
画像はイメージ photo by norio.nakayama's
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土用の丑の日を7月27日に控える中、国産ウナギの販売価格が文字通りのうなぎ上りだ。原因は、過去数年にわたって全国的に続いているシラスウナギ(ウナギの稚魚)の不漁だという。
仕入れ値の高騰に泣くウナギ料理を出す飲食店が苦肉の策として検討を始めているのが、安価な中国産ウナギの使用だ。これまで、国産品との味の違いやイメージの悪さから、ウナギ専門店を中心に敬遠されてきた中国産ウナギだが、築地市場での国産品の卸売価格が前年比で7割近く上昇する中、背に腹は代えられない状況となっている。
しかし、中国産ウナギの消費に慎重にならざるをえないような出来事も起きている。中国の水産養殖現場では、養殖魚への経口避妊薬投与が横行しているのだ。経口避妊薬に含まれる女性ホルモン成分のエストロゲンで、養殖魚の成長を促進させることが目的だという。
今年5月には、中国版Twitter「微博」で、環境保護専門家が「水産養殖に使用されている避妊薬に含まれる女性ホルモン成分は残留性が高く、有害物質が蓄積すると、人体に悪影響をもたらす」と指摘。養殖魚に対する不安も高まっている。そんな中、消費者への健康被害もすでに深刻となっている。広東省地方紙の記者はこう明かす。
「10歳に満たない女児に、胸が肥大化したり体毛が濃くなったり、中には初潮が訪れたりする『性早熟症』が急増しているんです。これは、養殖魚や水道水に残留したエストロゲンの影響によるものだと指摘されています。女児の体が早熟となることで性の低年齢化も進んでいて、小中学生の妊娠も増加しています。また、目には見えにくいですが、やはりエストロゲンの過剰摂取によって、男児の間で密かに性同一性障害が増加しているという研究結果もあります」
国産ウナギ高騰の中、中国産ウナギの消費が増えれば、こうした現象はもはや対岸の火事とはいえなくなるかもしれない……。
日別アーカイブ: 2012年6月28日
どんな発言にも食らいつく、「いじってもいい」タレント・石原良純の懐の深さ

『石原良純のこんなに楽しい気象予報
士』/小学館
番組司会者やひな壇の共演者が、ほぼ100%その人をいじり倒す流れになる出演者。最初からいじってもいい空気をまとい、猫にマタタビのように、みんながいじることに夢中になってしまうような出演者。そんなタレントが、少なからずいる。
例えば大泉洋、それからハリセンボン・近藤春菜にカンニング・竹山隆範、ふかわりょう、最近ではアンジャッシュ・児嶋一哉なんかもそうか。いずれも、多少雑だったり、わかりづらいいじりをしても、即座にツッコミ返してくれ、「ビギナーでも大丈夫」といったハードルの低さを感じさせてくれる。「だからこそ、なのか……」という気がする。
「メールの内容までダダ漏れ!」和解でも小林幸子のお家騒動が続く理由

『小林幸子 プレミアム・ベスト2012』
(日本コロムビア)
演歌歌手の小林幸子が今年4月、25年間にわたり個人事務所を支えてきた元社長の関根良江氏と女性の元専務を解任したお家騒動だが、25日付の東京スポーツが、関根氏に約4,000万円、元専務に約2,000万円を支払うことで合意し、和解が成立したことを報じた。
同紙によると、小林は騒動によって新曲「絆坂」(日本コロムビア)の発売延期など芸能活動に大きな支障が出たこと、ワイドショーを中心にバッシングの嵐が吹き荒れたことで精神的に追い詰められたことなどもあり、関根氏サイドと水面下で話し合いを続け、今月15日に正式に和解が成立。和解したとはいえ、小林と関根氏は袂を分かち、音楽業界で力のある「ワクイ音楽事務所」が小林のバックアップに乗り出すというから、ようやく一件落着かと思われた。
ところが、東スポの記事を受けた26日付の各スポーツ紙によると、関根氏サイドは「一連の騒動に関する道義的・倫理的責任、感情的な諸問題を含めての全面的な和解ではない」と主張。一方、小林もマスコミ各社に直筆ファクスで「(関根氏サイドと)法的解決・合意が成されたことを御報告申し上げます。まだ全面的解決には至ってはおりません」とコメントし、両者一歩も引かない構えを見せている。
「関根氏と元専務は、小林のマネジメント会社『幸子プロモーション』など計3社の取締役を務め、残りの任期が約3年。その期間で得るはずだった報酬は、2人で計1億円近くあったと推定され、小林サイドには会社法で定められた賠償責任があったが、現在払える金額が計6,000万円。25日までに全額が支払われたようだ。小林にすれば最大限の誠意を見せたはずだったが、まさか、気軽に送ったあんなメールが公表されるなんて夢にも思わなかっただろう」(レコード会社関係者)
