"3.11"後の新しい映画モデルとなるか『劇場版 神聖かまってちゃん』の挑戦

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彼氏がきっかけで"神聖かまってちゃん"にハマる高校生の美知子(二階堂ふみ)。
『ガマの油』(09)でヒロインを演じた新進女優だ。
(c)2011『劇場版 神聖かまってちゃん』製作委員会
 ネット配信時代のカリスマバンド・神聖かまってちゃんをフィーチャリングした新感覚の群像劇『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』が現在、渋谷シネクイント、下北沢トリウッド、ポレポレ東中野で公開中だ。ドラマ部分の撮影は、わずか10日間。そのうち神聖かまってちゃんのメンバーの撮影は3日間のみ。『SRサイタマノラッパー』(09)でインディーズ映画ならではの闘い方を示した入江悠監督が、メジャー系の監督なら匙を投げてしまうようなタイトなスケジュールの中で映画化してみせた。脚本は18稿に及び、1~2月に撮影。3月28日に完成し、31日に初号&完成披露試写、4月1日にシネクイントにて先行上映、4月2日から一般公開という怒濤の早業で、昨年メジャーデビューを遂げた神聖かまってちゃんの孕む熱気をそのまま映画に取り込んでいる。  映画『ロックンロールは鳴り止まないっ』は音楽ドキュメンタリーではなく、神聖かまってちゃんというリアルな存在を含んだ劇映画だ。かまってちゃんのライブ1週間前から物語は始まる。プロの棋士を目指す高校生の美知子(二階堂ふみ)は兄が自室に引きこもり、両親は美知子に大学進学を強要するなど家庭内はぎくしゃくしている。そんなとき、彼氏からかまってちゃんのライブに誘われ、予習用にとCDを渡される。付き合いで何となく聴き始めた美知子だが、やがてかまってちゃんの曲は将棋盤上で日々闘う美知子の心のテーマソングとなっていく。ところがライブの日は、将棋のアマ王座決定戦と被ることが発覚。彼氏との約束か、自分の夢への第一歩かで、美知子の心は大きく揺れる。  一方、かおり(森下くるみ)はショーパブでダンサーとして働くシングルマザー。ひとり息子の涼太(坂本達哉)はかまってちゃんの「芋虫さん」の動画にハマっており、幼稚園でもノートパソコンを手離さない。幼稚園のお友達たちも「死にたいな~、生きたいな~♪」と「芋虫さん」の歌詞を涼太と一緒に口ずさむようになったことから、かおりは幼稚園の園長から厳重注意を受ける。仕事と子育てで、かおりの頭と体はパニック寸前だ。
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"神聖かまってちゃん"のボーカル・の子。
過去のイジメ体験や未来への不安を率直に歌い、
非リア充な人々に絶大な人気を誇る。
 そしてもうひとりの主人公が、かまってちゃんのインディーズ時代からのマネジャーであるツルギ(劔樹人本人)。音楽業界30年のベテランプロデューサー(堀部圭亮)から、かまってちゃんの代表曲「ロックンロールは鳴り止まないっ」を引きこもりへの応援ソングとしてキャンペーン用にアレンジし、大々的に売り出していこうと持ち掛けられ、ツルギは大いに悩む。応援ソングに使われれば、CDの売上げは100万枚、武道館でのライブも確実、年末には『紅白歌合戦』にも出場できるという。すでに、キャンペーン用のポスター案まで大手広告代理店によって作られている。ツルギはキャンペーンの件は伏せて、かまってちゃんのメンバー、mono、ちばぎん、みさこに相談すると、「そりゃ、武道館でライブしてみたいですよ」「CD100万枚売れれば、いいですよね」と率直な答えが返ってくる。でもねぇ、キャンペーン用に分かりやすい歌詞に変え、聴きやすくアレンジして大ヒットさせることが、果たしてかまってちゃん的な幸せなのか? ツルギは悩み続ける。そしてライブ当日、美知子、かおり、涼太、ツルギは、それぞれ違った立ち位置から、かまってちゃんと向き合うことになる。  ライブハウスのステージ上では、かまってちゃんのボーカル・の子が「ロックンロールは鳴り止まないっ」を絶唱する。2010年9月に渋谷AXで行なわれた伝説のライブだ。高校生の美知子にとってのビートルズやセックスピストルズとは何か? シングルマザーのかおりにとってのロックンロールとは? 涼太ら幼稚園児にとってのdo daとは? そして、音楽業界で生きるツルギにとってのかまってちゃんとは? それぞれの心の中で「ロックンロールは鳴り止まないっ」が響き渡る。
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昼は清掃員、夜はショーパブで働くシングル
マザーのかおり(森下くるみ)。いつまで
体を張って働けるのか、不安を隠せない。
