あえて身内のスキャンダルを報じさせた!? “芸能界のドン”バーニング社長の奇策

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バーニングプロダクション公式サイトより

 7日発売の「週刊新潮」(新潮社)に、芸能界のドンに関する“恐喝トラブル”が報じられた。記事は、バーニングプロダクション周防郁雄社長の息子・彰悟氏が、元芸能プロ社長・A氏と都内ホテルのラウンジで話し合いをしているシーンから始まる。彰悟氏はA氏から「なんで俺の預けた女の子を騙して強姦したりするんだ」「お父さんが裏で揉み消しやりよるという話も聞いているし」などと詰め寄られていたという。

 A氏は数年前に芸能プロを閉じており、現在は美術品販売などを手がける会社の会長に就任している。同誌によると、当時A氏の芸能プロに在籍した女性スタッフの数人は、彰悟氏が代表を務めるバーニング関連会社に引き取られたという。

 そして今年5月頃、移籍した女性スタッフが彰悟氏に関係を迫られたりレイプされたといった相談を、バーニング幹部に行っていたという。しかしある芸能プロ幹部によると、女性スタッフらの証言は作り話の可能性もあり、彰悟氏を恐喝する目的で、ついにはA氏まで引っ張り出してしまったのだとか。

あえて身内のスキャンダルを報じさせた!? “芸能界のドン”バーニング社長の奇策

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バーニングプロダクション公式サイトより

 7日発売の「週刊新潮」(新潮社)に、芸能界のドンに関する“恐喝トラブル”が報じられた。記事は、バーニングプロダクション周防郁雄社長の息子・彰悟氏が、元芸能プロ社長・A氏と都内ホテルのラウンジで話し合いをしているシーンから始まる。彰悟氏はA氏から「なんで俺の預けた女の子を騙して強姦したりするんだ」「お父さんが裏で揉み消しやりよるという話も聞いているし」などと詰め寄られていたという。

 A氏は数年前に芸能プロを閉じており、現在は美術品販売などを手がける会社の会長に就任している。同誌によると、当時A氏の芸能プロに在籍した女性スタッフの数人は、彰悟氏が代表を務めるバーニング関連会社に引き取られたという。

 そして今年5月頃、移籍した女性スタッフが彰悟氏に関係を迫られたりレイプされたといった相談を、バーニング幹部に行っていたという。しかしある芸能プロ幹部によると、女性スタッフらの証言は作り話の可能性もあり、彰悟氏を恐喝する目的で、ついにはA氏まで引っ張り出してしまったのだとか。

「Jリーグに電撃移籍の可能性も!?」“宙に浮いたスーパースター”デル・ピエロの行く末

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 イタリア・セリエAのユベントスからの退団が決定的となっているサッカー元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロの去就に、あらためて注目が集まっている。日本でも人気の高いデル・ピエロだけに、Jリーグ入りにも期待したいところだが……。  まず、デル・ピエロ本人が移籍先としてほのめかしたのは、アルゼンチンリーグの名門リーベル・プレート。南米から欧州への移籍はサッカー界では珍しくないが、その逆は意外な気がしないでもない。しかも、同クラブは名門ながら、現在は2部降格の憂き目に遭っている。 「実は、そんなに意外でもないんですよ。最近は欧州から南米に移籍するケースも増えている。とくにブラジルなどは好景気の影響もあり、高額の年俸を支払えるクラブも存在します。また、スポンサーを集めて年俸を負担させるというやり方もポピュラーですからね。しかもリーベルには、かつてユベントスで2トップを組んでいた盟友で元フランス代表FWのダビッド・トレセゲも在籍しているので、現実味は十分あります」(サッカー雑誌編集者)  続いて、新たな移籍先としてウワサに挙がったのが、アメリカ・MLSのモントリオール・インパクト。現地紙で移籍交渉中と報道され、何よりも元ユベントス会長のジョヴァンニ・コボッリ・ジッリ氏が「新天地はモントリオールになると思う」と発言したために、わずかに信ぴょう性が増した。そんな中、11日に伊紙「トゥットスポルト」が「FC東京とサンフレッチェ広島の2クラブが、デル・ピエロ獲得に名乗りを上げた」と報道。 「確かに、デル・ピエロは先頃の震災でも2,400万円を寄付するなど、親日家として知られているし、彼に近い関係者筋からもJに関心を示しているとの証言もあります。ただ、どうでしょうか。デル・ピエロには、世界中のクラブからオファーが殺到していますからね。年齢的な問題もあり、90分フル出場するのは厳しいですが、限られた時間であれば欧州のどのトップクラブでも通用する力を今でも持っています。現在オファーが届いているといわれるイングランドの中堅クラブや南米、アジアのクラブであれば、主力扱いも期待できます。クラブにとっても、世界的な人気を誇るデル・ピエロの獲得は、商業的にも計り知れないメリットがあります。彼もそんな自身の価値をよくわかっているので、慎重にクラブを選ぶと思います。なので、移籍交渉期間ギリギリまで、新チームを決めないのでは」(前出・編集者)  最新の報道では、移籍先として、新たに中国の上海申花とブラジルの複数のクラブが浮上しているという。現役プレーヤーとして欧州の第一線でまだひと花咲かせたいのならイングランド? それとも退職金代わりに巨額のギャラを望むなら中国? 同じラテン民族の選手たちと共に引退までリラックスしながらプレーしたいのなら南米? 名選手だけにさまざまな選択肢があるが、デル・ピエロがJでのプレーを選ぶなら、何を日本に望むのだろうか。
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カレー好きの後輩はかまってちゃん!? すぐに“すねる”後輩のコントロール方法

【ハピズムより】

 残業・休日出勤当たり前、付き合い合コンや職場飲みは強制参加、愛想笑いを振りまき、周囲のご機嫌取りにも気が抜けない......なーんて、すっかり"職場奴隷"になっていませんか? しかも! その原因はすぐそばにいる上司や同僚、部下に取引先のお客さんなどなど、"職場の天敵"のせいだ! という人も多いはず。そこで、そんな天敵の行動パターンから、手玉に取れる"退治方法"をお教えしましょう......。

天敵File11:すぐにすねる後輩

 ちょっと仕事のミスを指摘しただけで、ムスっとして露骨に機嫌が悪くなる、みんなの会話に入れないとぷいっとどこかに行ってしまう……。そんな、すぐにすねる面倒くさい後輩、周りにいませんか? 叱らなきゃいけない上に、やりづらい態度を取られては、余計にストレスもたまるはず。そこで今回は、すぐにすねる後輩のコントロール方法をお教えします!

