朝ドラで要所要所に出てくる「お便所」という言葉の不思議

umetyan-hp.jpg
『梅ちゃん先生』公式HPより

 今回ツッコませていただくのは、4月9日放送分の朝の連続テレビ小説小説『梅ちゃん先生』。
不可思議なBGMやとってつけたようなナレーション、「学芸会みたい」とネット上で多数言われている内容云々はさておき、この日、ちょっとドッキリするセリフがあった。

 ヒロイン・下村梅子(堀北真希)が米穀通帳を落としてしまったことでお米の配給に間に合わず、食糧不足に陥る一家。そんな折、「羽振りの良い叔父」にたまたま出会い、親に内緒で盛大にごちそうになったという展開だった。

 だが、空腹続きで急に入ってきたごちそうにお腹がびっくりしたのか、自宅での夕食時に腹痛を感じた梅子は、突然立ち上がり、こう叫ぶ。

家族仲を強調する井上陽水と、別の視点で眺める徹子の奇妙な会話

tetsukobighair.jpg
徹子ならではの追及です!

 37年も番組が続くと、「30年ぶりの出演」という、ビックリするようなことも時々ある。

 4月5日の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)、30年ぶりのゲストというのは、井上陽水。陽水といえばあの独特の風貌と、徹子とは対極にいるマイペースなねっちょり系のしゃべり方。両者のトークはどう絡むのだろうか。30年ぶりであることに対して、「ご無沙汰ばっかりをしてました」と、いきなりちょっと不思議な言い回しで挨拶する陽水。確かに30年ぶりではあるが、

「30年ぶりでございます」(徹子)
「30年ぶりでございます」(陽水)
「すごいですね」(徹子)
「次、30年というと、ちょっと自信ないんですけれども……」(陽水)

芸人並みのリアクション! YAS-SUNになりそうなKAT-TUNのバラエティー戦術

kattun-all03.jpg
バラエティーでも頑張っちゃう亀ちゃんが痛々しい

 KAT-TUNといえばキラキラ笑顔まぶしいジャニーズタレントらしからぬ、クールでトンガッたグループといったイメージでとらえられているかと思う。「ギリギリ」で生きていたくて、「リアル」を手に入れたい感じのイメージだ。

 それが、昨年放送された冠番組『KAT-TUNの絶対マネたくなるTV』(日本テレビ系)では、芸人なみに体を張ることにノリノリで挑戦してみたり、最近はなんだか同じグループと思えないような変貌を見せている気がする。

 4月3日深夜に放送された『KAT-TUNの世界一ダメな夜! 2』(TBS系)でも、そのリアクション芸人ぶりは、思う存分発揮されていた。

『徹子の部屋』のゲストはSHELLYなのに、板東英二ネタで大盛り上がり

bandoueiji-rurubu.jpg
『るるぶ そこ知り 特捜!板東
リサーチ』(JTBパブリッシング)

 3月29日の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)のゲストは、SHELLY。冒頭でも「毎日この方をご覧になっています」と徹子に紹介されていたが、現在ラジオ含めて9本のレギュラーをもつ売れっ子だ。徹子は笑福亭鶴瓶と共演していたトーク番組『A-Studio』(TBS系)をよく見ているようで、「いつもねえ、非常におキレイで知的でね、いいなと思ってるんですけど」と、お気に入りの様子。

 この手放しのほめ攻撃に、SHELLYも「いえいえ」「全然です」と恐縮しまくりだ。しかし、徹子をもっと夢中にさせたのは、この知的でお洒落なSHELLYの苦労人トークだった。

 18歳までモデルとして活躍した後、仕事がパタリと途絶えてしまったのだという。「どうしたんでしょうね?」と徹子が言うが、それが分かれば苦労はしない。そして、

『徹子とマツコの音楽時代』にスルーされた浜崎あゆみと世論の怖さ

hamasakiayumi0202.jpg
地方のヤンキーからは相変わらず高支持率!