 映画『ロックンロールは鳴り止まないっ』のプロデューサーのひとりである大槻貴宏氏は、都内のミニシアター、下北沢トリウッドとポレポレ東中野の支配人でもある。公開初日の前夜である4月1日にはシネクイントでの先行上映と共に、ニコニコ動画での有料配信も行なった(先行上映と有料配信の収益は、東日本大震災の義援金に充てられる)。動画配信は大槻支配人が強くプッシュしたそうだ。従来の映画は、劇場公開の後、一定期間を置いてからDVD化なりネット配信されるものだったが、今回はまず動画配信し、劇場公開するという逆パターンに挑んだことになる。ニコニコ動画やYouTubeから人気に火がついた神聖かまってちゃんだからこその試みだ。  「ネット配信することで、劇場に足を運ぶお客さんは減る可能性はあります。でも中には、やっぱり映画館のスクリーンで見たいという熱心なファンもいれば、客席で他の人たちと一緒になって見ることで映画の面白さを知る若いファンもいると思うんです」と大槻支配人は語る。今回の試みは、「映画館=映画を上映する場所」という固定観念から、「映画館=情報を発信する場所」と改めて定義づけし直したことになる。大槻支配人はさらに言う。「ミニシアターブームは90年代で終わり、ミニシアターは従来の意味での役割はすでに終えたのかもしれません。でも、いつまでも過去を振り向いていられない。新しい時代に向かって進んでいかないとね」  4月1日に予定されていた神聖かまってちゃんの両国国技館でのワンマンライブが震災の影響で中止になったこともあり、映画も公開を延期し、きちんとプロモーションをやった上で上映したほうがいいのではという声もスタッフから出ていたそうだ。でも、映画『ロックンロールは鳴り止まないっ』は"3.11"直後の今、公開する意味のある作品だろう。"3.11"はそれまでの常識やシステムがもう通用しないことに薄々気づいていながらも無難にやり過ごそうとしていた日本人の受け身の思考を粉々に打ち砕いた。今までのスタイルにしがみついていては、明日は見えてこないし、今日を生きていけない。自分にとって本当に大切なものは何か? 自分の心を心底震わせてくれるものは何か? 映画『ロックンロールは鳴り止まないっ』は極ごくシンプルなテーマを投げ掛けてくる。 (文=長野辰次) ●『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』 監督・脚本・編集/入江悠 劇中歌・主題歌/神聖かまってちゃん 出演/二階堂ふみ、森下くるみ、宇治清高、三浦由衣、坂本達哉(子役)、劔樹人、野間口徹、堀部圭亮、神聖かまってちゃん(の子、mono、ちばぎん、みさこ) 配給/SPOTTED PRODUCTION 4月2日より渋谷シネクイント、ポレポレ東中野、下北沢トリウッドほか全国順次公開中 <http://www.kamattechan-movie.com>
つまんね そっか。 amazon_associate_logo.jpg
●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第112回]マスコミが讃えた"楽園"のその後、ひとりの少女の成長記録『愛しきソナ』 [第111回]閉鎖的な"村社会"をブチ破ったれ! 韓流サバイバル劇『ビー・デビル』 [第110回]"粋"を愛したフランスの伯父さん J・タチ主演『イリュージョニスト』 [第109回]自分にとって家族は敵か、味方か? オスカー2冠受賞『ザ・ファイター』 [第108回]コーエン兄弟『トゥルー・グリット』40年で変化した"米国のヒーロー像" [第107回]ジョニー・デップが愛した"極道記者" 『GONZO』奇人がスターだった時代 [第106回] 巨匠イーストウッド監督の異色作! "あの世"はあるか?『ヒア アフター』 [第105回] キレ味、喉ごしが違うアクション! 黒帯美少女の"涙拳"が炸裂『KG』 [第104回] 高齢化するニートはどこに行くのか? "戸塚校長"のその後『平成ジレンマ』 [第103回]堀北真希&高良健吾主演作『白夜行』闇に生きる"影男"の密やかなる喜び [第102回]園子温の劇薬ムービー『冷たい熱帯魚』"救いのない結末"という名の救い [第101回] NHKが放映しない"裏プロジェクトX" AV界のカリスマ監督『YOYOCHU』 [第100回]エロスとタブーを交配した"至高の美女" 禁断のサイエンスホラー『スプライス』 [第99回]2010年に活躍した女優を勝手に表彰! 満島ひかりに"面倒くさい女"大賞を [第98回]大人だって"ドラえもん"にいて欲しい 残念男の逆転劇『エリックを探して』 [第97回]平凡な高校生デイヴは2度変身する!