<すぐにすねる後輩がランチによく食べているのは?>

A:カレーやハンバーグなど、子どものような食事
B:手作り弁当など、節約できる食事


 果たして、あなたを悩ます天敵の“駆除方法”は?


■ゲッターズ飯田(げったーず・いいだ)
1975年、静岡県生まれ。放送作家、タレント、ラジオパーソナリティ、占い師。主催するイベント「占い合コン」や、声優の朴ロ美と共に運営する「cafeシーラカンス」で毎週行う占いイベントも人気を博し、最近では『ゴロウ・デラックス』(TBS系)や『笑っていいとも!』(フジテレビ系)などにも出演。また、近著に『ボーダーを着る女は、95%モテない!』(マガジンハウス刊)。


【ゲッターズ飯田の「職場奴隷サマの運命の2択」】バックナンバー
・天敵File10:コミュニケーション不全の先輩も、使うボールペンであしらい方がわかっちゃう!?
・天敵File9:名刺入れの好みでわかる! いつもイライラしているアノ上司の対策方法
・天敵File8:着ている“スーツ”でわかる、話の長~いアノ上司の対策法
・天敵File7:仕事をしないOLはコンビニ弁当? 手作り弁当? ランチでわかる撃退法
・天敵File6:長財布? 折りたたみ財布? 財布でわかる仕事ができない上司の対処法
・天敵File5:飲み会で端に座ってる? 真ん中陣取り? 生意気な後輩を懲らしめる方法
・天敵File4:ボディタッチ? 下ネタトーク? “攻め方”でわかるセクハラ上司対策法
・天敵File3:カルーアミルクか焼酎か? 注文するお酒でわかる嫌味なお局様の攻略方法
・天敵File2:ファストフード好き? コンビニ好き? ランチでわかるダメ後輩の撲滅方法
・天敵File1:米派? 麺類派? “主食”の好みでわかるパワハラ上司の“駆除方法”

「相方トムの不安が現実に……」脅迫で逮捕のブラザー・コーン 暴力団との実際の関係は?

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『DA BUBBLE GUM BROTHERS SHOW~多力本願~』
(NAYUTAWAVE RECORDS)
 バブルガム・ブラザーズのブラザー・コーンこと近藤信秋容疑者が12日、警視庁町田署に暴力行為法違反の疑いで逮捕された。元マネジャーの男性に対し、指定暴力団の名前を挙げて「ただじゃおかねえぞ」などと脅した疑い。近藤容疑者は取り調べに「そこまでキツイ言い方はしていない」と、容疑を一部否認しているという。 「近藤容疑者は、以前解雇した元マネジャーの男性が芸能関係の仕事を続けようとしたことに腹を立てて、暴力団の名前を出して脅したそうです。そもそも、この男性は『暴力団が関わる仕事は受けないほうがいい』などと、近藤容疑者に進言してクビになったらしいので、実際に近藤容疑者がその暴力団と関係があった疑いが濃厚ですね」(芸能記者)  「WON'T BE LONG」の大ヒットで知られるバブルガム・ブラザーズだが、近藤容疑者も相方のブラザー・トムも、もともとはお笑い畑出身。 「近藤容疑者が芸能界入りしたのは、あのねのねの清水國明に弟子入りしたことがキッカケ。あのねのねが司会を務めていた『ヤンヤン歌うスタジオ』(テレビ東京系)などで、デブキャラを売りにコントをしていましたね。ブラザー・トムもバブルガム以前は、小柳トムの芸名で警官コントが人気を集めていました。バブルガムは90年代後半以降、長らく活動休止状態にあったのですが、2008年に近藤容疑者に乞われる形で活動再開しているのですが、そのときトムが近藤に出した条件というのが『昔ワルだった頃の自慢をしない』というものだったんですけどね(苦笑)」(同)  昔ワルだったのが、今もワルだったということなのか。それとも、単に元マネジャーを威嚇するために、暴力団の名前を出してみただけなのか。  確かに、知りもしない暴力団との関係をほのめかして強がる手合いというのは、芸能界だけでなく世の中に少なからず存在する。だが、暴力団排除条例の施行で芸能界もその対策に追われている昨今、今回の事件は単なる舌禍では済まされない。近藤容疑者と暴力団との関係について、実態の究明が望まれる。

DV、離婚、そして……元「DA PUMP」YUKINARIの元タレント妻が風俗嬢に

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いまのDA PUMPはISSAと7人のダンサー状

 DA PUMPの初期メンバー・YUKINARIの元妻でタレントの西田夏が、風俗店に勤務していることがわかった。YUKINARIから受けていたDV告白に離婚調停を経て、芸能界での新たな第一歩を踏み出していた西田だが、一体何が起こったのか。

 西田は2000年、ホリプロ主催の『第4回夏のお嬢さんコンテスト』でグランプリを獲得し、芸能界デビュー後はグラビアアイドルとして活躍した。女性アイドルながらプロレスに挑戦したことも話題となったが、03年に芸能界を引退。

 その後、04年2月にYUKINARIとデキちゃった婚を発表。同10月に長女を出産するも、07年12月にはYUKINARIの度重なるDVに悩まされていることを『スーパーモーニング』(テレビ朝日系)などで告白。離婚調停の末、10年4月にYUKINARIが西田に慰謝料200万円を支払い、長女の親権もYUKINARIが持つことで離婚が成立した。

DV、離婚、そして……元「DA PUMP」YUKINARIの元タレント妻が風俗嬢に

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いまのDA PUMPはISSAと7人のダンサー状

 DA PUMPの初期メンバー・YUKINARIの元妻でタレントの西田夏が、風俗店に勤務していることがわかった。YUKINARIから受けていたDV告白に離婚調停を経て、芸能界での新たな第一歩を踏み出していた西田だが、一体何が起こったのか。

 西田は2000年、ホリプロ主催の『第4回夏のお嬢さんコンテスト』でグランプリを獲得し、芸能界デビュー後はグラビアアイドルとして活躍した。女性アイドルながらプロレスに挑戦したことも話題となったが、03年に芸能界を引退。

 その後、04年2月にYUKINARIとデキちゃった婚を発表。同10月に長女を出産するも、07年12月にはYUKINARIの度重なるDVに悩まされていることを『スーパーモーニング』(テレビ朝日系)などで告白。離婚調停の末、10年4月にYUKINARIが西田に慰謝料200万円を支払い、長女の親権もYUKINARIが持つことで離婚が成立した。

