「はっきり言ってほかはどうでもいい。だが、これらの書店だけは持っていかれたくなかった」と、あるトーハン社員は嘆いた。 大口の取引先である丸善書店の売上トップ3店舗=丸の内本店(東京)、日本橋店(同)、ラゾーナ川崎店(神奈川)が、9月1日からトーハンのライバルであり、現在は業界トップの取次会社(出版物の卸業)である日本出版販売(日販)に帳合変更(取引する卸会社を変更することを指す出版業界用語)するという事態に至ったからだ。3店合わせて年商が100億円近くもあるというからただ事ではない。これらに加えて、9月27日に名古屋栄店が移転オープンする丸栄百貨店の店舗も、日販をメインの取引先にすることになっている。 ある中堅出版社の営業幹部は言う。 「はじめにこの話を聞いた時は正直信じられなかった。今年に入って、同じDNP連合の文教堂さんが、売上上位店を中心とした18店舗をトーハンから日販に変更している。同時にジュンク堂書店が買収したビッグウィルも8店ほど大阪屋(業界3位)に切り替えるとも聞いた。うちあたりだと、丸善さんが帳合変更するだけでトーハンと日販に対する初回の配本部数が変わってくる商品もある。なぜこうなったのか、社長から調査するように言われているのだが……」 なぜ有名書店が雪崩をうってトーハンから離脱することになったのか? 直接のトリガーとなったのは「トーハンの皇帝と呼ばれる上瀧博正氏の迷走によるトップ交代劇にある」と出版社役員は指摘する。(トップ交代劇についてはビジネスジャーナル「暴走トーハンに抗う講談社社長の狙いは取次会社の中抜き?」を参照いただきたい) 「上瀧氏の暴走による新体制移行の顛末に反感を抱いたDNP連合の幹部が、トーハンからの離脱を決断したと聞く。元々、上瀧氏は業界内でも“老害”とみられていた。こうした彼個人への不信や反感がそのままトーハンという会社の信頼低下に繋がったのだろう。いい意味でも悪い意味でも上瀧氏がその権力でトーハンという企業を守ってきたのは分かる。だが、その結果はどうだったのか、よく考えてみてほしい」 これにたいして、日販による戦略的な帳合変更だったのではないか、とみる業界人もいる。なぜなら今年6月に四国の書店チェーン・明屋書店がトーハンの資本を受け入れ、同社に帳合変更すると発表したからだ。 一方、ある取次関係者は「日版は、明屋書店の分を巻き返すためだとしても、わざわざ紀伊國屋書店ににらまれてまで、丸善を引っ張ってこないはず。まして13年のゴールデンウィークには紀伊國屋書店の梅田2号店が2000坪で出店する計画と聞いているが、この取引を日販はモノにしたいだろう。今回は取次の思惑ではない。ただ、丸善の取引条件は、ほかの大手に比べてそれほど好条件ではなかったようだ。丸善書店の工藤恭孝社長には、いい条件に改定する狙いもあったのかもしれない」と明かす。 ここでDNP連合について説明しよう。DNP連合とは大日本印刷(DNP)の傘下にある、丸善、ジュンク堂書店、文教堂、図書館流通センター(TRC)のことを指す。TRCとは図書館へ出版物を卸す会社で業界のトップ企業。DNPの傘下で丸善・ジュンク堂書店・TRCは経営統合し、DNPを親会社とするCHIグループ(現在は丸善CHIホールディングスに社名変更)を設立。現在は同ホールディングスの下に、TRC、丸善書店(丸善の店舗部門)があり、さらに丸善書店の子会社としてジュンク堂書店がぶら下がる体制にある。 また、文教堂はDNPの子会社という立場で、丸善CHIホールディングスには参加していないが、共通ポイントサービスなどにおいては、協力体制にある。12年1月期の決算で、売上高は1760億円、文教堂の375億円も含めて2000億円近くの規模となる。書店業界では紀伊國屋書店の1100億円を抜いてナンバーワン企業だ。 これだけ巨大になったDNP連合が、トーハン新体制への反感だけで取引先を変えたのだろうか? それとも何か将来を見据えた思惑があるのか。話を聞いてみると、DNP連合とトーハンとの確執が浮き彫りになってきた。 DNP連合各社のトーハンへの反感を見て行こう。まずは文教堂に関して、ある出版社役員は言う。 「文教堂と言えば、トーハンの一本帳合店として知られる老舗書店。近年になって日販とも取引を始めたが、ほとんどの店舗がいまもトーハンと取引を続けている。さらに経営が苦しくなって、近年はトーハンや出版社数社、ゲオなどから出資を受けていた。それでも経営が好転しないため、トーハン(上瀧氏)からかなり締め付けを受けていたらしい。結局は、ジュンク堂書店に24.95%の株式を引き受けてもらい、DNPの傘下に入った。文教堂の嶋崎富士雄社長は工藤氏に相当感謝しているが、トーハンへの反感はいまだ根強いようだ」 また、ある取次関係者はTRCについて「09年の暮れに、TRCが10年2月から日販に帳合変更する旨を発表した。それを受けて、トーハンの山﨑厚男社長(当時)は業界紙を集めて、緊急記者会見を開き、『図書館界を混乱に招く』として猛反対。10年7月にはTRCを提訴するという事態にまで関係はこじれた。TRCの石井昭会長と上瀧氏は相当不仲だったようで、両者が決裂したのはTRCと日教販(出版物の卸業)との合併を、上瀧氏に阻止されたときだったと思う。同社は日販への帳合変更の理由のひとつに、この“日教販問題”を上げていた。トーハンは、近い将来こうした事態になることを一切考えていなかったのかと疑問に思うほどの慌てぶり。これも結局は“老害”が招いた結果だったのだろう」と話す。 トーハンは、小城氏が丸善の社長に就任する前に、窮地に陥っていた丸善へ出資しており、日販よりもその関係は濃かった。丸善CHIホールディングスとなった今でも、第4位の株主でもある(平成24年の有価証券報告書)。それにも関わらず、丸善はトーハンと競合する日販への帳合変更という事態に至ったのである。 こうした事態を見て、講談社、小学館といった2大出版社がトーハンの新体制を批判した。それに加えて、これまで不満が溜まっていたナンバーワン書店までもが、新体制移行問題という格好の契機に反旗を翻した。 市場規模が年々落ち込んでいる出版業界だが、2大取次も売上高を落としている。そうした状況下で、取次業のトップに君臨していたトーハンがその座を日販に明け渡した。その間、トーハンで実質的に経営を牛耳っていたのは誰なのか。売上減少の責任は誰にあるのか。流通システムやあらゆる売上増・返品減の施策で日販よりも一歩も二歩も遅れたのはなぜなのか。こうした問題と今回の帳合変更は決して無関係ではないだろう。 最後に今回の事態をみて憤る書店関係者の話で締めくくりたい 「日販もトーハンも、そして帳合変更する店も大変なのは現場の人たち。お店の売上・利益が上がるというなら積極的に協力するが、結局は政治的な意味合いでの帳合変更。それに振り回されておびただしい業務をこなさなくてはいけない現場の気持ちをもっと分かってほしい」 (文=碇泰三) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) グーグルが社員がもっとも最悪だったと思う仕事とは? アップルも認めた!? 遅れる日本の携帯電磁波リスク予防 博報堂OBが語る「震災でボロ儲けした電通、大損した博報堂」 ユニクロの激安ジーンズに敗れたエドウインの焦り 広木隆「『悪事は成功のカギ』とのたまう金融機関幹部たち」 放送と通信の融合? 津田大介が見た、あるNHK番組の可能性 なぜあのベンチャーは、スタバから高額出資を受けられたのか?丸善と共同で出店のMARUZEN & ジュンク堂書店広島店
(「Wikipedia」より)
月別アーカイブ: 2012年9月
「やりたい事やってから生む」では遅すぎる! 高齢出産は育児もリスキー

