予告!サイゾーテレビ【小明の副作用】第34回生放送は3日(木)22時です

少女のような儚さと、にじみ出る何かを備えた希有なアイドルライター小明がお送りするサイゾーテレビ『小明の副作用』第34回生放送は、11月3日(木)の22時より公開となります。もちろん、いつも通りニコ生&Ustreamの二元生中継です。 ●会場はこちら
ニコ生→http://live.nicovideo.jp/gate/lv68080085 Ustream→http://www.ustream.tv/user/cyzo_tv
上は前回分。犬ではなくて、顔です。

戦後日本のソウルフード・ラーメンから現代史を読み解く『ラーメンと愛国』

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『ラーメンと愛国』(講談社)
 やれ家系だ、つけ麺だ、魚介豚骨だといっていた時代もひと昔。「○○ラーメン戦争」「△△ラーメン博」など、各地・各メディアでイベントや特集が組まれ、各店舗は新しいラーメンの創作にしのぎを削っている。1980年代からのラーメンブームはとどまるところを知らず、近年ますます過熱する一方だ。"RAMEN"は世界共通語となり、即席めんの世界総需要は915億食(2009年、日本即席食品工業協会調べ)と、日本食を代表する輸出製品とまでなった。ラーメンは、ノスタルジーを誘う戦後日本のソウルフードであり、世界に誇るナショナル・アイデンティティーであるのだ。  そんなラーメンのソクセキをたどったのが、『ラーメンと愛国』(講談社)。メディア論・都市論などが専門のライター・速水健朗氏が、"日本食"ラーメンの成り立ちと、ラーメンがどのようにして食文化の中核となってきたか、その政治的・文化的背景を描いた一風変わった新書だ。  どこのラーメンがおいしいといったことには一切触れておらず、「アメリカの占領政策としての小麦販促」「日清創業者と工業製品としてのインスタントラーメン」「ラーメンと郷愁」「ご当地ラーメン成立の背景」「なぜラーメン職人は作務衣を着るのか」など、ラーメンを中心とした同心円上の日本文化を多角的に考察している。話題は、マスからコアへ、田中角栄から泉ピン子へと全方位的に振れ、"ラーメン全部乗せ"のような具だくさんの1冊だ。  愛国とは仰々しい単語だが、ラーメンとどういう関係があるのか。一例を挙げると、そのナショナリズムが顕著に見られるのが「作務衣化」である。ラーメン屋のイメージカラーは赤白から紺や黒へ、白い調理服は作務衣へと、かつては中国風の意匠であったものが和風となった。店名も「麺屋○○」のように、今では「ラーメン」とカタカナの看板を下げている方が少ない。店内には「俺たちは今、まさに旅の途中だ」「ラーメンは俺の生き様」などと店主直筆のラーメンポエムが掲げられ、自らの"ラーメン道"を主張するようになった。たかだか100年の歴史しかないものが、国民食となり、ラーメン道となり、中国風の意匠をはぎ取って日本の伝統らしきフェイクで塗り替えられていった時期は、ちょうど日本が中国にアジア1の経済大国の座を奪われた時期と重なる。表層的な模像としての日本回帰、これが本来、職人とは一切関係のない作務衣を着用することに現れている、と速水氏は考察している。  ラーメンと愛国の関係について、本項ではほんの一部分に触れただけである。ぜひ手に取って、ラーメン丼の底をのぞいてみてほしい。ラーメン1杯からこれだけの話が出てくるのかと驚嘆する1冊だ。 (文=平野遼) ・はやみず・けんろう ライター、編集者。コンピュータ誌の編集を経て現在フリーランスとして活動中。専門分野は、メディア論、都市論、ショッピングモール研究(『思想地図β vol.1』ショッピングモール特集の監修)、団地研究(『団地団 ベランダから眺める映画論』大山顕、佐藤大との共著を準備中)など。TBSラジオ『文科系トークラジオLife』にレギュラー出演中。主な著書に『タイアップの歌謡史』(新書y)、『自分探しが止まらない』(ソフトバンク新書)、『ケータイ小説的。――"再ヤンキー化"時代の少女たち』(原書房)など。
ラーメンと愛国 へぇ。 amazon_associate_logo.jpg
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結婚orヘアヌード? 紳助とズブズブの関係を報じられた小林麻耶の今後は……

