"時代の寵児"の未ソフト化作品上映!「松江哲明グレイテスト・ヒッツ」

mgt01.jpg
松江哲明監督が日本映画学校の卒業制作として完成させたデビュー作
『あんにょんキムチ』。ユーモアを交え、自身のアイデンティティーを
掘り下げていく。(c)日本映画学校 Tip Top
 サブカル界の新旗手として脚光を浴びるドキュメンタリー作家・松江哲明監督。在日コリアン3世である自身のアイデンティティーを見つめたデビュー作『あんにょんキムチ』(99)はボックス東中野(現ポレポレ東中野)ほか全国でロングラン公開され、セルフドキュメンタリーブームの先駆けとなった。その後も童貞くんならではのピュアな世界観を題材にした『童貞。をプロデュース』(07)、34歳の若さで夭折した人気AV女優・林由美香の埋もれた作品に着目した『あんにょん由美香』(09)といった松江監督ならではというしかないユニークな作品を発表。全編74分ノーカットで撮影した『ライブテープ』(09)は第22回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門で作品賞を受賞している。身近な題材を掘り下げ、エンターテイメント性の高いドキュメンタリー作品を次々と生み出している松江監督だが、『あんにょんキムチ』『童貞。をプロデュース』ほか代表作の多くは実はソフト化されていない。また、被写体との距離感を大切にする松江監督は、カンパニー松尾や平野勝之らのAV作品から多大な影響を受けており、松江監督自身もAV作品に参加している。最新作『トーキョードリフター』の公開を控え、松江監督が関わったこれまでの未ソフト化作品やAV作品を含めて傑作・珍作を一堂に集めた特集上映が「松江哲明グレイテスト・ヒッツ1999−2011」なのだ。  無邪気なイノセントスマイルで知られる松江監督だが、『ハメ撮りの夜明け 完結編』(04)は松江監督がクリエイターとしての志と性欲の狭間で苦悶する表情が何とも印象的な作品となっている。この作品はカンパニー松尾率いるAVメーカーHMJM(ハマジム)をめぐるCS放送向けのドキュメンタリー番組。演出・構成を手掛ける松江監督はインタビュアーとして、カンパニー松尾がかつて所属した伝説的AVメーカー・V&Rプランニングの代表である安達かおるを訪ねる。そして安達から「AVとは男と女が裸になって触れ合う人間臭い映像表現」という言葉を聞き出す。ならば、"ハメ撮り"はAV監督みずからが真っ裸になって被写体になってしまう最上級のセルフドキュメンタリーではないのか。取材相手のひと言が松江監督を突き動かす。
mgt00.jpg
『ハメ撮りの夜明け 完結編』。松江監督は、
クリエイターとして、また男として大きな決断
を迫られる。(c)ハマジム
 京都在住のエロ女子大生に会いに行くカンパニー松尾の後を追って、松江監督もカメラを片手に付いて行く。そして夜。1日ずっとカンパニー松尾と女子大生の野外での痴態を見守っていた松江監督は、宿泊先のホテルでまだフェロモンを発し続けている女子大生についつい手が伸びてしまう。ふすま1枚を挟んで、隣室にはカンパニー松尾がいるにも関わらず。ちなみに、この頃の松江監督は付き合っていた彼女と「ハメ撮りはしない」と約束していたそうだ。女子大生のフェロモン、ハメ撮りしちゃダメという彼女、隣室で休んでいる師匠・カンパニー松尾......、さまざまなファクターが松江監督の頭をよぎる。ハメ撮りを経験しないでAV作品を本当に撮ったことになるのか? でも、彼女との約束はどうする? クリエイターとして、また男として、そしてカンパニー松尾に師事するものとして、大きな一線を踏み越えるのかどうか。興奮と緊張のあまり、松江監督は汗で全身ズブ濡れ状態。そんな松江監督がみずから決断を下すことで、この作品はエンディングを迎える。  『姉妹でDON!』(06)はハマジム製作のWEB配信用AV作品。カンパニー松尾プロデュース作で、松江監督は演出・編集を担当。AV女優・宮地奈々の新作AVを撮影することになり、生き別れた姉妹が数年ぶりに再会するというチープなドラマが用意されている。実はこの姉役を演じるのは、宮地奈々の実姉。妹がAVをやっていることを知って、AVに興味を持ち、妹には内緒で出演応募してきたのだ。そこで生き別れた姉妹が再会、姉役の女優は本当の姉でしたという"ドッキリ"が仕掛けられた。ところが宮地奈々は非常に鋭い勘の持ち主で、インタビュアーでもある松江監督の「姉妹の仲はどうだった? 仲よかったんだ」という不用意な質問から、薄々と仕掛けが待っていることに気づく。ドッキリは早々に破綻するのだが、逆にここからが抜群に面白い。プロのAV女優である宮地奈々は、実姉との撮影現場での遭遇がただのドッキリで済むのか、それとも実姉とのレズプレイにまで突入するのかで葛藤しているのだ。一方のお姉さんは初めてのAV出演でテンションが上がりっ放し。プロである妹と素人である姉との表情の違いがあまりにも対称的。製作サイドの企画意図や演出を軽〜く呑み込んで、予想外の展開を見せながらカメラは回り続ける。これぞ、ドキュメンタリーの醍醐味だろう。
mgt03.jpg
カンパニー松尾プロデュースによる
『姉妹でDON!』。演出意図を越えた
予想外の展開をカメラは記録する。
(c)ハマジム
 かつてドキュメンタリー監督たるものは、取材対象に対して客観的な立ち場から向き合わなくてはならない、干渉してはいけないと言われてきた。"ハメ撮り"なんて、そんな旧来のドキュメンタリーの決まり事の正反対に位置する行為だ。原一男監督が『ゆきゆきて、神軍』(87)でドキュメンタリー映画の常識を突き破り、森達也監督が『A』(98)、『A2』(01)で破れた穴をさらに広げ、AV作品を経験した松江監督はエンターテイメントにまで押し上げた感がある。  関西ローカルで放映された『谷村美月17歳、京都着。~恋が色づくそのまえに』(07)はディレクターズカット版の上映。この作品は演出・山下敦弘、構成・向井康介、撮影・近藤龍人、編集・松江哲明、いわゆる"ロスジェネ"黄金メンバーが集結したセミドキュメンタリー。人気若手女優・谷村美月が京都へ遊びに行き、幼なじみのお兄ちゃんと再会するが、お兄ちゃんには彼女がいて......。谷村美月の女優としてのポテンシャルと10代の少女の純真な素顔が複雑に絡み合った絶品の味わいとなっている。製作サイドが用意した"仕掛け"はあるのだが、谷村美月が見せる幼なじみへの淡い憧れ、年上の女性へのジェラシーが垣間見える表情はホンモノ。この作品を観ていると、どこまでがフィクションで、どこまでがノンフィクションかという線引きをすることがどうでもよく思えてくる。そのくらい谷村美月がキュートだし、彼女の魅力を最大限に引き出したスタッフの労をねぎらいたい。谷村自身も「この作品は私にとって特別。親戚のお兄ちゃんたち(山下監督たちのこと)と一緒に作った思い出みたいなもの」と語っていた。
