「秋葉原事件は止められた」加藤智大の手記から読み解く、現代社会の生きづらさ

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『解 』(批評社)
 2008年6月、秋葉原で起こった無差別殺傷事件は、7人の死者と10人の負傷者を出した。この事件から4年を経た今年の9月12日、東京高等裁判所は容疑者の加藤智大に対して死刑を言い渡した。  この判決に先行し、今年7月、加藤智大が執筆した手記『解』(批評社)が刊行された。これまでの生い立ちから、事件に至るまでの経緯、そして、事件を起こしてから考えたこと……。本書の筆致からは、事件に対して驚くほど真摯に向き合った容疑者の姿が浮かび上がってくる。事件から4年を経て、私たちは加藤智大の手記から、何を読み取ることができるのだろうか? 『秋葉原事件 加藤智大の軌跡』(朝日新聞出版)の著書もある北海道大学の中島岳志准教授と共に、改めてこの事件を振り返ってみよう。 ――7月に加藤智大の手記『解』が発売されました。事件を追い続けてきた中島さんとしては、本書をどのように読まれたのでしょうか? 中島岳志氏(以下、中島) 事件を起こしたことについて、彼なりに向き合っているように感じましたね。世間的な常識や遺族感情を考えると「なんだコイツは」と思う部分はあります。しかし、事件を起こした理由を探してしっかりとアプローチをしているなと感じました。けど一方で、ごまかしている部分もあるように感じます。 ――どういった部分でしょうか? 中島 彼は、ネットで知り合った群馬の女性の元に宿泊し、彼女と強引に性的関係を結ぼうとするのですが、本書では「甘えて抱きついたものを犯そうと誤解」されたと書いています。法廷で彼女が証言している通り、彼は馬乗りになって腰を振っており、コンドームも持っていたんです。あるいは、自分の人生のこれまでの歩みや、友人との関係についても書かれていない部分が多い。おそらく、そのあたりは彼のぼかしたい部分だったのでしょう。 ――事件の当初から、この原因として派遣労働や格差社会などが語られてきました。しかし、本書を読み、事件までの彼の行動やその思考を追っていくと、そういった要因は一面的なものでしかないのでは、と思えてきます。 中島 事件当時、原因としてリーマン・ショック直前の派遣労働の問題や、“つながり”に代表されるような社会的包摂の問題、ネット社会の問題などが語られました。それらは、決して間違っているとは思いませんが、論者が自分の語りたいことを、この事件に仮託して語っていたにすぎないように思います。だから、彼が裁判で証言した、ネット掲示板の「なりすまし」に腹を立てて事件を起こしたという理由に誰もが納得できない。論者の側が設定した物語が完結しない。だから、誰も秋葉原事件を論じなくなってしまいました。おそらくなりすましに対するイラ立ちが、彼の直接的な動機であることは間違いないでしょう。この動機を受けて、この事件を解釈しなければならないと思います。 ――なるほど。本書では「孤立」を極端に恐れる加藤の心理が綴られていますね。中島さんは、この「孤立」をどのように解釈しますか? 中島 加藤は、地元の青森や仙台に中高からのゲーム仲間がいて、しかもメーリングリストでつながっている。友達と呼べる人がたくさんいたんです。もしかしたら、私が教えている学生の方が友達がいないかもしれません。しかも、勤務していた関東自動車の同僚を連れて、秋葉原ツアーを行ったり、伊豆にドライブに行ったりもしています。 ――いわゆる“リア充”のような生活ですね。 中島 彼よりもコミュニケーションが下手で、友達がいない若者なんてたくさんいます。加藤はうまくやっている方なんです。なのに、彼は孤独だった。問題は友達がいないことではなくて、友達がいるにもかかわらず孤独だったことです。同じように、本書で加藤は「本音と建前」という言葉を何回も使います。現実は建前で、ネットは本音の場だと言っているんです。少し話は難しくなるんですが、これはジャン・ジャック・ルソーの問題に近いのではないかと思います。 ――『社会契約論』を記したルソーのことですか? 中島 ルソーによれば近代人は内面と外観の世界の間にヴェールがかけられており、心と心でつながっていない状態です。私たちは内心ではものすごく怒っていても表面的に笑ってみたり、ものすごく愛しているのにすましてみたり、内と外が分断されていますよね。ルソーはそこに近代人の疎外を見だしました。この疎外感は他者と透明な関係でつながっていないという不全感と共に、自分自身を本当の自分から疎外しているという考えにつながっていきました。そこで、彼が理想とするのが「未開人」とされる人々。そして「子ども」。あるいは「古代人」です。つまり、近代の外部ですね。怒りたい時に怒り、笑いたい時に笑う。人間として、どちらが優れているだろうか……と彼は言います。 ――加藤の目指す「本音の場」とは「未開人」のような関係だった。 中島 建前という外観を超えた関係ですね。心にかぶせられているヴェールをはぎ取った関係。彼は、ネットで同じネタを共有できれば、心と心の透明な関係を結べると思っていました。事件の大きな要因となるネット上の掲示板は、彼にとって心の関係を結ぶことができる場所だと思えたんです。彼はそこを「素の自分でいられる」「開放感があり、楽な場所」と書いています。 ――しかし、心と心で結び合いたいというのは、加藤だけでなく、誰しもが持つ普遍的な感情ですよね。 中島 例えば自殺した上原美優は、ブログで「心友」という言葉を使っていました。彼女は心と心でつながり合った「心友がほしい」と書いていたんです。一方、自分に対しては「本当の美優はヤバイ」と自己嫌悪に陥っている。