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※画像:『小林麻耶 2012年 カレンダー』
【メンズサイゾーより】  ほしのあきがジョッキー・三浦皇成と結婚し、熊田曜子が一般男性との熱愛をスクープされ、スザンヌは写真集発売記念イベントで、ソフトバンクホークス・斉藤和巳との交際が順調であると伝えられるなど、8月に引退した島田紳助が寵愛していたとされる女性タレントたちの結婚・熱愛報道が続いている。  これは紳助が、"交際している男性との相談を持ちかけると手を出さない"と言われていたことも関係しているだろう。熊田の熱愛報道はこれを受けての偽装ではないかという疑惑があるほどだ。今まで紳助の子飼いであるかのように報じられていた女性タレントたちが、彼の色を抜くのに躍起になっているなか、紳助とのズブズブの関係を報じられたのが......

ファン、メンバーともに名前が挙がらなかった関ジャニ∞のアノ人

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【ジャニーズ研究会より】

 10月30日放送の『Music Lovers』(日本テレビ系)に5大ドームツアーを控えた関ジャニ∞が出演しました。ミュージシャンのライブとゲストとのトークが行われるこの番組。ゲストは関ジャニ∞と長年親交の深い、宮根誠司でした。「全国ネットやから関西の危険なノリやめろ」と宮根が言えば、メンバーは「よう言うわ」「こっちのセリフやで」。そんな関西ノリ満載のトークを繰り広げていました。

KEIKOと小室、命と愛のツイートのウラで華原朋美が……

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完全復活してレジェンド作ってくれよ!

編集S 心配だわ......。KEIKOが10月24日にくも膜下出血で都内の病院に救急搬送されたでしょ。5時間に及ぶ手術が行われ、一命はとりとめたけど、予断を許さない状況みたいね。