原点回帰のヒーロー『キック・アス』 [第96回]村上春樹の超絶ベストセラーの映画化『ノルウェイの森』はどこにある? [第95回]実在した"奇妙な高額バイト"の顛末 心理サスペンス『エクスペリメント』 [第94回]"アル中"カメラマンの泣き笑い人生『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』 [第93回]朝ドラと異なる映画『ゲゲゲの女房』ゴールなき"貧乏耐久"2人3脚走 [第92回]バラエティーでの実績は通用するか? テリー伊藤の初監督作『10億円稼ぐ』 [第91回] 不謹慎なる社会派エンタテイメント『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』 [第90回]"世界のナベアツ"大阪府知事に就任! 政治コメディ『さらば愛しの大統領』 [第89回]自分の恋愛もプロデュースする女優、ドリュー・バリモア主演『遠距離恋愛』 [第88回]スタローンが立ち上げた"筋肉共和国"男たちの祭典『エクスペンダブルズ』 [第87回]元"おはガール"安藤聖の再起動ドラマ 就職氷河期を生きる『バカがウラヤマシイ』 [第86回]マイノリティーは"理想郷"を目指す。筒井文学の金字塔『七瀬ふたたび』 [第85回]清純派・佐藤寛子が美しく"変態"! 官能サスペンス『ヌードの夜──』 [第84回]死を意識して、ギラギラ輝く男たち! 三池節、大バクハツ『十三人の刺客』 [第83回] 女を食い物にする男どもは全員処刑! モダン社会の闇を暴く『ミレニアム』 [第82回] "企画AV女優"たちの青春残酷物語 性なる鎮魂劇『名前のない女たち』 [第81回]猫を見れば、人間社会が見えてくる! 世界の人気猫大集合『ネコを探して』 [第80回]原恵一監督の新作は辛口ファンタジー 退屈な"日常生活"を彩る『カラフル』 [第79回]米軍に実在した"超能力部隊"の真実!? ムー民、必見『ヤギと男と男と壁と』 [第78回]戦場から帰還した夫は"芋虫男"だった! ヤクザ監督の反戦映画『キャタピラー』 [第77回] 白ユリの花開くガールズの妖しい世界 H系ホラー『ジェニファーズ・ボディ』 [第76回] 爽やか系青春ゾンビ映画にホロリ......夏休みは『ゾンビランド』に集結せよ [第75回] "生きる"とは"見苦しい"ということ 藤沢周平の時代活劇『必死剣 鳥刺し』 [第74回]初恋の美少女は200歳の吸血鬼だった! 北欧産のホラー映画『ぼくのエリ』 [第73回] "三億円事件"の真相を解き明かす! 桜タブーに挑んだ『ロストクライム』 [第72回/特別編] 上映反対で揺れる問題作『ザ・コーヴ』"渦中の人"リック・オバリー氏の主張 [第71回] 女子にモテモテになる方法、教えます。軟派少年の実話物語『ソフトボーイ』 [第70回] 下町育ちの"北野少年"が見た現代社会 人間同士の食物連鎖『アウトレイジ』 [第69回] "リアルと虚構の狭間"を生きる男、アントニオ猪木初主演作『アカシア』 [第68回] ヒーローも神もいない現代社会の惨劇 井筒監督の問題作『ヒーローショー』 [第67回] アイドルが地獄で微笑む『戦闘少女』ギャグ×血しぶき×殺陣の特盛り丼! [第66回]アナーキーな"社歌"で生産性アップ! 満島ひかり大進撃『川の底からこんにちは』 [第65回]超ヘビー級なシリアス劇『プレシャス』"家族"という名の地獄から脱出せよ [第64回]乱れ咲く"悪の華"ゼブラクイーン! 仲里依紗が過激変身『ゼブラーマン2』 [第63回] オタク王が見出した"夢と現実"の接点 ティム・バートン監督作『アリス──』 [第62回] バッドテイストな感動作『第9地区』 アナタはエビ人間とお友達になれるか? [第61回]スコセッシ監督の犯罪アトラクション『シャッターアイランド』へようこそ! [第60回]宮崎あおいの"映画代表作"が誕生! 毒を呑んでも生き続けよ『ソラニン』 [第59回]"おっぱいアート"は世界を救えるか? 母乳戦士の記録『桃色のジャンヌ・ダルク』 [第58回]現代に甦った"梶原一騎ワールド"韓流ステゴロ映画『息もできない』 [第57回]命知らずの変態レポーター、中東へ! 史上最大のどっきり?『ブルーノ』 [第56回]仲里依紗がアニメから実写へと跳躍! 母娘2代の時空旅行『時をかける少女』 [第55回]ビグロー監督はキャメロンより硬派! 人間爆弾の恐怖『ハート・ロッカー』 [第54回] "空気を読む"若者の悲劇『パレード』楽しいルームシェア生活の行き先は? [第53回]社会の"生け贄"に選ばれた男の逃亡劇 堺雅人主演『ゴールデンスランバー』 [第52回]『男はつらいよ』の別エンディング? "寅さん"の最期を描く『おとうと』 [第51回]ひとり相撲なら無敵のチャンピオン! 童貞暴走劇『ボーイズ・オン・ザ・ラン』 [第50回]ヒース・レジャーが最後に見た夢の世界 理想と欲望が渦巻く『Dr.