グラドル・森下悠里が後輩・岸明日香に指南する“美のキープ術”とは?

 人気のオンラインRPG『アトランティカ』。基本プレイ無料で、現実の世界地図そっくりに作り込まれた世界を舞台に最大8人の「傭兵」を仲間にして、冒険をしていくゲームだ。そしてこのたび、そんな『アトランティカ』に新主人公が登場! 戦闘中に4体の敵を倒すと、覚醒モードに入ってパワーアップするという。そこで、早速グラビアアイドルの森下悠里ちゃんに、ムチを使うセクシーな新主人公「トリッシュ」に扮してもらうことに。事務所の後輩でもある岸明日香ちゃんに、「グラビアアイドルとして覚醒するための4カ条」を、業界の先輩としていろいろと指南してもらいつつ、『アトランティカ』の魅力に迫っていきたい。 atlactica0820_1.jpg ──全4回でお届けする悠里ちゃんと明日香ちゃんの対談連載ですが、第一回目は“美貌のキープ”、つまり、顔やスタイルの手入れについてお話いただきましょう! 『アトランティカ』にも、悠里ちゃん扮する「トリッシュ」をはじめ、「クリスティン」や「神官」など、スタイルがよくてビューティフルなキャラクターが登場しますね。このキャラクターたちのコスプレをしても引けを取らない悠里ちゃんですが、スタイルや美を維持するために、気を付けてることはなんですか? 森下悠里(以下、森下) 私が徹底しているのは日焼け対策ですね。明日香ちゃんはどんな対策してる? 岸明日香(以下、) えーっと、思いついたら日焼け止めを塗って、日傘をさすとか……。 森下 甘い! 極力無駄に日光に当たらないように心掛けないと。私は、家にいるときでも昼はカーテンを締め切ってるし、車もUVカットガラスじゃなきゃ嫌。
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悠里ちゃん扮するトリッシュの覚醒後(左)と覚醒前(右)。
 そこまで徹底しなきゃダメなんですね。 森下 カーテンは夜しか開けないよ!  室内でも日焼けしちゃうんですよね。 森下 そう。今は、アメリカで流行ってる飲む日焼け止めがあって、メラニン色素の生成を抑えてくれるからオススメよ。  えー! 教えてください!
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セクシーな「神官」(左)と「クリスティン」(右)。
森下 後で教えてあげるね。それと、私たちグラビアアイドルは常に水着なので、1kgでも太っちゃうとテンションがすごく下がっちゃうんですよ。  そうそう! 体のラインとか、自分で見てすぐわかっちゃいますよね! 森下 背の高いモデルさんだったら1kg太っても、全身に付くからそんなに目立たないんだけど、私や明日香ちゃんみたいに160cm前後の身長だと、どうしても目立っちゃうよね。そこで、オススメしたいのが、家にいるときは全裸で過ごすことです!  全裸ですか! 森下 そう。家のいたるところに鏡を置いて、常に自分の体をチェックすること。 ──運動やエクササイズはしないんですか? yuri0820.jpg  私、ランニングしてます! 森下 おっぱいが大きい子は走っちゃダメ!  ええ!! そうなんですか!? 森下 走ってると胸が左右交互に、バンバン揺れるでしょ?  はい。だから、サラシを巻いて走ってるんですけど、それでも揺れちゃいますね。 森下 明日香ちゃんのおっぱいは、両方で大体3~4kgあるからね。 ──ええ!! そんなに!? 森下 そうですよ。そんな重いおっぱいを激しく揺らすと、中の乳腺が切れて、将来垂れ下がっちゃうから、気をつけないとダメ!  じゃあ、どうすればいいんですか……。 森下 ヨガや水泳がオススメです。水泳はおっぱいが水に浮くから負担も少ないし。 asuka0820.jpg ──なるほど、おっぱいは水に浮くわけですね(笑)。ヨガも日光が当たらない室内でできますしね。  でも私、走る以外の運動が苦手なんですよ。 森下 無理に運動しなくても、家で撮影のポーズの練習するだけでもいいエクササイズになるよ。  なるほど。「寝そべりながら、胸を強調して」なんていう、無理なポーズもさせられますもんね。 森下 イスに座ってるときに、体幹を意識して、お腹の中にゴムがあるとイメージして、そのゴムを上下にピーンと伸ばすイメージで、背筋を伸ばすとか。無理に運動しなくても、体型を維持することはできます。  (言われた姿勢をやってみて)結構きついですね。一回「よいしょっ」って意識してからじゃないとその姿勢になれないですね。 森下 おっぱいが大きいとどうしても、前かがみの姿勢になっちゃうもんね。  はい。確かに気を抜くといつも猫背になっています。 ──おっぱいが大きいと、走ったり座ったりするのも大変なんですねぇ。 (第2回に続く) (構成/高橋ダイスケ、写真/後藤秀二) atlantica.jpg ●森下悠里(もりした・ゆうり) 1985年、東京都生まれ。 T160・B90(Gカップ)・W55・H90のプロポーションで、2005年からグラビアアイドルとして活躍。現在はニッポン放送『テリー伊藤のフライデースクープそこまで言うか!』内「街角ステーション 噂を求めてどこまでも!」にレギュラー出演中。 http://ameblo.jp/yuurimorishita/ ●岸明日香(きし・あすか) 1991年、大阪府生まれ。T158・B90(Gカップ)・W58・H88。『Dororich』(グリコ乳業)の2代目ドロリッチガールズ、パチンコメーカー「Daiichi」のガールズユニット『D DREAM GIRLS』メンバー。 http://ameblo.jp/asuka-kishi/ 『アトランティカ』 アンコールワットやグランドキャニオン、バビロンの空中庭園など現実と伝説が交錯する世界を舞台にした大作MMORPG。かつて、不思議な力が宿った鉱石「オリハルコン」の力で栄えるも、その力の暴走によって滅びた『アトランティス』。傭兵を仲間にし、最大9人のパーティを組み、『アトランティス』の謎を解き明かす。基本プレイ無料、行きたい場所をクリックするだけで移動できる「自動移動システム」、ゲーム内用語が一発検索できる「辞書ツール」、あせらずにコマンド入力できるエンカウント式のターン制バトルなど、初心者でも安心して楽しめるシステムを搭載。 ★無料ダウンロードはコチラから!⇒http://r.ca-mpr.jp/s/153/?i4a=1696390

