トニー・レオン主演映画『一九〇五』制作中止濃厚で前田敦子の世界デビューが完全頓挫!!

「なんでや……」
 世界的俳優トニー・レオンが主演をつとめ、黒沢清監督がメガホンを取る予定だった日中合作映画『一九〇五』の制作が中止される可能性が極めてに高くなったことが、関係者の証言で明らかになった。 「まだ制作中止の発表はされてませんが、ほぼ決まりのようです。理由は、日中関係の悪化に配慮したトニー・レオンの降板だといわれています。数日前から“契約はまだ交していない”と発言するなど、同作への出演に慎重な態度を示していたトニーサイドでしたが、結局調整はつかなかったようですね」(映画関係者)  同作には日本から松田翔太とともに、AKB48を卒業したばかりの前田敦子もメインキャストとして出演が予定されていたが、女優として大きく飛躍するはずだったあっちゃんの“世界デビュー”は頓挫する形となった。 「今回、あっちゃんは、トニー・レオンと松田翔太を向こうに回して“運命の女”という非常に重要な役回りを任される予定でした。トニーはもちろん、黒沢清監督も国際的評価の高い監督ですから、当然、海外の映画関係者にもチェックされることになる。そんなこともあって、最近のあっちゃんはトニー・レオンの出演作をたくさん見て、気合いを入れていた。さぞかし残念でしょうね」(同関係者)  今年公開の山下敦弘監督作品『苦役列車』では堅実な演技で評価を受けた女優・前田敦子。新しいチャンスが訪れる日も遠くはないだろう。

トニー・レオン主演映画『一九〇五』制作中止濃厚で前田敦子の世界デビューが完全頓挫!!

「なんでや……」
 世界的俳優トニー・レオンが主演をつとめ、黒沢清監督がメガホンを取る予定だった日中合作映画『一九〇五』の制作が中止される可能性が極めてに高くなったことが、関係者の証言で明らかになった。 「まだ制作中止の発表はされてませんが、ほぼ決まりのようです。理由は、日中関係の悪化に配慮したトニー・レオンの降板だといわれています。数日前から“契約はまだ交していない”と発言するなど、同作への出演に慎重な態度を示していたトニーサイドでしたが、結局調整はつかなかったようですね」(映画関係者)  同作には日本から松田翔太とともに、AKB48を卒業したばかりの前田敦子もメインキャストとして出演が予定されていたが、女優として大きく飛躍するはずだったあっちゃんの“世界デビュー”は頓挫する形となった。 「今回、あっちゃんは、トニー・レオンと松田翔太を向こうに回して“運命の女”という非常に重要な役回りを任される予定でした。トニーはもちろん、黒沢清監督も国際的評価の高い監督ですから、当然、海外の映画関係者にもチェックされることになる。そんなこともあって、最近のあっちゃんはトニー・レオンの出演作をたくさん見て、気合いを入れていた。さぞかし残念でしょうね」(同関係者)  今年公開の山下敦弘監督作品『苦役列車』では堅実な演技で評価を受けた女優・前田敦子。新しいチャンスが訪れる日も遠くはないだろう。

元カレにHなマッサージをされて気づいた……私まだ、カレを諦められない!

【作品名】『愛欲性感マッサージ~王子の甘い手淫~ 3』  【作者】北里千寿

【作品紹介】大学生の時、「ハジメテ」をあげた元カレに未練タラタラな私。大事にされてない気がして別れたんだけど、後悔は募るばかりだった。そんなある日、「プリンス翔」っていうイケメン占い師がいるって話を聞いて診てもらうことに。すると、そこには、王子のコスプレをした元カレがいたの! 「お前のことは占える自信がない」って、性感マッサージをされちゃったんだけど、私やっぱりまだカレのことが好きみたい。そうやってモヤモヤしているところに、同じ会社の高橋さんと偶然出くわして……。

【サイゾーウーマンリコメンド】『愛欲性感マッサージ』の第3回が届きましたよ~! 物語の流れ上、「元カレが占い師になっていた」という設定がどうでもよくなってるわ! その代わり、「関西弁でのセックス」というTL史上(おそらく)初となる快挙を達成したから目に焼き付けて~。そう、セックスにはつい方言が出てしまうもの。全員が標準語でプレイしてるんじゃなくってよ!