mgt02.jpg
劇場初公開となる『ライブテープ、二年後』。
ミュージシャン・前野健太と松江監督との
知られざる関係に迫っている。
(c) Tip Top
 12月10日(土)より公開される松江監督の最新作『トーキョードリフター』は、2011年5月に撮影されたライブドキュメンタリー。『ライブテープ』でタッグを組んだミュージシャン・前野健太が再び被写体となっている。3.11以降の自粛と節電のためにネオンが消えてしまった夜の東京を背景に、前野健太が新宿、下北沢、渋谷......とさまよいながら弾き語りをひと晩続ける姿を記録している。わずか半年前のことなのに、暗い東京が遠い昔のことのように感じられる。ネオンが消えた暗く静かなあの東京では、電車の中ではみんなが席を譲り合い、路上でしゃがみ込んでいる人がいれば声を掛け、公共広告機構のCMが流れるテレビの前で今後のエネルギー問題について真剣に話し合おうと考えていた。でも、街にネオンの灯りが戻ると同時に、ほとんどの人がそのことを忘れてしまった。いや、忘れてはいないが、目の前の日常に押し流されて、考える余白を失ってしまった。74分ノーカットという縛りのあった前作『ライブテープ』に比べると、夜の東京を宛てもなく漂流する『トーキョードリフター』はスキマだらけの作品だ。しかし、そのスキマ/余白は、あの暗い東京であの時の自分は何を考えていたのかを思い起こしてくれる。松江監督が今後どこに向かうのか注目したい。 (文=長野辰次) ●「松江哲明グレイテスト・ヒッツ1999-2011」 11月19日(土)~12月9日(金)連日21時よりオーディトリウム渋谷にて上映 <http://tokyo-drifter.com/GH> 11月   19日(土)『ライブテープ』『ライブテープ、二年後』   20日(日)『あんにょん由美香』   21日(月)『STRANGE DAYS メイキング・オブ・奇妙なサーカス』+トーク・ライブ   22日(火)『ハメ撮りの夜明け 完結編』『セックスと嘘とビデオテープとウソ』   23日(水)『あんにょんキムチ』『カレーライスの女たち』   24日(木)『赤裸々ドキュメント・天宮まなみ』『川本真琴 アイラブユーって聴こえる』   25日(金)『ライブテープ』   26日(土)『童貞。をプロデュース』   27日(日)『前略、大沢遥様』『谷村美月17歳、京都着。~恋が色づくそのまえに』   28日(月)『ライブテープ』   29日(火)『セキ☆ララ』   30日(水)『ハメ撮りの夜明け 完結編』『セックスと嘘とビデオテープとウソ』 12月   1日(木)『あんにょん由美香』   2日(金)『ドキュメント・メタル・シティ』   3日(土)シークレット★上映+トーク・ライブ   4日(日)『あんにょんキムチ』『カレーライスの女たち』   5日(月)『双子でDON!』『姉妹でDON!』   6日(火)『童貞。をプロデュース』   7日(水)『あんにょん由美香』   8日(木)『ライブテープ』   9日(金)サプライズ★上映+トーク・ライブ 『トーキョードリフター』は12月10日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開 配給/東風 <http://tokyo-drifter.com>
ライブテープ コレクターズ・エディション 12月7日発売。 amazon_associate_logo.jpg
●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第144回]原発事故を描いた『カリーナの林檎』と今関あきよし監督の背負った贖罪 [第143回]"窮屈なモラル"を脱ぎ捨てた裸の女たち 園子温監督の犯罪エロス『恋の罪』 [第142回]ノーベル賞作家・川端康成が夢想した新風俗『スリーピングビューティー』 [第141回]横暴な上司は有志社員が制裁します!『モンスター上司』のブラックな笑い [第140回]"クソみたいな社会を変えたい!"高校生テロリストの凄春『アジアの純真』 [第139回] うつ病なんかヘーキ!? 宮崎あおい主演作『ツレがうつになりまして。』 [第138回]"神話"が生まれる瞬間を目撃せよ! 人類への黙示録『猿の惑星:創世記』 [第137回]刑務所で食する至高の味『極道めし』ヒロインの後ろ姿に、むせび泣き! [第136回]"理想の恋人"という偶像を破壊せよ 深夜番長の劇場デビュー作『モテキ』 [第135回]"城定秀夫監督、ブレイク前夜の予感! 闘争本能を呼び覚ます『タナトス』 [第134回]"人間失格"の道を選んだ映画監督の業 林由美香の最新主演作『監督失格』 [第133回]ホラ吹きのホラを見破る特異な職能 ポランスキー監督『ゴーストライター』 [第132回]芦田愛菜、6歳にして危険な魅力!? 子連れで全力疾走『うさぎドロップ』 [第131回]元"暴走族"が書いた旧友への鎮魂歌 青春懺悔録『アメイジング グレイス』 [第130回]V・ギャロ主演のサバイバルグルメ!? 『エッセンシャル・キリング』 [第129回]『キック・アス』より悪趣味で泣ける 中年男の悪ノリ暴走劇『スーパー!』 [第128回]この夏の清涼剤、地方少女のダンス成長記『あぜみちジャンピンッ!』 [第127回]竹ヤリで世界進出"スシタイフーン"『エイリアンVSニンジャ』ほか逆上陸 [第126回]イーモウ監督、久々のアイドル映画 中華的妹萌え『サンザシの樹の下で』 [第125回]ナタリー・ポートマン vs. ヘビメタ野郎 人気女優の隠し球『メタルヘッド』 [第124回]黒澤明の名作『生きる』のラテン版! ヤモメ男が残した遺産『BIUTIFUL』 [第123回]北国で93年間営業を続ける"大黒座"と町の記録『小さな町の小さな映画館』 [第122回]新幹線がすれ違う瞬間、願いが叶う? 