セックスレスの原因(?)だったママチャリ問題を、「VERY」がサクッと解決!

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「VERY」3月号(光文社)

 「VERY」3月号の大特集は「母スタイルは永遠に不滅です」というファッション特集。相も変わらず、グレース・ケリーだの、ジャクリーン・ケネディだの、故ダイアナ妃だの、ジェーン・バーキンだのを引き合いに出して、「私たちも母性とオシャレの両立させなきゃ」と煽っています。そして、ニューフェイスとしてはアンジーことアンジェリーナ・ジョリー姐さんまで登場。しかし、引き合いに出すところが大物すぎないかい? 次ページからは「コンサバな親族会はカットワークワンピでいい奥様風を演じる」「授業参観日はニットジャケットで悪目立ちしないキレイなお母さんに」と「VERY」読者の"母スタイル"が紹介されているのですが、地雷撲滅を願って世界中を飛び回っていたダイアナ妃の後に、こんなちっちゃいポリシーをさらすなんて......。まあいつもの「VERY」っちゃあ、それまですが。同時に気になったことは、「VERY」に登場する「悪目立ち」というキーワード。これまでも何度か女性誌レビューでも取り上げてきましたが、「VERY」の精神を表す一言です。姉妹誌の「STORY」や「美STORY」なんて、「悪目立ち促進雑誌」なのに。とにもかくにも「お受験」が日常生活でも重荷になっている「VERY」読者だから、「悪目立ち」を避けているのでしょうか。今後も「VERY」読者の「悪目立ち恐怖症」っぷりをウォッチしていきたいと思います。では今月号もさっそくチェックしてみましょう。

「VERY」読者代表の1日に密着! 足場が崩れそうなギリギリの幸せを見た

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「VERY」2月号(光文社)

 先月号で紹介しました通り、新年一発目の「VERY」は「夫のウツ」特集が差しこまれるという波乱の幕開け。2010年までは「ブランド」と「お受験」に目を奪われていた「VERY」読者も、今年はそろそろ現実に向き合わなければならないということでしょうか。とはいっても、件のページは後半の4ページのみ。そこにたどり着くには、女の欲望をむき出しにしたファッションページが立ちはだかっていますので、まずはそのギラついた企画から読み解いていきましょう!

クリスマスからトイレ掃除まで! ブランド大好きな「VERY」読者の実態

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「VERY」 2010年12月号/光文社

 今月号の「VERY」は全力でクリスマスに向かっています。7日発売の「VERY」なら、来月号でも間に合うだろうに......と思っている輩は、「VERY」のことを何も分かっちゃいねえ! 「VERY」にとってのクリスマスは、夫から女として愛されているという事実と家庭の経済力を世に知らしめる、「幸せリトマス紙」なんです! 自由な時間とそれを保てるだけの経済力がある家庭だからこそ、手間暇かけたクリスマスを迎えることができるんです。というわけで、今月号は大特集「覚えるが勝ち! ハンサムマザーのための配色ルール」をまったく無視してレビューしますので、興味のある人は本屋へ行ってね!

"上品な奥様向けの雑誌"「VERY」が、「婦人公論」を"下品"呼ばわり!

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「VERY」 2010年11月号/光文社

 先月号は大特集に「コンフォートシューズ」を持ってきて、靴だけで30ページ近く割いたわけですが、今月号も大特集に「冬のおしゃれはダウンに出る!」と称し、同じようにボリューム満点のファッションページとなっております。そして、表紙を見る限り、今月も「VERY」らしさは影を潜めているように思えてなりません。先月号のレビューの際に、「飛ばし過ぎたら『こら!』と言いたくなるのに、大人し過ぎると『大丈夫?』と励ましたくなる、『VERY』と筆者の恋の駆け引きはまだまだ続きそうです」と記しましたが、これは不測の事態。「母さん、夏の終わりに豹になる」とか「イケダンの隣に私がいる!」とか「気になるのは『ハンサムな彼女』」とか、見るだけでジュンジュワ~となる名コピーがないと、もう「VERY」には発情できません。あら、いやだ! すみません、取り乱しました。このラブコールが「VERY」編集部に届くかは不明ですが、今月も張り切ってレビューしたいと思います。

「化粧品を一緒に選ぶ」のが良妻!? 「VERY」のイケダン量産プロジェクト

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「VERY」 2010年10月号/光文社

 今月号の「VERY」は一見したところ、おとなしめの作りのようです。先月号のような「母さん、夏の終わりに豹になる!」というような衝撃的なタイトルも踊っていませんし、夏の狂想曲も終わったということでしょうか。ただ、常々この女性誌レビューでお伝えしている通り、女性誌は「オシャレ」という仮面をかぶってはやりたい放題暴れまくる、なまはげのような存在(なまはげもオシャレの範疇)。今月号の「VERY」も匂う匂う。「悪い子はいねぇか~!?」とこちらがなまはげになって、詳細を確認したいと思います!