裏カジノ、振り込め詐欺にクリカラモンモンまで!? AKB48創設者の黒い過去

motoki0918.jpg
「週刊新潮」9月20日号 中吊り広告より
グランプリ 「『人形遣い』の錬金術 時代の寵児『秋元康』研究」(「週刊新潮」9月20日号) 第2位 「73歳『松下忠洋』金融担当大臣 痴情果てなき電話と閨房」(同) 第3位 「仰天スクープ撮!国民的アイドル前田敦子 深夜の『お姫様抱っこ』」(「週刊文春」9月20日号) 次点 「服用者が自殺していた!有名禁煙薬で意識障害」(「週刊朝日」9月28日号)  中国の反日デモが、日ごとに激しさを増してきている。中国にある日本のスーパーや日本製自動車が壊され、日本領事館や大使館前に群衆が押しかけ、警察や軍隊まで出動する騒ぎになっている。日本レストランは軒並み休業し、日本人と親しい中国人から「日本語は話すな」と忠告され、外出もままならないそうだ。  これでは反日デモではなく、反日テロではないか。竹島をめぐって韓国にも反日気運が高まっている。これだけの非常事態だというのに、政界は代わり映えのしない代表選や総裁選にうつつを抜かして、有効な手を打つことができていない。  こういうときこそ、一時休戦して臨時国会を開き、対応について全党で話し合うべきではないのか。また、野田佳彦首相は国内で犬の遠吠えを繰り返すだけでなく、直接、韓国、中国の首脳に連絡して、事態打開の方策を話し合うべきであろう。  為す術のない大臣たちが、アメリカの威を借りようと来日したパネッタ米国防長官にすがったが、「尖閣諸島への日米安保条約の適用については『我々は条約上の義務を守る』と述べたうえで、『主権に関する対立では特定の立場をとらない』」(朝日新聞9月18日付より)と、体よくあしらわれてしまった。自分の頭のハエは自分でどうにかしろということだ。  中国や韓国のメディアは日本非難の論調で沸き立っているようだが、日本の週刊誌は意外に静かである。  今週めぼしいのは、文春の「李登輝×阿川佐和子『尖閣は日本の領土です』」だけである。  尖閣諸島を政府に売った「地権者」について扱ったものが多い。文春が「尖閣『地権者』の正体」、新潮が「『石原都知事』に恥をかかせた『尖閣地主』が恐れるもの」、サンデー毎日が「地権者の弟・栗原弘行氏激白『恫喝まがいに島売却を迫った政府』」などである。  尖閣諸島は国が20億5,000万円で手に入れるようだが、文春は地権者代表としてメディアにしばしば登場する栗原弘行の娘と元妻が、彼には虚言癖があり、女にだらしなく、尖閣交渉を長引かせたのも高く売りつけるためだと、容赦のない批判をしている。  義兄で尖閣の所有者である國起が尖閣諸島を購入したのは72年のこと。石油などの海底資源があるという噂を耳にし、現金で5,000万円払ったという。  いまの評価額は5億円ぐらいだそうである。それがつり上がり、新潮は、栗原家の手元に残るのは15億1,800万円だと試算している。  これほど多額の税金を使い、中国との関係を悪化させてまで購入する必要があるのか。私にはいまだ疑問に思えてならない。  さて、今週の次点には週刊朝日の記事。私は煙草を吸わないので縁がないが、ファイザーが販売するチャンピックスという禁煙薬は「魔法の薬」と呼ばれるほど売れていて、全世界の年間売上が約7億2,000万ドル(約560億円)にもなるそうだ。  2006年から米国で販売が始まり、08年から日本でも、保険が適用される医師による処方薬として販売がスタートした。俳優の館ひろしがCMに出たことで知名度を上げ、国内での累計服用者は約120万人に上る。  この薬、飲んで脳に直接作用するタイプで、効き目が評価されているようだが、実はかなり危険な副作用があるというのだ。  8月2日、東日本に住む30代の男性会社員が自宅で首をくくって死んでいるのが発見された。警察は自殺と見ているが、その男性の両親が話すには、前の晩の息子の様子がおかしかったというのである。  そして息子の部屋で見つけたのが、チャンピックスと患者に渡される禁煙手帳だった。  今のところ因果関係はハッキリしていないようだが、チャンピックスには、死にたいと思う自殺念慮や攻撃的行動などの副作用の疑いがあり、そのことはファイザーから医療機関に渡される添付文書に記載されている。自殺念慮やうつ、心疾患などを引き起こしたとして、患者1,200人が米ファイザーを相手に訴訟を起こしていると谷直樹弁護士が語っている。  厚労省の独立法人・医薬品医療機器総合機構によれば、08年度から12年度までに「自殺念慮」が18件、「自殺既遂」が2件など、自殺に関わる事例は計28件あるという。これはファイザーに報告された数である。だが、ファイザーが運営するサイト「すぐ禁煙JP」では自殺について一切触れられていない。  朝日はファイザーや国をこう批判している。 「思い起こされるのは『薬害肝炎』や『薬害エイズ』の問題だ。これらの問題では、国がやるべきことをやらない『不作為』によって、多数の犠牲者が生まれた。チャンピックスでは“犠牲者”がどれだけいるか見当もつかないが、注意喚起などの状況を見る限り、『不作為』が現在進行形で行われているように思えてしまう」  この問題は、タバコを吸わない人間にも無関係ではない。厚労省はチャンピックス服用後に起きた『運転中の意識障害』が、2011年9月までに少なくとも12件あったと公表している。  公共機関やトラックの運転手に意識障害が起きたら大惨事は免れない。米国では米連邦航空局や全米トラック協会が、パイロットや運転手に対してチャンピックスの服用を禁止している。  日本の航空業界は、業務前の健康チェックで服用が認められた場合は業務につかせないそうだが、他の業界は手つかずだ。  昔、「私はこれで禁煙しました」というCMが話題になったことがあったが、「私はこれで禁煙しましたが、事故を起こしました」では何もならない。  3位はAKB48を卒業した国民的アイドル・前田敦子(21)の某夜の「事件」をグラビアと記事でねちっこくやっている文春の記事。  9月5日、前田の卒業記念アルバム『前田敦子AKB48卒業記念フォトブック あっちゃん』(講談社)の発売記念のイベントの後、六本木で打ち上げの会が開かれた。  23時半、打ち上げがお開きになった前田は、事務所のクルマで麻布十番の高級カラオケカフェ「M」へ向かう。  そこにはAKB48の大島優子や人気俳優の佐藤健(23)ら5人がいた。6人でテキーラを30杯ほど飲んだあと、午前3時半過ぎ、泣きながら前田がそこを飛び出し、タクシーを捕まえて消えてしまう。  だがその後、再び前田が戻って来る。やがて他の4人が帰り、佐藤と前田の二人が残った。身体を密着させながら二人が部屋から出てくると、前田がまた嗚咽を漏らし始め、次第に声をあげて泣き出したというのである。  しばらくして佐藤は前田を抱きかかえ、待たせていたタクシーに乗り込む。  前田の住んでいるマンションに行き、酔っぱらったのかグッタリしている前田を佐藤が抱きかかえるのだが、支えきれず「国民的アイドルのスカートはまくられ、お尻丸出しのあられもない姿に」なる。このシーンがグラビアに載っているが、一見の価値ありだ。  この後の展開を期待させるが、AKB48の仲間が助けに来て、佐藤が見送り、前田は背負われて中へ入ってしまったのだ。  佐藤という俳優は、07年の『仮面ライダー電王』に主演して人気を集め、いま公開中の映画『るろうに剣心』がヒットしている。  一見草食系に見られそうだが、そうではないと、六本木の飲食関係者がこう語る。 「タケルは西麻布・六本木界隈じゃ有名。海老蔵事件で有名になったバルビゾンビルのバーも常連だったし。(中略)一番派手に遊んでる」  女性関係も相当なものだそうだ。  この記事を読む限り、二人の関係は相当いいところまで進んでいるようだし、前田のほうが佐藤にお熱である。  前田の「ある夜の出来事」をグラビアと記事で逐一見せた、文春の執念を感じさせる記事である。  第2位は新潮が掲載した話題の記事。松下忠洋金融担当相(73)の長年の愛人だった時任玲子(70)の告白である。  この記事が出ることに悩んだのか、松下金融担当相は発売2日前の9月10日に自室で首つり、自殺してしまったのだ。  報道によれば、室内から「密葬にしてくれ」などとする、首相、閣僚、妻宛計3通の遺書が見つかったそうである。  これまでも週刊誌には数多の男女のスキャンダルが掲載されたが、自殺者を出すというケースは稀である。彼が死を選ばなくてはならないほどの内容が新潮に書かれていたということか?  愛人だった時任が松下と初めて会ったのは、91年1月のこと。彼女は鹿児島の高校を出て水商売に入り、神戸の大型キャバレーでトップになって、80年にラウンジバーを始めた。そこへ、当時建設省砂防課長だった松下が二人の共通の知り合いに連れてこられ、同郷ということで意気投合する。  