予告!サイゾーテレビ【小明の副作用】第57回生放送は6日(木)23時です

夏が終わりました。アイドルライター小明がお送りするサイゾーテレビ『小明の副作用』第57回生放送は、9月6日(木)の23時より公開となります。いつも通りニコ生&Ustreamの二元生中継です。なお、いつもより1時間遅いスタートとなりますのでご注意ください。 なお今回は通常放送終了後に「着うた配信スペシャル緊急延長放送」がそのまま始まります。 ●9月7日(金)より小明の着うたをdwango.jpにて独占配信開始! 配信楽曲「君が笑う、それが僕のしあわせ」「星が見えない会えない夜は」の 着うたフル(r)をダウンロードしてくれた方全員に、それぞれオリジナル待受け画像をプレゼント!※スマートフォンは購入者特典非対応となっております また9/7(金) - 9/13(木)までの期間に上記配信楽曲の着うたフル・Androidシングルの いずれかをDLした方抽選で20名様に本人サイン入りポスターをプレゼント! 皆さん、是非チェックしてくださいね! http://r.dwango.jp/iCG8D6mW ●生放送会場はこちら Ustreamhttp://www.ustream.tv/user/cyzo_tv 上は、前回分。

「9月入学」と「女マネ」を憧れとする、「JJ」のお嬢様気質の正体とは

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「JJ」2012年10月号(光文社)

 女性誌レビューに、久々の「JJ」(光文社)が登場です! 赤文字系雑誌の先駆けとして、かつては売り上げ部数トップを誇っていた「JJ」ですが、現在ではすっかり「CanCam」(小学館)や「ViVi」(講談社)に押されてしまっている印象……というか、そもそも女子の総カジュアル化が進む現在、「JJ」の需要ってどこにあるのでしょうか? 世間の流れに逆らえず、今号からついに付録がつくことになった「JJ」。その記念すべき初付録の香水をプロデュースしたのは、“等身大LOVE”を歌う西野カナちゃんです。彼女が表紙を飾る「JJ」10月号を、さっそく覗いていきましょう!

<トピック>
◎紗栄子って、最近シンプルです(はぁと)
◎「9月入学」VS.「女マネ」スタイル
◎ブロモの夏⇒秋コーデマラソン400!