26日付のスポーツニッポンによると、小林は25日、知人らに「和解の合意書調印ができました」「相手側はお金の問題ではないとのことでしたが、結局お金でした」「もしかしたら、またひと騒動あるかも。彼女たちの嘘が暴露されていくと思う」などのメールを送ったというのだ。
「“幸子命”でマネジメントに人生を捧げてきた関根氏にすれば、まるで自身が“守銭奴”に思われているようで、腹立たしいに違いなく、おまけに和解の金額も決して納得いくものではないだろう」(前出・関係者)というが、小林の不用意なメールが関根氏の怒りの火に油を注いだことは明らかだ。今回の騒動、小林にとっては、もはやまったく勝ち目がないようだ。
「関根氏のバックにいるのは“芸能界のドン”ことバーニングプロの周防郁雄社長。業界のあらゆるところに情報網を張り巡らせているだけに、小林が何をしているかは筒抜け。周防氏と太いパイプがあるスポニチに、本来ならば漏れるはずのないメールの内容が掲載されたのも納得できる。おそらく、小林が関根社長のみならず、周防氏に対しても多大なるメリットがある条件を提示しないと、今回の騒動は解決しないだろう。ただ、小林のマネジメントに介入しようとして関根氏らと対立し、騒動の一因になったといわれている、小林の夫で医療関連会社社長の林明男氏は芸能界のルールがまったく分からないので、そう簡単には引き下がらないだろうが」(週刊誌記者)
このままだと、大みそかの紅白出場は絶望的。小林は早々に大きな決断を迫られることになりそうだ。
「メールの内容までダダ漏れ!」和解でも小林幸子のお家騒動が続く理由

『小林幸子 プレミアム・ベスト2012』
(日本コロムビア)
演歌歌手の小林幸子が今年4月、25年間にわたり個人事務所を支えてきた元社長の関根良江氏と女性の元専務を解任したお家騒動だが、25日付の東京スポーツが、関根氏に約4,000万円、元専務に約2,000万円を支払うことで合意し、和解が成立したことを報じた。
同紙によると、小林は騒動によって新曲「絆坂」(日本コロムビア)の発売延期など芸能活動に大きな支障が出たこと、ワイドショーを中心にバッシングの嵐が吹き荒れたことで精神的に追い詰められたことなどもあり、関根氏サイドと水面下で話し合いを続け、今月15日に正式に和解が成立。和解したとはいえ、小林と関根氏は袂を分かち、音楽業界で力のある「ワクイ音楽事務所」が小林のバックアップに乗り出すというから、ようやく一件落着かと思われた。
ところが、東スポの記事を受けた26日付の各スポーツ紙によると、関根氏サイドは「一連の騒動に関する道義的・倫理的責任、感情的な諸問題を含めての全面的な和解ではない」と主張。一方、小林もマスコミ各社に直筆ファクスで「(関根氏サイドと)法的解決・合意が成されたことを御報告申し上げます。まだ全面的解決には至ってはおりません」とコメントし、両者一歩も引かない構えを見せている。
「関根氏と元専務は、小林のマネジメント会社『幸子プロモーション』など計3社の取締役を務め、残りの任期が約3年。その期間で得るはずだった報酬は、2人で計1億円近くあったと推定され、小林サイドには会社法で定められた賠償責任があったが、現在払える金額が計6,000万円。25日までに全額が支払われたようだ。小林にすれば最大限の誠意を見せたはずだったが、まさか、気軽に送ったあんなメールが公表されるなんて夢にも思わなかっただろう」(レコード会社関係者)
26日付のスポーツニッポンによると、小林は25日、知人らに「和解の合意書調印ができました」「相手側はお金の問題ではないとのことでしたが、結局お金でした」「もしかしたら、またひと騒動あるかも。彼女たちの嘘が暴露されていくと思う」などのメールを送ったというのだ。
「“幸子命”でマネジメントに人生を捧げてきた関根氏にすれば、まるで自身が“守銭奴”に思われているようで、腹立たしいに違いなく、おまけに和解の金額も決して納得いくものではないだろう」(前出・関係者)というが、小林の不用意なメールが関根氏の怒りの火に油を注いだことは明らかだ。今回の騒動、小林にとっては、もはやまったく勝ち目がないようだ。
「関根氏のバックにいるのは“芸能界のドン”ことバーニングプロの周防郁雄社長。業界のあらゆるところに情報網を張り巡らせているだけに、小林が何をしているかは筒抜け。周防氏と太いパイプがあるスポニチに、本来ならば漏れるはずのないメールの内容が掲載されたのも納得できる。おそらく、小林が関根社長のみならず、周防氏に対しても多大なるメリットがある条件を提示しないと、今回の騒動は解決しないだろう。ただ、小林のマネジメントに介入しようとして関根氏らと対立し、騒動の一因になったといわれている、小林の夫で医療関連会社社長の林明男氏は芸能界のルールがまったく分からないので、そう簡単には引き下がらないだろうが」(週刊誌記者)
このままだと、大みそかの紅白出場は絶望的。小林は早々に大きな決断を迫られることになりそうだ。
霊能者に直撃!東原亜希のデスブログ、芸能界に蔓延る“呪い”の正体とは?