小学生の目線で描かれた『奇跡』 [第121回]理想と情熱がもたらした"痛い現実" 青春の蹉跌『マイ・バック・ページ』 [第120回]胸に響く金言"プロとは手を抜くこと" 職人秘話『アトムの足音が聞こえる』 [第119回]危険な出会い、井口昇ミーツ仲村みう 悪夢の遊園地『富江 アンリミテッド』 [第118回]ナタリー・ポートマン"第1章"の終幕 虚実が攻め合う『ブラック・スワン』 [第117回]"セカイ"を旅立った少女の地底探検記 新海誠監督の新作『星を追う子ども』 [第116回] 美少女たちの輝きが脳裏から離れない。青春ムービー『魔法少女を忘れない』 [第115回] 恋愛が与える"陶酔"とリアルな"痛み"サブカル活劇『スコット・ピルグリム』 [第114回]妄想、空想、そして現実からの大脱走 美少女革命『エンジェル ウォーズ』 [第113回]"3.11"後の新しい映画モデルとなるか『劇場版 神聖かまってちゃん』の挑戦 [第112回]マスコミが讃えた"楽園"のその後、ひとりの少女の成長記録『愛しきソナ』 [第111回]閉鎖的な"村社会"をブチ破ったれ! 韓流サバイバル劇『ビー・デビル』 [第110回]"粋"を愛したフランスの伯父さん J・タチ主演『イリュージョニスト』 [第109回]自分にとって家族は敵か、味方か? オスカー2冠受賞『ザ・ファイター』 [第108回]コーエン兄弟『トゥルー・グリット』40年で変化した"米国のヒーロー像" [第107回]ジョニー・デップが愛した"極道記者" 『GONZO』奇人がスターだった時代 [第106回] 巨匠イーストウッド監督の異色作! "あの世"はあるか?『ヒア アフター』 [第105回] キレ味、喉ごしが違うアクション! 黒帯美少女の"涙拳"が炸裂『KG』 [第104回] 高齢化するニートはどこに行くのか? "戸塚校長"のその後『平成ジレンマ』 [第103回]堀北真希&高良健吾主演作『白夜行』闇に生きる"影男"の密やかなる喜び [第102回]園子温の劇薬ムービー『冷たい熱帯魚』"救いのない結末"という名の救い [第101回] NHKが放映しない"裏プロジェクトX" AV界のカリスマ監督『YOYOCHU』 [第100回]エロスとタブーを交配した"至高の美女" 禁断のサイエンスホラー『スプライス』 [第99回]2010年に活躍した女優を勝手に表彰! 満島ひかりに"面倒くさい女"大賞を [第98回]大人だって"ドラえもん"にいて欲しい 残念男の逆転劇『エリックを探して』 [第97回]平凡な高校生デイヴは2度変身する!原点回帰のヒーロー『キック・アス』 [第96回]村上春樹の超絶ベストセラーの映画化『ノルウェイの森』はどこにある? [第95回]実在した"奇妙な高額バイト"の顛末 心理サスペンス『エクスペリメント』 [第94回]"アル中"カメラマンの泣き笑い人生『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』 [第93回]朝ドラと異なる映画『ゲゲゲの女房』ゴールなき"貧乏耐久"2人3脚走 [第92回]バラエティーでの実績は通用するか? テリー伊藤の初監督作『10億円稼ぐ』 [第91回] 不謹慎なる社会派エンタテイメント『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』 [第90回]"世界のナベアツ"大阪府知事に就任! 政治コメディ『さらば愛しの大統領』 [第89回]自分の恋愛もプロデュースする女優、ドリュー・バリモア主演『遠距離恋愛』 [第88回]スタローンが立ち上げた"筋肉共和国"男たちの祭典『エクスペンダブルズ』 [第87回]元"おはガール"安藤聖の再起動ドラマ 就職氷河期を生きる『バカがウラヤマシイ』 [第86回]マイノリティーは"理想郷"を目指す。筒井文学の金字塔『七瀬ふたたび』 [第85回]清純派・佐藤寛子が美しく"変態"! 官能サスペンス『ヌードの夜──』 [第84回]死を意識して、ギラギラ輝く男たち! 三池節、大バクハツ『十三人の刺客』 [第83回] 女を食い物にする男どもは全員処刑! モダン社会の闇を暴く『ミレニアム』 [第82回] "企画AV女優"たちの青春残酷物語 性なる鎮魂劇『名前のない女たち』 [第81回]猫を見れば、人間社会が見えてくる! 世界の人気猫大集合『ネコを探して』 [第80回]原恵一監督の新作は辛口ファンタジー 退屈な"日常生活"を彩る『カラフル』 [第79回]米軍に実在した"超能力部隊"の真実!? ムー民、必見『ヤギと男と男と壁と』 [第78回]戦場から帰還した夫は"芋虫男"だった! ヤクザ監督の反戦映画『キャタピラー』 [第77回] 白ユリの花開くガールズの妖しい世界 H系ホラー『ジェニファーズ・ボディ』 [第76回] 爽やか系青春ゾンビ映画にホロリ......夏休みは『ゾンビランド』に集結せよ [第75回] "生きる"とは"見苦しい"ということ 藤沢周平の時代活劇『必死剣 鳥刺し』 [第74回]初恋の美少女は200歳の吸血鬼だった! 北欧産のホラー映画『ぼくのエリ』 [第73回] "三億円事件"の真相を解き明かす! 桜タブーに挑んだ『ロストクライム』 [第72回/特別編] 上映反対で揺れる問題作『ザ・コーヴ』"渦中の人"リック・オバリー氏の主張 [第71回] 女子にモテモテになる方法、教えます。軟派少年の実話物語『ソフトボーイ』 [第70回] 下町育ちの"北野少年"が見た現代社会 人間同士の食物連鎖『アウトレイジ』 [第69回] "リアルと虚構の狭間"を生きる男、アントニオ猪木初主演作『アカシア』 [第68回] ヒーローも神もいない現代社会の惨劇 井筒監督の問題作『ヒーローショー』 [第67回] アイドルが地獄で微笑む『戦闘少女』ギャグ×血しぶき×殺陣の特盛り丼! [第66回]アナーキーな"社歌"で生産性アップ! 満島ひかり大進撃『川の底からこんにちは』 [第65回]超ヘビー級なシリアス劇『プレシャス』"家族"という名の地獄から脱出せよ [第64回]乱れ咲く"悪の華"ゼブラクイーン! 