「おもしろくてあたりまえ」という壁を越える、若手コント師の傍若無人ぶり『ANNお笑いオールスターウィーク』

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オールナイトニッポン公式サイトより
しゃべりと笑いと音楽があふれる“少数派”メディアの魅力を再発掘! ラジオ好きライターが贈る、必聴ラジオコラム。  夏休みの終わり、やり残した宿題などうっちゃっておけとばかりに、『オールナイトニッポン』を笑いの波が席巻した。「人気お笑い芸人12組総登場! おもしろくてあたりまえ!」という、恐ろしく逃げ場のないキャッチコピーを引っ提げ、『オールナイトニッポン45周年 お笑いオールスターウィーク』というこれまた大仰な名のもとに、8月27日(月)~9月1日(土)の一週間、ニッポン放送の深夜帯は芸人の声で埋め尽くされた。  いま現在、レギュラー編成されているナインティナイン、Hi-Hi、オードリーに加え、千原ジュニア、ハライチ、サンドウィッチマン、バカリズム……というラインナップを見ると、「特別な一週間」というよりはむしろ、「なぜ最初からこの人たちをレギュラーにしなかったのか?」という印象を受ける。この並びこそが、数多のお笑い芸人を育ててきた、本来あるべき『オールナイトニッポン』の姿なのではないか、と。   番組を聴き進めていくにつれ、それは確信に変わると同時に、お笑い芸人がラジオをやる難しさも浮かび上がらせる。最大の問題は、今回のキャッチコピーにもなっているように、「おもしろくてあたりまえ」という感覚である。これはもちろん、土曜の大トリを担当したCOWCOWのネタ「あたりまえ体操」から持ってきたコピーだが、芸人のラジオを聴く際のリスナー側の感覚を的確に表してもいる。放送の中で、千原ジュニアやバカリズムら多くの芸人が、このコピーの「ハードルの上げ具合」に関してツッコんでいたが、これは局側の無茶振りでもなんでもなく、実際に芸人ラジオのリスナーが潜在的に設定している厳しいハードルを言い当てているに過ぎない。  逆にいえば、いま多くのラジオ番組がミュージシャンや声優をパーソナリティーに選んでいる理由の一つもここにある(もちろん「固定ファンを連れてこられる」という理由が第一だが)。芸人以外には、この「おもしろくてあたりまえ」というハードルが、リスナーの中に設定されていないのである。おもしろければそのほうがいいのは当然だが、それがあたりまえだとは思われていない。ミュージシャンや声優は、おもしろいことを言うプロではない。普段はあまり素のしゃべりを聴く機会のないミュージシャンや声優が身近な話をすれば、それだけで充分価値がある。しかも、彼らには声質という武器がある。もちろんデーモン小暮や大槻ケンヂなど、芸人に勝るとも劣らぬおもしろさを発揮するミュージシャンが時に出現するが、近年その確率はけっして高くない。  そしてもう一つ、いま芸人がラジオをやる上でハードルとなるのが、テレビの存在である。そんなのは前からあるじゃないか、と思うかもしれないが、いわゆる「芸人のフリートーク」がここまでテレビの中心を占めるようになったのは、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)や『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)以降のことだ。つまり、テレビでも芸人のしゃべりを聴く機会が格段に増えているわけで、そうなると同じ芸人がラジオでしゃべる価値とはいったいなんなんだろう、ということになる。たとえば今回、月曜日の『オールナイトニッポン』を担当した千原ジュニアは、後輩芸人を二人呼んで2時間フリートークのみという番組形態をとっていたが、その中で披露された「女芸人10人と飲みにいった話」は、テレビですでに聴き覚えのある話だった。もちろん、内容的にはやはりおもしろいし、売れっ子なのでトークのネタがかぶることは仕方のないことだろうが、番組全体が、準備してきた話をする『すべらない話』的な空気に包まれており、聴き手との間に「パーソナリティーとリスナー」というよりは、「テレビタレントと視聴者」というべきよそよそしい距離感を感じさせた。  今回登場した12組の中でも、比較的メジャーな芸人たちからは、いずれもそういった「あまりテレビと変わらない」印象を受けた。それはテレビでの露出が多い以上避け難いことではあるが、ラジオをやるならば、テレビよりも深いか鋭いか、あるいはなんらかの意外な側面や思いきった切り口を見せることで、リスナーとの距離感をグッと詰めてほしい、というのが聴き手側のわがままな本音である。  その点、まだあまり正体の知られていないマイナー芸人のほうが、固定したイメージのないぶん、奔放にラジオのフィールドを駆け回り、リスナーとの一体感を獲得することができるのかもしれない。結果、この一週間を通じて最も面白かった芸人は、火曜日の『オールナイトニッポン0』を担当した、12組の中で最もマイナーなラブレターズだった。彼らは『キングオブコント2011』決勝における、直立不動でふざけた校歌を歌うシュールなコントで知られる若手二人組だが、正直それ以外にはまだ何も知られていないといったほうが正しいかもしれない。しかし、彼らはその知名度のなさとラジオの自由さを逆手に取るように、「過剰に卑屈でありながら極度に上から目線」という倒錯したキャラクターを2時間にわたり演じきることで、『オールナイトニッポン』の歴史に見事な爪痕を残した。  金切り声が特徴的なツッコミの溜口は、冒頭から自分たちを、売れっ子芸人が並ぶ今回のラインナップ中の「ローテーションの谷間」だと卑屈に認め、かと思えばリスナーからの温かい励ましのメールを「普通のメールだなぁ~」と一刀両断。「リスナーを育てるのがパーソナリティーの役目だから」と分不相応な上から目線を提示した上で、「覚悟を決めてメールを送ってほしい」「簡単に送りすぎ」「質の高いメールを」と厳しいリクエストを次々とリスナーに突きつける。さらにはリスナーから大喜利の答えを募集しつつ、寄せられた答えにはダメ出しを連発、なのに最後に自ら提示する模範解答は人一倍ショボいという、傍若無人なスタンスでグイグイと聴き手を巻き込んでいく。『キングオブコント』で見た優等生的な印象(単に学ランをきっちり着ていたから、というだけかもしれないが)からはまったく想像もできない荒くれぶりで、爆笑問題や伊集院光を通り越してもはや毒蝮三太夫に向かっているのではないか、というくらいの思い切った毒舌をまき散らすその様子には、不快感どころか爽快感しか感じない。それを止めるでもなく流すでもなく適度に泳がせる相方の塚本の手綱さばきも見事で、リスナーも嬉々としてその設定に乗ることによって、溜口の奔放なキャラを中心に番組が形作られていく感触があった。時にラジオにおいては、パーソナリティーの強引さが、聴き手にカリスマ性と身近さを同時に感じさせることがあるが、この番組はまさにその好例といえる。  芸人はラジオで、テレビの裏話や自らの近況報告をするものだ、と思っている向きは多いかもしれない。特に『オールナイトニッポン』はビートたけしやとんねるずの時代から、そういう傾向が強かった。しかしその一方で、このラブレターズのように、2時間まるまる強烈なキャラクターを演じきって全体をコントとして成立させてしまう、という手法が、テレビとは違う面白さを生み出す可能性だって充分にある。果たしてこのキャラクターを毎回演じきれるのか、売れっ子になってもやり続けることができるのかというのが、レギュラー化へ向けての壁になるだろう(一回限りの面白さというのも確実に存在する)が、「おもしろくてあたりまえ」という芸人に課せられたハードルを越えて、ラブレターズがラジオの自由さと前向きな展望を見せてくれたのは間違いない。 (文=井上智公<http://arsenal4.blog65.fc2.com/>) ■ラジオ批評「逆にラジオ」バックナンバー 【第3回】五輪なでしこ戦の裏で炸裂した、ラジオの王様の誠実な毒『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』 【第2回】局アナの枠を飛び出した、マジカルな思考回路の冒険『安住紳一郎の日曜天国』 【第1回】予測不能な「集団的笑い」の境地『JUNKサタデー エレ片のコント太郎』