東原亜希オフィシャルブログ
沢尻エリカさんにとって、約5年ぶりの主演作となる映画『ヘルタースケルター』がいよいよ7月14日に公開を迎えます。が、現在、沢尻さんは体調不良ということで休業中。また一部では「大麻中毒」なんていう疑惑報道もあり、完全復帰の道はまだ遠いようです。
また、沢尻さんといえば映画『パッチギ!』が出世作ですが、沢尻さんをはじめこの作品の主要キャストには、沢尻さんをはじめ、塩谷瞬さん、高岡蒼佑さんと、最近ワイドショーを騒がせた俳優がそろい踏みしています。この一連の騒動に対し、ネットユーザーの中には“パッチギの呪い”なんていう言葉を使う人もいますが、本当に呪いなんてあるのでしょうか?
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「やっぱり育ちの良さが違い!?」JOY、ユージがDAIGOに勝てないワケ

『DAIGO POP』(ゴマブックス)
2008年の流行語大賞ノミネートは逃したものの、「うぃっしゅ」でプチブレイクしたDAIGO。その後、間もなく「DAIGOみたい」と言われるJOY、さらに「JOYとかぶる」と言われるユージが出てきた。
売れた時期が近いことや、容姿やキャラがどこかしら似通っているということから「DAIGOみたい」と言われたタレントが一時はテレビにたくさん出ていた気がするが、現在はどうなっている?
DAIGOのレギュラー番組は、『新堂本兄弟』『馬の王子様Season2』(ともにフジテレビ系)、『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)の3本で、ニコニコ生放送とBS番組のほか、CMも数本。
そして、JOYのレギュラー番組は『ヒルナンデス!』(火曜日/日本テレビ系)の1本と準レギュラーで『アッコにおまかせ!』(TBS系)がある。そしてユージは、『所さんの目がテン!』(日本テレビ系)のほか、スマホ向けNOTTVの仕事があるらしい。
いずれも単発ではちょこちょこテレビに出ているものの、結局、「DAIGO的な人」で最も売れ続けているのは、DAIGO本人ということになるだろう。
一体、三者の間にはどんな違いがあるのか。あるテレビ関係者は言う。
「JOYやユージの場合、バラエティ番組でよく『DAIGOみたいなの』とイジられていましたが、昔よりテレビの露出が減っているのは、DAIGOとの競合というよりも、ローラ人気のせいだと思いますよ。“テキトーで明るい外国人(あるいはハーフ)”みたいなポジションは、ローラ一人いれば十分で、かつて大人気だったボビー・オロゴンもローラによってポジションを奪われている感がありますからね」
だが、週刊誌記者は言う。
「モデルでチャラい印象があるJOYや、ヤンキーあがりのユージに比べ、一番違うところは、DAIGOの好感度の高さだと思いますよ。育ちの良さがうかがえる、おっとりしていて優しそうな感じや、ちょっとドンくさいところ、イヤミのないところが、どうにも憎めない感じがして、愛されるのではないかと思います」
「そうっすね」「マジで」「マジッすか」などという“若者言葉”を使ってはいるものの、DAIGOはなぜかチャラくない。くだけた語尾を付けてはいるものの、言ってることはいかにも真面目で礼儀正しく、言葉選びのセンスもさりげなくいい。
おまけに、『天才!志村どうぶつ園』などで見せる、動物に対してでも変わらない低姿勢な感じは、いかにも「いい人」! しかも、ちっともあざとくない。
「ネガティブな批評が多くなりがちな、タレントに関するネットの書き込みなどでも、DAIGOは不思議なくらい愛されています。どう見ても裏表のない、ピュアな感じが、好感を持たれるのではないでしょうか」(前出の記者)
実はああ見えて、現在34歳! 異様に若く(幼稚に)見えるところも、愛されポイントなのかもしれない。
「やっぱり育ちの良さが違い!?」JOY、ユージがDAIGOに勝てないワケ

『DAIGO POP』(ゴマブックス)
2008年の流行語大賞ノミネートは逃したものの、「うぃっしゅ」でプチブレイクしたDAIGO。その後、間もなく「DAIGOみたい」と言われるJOY、さらに「JOYとかぶる」と言われるユージが出てきた。
売れた時期が近いことや、容姿やキャラがどこかしら似通っているということから「DAIGOみたい」と言われたタレントが一時はテレビにたくさん出ていた気がするが、現在はどうなっている?