仲里依紗が過激変身『ゼブラーマン2』 [第63回] オタク王が見出した"夢と現実"の接点 ティム・バートン監督作『アリス──』 [第62回] バッドテイストな感動作『第9地区』 アナタはエビ人間とお友達になれるか? [第61回]スコセッシ監督の犯罪アトラクション『シャッターアイランド』へようこそ! [第60回]宮崎あおいの"映画代表作"が誕生! 毒を呑んでも生き続けよ『ソラニン』 [第59回]"おっぱいアート"は世界を救えるか? 母乳戦士の記録『桃色のジャンヌ・ダルク』 [第58回]現代に甦った"梶原一騎ワールド"韓流ステゴロ映画『息もできない』 [第57回]命知らずの変態レポーター、中東へ! 史上最大のどっきり?『ブルーノ』 [第56回]仲里依紗がアニメから実写へと跳躍! 母娘2代の時空旅行『時をかける少女』 [第55回]ビグロー監督はキャメロンより硬派! 人間爆弾の恐怖『ハート・ロッカー』 [第54回] "空気を読む"若者の悲劇『パレード』楽しいルームシェア生活の行き先は? [第53回]社会の"生け贄"に選ばれた男の逃亡劇 堺雅人主演『ゴールデンスランバー』 [第52回]『男はつらいよ』の別エンディング? "寅さん"の最期を描く『おとうと』 [第51回]ひとり相撲なら無敵のチャンピオン! 童貞暴走劇『ボーイズ・オン・ザ・ラン』 [第50回]ヒース・レジャーが最後に見た夢の世界 理想と欲望が渦巻く『Dr.パルナサスの鏡』 [第49回]トニー・ジャーは本気なんジャー! CGなしの狂乱劇再び『マッハ!弐』 [第48回]全米"オシャレ番長"ズーイー、見参! 草食系に捧ぐ『(500日)のサマー』 [第47回]市川崑監督&水谷豊"幻の名作"『幸福』28年の歳月を経て、初のパッケージ化 [第46回]押井守監督、大いなる方向転換か? 黒木メイサ主演『アサルトガールズ』 [第45回]ドラッグ漬けの芸能関係者必見!"神の子"の復活を追う『マラドーナ』 [第44回] 暴走する"システム"が止まらない! マイケル・ムーア監督『キャピタリズム』 [第43回]"人は二度死ぬ"という独自の死生観『ガマの油』役所広司の監督ぶりは? [第42回]誰もが共感、あるあるコメディー! 2ちゃんねる発『ブラック会社』 [第41回]タラとブラピが組むと、こーなった!! 戦争奇談『イングロリアス・バスターズ』 [第40回]"涅槃の境地"のラストシーンに唖然! 引退を賭けた角川春樹監督『笑う警官』 [第39回]伝説の男・松田優作は今も生きている 20回忌ドキュメント『SOUL RED』 [第38回]海より深い"ドメスティック・ラブ"ポン・ジュノ監督『母なる証明』 [第37回]チャン・ツィイーが放つフェロモン爆撃 悪女注意報発令せり!『ホースメン』 [第36回]『ソウ』の監督が放つ激痛バイオレンス やりすぎベーコン!『狼の死刑宣告』 [第35回]"負け組人生"から抜け出したい!! 藤原竜也主演『カイジ 人生逆転ゲーム』 [第34回]2兆円ペット産業の"開かずの間"に迫る ドキュメンタリー『犬と猫と人間と』 [第33回]"女神降臨"ペ・ドゥナの裸体が神々しい 空っぽな心に響く都市の寓話『空気人形』 [第32回]電気仕掛けのパンティをはくヒロイン R15コメディ『男と女の不都合な真実』 [第31回]萩原健一、松方弘樹の助演陣が過剰すぎ! 小栗旬主演の時代活劇『TAJOMARU』 [第30回]松本人志監督・主演第2作『しんぼる』 閉塞状況の中で踊り続ける男の悲喜劇 [第29回]シビアな現実を商品化してしまう才女、西原理恵子の自叙伝『女の子ものがたり』 [第28回]"おねマス"のマッコイ斉藤プレゼンツ 不謹慎さが爆笑を呼ぶ『上島ジェーン』 [第27回]究極料理を超えた"極地料理"に舌鼓! 納涼&グルメ映画『南極料理人』 [第26回]ハチは"失われた少年時代"のアイコン  ハリウッド版『HACHI』に涙腺崩壊! [第25回]白熱! 女同士のゴツゴツエゴバトル 金子修介監督の歌曲劇『プライド』 [第24回]悪意と善意が反転する"仮想空間"細田守監督『サマーウォーズ』 [第23回]沖縄に"精霊が暮らす楽園"があった! 中江裕司監督『真夏の夜の夢』 [第22回]"最強のライブバンド"の底力発揮! ストーンズ『シャイン・ア・ライト』 [第21回]身長15mの"巨大娘"に抱かれたい! 3Dアニメ『モンスターvsエイリアン』 [第20回]ウディ・アレンのヨハンソンいじりが冴え渡る!『それでも恋するバルセロナ』 [第19回]ケイト姐さんが"DTハンター"に! オスカー受賞の官能作『愛を読むひと』 [第18回]1万枚の段ボールで建てた"夢の砦"男のロマンここにあり『築城せよ!』 [第17回]地獄から甦った男のセミドキュメント ミッキー・ローク『レスラー』 [第16回]人生がちょっぴり楽しくなる特効薬 三木聡"脱力"劇場『インスタント沼』 [第15回]"裁判員制度"が始まる今こそ注目 死刑執行を克明に再現した『休暇』 [第14回]生傷美少女の危険な足技に痺れたい! タイ発『チョコレート・ファイター』 [第13回]風俗嬢を狙う快楽殺人鬼の恐怖! 極限の韓流映画『チェイサー』 [第12回]お姫様のハートを盗んだ男の悲哀 紀里谷監督の歴史奇談『GOEMON』 [第11回]美人女優は"下ネタ"でこそ輝く! ファレリー兄弟『ライラにお手あげ』 [第10回]ジャッキー・チェンの"暗黒面"? 中国で上映禁止『新宿インシデント』 [第9回]胸の谷間に"桃源郷"を見た! 綾瀬はるか『おっぱいバレー』 [第8回]"都市伝説"は映画と結びつく 白石晃士監督『オカルト』『テケテケ』 [第7回]少女たちの壮絶サバイバル!楳図かずおワールド『赤んぼ少女』 [第6回]派遣の"叫び"がこだまする現代版蟹工船『遭難フリーター』 [第5回]三池崇史監督『ヤッターマン』で深田恭子が"倒錯美"の世界へ [第4回]フランス、中国、日本......世界各国のタブーを暴いた劇映画続々 [第3回]水野晴郎の遺作『ギララの逆襲』岡山弁で語った最後の台詞は...... [第2回]『チェンジリング』そしてイーストウッドは"映画の神様"となった [第1回]堤幸彦版『20世紀少年』に漂うフェイクならではの哀愁と美学