【東京国際アニメ祭2011秋】革命的アニメ『TIGER & BUNNY』大ブレークの種明かし

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 10月27日・28日の2日間にわたって開催された「東京国際アニメ祭2011秋」(主催:経済産業省/一般社団法人日本動画協会、後援:東京都)のレポート第2弾、28日の模様をお届けしよう。  午前中のシンポジウムは「『TIGER & BUNNY』に見るTVアニメの新たな取り組み」。語り手はサンライズの宮河恭夫専務取締役である。ガンダム関連の出版物に度々プロジェクトの仕掛け人として登場する宮河専務、『タイバニ』もグイグイ引っ張っていたが、前評判の低さには若干の不安を抱えていたようだ。大量宣伝をせず、ファンの口コミで拡がった今回のタイバニ人気から得られた知見を、今後の作品におけるファン獲得にも生かせるかと尋ねられると、こう答えた。 「放送前にほとんど宣伝もしていないし話題にもなっていなかったではないか、という質問だと思うんですが、まさにおっしゃる通りで、プレゼンをしたときに『これはイケる』と言ってくれた人はほとんどいませんでした」  MBSの単発深夜、TOKYO MXとBS11でどれだけカバーできるのかといった懐疑的な声が多かったと宮河専務は振り返る。 「原作もなく完全オリジナルということもあり、ネットなどでまったく話題にならなかったので、これはやばいかなと思っていました。しかし、なんとなく口コミで拡がっていくんだろうなという予感はありました。正直に言って、それは狙っていました」  しかし、だからといって露出を抑えたというわけではないと苦笑。これを次の作品でやるかというと、やはり話題になった方がいい、普通に認知されるようにしたい、という。  「離陸は難産だった」と宮河専務も認める出だし低調の『タイバニ』が、なぜ急上昇したのか。いわばその仕込んだ種の種明かしがこのシンポジウムだった。  『タイバニ』といえば、登場キャラクター「ロックバイソン」の実況における呼び方が「牛角さん」で固定されるほどの効果をもたらした番組内スポンサー広告が特徴のひとつだが、出稿希望が殺到したそのわけは、昨秋11月24日の日本経済新聞朝刊に掲出された全国15段カラー広告。「キャラクタープレイスメント協賛社、大募集!!」と銘打ち、派手に行った。現場担当者が上司のおじさんたちを説得しやすいだろう、という読みである。計42種類のパーツに掲出可能な枠が設けられ、個人から大企業まで数十件の問い合わせがあった。  最終的に17社が8人のヒーローに協賛、ペプシが登場キャラクター「ブルーローズ」を用いたCFを制作するに到ったのはご存じの通りである。F1やサッカーや花火と同じ感覚の掲出スタイルが、時代にフィットしたのかもしれない。  問題はこれにツッコミを入れる環境があるかどうか。その点で、Twitterのタイムラインが画面右に流れるUSTREAMをMBS最速で同時ネット配信の舞台に選んだ決断が大きかった。初回のUST総視聴者(ユニークユーザー)数は2,955人。宮河専務も「やはりこのくらいか」と思ったらしいが、第2話では7,903人と急増。第9話で4万人台に突入して4~5万人台と高値安定すると、最終25話では9万3,490人に達した。  東日本大震災後の絆を求める視聴者の心理とも重なり、ファンが一体感を獲得、高揚したのだろうという分析がなされている。  おそらくその通りで、今回の場合は「自分が見つけた、自分が支持する作品」を同じ感覚で共有することの愉悦があったはず。しかも、メジャーになったから離れるということではなく、UST視聴数の伸びを歓迎するTwitterのPostを見ても分かるように、作品の成功≒自分の勝利という、まさにサポーター心理があり、口コミで確かな人気を獲得、土台づくりがうまくいったことが、成功につながったのではないかと思われる。  途中からはTwitterのHOTワードを独占、ソーシャルネットワーク全盛時代にマッチした旬の作品となった。  現在はネットからライブに「共有」の舞台を移しつつある。最終回第25話のライブビューイングは本会場4,800円、ライブビューイング3,000円の有料制だったにもかかわらず、全国85スクリーンで2万3,000人を動員した。地上波3.8%の視聴率とUST配信の9万3,490人を足すと、ひと晩にどれだけ多くのファンが、しかも同時に『タイバニ』を注視していたのかがわかる。11月13日に神奈川県民ホールでおこなわれるライブイベントの動員は本会場4,400人、ライブビューイング3万人を見込んでいる。  普段アニメを見ないドラマ派の視聴者にまで裾野を拡げたいという企画意図は、十分に達成されたようだ。  午後のシンポジウムは「スマートフォンが変える動画の世界」。モバイル動画配信サービス大手、ビデオマーケットの高橋利樹代表取締役が、具体的なスマートフォンの定義から、順を追って動画再生環境の解説を行った。  