家元・立川談志逝去 "師匠"の死に"弟子"ビートたけしは何思う……


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『立川談志 ひとり会 第二期 落語ライブ
'94~'95 第十二巻』(竹書房)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  "落語界の風雲児"と呼ばれた立川流の家元の立川談志師匠が、21日に喉頭がんで亡くなっていたことが明らかになった。  少し前にビートたけしが「談志師匠のお見舞いに爆笑問題の太田(光)と行かなきゃな」と言っていたことを覚えている。実際にお見舞いに行ったかどうかは確認していないが、たけしは20日ごろから、『たけしアート★ビート』(NHK-BS)の海外ロケでヨーロッパに行っていたはず。そのため、どのメディアも、訃報直後にたけしコメントを発表していないが、彼自身は尊敬する師匠の死に目に会えず、さぞ悔やんでいることだろうと思う。  談志師匠は、ブラックユーモアと毒舌で独自の世界を築き上げて、落語界から異端児扱いされたこともあったが、落語の腕前を取っても師匠の右に出るもはいないと確信しているのは筆者だけではないはず。お笑い芸人としてのたけしの原点も「ブラックユーモアと毒舌」であり、それゆえ、彼は談志師匠に弟子入りまでしたのだ。談志師匠もたけしの才能を認めて、「立川錦之助」という高座名を与えている。  2010年8月に発売された「新潮45」(新潮社)では、談志師匠とたけしに爆笑の太田も加わって、歴史に残るブラックユーモア対談が実現した。この対談記事の見出し通り、「最後の大"毒"演会」になってしまったのが残念でならない。  今年の夏には、こんなことがあった。たけしが客員編集長を務める東京スポーツのインタビューで、彼に「『笑点』(日本テレビ)の司会者がタモリに代わるといううわさがあるけど、どう思う?」と振ると、開口一番「あのおやじ(司会の桂歌丸)何も面白くないもん。大喜利のネタは全部、何人もいる作家が考え出したものだし」と暴露して、「三遊亭圓楽を始め、みんなクビにした方がいいよ。もともと『笑点』に司会は立川談志さんがやっていて、若手の面白い落語家が出ていて、大喜利もハイレベルだった。ハイレベルすぎて視聴者がついていけず、視聴率が取れなかった。それを思うと、談志さんはいかにすごい落語家だったか」と絶賛していた。  たけしが訃報直後にお悔やみのコメントを求められたとしても、こうした談志師匠譲りの毒のあり、真実をついた言葉を発していたのではないか。  少し前に"落語ブーム"と呼ばれる時期があったが、そこから談志師匠のような真のスターは生まれていないし、たけし自身が実力を認めている噺家は一握りしかいない。そんな中で、最近は高座に上がることがないたけしが以前「落語をやってみたい」と語っていた。談志師匠の死を機に、師匠の意志を継いでチャレンジするのもいいかもしれない。"落語界の風雲児"の死に改めて合掌! (文=本多圭)
立川談志 ひとり会 第二期 落語ライブ'94~'95 第十二巻 絶頂期のすさまじさ。 amazon_associate_logo.jpg
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握手会で1位を奪取! Sexy ZoneのAKB戦法を中山優馬にも適用か?

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ゴリプのち放置からの握手会の巻
【サイゾーウーマンより】  11月16日にリリースされたデビューシングル「Sexy Zone」(ポニーキャニオン)が初週売り上げ約17.3万枚(オリコン調べ)を記録し、11月28日付の週間シングルランキングで1位に輝いたSexy Zone。"ジャニーズでは史上12組目となる快挙!"などと持ち上げられているが、これほどまでに苦労して得た「1位」もなかなかないだろう。  彼らのこのシングルがAKB48から派生した4人組ユニットNot yetの3rdシングル「ペラペラペラオ」(日本コロムビア)と発売日がぶつかり、熾烈な戦いを繰り広げたのは(既報)のとおり。ちなみに、惜しくも2 位となった「ペラペラペラオ」の初週売り上げは、約17.2万枚とその差はたったの1,000枚。

