『ギャルと不思議ちゃん』から“女子”“ガール”へ……女の子たちの戦争の果て

『ギャルと不思議ちゃん論: 女の子た
ちの三十年戦争』(原書房)

 バブル時代のボディコンギャルや90年代のコギャル、2000年代のエビちゃんOL、森ガールなど、途切れることなく盛り上がり続けている女性カルチャー。『ギャルと不思議ちゃん論:女の子たちの三十年戦争』(原書房)は、文字通り「ギャル」と「不思議ちゃん」という、日本だけでなく海外からも「GYARU(渋谷)」「Kawaii(原宿)」として注目される現代女性カルチャーの二大陣営の成り立ちとその背景を追っていき、そこから見える女性と社会の関わりとその変化を丁寧に綴っています。

 本書では、雑誌「CUTiE」(宝島社)や「egg」(大洋図書)、「東京ストリートニュース!」(現・学研ホールディングス)、「アウフォト」(新潮社)、「CanCam」(小学館)、「小悪魔ageha」(インフォレスト・パブリッシング)、映画『桜の園』『下妻物語』、マンガ『ホットロード』(紡木たく/集英社)、『ヘルタースケルター』(岡崎京子/祥伝社)、『天使なんかじゃない』『NANA』(矢沢あい/集英社)、『致死量ドーリス』(楠本まき/祥伝社)などを通して、近代の「少女」という概念から、差異化競争の果てに生まれた現代の「ギャル」「不思議ちゃん」についての分析を試みています。男性による女性カルチャー論というと、「女性の理解者になりたい」という欲求が行間からうかがえたり、単純に萌え萌えしていたりというケースが割りと見受けられますが、本書は対象と距離を置いた冷静な筆致です。

付き合う女性が働かなくなる……優柔不断な「なんとなく」オトコの末路

――幸か不幸か、どんな生き方もアリになったこの時代、ふと気づけばゆるやかに"普通"から転がり落ちている人々がいる。彼らはどうやってこの平成日本を生き抜くつもりなのか。謎多き平成のろくでなしたちのブルースをお届けする。

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(C)山田参助


 澤田健一さん(仮名)は、フリーター。若くてノリが良く、スマートなスタイルは好感度の高そうな好青年。年齢よりも若く見えるので、30代にしか見えません。就職する気もなければ、目標もないという40歳フリーター男性の話を聞いてみましょう。

職業:フリーター
年収:200万
年齢:40歳
家族構成:親と同居
生息地:神奈川県

女から自由になったババアたちが、「婦人公論」で説く幸せな生き方

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「婦人公論」(中央公論新社)
2012年9月22日号

 書店で今号の「婦人公論」(中央公論新社)を見かけたら、まず57ページを開いてください。すごいです、迫力あります、瀬戸内寂聴×美輪明宏×藤原竜也のスリーショット。じっと見ていると“何か”が発せられているような気がします。写真を見てこんな気持ちになったのは、小学生の時に見た心霊写真集以来です。切り取って壁に貼っておけば魔除けになりそう。妊婦さんは安産祈願に、受験生は合格祈願に、玄関に貼ってピッキング防止に、ぜひいかがでしょうか。

 で、なぜこの3人なのかというと、誕生日が同じ5月15日なのだそうです(寂聴90歳、美輪77歳、藤原30歳)。ただそれだけ。それだけで鼎談をしているのです。当方の調べによると、美川憲一、大森うたえもん、井上康生、南明奈も同じ5月15日生まれ。トランプに例えれば、寂聴と美輪がジョーカー、これさえ固めれば、藤原を美川だろうがデスブログの旦那だろうが、どの札に入れ替えても勝てそうです。ほかの雑誌がやれば完全にネタになってしまいますが、「婦人公論」だと前世から約束されていたように見える奇跡の6ページ。では、さっそく見てみましょう。

<トピック>
◎特集「幸せな老後を迎えたい」
◎瀬戸内寂聴×美輪明宏×藤原竜也 われら、揃って“反骨の日”生まれ
◎谷ナオミ 明日死んでも、まったく後悔ありません

地方FMというアウェイの地に築かれた、毒舌王の強烈な磁場『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』