DAIGOのレギュラー番組は、『新堂本兄弟』『馬の王子様Season2』(ともにフジテレビ系)、『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)の3本で、ニコニコ生放送とBS番組のほか、CMも数本。
そして、JOYのレギュラー番組は『ヒルナンデス!』(火曜日/日本テレビ系)の1本と準レギュラーで『アッコにおまかせ!』(TBS系)がある。そしてユージは、『所さんの目がテン!』(日本テレビ系)のほか、スマホ向けNOTTVの仕事があるらしい。
いずれも単発ではちょこちょこテレビに出ているものの、結局、「DAIGO的な人」で最も売れ続けているのは、DAIGO本人ということになるだろう。
一体、三者の間にはどんな違いがあるのか。あるテレビ関係者は言う。
「JOYやユージの場合、バラエティ番組でよく『DAIGOみたいなの』とイジられていましたが、昔よりテレビの露出が減っているのは、DAIGOとの競合というよりも、ローラ人気のせいだと思いますよ。“テキトーで明るい外国人(あるいはハーフ)”みたいなポジションは、ローラ一人いれば十分で、かつて大人気だったボビー・オロゴンもローラによってポジションを奪われている感がありますからね」
だが、週刊誌記者は言う。
「モデルでチャラい印象があるJOYや、ヤンキーあがりのユージに比べ、一番違うところは、DAIGOの好感度の高さだと思いますよ。育ちの良さがうかがえる、おっとりしていて優しそうな感じや、ちょっとドンくさいところ、イヤミのないところが、どうにも憎めない感じがして、愛されるのではないかと思います」
「そうっすね」「マジで」「マジッすか」などという“若者言葉”を使ってはいるものの、DAIGOはなぜかチャラくない。くだけた語尾を付けてはいるものの、言ってることはいかにも真面目で礼儀正しく、言葉選びのセンスもさりげなくいい。
おまけに、『天才!志村どうぶつ園』などで見せる、動物に対してでも変わらない低姿勢な感じは、いかにも「いい人」! しかも、ちっともあざとくない。
「ネガティブな批評が多くなりがちな、タレントに関するネットの書き込みなどでも、DAIGOは不思議なくらい愛されています。どう見ても裏表のない、ピュアな感じが、好感を持たれるのではないでしょうか」(前出の記者)
実はああ見えて、現在34歳! 異様に若く(幼稚に)見えるところも、愛されポイントなのかもしれない。
Hey!Say!JUMP・山田涼介とSexy Zone・中島健人に熱愛記事が勃発?

涼ちゃんと健人が熱愛してるってこと
じゃあないよ
■禁断のジャニーズ熱愛
B ちょっといい? 今、ももいろクローバーZとジャニーズタレントの交際が、業界一部で盛り上がってるって知ってる?
A そうなんですか? 本当なら大スクープじゃないですか!
B だよね。これ、一部の関係者の間でちょっと前からすごい勢いで広がってる“ウワサ”なんだけどさ。具体的な証拠は全然出てこないけど、なぜかカップリングだけは特定されてるんだよ。
C 誰ですか?
B 実名出しちゃうと、Hey! Say! JUMP!の山田涼介と玉井詩織。それとSexy Zoneの中島健人と高城れに。この2カップルの交際情報、特に山田と玉井はネットでも出てるんじゃないっけ。
C (検索中……)本当ですね! ソースも何もないですが、なぜか「確定」となっています。
自衛官語る「SNSで防衛機密垂れ流すトンデモ艦長が放置」
会員制SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を通じた情報漏洩事件が後を絶たない。 例えば、2月、山梨県警察本部鑑識課長が、1月に同県内で起った火災について「2人死んでました。明日は検証です。寒そう......」などと、会員制SNSに書き込みをした出来事は、記憶に新しいところだ。 また、6月に入ってからは、福岡の消防団員が火災現場を携帯電話のカメラにて撮影、「はなはだ不謹慎」との非難を浴びたという事件もあった。 「公務員の場合、職務上知り得た秘密を漏洩したら、懲戒免職モノと教育されている」(地方公務員)という声を裏づけるように、冒頭の山梨県警鑑識課長はこの書き込みにより本部長訓戒、福岡の消防団員も近く処分される見通しという。どちらの事案も、利用者に実名での参加を求めている会員制SNS・Facebookでの出来事である。 Facebookは、利用者に実名での参加を求めている。この実名性が、Facebookにおける書き込み内容の信憑性が高いとされる所以だ。 航海ルート、軍事戦略もダダ漏らし 昨年の5月頃からFacebook上に、以下のような写真が投稿された。「防衛省・自衛隊HP」より