パルナサスの鏡』 [第49回]トニー・ジャーは本気なんジャー! CGなしの狂乱劇再び『マッハ!弐』 [第48回]全米"オシャレ番長"ズーイー、見参! 草食系に捧ぐ『(500日)のサマー』 [第47回]市川崑監督&水谷豊"幻の名作"『幸福』28年の歳月を経て、初のパッケージ化 [第46回]押井守監督、大いなる方向転換か? 黒木メイサ主演『アサルトガールズ』 [第45回]ドラッグ漬けの芸能関係者必見!"神の子"の復活を追う『マラドーナ』 [第44回] 暴走する"システム"が止まらない! マイケル・ムーア監督『キャピタリズム』 [第43回]"人は二度死ぬ"という独自の死生観『ガマの油』役所広司の監督ぶりは? [第42回]誰もが共感、あるあるコメディー! 2ちゃんねる発『ブラック会社』 [第41回]タラとブラピが組むと、こーなった!! 戦争奇談『イングロリアス・バスターズ』 [第40回]"涅槃の境地"のラストシーンに唖然! 引退を賭けた角川春樹監督『笑う警官』 [第39回]伝説の男・松田優作は今も生きている 20回忌ドキュメント『SOUL RED』 [第38回]海より深い"ドメスティック・ラブ"ポン・ジュノ監督『母なる証明』 [第37回]チャン・ツィイーが放つフェロモン爆撃 悪女注意報発令せり!『ホースメン』 [第36回]『ソウ』の監督が放つ激痛バイオレンス やりすぎベーコン!『狼の死刑宣告』 [第35回]"負け組人生"から抜け出したい!! 藤原竜也主演『カイジ 人生逆転ゲーム』 [第34回]2兆円ペット産業の"開かずの間"に迫る ドキュメンタリー『犬と猫と人間と』 [第33回]"女神降臨"ペ・ドゥナの裸体が神々しい 空っぽな心に響く都市の寓話『空気人形』 [第32回]電気仕掛けのパンティをはくヒロイン R15コメディ『男と女の不都合な真実』 [第31回]萩原健一、松方弘樹の助演陣が過剰すぎ! 小栗旬主演の時代活劇『TAJOMARU』 [第30回]松本人志監督・主演第2作『しんぼる』 閉塞状況の中で踊り続ける男の悲喜劇 [第29回]シビアな現実を商品化してしまう才女、西原理恵子の自叙伝『女の子ものがたり』 [第28回]"おねマス"のマッコイ斉藤プレゼンツ 不謹慎さが爆笑を呼ぶ『上島ジェーン』 [第27回]究極料理を超えた"極地料理"に舌鼓! 納涼&グルメ映画『南極料理人』 [第26回]ハチは"失われた少年時代"のアイコン  ハリウッド版『HACHI』に涙腺崩壊! [第25回]白熱! 女同士のゴツゴツエゴバトル 金子修介監督の歌曲劇『プライド』 [第24回]悪意と善意が反転する"仮想空間"細田守監督『サマーウォーズ』 [第23回]沖縄に"精霊が暮らす楽園"があった! 中江裕司監督『真夏の夜の夢』 [第22回]"最強のライブバンド"の底力発揮! ストーンズ『シャイン・ア・ライト』 [第21回]身長15mの"巨大娘"に抱かれたい! 3Dアニメ『モンスターvsエイリアン』 [第20回]ウディ・アレンのヨハンソンいじりが冴え渡る!『それでも恋するバルセロナ』 [第19回]ケイト姐さんが"DTハンター"に! オスカー受賞の官能作『愛を読むひと』 [第18回]1万枚の段ボールで建てた"夢の砦"男のロマンここにあり『築城せよ!』 [第17回]地獄から甦った男のセミドキュメント ミッキー・ローク『レスラー』 [第16回]人生がちょっぴり楽しくなる特効薬 三木聡"脱力"劇場『インスタント沼』 [第15回]"裁判員制度"が始まる今こそ注目 死刑執行を克明に再現した『休暇』 [第14回]生傷美少女の危険な足技に痺れたい! タイ発『チョコレート・ファイター』 [第13回]風俗嬢を狙う快楽殺人鬼の恐怖! 極限の韓流映画『チェイサー』 [第12回]お姫様のハートを盗んだ男の悲哀 紀里谷監督の歴史奇談『GOEMON』 [第11回]美人女優は"下ネタ"でこそ輝く! ファレリー兄弟『ライラにお手あげ』 [第10回]ジャッキー・チェンの"暗黒面"? 中国で上映禁止『新宿インシデント』 [第9回]胸の谷間に"桃源郷"を見た! 綾瀬はるか『おっぱいバレー』 [第8回]"都市伝説"は映画と結びつく 白石晃士監督『オカルト』『テケテケ』 [第7回]少女たちの壮絶サバイバル!楳図かずおワールド『赤んぼ少女』 [第6回]派遣の"叫び"がこだまする現代版蟹工船『遭難フリーター』 [第5回]三池崇史監督『ヤッターマン』で深田恭子が"倒錯美"の世界へ [第4回]フランス、中国、日本......世界各国のタブーを暴いた劇映画続々 [第3回]水野晴郎の遺作『ギララの逆襲』岡山弁で語った最後の台詞は...... [第2回]『チェンジリング』そしてイーストウッドは"映画の神様"となった [第1回]堤幸彦版『20世紀少年』に漂うフェイクならではの哀愁と美学