『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』
公式サイトより
しゃべりと笑いと音楽があふれる“少数派”メディアの魅力を再発掘! ラジオ好きライターが贈る、必聴ラジオコラム。  芸人・有吉弘行の才能は、説明するまでもなく、すでにテレビで十分に開花しているように見える。その「いかにも開花した感じ」には、『進め!電波少年』(日本テレビ系)時代の彼が、お笑いの能力とはほぼ無関係な感動路線で売れたという前フリが異様に効いているということも影響しているだろう。少なくとも視聴者には、有吉はいきなり面白く生まれ変わったように見えた。「ヒッチハイクの人」から「毒舌王」へと。  だが、そんな鮮やかでマジカルな変身譚が、事実であるはずはない。芸人が才能を開花させるためには、必ず適切なフィールドを必要とする。どんなに能力があっても、それを発揮させてくれる場がなければ、世に知られぬまま終わる。しかし、そのフィールドを手に入れるためには、まず先に能力を認められなければならない―芸人に限らず、あらゆる才能の前には、そんな無限ループが立ちはだかっている。その無限ループを突き破れなければ、どんなに才能があろうと、無能の人と呼ばれて終わる。  あらめてそんなことを考えたのは、彼のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系 日曜20:00~21:55)こそが、有吉の才能を最大限に引き出すことのできる究極のフィールドであると感じているからだ。この番組を聴いた者は必ず、テレビにおける有吉の面白さには、まだ先も奥も果てしなく存在していると知ることになる。  普通に考えれば、お洒落イメージの強いFMラジオというのは、純粋な笑いを志す芸人にとってあまり良いフィールドではないかもしれない。ましてこの番組は、JFN系列の番組ではあるが、その中心であるTOKYO FMでは放送されていないのである。だが有吉は、東京では放送されていないのを逆手に取るように、この番組を前代未聞の解放区に仕立て上げることに成功した。間違いなく、内容の過激度では現在のラジオ番組の中で群を抜いているし、比べるとしたら往年の『ビートたけしのオールナイトニッポン』あたりの伝説的番組を引き合いに出すしかない。  番組は有吉のフリートークとリスナー(この番組では愛を込めて「ゲスナー」と呼ばれる)からのメール、そしてネタコーナーというオーソドックスな構成になっているが、番組の自由すぎる空気を作り出しているのは間違いなく、有吉の思いつき次第でどこへ飛んでいくかわからない変幻自在のフリートークである。『24時間テレビ』(日本テレビ系)の裏で、番組冒頭からロクにやったこともない加山雄三のモノマネで「サライ」の一番を朗々と歌い切る。アシスタントの若手芸人には単なる思いつきで足の角質を一週間分集めてこさせた上、名前が悪いと言いがかりをつけて突如「イノシシ太郎」に改名させる。『キングオブコント』決勝進出を決めた前途有望な若手を呼びつけて、最下位になるよう呪いを掛けるなど、なんの意味もない、誰も得しない思いつきを暴君のごとく連発していくという完全なフリースタイルは、もちろんそれだけでは終わらない。その人を食ったようなスタンスは、リスナーと、月替わりで呼ばれるアシスタント(太田プロの後輩芸人。デンジャラス安田のみ先輩)にまで多大な影響を及ぼし、全方位的に言いたい放題な、ルール無用のバトルフィールドを作り上げていく。  リスナーからのメールは「おい有吉!」から始まるのがいつしか当たり前になり、ネタコーナーには、ゲストに来たふかわりょうが「同じ無法地帯でも2ちゃんのほうがまだいい」と嘆くほどに行きすぎた芸能人イジリが殺到、一方で後輩芸人も単に有吉に従うだけでなく、時に調子づいた有吉をスカして巧みに泳がせ、機を見て果敢に反論を試みては見事な返り討ちに遭う。そうやって番組を構成するすべての要素が先鋭化し、それらが入り交じって渦をなすことで、有吉の独裁政権下にありながら遠慮無用の無礼講状態であるという、高度な矛盾を孕んだ笑いのカオス=磁場が完成しているのである。  だがそんな強力な磁場は、決して偶然の産物ではない。ラジオにおいて優秀な投稿者やアシスタントを育てることは重要であると同時に非常に難しいことだが、有吉はかつての戦国武将のように自ら鬨の声(この番組の場合「奇声」)を上げ、先陣を切って「ここまでやっていいんだ」と限界を取り払ってみせることで、リスナーやアシスタントが存分にその能力を発揮できる自由で柔軟なフィールドを、地方のFMラジオというアウェイの地に構築してみせた。空気を読める芸人はあまたいるが、0から磁場を作り出せる芸人はあまりに稀少だ。それは有吉が、自らの才能発揮の場を渇望する長い冬眠の時期を経ることで開花させた、稀有な能力なのかもしれない。 (文=井上智公<http://arsenal4.blog65.fc2.com/>) ■ラジオ批評「逆にラジオ」バックナンバー 【第4回】「おもしろくてあたりまえ」という壁を越える、若手コント師の傍若無人ぶり『ANNお笑いオールスターウィーク』 【第3回】五輪なでしこ戦の裏で炸裂した、ラジオの王様の誠実な毒『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』 【第2回】局アナの枠を飛び出した、マジカルな思考回路の冒険『安住紳一郎の日曜天国』 【第1回】予測不能な「集団的笑い」の境地『JUNKサタデー エレ片のコント太郎』

関ジャニ∞渋谷すばる、ライブ目前でも“暦”に夢中?