この写真は軍事知識がない人からみれば、ただ潜水艦が航行している写真としか思わない。しかしある現役海上自衛隊幹部、元同自衛隊幹部、現役下士官ら数人は、口を揃えて次のように話す。 「背景から広島湾、那沙美の瀬戸と丸わかり。護衛艦にある20センチ望遠鏡から撮影したのは間違いない。分角(目盛)が入りこんでいることで、映りこんでいる建物と潜水艦のセイルの位置などから、海上自衛隊の艦艇の航路が容易に読み解ける。この位置に機雷でも仕掛けられたら、たまったものではない」 つまり安全保障上、問題のある写真である可能性が高いということだ。もっとも今の時代、広島湾に諸外国が機雷を仕掛ける可能性は、現実的には低いかもしれないが、元幹部海上自衛官は、こう懸念を示す。 「国内のテロ組織が、漁業を装って、この位置に魚網を仕掛け、スクリューを巻き込ませるなど、自衛隊を標的としたさまざまなテロ行為の可能性が考えられる。つまりこの写真は、Facebookに投稿されてはいけない代物。しかもこの広島湾の那沙美の瀬戸は狭水道なので、航行するときに、こうした写真が撮影できるのは艦長、副長、甲板士官くらいしか考えられない」 安全保障上の問題があるばかりではなく、勤務時間中に写真撮影を行っていた疑いは濃厚だ。このほかにも、護衛艦「はたかぜ」のエンジンルーム、艦砲射撃の写真もあわせて投稿されていた。「はたかぜ」のエンジンルームも「詳細は話せないが、外部に出してもらっては困る」(元海上自衛隊幹部)写真だという。 犯人はなんと現役護衛艦艦長 この写真を投稿していたのは、護衛艦「はたかぜ」副長兼砲雷長・「S」2等海佐と名乗る人物とされている。昨年12月からは舞鶴の第14護衛隊所属、護衛艦「みねゆき」艦長を務める、れっきとした現役幹部自衛官である。 はたしてこれら一連の投稿は、本当に護衛艦「みねゆき」艦長・「S」2等海佐のよるものなのか? 直接、話を聞こうとコンタクトを取ったが、回答を得ることはできなかった。 この「S」2等海佐のFacebook投稿は、昨年12月に護衛艦「みねゆき」艦長に就任後、さらに頻度が増した。その投稿内容は、自衛隊にあまり詳しくない人がみても、安全保障上、なにがしかの問題があるのではとの疑念のある内容ばかりだ。 例えば他のFacebookユーザーからの質問に応じて「護衛艦の復元性は強く、90度+○○度傾いても沈みません」とコメント。この書き込みにより、「日本の護衛艦の復元性は90度+○○度」という、「日本の安全保障上、外部に知られてはいけない情報」(現役自衛官)を公表してしまったのである。 また、「S」2等海佐が1月に実施された輸送艦「のと」の(海岸へ艦を離着岸させる)ビーチング訓練に参加した際は、「輸送艦は陸上から約200メートル沖合いで錨を投げ(略)」と書き込み、またしても自衛隊にとっての秘密情報を流している。 「この数字によって、海上自衛隊が想定しているビーチング能力がわかる。『有事の際、沖合200メートルで投錨できる地形でなければ、輸送艦を用いたビーチングは難しい』と、諸外国やテロ組織に対し公にしたようなもの。とても艦長職にある人間の書き込みとは思えない」(元海上自衛隊幹部) 注意を受けて、「Japan NAVY」と改名 「S」2等海佐が昨年12月に艦長に就任して以降、護衛艦「みねゆき」は、母港・舞鶴を拠点とし、1月は東北沖、沖縄に行き、4月には横須賀に寄港するなど、護衛艦の動きがFacebook上から読み解けるようになった。 また1月23日の投稿では「舞鶴も吹雪です。今日は吹雪の中、視界1500メートルで帰ってきました。現在、C錨地」と、その行動が実に詳らかに記されている。艦内で出された食事についても写真投稿しているが、その際、一々「東北沖」などと、その現在地についても書き込みがされている。さすがにこれはまずいだろうと、ある海上自衛隊関係者が「みねゆき」所属の第14護衛隊司令・1等海佐に注意を促したという。 「司令(1等海佐)と艦長(「S」2等海佐)は、たしか同い年。防衛大出身のエリートの司令に、少年自衛官から叩き上げた艦長は、通信制で大学を卒業して幹部となった苦労人。自衛官歴では司令より長いためか、日頃から司令を軽視していた。また自分と異なる意見を認めない意固地なところがあった」(第14護衛隊所属護衛艦乗組海曹) 上司である第14護衛隊司令からの注意を受けた2月初旬頃、「S」2等海佐はFacebook上のプロフィールの「みねゆき艦長」を削除、その表記を「Japan NAVY MINEYUKI CAPT」と英語ながらも"日本海軍"と改める暴走ぶりをみせた。 「公務員が書いた文書は、すべて公文書と理解されても仕方がない。階級章付顔写真入りで『みねゆき艦長』とプロフィールに表記していれば、海上自衛官の書き込みであることは閲覧者には明白。それを上司に注意されてなお『Japan NAVY』とはおふざけが過ぎる。