バイク売ります。

先日、スカイプ経由で一つの画像が送られてきた。それがこれ。誰かと思ったら、上海でお世話になっていた20歳の女の子だった。お世話っていっても夜のお世話じゃないからなw 何でも、彼女の親戚がバイク屋を経営しており、alibabaで国外へ売り込んでいるらしい。アメリカなどには実績があるらしく、今度日本での売り込みを考えているようだ。その事を聞いた彼女は、とりあえず知り合いの僕のところに連絡してきたとの事。あまりにも情報が少ない為、もうすぐ細かい内容(在庫、単価)を送ってくれと伝えた。来週中には届くと思う。先方(中国側)は日本人のパートナーを探しています。更に売り込むための資金は出すと言っています。

スタートから終わりまですべてが不安過ぎる、今話題の「雪かき婚活イベント」

――「踊る阿呆に見る阿呆、同じアホなら踊らにゃ損々」と言うけれど、どうせ同じなら「見るだけ」の方がだんぜん楽でしょ! ということで、日本中、いえ世界中の「変な大会」をナナメ切り。参加者、観客まで余すことなくウォッチング。

 婚活イベントというものはたいていは、合コンパーティーの体裁が多い。その中で珍しいものを発見した。「豪雪地に雪かきボランティアをしに行こう!」というものである。しかもこの婚活イベントを開催しているのは、婚活支援をしている「NPO ●●」という団体。4,000円と値段も安価で安心。何しろNPOだから。会費を回収すべくギラギラと相手を見定める婚活パーティとは違い、素朴にボランティア活動に精を出す男女が集うこのイベント、こればかりは見てるだけではアホでしょう! というわけで、今回はやってみることにした。

