鳶職、僧侶、受刑者の「あるある」を聞き出した、RGの「ナメられ力」

rg.jpg
『ハッスル 注入DVD 9 』/ユニバー
サル・ピクチャーズ・ジャパン

 今回ツッコませていただくのは、RGが出演した、7月31日放送分の『テベ・コンヒーロ』(TBS系)。

 この日のテーマは「(レイザーラモン)RGが自ら取材した本当のあるある」。RGはもともと、海老蔵に扮して、「歌舞伎~あるある~、早く~言いたい♪」という前置きを全編の90%以上繰り返し、最後にたった一言「あるあるでも何でもない、フツウのことを言う」というだけの、限りなく内容の薄い「歌舞伎あるある」を得意ネタとしていた。

 最近は、このネタというか、RG自身が封印されていたかに見えたが、海老蔵本人がさまざまな騒動を経てテレビに再び露出するようになり、RGの存在も解禁となったようである。

 そして、実際に『テベ・コンヒーロ』を見終わった感想は……「なんだか悔しい」。まさかRGなんかに、近年一番笑わせられるとは思ってもみなかったからだ。

“犬のお父さん”北大路欣也が引き出した、和田アキ子の“可愛らしさ”

kitaoujikinya.jpg
北大路欣也公式プロフィールより

 7月27日放送『僕らの音楽』(フジテレビ系)のゲストは、和田アキ子と北大路欣也。

 「北大路さんの重厚感溢れる演技の大ファンである和田さんが今夜、憧れのご本人と初めて対談します」とテロップに出ていた通り、和田のご指名での共演である。これを、「アッコさんが、『来い』っておっしゃってんで、『ハイ!』って言って」と返す北大路さん。和田おなじみのコワモテキャラを活用する北大路に、「さすがソフトバンクの犬のお父さん。意外にテレビ的な笑いができる人だったのか」と感心してしまった。

 しかしその直後、「新しい事務所に入れていただいて」(北大路)「ホリプロですよね」(和田)と、北大路が和田の君臨する(というイメージ扱いの多い)ホリプロ所属であることが発覚。北大路、「ハイ!」とか返事してるし。この攻撃に、ちょっと恥ずかしそうなアッコさん。そもそもソフトバンクのCMは、事務所を移籍した時に、「自由にやりますんで何でも言ってください」と言っていたところにやってきたオファーだったんだとか。最初は、CM出演者が全員犬なんだと思っていたとかで、「犬、僕だけ!?」さらに、「声だけ!?」と驚いたそうだ。それでも、今までなかった「新しい世界」を切り開いてくれたことに、感謝していると語っていた。

NHKなのに、オリンピック開会式を妄想しただけの『時論公論』

jironkouron.jpg
『時論公論』(NHK)解説委員室ブログより

 今回ツッコませていただくのは、4年に1度の夏季オリンピックに各局・各番組が浮かれる中、異質さが際立っていたNHK『時論公論』。

 オリンピック開幕直前の7月27日深夜に放送された同番組のテーマは、「まもなく開幕! ロンドン五輪への視点」だった。

 番組を担当するのは、刈屋富士雄解説委員。地味な画面構成で、落ち着いた口調で淡々とロンドン五輪が語られるのだが、その内容は、ところどころ耳を疑うようなものだった。

松本人志を「松本じゅん」と間違えていた“恐ろしい子”ローラに刺客現る?

rola01.jpg
『Memorie』/ユニバーサル インタ
ーナショナル

 今回ツッコませていただくのは、ローラのテキトーさと、それを凌駕する、とある人物について。

 7月21~22日に放送された『FNS27時間テレビ 笑っていいとも! 真夏の超団結特大号!! 徹夜でがんばっちゃってもいいかな?』(フジテレビ系)。タモリが徹夜で頑張るという苦行ぶりや、かつてのいいともレギュラー・ダウンタウンとタモリとのまったく噛み合わない会話、「団結」と書かれたTシャツを着せられた人たちのちっとも団結してない様子などには、ひどくハラハラさせられた。

 そんな中、いつもの通りのテキトーさで周囲を驚かせていたのが、ローラである。『爆笑!大日本アカン警察 逮捕していいとも!あっちこっちそっちどっち内部告発 ティティッティッティッティ♪SP』のコーナー内で「ローラがいいともメンバーの名前を全然知らなかった」という容疑が持ち上がったのだ。実際にいいともメンバーの写真パネルをローラに見せ、検証してみると……

酒、ロック、そしてインド……変わり者女優・成海璃子はぶれていない

narumiriko01.jpg
成海璃子オフィシャルサイトより

 成海璃子といえば、たしか『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)だったと思うが、自室のVTRが流れた時、そのCD棚に、村八分やスターリン、INUなど、かなりコアなアーティストのアルバムが並んでいたことに驚いた。音楽雑誌での「私が選ぶ日本の名盤」的な企画でも、これらに加え、ルースターズや遠藤賢司、友川かずきなどなど、とても19歳とは思えないラインナップを挙げていた(しいていえば、ブルーハーツが普通に見えるというか)。もう、不思議ちゃんとかサブカルちゃんというよりも、単に「変わり者」という方が(褒め言葉ですが)似合うような気がする。

 そんな成海が出演した、7月20日放送の『スタジオパークからこんにちは』(NHK)。まもなく20歳になるということで、オープニングトークの際「20歳になったらやってみたいことは?」という質問が振られたのだが、成海の答えは「『飲みに行こう』とか言いたいですね」。「お酒を飲んでみたいです」というのがよくある受け答えだと思うが、「『飲みに行こう』と言ってみたい」というところの視点のズレに、早くもちょいヘンテコ臭を感じる。