自殺との因果関係はわかりませんが、「心と心の透明な関係」や「本当の自分」という、加藤のような問題を抱えていたのは事実ではないでしょうか。こういった問題は、現代では普遍的な問題だと思います。 ――しかし、現実では「心と心の関係」や「本音で話す」ということは、とても難しいですよね。そのための処方箋もないのではないでしょうか。 中島 私は「透明な関係」なんて不可能だと思うし、実現しようとすればファシズムのような危うい全体主義になっていくと思います。だから、私たちはどこかで孤独を背負って生きるしかない。しかし、自分の本音をすべて封印して生きることは、あまりにもストレスが多く、どこかでイライラが爆発してしまうと思います。そこで、仕事や家族、地域の枠にとらわれない「ナナメの関係」が重要になると思います。人は親しいからといって、なんでもしゃべれるわけではありませんよね。母親が夜泣きする子どもを殴りたいと思ってしまっても、母親という立場が邪魔をして、夫にそんなことは言えなかったりします。けれども、同じ悩みを共有する母親になら言うことができる。だから子育てサークルのような存在が必要なんです。利害関係の伴わない他者とのつながりですね。そういった関係が、現代の日本社会はすごく希薄になっています。 ――加藤は「社会との接点を確保しろと言われてもどうしたらいいかわからない」と書いています。今の話にリンクしますね。 中島 他人との接点が、この社会ではとても見つけにくいんです。新自由主義と呼ばれる価値観は、さまざまな関係性を市場的にしていきます。これまでは「お世話になっているから、商店街の○○さんのところに頼もう」というつながりがあった。けれども、今ではネットで一番安い店を探して買うことが当たり前になっている。これまであったはずの、市場価値を超えた「贈与」的な関係が希薄になっている。それが、他人を必要とする場や必要とされる場を奪い、私たちの社会を生きづらいものにしている。 ――そんな社会を、どのようにすれば改善することができるのでしょうか? 中島 以前のインタビューでも触れましたが、青森で加藤と一緒に仕事をしていた藤川さん(仮名)は、加藤に「なに勘違いしてんだ!」と怒鳴り、しっかりと向き合ってくれた。他人と関わることは面倒くさいし、リスクもある。けれども、そこに踏み込むことが第一歩だと思います。 ――ナイフで人を刺した時を振り返って、加藤は「目が合っていたら殺さなかった」と記しています。まさに、今、中島さんがおっしゃられているのは、他人と「目を合わせること」の必要性ですよね。 中島 そうですね。私は、秋葉原事件をきっかけに、札幌のシャッター通りとなっていた商店街にコミュニティカフェを作りました。人々がナナメの関係を構築できる居場所を作ろうと思ったんです。もちろん、カフェを作るなんていう大きなことでなくてもいい。例えば、ホームレスが販売している「ビッグイシュー」を買うこともそうです。ビッグイシューを一冊300円で買うと、うち160円はそのホームレスのものになり、購入者とホームレスとの間に市場的関係を少しだけ超えた関係が生まれるんです。そうやって、新自由主義的な市場をずらしていかなければならないと思います。 ――ただ、秋葉原事件から4年を経て、新自由主義的な価値観が強くなってきているように感じます。 中島 新自由主義的な価値観を推し進める橋下徹市長が率いる、維新の会の勢いも増していますしね……。しかし、一方で、相互扶助的な考え方に賛同する人も多くなっていると思います。特に若い層でボランティアに行ったり、社会のためになりたいという人は増えています。ただ、そういう善意をどのように発揮したらいいのかよくわかっていない。地震が起こったら被災地に行けばいいけど、日常の中ではどうしたらいいのかわからないという人が多いんです。そういった人に、その善意を発揮する回路を提示していかなければならないのではないかと思います。 ――12日には、東京高裁から加藤智大に対する死刑判決が出ました。私たちは、今、秋葉原事件から何を学ばなければならないのでしょうか? 中島 例えば、池田小事件を起こした宅間守の犯行を止めることができたかと言われると、私自身は正直なところ自信がありません。カウンセラーや宗教者のような方々だったら可能だったかもしれませんが、少なくとも自分の能力では難しかったと思ってしまいます。しかし、私は秋葉原事件は止めることができたと思っています。近所に加藤の居場所となるカフェがあって、彼のネット上でのトラブルの話に「そうなんだ」とうなずいてくれる人がいれば、彼に小さな共感を示してくれるナナメの関係があれば、加藤はこんな事件を起こさなくてすんだ。もちろん、加藤自身は極めて身勝手な人間で、どうしようもない部分を持っています。しかし、今の日本社会にはそういった人間をつなぎ留める方法が欠如してしまっているんです。  彼は「誰かのために何かをさせてほしい、その『誰か』になってくれる人がほしい」と書いています。加藤が抱えているような感情は、誰の中にもあるものではないでしょうか。だから、この事件を加藤の個別的な問題に終わらせることなく、私たちが何をくみ取るかが問題なのではないかと思います。 (取材・文=萩原雄太[かもめマシーン]) IMG_5761xs.jpg ●なかじま・たけし 1975年、大阪府出身。99年、大阪外国語大学外国語学部卒、2004年、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科博士課程修了。現在、北海道大学公共政策大学院准教授。学術博士(地域研究)。専門は南アジア地域研究、日本思想史。05年、『中村屋のボース』(白水社)で大佛次郎論壇賞を受賞。10年より朝日新聞書評委員を務める。