二郎とマラソンは"似て蝶"!? 生粋のジロリアンが語るラーメン二郎の経営学

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多いときには月20杯、二郎のラーメンを食べるという、
筋金入りのジロリアン・牧田氏。
 ラーメン狂がお気に入りの店を語るときは、得てしてアツく前のめりになりがち。中でも、"ラーメン二郎"をこよなく愛する人々の、傾倒ぶりときたらない。皆さんの周囲にも、ラーメン二郎をソウルフードにしている"ジロリアン"がいるのではないだろうか。  信州大学経営大学院で教鞭をとる、経営学者の牧田幸裕さんも、そんなジロリアンのひとり。二郎好きが高じて、書籍『ラーメン二郎にまなぶ経営学』(東洋経済新報社)まで出してしまったのだ。そんな牧田氏に溢れんばかりの二郎愛を語ってもらった。 ――"ラーメン二郎"と"経営学"とは唐突ですね? 牧田幸裕氏(以下、牧田) いえ、実はラーメン二郎は経営学を解説するのに非常に良いモデルなんです。一般的に商売のやり方は、お客様を広く薄く取るか、もしくは、狭く深く取るか、の大きく分けて2つ。後者を経営学では"差別化"と言います。二郎は、この"差別化"に成功しているいいケースなんですよ。二郎を使って、差別化の説明をすれば、経営学に慣れ親しんでない方々にも入りやすいのではないか、と思って書きました。 ――経営学の本というよりは、二郎の素晴らしさをあの手この手で説かれているようで、牧田さんの愛情がひしひしと伝わってきました。 牧田 光栄です。本の執筆のときは、まず二郎を食べに行き、その高いテンションのまま書いていました。そうすると、ついつい暑苦しい文章になってしまうんですが(笑)。執筆時は月に20杯は二郎を食べていたので、まさに"ロイヤル・ジロリアン"(=牧田氏の造語。月に20杯、年間で約20万円を二郎につぎこむ人の意)でした。 ――それほどまでに愛する二郎との、出会いのきっかけとは? 牧田 社会人1年目、全然自分の力が通用しなくて、自信を失っていたんです。そのときにふらっと入ったラーメン屋が二郎だった。二郎のことを何も知らずに大盛りを頼んだら、とんでもない大きさのラーメンが出てきて、僕はラーメンにすら勝てないのか、と思ったんです。ですが、ラーメンなんかにまで負けてなるものか、と悔しい気持ちをバネに完食。この二郎大盛りに打ち勝ったのが、東京に出てきたときの初めての成功体験だったわけです。目の前のラーメンは、"いただくモノ"であって、決して"戦うモノ"ではないのですが。
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"ロイヤル・ジロリアン"とは牧田氏の
造語で、月に15~20回二郎に通う人を
指すらしい。彼らが年間二郎に費やす
金額はおよそ20万円!
――"戦い"と言いたくなるほど、食べ切るのが大変なんですか? 牧田 店舗によって差がありますが、麺の量は「小」で200~300グラム、「大」で400~500グラムありますからね。ちなみに、他のラーメン屋はだいたい120~150グラムです。また、二郎の店から出てくる人を観察していたところ、疲れている人が妙に多い、ということに気付いたんです。ラーメンを食べているだけなのに、疲れるとはどういうことだ、と。でも、みんなどこか爽やか。まるで、マラソンを走り終わったあとの高橋尚子選手のように、達成感がにじみ出たほほえみを浮かべているんですよ。つまり、二郎を食べている間はまさにマラソンで、自分を信じて頑張って食べ切ることに喜びを見出す文化がある。これが、二郎独特の"差別化"のひとつなわけです。 ――ラーメン二郎を食べるのは、スポーツのようなものなのですね。マラソンということは、個人競技なのでしょうか? 牧田 チームスポーツの要素も持っているかと思います。周囲のお客さんとの"同志愛"のようなものを感じるんですよね。例えば、他のラーメン屋では気にならないのに、二郎では、周囲の人がラーメンをズルズルとすする音が気になる。その音を聞くことで、心の中で『お互い頑張って食べてるな』と励まされる。こうして、偶然同じ日、同じ時間、同じ店に居合わせた何人かが、チームになって頑張ってる、という状況が生まれるんですよ。この、店内のジロリアンとの独特な連帯感も、二郎の提供価値になっていますね。 ――"ロイヤル・ジロリアン"のようなベテランさんがたくさんいる中で、初心者はどう振る舞えばいいのでしょう。二郎でのお作法をうまくこなせるのか、不安です。 牧田 おそらく、初めての人が面食らう関門は、"トッピングコール"でしょうね。「野菜ましまし、カラカラ、アブラ、ニンニク」などと言うのですが、ジロリアンの間では"呪文"と呼ばれています。食券を出したら、トッピングコール(=呪文)を突然聞かれるので、ボーっとしないこと。また、呪文は流暢に言えなくてもいいので、ゆっくりと自信を持って言うことです。ベテランのジロリアンは早口でペラペラと唱えるけど、それができないからって焦らなくても大丈夫。緊張のあまり噛んでしまうこともあるかもしれませんが、周りのジロリアンもそんな初々しい姿を見て、「自分にもそういう時代があったよなぁ」なんて昔を振り返るはずですよ。  結局、"経営学"ではなく"二郎"の話に終始してしまったが、これこそがラーメン二郎の経営戦略でもある、と牧田氏は言う。「二郎の顧客が、二郎の良さを周囲に口コミで広める。つまりこれは、経営学で言う"コミュニティマーケティング"に成功している、ということです」。  そんなジロリアン兼経営学者・牧田氏に、初心者にもオススメの二郎はどの店舗かを聞いたところ、「こればっかりは主観になってしまいますが、僕は三田本店と目黒店がお気に入り。でも、人によって好みが分かれる部分ですから、ぜひ自分にとっての最高の二郎を探して食べ歩いて下さい。"二郎クエスト"です! スライムは出てきませんがね(笑)」とのこと。モンハンもいいけど、今度は二郎でも狩りに行こうかしら、なんて。 (取材・文=朝井麻由美) ●まきた・ゆきひろ 1970年京都市生まれ。京都大学経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科修了。アクセンチュア戦略グループ、サイエント、ICGなど外資系企業のディレクター、ヴァイスプレジデントを歴任。2003年IBMビジネスコンサルティングサービスへ移籍。インダストリアル事業本部クライアント・パートナー。主にエレクトロニクス業界、消費財業界を担当。IBMでは4期連続最優秀インストラクター。2006年信州大学大学院経済・社会政策科学研究科助教授。07年より現職。著書に『フレームワークを使いこなすための50問』(東洋経済新報社)、雑誌連載など多数。
ラーメン二郎にまなぶ経営学 ―大行列をつくる26(ジロー)の秘訣 ある意味、二郎入門書。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 ニーチェを搾取し、ビジネス書を売りさばく今の出版界は死すべきか? ピースボートにハマる「イマドキの若者」とネットワークビジネスとの関係とは? 「優先順位は家族が1位」 平成のミラクルボーイ"フクシくん"はいまだ健在!