シングルマザーの生々しい恋愛事情に、「I LOVE mama」が迫る!

ilovemama1201.jpg
「I LOVE mama」2012年1月号(イン
フォレスト)

 今月の「I LOVE mama」は表紙に大注目! 立派なお腹を突き出したマタママ(マタニティーママ)3人の土俵入りです! 今までも何度か幸せお腹を表紙に据えていたラブママですが、今月は群を抜いてすごいです。肩にかけたファーでビーチクを隠すママ、素肌に付け襟で微笑むママ、腰にモコモコの毛布を巻きつける野獣系ママ......なんでしょう、人類の最終形態を見る思い。妊婦ヌードに付与されがちな、「妊娠という神秘のベールに包まれた私を見て」などの安っぽい自意識は一切ナシ。出っ張った腹は盛るにかぎるべ、コレですよ。奇しくももうすぐクリスマス。「オンナは命を宿して聖母になる」というキャッチとともに、ラブママ版「聖母(マドンナ)たちのララバイ」を今月も拝見させていただきます。

<トピックス>
◎セルフデコでウチ中エンジョイクリスマス
◎憧れママモの実寸大メイク
◎ラブママ的シンママLoveジャーニー

「ただ物資を送っているだけではない」被災地の未来をつくる新しい支援のかたち

saijo01.jpg
「僕らは特定のNPOではなく、それぞれの
生活の範囲で参加できるプロジェクトなので、
『被災された方々のために自分も何かしたい』
と思われる方は気軽に参加してほしい」
と語る、西條剛央氏。
 東日本大震災から8カ月。原発問題を除き、被災地の現状がニュースとして伝えられる機会はめっきり減っているが、8カ月経ったいまも被災地の生活はそれほど大きくは変わっていない。被災地支援は、緊急物資から雇用の創出や心のケアへと徐々に移ってきている中、わたしたちは何ができるのか――。震災直後の4月から被災地に対する幅広い支援活動を行っているボランティア団体「ふんばろう東日本支援プロジェクト」(以下、ふんばろう)代表で、早稲田大学大学院MBA専任講師の西條剛央氏に話を聞いた。 ――4月に立ち上がった「ふんばろう」ですが、現在までに(2011年10月末時点)約3,000カ所以上の避難所・仮設住宅・個人避難宅を対象として3万5,000回以上、15万5,000品目に及ぶ物資支援を成立させてきたと聞いています。 西條剛央氏(以下、西條) 立ち上げのころは、大きな避難所には支援物資が山積みになっているのに、本当に必要としている人の元には届いていないという状況でした。ですから、行政の手が回らない小さな避難所で必要な物資を直接聞き取り、それを「ふんばろう」のサイトにアップしてTwitterで拡散させ、全国の人が直接、物資を被災者に送るという仕組みで支援を始めました。それが瞬く間に広がって、現在までのボランティア登録数は1,600名を超え、ある程度継続的に活動している人だけで数百名はいると思います。最初はふたりで立ち上げたプロジェクトでしたが、現在では被災地3県(宮城県・岩手県・福島県)のほか全国各地に支部があります。 ――運営はどのようにされているんですか? 西條 たまにミーティングを行うこともありますが、基本的に通常の運営はFacebook上で行っています。 ――緊急物資支援のほか、一般家庭から中古家電を届ける「家電プロジェクト」や、ガイガーカウンターを無料で貸し出す「ガイガーカウンタープロジェクト」、重機免許が無料で取得できるよう支援する「重機免許取得プロジェクト」など、本当にたくさんの活動を行っていらっしゃいますね。それぞれのプロジェクトに対して、西條さんはどれくらいイニシアチブを持っているんですか? 西條 Facebook上に立ち上がっているグループは、チームやプロジェクト単位で全部で50くらいあります。立ち上げたばかりのプロジェクトについては、いろいろな人をつなげたり、体制が整うまでは僕が中心となってやっていますが、ある程度軌道に乗ったら、各プロジェクトのリーダーに任せて、何か重要な局面では相談を受けて舵取りしていくという形を取っています。ひとつのプロジェクトが軌道に乗るまでは、だいたい1カ月くらいでしょうか。 ■仕事がなければ自立することは不可能 ――震災から8カ月が経ちましたが、被災地の現状を教えてください。 西條 場所にもよりますが、生活機能的には大きく変わっていないように思います。避難所から仮設住宅に移ってプライベート空間を手に入れただけで、復興ということでいえば、ようやく始まったばかりだと思います。たとえば、宮城県南三陸町では信号3機しか残らないくらい壊滅してしまって、ガレキも当初よりはなくなっていますが、震災後新しく建ったのは5軒ほどのプレハブのコンビニほか数件に過ぎず、そういう意味では何も変わっていないんです。 ――いま現地で一番求められている支援はどのようなものなんですか?
syashin_1.jpg
「重機免許取得プロジェクト」の様子。