「このDVD見られたら仕事が減るかも!?」コント職人・しずる"金と女"への熱い思い

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 2011年、初めての単独ライブツアーを敢行したしずるのふたり。「コント職人って呼ばれるのは恥ずかしいんですよ」(池田)と言いながらも、『キングオブコント』で2年連続決勝進出の経験を持つ、その実力は折り紙付き。単独ライブの模様を収録したDVD『POWER×POWER』(よしもとアール・アンド・シー)も12月14日に発売される。しずるのふたりにネタ作りの秘密について聞いてみた。 ――ネタはどちらが作ってるんですか? 村上 両方ですね。それぞれがネタを作ってます。池田は池田で、自分のやりたいものがあったらそれを持ってくる。僕はそれについて細かいセリフ回しとかで意見を言うぐらいで、あとはやってみよう、という感じで。だから、責任制みたいなものがあるんですよ。お互いが相手に乗っかってやるけど、もともとのネタを書いたのはどっちかだから、っていう。 ――それぞれの作るネタに特徴のようなものはあるんでしょうか? 池田 最近ちょっと気をつけてるんですけど、僕はお金が絡むネタばっかり考えちゃうんですよ。やっぱり、お金の貸し借りでモメるっていうのは、設定としてベタじゃないですか。お金を使うのって楽なんですよね。このDVDに入っている「撮った友達×応募した友達」っていうのも、完全にお金だけの話ですからね。 村上 僕が作るのは、恋愛ネタが多いですね。池田は恋愛がない。ひとつもない。 池田 ないですね。『爆笑レッドシアター』(フジテレビ系)で、先生と生徒が恋をするっていうネタがあったんです。あれはもう気持ちいいぐらいに全部、村上が作ってたんですね。僕、恋愛が分かんないんですよ。だから書けない。僕の恋愛観が歪んでるのかもしれないですけど、「これってこうじゃない?」って言われたときに、「えっ、女ってそう思うの!?」みたいなことが多くて。 村上 だから、作業の邪魔なんですよね(笑)。自分の意見を言ってくるんですけど、結局、僕が強引にこれはこうだから、って押し切ることになる。 IMG_7405_.jpg 池田 「それって説明しないと分かんなくない?」って思うことがあるんですけど、スタッフさんもみんなも全員笑ってるんですよ。ああ、女の人がこう思うときには説明要らないんだ、っていう。僕は完全に男メインで考えちゃうんで、女の人の気持ちが分かんないんですよね。その分、お金は分かりやすいです。なくなると悔しいですから。 村上 だから、ネタ作りにも人が出ますよね。僕らはお金と女、っていうことですから。「お金好き」と「女好き」(笑)。 ――このDVDに収録されているネタも、現実的な設定のものからナンセンスなものまで、バラエティーに富んでいますね。 村上 僕らはもともと、1年目のころからいわゆる"ベタ"ができなかったんですよ。ベタを勉強するんじゃなくて、違うことを見つけようっていう考えでやっていたんです。だから、ネタを考えるときに特にこうしようっていうのがないんじゃないですかね。 ――決まった型のようなものがない、と。 村上 そうですね。ある意味、こだわりがないのかもしれません。あと、このDVDに関しては、テレビと変えたかったからこうなったのかもしれないですけどね。たぶん火事のネタ(「男×男」)とかは、テレビじゃ絶対できないと思いますし。 ――テレビでは、しずるさんなら「青春コント」とか、ひとつネタをやるとそれと同じものをずっと求められるようなところもあるんですかね。 村上 やっぱりテレビってイメージの職業ですからね。この人たちはこういうもん、っていうのがあって、新しいことをやるのってあんまり求められてないのかもしれないですよね。意外な一面を見る前に、その人の分かってる部分を1回見なきゃいけないから。もともとの僕らは、テレビには向いてないのかもしれないです。 ――初めはそういう気持ちがあったんですか? 村上 テレビでコントができるってあんまり思ってなかったですね。そしたら『爆笑レッドカーペット』(同)ができて、短いネタで何とかそこに俺らがやりそうなのを落とし込んでいったら、何十組とバーッと出てくる中で、こういうのもあるよっていうことで、見やすかったんじゃないかなと。 ――いわゆる「青春コント」は、短い尺に合わせネタとしてたまたま生まれた、と。 村上 そうそう、そうです。テレビ用みたいな感じで。 池田 だから、『ザ・スリーシアター』のスタッフさんは、結構悩んだんじゃないですかね。僕らはテレビでは青春コントとかをやっていて、ほかのネタを見てみたら「これ使えるのか!?」っていうのが多かったりして。「聞いてるのと違う!」って思ったかもしれないですね(笑)。 ――おふたりのことをテレビで見ていた人にとっては、このDVDを見ると本来の姿が分かる、っていうことなんでしょうか。 池田 そうですね。でも、テレビ関係の人が見たら、仕事が減る可能性もありますね(笑)。こういうこともやってたの、っていう。 村上 普段はもっと肉付けした、丸みを帯びたしずるとしてテレビに出ているのに、いざ(DVDを)見てみたら、骨だけでガリガリじゃねえか、って。「怖い!」って思われるかも(笑)。 (取材・文=ラリー遠田) ●しずる 池田一真(写真左)と村上純(同右)からなるお笑いコンビ。2003年結成。『キングオブコント』2009、2010決勝進出。12月14日にDVD『しずる POWER×POWER』発売予定。12月16日まで「JIMOT CM COMPETITION」応募受付中。詳しくは沖縄国際映画祭オフィシャルHPまで! http://www.oimf.jp/jp/
しずる POWER×POWER DVD 12月14日発売。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 しずる 緻密なマーケティングと確かな演技力で突っ走る「腐女子枠のプリンス」 「下ネタで家賃を払っている」お笑いトリオ・我が家が追求した"地上波ではできないこと" 「雪山ネタは捨てなければならない」コントのスペシャリスト・インパルスの宿命って?