「ヨットに乗ってる間は走ってない」と間寛平の世界一周を徹子が指摘

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何で彼女が司会をしているのか不思議
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【サイゾーウーマンより】  「アースマラソン」で地球一周、4万キロを制覇した間寛平が、2月21日の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に帰ってきた。  前回の出演は、アースマラソン出発直前の2008年11月。このときは、「カーナビを持って走ればいい」「海上でギャグをやってくれ」など、数々のムチャぶりを連発し、寛平をタジタジにした徹子だったが、偉業を達成した寛平ちゃんとの2年と少しぶりの対面は......。
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日本ではミドルネームが認められない? 世界の名前の不思議

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名付け親はおばあちゃんだそうです。
世の中のへんなものをこよなく愛するのり・たまみの、意外と知らないちょっとへんな社会学。  「木村カエラ」さんの結婚前の本名を知ってますか?  「木村カエラりえ」さんといいます。苗字が「木村」、名前が「カエラりえ」です。瑛太(本名:永山 瑛太)さんと結婚して、今は「永山・カエラりえ」さんです。  なんか変だと思いませんか、名前が「カエラりえ」って。  木村カエラさんは、日本人とイギリス人のハーフです。もともと「カエラ」はミドルネームとして付けられました。ヘブライ語で「最愛の」という意味を表す言葉で、「木村家の最愛の娘、りえ」ということになります。普通なら「りえ」が名前にあたる部分ですが、芸名を決める際に「りえ」をとって「木村カエラ」としました。「カエラ」は日本には馴染みのない言葉なので、デビュー当時はよく、「カエル」と間違えられたそうです。  ミドルネームは、洗礼名だったり、祖国名だったり、「カエラ」のように親の思いだったりとさまざまな付け方がありますが、付けても付けなくてもOK。ただし、公的機関にも登録される正式な名前の一部です。  日本の法律では、名前は「苗字」+「個人名」の"二階建て"と決まっています。しかし欧米では、ミドルネームも含めた三階建てが一般的。  では、アメリカ人女性と日本人男性が国際結婚した場合、三階建ての名前はどうなるんでしょうか? 実は、日本では無理矢理、二階建てになります。本来なら「木村・カエラ・りえ」さんが「木村・カエラりえ」さんになるように、「山田・シューマッハ太郎」とか、「渡辺・ミカエル花子」とか、二階建ての名前になってしまいます。これは、公的な届けに「苗字」と「個人名」の欄しか無く、それに合わせなければいけないためです。  例えば、「祖国では山田・シューマッハ・太郎だった。意味があってミドルネーム付けたのだから、日本の戸籍上でもそうしてくれ!」と役所で押し問答しても、「山田・シューマッハ太郎」とするしかありません。  逆に、日本人女性がアメリカ人男性と国際結婚してアメリカ人になる場合、旧姓をミドルネームにいれて三階立てにすることも州によっては可能です。「ジャクソン・木村・加代」のようになるんですね。  私たちは「苗字」+「個人名」の二階建てに慣れきっているので、それが当然のように感じますが、世界には三階建てや四階建て、また逆に一階立ての文化も存在します。    一階立ての名前で有名なのが、ミャンマー。通常の「苗字」を表す部分はなく、全部「個人名」だけです。日本で言えば、「太郎」「花子」「秀夫」などという名前だけなんですね。「それでは祖先や家族が分からないのでは?」と思うのは私たち日本人の感覚。ミャンマーでは、その個人名だけで充分な文化なのです。  ノーベル賞を受賞した、日本でも有名な「アウン・サン・スー・チー」さん。日本の報道では、こうやって「アウン・サン・スー・チー」と区切られて書かれますが、それは私たちの感覚。実際は「アウンサンスーチー」という区切りのない一言の単語(名前)です。親や家族などは関係なく、「アウンサンスーチー」が「花子」みたいな個人名なのです。  三階立ての例だと、先にあげたミドルネームのほか、「父親の苗字+母親の苗字+個人名」と決まっているスペイン。ミドルネームに「父親の名前+ビッチ(子どもの意)」を必ず入れるロシアなどさまざまです。  他にも「本人の名前+父親の名前+祖先の名前+部族の名前」の四部構成の名前が主流の西アジア。さらに定冠詞がついて、わけの分からないほど長い名前が多い中東......などなど、決して日本のように「苗字+個人名」の二階立てが多いわけではありません。  欧米でミドルネームや場合によっては四階立ての名前が認められているのは、もともと移民も多く、いろんな文化を取り入れてきた歴史も関係しています。現在のオバマ大統領も、正式名は「バラク・フセイン・オバマ・ジュニア」と四階立てです。  かつては日本でも、「織田・三郎・信長」とか「源・九朗・義経」とか三階立ての名前が普通にあった時期もありました。それどころか徳川家康の「徳川次郎三郎源朝臣家康」とか、「豊臣秀吉」の「羽柴藤吉郎豊臣朝臣秀吉」とか、何階立てだか数えるのも大変だったり、時期によってどんどん名前が増えたり減ったり変わったりする場合もありました。  国際結婚率が5%になるなど、かつてないほど国際化が進んでいる日本。夫婦別姓など、名前を巡る論議も盛んですし、今後法律が変わって「三階立て」「四階立て」が可能になってくるかもしれません。 (文=のり・たまみ) ●のり・たまみ 世界中の「へんなもの」をこよなく愛する夫婦合体ライター。日本のみならず、世界中の政治の仕組みや法律などをこよなく偏愛している。主な著書に『へんなほうりつ』(扶桑社)、『日本一へんな地図帳』(白夜書房)、『へんな国会』(ポプラ社)、『佐藤・鈴木・高橋讃歌』(北辰堂出版)などがある。
佐藤・鈴木・高橋讃歌―名字のルーツおもしろ解析 「へんな社会学」でおなじみの、のり・たまみの新刊が発売になりました。佐藤さん、鈴木さん、高橋さんたちは日本に何故たくさんいるのか? 最も多い名字ベスト10を歴史・雑学・名前占いを交えてユーモアたっぷりに紹介します。 北辰堂出版刊/1365円(税込)/好評発売中 amazon_associate_logo.jpg
■へんな社会学 バックナンバー 【第14回】世界各国にあるのに"祝日天国"日本にはない「教師の日」って? 【第13回】 女性サンタからブラックサンタまで 世界のクリスマス事情 【第12回】 長崎県の18歳未満にコンドームを売ってはいけない!? 時代に取り残されたへんな法律 【第11回】 人生の一大事にはぜひ使いたい! じゃんけん必勝法 【第10回】 「イソジン」は風邪予防にならない!? 意外と知らない世界の"うがい"事情 【第9回】魚◎と書いてなんと読む? あなたの知らない漢字予備軍 【第8回】「ち●こ祭り」と「ま●こ祭り」がまさかのコラボ 愛知県の奇跡とは...... 【第7回】一時の流行語で終わる可能性も...... 実はテキトー&曖昧な「メタボ」の実態 【第6回】未成年だけじゃない!? 知られざる日本の不自然な養子縁組 【第5回】世界でも日本だけ!? 血液型にこだわる日本人の国民性 【第4回】読み方は自分で決められる!? あなたが知らない日本人の名前の秘密 【第3回】"交通事故死減少"は真っ赤なウソ!? 軍事国家時代から続く「大本営発表」のカラクリ 【第2回】あの阿久根市より凄い! おっぱいで勝負をかける山口県光市 【第1回】皇居、ディズニーランド、甲子園球場......好きな場所に勝手に住み込む方法とは?

「ヨットに乗ってる間は走ってない」と間寛平の世界一周を徹子が指摘

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何で彼女が司会をしているのか不思議
になある

 「アースマラソン」で地球一周、4万キロを制覇した間寛平が、2月21日の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に帰ってきた。

 前回の出演は、アースマラソン出発直前の2008年11月。このときは、「カーナビを持って走ればいい」「海上でギャグをやってくれ」など、数々のムチャぶりを連発し、寛平をタジタジにした徹子だったが、偉業を達成した寛平ちゃんとの2年と少しぶりの対面は......。