当時の彼女と現在の写真の二枚が載っているが、新潮の書いているように加賀まりこ似の美人である。  二人は10月に「東京で出会った時、ホテルで男女の仲になりました」(時任)  松下に妻子がいたとしても、ここまではよくある男女関係に過ぎない。  だが、続いてそのころ、彼が彼女に出した手紙の全文が載っている。 「玲さま いつもこまやかな心のこもったお便りありがとう いつも3回ほど、繰り返し読んでいます。そして、初めて肌を重ねた熱いニューオータニの朝のベッドを胸キュンで思い出しています。そして加納町のオリエンタルホテルで朝まで過ごしたダブル(×)シングルベッド、いつの間にかおなかを出して、スキだらけで眠ってしまっている玲子姫の白い肌をドキドキして思い出しています」  寝ている彼女の大切なところにキスしていたことなどを書き連ねている。  その後、建設族のドンといわれた金丸信元副総裁のバックアップで、93年の衆院選に自民党候補として出馬し、初当選する。  二人の不倫関係はその後も続く。時任は彼とのSEXをこう語っている。 「松下さんのエッチは品がなく、乱暴でした。自分本位ですごく慌ただしいんです。体位をコロコロ変えるし、動きが素早かったですね。手で激しく責めてくるんです。(中略)  部屋を出る際に、松下さんは“お化粧代”としてお金を渡してくれました。だいたい5万円から10万円、多くて30万円でした」  二人の逢瀬は年に2~3度しかなかったそうだ。  松下は一度落選するも、09年に国民新党から立候補して政界復帰を果たし、鳩山由紀夫内閣で経済産業副大臣になる。  その年、彼女は神戸のラウンジを閉めて鹿児島に戻る。  そのころから、松下がテレホンセックスを求めるようになったと、彼女は語っている。 「松下さんから“電話をちょうだい”というメールが入ると、それが合図になって、しました。だいたい朝4時から5時が多かったですね。(中略)松下さんは電話でエッチをする時はすごく優しくなるんです。口数もいつもより増えますし、何か慣れている様子で、私に対して触る場所を優しく指示してくれました」  彼が彼女に送ったメールを2通載せている。一つにはこうある。 「早く一つに繋がりたいです。いろいろ貴女を探検したいです」  だが、だんだん松下からの連絡がなくなり、地元へ帰って来たときも、翌日の新聞やテレビで知ることが多くなった。  2011年3月11日の東日本大震災が起き、松下は原発現地対策部長として福島に入り、多忙を極めるようになる。  だが、3月30日未明に「電話を下さい」というメールが彼から届く。  彼女は、鹿児島に来たのに知らせてくれなかったのはなぜかと問い質すが、一方的に電話を切られてしまう。  縁あって好きになった二人なのに、別れ話もしないまま自然消滅みたいなやり方をする彼のことが許せない、と彼女は弁護士を通じて手紙を出す。しかし、彼の対応は不誠実だと感じた彼女は、何度かやり取りの末、今年の5月に彼と対面する。  だが、高い金を要求するのはおかしいと難じたり、これまで「化粧代」として払っているじゃないかと言い募り、最後に80万円入りの封筒を差し出したそうだ。 「結局、私は都合の良い女だと思われていたんです。お金を出せとも言わないし、表舞台にも出ようともせず、陰で支えてくれるし、他の男に目移りしないくらいに自分に惚れていてくれる……。私自身、女は男の後ろをついていくのが当然だと思っていたんですよ。でも、いまはそのことにあぐらをかいてきた松下さんが許せないんです。今頃になって、“私は貴女をズッと好いていました。惚れていました。愛している”なんてメールを送ってきますが、私の思いに真摯に向き合っているとは到底思えません。どうにか時間稼ぎをして、逃げようとしているのがミエミエです。たかが女一人のために大臣の座を降ろされたらたまったもんじゃないと思っているんでしょうね」  彼女と会った9日後に、彼は金融・郵政民営化担当大臣に就任する。  松下は新潮の取材を受けてこう語っている。 「私が彼女を無視するようになったと言っているようですが、それは全く違う。福島に打ち込んでいて、全く外界との関係がなくなってしまい、彼女ともそうなってしまった」  男女の関係だったことも認め、今でも愛していると話している。これを読む限り誠実な人柄のようである。  前立腺がんを発症していたそうだが、治療を受けており、命には別状なかったそうだから、病気が自殺の動機ではないようだ。  政治家の女性スキャンダルですぐに思い出すのは、宇野宗佑、中川秀直、山崎拓であろう。宇野はスキャンダルもあって、あっという間に総理の座から滑り落ちた。  中でも愛人に衝撃的な告白をされたのは山拓であろう。その上、愛人が外国特派員協会で記者会見まで開いてしまったのだ。将来の首相候補だった山拓は落選し、その後も出馬するが、当選する可能性はほとんどない。だが、私が彼の元愛人に博多でインタビューしたとき、彼女は「まだやる気満々ですよ、あの人」と笑って話していた。  宇野、中川、山崎は自殺せず、中川衆院議員はいまだに永田町で大きな顔をして生き延びている。彼らと松下金融担当相を分けたのは何だったのか。  時任の模泰吉弁護士が言っているように、「松下氏の女性の扱い方がヘタだったと言われても仕方ない」ところはある。  セックスのテクニックやテレホンセックスのことをバラされ、晩節を汚されたと思ったのかもしれないが、「その歳でよう頑張ってはる」という見方もあるのではないか。  私は、自殺の動機は政治家という職業にあると思う。大野伴睦は「猿は木から落ちても猿だが政治家は選挙に落ちればタダの人だ」といった。  総選挙は間近であるが、松下が所属する国民新党も苦戦が予想されている。ましてやこのスキャンダルが出ては、当選する見込みはほとんどない。  中川、山拓には、もう一度永田町に戻るという強い意欲があったが、松下にはそれが弱かった。このスキャンダルが明るみに出てしまうことで、生きる意欲まで失ってしまったのではないか。  朝日は松下の別の愛人にインタビューしている。二人のことは2003年4月に写真誌「FLASH」で報じられているが、今回の自殺に対して、信じられないとこう疑問を呈している。 「女性問題というのは表のことであって、もっと根深い何かに思い悩んでいたんじゃないでしょうか」  今週のグランプリは新潮の青沼陽一郎と取材班が、AKB48の生みの親・秋元康の研究を始めた連載第1回に贈りたい。  今回は秋元と一緒に「AKS」を立ち上げた窪田康志と芝幸太郎のうち、芝について多くを割いているが、だいたいはこれまで文春が報じてきたことである。  芝と窪田は、六本木にあった芝が経営する「裏カジノ」で知り合った。芝は強引な取り立てで社会問題化した「商工ファンド」に入り、日本一の営業成績を収めるようになった。「貸します詐欺」や「振り込め詐欺」のあくどい仕事に手を染めていたなどである。  今回面白いのは、まず、芝のかつての上司にこう言わせていることである。 「芝の背中には一面に龍の刺青が入っている。赤や青のハデな色合いで、その龍の周りには鯉もからみついている絵柄だ」  AKB48を創り上げた一人がクリカラモンモンを背負っているというのだ。  もう一つは、AKB48の48という数字の謎についてである。この48はメンバーの数ではない。では、何を指すのか?  かつて芝は、芸能関係の仕事を始めるとき「office48」という会社を立ち上げたことがある。ここにも48が使われているが、これは「芝=シバ=48」を指しているというのである。  新潮は「このアイドル発掘プロジェクトに参画した芝の元手は、“振り込め詐欺”や裏カジノの収益ではないのだろうか」と疑問を投げかけている。  芝は取材に対して、詐欺や裏カジノについては否定したが、刺青に関してはプライベートなことだと返答を拒否したという。  秋元はインタビューに対して、「アイデアということでは100%僕。お金ということでは100%窪田君」と答えている。  芝にそういう過去があることはまったく知らなかったと話し、知っていたら一緒にやらなかったという。芝はいまはAKB48から手を引いていて関係がないとも話すが、劇場支配人も衣装担当者も、秋元才加らAKB48数名の所属事務所も芝の会社になっているではないかと、新潮側は指摘する。  こうした闇の人脈と手を組むことになった秋元の謎は、「彼の生い立ちを追う過程で明らかになるだろう」と、次回への含みを持たしている。何だろう? 楽しみである。  文春の前田敦子や新潮の記事を読むと、そろそろAKB48人気にも綻びが出てきたことを感じるのだが。 (文=元木昌彦)
motokikinnei.jpg
撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか 