とてもまともな幹部自衛官とは思えない」(元海上自衛隊幹部) 「S」2等海佐の暴走はこれに留まらない。司令(1等海佐)から注意を受けてもまだ、反省の素振りもなく、他の艦に勤務する幹部自衛官の勤務評定をFacebookに投稿、全世界に個人の勤務評定をばら撒くに至る。 自衛官の勤務評価も公開! 例えば、輸送艦「のと」船務長兼補給長(Facebookでは実名)について、「『去年、幹部になったばかりなのでまだまだです』と、同艦艦長が話していた」とFacebook上に書き込み。同艦長も、みずから話した部下への勤務評価を、ネットを通して全世界に公表されるとは思ってもいなかっただろう。挙句の果てには「船務長兼補給長はかなり『のと艦長』からしぼられていたので、同窓の縁で激励してやろうと思います」と書き込むなど、その暴走は留まるところを知らなかった。 「そもそも他艦乗組幹部の勤務評価は『職務上、知り得た内容』ではないか。それをFacebookに書き込むとは、幹部自衛官としての資質に問題あり。艦長職に留まること事態、大きな問題だ」(元海上自衛隊幹部) こうした一連の投稿について、防衛省倫理審査会、及び海上自衛隊が調査した結果、一連の投稿は護衛艦「みねゆき」艦長・「S」2等海佐本人によるものとわかった。 本件についての対応について、同審査会に問い合わせたところ、次のような回答を得た。 「本件に関しては、情報漏洩や職務専念義務違反等の規律違反行為は確認されませ んでしたが、幹部自衛官として、無用な誤解を招きかねない情報を個人の判断でイン ターネット上に掲載することは、必ずしも適切とは言えず、当該隊員については、上 司から厳重に注意を実施いたしました」 つまり「S」2佐については、所属部隊である第14護衛隊司令・1等海佐からの注意のみということである。 また海上自衛隊へも同様に問い合わせたところ、海上幕僚監部広報室名で、次の回答を入手した。 自衛隊も「問題なし」 「一部自衛隊員として不適切な面が見受けられたことから、海上自衛隊といたしましても、インターネット環境の発達に伴う個人による情報発信の危険性を認識し、引き続き指導を徹底して参ります」 つまり自衛隊法でいう懲戒には当たらないというわけだ。防衛省倫理審査会の調査の結果にある「規律違反行為」に該当するものがなかったためである。しかし、これでは冒頭の山梨県警察本部鑑識課長の本部長訓戒と比べて、処分に著しく妥当性を欠きはしないだろうか。なぜこのような軽い処分で済んでしまうのか? 「防衛省や海上自衛隊としては、この事案では懲戒処分はできないだろう。なぜなら懲戒処分を行うと、どの書き込みで処分したかを、きちんと公表しなければならない。そうすると何が『秘』で、何が『秘』ではないかを世に明らかにすることになる。これは自衛隊のような組織では大変困る。もっとも公には処分はされないが、防衛省や海自が回答しているように『上司から厳重注意』された事実は残る」(元海上自衛隊幹部) また、関係筋は、「情報関連及び自衛隊員の規律全般を担当する海幕高級幹部(総務部長、指揮情報部長など)は、『みねゆき』の事案はオプセック(オープン・オブ・セキュリティ)の欠如であり、"徹底教育する"との見解を示しているため、『S』2等海佐は幹部自衛官としてはもう終わったと思う」と話す。 「これくらいの書き込みならOK」というメッセージに それにしても、こうした厳重注意を受けた艦長の命令に、部下である乗員たちは従うのであろうか? 今回、取材した何人かの幹部自衛官は、あくまでも個人の立場として、「まだ艦長職に留まるとは、いい度胸している。乗員がかわそうだよ」という声がほとんどだ。 今回、「S」2等海佐は、上司である司令からの厳重注意で済んだ。 しかし、これにより別の問題が生じる可能性があると、現役陸上自衛隊幹部は懸念を表す。 「『みねゆき』艦長の書き込み、写真投稿で処分の対象にならないのなら、『これくらいの書き込みや写真投稿もOK』だというラインを、防衛省や海上自衛隊は示したことになる」 この"お騒がせ艦長"率いる護衛艦「みねゆき」は、8月3〜4日と富山県伏木港にて一般公開される。現在、自衛隊富山地方協力本部が参加者を受け付けている。 (文=秋山謙一郎/経済ジャーナリスト) ■そのほかの「Business Journal」の人気記事 AKB48は日本製造業の継承者と言わざるを得ない理由 伝説の代ゼミ英語講師「なぜ企業トップに東大卒が多いのか?」 財務省は消費税増税不要だと言っちゃってる!? 自称ニートがネットで"生活費集め"はOKか!? (前編) シャープ本体に出資比率の引き上げを迫る鴻海 野村證券 JAL再上場の主幹事証券の座も絶望的か? 河本妻のペットサロン参入計画は無謀だったのか !?