「なんでこんな人生を……?」悶々とする40代、4人目の妊娠劇

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(C)安彦麻理絵

 頭ボンヤリ。今まで1日で出来たことが、1週間かかっても出来ない。ノーミソに汗して、何か考えたり、行動したりすることが出来ない。というのも、体が勝手に、エネルギーの消費を押さえてしまうのである。今まで、「やたらとガソリン代のかかる燃費の悪い車」だった自分が、いきなり省エネ野郎になってしまった。しかし時と場合によっては、何故かその、溜め込んでたエネルギーを突然噴火爆発させ、拳を固く握りしめ、両目から、ダバダバと熱湯のような熱い涙を流してブチギレたりして、己を抑制・コントロール出来ない状態になったりもしている。

"肉厚の女性器"を持たずともエロい!? 女性有名人セクシー薄幸顔選手権

【メンズサイゾーより】
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画像は左上より時計回りに『ハーフェズ ペル
シャの歌』、『木村多江 写真集 「余白、その
色。」』、『月刊奥貫薫』、NHKドラマ『トップ
セールス』公式HPより
 八の字眉に潤んだ大きな瞳とぽってり唇......。昨年の"アヒル口"に続いて、加藤ミリヤなどを中心に話題を集めた"困り顔"。だが最近ネットで話題なのが、アヒル口や困り顔とはまた違った印象を与える"薄幸顔"だ。    「地味だけどセクシー」などと形容される薄幸顔は、その名の通り、幸の薄そうな顔のことを指す。その構成要素には、透き通る白い肌や黒い髪、そして薄い唇などが挙げられる。代表的な例を挙げれば女優の木村多江などだ。  が、どうもこの流行の鵜呑みに出来ない点は、困り顔やアヒル口には、厚い唇や潤んだ瞳のような明らかな性的魅力がある一方で、薄幸顔にはその要素が見当たらないということだ。
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日本では上映不可の問題作が解禁!バイヤーが語る洋画買い付け裏事情