個人標的も「愛国無罪」 【反日デモ】日本人を襲撃する側の論理とは!?

hfegeibechina.jpg
 日本政府による尖閣諸島国有化を契機に、中国での反日感情が悪化の一途をたどる中、在留邦人が襲撃されるケースが相次いでいる。上海の日本総領事館によると、13日までに、路上で暴行を受けたり、ラーメンを顔にかけられるなど、少なくとも6件の被害が報告されているという。  これまでにも、反日デモの際には日本車や日本食料理店などが暴徒化した群衆の襲撃対象とされることは度々あったが、日本人個人が標的とされるまでにエスカレートしたことは異例といえる。こうした中、中国大使館は在留邦人に注意喚起を続けている。  一方、中国人はこうした事態をどう見ているのだろうか。  中国版Twitterの「微博」上には、「愛国とはいえ個人を攻撃するのは支持できない」という冷静な意見もある中、「(襲撃されたのは)自業自得」「こうでもしなければ奴らは反省しない」といった、個人への襲撃を容認するような書き込みも少なくない。  「愛国無罪」は毎度のこととはいえ、なんの罪もない個人を攻撃することを彼らはどのように正当化しているのだろうか。   日本人個人への攻撃を容認するある微博ユーザーは、その根拠をこう述べている。 「『国と民は分けて論じるべき』などは戯言だ。日本は民主主義の国。政治家は国民の意思の下に選ばれ、政府は国民の総意を体現したもの。よって日本政府による中国主権の侵害は日本国民に責任がある」  また別のユーザーは、「日本人に善意があるのなら、民主的手続きにのっとって野田首相を罷免するべき」と主張する。そのほかの個人攻撃容認派の多くも、異口同音に「日本は民主国家である以上、政府の非は主権者である国民の非」というロジックを展開しているのだ。  つまり言い換えれば「うちは独裁国家だから、政府が何やろうが俺らは責任ないもんね」というわけである……。 (文=牧野源)

