん(62)の話題でもちきりとなっていますが、娘であり同じく歌手の宇多田ヒカルさん(30)の動向にも注目が集まっています。  2010年8月に「『人間活動』に専念しようと思います」と宣言し、活動を休止。しかし、休止中にも彼女の楽曲は再評価され続け、歌手としての存在感が薄れることはありません。今回はサイゾー2013年8月号に掲載され反響を呼んだ『ディーヴァの進化と退化の20年史』をお届け。宇多田ヒカルという希代のアーティストが母親から譲り受けた才能についても言及しています。 ■今回のピックアップ記事 『宇多田ヒカルが"ブーム"を終わらせた!? ディーヴァの進化と退化の20年史』(2013年8月号特集「絶体絶命 音楽業界」より) ――日本の女性歌手に対して"ディーヴァ"という言葉が使われるようになったのが、90年代半ばあたり。現在までにそのワードは一般的に浸透したが、歌姫のJ-POP界における立ち位置や社会に対する役割は、どのように変化してきたのか? 鹿野淳氏、水無田気流氏、磯部涼氏の三者が分析!
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(絵/河合 寛)
■アメリカの流行をパクる!? 黒人音楽系 90年代後半、同時代のUSヒップホップ/R&Bを導入したトラックの上でソウルフルに歌い上げたUA、CHARA、MISIA、birdなど。宇多田ヒカルもデビュー時はアリーヤの日本版のようだったが、その後は特殊路線を進んで迷走?

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(絵/河合 寛)
■輝かしい過去に未練はナシ! 脱90年代系 2000年代以降に新たな支持層を獲得した、90年代デビュー組。小室ファミリーから抜け出した安室奈美恵や、JUDY AND MARYという偉大な過去を払拭したYUKIなどは、今も人気が衰えない。本誌がしばしばネタにしてきた椎名林檎も、ここに入るか?

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(絵/河合 寛)
■会いたすぎて震える歌詞! ギャル演歌系 2000年前後にギャルの教祖となった浜崎あゆみと、西野カナや加藤ミリヤといったその劣化版。歌詞はベタな感情しか綴られていないのが特徴である。西野カナのパンチライン「会いたくて会いたくて震える」は一時期、ネット上で笑いのネタにされました。

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(絵/河合 寛)
■YUIフォロワーが大繁殖! SSW系 SSWはシンガーソングライターと読む。メンヘラに勇気を与える絢香や、合唱コンクールみたいなアンジェラ・アキなど、さまざまなタイプが存在する。フォークギター片手に「CHE.R.RY」を大ヒットさせたYUIは、miwaをはじめとするフォロワーを量産。