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シャルロット・ゲンズブールがカンヌ映画祭主演女優賞を受賞した
『アンチクライスト』。美しい森の中で、大変なことが起きてます。
(c)Zentropa Entertainments 2009
 ビョーク主演の『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(00)がカンヌ映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞したことから、日本では感動作としてよもやの大ヒットを記録したラース・フォン・トリアー監督。その後に発表した『ドッグヴィル』(03)、『マンダレイ』(05)を観れば分かるように、本来は人間の心の暗黒面を執拗にえぐり出し、観てる側が「もう勘弁してください」と涙目で逃げ出したくなってしまうサディスティックな作風が持ち味の監督なのだ。2009年のカンヌ映画祭でシャルロット・ゲンズブールが主演女優賞を受賞した新作『アンチクライスト』は、題名からも察せられるよう、敬虔なキリスト教信者なら卒倒しそうなアブノーマルな内容。セックスの最中に幼い息子を事故死させてしまった夫婦(ウィレム・デフォー、シャルロット・ゲンズブール)が心理治療のために森の中の山小屋で過ごすが、息子を死なせてしまったショックから立ち直れない妻は精神状態がさらに悪化。妻は事故の根源となった性欲を嫌悪するあまり、夫の局部をブン殴るわ、気を失った夫の足にドリルで穴を空けるわ、さらには自分の女性器をハサミで......。観てる側は「ほんと、もう勘弁してください」と涙目で許しを乞いたくなる強烈さ。しかも、おしゃべりするキツネが登場するシュールな展開。オー・アンビリーバボー!  カンヌでも物議を醸した本作は、日本での公開は無理だろうと囁かれていたが、果敢にも手を延ばしたのが近年、マニアックな作品を次々と買い付けているキングレコードだ。同社の第三クリエイティブ本部映像制作部に所属するバイヤー兼セラーの内田顕子さんに、『アンチクライスイト』をはじめとする逸品の数々の買い付けにまつわるエピソードを語ってもらった。 ──『アンチクライスト』がプレミア上映されたカンヌ映画祭での反響はどうだったんでしょうか? 内田 2009年5月のカンヌ映画祭コンペ部門で、無修正版の上映を観たんですが、上映前から"性描写がすごいらしい""かなり痛い内容みたいだ"と大変な評判になっていました。確かに性器が写し出されたり、痛いシーンが多く、ダメな人たちはスクリーンから目を逸らしていましたね。上映終了後は大ブーイングが起き、でも一方では拍手も湧き、まさに賛否両論状態。常に問題作を発表し続けるラース・フォン・トリアー監督らしい反響でした。個人的にも決してキライな作品ではなかったですね(笑)。日本からは他社のバイヤーも多数、カンヌに来ていたんですが、バイヤーみんなが思ったことは「すごい映画。でも、日本の税関を通すのが難しいだろうな」という心配でした。 ──映倫の審査の前に、まず税関でのチェックで引っ掛かるわけですね。 内田 そうです。税関で検査を受け、輸入の許可を受ける保税試写というのが行なわれ、その許可が下りないとそもそも日本に輸入できないんです。性器の映っているシーンにボカシを入れることで、通関することはできたんですが、もうひとつの問題が、日本での配給権がかなり高額で手が出せなかったということです。アスキングプライスといって、セラー側が提示価格を設定するんですが、日本のマーケットは大きく見られていて、以前は"製作費の10%"を要求されたほどで、今でもかなりの高額なんです。最近は日本での洋画不況を海外のライセンス会社の方たちも理解してくれていて、値段は低くなってきてはいるんですが、それでも当初はキングレコードが出せるような金額ではなく、2009年の冬の時点で一度は諦めたんです。
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セックスの最中に子どもを死なせてしまったことから、
妻(シャルロット・ゲンズブール)は情緒不安定に。セラピストの
夫(ウィレム・デフォー)はショック療法で妻を救おうとするが......。