及川光博と離婚危機!? 檀れいのあまりに大きい「背負っているもの」とは?

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『造花の蜜』/ソニー・ピクチャーズ
エンタテインメント

編集S 檀れい(41歳)と及川光博(42歳)が離婚の危機だって、「女性セブン」9月13日号(小学館)が報じてるわよ。

しいちゃん この夏頃から檀が及川の家を出て、実家で暮らしているという話ね。2人が結婚したのは、昨年7月。その2カ月後の9月にはもう及川の浮気報道があった。芸能記者サンによれば、「結婚しても2人は正式に同居していなかった」そう。通い婚みたいなものだったらしいの。だから当初から危機説が流れていて、今回の報道も驚く人はあまりいなかったんじゃないかしら。

ダイエットで口が臭い! ブリトニーの汚ギャル伝説が更新中

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だからって井森からモンダミンのCMをとらないでよ!!

 人気オーディション番組『Xファクター』の審査員兼コーチとなり、気合を入れたセクシー・ボディコンで撮影に臨む姿がパパラッチされているブリトニー・スピアーズ。人気アイドルのジャスティン・ビーバーがサポート役のメンターとして出演することが決定し、ますます同番組が注目されているからか、ブリトニーは最近テレビ映りが気になって仕方がないのだという。意を決して、短期間で減量する作戦に出たそうだが、1日600キロカロリーという極端なダイエットのせいか、口臭がひどくなってしまい、番組関係者は大いに迷惑しているそうだ。

 今回、ブリトニーが極端なダイエットを行っていると報じたのは、大スクープもあればガセも多いことで知られる米タブロイド紙「ナショナル・エンクワイアラー」。同紙によると、ブリトニーは1日600キロカロリーしか摂らないというダイエット行っているとのこと。「朝食は4個分の卵白で、数時間後に水とイチゴを混ぜたプロテインシェイクを飲む。昼食は蒸した鶏の胸肉半分とサラダ。ここでまたプロテインシェイクを飲む。夕食は赤身肉と野菜。これがブリトニーが一日に食べるもので、トータルして600キロカロリーあるかないか」だという。

理想の男性器、女の本音は意外なカタチ!?

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『気持ちいいこと。男が知らない「オン
ナの本音」名言集』(宝島社)

 男性にとっては重要な関心事である“ペニスのサイズ”問題。他国の平均と比べて一喜一憂したり、「いや、ヤツらは硬さが足りないはずだ!」と躍起になったり、悩みは尽きない様子。しかし、そもそも悩みは「女性にどう思われているか?」という心配から発生しているもの。では、本当のところ女性はどう思っているのか? ――なんと、この謎に対して女性が「理想のペニスを立体物にして」答えている本がある。