(C)安彦麻理絵
9月になってしまった!! どうしよう!! ブス本エッセイの原稿が、まだまだ全然できてない。ホントにどうしよう、ずっと机に向かってるのだが、まだ先がちっとも見えない……。毎日毎日、日々、ブスの事ばかり考えて、ブスブスブスブス、パソコンのキーボード叩いてるもんだから、気がつけば自分自身も、相当なドブスになっていた。ここ何日か顔洗ってないし、歯も磨いてない。まずいだろう、これじゃ。しかも今、パンツを履くのも面倒で、ノーパンでスカートを履いている始末。これでは「薄汚れた中年の変態女」である。
ドラマ『戦国BASARA』にも出演! 『忍たま乱太郎』の椎名鯛造クンが登場

善法寺伊作役の椎名クンが登場☆
1993年に放送が始まったアニメ『忍たま乱太郎』(NHK)。そのミュージカル版が2010年より年2回ペースで公演され、女性から人気を博しているのはご存知でしょうか? 2次元でも3次元でもない「2.5次元」の世界で注目を集めているイケメンくんたち。その実生活に迫るべく、2回目となる今回は、ミュージカル版第ニ弾再演から善法寺伊作を演じていた椎名鯛造くんに登場してもらいました。
――最近出演された舞台についてお聞かせください。
椎名鯛造氏(以下、椎名) 『Nouvell Vague』という、寛永14年の日本に生きる若者を描いた舞台に出演させていただきました。混血児のシロという役と現代に生きる島崎洋介という2役を演じました。
「汗と涙の血税が……」横領と賄賂で集めた大金を局部整形に費やした中国女性官僚