──1度は諦めた作品でも最終的にはゲットできたのは、内田さんのバイヤーとしての情熱と交渉力の賜物ですね。 内田 そんな格好いいものではなく、ひたすら粘り腰です(苦笑)。ラース・フォン・トリアー監督の新作ですし、これだけの衝撃を与える作品はそうありません。これは、ぜひ日本で公開したいという思いですね。税関を通すのが難しそうな内容だったこともあり他社も買い控えたため、いくつかの映画祭のマーケットを経て、だんだんと値段が下がっていったので、会社の了解をもらって再度交渉したんです。ライセンス側からは、「最初の値段から、ずいぶんと下がったことで、製作側から不満が出ている。日本での配給権料、もう少しどうにかならないか」という話にもなったんですが、キングレコードが"ホラー秘宝"という形で近年はホラーやバイオレンス映画の配給実績があることをアピールし、ようやくキングレコードで配給することが決まったんです。それが2010年の3月。映画祭やマーケットで担当者に会う度に交渉し、さらに電話やメールでもずいぶんやりとりを続けましたね。初上映から1年近く交渉し続けたことになります(笑)。 ■R18、でもノーカットでの日本公開に ──ラース・フォン・トリアー監督は、『ドッグヴィル』『マンダレイ』に続く"アメリカ三部作"の完結編『ワシントン』の興行的見通しがつかず、製作が白紙になっています。また『アンチクライスト』は鬱病の治療の一環として製作されたとか。デンマーク在住のトリアー監督の海外での評価は、実際のところはどうなんでしょうか? 内田 確かに、いろいろと気難しい監督のようですね。でも、欧州では、やはり巨匠扱いです。日本では『ダンサー・イン・ザ・ダーク』が当たりましたが、基本的にトリアー作品は、人間が感じる心的な痛みを美しい映像の中で描くものですね。『アンチクライスト』では、それに加えて物理的な痛みも描いています。映画祭でトリアー監督の独創的な新作が発表されるのを、業界関係者はみんな楽しみにしています。今年2月のベルリン映画祭では、現在製作中の『Melancholia』のフッテージ映像が、バイヤー限定試写で上映されるなど、やはり注目度の高い監督です。『Melancholia』は地球最後の1日をどのように過ごすか、複数の登場人物を追った内容みたいですね。これも楽しみです。 ──今回の『アンチクライスト』は、日本ではR18指定での公開。キングレコードではレイティングを下げようとは考えなかった? 内田 過激なシーンをカットして、レイティングを下げようという意見は社内ではまったく出ませんでした。映倫の審査でR18になってもノーカット版で上映しようという方向でまとまっていましたね。海外でも、だいたいR18かそれ以上になっています。宗教的な問題から、日本以上に厳しい扱いになっている国もあるようです。ライセンス側からは性器部分を見せないようにしたインターナショナル版を使ってもいいとも打診されましたが、そこは迷うことなくオリジナル版に近い形での上映に決めましたね。 ■"ホラー秘宝"で爆走するキングレコード ──『アメリ』(01)などのミニシアター系作品が日本で大ヒットしたことで、日本での配給権料が高騰したと言われていますが、最近はどうなのでしょうか? 内田 日本では洋画離れの状況になっていることは、海外のセラーの方たちも理解しています。映画祭を幾つか経ることで、作品の値段は段々と下がっていくわけですが、映画祭受賞作や人気監督の作品でも売れ残っていることが増えていますから。以前は"プリバイ"と言って、監督名やキャスト名、簡単なあらすじが発表された段階で、日本のバイヤーは買うことがありましたが、最近は買い控える会社が多いですね。かなりの人気キャストの場合は別ですが。日本のアスキングプライスが年々下がってきていることなどもあり、最近はまた各社とも買い付けを再開してきています。今後はキングレコードも大変になるかもしれません(苦笑)。 ──それにしても最近のキングレコードは、フレンチ"哲学"ホラー『マーターズ』(08)、実在の事件を基にしたカルト作家ジャック・ケッチャム原作のバイオレンス映画『隣の家の少女』(07)など、強烈な作品を次々と買い付けていますね。 内田 当社のDVDレーベル"ホラー秘宝"を担当しているディレクターの趣味なんです。決して、私がホラー大好きというわけではないんです(苦笑)。『隣の家の少女』は彼がジャック・ケッチャムの小説の大ファンなので、「じゃあ、こんな"どストライク"な作品があるよ」と私から『隣の家の少女』を紹介して、買い付けたものです。『マーターズ』は「あまりにも凄惨すぎるホラー」と海外での評判を聞いていて、私は見ないようにしていたんです(笑)。幾つかの映画祭で観る機会があったんですが、スルーしていました。ところが、スペインで開かれているファンタスティック系のシッチェス・カタロニア映画祭で上映中に気分の悪くなった観客が救急車で運び出されるというハプニングが起き、映画祭関係者がみんな『マーターズ』の話題ばかり口にするようになり、私がまだ観てないと言うと「なんで観てないんだ!?」と責められたんです(苦笑)。映画祭での熱気や関係者たちの評判に突き動かされて、私からディレクターに勧めた形ですね。ホラーやバイオレンス映画って、なかなか評価される機会がないんですけど、「これは、どうやって撮ったんだろう」と思うような斬新な演出の作品や他にはないようなテーマを扱っている作品に出会うと、「日本にも、この作品の凄さを伝えたい。"ホラー秘宝"が取り上げなくて、どうする!」とつい思ってしまうんです(笑)。でも、ただ単にエログロだったり、人がバンバン死ねばいいってわけじゃないですね。やはり、作品として面白いかどうかなんです。 ■バイヤーが選んだ強烈映画ベスト3とは? ──1年間を通して、世界中の映画祭を観て回っている内田さんの目から観て、「これは強烈だった!!」という作品は何でしょうか? ベスト3を教えてください。