何もかも奪ったアイツが憎い! 処女の体を捧げたのにーー淫らな復讐劇が始まる

 何不自由のない生活と生まれ持った美貌、周囲からちやほやされることが当たり前のお嬢様が、ある時をきっかけに全てを失う――。ドラマでもマンガでも幾度となく使われる波瀾万丈人生の設定ですが、他人様の転落劇はその落差が激しいほど見ている側は盛り上がるもの。まさに、人の不幸は蜜の味。そして、今回紹介する作品『失楽園に濡れる花』は、お嬢様の不幸とエロスが堪能できる話題作です。

 病院長の一人娘で不自由ない暮らしをしていた英愛(えあ)。ある日、クールな紳士と出会い恋心を抱いた英愛は、自室で逢瀬を重ねていった。心も体も処女だった英愛だが、紳士との関係に溺れ、官能と幸福の世界に目覚めていく。そんな日々が続くことを疑わなかった英愛だが、ある時、医療ミスが発覚し病院長の父親が自殺。その黒幕は、あの愛した彼だった……。無一文となった英愛は、凌辱クラブで体を売る生活に落ちぶれた。「何もかも奪ったアイツが憎い。いつか殺してやる!!」、そう決意した英愛の淫らな復讐劇が始まる。

「J・ビーバーじゃねぇんだよ!」グリーン・デイのビリーが大暴れし、施設へ

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「オレたちこう見えても、マジでキレちゃう方なんでぇ~」

 1990年のレコードデビューから20年以上たっても根強い人気を維持している人気パンク・ロックバンド「グリーン・デイ」のフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロングが、21日に出演した音楽祭のステージで「ファック!」を連呼し、ギターを床に叩きつけるなど大爆発した。パフォーマンスの時間を大幅に減らされたことに怒りを炸裂させたのだが、その直後、薬物の乱用をやめるためにリハビリ施設に入所したことを発表。今月初めにイタリアで病院に担ぎ込まれたのも薬絡みだったのではと心配する声が上がっている。