同社はプレミアムエンコードという技術を有しており、不安定な無線ネットワーク、低ビットレート下でも鮮明な映像を出力する。厳しい環境でも低容量で動画を配信しうることで、モバイル動画配信を現実的なものにしていることになる。  実際に動画配信となる端末の中心はガラケーからスマートフォンに移っている。具体的にはiPhoneやAndroidか。予測では2011年のフィーチャーフォンとスマートフォンの出荷比率はほぼ半々とみられていたが(MM総研調べ)、NTT DoCoMo、au、SoftBank各社の冬春発売モデル内での比率はスマートフォン73%フィーチャーフォン27%となっており、今後はスマートフォンを前提として考えていかなくてはならない。  日本の全世帯のうち3割が単身世帯といわれている。しかし、非単身の複数世帯でも核家族化が進み、3人家族が増えているようだ(平均世帯人数3.12、平成22年国勢調査)。テレビと携帯電話の保有台数はともに概ねひとりにつき一台だという(内閣府消費動向調査、平成23年3月現在)。  では、購入サイクル、保有期間はどうか。テレビは家電化が進み、壊れるまでは買い換えないことから、9.3年という長期保有商品となっている。一方、携帯電話は3.6年。10年単位で考えた場合、テレビよりも携帯電話のほうが市場規模が大きい。テレビ向けの液晶をつくっていた工場が生産品目を携帯電話向けのちいさな液晶ディスプレーに切り替えるなど、フィーチャーフォンからスマートフォンという携帯電話内での変遷だけでなく、テレビから携帯電話という大きな変化があることもわかる。まさしくスマートフォンが動画再生端末の主流になろうとしているのだ(モバイルデータトラフィックは、2,010年の3,004TB/月から、2,015年には101,900TB/月に達すると予想されている、米シスコ社)。  さらに、携帯端末はCPUの集積度や処理能力が一年単位で大幅に向上、また通信環境が太くなり、タブレットも登場して転送容量や表示サイズそのものが大きくなってきていることもあって、いわばテレビの優位性を食い、今後はモバイル端末への移行がますます進んでいくのではないか──という論調だった。  樋口真嗣監督が「寝転がって動画を見るときはiPadで見る」と以前に発言していたが、就寝時にスマートフォンで動画を見ることが当たり前になりつつある現状では、つくり手もスマートフォンが作品を届けるためのチャネルであると自覚し、企画や制作に生かしていく必要があるのではないだろうか。  『TIGER & BUNNY』と合わせ、変わりつつある環境に適応して作品性や流通のスキームを考案するきっかけになる内容のシンポジウムだった。  午後から夕方にかけ、カンファレンス会場では「ご当地アニメの地域振興効果」「声優・音声製作の国際化」と題したカンファレンスが続けて行なわれた。  アニメによる地域振興、アニメの国際化または日本アニメの海外進出、音響・音楽・音声に対する理解は、今年の東京国際アニメ祭でクローズアップされているところ。  「ご当地アニメの地域振興効果」では『耳をすませば』の聖蹟桜ヶ丘、『サマーウォーズ』の上田、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の秩父が、各々町興しの具体例を紹介した。それらの紹介だけで時間を消化してしまい議論には至らなかったが、たまさか聖地に選ばれた側がどういうリアクションを起こすか、あるいはフィルムコミッションの類がどう誘致するかという点での話し合いがもう少し多いとよかったかもしれない。  「声優・音声製作の国際化」は、日本で声優をめざし、あるいは既にプロとしての活動を始めている日本周辺国家出身の声優または声優志望者によるトークセッション的なカンファレンス。ネイティブ並に日本語を操るロシア人、中国人、台湾系アメリカ人、韓国人のバイリンガル、トライリンガルは主に日本アニメへの情熱によって衝き動かされ、日本語を学んだ経緯の持ち主ばかり。日本代表として参加した山口理恵も関西圏出身とあって関東との言葉の違いに苦心した時期があり、共通の心的ベースで体験談を語る様子はトークとして面白かった。  前者の町興しと同じく紹介が大半を占め、異国出身の声優の力をどう生かしていくかという議論としては深まらなかったが、関心を喚起する効果はあったように思う。  今年も地味なシンポジウムやカンファレンスに見るべきものがある催しだった。 (取材・文・写真=後藤勝)
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 1 まさか、見てないの? amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 【東京国際アニメ祭2011秋】「今後も大幅な品質向上は望めない?」中国アニメビジネスの現状 警察まで巻き込み......『あの花』聖地巡礼で盛り上がる秩父市の"仕掛け" スカイハイ回の15話先行上映に湾岸が沸いた『TIGER & BUNNY』初のイベントを緊急レポ!