みずほ銀行社員語る「アジア出張では幹部も本番フーゾク!?」

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 孫社長の朝令暮改にうんざり 社員が語るソフトバンク オリンパス社員語る「会長訓示『粉飾は大したことじゃない』」 ルネサス社員語る「社員をもっとクビにしないと会社潰れる」 ■特にオススメ記事はこちら! みずほ銀行社員語る「アジア出張では幹部も本番フーゾク!?」 - Business Journal(6月15日)
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ザ・メガバンク、みずほFG傘下のみずほ銀行。
(「同行HP」より)
 国内三大メガバンクの一角を占め、総資産・時価総額ベースで世界第10位(2007年時点)のみずほフィナンシャルグループ(FG)。12年3月期決算では、アジアなど海外向け貸し出しの好調により、4800億円もの最終益を達成し、足下の業績が好調に見えるが、過去には大規模システムトラブルなどで世間を賑わせた。そんな同FG傘下で、主にリテール・中小企業向け金融を扱うみずほ銀行現役社員のA氏が、ベールに包まれた"ザ・メガバンク"の内情を語る。 頻発するシステム障害  昨年の東日本大震災後にウチが起こしたシステム障害は記憶に新しいと思いますが、原因としては、義援金の振り込みが集中してシステムがパンクしてしまったことにありました。もともとみずほは、お金をケチってなのか、「勘定系システム」(預金、融資、為替といった業務を処理するための大型コンピューターを使った中核システム)がかなり古く、今までずっと使い続けてきたのですが、それが今回の大量の義援金の受け付けをきっかけに、振り込み処理の遅延やATMの全面停止を招いてしまいました。途中から手作業での運用に切り替えたことで人的ミスも重なり、その後の対応もグダグダして、結局、正常に戻るまでに10日間もかかってしまいました。  大規模なシステム障害は、今に始まったことではありません。旧第一勧業、旧富士、旧日本興業の3銀行のシステムを2002年4月1日にみずほ銀行として一本化するシステム統合の際にも、コンピューターシステムが未統合のまま見切り発進して、開業初日からATM障害や、公共料金の自動引き落としなどの口座振替に遅延が生じ、大規模なシステム障害に陥った経緯があります。  こうしたことを招いてしまう原因は、基本的には社員のスキルセット(必要な知識や技能)が弱いことにあると思いますが、その背景にはシステムのことがわかっている人材が少なく、そこがかなりのウイークポイントになっていますね。システム開発において、ベンダー(外注先)への丸投げもよくあります。  大企業ならどこでもそうかもしれませんが、役員といった経営にかかわる人たちは、現場のことはよくわかっていないと思います。みずほグループのシステム関連企業の経営者も、みずほ銀行出身の社員が持ち回りで代わるので、ITのことはさっぱりのようです(笑)。 頭取が女子アナと路チューをフライデー  スキャンダルといえば、週刊誌の「フライデー」(講談社)に掲載された、みずほコーポレート銀行の齋藤宏頭取(当時)の女性スキャンダルがありましたね。  齋藤頭取は、旧日本興業銀行出身の超ワンマン経営者でもありました。みずほコーポレート銀行は08年3月期に米サブプライム問題の影響で巨額損失を計上して、最終赤字に転落したんですけど、齋藤頭取は経営責任を取ろうとせず、行内外から批判を浴びていました。  そんなときに出てきたのが、このスキャンダルです。相手の女性は、齋藤頭取が社外監査役を務めていたテレビ東京の女性記者で、けっこうな巨乳だったようです。東京・麻布の寿司屋から出てきた二人が、路上でキスをしていたところを写真に撮られてしまいました。「フライデー」によると、その後は、タクシーでとあるマンションに向かって、2時間半ほど密会していたようです。何をしていたかは......ですよね。  その後、すぐには辞任せず、しばらくは残っていましたが、それだけ権力が強かったのでしょう。とはいえ、その後、彼がいくら偉そうなことを言っても、社員の間では「おまえ路チューしてんじゃん」「フライデーに載った翌日、秘書たちとどんな顔で会ったんだよ」って、陰でささやき合っていましたね(笑)。 海外では「本番」が当たり前  みずほは海外にも支店があり、海外出張に行く機会があります。当然、夜は接待や遊びに、いろいろなところによく行っていますね。    例えば、ニューヨークにはリトル東京のようなエリアがあって、日本人が働いているキャバクラがあったりします。その店の客は、日本から出張で来ていたり、現地駐在の、日本を代表する名だたる一流企業の社員ばかり。そこに行ったことがあるという社員から聞いた話では、ある日カラオケをしていたら、知らないおじさんがめちゃくちゃ絡んできて、しつこいのでひっぱたいてしまったようなのです。あとで聞いたら、そのおじさんは、某大手総合商社の執行役員だったようです(笑)。  ただ、最近は、みずほは欧米よりも中国などのアジアやロシア、ブラジルなどの新興国に注力し、そっち方面に行く機会が増えてきています。夜の世界でいえば、とくにアジアは欧米よりもディープな店が多く、「本番」をさせてくれるところもあって、出張した社員はみんなよく行っているようです。私も○○に行ったときに連れていってもらったことはありますね。  そのとき、本体の頭取も支店の視察で、取り巻き連中を10人くらい連れて、ファーストクラスに乗ってアジアをぐるぐる回り、その途中で○○に来ていました。さすがに、頭取クラスになると実態は闇の中なので、「本番」をしたかどうかわかりませんが、頭取が女子アナとの「路チュー」をフライデーされても平気な顔で地位に居座るような会社ですから、いわずもがなのような気もしますが......(笑)。 (構成=編集部) ■そのほかの「Business Journal」の人気記事 孫社長の朝令暮改にうんざり 社員が語るソフトバンク オリンパス社員語る「会長訓示『粉飾は大したことじゃない』」 ルネサス社員語る「社員をもっとクビにしないと会社潰れる」 「まとめブログビジネス」は崩壊するか? コンビニでは生理用品の40%を、男性が買っている!? 治療は陰部にゼリーや棒...定期的SEXで女性版EDを防げ! 上場"狂騒"裏で、結局Facebookは損or得した?