西條 僕は雇用創出と就労支援という「仕事」、「心のケア」、そして「教育」の3本柱だと思っています。仕事がなければ不安にもなりストレスも増大しますし、子どもの教育環境も整えることもできないので、「仕事」は根本的に重要ですよね。震災直後は物を買う店も何もないので物資を送るしかなかったんですが、現地に仕事があれば自分で好きなものを買えるわけですからね。 ――現在は、先に触れた「重機免許取得プロジェクト」や、被災地の女性たちにミシンを贈って仕事にしてもらう「ミシンプロジェクト」など、雇用創出・就労支援を特に積極的に行っているのでしょうか。 西條 重機免許については、かなり初期の段階から考えていたんです。これだけガレキだらけになってしまったら、重機はどう考えても必要になるだろうと。いまは仮設住宅ができただけで、本格的な町をつくるのはこれからです。マイナスからすべてつくらなければならないわけで、建築系の仕事は今後長期にわたって需要がある。それは間違いないことなのだから、重機免許を取ってもらえれば仕事につながるだろうと思ってスタートさせました。このプロジェクトが動き出したのは4月末くらいだったんですが、みんな避難所にいて何もやることがない状況で、それは精神的にもよくないし、自分たちの手で町が復興できればそれは希望にもつながる。申し込み者が殺到し、岩手県陸前高田市で計121人が免許を取得しました。いま第2弾が、宮城県岩沼市で100名規模で始動しています。重機免許は数万円で取得できるんです。生活費の数万円はすぐになくなってしまいますが、重機免許を取得して仕事に就ければ年に数百万稼ぐことも可能になります(http://wallpaper.fumbaro.org/licence/)。
111008eco_004.jpg
「ミシンプロジェクト」の講習会の様子。
 「ミシンプロジェクト」は、被災地の女性たちにミシンを贈ることで元気になってもらい、将来的にミシンでの作品づくりを仕事につなげていただこうというプロジェクトです。「ミシンがあったらサイズのあわない服などの支援物資を調整したりできるから便利なのに」という被災地の声がきっかけで立ち上がりました。ただミシンを贈るだけではなく、特定の商品を作っていただけるようになるための講習会を開催し、帰りにミシンをお渡しして、その後、商品を納めていただいた方には制作費をお支払いするというかたちを取っています。また様々な会社からお声掛けいただいています。2万円のミシンが、これから200万円をつくる道具になる。僕らはただ物資を送っているのではなく、被災地の人たちがまた前を向いて生きる希望が持てるようになるための支援を行っているんです。これからは全国の関連企業さんのお力も必要になります。商品受注や販路確保のお話はもちろん、中古の工業用ミシンや裁断機を提供できるという方もぜひご連絡いただきたいですね(http://wallpaper.fumbaro.org/machine)。 ■win-winの社会的事業の構想 ――現在は、企業の協力を得た雇用創出・就労支援も進んでいるそうですね。 西條 「ふんばろう東日本企業連合」というプラットフォームに各企業さんに参加してもらい、就労支援プロジェクトを進めています。おおまかにいえば、現場ではお金が必要で、地元自治体にはさまざまな補助金が落ちていますが、それをもとに事業をつくるという作業が追いついておらずギャップが生じているので、そこを埋めることで地元に雇用を創出していこうというwin-winの社会的事業の構想です。これからも関心のある企業や自治体の方からご連絡いただければ前向きに対応していきたいと思っています。 ――すべてにおいて無駄がなく、すごくうまくいっているように見えるのですが、今までの失敗談などはあるんですか? 西條 肝心なところはうまくいっていると思うのですが、ひとつひとつのプロジェクトをかたちにしていき、それら全体をマネジメントしていくのは簡単なことではないですよね。立ち消えになってしまった企画もあります。「モバイルトップス」という、被災地で求められる機能性とおしゃれさを兼ね備えた「被災地専用Tシャツ」を作ろうという話になってユニクロさんに持ち掛けたんですが、そのまま夏が過ぎて消えていった(笑)。  もっとも、重要なプロジェクトは確実に成果を上げていますが、それは意識の高いボランティアのみなさんのご尽力の賜物ですね。表には見えないのですが、みなさん仕事が終わってからミーティングに来たり、夜中まで作業されたりと本当にすごいんですよ。「ふんばろう」は、そうした素晴らしい人たちの"気持ち"と"行動"によって成り立っています。 (取材・文=編集部/中編につづく●さいじょう・たけお 1974年、宮城県仙台市生まれ。早稲田大学大学院(MBA)専任講師。専門は心理学や(科学)哲学。「構造構成主義」というメタ理論を体系化。2011年4月に「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を立ち上げ、代表を務めている。Twitter→@saijotakeo●ふんばろう東日本支援プロジェクトhttp://fumbaro.org/
河北新報特別縮刷版 3.11東日本大震災1ヵ月の記録 まだまだこれから。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 「本を通じて何ができるか」凸版印刷・ブックワゴンと仮設住宅のいま 「写真はここで生きていたという証」被災者の思い出を取り戻す、被災写真洗浄ボランティア 【6.11 SHARE FUKUSHIMA】大破したコンビニでチャリティーライブ 被災地"圏内"に響く歌声