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韓国から、またまたハードコアな傑作が上陸! 
キム・ギドク監督の助監督を務めた新人チャン・
チョルス監督の『ビー・デビル』。これもR18指定。
3月26日(土)よりシアターN渋谷ほかにて全国順次公開
(c)2010 Jeonwonsa Film Co.All Rights Reserved
内田 昨年のカンヌ映画祭で観た作品ですが、韓国のバイオレンス映画『ビー・デビル』。いわゆる韓流ドラマを私は全然観てないのですが、最近の韓国のバイオレンス映画は目を見張ります。『ビー・デビル』は保守的な島で虐げられてきたヒロインが夫や島民に次々と襲いかかるという内容です。女性の私が観て、ヒロインが逆襲に出る後半はスカッとしました(笑)。3月26日(土)から日本でも公開されるので期待してください。いちばんの衝撃作は、『マーターズ』かな。『マーターズ』のパスカル・ロジェ監督は、米国資本で『ヘルレイザー』(87)のリメイク版を監督する予定でしたが、降板しています。欧州で成功した監督は、米国で大予算の作品に起用されることも多いですが、米国側からR指定ではなくPG指定に脚本を直すように言われ、米国から引き上げてくるケースもあります。自分が撮りたい作品を撮らせてくれないのであればクリエイティビティを重視してくれる欧州で撮りたいと考える監督もいるようで、私もそれには賛成というようなニュアンスですね。
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暴力か芸術かで、本国フランスで論争となった残
酷ホラー『マーターズ』。マーターズ(殉教者)
の意味がわかるラストは強烈すぎ!
(c)2008Eskwad-Wild Bunch-TCB films
 逆に最近の米国はリメイクものが多くて、あまり刺激的な作品が出てきてないんじゃないかな。あくまでの私の見解ですが、最近の米国映画はホラー秘宝に見合うような、触手をそそられるようなものが少ないように感じます。あと1本は、やはり『アンチクライスト』ですね。強烈な作品で賛否両論あると思いますが、あまり難しく考えすぎずに、ホラーやサイコサスペンスとして楽しんでもいいし、男と女の哀しいラブストーリーとして観てもいいと思います。カンヌでは、しゃべるキツネが登場するシーンでは劇場内で笑いが起きていましたし、いろんな楽しみ方をしてほしいですね。 ──最後の質問です。内田さんがバイヤーというお仕事の喜びを感じるのは、どんなときでしょうか? 内田 自分が「これだ!」と思った作品を、地道に交渉を続けることで予算内で買い付けできたときですね。それで、宣伝スタッフの頑張りで日本の劇場でも多くの人に観てもらえると、よかったなぁ~と思えるんです。自分が手掛けた作品が日本で反響が起きると、本当にうれしいですよ。それって、「素晴らしい作品だ」という賞賛の声じゃなくて、逆に「なんで、こんな作品を公開するんだ!」というお叱りの声でもいいんです。『アンチクライスト』も、観た方たちの間でケンケンガクガクの意見が飛び交ってくれるとサイコーですね(笑)。 (取材・文=長野辰次) anchikuraisuto003.jpg『アンチクライスト』 監督・脚本/ラース・フォン・トリアー 出演/ウィレム・デフォー、シャルロット・ゲンズブール 配給/キングレコード+iae R18+ 2月26日(土)より新宿武蔵館、シアターN渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開中 http://www.antichrist.jp
マーターズ [DVD] 恐い! amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 6,000円で映画を作る方法を教えます!斬新な"純愛ゾンビ映画"『コリン』 "血染めの哲学者"キム・ジウン監督、日韓でR18指定となった衝撃作を語る ついに"ミニシアター文化"の終焉!? シネセゾン渋谷閉館、業界は再編成へ