 今年40歳になったビリーが先週の金曜日にブチ切れたのは、インターネットラジオ大手のiHeartRadio主催の一大音楽祭『iHeartRadio Music Festival』でのこと。『ビルボード・ミュージック・アワード』や『MTV Video Music Awards』と肩を並べる人気を誇る音楽祭で、毎年多くの豪華アーティストが登場することで知られている。今年は9月21日と22日に行われ、リアーナ、ボン・ジョビ、エアロスミス、ノー・ダウト、ピンク、リンキン・パーク、ブラッド・ペイズリー、テイラー・スウィフト、エンリケ・イグレシアス、リル・ウェイン、アッシャーら、ビッグアーティストがこぞって出演した。

アップルとサムスンの訴訟合戦で、iPhoneが使えなくなる?

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 裏市場の規模は700億円!中国でも裏社会のフロントにされるIT企業 ルネサス社員語る「社員をもっとクビにしないと会社潰れる」 伊藤喜之「iPhone 5、ぶっちゃけインパクトなくない?」 ■特にオススメ記事はこちら! アップルとサムスンの訴訟合戦で、iPhoneが使えなくなる? - Business Journal(9月24日)
アップルとサムスンの裁判について、東京地裁の
判決を報じる8月31日付日経新聞。
 アップルとサムスンが、スマートフォンやタブレットに関する特許訴訟を互いに仕掛け合っている。もともと、アップルはサムスンだけをターゲットにしていたわけではない。当初はGoogleのAndroidがiOSに似ているということで、代表的な端末メーカーであるサムスンを相手取ったといわれている。つまり、サムスンがGoogleの代理戦争をしていたという見方だ。  しかし、いつのまにか「vs.サムスン」色が強くなっている。 「新しいiPhoneを構成する部品として、今までサムスン製品を使っていたものを他社製に切り替えた」 「アップル製のパーツをサムスンに供給しなかった」 というような話も流れている。  これらは、サムスンやアップル自身が発表したわけではない。過去にもiPadの液晶パネルはサムスン単独供給だという話がまことしやかに流れていたのに、実はシャープも供給していたことが後からわかったりしている例もある(http://ggsoku.com/2012/03/isuppli-lcd-new-ipad/)。内部パーツの詳細な供給具合を外から推し量ることは難しいが、そういう話が出てくるほどに、2社の対立が深刻なのは確かなようだ。 ビジネスパートナーと泥沼の争い  部品供給の話からもわかるように、両社はもともとビジネスパートナーだった。ところが、サムスンの一部製品があまりにもiPhoneに似ているということで、アップルがサムスンを訴えた。そして最初の提訴からわずか1週間ほどで、サムスンは報復するようにアップルが自社の特許を侵害しているとして提訴した。この後は、各国で互いが互いを訴える泥沼の争いとなっている。  特許というのは国ごとに取得するものなので、日本で取得すれば世界で通用するというものではない。そのため、ある特許を数カ国で保持している企業が、同じく数カ国でビジネスを展開する企業に特許侵害をされていると考えた時、各国で訴訟を行わなくてはならない。  だから、世界的なビジネスを展開している2社が争っている今、世界各国で多数の訴訟があるという状態は、それほどおかしいことではない。それでも話題になるのは、その泥沼ぶりがすごいからかもしれない。  権利関係を主張する訴訟では、利用料金を払うことを前提に和解というケースも少なくないのに、サムスンはアメリカやオーストラリア、EUなどで端末の販売停止や販売差し止めという判決を受けている。そしてその後、どちらが嘘をついただとか、資料に不備があっただとかいう話も出てきて、話題には事欠かない。  実は2012年春には、一度両社間で和解が成立しそうだという話もあった。しかし和解交渉の合意に達した後にサムスンがアップルを提訴したりしたこともあり、決裂した(http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0400M_U2A600C1000000/)。