やめろと言われても、今では遅すぎたッ! 妻夫木聡&武井咲主演の過剰なる純愛劇『愛と誠』

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“愛は平和ではない、愛は戦いである”の名ゼリフで幕を開ける『愛と誠』。
昭和歌謡曲の名曲がフルコーラスで甦る!
 やめろと言われても~、今では遅すぎたッ! 映画の序盤、学ランを着た妻夫木聡が西城秀樹の1974年のヒット曲「激しい恋」を熱唱する。その歌詞のまんまの映画である。『巨人の星』『タイガーマスク』『あしたのジョー』などの“スポ根”漫画で知られる梶原一騎原作の純愛ストーリー『愛と誠』を、三池崇史監督が映画化。妻夫木の「激しい恋」に続いて、映画初出演となる武井咲が加藤和彦の名曲「あの素晴らしい愛をもう一度」をフルコーラスで歌い上げる。ミュージカルタッチのツッコミどころ満載ムービーだ。一度映画館に足を踏み入れてしまうと、その過剰すぎる世界を最後まで見届けるはめになる。  「週刊少年マガジン」で『愛と誠』の連載がスタートしたのが1973年。3年間にわたって濃厚なる青春ストーリーが繰り広げられた。財閥の令嬢・早乙女愛は幼少期にスキー遊びをしていたところ誤って急斜面に陥り、地元の少年・太賀誠に命を救われる。愛にとって白馬の王子さまが現われた瞬間だった。だが、誠は額に大きな傷を負ってしまう。それから11年後、都内の名門高校に通う愛はフダ付きのワルと化した誠と再会。誠の額には巨大な傷跡が残っていた。自分が傷つけたために誠の精神が歪んでしまった。自責の念にかられる愛は、何とかして誠を本来の純真な姿に立ち直らせようと尋常ならざる情熱を注ぎ始める。愛の献身的な行動に焼きもちを妬いたのが、メガネ秀才の岩清水弘。「君のためなら死ねる」とストーカーまがいの手紙を愛に送りつけ、2人に執拗に付きまとう。報われることのない一方通行の恋愛トライアングル! さらに不良の巣窟である花園実業高校を仕切る“影の大番長”との対決が愛と誠を待ち受けていた!  愛は平和ではない。愛は戦いである。ネール首相が娘に贈った言葉を引用したオープニングからして、原作の連載された70年代でも充分に大仰でアナクロ感のあった『愛と誠』が21世紀に再映画化されたことに驚いた。しかも、かつて松竹で実写化された際は『愛と誠』(74)『続・愛と誠』(75)『愛と誠・完結編』(76)の三部構成だった大河ドラマを、三池版『愛と誠』は2人が運命的に出会った幼少期のエピソードからラストまで一気に突っ走る(残念ながら、ムチの名手・砂土谷峻の登場は割愛)。
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31歳にして学生服を着こなす太賀誠役の妻夫
木聡。額のキズをからかわれると、誠の怒り
パワーはマックスとなる。
 三池監督は70年代に発表された原作を、どう現代的にアレンジしたのか? 音楽プロデューサーに小林武史、振り付けにパパイヤ鈴木を投入してのミュージカル仕立てという劇薬を注入した。岩清水弘(斎藤工)は「空に太陽があるかぎり」を暑苦しいほどエネルギッシュに歌い、文学少女・高原由紀(大野いと)への絶対的な愛を誓う蔵王権太(伊原剛志)は狂ったように「狼少年ケン」を吠え叫ぶ。あぁ、何と青春とは恥ずかしいものなのだろうか。人は恋をすると周囲が見えなくなってしまう。相手のことしか考えられない。青春ラブストーリーをミュージカルとして描いた三池監督の選択は、とっても正しい。  原作ものは一度バラバラに解体してから、エッセンス的部分を抽出して映画として再構成することをセオリーとしている三池監督。人気俳優たちが原作に登場するキャラクターたちの物まねを演じることで良しとする、あまたの監督たちとは一線を画するところだ。しかしまぁ、梶原一騎の実弟・真樹日佐夫先生との交流の深かった三池監督が、『愛と誠』の世界をミュージカル仕立てでここまでぶっ壊してみせたことに二度驚いた。  『十三人の刺客』(10)の公開時に三池監督にキャスティングについて聞いたところ、興味深いコメントが返ってきた。『十三人の刺客』の“刺客”チームは主に映画畑出身者で固め、対する“殿さま”チームには日本屈指のミュージカル俳優として活躍する市村正親とSMAPメンバーとしてスポットライトを浴び続ける稲垣吾郎を配したのだと。ステージ上で華麗に歌い踊るスターたちを、みんなで泥まみれにしてやれという“裏テーマ”のもと『十三人の刺客』は作られたのだった。80年代はテレビ映画や2時間ドラマの助監督として汗水を流し、90年代は低予算なVシネやインディペンデント映画を眠らずに量産してきた三池監督の“ミュージカル=華やかなもの”をぶっ潰してやりたいという“暗い情熱”を感じさせる。でも、稲垣吾郎も市村正親も泥まみれになることで俳優としての高い評価を受けることになった。これこそ、三池監督ならではの“歪んだ愛情”ではないか。
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早乙女愛を演じた武井咲。「脚本をしっかり
読まなくてもいいかなと思える現場でした」と
記者会見でビックリ発言。
 誠(妻夫木聡)の生活費を捻出するため、お嬢さまの愛(武井咲)は校則を破って怪しげなカフェで働き始める。カフェというよりも、風俗店だ。蔵王権太役の伊原剛志(49歳)は学生服姿で暴れ回り、岩清水の名ゼリフ「君のためなら死ねる!」も盛り込んである。誠に一蹴されたスケ番のガム子(安藤サクラ)は誠に夢中になっていく。クールなワルを気取っている誠でさえ、ひとりの女性に振り向いてほしくて歌舞伎町の小さな店に通い詰める。ミュージカルシーンや登場キャラクターたちのベタな行動に腹を抱えて笑いながらも、次第に彼らの行く末が気になり始める自分に気づく。誰よりも由紀のことを慕う権太や自分が誠に恋したことに戸惑うガム子の純情は果たしてどうなるのか。バカじゃないのと毒づきながらも、愛と誠が幼少期のトラウマから解放されればいいのにと思う。原作の発表からいくら歳月が経っても、人間の根っこの部分はそう変わらないらしい。ケータイや最新のスマートフォンを持つようになっても、人間の本質はおそろしくベタで、信じられないほどバカなのだ。  最後にコワモテで知られた原作者・梶原一騎にまつわるトリビアを。梶原一騎はペンネームであり、本名は高森朝樹という。その“梶原”の由来だが、ヤンチャぶりの度がすぎて親から教護院「誠明学園」に送られた高森少年は学園でひとりの少女と出会い、若いロマンスを育んだ。その少女の姓が“梶原”だった。教護院で心を通い合わせた少女の姓を、作家を志した高森少年は名乗るようになる。