人体実験で体が入れ替わっちゃった!! 好きなアノ子の体はうれしいけど……

bokutokanojyo.jpg

 年頃の男女の体が入れ替わってしまって、さあ大変! という設定で描かれた作品といえば、『おれがあいつであいつがおれで』(山中恒/理論社)が金字塔ですよね。1982年に映画『転校生』で映像化されて以降、数々のアイドルたちが「心は男、体は女」な役を演じてきました。石野陽子主演の『転校生!おれがあいつであいつがおれで』(85年、フジテレビ系)、観月ありさの『放課後』(92年、同)、モーニング娘。吉澤ひとみの『おれがあいつであいつがおれで』(2002年、TBS系)などなど、何度ドラマ化されても評判を呼ぶ鉄板の設定です。最近では、父親と娘の体が入れ替わってしまう『パパとムスメの7日間』(TBS系)での舘ひろしの女子高校生演技に注目が集まりましたね。そして、昨今話題になっている男女入れ替わり作品が、『僕と彼女の×××』。「なかよし」(講談社)で『園芸少年』を連載していた森永あいが描く「新世紀型 愛憎悲喜劇(しんせいきがたラブストーリー)」です。

最近トホホすぎるシャープが発明した驚愕の新製品は「めざましテレビ」!

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) フェイスブックで部下に「友達」申請は“ソーハラ”!? 出来レースだった!? 選手会が一転WBCへの参加を決めた舞台裏 東芝は原発ビジネスから撤退!? 三菱・日立はどうするのか? ■特にオススメ記事はこちら! 最近トホホすぎるシャープが発明した驚愕の新製品は「めざましテレビ」! - Business Journal(9月17日)
post_701.jpg
家電はジリ貧シャープの主力産業に。(「シャープHP」より)
 今月15日に創業100周年を迎えたシャープ。しかし、液晶テレビ・パネル事業不調によって赤字が続く同社は、1万人規模の人員削減を発表。さらに社員の給与を7%カット、今冬・来夏のボーナスを半減と悪い話題ばかりが耳に入ってくる……。 シャープ、給与カット拡大などで人件費削減 賞与は半減 - JCASTニュース(9月12日)  創業100年目の節目に、いよいよ正念場を迎えたシャープ。そこで同社の命運を左右する最新の製品に注目したところ、オドロキのラインナップを発掘した。例えば……。 シャープ、テレビに「目覚まし時計」機能を搭載! 本体にベル音内蔵 - CNET Japan(7月10日)  シャープ不調の原因であるテレビ事業。この起死回生を図るため、驚愕の新機能が追加された。それがAQUOS H7 40V型に追加された「目覚まし時計機能」だ! 本記事によれば、テレビ本体にベル音を内蔵しており、目覚まし時計としての利用をすることが可能となっている。シャープを代表する最新のAQUOSと、目覚まし時計の夢のコラボレーション……。とにかく、ライバルであるサムソンやLGには絶対に思いつかない機能であることは間違いない。 シャープが素敵な製品を開発してくれたよ - 暇人速報(9月9日)  同社が推進するプラズマクラスターは、プラズマ放電によってイオンを発生させるシャープ独自の機能。空気中に浮遊するカビ菌などを除去し、ウイルスの作用を抑制する。さらには脱臭・美肌効果も期待できるそうだ。現在、エアコンやドライヤー、掃除機、冷蔵庫などにも組み込まれている同社イチオシのテクノロジー。  そんなプラズマクラスターを、なんとオフィス用コピー機に組み込んでしまったというから、ネット上でも話題に。このコピー機によって快適なオフィス空間が実現し、日頃の業務で淀んだオフィスの空気も、爽やかで快適なものとなるはずだ。コピー+プラズマクラスタという、驚きの合わせ技は、まさに「目の付け所がシャープ」すぎる逸品といえるだろう。 シャープが人工知能搭載・音声認識・スマホ連携で自走式のロボット家電「COCOROBO(ココロボ)」新発売 - GIGAZINE(5月8日)  シャープが発売する「cocorobo」は、自動で掃除をしてくれるロボット。「目の付け所がシャープ」な同社は、この分野のパイオニアである「ルンバ」の差別化を図ろうと、前述のプラズマクラスター機能に加え、ボイスコミュニケーション機能などを搭載している。このボイスコニュニケーション機能では、cocoloboがユーザーの呼びかけに反応して運転したり、簡単なあいさつを交わすことも可能。日本語だけでなく、英語、中国語にも対応しており、日本語では関西弁にも設定することができる。  さらに、無線LAN接続によって、cocoloboが内蔵カメラで撮影した画像をスマートフォンで確認できる……とシャープオリジナルの機能がてんこ盛り。肝心の掃除機能で、少しでも差別化できてるのは効果不明なプラズマクラスター機能だけのような気もするけど。 もはや炊飯器なのか!? プリンまで作れる「ヘルシオ炊飯器」 - ASCII.jp(8月23日) 「水で焼く」というコンセプトで、家庭用オーブンに革命を起こした同社のヘルシオブランド。これまでは、スチームオーブンのみのブランドだったものの、今回、新たに炊飯器をラインナップに加えた。7〜9万円という高級価格ながら、洗いムラと炊きムラを抑え「健康とおいしさ」を両立させた炊飯器だ。  この機種の最大の売りは、なんといっても自動洗米機能。ペンギンの翼を参考にした「かいてんユニット」がお米をむらなく撹拌し、手洗米に比べてご飯の栄養が20%もアップ。旨み成分も32%アップした! しかし、洗米で使用した水は自分で捨て、改めて炊飯用の水を入れなければならない……。2010年より、シャープのコーポレートコピーは「目指してる、未来がちがう」に変わった。いったい、どんな未来を目指しているのかはよくわからない。 (文=萩原雄太/かもめマシーン) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) フェイスブックで部下に「友達」申請は“ソーハラ”!? 出来レースだった!? 選手会が一転WBCへの参加を決めた舞台裏 東芝は原発ビジネスから撤退!? 三菱・日立はどうするのか? 大阪市職員語る「橋下市長は手柄横取りで、ミスは職員のせい」 4人に1人は再犯10回以上! 刑務所の老人ホーム化が止まらない 原因は不倫じゃない!? 松下元金融相自殺で囁かれる陰謀説 大手証券、ボーナスは300万円、役員が使える交際費は1億円!?