イメージ画像 photo by Philip Jägenstedt
from flickr
政府や公共機関の腐敗が深刻な問題となっている中国。中央規律検査委員会によると、2010年に汚職で処罰された公務員は計14万6,500人以上に上っている。最近でも、遼寧省丹東市鳳城市のトップが約25億円と共に米国に渡るという、巨額汚職事件が発覚したばかりだ。
そんな中、北京市第一中級人民法院で懲役9年の判決が下された、ある女性官僚に話題が集まっている。
49歳になるこの女性官僚は、北京市朝陽区の農村工作委員会の幹部を務めていた2006年1月から2010年8月の間に、約220万円の公金を横領し、さらに約19万円を関係各所から賄賂として受け取っていたとされる。
彼女は、同じく起訴された同委員会書記と共に、委員会の金庫のカネを自由に使える立場にあったのだという。そんな彼女が、横領と賄賂で得た大金の多くを費やしたのが美容だったという。中でも彼女が凝っていたというのが、なんと女性器の美容整形。彼女は陰部の色素除去や大陰唇の切除などに約100万円を投じていたというから驚きだ。
汚職官僚にも、女心というものがあるということか……。しかし、金額こそほかの汚職事件に比べて大きくはないものの、自分たちの汗と涙の結晶たる税金を股間に注がれた人民たちは怒り心頭の様子。中国版Twitterの「微博」には、「こいつのマ○コは税金で作られた公共物ってことだな。誰も利用したくないだろうが」「こいつのマ○コは反汚職博物館に入れて展示すべき。俺は見たくないが」「50近くのババァのマ○コに税金が投入されるとは……。これ以上の無駄遣いを俺は知らない」などといった辛辣なコメントが並んでいる。
100万円もかけた女性器のビフォー・アフターも気になるところだが、彼女が牢獄で過ごすこととなる9年間は、少なくとも活躍の場はなさそうだ……。
(文=牧野源)
コミュニケーションツールとして「オタク」を使う、“準オタク女子”の存在を検証

『「女子」の時代!』(青弓社)
「女子会」「女子マンガ」「女子写真」……。「女子」という言葉が溢れる現代において、“女子カルチャー”はひとつの大きなうねりとなり、日々存在感を増している。そんな「女子」の実態を、ファッション誌、ガーリーフォト、マンガ、鉄道、K-POPなどの観点から論じたのが『「女子」の時代!』(青弓社)だ。編著者である、甲南女子大学教員の池田太臣氏は、同書の中で「オタクならざる『オタク女子』の登場」として、主に男性を指していた「オタク」イメージに女子が登場する過程を、メディアとの関係とともに論じている。
「オタク」という言葉のイメージの修正やオタク文化の資源化によって、“オタク的であること”がプライオリティーを持つ現代。自己の興味を追求する女子が増えている一方、「オタク文化がそれほど好きではないけども、オタクというイメージを好み、オタクになろうとする女子」である“準オタク女子”なる存在も増加傾向にあるように思う。そこで今回は“準オタク女子”という仮説を、池田氏とともに検証した。
卓球・石川佳純選手が「食わず嫌い」で見せた試合中との“大きなギャップ”とは

石川佳純オフィシャルウェブサイトより
今回ツッコませていただくのは、卓球銀メダリスト・石川佳純が登場した、8月30日放送分『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の「新・食わず嫌い王決定戦」。
石川佳純といえば、試合で勝った時など、うれしくなると子どものようにピョンピョン飛び跳ねてしまう無邪気さや、飾らない雰囲気で、ロンドンオリンピックで最も人気が高まった選手の1人だと思う。
さらに、「試合会場の体育館にラケットを持っていくのを忘れ、市民スポーツ用の備品のラケットを借りたら優勝した」「休日、池袋のロフトで福原愛と待ち合わせした佳純ちゃんは、日本代表のジャージ姿で、首からお財布をぶら下げてやってきた」などの「ピュア伝説」もネット上で有名になっており、「天使」とすら言われている。
そんな「萌え」要素のデパートのような石川の対戦相手は……石川がどうしても会いたいという伊藤英明。なんと『海猿』のうちわをロンドンに持って行くほど大ファンらしい。
心霊調査隊⑫ 霊障の浄化を公開!
このままでは他のものを呼び寄せる可能性があるので、霊能師A氏に取り除いてもらうことにしました。
「ンーーーーーッ!! △○□!!」
レッドウルフVS文春
今週発売の週刊文春の記事「反原発デモ、野田官邸にのり込んだ11人の正体」に激怒しているらしい。
カイヤの「不倫」疑惑は誤報か?
自宅を出てきたカイヤが、黒人男性と共に犬を散歩させている様子を撮影した写真を掲載。これに対して、不倫関係などではないとカイヤはブログで反論した。男性はビジネス・パートナーであり、カイヤの家の駐車場を貸しているという。また、経営するレストランの残飯を犬に提供し、散歩にも協力してくれているそうだ。
イッキマン -目薬-
イッキマン、目薬をイッキしてみてください。 HN:ポポポさん
アルコールに目薬入ると気絶するという都市伝説、太古にあったなぁ。
なるほど、これで成功したらあさみちゃんなどでこれを実行し、遊ぼう。