 UAの『11』(96年)が90万枚、CHARAの『Junior Sweet』(97年)が100万枚、MISIAの『Mother Father Brother Sister』(98年)が300万枚売れたあの頃。同時代のUSヒップホップ/R&Bを取り込んだトラックの上で歌う彼女らは、"ディーヴァ(歌姫)"と呼ばれはじめた。  90年代半ばから起きたそのディーヴァ・ブームは、宇多田ヒカルの登場で頂点に。彼女の『First Love』(99年)は国内で860万枚以上売れた。が、今世紀に入りブームは沈静化し、ディーヴァという言葉自体が拡大解釈され、文化圏の異なる種々の女性歌手がJ-POP界で併存。その一類型を2000年前後に確立したのが浜崎あゆみだ。彼女の歌詞はギャルに訴求したが、現在媒体露出の多い加藤ミリヤや西野カナなどは、同じくギャル層に支持されている。  一方、90年代のポップ・アイコンになりながら00年代以降に新たなファンを得たのが、JUDY AND MARY解散後のYUKIや、小室ファミリーを脱した安室奈美恵。2人の人気は今も上昇しているようにさえ見える。  近年ではJUJUやAIといった歌手を音楽番組で目にするが、あのディーヴァ・ブームから約20年、歌姫の音楽性や歌詞や市場はどう変容したのか? 「ROCKIN’ON JAPAN」(ロッキング・オン)元編集長で「MUSICA」(FACT)創刊者の鹿野淳氏、詩人/社会学者でありながらJ-POPの歌詞分析もしてきた水無田気流氏、日本のアンダーグラウンドなヒップホップやクラブ・ミュージックに詳しい磯部涼氏の三者に考察してもらおう。 ■時代とズレていった宇多田ヒカルの特殊性 鹿野(以下、鹿) ディーヴァというと僕はセクシーでアーティスティックなイメージですが、CHARAは91年のデビュー時、その意味のディーヴァ感はなかった。エピックソニーは尖った女の子としてプロモーションしていましたが、当時の奇抜な格好は今のきゃりーぱみゅぱみゅに近い。95年のデビュー時からディーヴァ感があったのがUA。キャバレーのシンガー出身というストーリーだったり、デビュー・シングルが藤原ヒロシのプロデュースだったり、アーティスティックな面があった。当時、彼女に取材したときに、テクノDJのジェフ・ミルズのオールナイト・イベントに一緒に行きました。そういうアンダーグラウンドな音楽も、自分の生活圏でかじっていたんです。あの頃は渋谷系もあり、ラヴ・タンバリンズのeliなどが登場し、初めて邦楽が洋楽と同時代性を持った。そんな時期に女性歌手にアーティスティックなイメージが生じ、ディーヴァという大人っぽい言葉が使われだしたのは、自然な流れです。 水無田(以下、) 文学では80年代頃から女性が主体的にエロスを語ることが盛んに行われだしました。しかし90年代になると、現代詩や小説の世界でそれは廃れ、特に現代詩は詩語の純粋性を重視し、結果ポップなものから遊離したのですが、音楽の世界では自らの言葉と肉体で表現するディーヴァが登場したのが興味深いです。 鹿 ただ、あの頃のディーヴァはポップなものではなく、クラブでも聴けたりする音楽として僕は受け取っていました。そんなディーヴァ像をプロデューサーとして確立したのが大沢伸一。CHARAをディーヴァにしたのも、UAやbirdをヒットさせたのも、クラブ/ブラック・ミュージックを下敷きに音楽を作った彼の功績。 磯部(以下、) 90年代中頃、日本のアンダーグラウンドなヒップホップがメジャーからリリースされ、それがわりと売れた。その女の子版として、同時代のUSのR&Bを取り入れたプロダクションでディーヴァがデビューした側面も。例えばDJ WATARAIがリミックス、MUROがラップでフィーチャーされたMISIAのアナログが当時、レコード村と呼ばれた渋谷の宇田川町で何千枚も売れた。日本でいうディーヴァって要は、日本人女性の身体性と心情を黒人音楽を通していかに表現するかということだと思います。そういう試み自体は昔からあり、あの頃にようやくうまくいき始めたのかなと。そして90年代終わりに早くもディーヴァ・ブームのクライマックスが訪れた。それが宇多田ヒカルの登場。彼女はUSのR&B歌手アリーヤの日本版みたいなプロダクションでデビューしましたが、日本人の10代の女子の心情を見事に表現していた。 「Automatic」(98年)の歌詞は完成度が高いですね。まず、「automatic」や「computer screen」といった英語での縁語使いが巧い。また、「ひとりじゃ泣けない/rainy days」「指輪をさわれば/ほらね/sun will shine」と対句でさりげなく脚韻を踏んでいます。口ずさみやすい韻律と比喩表現が噛みあった歌詞です。当時は旧来の主体性や自我に拘泥せず、軽やかに恋愛を歌う女性像が求められた、まさにそこに現れたのが彼女。しかし「ほれてる」という、母親・藤圭子の演歌の世界で使われるような言葉もあり、英語圏のロマンチックラヴ・イデオロギーとは異なる性愛表現も。それを10代の帰国子女が使ったのに驚きましたが、以後は帰国子女でなければ許されないほどベタな歌詞に……。  桑田佳祐にしろBOØWYにしろ、長い間、日本のポップスは日本語と英語のチャンポンを使っていましたが、初期の彼女の歌詞はそれとも違い、アメリカン・スクールの子たちの会話を盗み聞きするようなリアルさがあった。「Addicted To You」(99年)の「君にaddictedかも」というラインで表されるのはベタな感情ですが、語感が特殊だから新鮮に聴こえた。 鹿 彼女の音楽は1stアルバムでそのオリジナリティが完成していました。母親は演歌歌手で、父親はPiLみたいなポストパンクが好きな音楽プロデューサー。そんな両親に音楽的英才教育を受け、かなり独特な音楽観に。また、基本的にはネクラですが、だからこそオープンマインドなアメリカン・スクールに通った。そのため、内面には悲しさと解放感が同居。これらが結晶となったのが1stです。でも、それ以降はいろんな批評や情報を受け入れ、表現が時代とシンクロするようになりました。  彼女自身がトラックのプロダクションにかかわってますが、USのR&Bのモードを踏襲しているようで全然違い、かなりオリジナル。それがだんだん時代と離れ、独自の内面的な表現に。黒人音楽は、流行にいかに対応するかが重要です。極端な話、イケてたらパクリでもOK。とっぴな洋服を着ればいいのではなく、モードをどう着こなすかが求められるファッションと一緒。そんな意味で宇多田は独特すぎましたが、ディーヴァのモード性を保持するのが安室奈美恵。小室哲哉のプロデュースでアイドル的な人気を集めましたが、自身にプロダクションの主導権が移ってからUSのR&Bのモードを彼女なりに表現するように。 鹿 宇多田ヒカルがUS進出につまづいた理由は、まさにそこ。一方、ディーヴァの説得力の自己プロデュースに成功したのがYUKI。JUDY AND MARY解散後、ソロになった彼女はセールスが下がった時期もありましたが、特にお子さんを亡くす不幸があった頃の『joy』(05年)からは、そういった経験も糧にして爆発的に女性としての説得力を備えた。今はほとんどプロモーションもしていませんが、人気を持続している。  ソロ以降の彼女の歌詞はいわゆる女性共感系ですが、JAM時代のガーリーさも引き継ぎつつ、母性や強さの表現にも成功。他者に欲望されることを欲望する女性の心性を乗り越える歌詞でもある。「ハローグッバイ」(04年)には「私が見てきたすべてのこと/むだじゃないよって君に言ってほしい」とあります。女性の価値は経年と経験により確実に下落し、それはアイドル的な消費のされ方をするとなおさらですが、そんな女子の現実を力強く歌っているのです。 ■浜崎あゆみの歌詞を内面化した女性たち 鹿 そうやって考えると、ディーヴァの価値観の根本にあるのが、女性の共感を呼ぶということなのかな。YUKIは女性ファンがほとんどだし、宇多田もそう。  圧倒的に女性ファンが多いのが浜崎あゆみ。ほぼ10割です。ただ、歌詞は「僕ら」語りが多い。 「Boys & Girls」(99年)の頃から「僕ら」遣いが目立ちます。「輝きだした/僕達を誰が止めることなど出来るだろう」と、ここに歌われるのは恋人同士とも取れますが、浜崎とファンとの絆、仲間意識を強調する歌詞にも読める。また、「YOU」(98年)には「きっとみんなが思っているよりずっと/キズついてたね/疲れていたね/気付かずにいてごめんね」とありますが、仲間との共感の目線か、男の子から向けられたい視線か、あえて特定されていない。 続きを読む (全文無料公開中です) 「サイゾーpremium」では他にも音楽業界の裏側に迫る記事が満載です!】混乱するYUKI、お祈りを欠かさないUA……ディーヴァたちのキテレツ&トンデモ発言集【音楽レーベルPR担当座談会】芸能事務所の力で番組にゴリ押し新盟主はアミューズ!?ビーイング、エイベックスが"荒らした"? タイアップがアニソンにもたらした功と罪
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今週末の運勢第1位は牡羊座! デートもセックスも強引なぐらいでOK