「占い師」を蒼井優の“はとこ”として担ぎ出す、懲りない女性週刊誌

<p> 今週発売の「AERA」(朝日新聞出版)で、オリバー・ストーン監督が日本政治とメディアを痛烈に批判している。ストーンは原水爆禁止世界大会で「ただ一人の政治家も、ただ一人の総理大臣も、平和と道徳的な正しさを代表したところを見たことがない」「日本はアメリカの属国」などと批判スピーチを行ったが、これを日本メディアは抹殺したというものだ。まさに日本に内包する多くの問題を指摘する正鵠を射た発言である。先の大戦で、日本はその責任を曖昧にした。そのため日本は戦後から脱却できずにいる。その挙げ句が原発事故だ。オリバー・ストーン記事を読んで、そんな思いに駆られた。</p>

意外と可愛い、女子ふんどしのススメ

【messyより】

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Photo by nemuke from Flickr

 ブームというほどのブームにはならないのですが、ここ10年ほどの間、数年サイクルで、「女子用ふんどし」が話題にのぼってきます。

 ショップなどでは「パンドル」(フランス語の「つるす・垂れる」などを意味する「pandre」から)という名前で売られている女子用ふんどし. エコタレントの益戸育江さん(旧・高樹沙耶)が愛用していることを公表して、世間の殿方をギョッと……じゃなくて、ドキッとさせたことを覚えてらっしゃるかたも多いのではないでしょうか。

キャッキャウフフと見せかけ、意外と骨太!『ステラ女学院高等科C3部』が急展開

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『ステラ女学院高等科C3部』公式HPより
 女子高校生たちが泥まみれになってサバイバルゲームに燃える青春模様が話題を呼び、一説には世間に「サバゲー女子」なる存在を生み出しつつあるというアニメ『ステラ女学院高等科C3部』。以前、この連載でもリアルなサバゲーシーンが見どころだと書きましたが、物語も折り返し地点を過ぎたあたりで、本作は主人公・大和ゆらの見せる「自己承認欲求がもたらす危うさ」という意外なメッセージを発し始めました。  ゆらはもともと極度の引っ込み思案、かつ妄想癖のある性格で、どちらかというとコミュ障的な要素を持つ内気な少女でした。しかし、そんな自分を変えようとステラ女学院に入学。そしてサバゲーを行う「C3部」に入部し、新たな自分に出会っていくという成長ドラマが本作の一つのテーマとなっています。  当初はBB弾飛び交う戦場に恐れをなして、身動きが取れなかったりあっさり敵に投降したりと、内気な性格が災いしてチームに迷惑をかけていたゆらですが、長かった髪を切り、心機一転。サバゲーに真面目に取り組むようになってからは、目覚ましい成長を遂げ始めます。果敢に敵陣に飛び込み、情け容赦なく敵を一掃していくなど、一気にエースクラスの活躍を繰り広げ、たちまちチームの中核的存在となると同時に、どんどん社交的な性格になっていきます。  ここまでなら、いわゆる「内気な少年・少女が意外な才能を発揮して自己実現を達成する成長譚」という、割とよく見る展開なのですが、そんなゆらの戦いぶりにC3部の先輩・鹿島そのらだけは何か思うところがある模様。そんな彼女の目線に気づいた視聴者は、ゆらの抱える危うさに直面することになります。  それまでは内気な性格もあってか、深く他人と接することもなく、それゆえに誰かを傷つけるような行動は見せなかったゆらですが、サバゲーの才能を発揮し始めると、徐々に好戦的(もしくは無鉄砲な)な側面を見せます。その片鱗が見えたのは第5話。他校とのゲームに勝利し、C3部一同はゆらを中心に喜びを分かち合いますが、そのらだけは、勝利しか目に入っていない言動を見せたゆらにどこか不安そうな表情。続く第6話では文化祭の出し物として、部員同士によるゲームを披露することになりますが、そこでもゆらはギャラリーを巻き込みかねない危険なプレースタイルでそのらに勝ってしまいます。  エースである先輩に勝てたことを純粋に喜ぶゆらと、ただ勝利の美酒の味のみを求める彼女を危惧するそのら。回を追うごとに、ゆらの持つ危うさは増していくように見えます(しかし、ゆらはそれを自覚してはいません)。  それまで、他者に認めてもらうことがなかったゆら。そんな彼女にとってサバゲーとは、初めて見つけた「自分が主役になれる」世界なのでしょう。劇中のゆらは、際限なく肥大化していく自己承認欲求に憑りつかれているかのようです。そんなゆらの無鉄砲さは、7話において、ついにそのらのケガ、そして入院という形で目に見える形で悪影響を及ぼし始めます。この一件に責任を感じてしまったゆらは、そのらの代わりになるべく孤軍奮闘。C3部のスパルタ教育を開始します。  しかし、責任感のあまりにゲームの勝利以外に価値を見出そうとしないゆらと、サバゲーを楽しみたいほかの部員との間でも徐々にすれ違いが生まれつつあるような……。今後の展開に一抹の不安を感じずにはいられません。果たしてゆらは、このまま勝利のみを追求するサバゲーの鬼になるのか? はたまた、仲間と共にサバゲーを楽しむ気持ちを取り戻すことができるのでしょうか?  単純にサバゲーの楽しさや、才能を発揮していくゆらのサクセスストーリーだけではなく、その裏にはらむ少女のダークサイドも隠すことなく描く『ステラ女学院高等科C3部』は、ポップなビジュアルとは裏腹にかなり骨太なテーマを内包しているのです。思わぬところでハラハラする展開になってきた同作から、今後も目が離せません! (文=龍崎珠樹)