宮市亮のプライベート画像流出!背景に盗撮騒動が

サッカーのプレミアリーグ「ウィガン・アスレティックFC」に所属する宮市亮のプライベート画像が流出していたことが発覚した。

それが見つかったキッカケは、実に意外だ。先日、大規模な学生イベントを運営する人物の盗撮騒動があった。その記事を掲載したところ、読者から情報が寄せられた。問題になった学生は、宮市と交流があったらしいというのだ。

『ガレキ』──日本を席巻した200日の瓦礫問題が投げかけた震災後の「当事者性」【前編】

 東日本大震災の津波によって発生した大量の瓦礫は、福島第一原発の事故で流出した放射性物質を帯びているとされ、その後の瓦礫広域処理に際して大きな波紋を呼んだ。今年5月、北九州市で震災瓦礫搬入に際して受け入れ反対派が行なった抗議活動も記憶に新しい。  その後メディアの注目が大飯原発の再稼働問題へと移行したこともあり、広域処理問題への関心は後方に追いやられた。しかし、世間の関心が小さくなることに比例して問題そのものが小さくなったことを意味しない。  この現状に瓦礫広域処理問題への注目を再び促し、議論の材料とするために上梓されたのが丸山佑介著『ガレキ』(ワニブックス刊)である。同書には宮城県の村井知事、陸前高田の戸羽市長をはじめとする各地の首長、東松島市の臨時職員や元原発作業員など、被災地に今も暮らす人々を含めた、多くの当事者へのインタビューや現地ルポが収められている。  瓦礫広域処理問題が我々に投げかけたものは何だったのか。本書を契機としてあらためて議論すべきこととは何か。著者の丸山氏と津田塾大学准教授の萱野稔人氏の対談を軸にして、本書の意義と瓦礫広域処理問題であらわになった課題を聞いた。 ■「震災がやってくる」 丸山佑介(以下、丸山) 昨年11月に東京都の石原慎太郎知事が瓦礫の受け入れに反対する声に対して、「放射能のガンガン出ているものを持ってくるわけじゃない。『黙れ』っていえばいい」と発言してから、今年5月に北九州市で起きた受け入れ反対の抗議騒動までがおおよそ200日間でした。その北九州市での騒動と前後して生じた、大飯原発再稼働に関する議論が活発になると、瓦礫広域処理の問題は収束してしまったかのようになった。本書『ガレキ』ではこの約200日間の現象を「ガレキ問題」として捉えているんですが、この時期の現象が今ではあまり顧みられなくなっているんですね。 萱野稔人(以下、萱野) 大飯原発再稼働の問題が生じてから、瓦礫の問題が後景に退いてしまって、ぷっつり瓦礫の話題がなくなってしまったという印象はありましたね。そもそもこの震災瓦礫の問題とは何であるのかという検証もされていないままで、そのための呼びかけがなされなければならない。本書はその役割を担う、第一級の材料になるのかなと思います。当事者の意見が集められているというのは本当に大きい。 丸山 単純な瓦礫受け入れの推進や反対を促したいのではなく、震災瓦礫の問題を議論するための記録にこの本がなればと考えています。瓦礫に対して異常にヒステリックになっていた、あの状況って何だったんだろうというのは国民全体の中に少なからずあると思う。 萱野 昨年9月に愛知県の花火大会で福島産の花火が使用されることに苦情が来て打ち上げが中止になったり、京都五山送り火に使用する予定だった陸前高田市の薪が受け入れ中止になったりと、こうした事態の前兆はありました。それら受け入れ問題の、いわば本丸が瓦礫広域処理です。これは関東以西に居住する人たちにとっては、初めて「東日本大震災がやってくる」という状況であったとも言えます。つまり、揺れなどの被害を直接受けなかった人々が、この震災において初めて当事者になりうる事態になった。 丸山 「震災がやってくる」という感覚はその通りですね。対岸の火事ならば落ち着いていられるのに、自分たちのこととなるとこんなに右往左往してしまう。被災地でインタビューをしていて印象に残ったのは、これまで全国の人々は支援してくれていたのに、瓦礫広域処理の問題となると途端に、反対運動をしている人たちの罵声が自分たちに直接突き刺さったと。反対派が「けがれている」として拒絶するその瓦礫の、すぐ横に被災地の人々は住んでいるわけですから。 萱野 そうした声は被災地そのものに対する否定の言葉になってしまいますよね。いざ当事者になってしまうと自分のことしか見えなくなってしまって、自身の言葉が被災地への否定となっていることに考えが及ばない。 丸山 受け入れに関して意見が分かれるのは当然だとしても、声を上げる際に、そこに配慮した言い方というのはあるはずじゃないか。そんな思いも、この本を書いた動機としてはあります。 萱野 福島から他地域に避難した子供がその地域の学校でいじめられたという話もありましたが、被災地の人々は県外に行けば自分たちがそうした扱いを受ける存在になってしまったのだと感じるわけですよね。いわれのない差別が生じていて、福島の女子高生たちが、私たちはもう福島の人としか結婚できないよねという話をしていたりする。県外に出た人たちや震災瓦礫がそうした扱いを受けることで、被災地に暮らす人々は被災地全体が否定されたと、当然受け取ってしまう。そのことに思い至らないくらいパニックになってしまう人が多く出るような事態になった。 ■東京に当事者性があったということ 丸山 先ほどの関東以西が初めて東日本大震災の当事者になったという話でいうと、震災発生直後は、地域による温度差を確かに感じました。震災後に、九州や沖縄を取材していたのですが、東京ではいたるところに貼ってあった「絆」ステッカーが、西に行くほど少なくなっている。現地で話を聞いてみても、当事者性の薄さというのは感じられました。 萱野 関東以西の温度差は違いましたね。逆に言えば、東京があそこまで揺れて、計画停電の実施や、荒川区で高い放射線量が検出された等の出来事がなければ、全国問題としてここまでの大きな扱いにはなっていないかもしれない。東日本大震災は東京が巻き込まれた災害だった、つまり東京に当事者性があったということです。だからこそここまでのナショナル・インタレストになったということはあるでしょう。 丸山 石原都知事の瓦礫受け入れについての発言も、まさに東京に当事者性があったことを示しています。 萱野 関東以西などの地域の人たちにとっては、瓦礫受け入れ問題によって初めて当事者性に直面した。そうした時に、それまでとは違う側面、被災地を否定するような反応も見えてきたということですね。 (後編へ続く/取材・構成=香月孝史 http://katzki.blog65.fc2.com/●まるやま・ゆうすけ maruyama000.jpg ジャーナリスト、ノンフィクション作家。1977年宮城県仙台市生まれ。考古学を専攻し國學院大學大学院修了後、日雇いや派遣労働などを経てビジネス書出版社に勤務。その後、フリージャーナリストとなる。裏社会の要人や犯罪者へのインタビュー、国内外の危険地帯への潜入取材を得意とし、これまで週刊SPA!、週刊現代、FLASH、週刊アサヒ芸能、日刊サイゾーなどの各媒体で北九州連続企業テロ事件、東日本大震災の火力発電所原油流出事故、避難所の性問題、福島原発5km圏内の被災動物などのルポを発表している。 ●かやの・としひと kayano000.jpg 1970年、愛知県生まれ。03年、パリ第十大学大学院哲学科博士課程修了。哲学博士。津田塾大学准教授。主な著書に『国家とはなにか』(以文社)、『カネと暴力の系譜学』(河出書房新社)、『権力の読みかた』(青土社)など。近著に『最新日本言論知図』(東京書籍)、『新・現代思想講義 ナショナリズムは悪なのか』(NHK出版新書)など。