こういう流れは、他人事として見ればおもしろい。だから、話題になるという部分もあるのだろう。 訴訟の争点と判決のおもしろさを見守ろう  彼らはこの戦いで何を得ようとしているのだろうか?  一連の訴訟自体は11年上旬から続いているものなのだが、ここ数カ月で突然大きく話題になった。新型iPhoneやGalaxyシリーズの新機種発売のこの時期に話題を盛り上げるとは、デキレースなのでは? という推測もある(http://wpb.shueisha.co.jp/2012/09/03/13770/)。 「世界的に大きく広告を出すコストよりも、訴訟を起こして話題になっておいて賠償金を支払うほうが、安価で効率がよい宣伝かもしれない」 という考え方だ。  何を考えてやっていることなのか、どういう決着がつくのかを見守りたい人は、争点に注目しよう。今回の一連の訴訟は、同じ内容のものを各国で行っているわけではない。大きく、 「見た目が似ているかどうか」 という話と、 「他社に権利のある技術を使っているかどうか」 という話に分けられる。  例えば、東京地裁ではサムスンが勝訴したが、ここで争われていたのはPCとスマートフォンのデータ同期という技術的な部分だった。一方、アメリカでアップルが勝利した訴訟の内容は、端末の外見や使い方が似ているというものだ。争点が違うのだから、判決も違ってくる。  中にはおもしろい判決もある。イギリスでは「似ているかどうか」を争点にした判決で、サムスンが勝訴した。つまり「似ていない」とされたわけだ。ところがその理由が、「サムスンの端末はアップルほどクールではない」というもの。「格好悪いからiPadと見間違えることなんてないよ」と言われたわけで、サムスンもアップルも苦笑いするしかないような結果が出ている(http://www.j-cast.com/2012/07/10138899.html?p=all)。 Windows Phoneは漁夫の利を得られるか?  さて、今後注目したいのは、私たちエンドユーザーがiPhoneやiPad、Galaxyシリーズを購入できなくなったり、購入したことで不利益を被ったりしないのか、ということだ。  結論からいってしまえば、これまでの流れから考えてアップル側が大きく負けることはあまり考えられない。つまりiPhoneやiPadが突然購入できなくなるということはなさそうだ。  ではGalaxyシリーズはどうなのか?  これは訴訟にかかる時間と商品開発の速度の関係上、もし現行機種が販売停止になっても、すぐに新機種が登場するという流れで、市場にGalaxy製品がなくなるということもなさそうだ。とりあえず一般消費者としては、ニヤニヤと見守ればいいらしい。  もしアプリや周辺機器を開発する側として先行きを見極めたいならば、一応視野に入れておいてほしいのが、マイクロソフトのWindows Phoneだ。今はすっかりサムスンとアップルの争いになっているものの、訴訟内容には「サムスンが使っているAndroidのここがiPhoneと似ている」というようなものも含まれている。  Androidの外見はいくらでも変えられるが、アイコンが四角いことまで突っ込まれている状態なので、今後Androidはリスキーだという見方も出てくるだろう。そこで、今のところそういうリスクがないものとしてWindows Phoneが今後伸びるのではないだろうか、と予測している人もいるのだ(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35996)。  日本ではほとんど個人で購入している人を見かけないWindows Phoneが、この機に乗じて躍進するのか? ということも含めて、今後の展開を見守っていこう。 (文=エースラッシュ) ■おすすめ記事 裏市場の規模は700億円!中国でも裏社会のフロントにされるIT企業 ルネサス社員語る「社員をもっとクビにしないと会社潰れる」 伊藤喜之「iPhone 5、ぶっちゃけインパクトなくない?」 リクルート上場で、億万長者の社員が続出は吉と出るか? 急増する借金まみれ弁護士、オリコの取り立てに戦々恐々!?