冷食、外国産は絶対ダメ! 子どものため食に執着する主婦

【作品名】『幸せの食卓』(前編) 【作者】桜井まり子 『ご近所の悪いうわさ』

【作品紹介】不妊治療の末やっと授かった子どものために、「食の安全を守る会」で勉強を始めた私。農薬づけの輸入食材に、水銀まみれの魚なんて危険すぎて食卓に出せない。ママ、家族のために頑張るわ!

【サイゾーウーマンリコメンド】「食に精神が宿る」とはかねがね思っていますが、さすが、ここまで極めてる方々は精神にも遊びがないですね~。ロバートの体ものまねでちゃんと笑えてる? ユーモアも大事よ~? なにより「アタシって良いことしてる~」「アテクシ良いこと言ってるわ~」て気分で「良い人ハイ」になってるから気をつけて! 

井森美幸と森口博子「結婚できないのは、社会現象のせい」40代独身女性の本音

女性向けWebサイト【messy】オープン記念とって出し! 全部読む
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『Myこれ!クション 井森美幸BEST』ポニーキャニオン
 毎週日曜日の朝7時からフジテレビ系列で放送されている『僕らの時代』は、お互いにゆかりのある三人がゲストに呼ばれ、おそらく基本的にはスタッフからの指示が挟まれないまま、放ったらかしの状態でラフにトークを繰り広げる番組である。時に、この時間帯にはもったいないくらいの豪華ゲストたちがやって来ることもあって、朝からお腹いっぱいな気分になることもある。  8月18日放送の『僕らの時代』は80年代にデビューした、元アイドル歌手の長山洋子・井森美幸・森口博子の三人がゲストだった。彼女たちが元アイドルであったことを知らない、もしくは忘れていたという方のために、番組冒頭に流されていた紹介VTRをまとめてみた。 つづきを読む

見本誌チェックを怠ったツケか? 台湾の大手同人誌即売会で18禁サークルが現行犯逮捕

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ファンシーフロンティア公式サイトより
 これは無秩序の結果なのか? 先月28日、台湾で開催された同人誌即売会「ファンシーフロンティア(FF)」の会場で、エロマンガを販売していた現地の同人サークルのメンバーが逮捕される事件が発生した。  逮捕されたサークルは、ホームページで無修正の見本ページを掲載。これをプライベートな事情で争っている個人が現地警察に通報したため、当日、現行犯逮捕されてしまったという。メンバーが連行された後も、ほかのサークルメンバーは、ブースに「作者が逮捕されたため新刊はありません。18禁で何が悪い」というPOPを掲示。参加者にはドン引きされる始末だったという。  多くの日本マンガ愛好者がおり、同人文化も盛んな台湾だが、性表現に対する規制は日本よりも厳しい。しかし、これまで同人のレベルでは、修正を入れ、18禁を表示するなどの配慮がなされていれば、黙認という形で性表現を扱う同人誌も摘発されることはなかった。今回の件は、そうした配慮を行っていなかったことが原因であり、現地でも同情の声はまったく聞かれないという。  しかし、なぜこのような同人誌が堂々と頒布を企図される結果になってしまったのか? 現地の事情に詳しい人物は語る。 「日本のコミックマーケットなどでは、表現の自由には配慮が伴うことを事細かに記しています。ところが、『FF』は“法律に従う”ことを記している程度で、あまり明確に書いていない。それは“創作表現の自由を守る”といったお題目があるからです。そのため、日本のように見本誌を集めてチェックするということもやっていないのです。日本の同人誌即売会に比べて、対応が幼稚だと言わざるを得ないでしょう」  「FF」はこれまで、性表現を扱う同人誌に対しては、性器の修正や18禁表示、袋に入れるなどの指示は行っていたものの、参加者に対して、性表現を行う上で描き手自身も配慮を徹底しなければならないことを周知するのを怠ってきた。その結果が、今回の事態であると考えることができる。  いまや、日本のエロマンガも海外に多くの読者を抱える時代。来るべき児童ポルノ法問題に、こうした事例はどのように影響するのだろうか? (取材・文=昼間たかし)