田代さやかの揺れまくりモンスター級バストにアキバがたじろぐ!

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 田代さやかが、17枚目となるDVD『ゆれゆれさやか』発売記念イベントを秋葉原ソフマップにて行いました。今回の作品は、「もう揺れてます。"揺れ"満載です。揺れてないところは無いんじゃないかというくらい、全身が揺れております」と本人が語るほど、ぷるるんバストを披露してくれているそう。
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 今回はDVDは昨年の11月にバリで撮影されたもの。オススメのシーンは、 「学校でフラフープ部員という設定のシーンです。フラフープの全国大会を目指し、一生懸命腰を振りつつ練習しています。練習後、教室へ行くんですけど、そこからの展開がオススメです。ブルマに体操着で頑張ってます」  一番気に入っている"揺れ揺れ"のシーンを聞かれると、 「マッサージを受けているシーンが一番揺れていると思います。スタイリストさんにいっぱい揺さぶってもらってます」  衣装のお気に入りは? 「ワンピースの衣装です。横チチ感もあり、揺れも楽しめるんじゃないでしょうか」  揺れ揺れ暴れまくりのさやかちゃんのバストを堪能できる作りになっているようだ。現在はドラマ『おくさまは18歳』(フジテレビCS系)にも出演中のさやかちゃん。 「教師の役で出ています。現場では教師兼おっぱいお化けと呼ばれていました。」  バストがモンスタークラスのさやかちゃんを十分に愛でるのは如何だろうか?
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田代さやかオフィシャルblog 「Moちょtto しゃかり気」 <http://ameblo.jp/tashiro-sayaka/>
田代さやか ゆれゆれさやか ゆれゆれです。 amazon_associate_logo.jpg
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