前田敦子、板野友美…女に嫌われているAKBメンバーが判明!


maeatu_itano1118.jpg
※画像は左『SHE 特集/前田敦子と「もしドラ」』
『板野友美写真集 TOMOCHIN! !』より
【メンズサイゾーより】  17日発売の「週刊文春」(文藝春秋)に「女が嫌いな女ランキング」が掲載されている。全国の1000人の女性に「嫌いな女」を3人挙げてもらい、1位5点、2位3点、3位1点という形式で集計したものだ。  今年の1位は沢尻エリカ(昨年2位)、2位は和田アキ子(昨年3位)、3位は谷亮子(昨年1位)、4位は久本雅美(昨年4位)。定番の常連が上位を占める中、昨年41位から5位に急上昇したのが、AKB48のエース・前田敦子だ。  沢尻や和田らが同性に嫌われるのは何となく理解できるが......

【PR】副業より確実かも!? "利益"を追求したロト予想ソフトの実力


lotopub_01.gif  長引く不況、年金制度の崩壊、TPP参加をめぐる経済変動。サラリーマンにとって、将来の不安を挙げれば枚挙にいとまがない昨今。いつ自分の会社が倒産するとも知れず、かといって副業で稼ぐほどの技術も時間もない。宝くじでも一発当たれば......と、誰もが考えたくなるもの。  現在の日本で、もっとも高額の宝くじといえば、サマージャンボでも年末ジャンボでもなく、「ロト6」であることはご存知の通り。1~43の数字の組み合わせを予想し、すべてが当選すれば1等賞金1億~4億円と夢は広がるばかりだ。だが、この組み合わせは完全にランダムで弾き出されるため、予想といっても何をどうすればいいのか見当もつかない......。  そんな中、過去の当選番号をもとに当選数字を予測するソフトが話題を集めているという。そのひとつが『ロトディステニー』というソフトだ。難しい操作は一切なし、ネット初心者でも3分あれば予想数字を確認できるWEBツール方式を採用しており、パソコンがなくともネットにアクセスできるデバイスさえあれば使用できる画期的なものだ。  またこの「ロトディスティニー」は利益を出すことを徹底的に追求しており、こちらを2010年8月から2011年11月の期間で実証実験を行ったところ、純利益4,916万円を記録しているのだという。サイトには当選券写真はもちろん、当選確認から換金までの動画までをも公開されていた。  「ロトディスティニー」ではこのシステムを使用し、3等以上当選した場合、専用サイトから報告すると、当選金額から最大10%のキャッシュバックボーナスを実施中だ。さらに現在では、システム購入者にナンバーズ3の予想ソフトまで無料で進呈中。こちらは当選金額こそロト6に劣るが、毎日行われているため、お小遣い稼ぎにはもってこいだろう。  システム購入後も回数無制限の電話・メールサポートが付いているため、アフターサビスも万全とのこと。終わりの見えない不況時代を迎えていると言われるが、日々を楽しく生き抜くためにはほんのちょっとの娯楽も必要ではないだろうか? 「ロトディスティニー」を使い、息抜きするためのお小遣い稼ぎをしてみてはいかが? 『ロトディステニー』

学校ではヒミツの恋、ふたりの時ぐらいはくっついていたいの……

【作品名】『秘密の愛液』 【作者】うえすぎうる子

【作品紹介】 憧れの和兄さまが先生をしている女子校に入学した私。毎日一緒にいられると思ったのに、急に冷たくなった彼――。生徒と恋愛なんてウワサがでたら懲戒免職って釘をさされていたから......? 迷惑になりたくないけど、でも和兄さまの側にいたいの。

【サイゾーウーマンリコメンド】 何がすごいかって、変装シーンが見ものですよ! 深窓の令嬢という設定がウソなんじゃないかっていうぐらい、すっとこどっこいな変装。お嬢さまなのに、ほっかむりなんてどこで覚えて来たのかしら?