ハッテン場での激写、ロリコン疑惑! セレブの破廉恥事件簿

BoyGeorge.jpg
ボーイ・ジョージは興奮しすぎて事件を起こしたパターン

 映画やドラマに欠かせないベテラン名喜劇俳優フレッド・ウィラードが、寂れたポルノ映画館で自慰行為をし、わいせつ行為の罪で現行犯逮捕されたのは今年7月のこと。78歳という高齢で、いぶし銀の演技を披露している彼が、汚い劇場でイチモツを握りしめたところをお縄になるという、あまりにも情けない逮捕劇に、世間からは同情が集まったほどであった。

 今回は、そんな己の性癖や性欲を抑えられず、警察の世話になってしまった「セレブの破廉恥な逮捕劇」を紹介したい。

ピート・タウンゼント

 伝説的ロックバンド「ザ・フー」のギタリストとして知られるピート・タウンゼント。カリスマ的ミュージシャンとして世界的な人気を誇る彼が、2003年1月に逮捕された時、その罪状に世間は大きなショックを受けた。当時58歳だったピートが幼児ポルノサイト閲覧し、画像を保存し所持していたという容疑がかけられたからだ。ピートは子どもへのチャリティー活動を積極的に行っていたが、別の目的があるからなのではと疑われるように。ピートは一貫して無罪を主張。公式サイトで、「幼児ポルノサイトにアクセスしたのは調査のためであり、児童虐待追放キャンペーンの一環」だと弁解したが、性犯罪者予備軍だと見なされ、写真や指紋、DNAサンプルが英国性犯罪者リストに5年間登録されるハメになった。

 ピートはその後も胸を張り、子どもに関するチャリティー活動も続行。今では、幼児ポルノサイト閲覧容疑がかけられたことも忘れられつつある。

チャック・ベリー

 ロックンロールの立役者の1人であり、ジョン・レノンをはじめとする数多くのミュージシャンからリスペクトされてきたミュージシャンのチャック・ベリーは、強盗容疑や脱税で逮捕されるなど犯罪歴が多いことでも知られている。33歳の時には、公演先のメキシコで出会った14歳の少女を連れ回した上、売春を強要した容疑で逮捕。厳しい有罪判決を受けたが、服役後も出す曲はヒットしていた。

 そんな彼だが、1990年に逮捕された時は世間に大きな衝撃を与えた。80年代から経営していたレストランの女子トイレを、ビデオカメラで盗撮していたという容疑がかけられたからだ。チャックは店の物を盗む従業員をチェックするためのカメラであり、自分は無関係だと言い張ったが、自宅から未成年を含めた女性がトイレを使用している様子を撮影したビデオテープが発見された。同時にマリファナも見つかり、チャックはマリファナ所持を認める代わりにビデオテープの方を無罪にする司法取引に応じ、懲役6カ月、執行猶予2年の有罪判決を受けた。また、チャックは盗撮した59人の女性と示談したとも報じられている。

R・ケリー

 セクシーな歌声で大人の女性たちをしびれさせてきた、R&BシンガーソングライターのR・ケリー。彼のミュージックビデオに登場するのは性的魅力ムンムンの熟女ばかりなのだが、02年2月に流出したセックスビデオにより、「やっぱり好みは10代半ばの若い娘たちだ」と言われるようになってしまった。