握手会で1位を奪取! Sexy ZoneのAKB戦法を中山優馬にも適用か?

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ゴリプのち放置からの握手会の巻

 11月16日にリリースされたデビューシングル「Sexy Zone」(ポニーキャニオン)が初週売り上げ約17.3万枚(オリコン調べ)を記録し、11月28日付の週間シングルランキングで1位に輝いたSexy Zone。"ジャニーズでは史上12組目となる快挙!"などと持ち上げられているが、これほどまでに苦労して得た「1位」もなかなかないだろう。

 彼らのこのシングルがAKB48から派生した4人組ユニットNot yetの3rdシングル「ペラペラペラオ」(日本コロムビア)と発売日がぶつかり、熾烈な戦いを繰り広げたのは(既報)のとおり。ちなみに、惜しくも2 位となった「ペラペラペラオ」の初週売り上げは、約17.2万枚とその差はたったの1,000枚。19~20日の土日に緊急握手会を開催し、先輩グループのメンバーまで動員するというえげつない"力ワザ"で売り上げを伸ばした成果が実った形だ。

 とにもかくにも"記録"にこだわるジャニーズ事務所らしいやり方だが、デビュー曲の売上げは近年正式デビューを果たした Hey!Say!JUMPの24.6万枚、Kis-My-Ft2の31.5万枚には遠く及ばない数字。大々的にデビューが報じられたにもかかわらず、いつの間にか自然消滅した「中山優馬 w/B.I.Shadow」(17.6万枚)や、正式デビューなのか期間限定なのか立ち位置が微妙なユニット「NYC」(9.2万枚)にSexy Zoneは非常に近いものがあり、「今後、消滅させられる可能性もあるのでは」と、ファンの間では不穏なうわさも渦巻いている。