自衛官語る「SNSで防衛機密垂れ流すトンデモ艦長が放置」
会員制SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を通じた情報漏洩事件が後を絶たない。 例えば、2月、山梨県警察本部鑑識課長が、1月に同県内で起った火災について「2人死んでました。明日は検証です。寒そう......」などと、会員制SNSに書き込みをした出来事は、記憶に新しいところだ。 また、6月に入ってからは、福岡の消防団員が火災現場を携帯電話のカメラにて撮影、「はなはだ不謹慎」との非難を浴びたという事件もあった。 「公務員の場合、職務上知り得た秘密を漏洩したら、懲戒免職モノと教育されている」(地方公務員)という声を裏づけるように、冒頭の山梨県警鑑識課長はこの書き込みにより本部長訓戒、福岡の消防団員も近く処分される見通しという。どちらの事案も、利用者に実名での参加を求めている会員制SNS・Facebookでの出来事である。 Facebookは、利用者に実名での参加を求めている。この実名性が、Facebookにおける書き込み内容の信憑性が高いとされる所以だ。 航海ルート、軍事戦略もダダ漏らし 昨年の5月頃からFacebook上に、以下のような写真が投稿された。「防衛省・自衛隊HP」より
この写真は軍事知識がない人からみれば、ただ潜水艦が航行している写真としか思わない。しかしある現役海上自衛隊幹部、元同自衛隊幹部、現役下士官ら数人は、口を揃えて次のように話す。 「背景から広島湾、那沙美の瀬戸と丸わかり。護衛艦にある20センチ望遠鏡から撮影したのは間違いない。分角(目盛)が入りこんでいることで、映りこんでいる建物と潜水艦のセイルの位置などから、海上自衛隊の艦艇の航路が容易に読み解ける。この位置に機雷でも仕掛けられたら、たまったものではない」 つまり安全保障上、問題のある写真である可能性が高いということだ。もっとも今の時代、広島湾に諸外国が機雷を仕掛ける可能性は、現実的には低いかもしれないが、元幹部海上自衛官は、こう懸念を示す。 「国内のテロ組織が、漁業を装って、この位置に魚網を仕掛け、スクリューを巻き込ませるなど、自衛隊を標的としたさまざまなテロ行為の可能性が考えられる。つまりこの写真は、Facebookに投稿されてはいけない代物。しかもこの広島湾の那沙美の瀬戸は狭水道なので、航行するときに、こうした写真が撮影できるのは艦長、副長、甲板士官くらいしか考えられない」 安全保障上の問題があるばかりではなく、勤務時間中に写真撮影を行っていた疑いは濃厚だ。このほかにも、護衛艦「はたかぜ」のエンジンルーム、艦砲射撃の写真もあわせて投稿されていた。「はたかぜ」のエンジンルームも「詳細は話せないが、外部に出してもらっては困る」(元海上自衛隊幹部)写真だという。 犯人はなんと現役護衛艦艦長 この写真を投稿していたのは、護衛艦「はたかぜ」副長兼砲雷長・「S」2等海佐と名乗る人物とされている。昨年12月からは舞鶴の第14護衛隊所属、護衛艦「みねゆき」艦長を務める、れっきとした現役幹部自衛官である。 はたしてこれら一連の投稿は、本当に護衛艦「みねゆき」艦長・「S」2等海佐のよるものなのか? 直接、話を聞こうとコンタクトを取ったが、回答を得ることはできなかった。 この「S」2等海佐のFacebook投稿は、昨年12月に護衛艦「みねゆき」艦長に就任後、さらに頻度が増した。その投稿内容は、自衛隊にあまり詳しくない人がみても、安全保障上、なにがしかの問題があるのではとの疑念のある内容ばかりだ。 例えば他のFacebookユーザーからの質問に応じて「護衛艦の復元性は強く、90度+○○度傾いても沈みません」とコメント。この書き込みにより、「日本の護衛艦の復元性は90度+○○度」という、「日本の安全保障上、外部に知られてはいけない情報」(現役自衛官)を公表してしまったのである。 また、「S」2等海佐が1月に実施された輸送艦「のと」の(海岸へ艦を離着岸させる)ビーチング訓練に参加した際は、「輸送艦は陸上から約200メートル沖合いで錨を投げ(略)」と書き込み、またしても自衛隊にとっての秘密情報を流している。 「この数字によって、海上自衛隊が想定しているビーチング能力がわかる。『有事の際、沖合200メートルで投錨できる地形でなければ、輸送艦を用いたビーチングは難しい』と、諸外国やテロ組織に対し公にしたようなもの。とても艦長職にある人間の書き込みとは思えない」(元海上自衛隊幹部) 注意を受けて、「Japan NAVY」と改名 「S」2等海佐が昨年12月に艦長に就任して以降、護衛艦「みねゆき」は、母港・舞鶴を拠点とし、1月は東北沖、沖縄に行き、4月には横須賀に寄港するなど、護衛艦の動きがFacebook上から読み解けるようになった。 また1月23日の投稿では「舞鶴も吹雪です。今日は吹雪の中、視界1500メートルで帰ってきました。現在、C錨地」と、その行動が実に詳らかに記されている。艦内で出された食事についても写真投稿しているが、その際、一々「東北沖」などと、その現在地についても書き込みがされている。さすがにこれはまずいだろうと、ある海上自衛隊関係者が「みねゆき」所属の第14護衛隊司令・1等海佐に注意を促したという。 「司令(1等海佐)と艦長(「S」2等海佐)は、たしか同い年。防衛大出身のエリートの司令に、少年自衛官から叩き上げた艦長は、通信制で大学を卒業して幹部となった苦労人。