その後、劇画原作で富と名声を手に入れた彼は松竹での『愛と誠』三部作の映画化をきっかけに芸能界に深く関わるようになり、晩年はスキャンダルまみれとなっていった。それでも、どんなにドロドロに汚れまくりながらも高森朝樹は心の中の小さな小さなロマンスを大事にした。“梶原一騎”というペンネームを50歳で亡くなる最期まで使い続けた。 (文=長野辰次) aitomakoto4.jpg 『愛と誠』 原作/梶原一騎、ながやす巧 脚本/宅間孝行 音楽/小林武史 振付/パパイヤ鈴木 監督/三池崇史 出演/妻夫木聡、武井咲、斎藤工、大野いと、安藤サクラ、前田健、加藤清史郎、一青窈、余貴美子、伊原剛志、市村正親 配給/角川映画・東映 6月16日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー (c)2012『愛と誠』製作委員会 <http://aiandmakoto.jp> ●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第174回]年間自殺者数3万人を越える現代社会への提言 自殺対策の現状を追った『希望のシグナル』 [第173回]“三島割腹事件”を若松孝二監督が映画化!『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』 [第172回]実在の事件を題材にした“命の授業”『先生を流産させる会』がついに劇場公開! [第171回]自由社会に順応できない“脱北者”の過酷な現状 無垢なる季節との決別『ムサン日記 白い犬』 [第170回] 世界興収100億突破のSF大作『ロボット』はあらゆる既成概念を破壊する!! [第169回]“エンタの神さま”ツイ・ハークが大復活! B級映画マニアの心を焦がす『王朝の陰謀』 [第168回]人はお下劣な分だけ、強く優しくなれる!? 結婚を控えた女たちの本音『ブライズメイズ』 [第167回]行きすぎたシステム社会に警鐘を鳴らす“ユナボマー・マニフェスト”の映画化『モンスターズクラブ』 [第166回]祭りの終わりと新ステージの幕開け、3部作完結『サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』 [第165回]すばらしき“コーマン野郎”の世界!『コーマン帝国』、愛と欲望の歴史 [第164回]懐かしき香り漂う、新感覚サスペンス 破滅へ突き進む男の悲劇『ドライヴ』 [第163回] 災害に備えた地下シェルターは必要? 心理ホラー『テイク・シェルター』 [第162回] 森田芳光監督の最終列車『僕達急行』人生は出会いと旅立ちのリフレイン! [第161回] 鬼才キム・ギドクの"多重人格ショー"セルフドキュメンタリー『アリラン』 [第160回]映画創成期に散った"殉教者"への聖歌 3D映画『ヒューゴの不思議な発明』 [第159回]これはホラー? それともコメディ? 勘違い女が爆走『ヤング≒アダルト』 [第158回] ピラミッドは古代からのメッセージ!? 歴史ミステリー『ピラミッドの謎』 [第157回] 韓国映画の名匠が明かす"創作の極意"イ・チャンドン監督『ポエトリー』 [第156回] ローカル局で"伝説となった男"の生涯『木村栄文レトロスペクティブ』 [第155回] 米国に半世紀も君臨した"影の大統領" FBI初代長官『J・エドガー』 [第154回]犯罪者たちに学ぶ"人心掌握術"の奨め『アニマル・キングダム』『預言者』 [第153回]"地獄"からの生還者・板尾創路の凄み 古典落語を過激に脚色『月光ノ仮面』 [第152回]早くも2012年ベスト1映画が登場!"代理殺人"を巡る恐怖『哀しき獣』 [第151回]父殺し、自分殺し、そして再生の物語 園子温流ラブストーリー『ヒミズ』 [第150回]米国お笑い横断旅行『宇宙人ポール』人間のちっぽけな悩みはETが解決! 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CGなしの狂乱劇再び『マッハ!弐』 [第48回]全米"オシャレ番長"ズーイー、見参! 草食系に捧ぐ『(500日)のサマー』 [第47回]市川崑監督&水谷豊"幻の名作"『幸福』28年の歳月を経て、初のパッケージ化 [第46回]押井守監督、大いなる方向転換か? 黒木メイサ主演『アサルトガールズ』 [第45回]ドラッグ漬けの芸能関係者必見!"神の子"の復活を追う『マラドーナ』 [第44回] 暴走する"システム"が止まらない! マイケル・ムーア監督『キャピタリズム』 [第43回]"人は二度死ぬ"という独自の死生観『ガマの油』役所広司の監督ぶりは? [第42回]誰もが共感、あるあるコメディー! 2ちゃんねる発『ブラック会社』 [第41回]タラとブラピが組むと、こーなった!! 戦争奇談『イングロリアス・バスターズ』 [第40回]"涅槃の境地"のラストシーンに唖然! 引退を賭けた角川春樹監督『笑う警官』 [第39回]伝説の男・松田優作は今も生きている 20回忌ドキュメント『SOUL RED』 [第38回]海より深い"ドメスティック・ラブ"ポン・ジュノ監督『母なる証明』 [第37回]チャン・ツィイーが放つフェロモン爆撃 悪女注意報発令せり!『ホースメン』 [第36回]『ソウ』の監督が放つ激痛バイオレンス やりすぎベーコン!『狼の死刑宣告』 [第35回]"負け組人生"から抜け出したい!! 藤原竜也主演『カイジ 人生逆転ゲーム』 [第34回]2兆円ペット産業の"開かずの間"に迫る ドキュメンタリー『犬と猫と人間と』 [第33回]"女神降臨"ペ・ドゥナの裸体が神々しい 空っぽな心に響く都市の寓話『空気人形』 [第32回]電気仕掛けのパンティをはくヒロイン R15コメディ『男と女の不都合な真実』 [第31回]萩原健一、松方弘樹の助演陣が過剰すぎ! 小栗旬主演の時代活劇『TAJOMARU』 [第30回]松本人志監督・主演第2作『しんぼる』 閉塞状況の中で踊り続ける男の悲喜劇 [第29回]シビアな現実を商品化してしまう才女、西原理恵子の自叙伝『女の子ものがたり』 [第28回]"おねマス"のマッコイ斉藤プレゼンツ 不謹慎さが爆笑を呼ぶ『上島ジェーン』 [第27回]究極料理を超えた"極地料理"に舌鼓! 納涼&グルメ映画『南極料理人』 [第26回]ハチは"失われた少年時代"のアイコン  ハリウッド版『HACHI』に涙腺崩壊! 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やめろと言われても、今では遅すぎたッ! 妻夫木聡&武井咲主演の過剰なる純愛劇『愛と誠』