事件を見に行く「情報商材」2

錦糸町駅から4分ほどの場所に目的地はあったが、収益を上げている組織のはずなのに、いささか古びた佇まいのビルに驚く――前回の記事 テナント一覧には「モンスターインセンティブ」の名称は無く、6階にサプリの会社の株式会社ホームを見つけることが出来た。以下は、「株式会社ホーム」のIという20歳代の小柄な若者との対話である。「ここは、松本圭太さんが運営する“モンスターインセンティブ”ではありませんか?住所はここになっていますが」「あぁ、“モンスターインセンティブ”は取引先のライターさんの会社です。住所を貸しているだけです」「松本さんに連絡を取っていただけませんか?」「(慌てて)連絡先は分かりません」

“攘夷”の人と飲んできた ~都知事選ふるかわ圭吾候補~

3月24日に東京都知事選が告示され、最終的に11名の候補者で争う事が確定した。
毎年ユニークな候補者が出揃う事で知られる都知事選だが、今回の候補者の中にもかなりインパクトのある人を見かけたのでご紹介したい。攘夷である。実に清清しい。「東京から日本を立ち上げる」などといったキャッチコピーが貼られている中で、イメージはどうであれこの二文字が与えるインパクトは相当すごい。顔写真すら無いんだもの。「一体どんな奴やねん」と思い、家に帰ってからネットで検索をかけてみるとご本人のブログがヒットしました。ちなみにこれが古川候補ご本人のブログ。