ジャニーズの顔見せを禁じたバレーボール、規定改定の焦点だったのは……

sexyzone01.jpg
Sexy Zone公式サイトより

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎嵐、NEWSは許せても
 ジャニーズのチビッコの顔見せ興行をやめたとたん、強豪ブラジルに勝ったりして、なんか調子のいいバレーボール女子日本代表。よかったよかった。試合前に始まるあの意味不明のステージ、外国人選手からは悪評ふんぷんだったろうし、日本選手も恥ずかしいし。フジテレビとジャニーズの都合のためだけに、なぜバレーボールという競技が犠牲になったのか、二度と同じ轍を踏まぬよう「テレビ負の歴史」として後世に残していかなければ。どうでもいいけど、今回、大会側から「規定改定」という重い形でジャニーズに×が出されたのは、あの「セクシーゾーン」ってユニット名のせいじゃないかと思うのだが。「小さい子どもに何つう名前つけてんだ」って、とうとう堪忍袋の緒が切れたんじゃないか。セクシーゾーン......。ここでネタにするの二度目だけど、ジャニーズという「結界」を外したら、ホントありえないネーミングセンスだ。

「精算すべきは"ドン"との関係」"暴力団排除の指針"発表のNHKにモノ申す!

kohaku201111.jpg
第62回NHK紅白歌合戦公式サイトより 
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  NHKが、番組出演者周辺からの暴力団排除の指針を発表したことで、年末の『紅白歌合戦』の出場者の選定が注目されている。だが、NHKに出入りしている筆者の知人の音楽プロモーターは「出場者は去年弾かれたK-POP勢が加わるだけで、例年とたいして変わりませんよ」と言う。  10月1日に東京都で暴力団排除条例が施行される前から、活字メディアでは、過去に暴力団との交際が発覚した芸能人や黒い交際のうわさがある芸能人の名前が飛び交っている。テレビ局が作成したといわれる「BG(ブラック芸能人の略)リスト」まで出回っている。  名前を挙げられた歌手や所属プロは『紅白』出場を控えて、さぞ戦々恐々とした日々を送っているだろうと思われていた。特に、北島三郎をはじめとして演歌勢は、当落に怯えているのではないかと。ところが、前出の音楽プロモーターによると、騒いでいるのはマスコミだけで、本人たちは平然としているという。なぜなら、当局は、暴排条例は過去の暴力団と交際は問わない――つまり"現行犯"以外はお咎めなしという方針だからのようだ。  暴排条例施行前に"黒い交際"のうわさがあった芸能人や所属プロの中には、一時的にせよ、暴力団との交際を断ち切ったり、暴力団側からのアプローチに対しても無視を決め込んだりしている者が多いという。それに対して、暴力団幹部から「こっちから付き合いはゴメンだ」と"絶縁宣言"されている芸能人も多い。  警視庁は暴排条例施行に向けて、芸能人やプロダクションが暴力団へ利益供与を行なっているという点を暗に喧伝している節があった。確かに、昔は興行に暴力団が絡むことで利益を得ていたということはあるだろう。だが、最近は興行で客を呼べる歌手はほとんどいなくなり、また警察の目が厳しいために、そこで暴力団が利益にあずかることは稀だった。暴力団にとって、芸能というシノギは決してうまみのあるものではなくなったのだ。反対に、芸能人が暴力団幹部に金品をもらっいるというのが現実だ。このように、散々、芸能人に利益供与しながら、島田紳助の引退騒動以来、急に煙たがられたとあっては、暴力団側から手を切りたくなるのは当然かもしれない。  話は逸れたが、NHKが暴力団排除の指針を出しても、歌手側としては、痛くも痒くもないということだ。「今は交際していない」と主張する歌手側に対して、それを追及できるほどNHKは腰が据わっているわけでもないし、そもそも、そう簡単に歌手たちを切れないという、これまでの蓄積がある。  何よりも芸能界において問題なのは、暴力団との関係より、テレビ局の制作・編成と芸能プロとの癒着だ。当コラムでも何度も指摘しているように、テレビ局側は特定の芸能プロの接待攻勢にズブズブに浸かっているし、視聴率やスポンサーを獲得できるタレントを抱えている事務所などにはめっぽう弱い。『紅白歌合戦』についてもご多分に漏れず、番組スタッフは、演歌からJポップにまで影響力を持つ「芸能界の実力者」に"毒まんじゅう"を食わされてきており、この実力者の意向を汲んで『紅白』出場者も決まってきた。今年も同じ。簡単にその構図からは抜けられないのだ。  本当にNHKがクリーンさを求めるのなら、まずはこの実力者との関係を見直さないといけない。この実力者こそ、暴力団と深い関係を続けてきた当事者なのだから。そうした意味では、当局もこの実力者を暴力団との「密接交際者」として認定し、公表すれば、芸能界は大きく変わるのではないだろうか。その日は遠くないと、筆者は信じたい。 (文=本多圭)
NHK ニュースの音楽2010 けっこうユルいんです。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 暴排条例の施行でガラ空きの"『紅白』演歌枠" ジャニーズがねじ込まれる!? 紛糾するNHK『紅白』選考! あの大物演歌歌手が出ればマスコミが一斉攻撃か 「狙いはやはり"ドン"とエイベックス!?」暴排条例摘発の本丸は芸能事務所とレコード会社か