「第2の原子力ムラ」と化した製薬業界の闇と、寄生する“マスゴミ”の醜態

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「週刊ポスト」(小学館)
今週の注目記事1 「問題の薬品メーカーとベッタリだった日経の『言い訳』」(「週刊現代」8月31日号) 「東大教授が爆弾告発!『白い巨塔は第二の原子力ムラと化した』」(「週刊ポスト」8月30日号) 同2 「中国人社員に機密文書を盗まれた日本の有名企業30社」(「週刊現代」8月31日号) 同3 「中国・韓国は日本を千年恨み続ける」(「週刊ポスト」8月30日号) 同4 「amazonが日本の大新聞を買収する日」(「週刊ポスト」8月30日号) 同5 「ニッポン郷土大紛争『あの町だけは許せねェ!』」(「週刊ポスト」8月30日号) 同6 「死ぬことは怖くない 死後の世界は必ずあるから」(「週刊現代」8月31日号)  土曜日(8月17日)に発売された現代とポスト。現代は特大号ではないが特別定価で420円。ポストは400円。私が買った中野駅の「NEWDAYS」では現代がポストの倍積まれてあったが、20円の差は響かないのだろうか。  現代のW袋とじ。一方は「中島知子 衝撃のフルヌード」。これはフライデーの二番煎じ。  もう一つの「新企画 動くフルヌード 壇蜜の美乳を揉みまくる」は何が動くのかと思って開けたら、何のことはない。壇蜜主演の映画『甘い鞭』のURLがあって、そこへ飛べば週刊現代独占の動画が見られますという仕掛け。  だが、ポストの「武井咲 美しすぎる20歳」もどうということはない。  前半後半合わせて16ページのポストの大特集は「丸ごとエロ実話 投稿雑誌『性生活報告』の世界」。この雑誌、購読者は70歳以上という性生活報告雑誌で、発売元はサン出版。現在も部数1万部以上を誇る熟年投稿雑誌だという。  たしかに熟練の作家にはない生々しさはあるが、この猛暑の中では読む気が起こらない。  読む気が起こらないということでいえば、残念だが週刊朝日は丸ごと読む気が起こらない。この雑誌は読者のほうを向いて作っていないのではないか。そう思えてならないほど、今号は読むところがなかった。  さて、今週の注目記事の最初は“時期もの”で死後の世界を扱った特集からいこう。  人間死んだらどうなるのかは人類最大の疑問である。死後の世界は必ずあるというのは京都大学こころの未来研究センター教授のカール・ベッカー氏。 「文化に関係なく、あの世のイメージで最も多いものは、『花園』『庭園』『広い草原』、そして『トンネル』です。ただ、あの世とこの世の境が日本では三途の川ですが、砂漠地帯のアラビアなどでは臨死体験者の多くが『燃える砂漠』があったと証言しています。また、海に囲まれたポリネシアでは『荒れた海』が、切り立った崖が多いスコットランドでは『断崖絶壁』が、あの世との境界になっている。こうした現象を、バリア体験と呼んでいます」  ベッカー氏は51年、米国シカゴに生まれ、ハワイ大学で宗教哲学の博士号を取得後、大阪大学、筑波大学の教員などを歴任。92年に出版した『死の体験──臨死現象の探求』(法蔵館)は、作家の遠藤周作氏から「臨死体験について書かれた最高の一冊」と絶賛された。  こんな奇跡があったと現代が紹介している。 「当時15歳の少年・A君の事例だ。A君はある日、学校帰りにバスを降りたところで自動車にはねられ、頭蓋骨から脳の一部が飛び出すほどの重傷を負い、49日間も生死の境をさまよった。  だが50日目、奇跡が起きた。意識が戻ったのだ」  ベッカー氏が駆けつけ、A君から話を聞いた。 「私が会ったとき、A君は人工呼吸器も外れ、話ができる状態になっていました。彼いわく、意識を失ってる間に“暗いトンネル”を3回ほど通ると長い“川”に出て、船でその川を遡った、と。すると向こう岸に“花園”が見えたので、船を降りてそこで遊ぼうとした。ところが、知らないお爺さんが出てきて『お前はXか』と聞かれた」  Xというのはその少年の名前だ。話を続ける。 「話を聞いたA君のお母さんは、その容姿や動作、話し方が、自分の祖父に非常に似てることに驚き、A君に古い写真を見せました。A君はそれまで、曾祖父と会ったことも写真を見たこともなかったはずなのに、写真を見るや『この人だ』と言ったのです」  人は死を恐れる。だから死の直前、死の恐怖と苦痛を緩和するために、脳はその主に一種の“夢”を見せるのだという考え方もあるそうだ。  だが、死の淵から生還した多くの人たちがいっていることにも何らかの“真実”があるのではないだろうか。死ねば無である。そう考えている私でも、ちょっぴり死後の世界を信じたいと思っている。ベッカー氏はこういっている。 「先に亡くなった肉親らがお迎えに来るのだから死はまったく怖くない。それを知れば、残される人も『いずれ愛する人のところに行ける』と安心し、死に対する恐怖が減ります。肉体は死んでも、故人の意識は別の世界に行くのだという気持ちになれば、日本でしばしば起きる、遺族の後追い自殺などの悲劇もなくなるでしょう。病気と闘うのは良いが、死と闘おうとしても勝てません。少々の延命はできても決して死は直せないのだから」  この記事を取り上げようと思ったのは、私と一緒に仕事をしていた講談社の元『フライデー』編集長で現・編集総務局長の谷雅志さんが亡くなったからでもある。享年58歳。8月16日の通夜に行ってきたが、講談社関係者はもとより、彼の人脈の広さを示すように、門前仲町駅近くの富岡斎場は人であふれた。  現代の「音羽の杜から」で藤田康雄編集長はこう書いている。 「谷雅志さんが亡くなった。享年58歳。谷さんは新入社員時代の小誌デスク。一番印象に残っているのは、渡辺謙氏インタビュー。取材窓口の対応はけんもほろろ。谷さんに相談したら、2~3本電話をして、あっという間に取材のアポをとってくれた。その人脈は政界、財界、芸能界、至るところに張り巡らされて、色んな人を紹介してくれた。