<トピック>
◎オシャレすぎて感動しました! コンフォートシューズの逆襲
◎イケダンの隣の『あなたの良妻力偏差値』は?
◎ママライターが体当たり取材で実証 まだまだ『おっぱい』はアガります!

夫とは2カ月に1回……「VERY」のセックスレス特集から見えた「女の地獄」

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「VERY」 10年9月号/光文社

 汗が滝のように流れ落ちるこの頃ではありますが、月刊の女性誌にとっては既に9月号が発売されています。ファッションも初秋物が誌面を占め、一足先に秋を感じる作りとなっております。そういった流れにして、今月号の「VERY」はなぜか、「母さん、夏の終わりに豹になる!」という大特集をぶち込んできました。モードの秋、シックな秋に、間違ってえなりかずきが出てきそうな企画名。何を狙っているのだろうかと思っていたら、表紙の下にありましたよ。「仲良しなのにセックスレスがとまらない!」の文字が。もしや「VERY」も、「an・an」のような猫だまし戦法をとるようになったのでしょうか。早速、今月号も端から端までチェックしたいと思います。

体力がないと読めない!? 濃厚すぎるほど100%「VERY」な8月号

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「VERY」 10年8月号/光文社

 今月号の「VERY」の大特集は「おしゃれな人はモールを知っている!」です。7月に入り、ショッピングモール各地で「バーゲン」「セール」の文字が躍っていますが、優雅な「VERY」読者は「他人と争って欲しいものを買う」が醍醐味のセールに行かれるんでしょうか。筆者も「VERY」の聖地・二子玉川に近いところに住んでいるので人間観察させて頂いていますが、みなさんお出かけするときは気張ってらっしゃいますけど、犬の散歩の時なんて首周りヨレヨレ・ダルンダルンのTシャツ(「逆にどこで売ってんの?」クラス)を着ていらっしゃいますからね~。日々節約し、たまに高いものを買ってらっしゃるということでしょうか。そうすると、やはりセールに行く?

<トピック>
◎おしゃれな人はモールを知っている
◎あなたの街のエレカ様SNAP
◎もうひとつの、おうちVERY~インテリア編~

「VERY」創刊15周年記念号に落とされた、桐野夏生という爆弾

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「VERY」10年7月号/光文社

 前回お伝えした通り、創刊15周年記念号となる今号の特集は「理想の母親像白書」。女性誌の創刊記念号の割には地味......とお思いのアナタ、今一度「VERY」のコンセプトを確認しましょう。キャッチは「基盤のある女性は、強く、優しく、美しい」です。「基盤」=家族、母親という立場。それなら、この特集は妥当でしょう。理想の母親像は、真矢みきか野際陽子か、大穴「辻希美」か。果たして?

<トピック>
◎「理想の母親像」白書
◎別冊付録 桐野夏生新連載小説「ハピネス」
◎最愛ブランドプレゼント!

オバサンもダサい格好も許さない! 「VERY」が提唱する女道

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「VERY」10年6月号/光文社

 今月号も表紙は、不動の井川遥。ネット(主にツイッター)上で話題のドラマ『素直になれなくて』(フジテレビ系)で、既婚者ながらも年下の男(瑛太)を寝技で羽交い締めにするという、魔性の女を演じている井川に対し、放送間もないころは、「VERY」のイメージに反するのではと心配していたのです。ところが、井川演じる桐子が金のために結婚し、素敵なお洋服と豪華なお住まいを満喫しながら不倫を楽しんでいるという、あながち「VERY」読者と変わらない女性像だった、ということにフジテレビの発注が間違っていなかったと再認識。『素直になれなくて』は井川をキャスティングしたことで、恋や愛と寝ぼけたこと言っている若者だけでなく、お金と性欲に正直な30代女性の視聴者を獲得したのですね。と、表紙から深読みしてしまいましたが、今月号の大特集は「やっぱり"いいもの"が欲しい!」。いつもに比べ、ちょっとパンチが弱め? 不安を抱きつつ、早速中身を見てみましょう。

<トピック>
◎やっぱり"いいもの"がほしい
◎ママだってもう一度、恋してる!
◎お尻もあがって気分もあがる! ヒップアップ大作戦