 『気持ちいいこと。男が知らない「オンナの本音」名言集』(宝島社)は、「週刊新潮」(新潮社)で「TVふうーん禄」を連載中、フジテレビ系『知りたがり!』にも出演中のコラムニスト・吉田潮による女性への赤裸々インタビュー集。この本のなかに、「『理想の一本』を紙粘土で作ってもらいました!!」というコーナーがあるのだ。で、気になるその中身は……。

「相手はカナダ在住の元タレント?」国税査察のGACKTに、今度は“隠し子”疑惑

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『Until The Last Day 』
(エイベックス・エンタテインメント)
 8月28日、世田谷区にあるGACKTの自宅ビルに東京国税局の査察が入ったことは既報の通り(http://www.cyzo.com/2012/09/post_11358.html)。このスキャンダルは、明日9月6日発売の一部週刊誌にも取り上げられるようで、騒動はさらに拡大しそうだ。   週刊誌の取材に対して、GACKTのマネジメントを取り仕切る実姉は、査察が入ったことも認め、その目的はファンクラブの運営金などに関する脱税容疑の反面調査だったとしているという。いずれにせよ、GACKTは自分自身でアーティスト活動のみならず、ファンクラブの運営にも関与していたとされるのだから、その責任からは逃れられないだろう。  さらにGACKTにはもうひとつ、私生活に関する「ある疑惑」が噴出している。  国税が査察に入ったことを受け、GACKTの自宅やGACKTがレギュラー出演するドラマ『悪夢ちゃん』を10月から放送予定の日本テレビに、右翼が街宣をかけたのだが、彼らが糾弾していたのは「脱税問題」だけではなく、「隠し子問題」もあったのだ。  街宣活動をした政治結社「白皇社」幹部によると、「GACKTには子どもがいる。4歳になる女の子で、認知はしていないし、母親である女性に口外することも禁止している。その自分勝手な姿勢は許せない」というのだ。  実は、右翼の街宣活動に先立って、当編集部にもこの女性と親交があるという人物から情報提供がなされていた。これも同じく「GACKTには隠し子がいる」というもの。母親である女性の名前を具体的に挙げ、現在女性が住んでいる住所も開示してくれた。 「女性は元タレント。深夜番組にレギュラー出演していた女性グループの一人です。GACKTと交際後、意図せずに妊娠してしまったようですが、出産し、一人で育てていくことを決めた。女性は国内にいるとGACKTに迷惑がかかると思ったのか、GACKTから指示されたのかわかりませんが、海外で出産。4年ほど前だったと思います。今はカナダに住んでいて、GACKTも入籍や認知はせずに、経済的には不自由なく暮らせるようバックアップしているようです」  この女性は確かにカナダに実在し、メールで連絡を取ることができた。だが、本人は「そんな事実はありません」と言葉少なに否定するだけだった。  GACKTといえば、かつて年上の韓国籍女性と結婚していたことを告白しているが、それ以降は「結婚もしない。子どももつくらない」と宣言していた。最近は、明らかにプロモーション目的とわかる、ICONIQとの「ヤラセ熱愛報道」(http://www.cyzo.com/2012/06/post_10848.html)もあったが、相当モテるであろう私生活の女性関係は謎に包まれたままだった。  右翼までも噛み付いた「隠し子」問題。GACKTのマネジメント事務所に真偽を確認すると「個人かつ私人のプライバシーに関することですので、回答できません」と、完全否定とはいかなかった。だが、ファンとしては気になるこの疑惑についても、近々週刊誌が大々的に報道するといわれている。GACKT周辺から湧き上がった騒動の嵐は、しばらく続きそうだ。 (文=編集部)