「MORE」娘がセックスしない理由は「面倒なわりに得るものがほぼない」!?

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「MORE」12月号(集英社)

 今月号の表紙は嵐です。二宮和也が連載を持ち、嵐としても半年に一度の割合で登場する、まさに「MORE」にとって欠かせないアイコン。「ときめき、笑顔、楽しい時間......etc。いつもたくさんの素敵なものを届けてくれる嵐から、MORE読者にスペシャルプレゼント」ということで、気合いの入ったBOOKinBOOK仕様です。ファンの皆様、どうぞ個々にお楽しみください。えっ? 内容ですか? 今回はテーマが「プレゼント」ということで、贈り物にまつわる個別のエピソード、仲良し感満載の集合インタビューという具合です。いやいや手抜きではございませんよ。もうそれぞれのメンバーのパブリックイメージとインタビュー内容が完全に一致ですので、筆者から申し上げることは何も......。二宮さんは脚本家の倉本聰さんを「聰ちゃん」って呼ぶとか、大野さんは「大野さん」と呼ばれるより「おーちゃん」って呼ばれたい派とか、そのくらいでしょうか。でもそんなことも熱心なファンならご存知でしょうしねぇ。先月の木村拓哉さんの"振り返るときはバックミラーを見る時だけ事件"が強烈過ぎたとも言えますが、何はともあれ「嵐」と「MORE」の蜜月だけはしかと心に刻みつけ、今月のラインナップに参りましょう。