自衛官歴では司令より長いためか、日頃から司令を軽視していた。また自分と異なる意見を認めない意固地なところがあった」(第14護衛隊所属護衛艦乗組海曹) 上司である第14護衛隊司令からの注意を受けた2月初旬頃、「S」2等海佐はFacebook上のプロフィールの「みねゆき艦長」を削除、その表記を「Japan NAVY MINEYUKI CAPT」と英語ながらも"日本海軍"と改める暴走ぶりをみせた。 「公務員が書いた文書は、すべて公文書と理解されても仕方がない。階級章付顔写真入りで『みねゆき艦長』とプロフィールに表記していれば、海上自衛官の書き込みであることは閲覧者には明白。それを上司に注意されてなお『Japan NAVY』とはおふざけが過ぎる。とてもまともな幹部自衛官とは思えない」(元海上自衛隊幹部) 「S」2等海佐の暴走はこれに留まらない。司令(1等海佐)から注意を受けてもまだ、反省の素振りもなく、他の艦に勤務する幹部自衛官の勤務評定をFacebookに投稿、全世界に個人の勤務評定をばら撒くに至る。 自衛官の勤務評価も公開! 例えば、輸送艦「のと」船務長兼補給長(Facebookでは実名)について、「『去年、幹部になったばかりなのでまだまだです』と、同艦艦長が話していた」とFacebook上に書き込み。同艦長も、みずから話した部下への勤務評価を、ネットを通して全世界に公表されるとは思ってもいなかっただろう。挙句の果てには「船務長兼補給長はかなり『のと艦長』からしぼられていたので、同窓の縁で激励してやろうと思います」と書き込むなど、その暴走は留まるところを知らなかった。 「そもそも他艦乗組幹部の勤務評価は『職務上、知り得た内容』ではないか。それをFacebookに書き込むとは、幹部自衛官としての資質に問題あり。艦長職に留まること事態、大きな問題だ」(元海上自衛隊幹部) こうした一連の投稿について、防衛省倫理審査会、及び海上自衛隊が調査した結果、一連の投稿は護衛艦「みねゆき」艦長・「S」2等海佐本人によるものとわかった。 本件についての対応について、同審査会に問い合わせたところ、次のような回答を得た。 「本件に関しては、情報漏洩や職務専念義務違反等の規律違反行為は確認されませ んでしたが、幹部自衛官として、無用な誤解を招きかねない情報を個人の判断でイン ターネット上に掲載することは、必ずしも適切とは言えず、当該隊員については、上 司から厳重に注意を実施いたしました」 つまり「S」2佐については、所属部隊である第14護衛隊司令・1等海佐からの注意のみということである。 また海上自衛隊へも同様に問い合わせたところ、海上幕僚監部広報室名で、次の回答を入手した。 自衛隊も「問題なし」 「一部自衛隊員として不適切な面が見受けられたことから、海上自衛隊といたしましても、インターネット環境の発達に伴う個人による情報発信の危険性を認識し、引き続き指導を徹底して参ります」 つまり自衛隊法でいう懲戒には当たらないというわけだ。防衛省倫理審査会の調査の結果にある「規律違反行為」に該当するものがなかったためである。しかし、これでは冒頭の山梨県警察本部鑑識課長の本部長訓戒と比べて、処分に著しく妥当性を欠きはしないだろうか。なぜこのような軽い処分で済んでしまうのか? 「防衛省や海上自衛隊としては、この事案では懲戒処分はできないだろう。なぜなら懲戒処分を行うと、どの書き込みで処分したかを、きちんと公表しなければならない。そうすると何が『秘』で、何が『秘』ではないかを世に明らかにすることになる。これは自衛隊のような組織では大変困る。もっとも公には処分はされないが、防衛省や海自が回答しているように『上司から厳重注意』された事実は残る」(元海上自衛隊幹部) また、関係筋は、「情報関連及び自衛隊員の規律全般を担当する海幕高級幹部(総務部長、指揮情報部長など)は、『みねゆき』の事案はオプセック(オープン・オブ・セキュリティ)の欠如であり、"徹底教育する"との見解を示しているため、『S』2等海佐は幹部自衛官としてはもう終わったと思う」と話す。 「これくらいの書き込みならOK」というメッセージに それにしても、こうした厳重注意を受けた艦長の命令に、部下である乗員たちは従うのであろうか? 今回、取材した何人かの幹部自衛官は、あくまでも個人の立場として、「まだ艦長職に留まるとは、いい度胸している。乗員がかわそうだよ」という声がほとんどだ。 今回、「S」2等海佐は、上司である司令からの厳重注意で済んだ。 しかし、これにより別の問題が生じる可能性があると、現役陸上自衛隊幹部は懸念を表す。 「『みねゆき』艦長の書き込み、写真投稿で処分の対象にならないのなら、『これくらいの書き込みや写真投稿もOK』だというラインを、防衛省や海上自衛隊は示したことになる」 この"お騒がせ艦長"率いる護衛艦「みねゆき」は、8月3〜4日と富山県伏木港にて一般公開される。現在、自衛隊富山地方協力本部が参加者を受け付けている。 (文=秋山謙一郎/経済ジャーナリスト) ■そのほかの「Business Journal」の人気記事 AKB48は日本製造業の継承者と言わざるを得ない理由 伝説の代ゼミ英語講師「なぜ企業トップに東大卒が多いのか?」 財務省は消費税増税不要だと言っちゃってる!? 自称ニートがネットで"生活費集め"はOKか!? (前編) シャープ本体に出資比率の引き上げを迫る鴻海 野村證券 JAL再上場の主幹事証券の座も絶望的か? 河本妻のペットサロン参入計画は無謀だったのか !?