どうすれば谷さんのような編集者になれるのか、途方に暮れた新人時代を思い出す」  この歳になると、自分より若い人の死は応える。  ポストで小沢一郎氏のインタビューを多くしていた渡辺乾介氏も亡くなった。享年69歳。彼とは若い頃よく一緒に遊んだ。当時から政界通で、多くの人脈をもっていた。  宮崎吉政さんのところの秘書をやっていた今村富也さん、中曽根康弘総理の秘書だった築比地さんたちと一緒に、赤坂、銀座を飲み歩いたものだった。何をやっても面白い時代だった。  そういえば谷さんの通夜でフライデーの編集者からこういわれた。 「元木さんが以前、フライデーが休刊するかもしれないと書かれたので、社外から問い合わせが多く来て大変だったんですよ」  私の真意は、休刊しないよう頑張ってという励ましのつもりだったが、編集部には少し迷惑をかけたようである。ここでお詫びしておく。  ポストの「ニッポン郷土大紛争」が意外におもしろい。  NHKの大河ドラマ『八重の桜』は明治維新を「敗者」である会津藩の視点から描いたものだから、新政府軍の中核である長州藩が会津に対して行った仕打ちが残酷なものとして描かれている。だが約150年の時を経ても長州山口県と会津福島県の遺恨は、現在に至ってもまだ続いているのは有名である。  日本全国、そうした「郷土紛争」ともいうべき争いが各地であるというのだ。 「青森vs.八戸の津軽藩、南部藩の時代からの小競り合い」青森や弘前は津軽藩で八戸や下北半島は南部藩。八戸の人は戊辰戦争であっさり官軍に寝返った津軽藩は信用できないと考えているそうだ。 「山形vs.宮城の『牛肉醤油味』vs『豚肉味噌味』芋煮対決」。芋煮は牛で醤油味が基本。豚で味噌味というのは芋煮というより豚汁だ山形県人はいっている。 「浜松vs.宇都宮の『餃子の街』を賭けて激突」。浜松が06年に突然「餃子の消費量日本一」と名乗りを上げたのには驚いた。戦後引き上げてきた兵隊が中国で覚えてきた餃子を作って広まったという説があると、宇都宮の餃子日本一、こっちのほうがおいしいと譲らない。  他にも「山梨vs.新潟の信玄vs.謙信の『川中島の戦い』の恨みが今も」「大分vs.群馬の『おんせん県』の名称を巡って大バトル」「兵庫vs.大阪の阪神タイガースの“地元”を巡ってファンが大論争」「高崎vs.前橋の新幹線停車駅と県庁所在地はどっちが都会?」「山梨vs.静岡の世界遺産・富士山頂はどっちのもの!?」「彦根vs.薩摩の今も残る『桜田門外の変』の恨み」「兵庫vs.愛知の『赤穂浪士』と『吉良上野介』の怨念」などなど。  アマゾンのジェフ・ベゾス氏(49)が2億5,000万ドルでアメリカの名門新聞ワシントン・ポスト紙を買収したニュースは世界に衝撃を与えた。  その2日前にはボストン・グローブ紙が7,000万ドルで身売りすると発表していた。  ポストはアマゾンが日本の新聞の買収まで目論むのではないかと報じている。 「もはやジリ貧だった。アメリカの日刊紙発行部数は、80年代まで6200万部を保っていたが、ネット登場後に激減し11年には4442万部へ激減。ワシントン・ポストも最盛期の半分の40万部に落ち込んでいた。  皮肉にもそこに手をさしのべたのが、ネット企業の王者、アマゾンCEOのベゾス氏だっただけに買収劇は憶測を呼んだ」(ポスト)  今回はベゾス氏個人の買収だが、彼は何を考えて買収したのか。東洋経済オンライン編集長の佐々木紀彦氏はこう語る。 「アマゾンにとって、世界中の人々の購買データは最大の財産。新聞社を持てればアマゾンの持つ顧客データがさらに拡充される。読者がどんな記事を選び何に興味があるのかを把握すればe-コマース(電子商取引)は更に進化する」  顧客データだけではなく、アマゾンのコンテンツの充実を考えていると話すのは、在米ジャーナリスト北丸雄二氏だ。 「アマゾンキンドルに配信するコンテンツの1つ、キンドル・シングルズ(短編電子書籍)に力を入れている。これは新聞や雑誌の記事としては長く、かといって単行本としては短い、1万語~5万語未満の作品を、5ドル未満で販売するというもの。ベゾスはワシントン・ポストの記者にもシングルズで作品を発表させて、この流れを加速させたいのではないか」  米国の印税は25%未満だが、シングルズは70%にもなる。先の佐々木氏はこういう。 「すでにアマゾンの出版部門アマゾンパブリッシングには30人弱の編集者がいて、自前でコンテンツを配信できる態勢を整えている。小売業同様、メディアの“中抜き”を狙ってるのかもしれない」  振り返ってみれば、日本の新聞の部数減、電子版購読者の少なさは悲劇的でもある。  朝日新聞の公称部数は760万部。いずれ来る500万部時代を想定して地方支局縮小に向けて動いているという。  朝日は電子新聞を2年前から導入した。表向き10万突破といっているが、単独で電子版を購読しているのは1割に満たないようである。 「今年5月、アメリカのネット大手AOL傘下のハフィントン・ポスト・メディアグループと合弁会社を作り、ハフィントン・ポスト日本版を開始。ニュースやブログをベースに、ユーザーが意見を交換する参加型コミュニティという触れ込みだったが、期待を大きく裏切った。 『なかなかページビュー(PV)が上がらず早くもハフィントン・ポストへの出資は“大失敗”という声が上がっている』(ジャーナリストの山田順氏)  朝日は紙にかわる新たなプラットフォーム作りを模索するがいずれも失敗。もちろん厳しい状況にあるのは他社も同じだ」(ポスト)  それに比べてウォールストリート・ジャーナルは全購読者208万のうち約4割の89万人が電子版の読者。ニューヨーク・タイムズは190万人の購読者のうち110万人が電子版購読者。  いずれも購読料は月約20ドル(約2,000円)で、日本の半分。日本の新聞界はアメリカに比べて10年遅れているともいわれているそうである。 「いずれ新聞社がアマゾンのコンテンツサプライヤーに成り下がる可能性は否定できない。前出の朝日新聞関係者は呟く。 