『相棒』『科捜研』『DOCTORS』……テレビ朝日、磐石の布陣が光る秋ドラマ徹底検証!【その2】

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テレビ朝日系『相棒season10』公式サイトより
 ドラマをゆっくりと見る時間すらない多忙なあなたの代わりに、「日刊サイゾー」が連ドラを見まくるカインド企画"秋の連ドラ初回レビュー"。  前編では、瞬間最高視聴率25.5%を叩き出したキムタクの祭典『南極大陸』(TBS系)や、大島優子が「あたしなんかバージンなんだから!」と叫ぶ『私が恋愛できない理由』(フジテレビ系)などバラエティー豊かな10作品を紹介。そして後編も、やや地味目な作品は多いものの良作ぞろいの予感♪  はたして放送前からキケンな香りがしていた『妖怪人間ベム』(日本テレビ系)や、超人気シリーズ『相棒』(テレビ朝日系)の初回はどんな様子だったのか。10月18~28日スタートの11作品を、今回も5点満点の5段階評点付きで解説します(以下、放送日時順。視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区)。 ■『謎解きはディナーのあとで』 (フジテレビ系 火曜21:00~/平均視聴率18.1%)  北川景子演じる令嬢にして刑事の麗子が、櫻井翔演じるお抱えの執事に捜査情報をダダ漏れさせて、一緒に殺人事件を解決していく1話完結もの。  北川景子でディナーといえば、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)や、『SMAP×SMAP』(同)で騒動となった彼女の不思議な食べ方。あの光景再び!? と思いきや、劇中でステーキ等のごちそうを前にしても、不自然なほど一口も食わず仕舞い(ちなみに2話では、何か小さなものを一口だけ食べるシーンと、捜査のためにからしを舐めるシーンがあるものの、相変わらずフルコースや、朝食のホットケーキは口に運ばず)。これは"食事シーンNG女優"確定か!?  初回から殺され役が『勇者ヨシヒコと魔王の城』(テレビ東京系)の好演も記憶に新しい木南晴夏という豪華さ。犯人は、木南と浮気していた男の彼女であったが、その殺害動機が「浮気相手(木南)が美人じゃなかったから」という、なんとも成仏できなさそうな悲惨な話であった。 ★評価 [3点] ■『ビターシュガー』 (NHK 火曜22:55~/平均視聴率3.8%)  りょう、和久井映見、鈴木砂羽演じるアラフォー女性3人を中心としたヒューマン・ドラマ。  30分ドラマのためか、初回は登場人物の背景紹介のみで終了。初回からはそんな予感はまったく感じ取れなかったが、番組サイトによると今後ドロ沼の展開が待っているとか。  りょう演じる「結婚できない映画ライター」というキャラが妙にリアルで息苦しくなった(なぜなら、映画ライターや演劇ライターには、実際に独身のおばさんが多いから)。 ★評価 [3点] ■『深夜食堂2』 (TBS系 木曜24:55~/平均視聴率2.5%)  ヤクザやオカマなどさまざまな想いを抱えた人々が集う深夜食堂を舞台に、人情味溢れる大人のストーリーが展開。  小林薫の渋い声や、安田成美の優しい方言に癒やされていると自然とまぶたが......いい意味で眠くなるα波系ドラマ。初回は、フライパンでタコさんウインナーを焼く「ジュ~」という音が心地よく、寝がけに見るには最高だった。  まあ、好きな人は好きだろう。 ★評価 [3点] ■『相棒season10』 (テレビ朝日系 水曜21:00~/平均視聴率19.7%)  毎度高視聴率の大人気シリーズ10作目。初回はゲストに戸田菜穂と大沢樹生を迎え、2時間スペシャルを放送した。  大沢の悪人演技がお見事。刑事訴訟と民事訴訟の違いを理解していないと分かりづらいストーリーではあったが、ドラマ全体に安定感がみなぎっていた。  初回はいつにも増して画が地味だったためか、2時間見終わった後に、終始グレーの画面を見せ続けさせられたような感覚に陥った。この地味さで高視聴率を取れるのだから、視聴者はノリだけでドラマを選んでいないのだと改めて関心させられる。 ★評価 [4点] ■木曜ミステリー『科捜研の女』 (テレビ朝日系 木曜21:00~/平均視聴率17.1%)  沢口靖子にとって、リッツパーティー主催者役と同じくらいのアタリ役となっている法医学研究員役。1999年に第1シリーズが始まり、今回で『相棒』を超える11シリーズ目となる。  一般人では分かりづらい科学調査も、テロップや、沢口による「表皮常在菌を調べてみる! 皮膚の表面にいる菌で、人によって構成が違うの。その構成を分析すれば、個人を特定できるかもしれない! それから、化膿菌も調べてみる!」というような丁寧な説明ゼリフで分かったような気にしてくれるので、ストレスなく見ることができる。  2011年からキャストに加わった風間トオルが最高。演技ももちろんだが、とても49歳とは思えない若々しい姿と、黒さも魅力的。風間トオル見たさにこのドラマを見てもいいくらいだ。 ★評価 [4点] ■金曜ドラマ『専業主婦探偵~私はシャドウ』 (TBS系 金曜22:00~ /平均視聴率12.6%)  漫画『私はシャドウ』(集英社)を深田恭子主演でドラマ化。