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【ジャニーズ研究会より】

 15日の東京・味の素スタジアムを皮切りにツアー『KANJANI∞ LIVE TOUR!! 8EST~みんなの想いはどうなんだい? 僕らの想いは無限大!!~』をスタートした関ジャニ∞。13日に更新された、ジャニーズ公式サイト「Johnny's web」の「関ジャニ戦隊∞レンジャー」では、メンバーがそれぞれの“想い”のたけをつづっている。

 丸山隆平は、「週末会えますねぇーっ!!!!!! 全開で毎回、テンション全壊してませますっ!!!!(原文ママ)」と、よくわからない日本語で15日と16日に来場するファンに呼びかけ、「必死の覚悟でヤりきってやります。何時もながら、いつも以上に、楽しみますっ」と、やる気十分の様子だ。

 安田章大も、「リハも大詰め! 本番間近! 一緒に暴れませんか?」と煽り、「ここまで関ジャニ∞を支えて大きくしてくれたエイターのみなさん! 本当に感謝しています!!」とファンに感謝の意を込めた。

「ひな壇は韓流タレント中心に」という構想が一変、TV界と韓流の今

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SMエンタテインメントジャパン公式サイトより

 日韓の関係悪化の影響により、韓流離れが加速する現在のテレビ業界。しかし、2年ほど前には広告代理店を中心に「ゴールデンタイムの番組には韓国人タレントを使用する」流れが作られていたという。現在は吉本興業所属の芸人が幅を利かせる“ひな壇タレント”を、そっくり韓流と入れ替えるという計画だったそうだ。

 日本国内で、KARAや少女時代がブレークした2010年。日本音楽事業者協会会長で「尾木プロ」社長の尾木徹氏が、K-POPアーティストの誘致に尽力したと伝えられていた。そして同時期頃から、広告代理店やテレビ局上層部の間では、こんな“定説”が存在していたという。

「2011年以降は、ゴールデンのバラエティから、吉本芸人はほとんどいなくなります。代わりにひな壇に座るのがK-POPアーティストや、韓流タレントたち。安定してレギュラー番組を続けられそうなのは明石家さんま、島田紳助、ダウンタウンくらいで、その他の芸人たちは有名無名問わず降板させていこうという方針でした」(広告代理店幹部)

「40周年も話題にならず……」“ユーミン”松任谷由実の人気はなぜ凋落したのか

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『日本の恋と、ユーミンと。』
(EMIミュージックジャパン)
 ベテランのミュージシャンにとって、“デビュー○周年”というのはコンサート活動やCDリリースを活発化させ、世間に名前をアピールする恒例行事となっている。最近では、矢沢永吉がデビュー40周年を記念したCDを発表し、大々的な“メディアジャック”を行ったのは記憶に新しい。  そんな中、同じく今年デビュー40周年を迎えるのがユーミンこと松任谷由実だ。一時は“国民的歌手”と称されたユーミンだが、矢沢に比べると、彼女のデビュー40周年イベントは今ひとつ盛り上がりに欠ける。 「今年11月にはベスト盤『日本の恋と、ユーミンと。』が発売されるほか、ユーミン憧れのバンドであるプロコム・ハルムとの共演ツアーが開催されます。一応“お祝い”をしている形ですが、音楽業界の中では逆に、“盛り上がっていない”ことが話題ですね。もともとユーミンはベスト盤を出さないことで有名でしたが、2000年以降はセルフカバーを入れると、ベスト盤は今度で6枚目。商品としての新鮮味にも欠けることも、盛り上がらない理由のひとつでしょう」(レコード会社関係者)  ユーミンが40周年を大々的に祝えない背景として、歌唱力の衰えを指摘する声もある。 「これは本人も認めていることですが、ここ10年ほどのユーミンは高音部が出なくなるなど、コンサートで歌うには厳しい状態が続いていました。もともと声量が大きいタイプでもないので、頼りない歌い方に観客のほうが戸惑うほど。もはやアリーナなどの大会場では、集客以前の問題ですね。今年始めたホテルのディナーショーや、今回の共演ツアーのように、なんらかの企画性を盛り込んだコンサートをやっていくしかないでしょう」(イベント関係者)  もっとも、加齢とともに声量や音域に衰えが出るのは、ほかの歌手も同じ。同年代の竹内まりやは、コンサートをほとんど行っていないにもかかわらず、定期的にヒット曲を出してブランド力を保っている。 「これはもう松任谷正隆と山下達郎という、両者のダンナの差というしかありません。いまも第一線で活躍する山下に比べ、松任谷のアレンジや演出のセンスは、はっきり言って20年前で止まっています。ユーミンだっていい曲を書いているのに、ダンナのダサいアレンジで台無しになっているケースがあまりにも多い。そうした声は音楽業界内でよく聞くのですが、ユーミン自身は夫に絶対服従の姿勢を貫いているので、改善の見込みはないでしょうね」(先のレコード会社関係者)  過去には、有名女優との不倫疑惑もとりざたされた松任谷正隆。さまざまな批判にもめげずに夫への愛を貫いているのも、一途なユーミンらしいと言えるかもしれないが、一時代を築いたシンガーソングライターの現状としては少々寂しいものがある。 (文=越谷由紀)

BOZZ式   ~ダイエット ①

えりすにちょっかい出されている感じ。こちらは真剣なので向こうは無視していこう。
さて昨日、読者3人+メタボ社員1人を集めてプログラム1を開催。

開催はガルエージェンシー大阪本部、梅田のビル一階でやったので通行人は新しいヨガ道場かなんか?と思ったに違いない。