「もう本当に悔しかった」コシノ三姉妹のトークに垣間見たリアルな姉妹ドラマ

koshinosanshimai.jpg
『アヤコのだんじり人生』/ たる出版

 今回ツッコませていただくのは、長女・コシノヒロコ、次女・コシノジュンコ、三女・コシノミチコの「コシノ三姉妹」が登場した、7月15日放送分の『ボクらの時代』(フジテレビ系)。

 コシノ三姉妹というと、どうしてもNHK朝ドラ『カーネーション』の三姉妹のイメージと重ね合わせて見てしまう人が多いだろう。「お母ちゃんがいるとねえ、一声でバッと私たち集まったけど、このところ一声かける人がいないから、『カーネーション』が一声になっちゃったね」と、冒頭で次女・ジュンコが言うと、三女もすかさず、こう続ける。「『カーネーション』ができたおかげでっていうか、やってくれたおかげで、私はお姉ちゃん2人と会えるから(ニコニコ)」

 こわばった表情の姉2人に比べ、1人だけ冒頭からニコニコの三女・ミチコ。ドラマで三女・聡子を演じた安田美沙子と、顔はまったく似ても似つかないのに、愛想が良く、周りに気を遣う感じが、「聡子」のイメージにピタリと重なる。

徹子をお姉ちゃん呼ばわり! チャン・グンソクのプリンスっぷりが炸裂

gunsoku.jpg
グンちゃん……恐ろしい子!

 「私ね……男の人からね、指輪もらうの初めて(はぁと)」
 
 誰が徹子をこんなにメロメロにしたのか。それは“アジアのプリンス”ことチャン・グンソクである。
 
 7月16日の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演したチャン・グンソク。「韓国でも『徹子の部屋』は有名で、自分もよく見ていた」と、かなり流暢な日本語で説明するのだが、この日本語は「多分……今日のために勉強してたかなぁと思いました」と、いきなり“運命の出会い”を感じさせる、甘いトーク。徹子も、「上手ですねぇ」と言いながら、うれしそうだ。

フット後藤がわざわざローマに行って人生を語るも、どうにも拭えぬミスマッチ感

footgotou.jpg
『フットボール刑事の芸人家宅捜査』
(よしもとアール・アンド・シー)

 海外の街を訪れた芸能人が、そのロケVTRを踏まえつつ、スタジオでMCの今田耕司、長谷川潤と共にトークを繰り広げる深夜番組『アナザースカイ』(日本テレビ系)。「どこか遠くを見つめながら人生観を語っちゃう」的な、スタイリッシュで、シュッとした“上質な”雰囲気を届けてくれる番組である。

 7月13日に放送された回のゲストは、フットボールアワーの後藤輝基。日頃、ファッションセンスの悪さなどで笑いを取る後藤が、果たしてスタイリッシュに人生を語れるのだろうか。失礼ではあるけれど、つい心配になる。

フット後藤がわざわざローマに行って人生を語るも、どうにも拭えぬミスマッチ感

footgotou.jpg
『フットボール刑事の芸人家宅捜査』
(よしもとアール・アンド・シー)

 海外の街を訪れた芸能人が、そのロケVTRを踏まえつつ、スタジオでMCの今田耕司、長谷川潤と共にトークを繰り広げる深夜番組『アナザースカイ』(日本テレビ系)。「どこか遠くを見つめながら人生観を語っちゃう」的な、スタイリッシュで、シュッとした“上質な”雰囲気を届けてくれる番組である。

 7月13日に放送された回のゲストは、フットボールアワーの後藤輝基。日頃、ファッションセンスの悪さなどで笑いを取る後藤が、果たしてスタイリッシュに人生を語れるのだろうか。失礼ではあるけれど、つい心配になる。

硬めの口調で「おむつ替え」を長々と語る! パパ・市川海老蔵の新たな一面

ichikawaebizo01.jpg
『一命 【2D&3D】 プレミアム・エデ
ィション』/アミューズソフトエンタ
テインメント


 海老蔵が、NHKにやってきた。しかも、観覧客アリ、生放送のトーク番組に。

 7月6日放送の『スタジオパークからこんにちは』(NHK)のゲストとして登場した市川海老蔵。海老蔵といえば、やはり今も2年前の暴行事件の印象が根強い。スキャンダルの渦中の人物が再び登場する場合、自虐ネタをかましたり、いじられたりして笑いを取ることで、改めて視聴者の好感を得ようとすることが多いのだが。海老蔵には、やはり「パパいじり」ということになるのだろうか。

 「○○ッスね」という、スポーツ選手みたいな口調で、基本的には笑顔で、誠実そうな受け答えをしている海老蔵。歌舞伎に取り組む今の充実した日々を語った後で、<家族の輪>という大きな文字とともに、モニター画面に奥さんの小林麻央の顔写真が。家庭的な一面を見せるチャンス到来だ。しかし、どんなパパかと問われると、「いや、別に……普通ですよ」と、なんだかそっけない返答。「家事とか手伝うんですか?」と質問が続くと、「家事ィ!?(この俺がぁ? 的な)」と、目を見開いて大きな声で言う。こういう感じの受け答えは、番組中に何度も見られたが、所帯じみたことを聞かれた時の、一種の威嚇のようなものなのだろうか。そして、この質問には、「おむつは替えますよ。替えますけども、その~……男性が、子どもに、赤ん坊に接する時間っていうのは、仕事があって、ちょっと時間があって、奥さんが大変かなと思って接して(以下略)」と、おむつ替えを、なぜか硬めの口調で長々と話す。やはり、所帯じみたことを語るのが、少し恥ずかしかったりもするのだろうか。