専業主婦が突然探偵として働くという設定は、同クールの栗山千明主演『秘密諜報員 エリカ』(読売テレビ系)と被ったものの、主役のキャラが正反対。見比べてみるのも面白いかもしれない。  近ごろ、痩せたと話題の深キョン。以前のような爆弾娘感も薄れ、変装姿も美しい。"バカな主婦"というキャラクターも合っていて楽しく見られる。  初回は、深キョンの愛犬・メロンパンナちゃんが出演。初回で愛犬を登場させるあたりも深キョンらしく、深キョンワールド全開のドラマといってもいいだろう。 ★評価 [4点] ■金曜ナイトドラマ『11人もいる!』 (テレビ朝日系 金曜23:15~/平均視聴率11.4%)  宮藤官九郎が脚本を手掛けるホーム・コメディー。大家族という題材も、田辺誠一と光浦靖子が夫婦役といったキャスティングも面白く、さらに広末涼子演じる死んだはずの元ストリッパーの姿が末っ子にだけ見えるというSF要素も加わり、みどころの多い作品。  長男役は、昨年の『オールスター感謝祭』(TBS系)の女っぽい仕草からゲイ疑惑がささやかれるようになった神木隆之介。ゲイバーで働き出す展開に、クドカンの小意地悪さが垣間見れて良かった。  ただ、光浦によるお料理コーナーはいらないような......。末っ子役の加藤清史郎くんが、相変わらず黒い。 ★評価 [4点] ■『妖怪人間ベム』 (日本テレビ系 土曜21:00~/平均視聴率18.9%)  1969年まで放送されていた超有名テレビアニメを実写化。脚本は、大野智主演『怪物くん』(日本テレビ系)と同じ人物が担当。  もはや、ベム役の亀梨和也がどうとか、そういう問題ではない。ドラマ全体が、「はやく人間になりたい」という有名フレーズにがんじがらめになっている印象。アニメ版とは違い、「そんなに人間になりたいなら、日雇いでも何でもいいから働けよ」というツッコミが付きまとうせいか、感情移入するのはなかなか難しい。  ただ、社会不適応者の父親のせいで、草などを食べて暮らす貧乏一家の話として見ると、各シーンが急にグッとくる。  戦闘シーンは、妖怪というよりも着ぐるみショーテイスト。子ども向けの特撮ドラマとして見れば違和感は薄れるかもしれない。 ★評価 [2点] ■『僕とスターの99日』 (フジテレビ系 日曜21:00~/平均視聴率10.2%)  しがない警備員と、韓国人の人気女優の恋愛を描くラブコメ。  「こ、これは......」という言葉しか出てこない脚本。また登場人物たちに魅力がなく、誰にも感情移入したくない。西島秀俊、キム・テヒ、佐々木蔵之介、要潤など、味のある名優たちを起用しているのに、なぜこんなに内容のない茶番に仕上がってしまったのだろうか。  もはやフジが韓流等にしばられるあまりこうなった"裏事情ドラマ"であって欲しい。救いは、キム・テヒの超絶なかわいさだろう。 ★評価 [1点] ■木曜ドラマ9『ランナウェイ~愛する君のために』 (TBS系 木曜21:00~/平均視聴率12.5%)  市原隼人、塚本高史、KAT-TUNの上田竜也、菅田将暉演じる脱獄犯が、逃亡を繰り返しながら北九州から東京を目指すロードムービー的ドラマ。  とにかく俳優陣と制作スタッフの気合いがひしひしと伝わってくる作品。渡哲也が脇役に徹している点も、作品に深みを与えている。  初回は"冤罪""娘の病気""幼児虐待""目の見えない彼女"など、重いキーワードが幾重にも重なっていったが、音楽や編集の効果でなるべく気楽に見られるようにしてくれている点がありがたい。 ★評価 [4点] ■『DOCTORS~最強の名医~』 (テレビ朝日系 木曜21:00~/平均視聴率13.7%)  沢村一樹演じる名医が、患者の命を軽視しているダメ病院に、一石を投じるストーリー。  とにかくキャラクターで魅せるドラマ。主人公が漫画のヒーローの如く魅力的に描かれており、また各医者のダメっぷりや、登場人物一人ひとりの心の動きも丁寧過ぎるほど丁寧に描かれている。  高嶋政伸の絵に描いたような悪役っぷりにワクワク。沢村と高嶋の今後の対決に、期待感を持たせる初回であった。老若男女が安心して楽しめる秀作。 ★評価 [5点] ■フライデードラマNEO『怪盗ロワイヤル』 (TBS系 金曜24:20~/平均視聴率4.2%)  同名のオンラインゲームのドラマ化。松坂桃李、大政絢、福士誠治、2PMのチャンソン演じる4人の怪盗が、お宝を奪い合うストーリー。  同クールには、同じく携帯電話用ゲームを題材とした『"ドラマ"私のホストちゃん~しちにんのホスト~』(テレビ朝日系)もあるが、携帯電話ゲームの普及以上に、おそらく携帯電話ゲーム業界が好調で、スポンサードしやすいという事情があるのだろう。  深い放送時間に対して内容が幼稚気味な点はやや気になるが、今後のチャンソンの活躍次第で化けそうな予感も。初回なのに、意外にも峰竜太のショットから始まりビックリ。 ★評価 [2点]  2回に分けてお送りした"秋の連ドラ初回レビュー"。5点満点は『ここが噂のエル・パラシオ』(テレビ東京系)と、『DOCTORS~最強の名医~』(テレビ朝日系)の2作品という結果になりました。では、また冬ドラマが始まるころに、みなさんとお会いしましょう。さよなら、さよなら。 (文=林タモツ)
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