ソーシャル化で大炎上中! ウェザーニューズが“誤解”に弁明

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) ぐっちーさん「今さら外資系証券マンと結婚したがる女性って…」 香川、マンU移籍で地元ユースに2千万円 弱小クラブの稼ぎ方 外資による買い叩き!? エルピーダ買収金額のウソがばれ迷走? ■特にオススメ記事はこちら! ソーシャル化で大炎上中! ウェザーニューズが“誤解”に弁明 - Business Journal(9月4日)
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民間随一の設備を誇るウェザーニューズ
 700万ダウンロードを記録した人気の気象情報アプリ『ウェザーニューズタッチ』が7月にバージョンアップしたことで、ユーザー間に波紋が広がっている。  会員が天気情報を写真で送ることができる「ウェザーリポート」を無料化したほか、スマートフォンをかざすだけでその方角の空の写真が確認できる機能、FacebookやTwitterへの共有機能を追加し、ソーシャル化をうたった今回のリニューアル。担当者は「気象情報の革命」と自信を見せたが、App StoreやAndroidマーケットのレビューでは「元に戻して」「改悪」などと星1つの評価が大量に付けられ、炎上状態となってしまった。  そのほかにも、今秋には民間企業では異例の人工衛星を打ち上げる計画を進めたかと思えば、「ブラック企業大賞2012」にノミネートなんてこともあり、何かと話題のウェザーニューズ社。創業27年、有料会員が約160万人いるという民間企業最大の気象情報会社である同社に伺い、石橋知博・取締役と、西祐一郎・開発リーダーを直撃した。 震災がきっかけでリニューアルを断行 ――「ウェザーニューズタッチ」をリニューアルしたことで、アプリマーケットのレビュー上で大不評となっています。その理由を聞く前に、まずは今回のリニューアルのコンセプトをお聞かせください。 石橋 我々は空の情報を扱っている気象会社ですが、空そのものをコンテンツ化したいと思い、今回のリニューアルを行いました。画面を立ち上げると位置情報を利用し、「ウェザーリポート」で投稿された周辺の空が六角形の窓から覗けるデザインになっています。現在の空の状態を見れば、次の天気が予想できます。8月21日は大阪で虹が出て、画面が虹の投稿で埋まり、大いに盛り上がりました。 ――「ウェザーリポート」の取り組みはいつから行っているのですか? 石橋 もともと、サービス自体は、05年11月から開始していましたが、当初は有料会員のみ投稿できる仕組みでした。誰でも投稿できるとサービスが“荒れる”心配があり、有力な気象情報として活用できないと思ったからです。しかし、東日本大震災の際、とにかく今の日本の状況を記録しなければいけないということで、「減災リポート」という形で無料開放したんです。すると、津波や液状化現象があった場所や帰宅困難地域の情報が大量に集まってきました。その圧倒的な量にも驚きましたが、もっと皆さんにリポートのサービスに触れてもらう機会を増やし、その情報を返していくという循環モデルに大きな可能性を感じました。 西 ほかにも、全国3万人のゲリラ雷雨防衛隊を組織し、会員から寄せられるリポートと気象観測機などのデータを解析して都内の事前捕捉率90%以上を達成した実績もあります。 会員には平均42.4分前にゲリラ雷雨の注意を呼び掛けるメールを送ることができました。そうしたこともあり、今回のアプリリニューアルでリポート制度を一般開放したんです。 ――そのような経緯がありながら、なぜ今回のアップデートは不評だったのでしょうか? 石橋 リポートで集まった空の画像をトップ画面に持ってきたことで、今まで天気情報に直でアクセスしていて利便性を感じていた会員が戸惑ったことが第一でしょう。また、名前の登録を求めたことで、「ついに有料化に舵を切った」と勘違いされてしまったことが挙げられます。確かに有料のサービスは何点かあるのですが、実は無料のものが有料になったということは一切なくて、むしろリポートが無料になった分、無料の範囲が広がったんです。我々が事前のコミュニケーションを怠った結果であると、深く反省しています。 西 空の画像をトップに持ってきたのは、先ほど説明した経緯によって「この仕組みは面白い」と、内部で勝手に盛り上がってしまってですね……。ぜひ、皆さんにも使って頂きたいということで、目立つところに配置してしまったんです。ただ、初期の頃から実装していた「My Ch.(マイチャンネル)」という機能を使えば、トップ画面の変更は可能なんです。今回わかったことは、我々が思っている以上に、そういった機能が浸透していなかったこと。現状では、ただ単に天気情報だけを見ている会員が多かったのでしょう。 ――事前の説明不足と、認識の誤りが混乱を招いてしまったと言うことですね。そこまでして、今回のリニューアルによる方向転換を推し進める理由はどこにあるのでしょうか? 石橋 リニューアル後に、1日に届くリポート数が5000通から3万通に伸び、リポーター数も30万人から180万人に急増しています。重要なのは、これらの情報を天気の解析に役立てることです。実際に、リポーターから送られてくる天気報告を分析した「10分天気予報サービス」と気象庁の予報を比較したところ、リポーターの報告を元にした方が平均で19%も精度が高いことがわかっています。今まで一方通行だった予報の仕組みを双方向にしたことで、これだけの効果が出るんです。FacebookやTwitterがコミュニケーションに革命を起こしたなら、『ウェザーニューズタッチ』は気象に革命を起こす可能性があります。スマートフォンやブロードバンドの普及がそれに拍車を掛けるでしょう。