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アップルとサムスンの裁判について、東京地裁の
判決を報じる8月31日付日経新聞。
 アップルとサムスンが、スマートフォンやタブレットに関する特許訴訟を互いに仕掛け合っている。もともと、アップルはサムスンだけをターゲットにしていたわけではない。当初はGoogleのAndroidがiOSに似ているということで、代表的な端末メーカーであるサムスンを相手取ったといわれている。つまり、サムスンがGoogleの代理戦争をしていたという見方だ。  しかし、いつのまにか「vs.サムスン」色が強くなっている。 「新しいiPhoneを構成する部品として、今までサムスン製品を使っていたものを他社製に切り替えた」 「アップル製のパーツをサムスンに供給しなかった」 というような話も流れている。  これらは、サムスンやアップル自身が発表したわけではない。過去にもiPadの液晶パネルはサムスン単独供給だという話がまことしやかに流れていたのに、実はシャープも供給していたことが後からわかったりしている例もある(http://ggsoku.com/2012/03/isuppli-lcd-new-ipad/)。内部パーツの詳細な供給具合を外から推し量ることは難しいが、そういう話が出てくるほどに、2社の対立が深刻なのは確かなようだ。 ビジネスパートナーと泥沼の争い  部品供給の話からもわかるように、両社はもともとビジネスパートナーだった。ところが、サムスンの一部製品があまりにもiPhoneに似ているということで、アップルがサムスンを訴えた。そして最初の提訴からわずか1週間ほどで、サムスンは報復するようにアップルが自社の特許を侵害しているとして提訴した。この後は、各国で互いが互いを訴える泥沼の争いとなっている。  特許というのは国ごとに取得するものなので、日本で取得すれば世界で通用するというものではない。そのため、ある特許を数カ国で保持している企業が、同じく数カ国でビジネスを展開する企業に特許侵害をされていると考えた時、各国で訴訟を行わなくてはならない。  だから、世界的なビジネスを展開している2社が争っている今、世界各国で多数の訴訟があるという状態は、それほどおかしいことではない。それでも話題になるのは、その泥沼ぶりがすごいからかもしれない。  権利関係を主張する訴訟では、利用料金を払うことを前提に和解というケースも少なくないのに、サムスンはアメリカやオーストラリア、EUなどで端末の販売停止や販売差し止めという判決を受けている。そしてその後、どちらが嘘をついただとか、資料に不備があっただとかいう話も出てきて、話題には事欠かない。  実は2012年春には、一度両社間で和解が成立しそうだという話もあった。しかし和解交渉の合意に達した後にサムスンがアップルを提訴したりしたこともあり、決裂した(http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0400M_U2A600C1000000/)。こういう流れは、他人事として見ればおもしろい。だから、話題になるという部分もあるのだろう。 訴訟の争点と判決のおもしろさを見守ろう  彼らはこの戦いで何を得ようとしているのだろうか?  一連の訴訟自体は11年上旬から続いているものなのだが、ここ数カ月で突然大きく話題になった。新型iPhoneやGalaxyシリーズの新機種発売のこの時期に話題を盛り上げるとは、デキレースなのでは? という推測もある(http://wpb.shueisha.co.jp/2012/09/03/13770/)。 「世界的に大きく広告を出すコストよりも、訴訟を起こして話題になっておいて賠償金を支払うほうが、安価で効率がよい宣伝かもしれない」 という考え方だ。  何を考えてやっていることなのか、どういう決着がつくのかを見守りたい人は、争点に注目しよう。今回の一連の訴訟は、同じ内容のものを各国で行っているわけではない。大きく、 「見た目が似ているかどうか」 という話と、 「他社に権利のある技術を使っているかどうか」 という話に分けられる。  例えば、東京地裁ではサムスンが勝訴したが、ここで争われていたのはPCとスマートフォンのデータ同期という技術的な部分だった。一方、アメリカでアップルが勝利した訴訟の内容は、端末の外見や使い方が似ているというものだ。争点が違うのだから、判決も違ってくる。  中にはおもしろい判決もある。イギリスでは「似ているかどうか」を争点にした判決で、サムスンが勝訴した。つまり「似ていない」とされたわけだ。ところがその理由が、「サムスンの端末はアップルほどクールではない」というもの。「格好悪いからiPadと見間違えることなんてないよ」と言われたわけで、サムスンもアップルも苦笑いするしかないような結果が出ている(http://www.j-cast.com/2012/07/10138899.html?p=all)。 Windows Phoneは漁夫の利を得られるか?  さて、今後注目したいのは、私たちエンドユーザーがiPhoneやiPad、Galaxyシリーズを購入できなくなったり、購入したことで不利益を被ったりしないのか、ということだ。  結論からいってしまえば、これまでの流れから考えてアップル側が大きく負けることはあまり考えられない。つまりiPhoneやiPadが突然購入できなくなるということはなさそうだ。  ではGalaxyシリーズはどうなのか?  これは訴訟にかかる時間と商品開発の速度の関係上、もし現行機種が販売停止になっても、すぐに新機種が登場するという流れで、市場にGalaxy製品がなくなるということもなさそうだ。とりあえず一般消費者としては、ニヤニヤと見守ればいいらしい。  もしアプリや周辺機器を開発する側として先行きを見極めたいならば、一応視野に入れておいてほしいのが、マイクロソフトのWindows Phoneだ。今はすっかりサムスンとアップルの争いになっているものの、訴訟内容には「サムスンが使っているAndroidのここがiPhoneと似ている」というようなものも含まれている。  Androidの外見はいくらでも変えられるが、アイコンが四角いことまで突っ込まれている状態なので、今後Androidはリスキーだという見方も出てくるだろう。そこで、今のところそういうリスクがないものとしてWindows Phoneが今後伸びるのではないだろうか、と予測している人もいるのだ(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35996)。  日本ではほとんど個人で購入している人を見かけないWindows Phoneが、この機に乗じて躍進するのか? ということも含めて、今後の展開を見守っていこう。 (文=エースラッシュ) ■おすすめ記事 裏市場の規模は700億円!中国でも裏社会のフロントにされるIT企業 ルネサス社員語る「社員をもっとクビにしないと会社潰れる」 伊藤喜之「iPhone 5、ぶっちゃけインパクトなくない?」 リクルート上場で、億万長者の社員が続出は吉と出るか? 急増する借金まみれ弁護士、オリコの取り立てに戦々恐々!?