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“愛は平和ではない、愛は戦いである”の名ゼリフで幕を開ける『愛と誠』。
昭和歌謡曲の名曲がフルコーラスで甦る!
 やめろと言われても~、今では遅すぎたッ! 映画の序盤、学ランを着た妻夫木聡が西城秀樹の1974年のヒット曲「激しい恋」を熱唱する。その歌詞のまんまの映画である。『巨人の星』『タイガーマスク』『あしたのジョー』などの“スポ根”漫画で知られる梶原一騎原作の純愛ストーリー『愛と誠』を、三池崇史監督が映画化。妻夫木の「激しい恋」に続いて、映画初出演となる武井咲が加藤和彦の名曲「あの素晴らしい愛をもう一度」をフルコーラスで歌い上げる。ミュージカルタッチのツッコミどころ満載ムービーだ。一度映画館に足を踏み入れてしまうと、その過剰すぎる世界を最後まで見届けるはめになる。  「週刊少年マガジン」で『愛と誠』の連載がスタートしたのが1973年。3年間にわたって濃厚なる青春ストーリーが繰り広げられた。財閥の令嬢・早乙女愛は幼少期にスキー遊びをしていたところ誤って急斜面に陥り、地元の少年・太賀誠に命を救われる。愛にとって白馬の王子さまが現われた瞬間だった。だが、誠は額に大きな傷を負ってしまう。それから11年後、都内の名門高校に通う愛はフダ付きのワルと化した誠と再会。誠の額には巨大な傷跡が残っていた。自分が傷つけたために誠の精神が歪んでしまった。自責の念にかられる愛は、何とかして誠を本来の純真な姿に立ち直らせようと尋常ならざる情熱を注ぎ始める。愛の献身的な行動に焼きもちを妬いたのが、メガネ秀才の岩清水弘。「君のためなら死ねる」とストーカーまがいの手紙を愛に送りつけ、2人に執拗に付きまとう。報われることのない一方通行の恋愛トライアングル! さらに不良の巣窟である花園実業高校を仕切る“影の大番長”との対決が愛と誠を待ち受けていた!  愛は平和ではない。愛は戦いである。ネール首相が娘に贈った言葉を引用したオープニングからして、原作の連載された70年代でも充分に大仰でアナクロ感のあった『愛と誠』が21世紀に再映画化されたことに驚いた。しかも、かつて松竹で実写化された際は『愛と誠』(74)『続・愛と誠』(75)『愛と誠・完結編』(76)の三部構成だった大河ドラマを、三池版『愛と誠』は2人が運命的に出会った幼少期のエピソードからラストまで一気に突っ走る(残念ながら、ムチの名手・砂土谷峻の登場は割愛)。
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31歳にして学生服を着こなす太賀誠役の妻夫
木聡。額のキズをからかわれると、誠の怒り
パワーはマックスとなる。
 三池監督は70年代に発表された原作を、どう現代的にアレンジしたのか? 音楽プロデューサーに小林武史、振り付けにパパイヤ鈴木を投入してのミュージカル仕立てという劇薬を注入した。岩清水弘(斎藤工)は「空に太陽があるかぎり」を暑苦しいほどエネルギッシュに歌い、文学少女・高原由紀(大野いと)への絶対的な愛を誓う蔵王権太(伊原剛志)は狂ったように「狼少年ケン」を吠え叫ぶ。あぁ、何と青春とは恥ずかしいものなのだろうか。人は恋をすると周囲が見えなくなってしまう。相手のことしか考えられない。青春ラブストーリーをミュージカルとして描いた三池監督の選択は、とっても正しい。  原作ものは一度バラバラに解体してから、エッセンス的部分を抽出して映画として再構成することをセオリーとしている三池監督。人気俳優たちが原作に登場するキャラクターたちの物まねを演じることで良しとする、あまたの監督たちとは一線を画するところだ。しかしまぁ、梶原一騎の実弟・真樹日佐夫先生との交流の深かった三池監督が、『愛と誠』の世界をミュージカル仕立てでここまでぶっ壊してみせたことに二度驚いた。  『十三人の刺客』(10)の公開時に三池監督にキャスティングについて聞いたところ、興味深いコメントが返ってきた。『十三人の刺客』の“刺客”チームは主に映画畑出身者で固め、対する“殿さま”チームには日本屈指のミュージカル俳優として活躍する市村正親とSMAPメンバーとしてスポットライトを浴び続ける稲垣吾郎を配したのだと。ステージ上で華麗に歌い踊るスターたちを、みんなで泥まみれにしてやれという“裏テーマ”のもと『十三人の刺客』は作られたのだった。80年代はテレビ映画や2時間ドラマの助監督として汗水を流し、90年代は低予算なVシネやインディペンデント映画を眠らずに量産してきた三池監督の“ミュージカル=華やかなもの”をぶっ潰してやりたいという“暗い情熱”を感じさせる。でも、稲垣吾郎も市村正親も泥まみれになることで俳優としての高い評価を受けることになった。これこそ、三池監督ならではの“歪んだ愛情”ではないか。
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早乙女愛を演じた武井咲。「脚本をしっかり
読まなくてもいいかなと思える現場でした」と
記者会見でビックリ発言。
 誠(妻夫木聡)の生活費を捻出するため、お嬢さまの愛(武井咲)は校則を破って怪しげなカフェで働き始める。カフェというよりも、風俗店だ。蔵王権太役の伊原剛志(49歳)は学生服姿で暴れ回り、岩清水の名ゼリフ「君のためなら死ねる!」も盛り込んである。誠に一蹴されたスケ番のガム子(安藤サクラ)は誠に夢中になっていく。クールなワルを気取っている誠でさえ、ひとりの女性に振り向いてほしくて歌舞伎町の小さな店に通い詰める。ミュージカルシーンや登場キャラクターたちのベタな行動に腹を抱えて笑いながらも、次第に彼らの行く末が気になり始める自分に気づく。誰よりも由紀のことを慕う権太や自分が誠に恋したことに戸惑うガム子の純情は果たしてどうなるのか。バカじゃないのと毒づきながらも、愛と誠が幼少期のトラウマから解放されればいいのにと思う。原作の発表からいくら歳月が経っても、人間の根っこの部分はそう変わらないらしい。ケータイや最新のスマートフォンを持つようになっても、人間の本質はおそろしくベタで、信じられないほどバカなのだ。  最後にコワモテで知られた原作者・梶原一騎にまつわるトリビアを。梶原一騎はペンネームであり、本名は高森朝樹という。その“梶原”の由来だが、ヤンチャぶりの度がすぎて親から教護院「誠明学園」に送られた高森少年は学園でひとりの少女と出会い、若いロマンスを育んだ。