「TVツッコミ道場」タグアーカイブ
ものすごくいい笑顔で適当な恋愛論を語る、玉置浩二の無垢さ

『GOLDEN☆BEST 玉置浩二 1993-2007』
/ソニー・ミュージックダイレクト
10月28日放送の『新堂本兄弟』(フジテレビ系)のゲストは玉置浩二。1年ぶりの登場となる今回は、「玉置さん聞いて! 迷える私の人生相談!!」と銘打ち、視聴者の悩みに玉置が答えるという企画が放送された。青田典子との結婚前後には、連日のようにお騒がせキャラになっていた人に人生相談? というミスマッチ感みたいなものと、おそらく今回も飛び出すであろう珍妙な言動が狙いなのだろう。4度の結婚をはじめ、人生経験も豊富すぎるだろうし。
まず最初のお悩み。「2年前に別れた彼女のことが忘れられない」(28歳会社員)、これに対する玉置のお答えは、
「こんな素晴らしいことはないです」
続けて、
ビートたけし&石橋貴明の新番組、注目はテロップだらけの画面?

平成世代には通じない“お遊び”感
今回ツッコませていただくのは、10月21日よりスタートした、ビートたけしと石橋貴明の新番組『日曜ゴールデンで何やってんだテレビ』(TBS系)。
東のお笑いの大御所同士の共演であり、近年、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)に北野武が登場した回の異常な面白さが記憶に新しいこともあって、番組開始前の期待感は高かった。だが、実際に番組が始まるや否や、どうにも募っていくイライラ……。それは、石橋貴明に対してでも、たけしに対してでもなく、下に流れ続けるうっとうしいコメントに対するものだ。
徹子、ドランクドラゴン・鈴木拓に「普通は別の仕事するんじゃないの?」と指導

『ドランクドラゴントークライブ
「鈴木拓のトークは俺にまかせな
さいっ! ついて来れるか塚っちゃん!!」
』/ジェネオン エンタテインメント
10月15日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)、ゲストはドランクドラゴンの2人。ドランクドラゴンといえば、7日に放送された『逃走中』(フジテレビ系)で、鈴木拓が「自首」を選択し賞金を得たことを非難する(ルール上はまったく問題ないのだが)書き込みが本人のTwitterに殺到し炎上、結局アカウントを削除することになり話題となった。『徹子の部屋』の収録は多分、この一件よりも前なので、「アナタ、ネットで炎上っていうの? なさったんだって?」みたいなやり取りは当然ない。
オープニングにひととおりのコンビ紹介が終わったところで、
「ワタシあの、とっても興味があるんですけど」
「ロケットのパンツが当たり」KAT-TUN・亀梨和也の鈴木福への過剰な愛

パンツで笑ってくれるのもあと数年……
今回ツッコませていただくのは、10月16日放送分『スッキリ!!』(日本テレビ系)に出演したKAT-TUN・亀梨和也。『妖怪人間ベム』の映画化告知のため登場した亀梨だったが、そこで披露したのは、またまた鈴木福とのハッピーライフ(?)。
実は亀梨は、ドラマ版『妖怪人間ベム』(同)共演時より、ベロを演じた鈴木福にそれはもうメロメロで、過去にも「(鈴木福の)写真をもう1,000枚以上撮った」と音楽番組で語っていたり、雑誌のインタビューなどでも「いまハマっているもの」という問いに対して「鈴木福」と答えていたほど。しかも、「クリスマスを一緒に祝いたい」といったことまで話していたのだが、そこは寂しい片思い(?)、福くんにはともに過ごす本当の家族がいるだけに、おそらくフラれてしまったに違いない。だが、待望の映画化で、亀梨和也の「鈴木福」熱は、またしても盛り上がっていそうだ。
富士そばで7,000円のパスタを作る落合シェフより、気になる点