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震災などでも活躍する機能が多い。
――革命とはまた壮大ですね。 石橋 はい。もしくは、壮大な社会実験だと言うことができるかもしれません。天気予報の精度は100メートル走の世界記録みたいなもので、1%上昇させるのに大変な労力と予算がかかるんです。19%も上回ることは、これまでの常識をくつがえす結果だと言えます。 西 先ほどの、ゲリラ雷雨の話で言えば、今の科学では予測が困難だということを気象庁も言っていて、そのために気象庁は新しいコンピューターを増強している状況です。科学が追いつかないならば人の力でどうにかできるんじゃないかと思う結果だと思います。 石橋 観測機を設置するのは莫大な予算がかかりますが、携帯電話だったらほとんどの国民が持っています。しかも、今後、かなりの確率でスマートフォンに変わっていきます。 西 観測網という意味では、我々が設置したレーダーが全国80か所くらいありますし、もちろん気象庁が整備しているものもあります。こうした、ハードのインフラを充実させることも効果はありますが、一方、発展途上国では必ずしもインフラが充実していない。そういった国に、これらの技術を持ち込むことで災害による被害を減らし、人々の命や生活を守ることができます。これから予算を付けて整備していくよりも現実的でしょう。 ――世界展開とは驚きましたが、アプリ会員数の目標はありますか? 石橋 国外も含めて1億人を達成したいですね。 ――それは、今期のテーマは「革新性」にも見合う目標ですね。 石橋 気象業界は、過去のデータをものすごく大切にする特殊な業界。それはそれで大事なことですが、あまりにも大切にし過ぎて、過去のやり方を変えない風潮になってしまっているんです。ですから、ほとんどイノベーションが起きないんですね。しかし、温暖化の影響や太陽光等の自然エネルギー、アレルギーや紫外線情報など、気象のニーズはここ10年で劇的に変わってきています。時には失敗することもあるかと思いますが、これからも既存のやり方にとらわれずに、果敢にチャレンジしていきたいと思っています。 ――最後に社内体制についてお聞きしますが、気象情報会社ということもあり、24時間365日体制の仕事で大変な部分もあると思います。従業員の労働環境はどのようになっていますか?
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西 社内には空間を遮る敷居がなく、社長室もガラス張りです。また、上司部下の隔たりもなく、実力に応じた職格が存在するだけ。新入社員であっても社長に相談を持ちかけることができます。ご指摘の通り、24時間365日体制を敷かなければいけない仕事なので、時間ごとに交代で勤務していますが、震災や台風など気象リスクが高まっている時には使命感に駆られて交代勤務も関係なく、社内を上げて業務に取り組むことがあることは事実です。我々の会社では気象予報士の“士”を“志”と書くことにしているくらいですから。  システム開発に関しては、開発に付随する設置工事や運営保守の人員を含めると80人くらいの体制で運営しています。そのうち、一般向けのコンテンツの制作に当たっているのが25人ほど。インターネットを中心としたシステム開発に関しては今後重要度が高まっていくという認識でいますので、今後5年から10年くらいのスパンで大幅に強化しようと計画を練っているところです。具体的には25人を、2倍から3倍にしていく計画です。 石橋 労働環境に関しては、これからの課題でもあります。使命感を持って、「これが天職だ」と思った人が集まったベンチャーだったので、立ち上げから25年くらいはそういう背景のもと強いリーダーシップで社員を引っ張ってきたところがあったのですが、特に、グローバルに展開していく際には、その国々で違った文化や風土があります。天気が国それぞれで違うように、高い次元で働き方の多様化を目指していかなければなりません。そういう部分も、ウェザーニューズが社会から期待されているところだと自覚しています。 (構成=宮崎智之) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) ぐっちーさん「今さら外資系証券マンと結婚したがる女性って…」 香川、マンU移籍で地元ユースに2千万円 弱小クラブの稼ぎ方 外資による買い叩き!? エルピーダ買収金額のウソがばれ迷走? ひとつの駅に、いくつもスタバがあるタイ! にみる変革の法則 最高時価総額の裏で…アップルに切られ日本企業が経営破綻 イオンに対抗! セブンイレブンが大型モールを展開予定 いつでもどこでも、スマホをワイヤレス充電できる日も近い?