その少女の姓が“梶原”だった。教護院で心を通い合わせた少女の姓を、作家を志した高森少年は名乗るようになる。その後、劇画原作で富と名声を手に入れた彼は松竹での『愛と誠』三部作の映画化をきっかけに芸能界に深く関わるようになり、晩年はスキャンダルまみれとなっていった。それでも、どんなにドロドロに汚れまくりながらも高森朝樹は心の中の小さな小さなロマンスを大事にした。“梶原一騎”というペンネームを50歳で亡くなる最期まで使い続けた。 (文=長野辰次) aitomakoto4.jpg 『愛と誠』 原作/梶原一騎、ながやす巧 脚本/宅間孝行 音楽/小林武史 振付/パパイヤ鈴木 監督/三池崇史 出演/妻夫木聡、武井咲、斎藤工、大野いと、安藤サクラ、前田健、加藤清史郎、一青窈、余貴美子、伊原剛志、市村正親 配給/角川映画・東映 6月16日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー (c)2012『愛と誠』製作委員会 <http://aiandmakoto.jp> ●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第174回]年間自殺者数3万人を越える現代社会への提言 自殺対策の現状を追った『希望のシグナル』 [第173回]“三島割腹事件”を若松孝二監督が映画化!『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』 [第172回]実在の事件を題材にした“命の授業”『先生を流産させる会』がついに劇場公開! [第171回]自由社会に順応できない“脱北者”の過酷な現状 無垢なる季節との決別『ムサン日記 白い犬』 [第170回] 世界興収100億突破のSF大作『ロボット』はあらゆる既成概念を破壊する!! [第169回]“エンタの神さま”ツイ・ハークが大復活! B級映画マニアの心を焦がす『王朝の陰謀』 [第168回]人はお下劣な分だけ、強く優しくなれる!? 結婚を控えた女たちの本音『ブライズメイズ』 [第167回]行きすぎたシステム社会に警鐘を鳴らす“ユナボマー・マニフェスト”の映画化『モンスターズクラブ』 [第166回]祭りの終わりと新ステージの幕開け、3部作完結『サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』 [第165回]すばらしき“コーマン野郎”の世界!『コーマン帝国』、愛と欲望の歴史 [第164回]懐かしき香り漂う、新感覚サスペンス 破滅へ突き進む男の悲劇『ドライヴ』 [第163回] 災害に備えた地下シェルターは必要? 心理ホラー『テイク・シェルター』 [第162回] 森田芳光監督の最終列車『僕達急行』人生は出会いと旅立ちのリフレイン! [第161回] 鬼才キム・ギドクの"多重人格ショー"セルフドキュメンタリー『アリラン』 [第160回]映画創成期に散った"殉教者"への聖歌 3D映画『ヒューゴの不思議な発明』 [第159回]これはホラー? それともコメディ? 勘違い女が爆走『ヤング≒アダルト』 [第158回] ピラミッドは古代からのメッセージ!? 歴史ミステリー『ピラミッドの謎』 [第157回] 韓国映画の名匠が明かす"創作の極意"イ・チャンドン監督『ポエトリー』 [第156回] ローカル局で"伝説となった男"の生涯『木村栄文レトロスペクティブ』 [第155回] 米国に半世紀も君臨した"影の大統領" FBI初代長官『J・エドガー』 [第154回]犯罪者たちに学ぶ"人心掌握術"の奨め『アニマル・キングダム』『預言者』 [第153回]"地獄"からの生還者・板尾創路の凄み 古典落語を過激に脚色『月光ノ仮面』 [第152回]早くも2012年ベスト1映画が登場!"代理殺人"を巡る恐怖『哀しき獣』 [第151回]父殺し、自分殺し、そして再生の物語 園子温流ラブストーリー『ヒミズ』 [第150回]米国お笑い横断旅行『宇宙人ポール』人間のちっぽけな悩みはETが解決! [第149回]70年前と変わらない日本人の精神構造『聯合艦隊司令長官 山本五十六』 [第148回]追悼......"永遠の反逆児"原田芳雄さん幻の主演作『原子力戦争』がDVD化 [第147回]"ファスト風土"を舞台にした犯罪喜劇 J・アイゼンバーグ主演『ピザボーイ』 [第146回]"正義のゾンビ"が犯罪者を貪り喰う! イラク戦争奇談『ゾンビ処刑人』 [第145回] "時代の寵児"の未ソフト化作品上映!「松江哲明グレイテスト・ヒッツ」 [第144回]原発事故を描いた『カリーナの林檎』と今関あきよし監督の背負った贖罪 [第143回]"窮屈なモラル"を脱ぎ捨てた裸の女たち 園子温監督の犯罪エロス『恋の罪』 [第142回]ノーベル賞作家・川端康成が夢想した新風俗『スリーピングビューティー』 [第141回]横暴な上司は有志社員が制裁します!『モンスター上司』のブラックな笑い [第140回]"クソみたいな社会を変えたい!"高校生テロリストの凄春『アジアの純真』 [第139回] うつ病なんかヘーキ!? 宮崎あおい主演作『ツレがうつになりまして。』 [第138回]"神話"が生まれる瞬間を目撃せよ! 人類への黙示録『猿の惑星:創世記』 [第137回]刑務所で食する至高の味『極道めし』ヒロインの後ろ姿に、むせび泣き! [第136回]"理想の恋人"という偶像を破壊せよ 深夜番長の劇場デビュー作『モテキ』 [第135回]"城定秀夫監督、ブレイク前夜の予感! 闘争本能を呼び覚ます『タナトス』 [第134回]"人間失格"の道を選んだ映画監督の業 林由美香の最新主演作『監督失格』 [第133回]ホラ吹きのホラを見破る特異な職能 ポランスキー監督『ゴーストライター』 [第132回]芦田愛菜、6歳にして危険な魅力!? 子連れで全力疾走『うさぎドロップ』 [第131回]元"暴走族"が書いた旧友への鎮魂歌 青春懺悔録『アメイジング グレイス』 [第130回]V・ギャロ主演のサバイバルグルメ!? 『エッセンシャル・キリング』 [第129回]『キック・アス』より悪趣味で泣ける 中年男の悪ノリ暴走劇『スーパー!』 [第128回]この夏の清涼剤、地方少女のダンス成長記『あぜみちジャンピンッ!』 [第127回]竹ヤリで世界進出"スシタイフーン"『エイリアンVSニンジャ』ほか逆上陸 [第126回]イーモウ監督、久々のアイドル映画 中華的妹萌え『サンザシの樹の下で』 [第125回]ナタリー・ポートマン vs. ヘビメタ野郎 人気女優の隠し球『メタルヘッド』 [第124回]黒澤明の名作『生きる』のラテン版! ヤモメ男が残した遺産『BIUTIFUL』 [第123回]北国で93年間営業を続ける"大黒座"と町の記録『小さな町の小さな映画館』 [第122回]新幹線がすれ違う瞬間、願いが叶う? 小学生の目線で描かれた『奇跡』 [第121回]理想と情熱がもたらした"痛い現実" 青春の蹉跌『マイ・バック・ページ』 [第120回]胸に響く金言"プロとは手を抜くこと" 職人秘話『アトムの足音が聞こえる』 [第119回]危険な出会い、井口昇ミーツ仲村みう 悪夢の遊園地『富江 アンリミテッド』 [第118回]ナタリー・ポートマン"第1章"の終幕 虚実が攻め合う『ブラック・スワン』 [第117回]"セカイ"を旅立った少女の地底探検記 新海誠監督の新作『星を追う子ども』 [第116回] 美少女たちの輝きが脳裏から離れない。青春ムービー『魔法少女を忘れない』 [第115回] 恋愛が与える"陶酔"とリアルな"痛み"サブカル活劇『スコット・ピルグリム』 [第114回]妄想、空想、そして現実からの大脱走 美少女革命『エンジェル ウォーズ』 [第113回]"3.11"後の新しい映画モデルとなるか『劇場版 神聖かまってちゃん』の挑戦 [第112回]マスコミが讃えた"楽園"のその後、ひとりの少女の成長記録『愛しきソナ』 [第111回]閉鎖的な"村社会"をブチ破ったれ! 韓流サバイバル劇『ビー・デビル』 [第110回]"粋"を愛したフランスの伯父さん J・タチ主演『イリュージョニスト』 [第109回]自分にとって家族は敵か、味方か? オスカー2冠受賞『ザ・ファイター』 [第108回]コーエン兄弟『トゥルー・グリット』40年で変化した"米国のヒーロー像" [第107回]ジョニー・デップが愛した"極道記者" 『GONZO』奇人がスターだった時代 [第106回] 巨匠イーストウッド監督の異色作! "あの世"はあるか?『ヒア アフター』 [第105回] キレ味、喉ごしが違うアクション! 黒帯美少女の"涙拳"が炸裂『KG』 [第104回] 高齢化するニートはどこに行くのか? "戸塚校長"のその後『平成ジレンマ』 [第103回]堀北真希&高良健吾主演作『白夜行』闇に生きる"影男"の密やかなる喜び [第102回]園子温の劇薬ムービー『冷たい熱帯魚』"救いのない結末"という名の救い [第101回] NHKが放映しない"裏プロジェクトX" AV界のカリスマ監督『YOYOCHU』 [第100回]エロスとタブーを交配した"至高の美女" 禁断のサイエンスホラー『スプライス』 [第99回]2010年に活躍した女優を勝手に表彰! 満島ひかりに"面倒くさい女"大賞を [第98回]大人だって"ドラえもん"にいて欲しい 残念男の逆転劇『エリックを探して』 [第97回]平凡な高校生デイヴは2度変身する!原点回帰のヒーロー『キック・アス』 [第96回]村上春樹の超絶ベストセラーの映画化『ノルウェイの森』はどこにある? [第95回]実在した"奇妙な高額バイト"の顛末 心理サスペンス『エクスペリメント』 [第94回]"アル中"カメラマンの泣き笑い人生『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』 [第93回]朝ドラと異なる映画『ゲゲゲの女房』ゴールなき"貧乏耐久"2人3脚走 [第92回]バラエティーでの実績は通用するか? テリー伊藤の初監督作『10億円稼ぐ』 [第91回] 不謹慎なる社会派エンタテイメント『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』 [第90回]"世界のナベアツ"大阪府知事に就任! 政治コメディ『さらば愛しの大統領』 [第89回]自分の恋愛もプロデュースする女優、ドリュー・バリモア主演『遠距離恋愛』 [第88回]スタローンが立ち上げた"筋肉共和国"男たちの祭典『エクスペンダブルズ』 [第87回]元"おはガール"安藤聖の再起動ドラマ 就職氷河期を生きる『バカがウラヤマシイ』 [第86回]マイノリティーは"理想郷"を目指す。筒井文学の金字塔『七瀬ふたたび』 [第85回]清純派・佐藤寛子が美しく"変態"! 官能サスペンス『ヌードの夜──』 [第84回]死を意識して、ギラギラ輝く男たち! 三池節、大バクハツ『十三人の刺客』 [第83回] 女を食い物にする男どもは全員処刑! モダン社会の闇を暴く『ミレニアム』 [第82回] "企画AV女優"たちの青春残酷物語 性なる鎮魂劇『名前のない女たち』 [第81回]猫を見れば、人間社会が見えてくる! 世界の人気猫大集合『ネコを探して』 [第80回]原恵一監督の新作は辛口ファンタジー 退屈な"日常生活"を彩る『カラフル』 [第79回]米軍に実在した"超能力部隊"の真実!? ムー民、必見『ヤギと男と男と壁と』 [第78回]戦場から帰還した夫は"芋虫男"だった! ヤクザ監督の反戦映画『キャタピラー』 [第77回] 白ユリの花開くガールズの妖しい世界 H系ホラー『ジェニファーズ・ボディ』 [第76回] 爽やか系青春ゾンビ映画にホロリ......夏休みは『ゾンビランド』に集結せよ [第75回] "生きる"とは"見苦しい"ということ 藤沢周平の時代活劇『必死剣 鳥刺し』 [第74回]初恋の美少女は200歳の吸血鬼だった! 北欧産のホラー映画『ぼくのエリ』 [第73回] "三億円事件"の真相を解き明かす! 桜タブーに挑んだ『ロストクライム』 [第72回/特別編] 上映反対で揺れる問題作『ザ・コーヴ』"渦中の人"リック・オバリー氏の主張 [第71回] 女子にモテモテになる方法、教えます。軟派少年の実話物語『ソフトボーイ』 [第70回] 下町育ちの"北野少年"が見た現代社会 人間同士の食物連鎖『アウトレイジ』 [第69回] "リアルと虚構の狭間"を生きる男、アントニオ猪木初主演作『アカシア』 [第68回] ヒーローも神もいない現代社会の惨劇 井筒監督の問題作『ヒーローショー』 [第67回] アイドルが地獄で微笑む『戦闘少女』ギャグ×血しぶき×殺陣の特盛り丼! 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