 このビデオは40歳のケリーが14歳の少女と性交渉をしているもので、少女に尿をかけるプレイまで撮影されていた。この動画は児童ポルノと見なされ、警察も捜査に乗り出し、ケリーは性的虐待など14の罪で起訴された。すべてで有罪になれば最長15年の禁錮刑を受ける可能性もあったが、陪審員は無罪という評決を下し、無罪放免となっている。

 ケリーはビデオの男は自分ではないと主張し、陪審員は彼を信じた形となったのだが、実は彼、1997年と2001年にも10代半ばの若い娘たちから「繰り返しセックスした」「なのに捨てられた」と慰謝料を求める訴えを起こされ、示談しているのだ。02年4月にも「16歳の頃、ケリーと繰り返しセックスをして妊娠したら、堕胎を強制され、トラウマになった」という訴訟を起こされ、非難を浴びた。

 ちなみに、彼は、01年にセスナ墜落事故により死亡した歌手のアリーヤが15歳の時、婚姻届を提出したことでも問題視されたことがある。この時、ケリーは27歳であり、45歳になる今なおロリコンだとささやかれている。

ボーイ・ジョージ

 80年代のミュージックシーンに彗星のごとく現れた「カルチャー・クラブ」の細身の美男ボーカリストとして、世界中を虜にしたボーイ・ジョージ。しかし、年齢を重ねるにつれ、薬物依存度が進み、体重もドンドン増え、まるで別人のようになってしまった。

 同性愛者であるボーイは、男運に恵まれないことで有名だが、2005年10月、コカイン所持によりニューヨークで逮捕された際、家に男娼を招き入れていたことが発覚。この男娼が、薬物でもうろうとしたボーイから金を巻き上げようとし、パニックを起こしたボーイが「泥棒がいる」と警察に通報。駆け付けた警官がコカインを発見し、薬物所持と虚偽通報で逮捕されてしまったのだ。もともと薬物依存で有名だっただけに、世間はコカイン所持よりも男娼を買っていたという点に注目。しかし、命じられた社会福祉奉仕活動をきちんと行う姿がパパラッチされ、彼を応援する声があがるようになった。

 しかし3年後の07年4月に、ボーイはインターネットの出会い系サイトで知り合ったノルウェー人の男性を、ロンドンの自宅で監禁し暴行したとして再び逮捕されてしまう。ボーイは、ネットで知り合った男性を自宅に招き入れ、同意のもとヌード写真を撮影したのだが次第に興奮してしまい、男性に手錠をかけチェーンで壁に縛り付けて監禁。逃れようとした男性を金属製の鎖で殴打したと報じられ、世間は再び「出会い系で……」と衝撃を受けた。裁判では、禁錮15月が言い渡されたが、模範囚だったとして4カ月で出所。少し痩せたため、監獄ダイエット成功とタブロイド紙に書き立てられた。

ジョージ・マイケル

 80年代に世界中で爆発的なヒットを記録した「ワム!」で人気を得たジョージ・マイケルは、ソロシンガーとしても大成功を収めたカリスマ的アーティスト。セックスシンボルとして若い女性から絶大なる支持を得ていた彼が、ゲイだとカミングアウトしたのは98年のこと。ハッテン場でもあるビバリーヒルズの公園の公衆トイレで、おとり捜査のため張り込んでいた覆面警官の横に並び、誘うようにイチモツをシゴきだしたところを、公衆わいせつ罪で現行犯逮捕されてしまい、カミングアウトせざるを得なくなってしまったのだ。

 裁判でジョージは罪を争わない「不抗争の答弁」の選択をし、罰金810ドル、80時間の社会福祉奉仕を行うよう命じられた。そして潔くゲイであることを告白し、逮捕劇を逆手に取る形でシングル「Outside」のミュージックビデオを制作。キンキラに輝く公衆トイレの中、警官の格好でクネリまくり「さすがカリスマ的スターは違う」と絶賛された。なお、おとり捜査官の一人は、このミュージックビデオで侮辱されたとジョージを起訴しているが、却下されている。

 ジョージは2002年に受けた英BBCのインタビューで、「最愛の母親と、パートナーだったアンセルモ・フェレッパを亡くし悲しみに暮れる日々を送っていた。すべてをリセットしたくて、ある意味、わざと逮捕されたんだ」「魅力的な警察官につい反応してしまった」と弁解。いつも不特定を相手にしているわけではないことを強調し、「あんな形でカミングアウトするハメになるなら、ロンドンの繁華街を素っ裸で走りながらカミングアウトした方がマシ」と心境を述べた。

 ちなみに、当時、ジョージには交際して2年になる恋人ケニー・ゴスがおり、同棲もしていたが逮捕後に別居。その後も交際は続けたものの、ジョージは麻薬をやったりほかの男性とクルージングに出かけるなど、やりたい放題。08年に麻薬所持罪で逮捕されたロンドンのハムステッドヒース公園にある公衆トイレもハッテン場であり、ここでマイケルが不特定多数の男性を相手に楽しんでいることがバレてしまい、挙げ句の果てに、くたびれたオヤジ相手にヤッている現場を激写されてしまった。自伝映画で弁解までしたジョージだが、ケニーとは09年に破局している。

 なお、「破廉恥な逮捕劇」の代名詞となっているピーウィー・ハーマンことポール・ルーベンスは、人気絶頂の91年にポルノ映画館で自慰行為を行い逮捕。しばらく役者活動を自粛していたが、そのたぐいまれなる演技力が再び認められるようになり、復帰の道筋が見えて来た矢先の02年に、今度は児童ポルノを所持していた罪で逮捕され、大バッシングを受けた。

 「破廉恥」といえど、その内容が未成年絡みとなると、世間の目はとても厳しくなる。笑いごととして済ませられなくなるからだろう。