被災した動物達 を読んで・・・

いつも読ませていただいています。東京在住のTINAと申します。被災地のペット救済に関し、現状では、行政と連携しペット救済本部をたちあげている組織(財団法人日本動物愛護協会 ●社団法人日本動物福祉協会 他)や、民間の団体、個人グループ、個人、とたくさんの日本全国の方が被災地を訪れ、傷ついた犬や猫を保護しています。土曜日、私の親しい知人も個人で南相馬町へ入り、犬2匹と猫1匹を保護して帰って来ました。その際に、被災し、ペットの行方を捜している飼い主と話をしたそうです。その人は、「津波の混乱の中、やむを得ずペットを連れていけなかった飼い主がたくさんいる。行方不明のペットを探し続けている人もたくさんいる。そんな中、ペット救済の人々が次々と動物を連れて行く現状がある。

EXILEと行くカラオケ!ちょっぴり危険なプレゼントとは

「ネスミスがカラオケでEXILEの歌をホンキで熱唱してました」実はEXILEの中でも歌唱力No.1と言われているネスミスが、カラオケで持ち歌を披露することがあるようだ。EXILEのメンバーだけに一応は本人歌唱ということで、聴けた人はかなりラッキー!……なハズが、ネスミスと何度か遊んだことがあるという情報提供者によれば、どうやらそれは迷惑行為だという。「ネスミスは酒とカラオケが大好き。で、シラフでも酔ってても常にホンキで歌ってるんですが、マイクを離さない」ブルーハーツにイエロー・モンキーに山根康広にEXILEに……。時にはプライベートでも仲の良い、唄人羽の安岡信一とのコラボで『奇跡の地球』(桑田佳祐&Mr.Children)を熱唱することもあるらしい。

「感じちゃったの…」 ある女性の哀しみの依頼

あれは、ちょうど3年前の冬だった。私はある中年不倫カップルの浮気旅行の調査をしていた。依頼者は対象となっている中年男性の妻である。色白でややおっとりとした顔付きの依頼者であったが、その目は殺気立っていた。依頼者の夫は『出張に行く』と言っていたが『絶対に不倫旅行をする』と感じたらしい。それで私に『夫の浮気の証拠を掴んで下さい』と依頼してきたわけだ。問題の出張日。対象の中年男性は浮気相手の地味めな女性と共に仙台空港に現れた。女の勘は鋭い。依頼者の予言は現実のものとなったわけである。彼らは仙台空港から新千歳空港へ飛び、そこから女満別空港に飛んだ。私も調査の為、一緒の便で飛んでいった。
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『家電が99%OFFで買えるサイト』の、裏(カラクリ)

半年くらい前に流行った『家電が99%OFFで買えるサイト』を覚えているだろうか。※こういうサイト…いわゆるペニーオークションである。ブームになったが、インチキ入札をする詐欺サイトも多く存在し、すぐに飽きられてしまった。その後、ほとんどのサイトが閉鎖してしまったのだが……ここにきてひとつ、面白い情報をキャッチした。これは物欲探偵だけのスクープであり、有効活用すれば絶対に得する情報なので、ぜひとも最後までお読み頂きたい。なんと、いまさらオープンしたペニーオークションサイトがある。※スマイルチケットというサイト。これが、ぜんぜん人がおらず、ほとんどの商品が1円~20円で落札されている。※閑古鳥が鳴いている。

ダーロンとジュンさんの出会い

ダーロンも何年か前から上海には行ったりきたりするようになっていた 多い時は毎月のように、少ないときには1年に2回くらい 貿易をしながら、時には、ツアーや企業のアテンドも行った しかし、中国にちゃんと根を下ろして情報収集したり、現地と交流したりしないと、大きな発展は望めないと思っていた 本格的に根を下ろそうと考えていた矢先、サブプライムとリーマンショックの影響を受け、段々と業績は悪化して行き、遂には資金も仕事も失った 友達と何とか盛り返そうと現地法人を設立したが、資金力が無い だから、現地に続けて滞在することが出来ない スタッフを置くことも出来ない ただ事務所経費と会社の維持費だけが流れだしていった

地震でも停電でもキャンセル不可! 外国人男性との婚活パーティに潜入

――「踊る阿呆に見る阿呆、同じアホなら踊らにゃ損々」と言うけれど、どうせ同じなら「見るだけ」の方がだんぜん楽でしょ! ということで、日本中、いえ世界中の「変な大会」をナナメ切り。参加者、観客まで余すことなくウォッチング。