 今回ツッコませていただくのは、3月29日に放送された『徹子とマツコの音楽時代』(テレビ朝日系)。

 郷ひろみや水谷豊、工藤静香、AKB48指原莉乃らをゲストに迎え、1970年代から現在までの音楽史を秘蔵映像と共に振り返るという内容で、基本的には黒柳徹子と仲良しのお友達・マツコ・デラックスの二人が、ホームビデオのように昔の懐かしいVTRを見ながらくっちゃべるというユルい構成だった。

 70年代80年代のニューミュージックから、アイドル隆盛時代、バンドブーム、小室哲哉プロデュース、宇多田ヒカルなどまで、時代ごとに紹介される音楽番組というのは、近年やたらと多いもの。

「夢なのか、現実なのか」大ファンのSMAPを前に、倉木麻衣がエキサイト!

kurakimai02.jpg
『Mai Kuraki Premium Live One for
all,All for one』(ノーザンミュー
ジック)

 大のSMAPファンということを、SMAPメンバーの前で公言するようになった倉木麻衣。2010年に『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)にゲスト出演したときには、SMAPへの愛を語り倒し、中居正広に「アンタ、すごいよく覚えているね」と驚かれ、

「夢なのか、現実なのか……」

 と舞い上がる様子が新鮮だった。さらに今年1月に放送された『カミスン!』(TBS系)でも、MCの中居を前に、SMAP大ファンであることを語っていたが、そこでの一言がこれ。

「長方形のCDだったころから好きでした」

空気芸のプロ・優香、無難な好感度を捨てての女優宣言でどこへ行く?

yuuka-mini.jpg
公式HP「優香くらぶ」より

 今回ツッコませていただくのは、3月25日に放送された『優香&関根の笑う春休み』(テレビ朝日系)。

 2003年から不定期で放送されているシリーズだというが、多数の芸人が集ってネタ見せする番組において、司会者は通常「空気」である。でも、だからこその優香&関根勤というふたりの起用なのだと思っていた。

 ところが、番組を見て、驚いた。

 「空気」でいてくれれば何の問題もないだろうに、どういうわけか、ふたりともいつもより何割か増しでわざとらしく大きな声で笑い、リアクションする。そして、その表情をアップで映すという無意味なリアクションがどうやら番組の軸になっているようだ。

徹子も前のめり! 無敵の女・吉田沙保里も恋愛では連敗中

yoshidasaori.jpg
『吉田沙保里―119連勝の方程式』
(新潮社)

 世界最強の女性が、3月20日の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)にやってきた。彼女の名は吉田沙保里。説明の必要もないが、アテネ・北京五輪女子レスリング55kg級金メダリストだ。今年のロンドン五輪では前人未到の3連覇を目指し、向かうところ敵なしの吉田と彼女を迎える徹子。ふたりはどんな駆け引きを見せてくれるのだろうか。

 その吉田、なんと真っ赤な振り袖姿で登場。こんな格好でもしずしずではなく、堂々とした「入場」っぷりはさすがの貫禄だ。徹子も、「着物着てあまりお笑いにならないところが、すごくアナタらしくていいと思いましたけど」と、吉田の“カッコよさ”に夢中だ。この日の着物の柄は、「あばれ熨斗」というそうで、よく分からないけど、吉田にぴったりの響きだ。

我々は、「聞いて聞いて女」遠野なぎこの恋愛トークに耐えるべきなのか?

nagiko.jpg
東宝芸能オフィシャルサイトより

 遠野なぎこは、どこへ向かっているのだろうか。

 わずか結婚生活2カ月のスピード離婚をはじめ、昨年末には、芸人・ヒロシへ猛烈な好き好きアピールしていたが、お茶の間でその恋の行方を本気で気にかけている人はどのぐらいいただろうか。当のヒロシですらいまいち正解が分からない様子だった。

 いつの間にか、恋愛遍歴と独自の恋愛観を語る「彼氏探しキャラ」に変貌していた女優・遠野なぎこ。3月13日に放送された、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)の「女だらけのウェディング」になぎこがやってきた。画面のテロップに、“超肉食系女優 遠野なぎこに新たな恋!?”とあった通り、コレが今のなぎこのテレビ的なウリだということだ。

山田涼介の大ブレイクを阻むのは、「ずっと見てみてきた」大人たちの目線

yamadaryousuke.jpg
「いい子」という便利な言葉を押し
つけられる山田涼介

 今回ツッコませていただくのは、3月17日に最終回が放送された『理想の息子』(日本テレビ系)主演のHey!Say!JUMP・山田涼介を見守る「大人」たち。

 初回放送前はドラマの宣伝で、同局の情報バラエティに多数出演していた山田。どの番組もドラマの次回予告を流し、山田が「見どころ」を語るという無難な流れだったが、不思議なのは、迎えるMCなど、大人たちの反応が判で押したように一様であったこと。