『5LDK』最終回に、松岡昌宏が桐谷美玲に踊らされていた事実が発覚!

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【ジャニーズ研究会より】

 TOKIOが旬なゲストを迎えてトークを繰り広げる『5LDK』(フジテレビ系)。9月20日のゲストは桐谷美玲。出された食事の間違いを見つける「OH! マチガエテーラ」のコーナーに桐谷が現れると、久々の女性ゲストにテンションが上がるメンバーたち。松岡昌宏は桐谷とドラマ『13歳のハローワーク』(テレビ朝日系)で共演しましたが、ほかのメンバーは初対面。桐谷が22歳だと話すと、すかさず松岡が「ハタチ違うんだよリーダーと!」。親子ほどの年齢差に、国分太一は城島茂に向かって「帰れ帰れ!」と野次を飛ばして笑いを取っていました。

 それぞれが鶏皮のフライと豚皮のフライを試食している間、ドラマ撮影現場での松岡について話が及びます。桐谷が抱いた「すごい引っ張ってくれるお兄さん的な感じ」という印象はまさに誰もが想像する松岡の姿ですが、加えて「でも何かあるたびに“チューすんぞこの野郎!”って言う」と、人によってはセクハラともとれる発言を繰り返していたことが明らかに。

「まったくのノーマーク」丸岡いずみを射止めた映画コメンテーター有村昆の意外な素顔とは?

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有村昆公式サイトより
 日本テレビの丸岡いずみキャスターが、映画コメンテーターの有村昆と先月28日に結婚していたことが明らかになった。報道によれば、丸岡は現在妊娠中。2人の交際は今年4月から始まり、有村が丸岡の住む徳島県に通って遠距離恋愛を重ねてきたという。 「有村の一目惚れがキッカケだったそうですが、意外でしたね。まったくのノーマークでした。有村と恋愛できるぐらいには、丸岡さんの心の傷も癒えていた、ということでしょうか」(週刊誌記者)  周知の通り、丸岡は報道部記者からニュース番組『news every.』のキャスターに抜擢されたものの、周囲のやっかみや局の上層部からのプレッシャーで心労が重なったところに、昨年の東日本大震災を長期間取材したことによって心を病んでしまい、番組を降板。結局、職場復帰することなく、今月末に日テレを退社するという。 「丸岡さんは可憐なルックスとは裏腹に、酒豪として知られるなど男っぽいサバサバした性格。チャラいというか、お坊っちゃまの有村とくっつくとは思いませんでしたね(笑)。彼女の心が弱っているところに、有村がうまくつけ込んだのでしょうか」(同)  映画コメンテーターとしての有村は、B級映画などマニアックな映画に造詣が深いことで知られるが、バラエティ番組でもおなじみのように、その金満ぶりも有名だ。 「父親は、世界第2位のビジネスホテルチェーンの元副社長。子ども時代には誕生日にマレーシアの王族が祝いに来てくれた、今でもお年玉を100万円もらっている、吉野家の牛丼を見たことがないなど、御曹司ぶりを伝えるエピソードには事欠きません。丸岡さんは有村の『優しいところが好き』と話しているそうですが、有村は彼女のキャラとはミスマッチのような気もするんですけどね」(同)  有村のタレントとしての今後はともかく、その財力からして、将来の生活に憂いはないだろう。キャリアアップに疲れた丸岡が選んだのは、結局「玉の輿」だったということなのか?