 先日の「婚活雪かきボランティア」が予想以上にしょっぱかったおかげで、俄然婚活に前のめりになった。次は、「男性は医者限定」のパーティとかに行ってみたい。しかし悲しいことに、「男は医師限定」パーティには女28歳までと年齢制限があったり、女性の参加費1万5,000円(男は1,000円なのに)であったりと、本気じゃないと敷居が高い場合が多かった。まあ敷居が高いどころか、まず年齢で参加資格すら喪失してんですが。

自粛ムードの中、"二股疑惑"の神田正輝が長谷川理恵と堂々銀座デート

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石原プロモーション公式サイトより
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  東日本大震災の影響で、芸能界も自粛ムードに覆われている。銀座や六本木、それに西麻布界隈などでは、芸能人が遊んでいるという目撃情報が聞こえない。  そんな中、プライベートでビートたけしに会う機会があった。たけしは開口一番、「この非常時に、ゴルフや豪華なレストランで食事をする心境にはならないよ。見つかったら何を言われるか分からないし」とジョークを飛ばしながら、筆者に「オイラのディレクターズチェアを被災地のためのチャリティーオークションに出品したんだ」と打ち明けてくれた。  ものまねタレントのコロッケが、被災地を慰問。被災者を芸で励ましたが、たけしは震災直後、「被災地に笑いを届けたいという人たちもいるが、それは妄言だ。安心して食べて寝られるようになってから、人はやっと心から笑えるんだ」と語っていた。被災地支援に関しては、たけし流のスタンスを持っている。思い入れが大きいはずのディレクターズチェアをオークションに出すというのも、彼なりのスタンスの表れだろう。  北野武監督としての作品は、1989年の初監督を務めた『その男、凶暴につき』から、昨年6月に公開されて『座頭市』(03年)に続く興業配収を記録した『アウトレイジ』まで15作品。作品ごとにディレクターズチェアがあり、それぞれに作品名が刻まれているという。中でも、97年にベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した『HANA-BI』で使用した記念すべきディレクターズチェアは、ファン垂涎の品と言えるだろう。すべてが高額な値段で落札されて、被災地の一助になることを期待したい。  そのほか、ミュージシャンや俳優、タレントのチャリティー活動も活発化している。そんな中、震災の影響でゴーストタウン化している夜の銀座で神田正輝と長谷川理恵のデートが目撃されたと聞いて、耳を疑った。2人は、昨年5月に番組共演がキッカケで交際に発展。11月には、長谷川が神田の自宅マンションに泊まったことが女性誌に報じられて熱愛が発覚した。明けて1月の石原プロモーションの新年会で舘ひろしにからかわれながらも、神田は長谷川との交際を認めた。一方、長谷川が報道陣の「プロポーズされたら?」という質問に、「すてきです」と答えたことで、結婚秒読みと言われている。  昨年12月に還暦を迎えた神田にとっては、わが世の春のような毎日で浮かれた気分なのは理解できるが、まさかこのご時世に人目につきやすい銀座で長谷川とデートとは耳を疑ってしまう。自分たちを見てくれとアピールしているようなものだ。ましてや、神田は銀座では"隠れた夜の帝王"と呼ばれている有名人。銀座の老舗クラブ「T」のJ子ママとは夫婦同然の関係だと言われ、銀座のクラブ関係者の間では「まだ、2人は切れていない」という二股疑惑もくすぶっている。  そんな神田と長谷川のデート情報は、3月24日に筆者行きつけの銀座の飲食店の従業員からもたらされた。目撃時間は朝6時ごろだという。知り合いのポーターにも確認したが「確かに24日の12時ごろに、神田は女性と歩いてましたよ。相手が長谷川理恵だということは、すぐ分かりましたよ」と言う。  もちろん、デートがいけないのではない。堂々とデートしてくれるなんて、芸能マスコミとしてはありがたいくらいだろう。だが、老婆心ながら、タレントはイメージ商売だし、社会への影響力も小さくない。他のタレントが社会の先頭に立ってチャリティー活動にいそしむ中、2人は銀座で楽しくデートなんてところを写真誌にでも報じられれば、少なからず世間の反発を買うのは必至。社会全体の行き過ぎた自粛ムードは正直いかがなものかと思うが、注目される存在だからこその"わきまえ"が、有名タレントには求めらているはずだ。 (文=本多圭)
さまよえる脳髄 正輝ったら♪ amazon_associate_logo.jpg
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