『発行部数を維持できなくなり、電子版も伸びない新聞社が、アマゾンに記事を配信する“下請け”と化す。これはアマゾンが直接、日本の新聞社を買収するよりも現実的かもしれない」(同)  さらに日本の新聞には弱点があり、さらに悪いシナリオが考えられるというのは北丸氏だ。 「日本語で作られる新聞は海外への訴求力に乏しい。日刊新聞法(51年に施行された法律。新聞社の株式譲渡に制限が加えられているため、買収されにくい=筆者注)に守られているため世の中の動きにも鈍感。欧米からも相手にされず気づいたら根元から腐って再起不能、といった事態にもなりかねない」  このままでは日本の新聞、出版に明日はなさそうである。  安倍晋三首相は8月15日に靖国に参拝するかどうかが注目されていたが、結局見送った。当然ながら「弱腰」だという批判が出ているが、ポストはこう難じている。これが注目記事の3番目。 「6年前の首相在任当時、靖国神社を参拝しなかったのは、『行かなかった』のではなく、険悪化していた日中関係を配慮すると、『したくても参拝できなかった』のだ。しかし、振り返ると、当時の私の判断は『痛恨の極みだ』。今回こそは、中国や韓国の反発を承知した上で、万難を排して参拝する」  安倍はこういう主旨のことをいっていたではないか。 「そう決意しながら、なお参拝を回避したのだから、今回の不参拝はできなかったのではなく、安倍首相が積極的に参拝しなかったといえるだろう」(ポスト)  その上、不参拝を中国側に連絡していたのだから二重の裏切りだと切り捨てる。それはこういうニュースを8月7日のTBSが報じていたからである。 「安倍政権内部では、安倍総理、麻生副総理、菅官房長官、岸田外務大臣の4人については、15日に参拝しないという方針を固めていたことが明らかになりました。(中略)政府関係者によりますと、安倍総理ら4人が参拝しないという方針は、複数のルートで非公式に中国側に伝えているということです」  こうした報道に対して、安倍首相は説明責任があるはずだが、夏休みをとってオバマ流にゴルフ三昧だという。  私は、参拝しなかったのは賢明な選択だと思うが、あれだけ靖国に参拝しなかったことを悔やんでいたのに行かなかったことは、安倍熱烈支持者にとっては「裏切られた」という思いがあるのであろう。結局、この人の“弱腰”“決断力の無さ”は生まれつきで、治る見込みはないようである。  次の注目記事は、現代の日本の大手企業内部文書が大量に中国人によって盗まれていると告発している記事。  以下は中国トヨタ社員の「月別査定基準」と題された資料である。 「出社後にオフィスで朝食を食べた社員は、0.5点減点。就業時間中に勝手に外出した社員は0.5点減点。遅刻早退は1回ごとに0.5点減点。就業時間中に私的な長話をしたり、私的なインターネットやゲーム、株式情報のチェックをした社員は1回発見されるたびに1点減点。オフィスで食べ物を口にしたり、退社時に消灯やパソコンの電源オフ、ロッキングを忘れた社員は、3点減点……」  中国には「百度(バイドウ)」という検索エンジンがあるが、その中のデータ共有サイト「百度文庫」に、膨大な日本企業の資料が流出しているのだという。  現代の取材に対してトヨタ自動車は「現在、事実関係を確認中で、今後は適正に対処します」(同社広報部)、ソニーは「サイト運営会社に対し、不適切なものについて削除を依頼しました。流出対策としては、社員教育を徹底させていきます」(同社広報センター)と答えている。  中国における知的財産権保護問題の第一人者・分部悠介弁護士によれば「私たちが調査した中では、全体の78%は従業員漏洩型」だそうだ。  中国人には自分の会社の文書を他へ渡すことなど、何の痛痒も感じないのだろう。  中国の日系企業9,000社を顧客とする会員制日本語ビジネス月刊誌『日商快訊』の発行人である深セン在住の加藤康夫氏は、日本人の危機管理が甘過ぎるとこう話す。 「例えば、わが社の会員データが入ったパソコンは、LANに繋いでおらず、インターネット回線すら繋いでいません。さらに厳重に施錠し、『このパソコンは厳重に保管されている』と記した顧問弁護士の証明書をパソコンの脇に貼っています。中国ではパソコン一台にしても、そのくらいの警戒心を払わなければ、容易に情報漏洩してしまうのです」  上海にある日系の人材派遣会社の幹部が退職し、その際3万人もの会員データをコピーして、このデータを持っていることを売りにして再就職活動をしていた。面接の時、日本人面接官が「違法入手ではないか」と指摘すると、私は誰もがコピーできるものを持ち出したに過ぎないので、違法行為ではないと答えたという。  広東省の複数の日系企業の顧問弁護士をしていた日本語の堪能な中国人が、仲間と密かに特許会社を設立。顧客の日系企業の先端技術を次々に入手し、中国で特許を取ったり中国の同業企業に売り歩いたりしていたそうだが、これなぞ立派な犯罪ではないか。  先の加藤氏がこうも話す。 「中国はカネがすべての社会なので、カネになるものなら基本的に何でも流出します。特に日系企業の最先端技術に関する機密は危険です。中国企業は、技術を開発する時間と労力を省略するため、日系企業の機密情報をカネで買おうとする傾向が顕著だからです」  自分の愛人だった中国人女性が会社の最高機密をもって退社し、機密を買い取らなければ「ある機関に持ち込む」と脅しをかけたケースもあったという。  ベテランの中国人弁護士はこう言う。 「上海一帯の公安にとって、日系企業の動向は、何よりも欲しい情報です。なぜなら、3,000人の工場を拡張するのか閉鎖するのかといった情報は、地元の雇用と税収、消費などに直結する重要問題だからです。そのため、日本人社長に愛人がいると分かると、その愛人をカネで釣って工作員に仕立てあげていく。これが最近のハニートラップのパターンです。愛人以外にも、ギャンブル好きだったり、借金を抱えているような日系企業の中国人幹部がいれば、公安はすかさず忍び寄ってきます」  中国でビジネスをするというのはつくづく難しいと思う。  