【ハピズムより】

アイビー茜

――夜空に浮かぶ月は潮の満ち引きに影響を与え、身体の70%以上が水分でできている人間にも身体的・精神的に影響を与えます。特に感覚が優れている女性は、男性よりも月の影響を受けやすいといわれています。そして、女性にとって月は、恋愛やセックスにおいてより重要なもの。月の占い師・アイビー茜が、月模様から週末のあなたの恋とセックスの運命をズバッと占います!

 週末(8月23日~8月25日)の月は、「牡羊座の月」。一体どんな週末になるのでしょうか?

■牡羊座の月のキーワード!

「痛いくらいの天真爛漫キャラを貫いて!」

 今週末の月は12星座で一番最初の星座、天真爛漫な「牡羊座」の月です。この星座の有名人のひとりに、タレントのローラさんがいます。彼女の持ち味は、なんといってもと嫌みのない無知さでしょう。疑問に思ったことは、たとえ相手が業界の大物や偉い人だとしても、物怖じせず質問します。

 思えば、皆さん大人になるにつれて、「こんなことを言ったら失礼なやつだと思われる……」と体裁を気にして、自分の言いたいことが言えなくなっているのではないでしょうか? 今週末は、牡羊座の天真爛漫パワーを借りて、当たって砕けろくらいの勢いで、気になる彼をデートに誘ってみるのもいいでしょう。牡羊座は戦いの星座でもあるので、いい星回りの人は、ライバルを出し抜いて、彼とデートの約束を取り付けられるかもしれません。交際が長くなっている2人は、日ごろの鬱憤をケンカで晴らすのにかっこうの機会でしょう。悪い星回りの人は、文字通り、ライバルと意中の人をめぐって火花が散るバトルに発展するかも。恋人とのケンカも、悪い結果になってしまうので要注意。

 それでは12星座別に、今週末の恋とセックスの運命をチェックしましょう!

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