今週の注目記事の1番目は、現代とポストがやっている「製薬業界」の闇の問題である。  スイス大手製薬会社ノバルティス(以下ノバ社)が、日本で販売する降圧剤バルサルタン(商品名ディオバン)の臨床試験を依頼した京都府立医科大学に寄付金を出し、同社の社員が身分を伏せて統計解析を担当していて、データの捏造や改ざんをしたのではないかと言われている。  このノバ社は病院だけではなく、メディアへもジャブジャブカネを流し、自分たちに都合のいい記事を書いてもらっていたのだと、現代は告発している。 「このバルサルタンが大問題を引き起こしている。効能の証明として09年に京都府立医科大学が発表した論文の、『血圧を下げる以外に、他の降圧剤より脳卒中を45%、狭心症を49%減らす効果がある』という研究データが、ノバ社の元社員によって不正に操作されていたのだ。  論文発表以来、その効能が関心を呼び、また日経メディカル誌上でのキャンペーンも奏功して、毎年1000億円以上を売り上げ、ノバ社のドル箱商品となったバルサルタン。しかし、その効能がとんだインチキだったと判明したのだから、医療界、さらに薬を服用していた患者に与える衝撃ははかり知れない。  東京慈恵会医大、滋賀医大、千葉大、名古屋大においても元社員の研究への関与の可能性が指摘されているノバ社。同社は現在、今月9日に始まった厚労省による検討委員会によって、一連の疑惑を追及されている。  だが、忘れられていることがある。この薬を専門誌上で宣伝しまくった、日経の責任である」(現代)  日経BP社が発行する医療専門誌「日経メディカル」は、バルサルタンを賛美した企画記事や関連記事、ノバ社からの広告で相当潤ったという。  現代の試算によれば、09年から現在までに、少なくとも1億円以上の金が「日経メディカル」に広告収入として入った計算になるという。  その上、厚労省が立ち上げた、ノバ社の疑惑を検証する検討委員会のメンバーに、当の日経BP社の社員である宮田満氏が含まれているというのだ。  宮田氏の選出によって委員会の信頼性を失うとするのは、同じく検討委員に選ばれたNPO法人臨床研究適正評価教育機構理事長の桑島巌氏である。  また日経BPの認識は甘過ぎると批判するのは弁護士で企業コンプライアンスの専門家・郷原信郎氏だ。 「今回の問題は、バルサルタンのプラスアルファの効能に関する研究データの不正操作にあった。そのため『誇大広告の禁止の規定』(薬事法)への抵触が考えられます。(中略)  いずれにせよ、刑事事件にまで発展する可能性がある悪質なものです。日経は、ノバ社との利害関係が疑われているという自覚を欠いていると言えるでしょう」  先日、慶應大学病院の近藤誠氏にビジネス情報誌『エルネオス』のインタビューで会ったが、その際もこの問題が出た。近藤氏はこう語っている。 「ノバルティスの問題で言うと、あれは試験に製薬会社の社員がかかわって統計解析までやっていたのに、そのことを公表してなかったことが問題だと、まずそこから始まりました。利益相反とは両方の代理人になるという意味なんだけど、一人の人間が製薬会社の代理人で論文を書く人でもあるというのは利益相反行為です。  多くのがんの論文を見ると利益相反だらけなんです。なにしろ製薬会社の社員が何人も堂々と著者の欄に名前を連ねている。本来、製薬会社の社員が統計解析にかかわってたら、それはおかしいと、その論文は排除されるべきなんだけれど、実際にはそういう論文が欧米の超一流雑誌に載ってしまう。だから次々に出てくる新薬というのは全然信用できないわけです」  製薬メーカーを頂点に、病院、医師、官僚、それにメディアまで絡め取られている構図は、原子力ムラと同じなのである。  ポストでは東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携研究部門で、医療ガバナンスを研究している上昌広特任教授が、白い巨塔は「第二の原子力ムラと化した」と告発している。  薬価は政府が一律に決めて、製薬会社は自由な値引き競争ができない。そこで以前は、医者たちを飲ませ食わせする「接待合戦」が行われていたが、最近は製薬協(日本製薬工業協会)が定めたガイドラインができたため、おおっぴらな接待ができなくなった。そこで製薬会社が考えたのが「奨学寄付金」だという。 「奨学給付金とは、製薬会社から大学に研究費を提供できる制度で、バルサルタンの臨床研究も、ノバルティスファーマ社から提供された奨学寄付金が使われました。京都府立医大など5大学に対して支払われたのは計11億3290万円にものぼっています。  奨学寄付金は一見、研究支援のように聞こえますが、実態は製薬会社の営業経費です。大学担当の営業担当者が持っている予算で、自社製品の処方と引き換えに、“研究に使ってください”と医師に持ちかける。読売新聞の拡張員が巨人戦のチケットや洗剤を持っていくのと同じです」  また今回の事件の背景にはこういうことがあるという。 「バルサルタン事件に加担した教授たちは予算がなく、製薬会社の言いなりにならざるを得なくなった。その一方、東大や国立がん研究センターは予算があるから、まともに研究しない医師は余ったカネを不正に使う。予算配分や価格統制権を一部の官僚たちが握ってしまってることの弊害です。(中略)  いまこそ、医療業界の膿をすべて出すべきです。すべての問題を徹底調査し、もう一度医療への信頼を取り戻さなければなりません。  原子力ムラの経年劣化が、福島第一原発事故という悲劇を招いたといわれます。次々と発覚する医療問題は、官僚、大学、製薬会社がつくりだす『白い巨党ムラ』が崩壊を迎えつつある予兆なのかもしれません」  原発の次には医療という巨大なムラを解体し、利権をむさぼる輩たちを一掃しなければいけない。もちろんそこに寄生しているマスゴミも含めてである。 (文=元木昌彦) ●もとき・まさひこ 1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 

ラーメン、ゴールデン街、京都を満喫『スター・トレック』御一行の日本の夏

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素顔だと誰が誰だか……

 この夏は話題作が多く、海外セレブの来日ラッシュとなっています。そのうちの1つ、超話題作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(8月23日公開)のJ・J・エイブラムス監督とメインキャストであるエンタープライズ号の乗組員、クリス・パイン、ザッカリー・クイント、アリス・イヴが、お盆の最中の12~18日まで来日していました。

 7月に早々に来日していた、悪役ジョン・ハリソンを演じたベネディクト・カンバーバッチの来日の際は、空港になんと1,000人あまりのファンが集結し、ジョニー・デップの来日に匹敵する大騒ぎになったそうですが、今回の御一行は空港取材がなかったため、普通にやってきました。

食品会社勤務のイケメン吸血鬼登場、『吸血愛人~禁断の交わり』

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 夏といえば、恋、そしてホラーの季節。ドキドキする恋愛に浸りたいと思いながら、背筋の凍るようなホラー話で震えたい――そんなあなたに、今回は、吸血鬼(ヴァンパイア)が登場するTL作品『吸血愛人~禁断の交わり』をご紹介します!

 若き成人女性が次々と大量失血死するという不可思議な事件が勃発。世間では、「平成の時代に吸血鬼が」と騒がれていた。そんな中、新人OLの笹原ありさは、憧れの上司・三浦が、社内で女性を吸血している現場を目撃してしまう。三浦の正体は、吸血鬼(ヴァンパイア)だったのだ。「君は見てはいけないものを見てしまった 私の元で生きるかそれとも死ぬか今すぐ決めろ」と、口封じにありさを襲う三浦。ありさが「三浦の協力者になる」ことを選ぶと、三浦は「その血を捧げろ」と吸血。今まで感じたことのない性的快感に襲われたありさは、吸血行為という危険な快楽に翻弄されて――!?