『落合務の料理ノオト』(ベストセ
ラーズ)
10月11日に放送された日テレ特番『大人気店で史上初のドッキリ!ありえない商品 売れる!?売れない!? Part2』。こんな店でこんな商品が!? と、例えば高額商品を低価格の店などに置いてみて、それが実際に売れるのかどうかを検証するという、ドッキリの変形パターンみたいな番組だ。
最初に紹介されたのが、「メンタリスト・DaiGoが曲げたフォーク」。これをダイソーで100円で売ってみる、というもの。使えはしないがDaiGoだし、100円だし、といったあたりのバランスがキモなわけで、早速子どもが「すげぇ」と食いついていた。でも、「食べられないしね」という、結構まっとうな理由で買わなかったけど。結局、若いカップルが「これハンパないね」と、ノリでお買い上げ。ダイソーでは、「これ100円ってすげえ、でもどうやって持って帰る?」という商品、体操マットも登場し、これも売れていた。
朝ドラ『純と愛』、風間俊介の不気味で愛嬌ある“小さい兄さん”ぶり

『純と愛』(NHK)公式サイトより
今回ツッコませていただくのは、10月1日よりスタートしたNHKの朝ドラ『純と愛』。
夏菜演じるヒロイン・狩野純は、正義感が強く真っ直ぐで、周囲にぶつかりつつも夢に向かっていく、典型的朝ドラヒロインタイプ。一方、風間俊介演じる相手役・待田愛(いとし)は、「ある事情から、人の本性が見えてしまうようになった」ことで、できるだけ人の顔を見ないように俯いて暮らしてきたという異色の設定だ。
ただし、表層的な「顔」とは別の人間の本性=「ガチガチの鎧を着て傷ついている」姿が見えたり、「赤ん坊のように泣き喚いている」姿が見えたりするという描写は、かつて話題になった人気コミック『ホムンクルス』(山本英夫、小学館)そっくりのようではある。また、まるでホラーのようなBGMや映し方は、『家政婦のミタ』(日本テレビ系)や『女王の教室』(同)の脚本家・遊川和彦カラーが存分に発揮されている煽り方だと思う。
ネガティブすぎるイケメンモデル・栗原類が、“ホンモノ”たるゆえんを探る

栗原類公式プロフィールより
今回ツッコませていただくのは、近頃急速にテレビ露出が増えてきている「ネガティブすぎるイケメンモデル」こと栗原類。
唐突にメディアに登場する「~~すぎる○○」キャラには、大手事務所や代理店などの思惑がたっぷり詰まった諸事情があることも多いだけに、最初に目にした時は、この人も「また出てきた、新しい『~~すぎる○○』か」などという偏見に満ち満ちた目で見てしまった。
しかも、「ネガティブすぎる」みたいなキャラも、ルックスの方向性も「キレイなピース又吉じゃん」とも思った。そのうちに文学について語り出したり、意外とギャル好きだったりすることが判明したりするんじゃないかと思って見守ってみたのだが……。
ごめんなさい。この人、限りなく「ホンモノ」に見える。
それを確信してしまったのは、9月27日に放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした×新番組フジ家の流儀 ぶちぬき2時間半スペシャル』(フジテレビ系)。とんねるず・石橋貴明が父で、栗原類はその息子という設定で登場したコーナー「フジ家の流儀 どこの家庭でも起こり得る身近な問題を真剣に討論」で見る彼には、ホンモノ感が溢れ出ていた。
涙涙の『はねトび』最終回に感じた、出演者と視聴者の圧倒的な温度差

『はねるのトびら』(フジテレビ系)
公式サイトより
視聴率6.7%……。11年半の長きにわたって放送され、20%を超えることも珍しくなかった人気番組の最終回の視聴率としては、ちょっと寂しい数字だった、9月26日放送『はねるのトびら最終回2時間スペシャル!!』(フジテレビ系)。
最終回スペシャルということで、レギュラー出演者たちがVTRで名場面を鑑賞し、11年半の軌跡を振り返るという番組内容。何かの祭典番組のようなきらびやかなステージ上には、華やかにドレスアップしたレギュラー陣、そして会場には、これまたドレスアップしたスタッフや番組関係者たちが着席。
番組スタートから年代を追ってVTRが流され、それぞれの時代の名作コントや名物企画なんかを振り返ったりするのだが、なんとなく見ている側との温度差を感じるというか、「遠さ」みたいなものを感じてしまうのは、なぜなんだろうか。
2012年に見る『ロンバケ』、山口智子のハイテンション演技がキツイ理由

『ロングバケーション』/ポニーキャニオン
今回ツッコませていただくのは、9月26日から首都圏で夕方に再放送され始めた『ロングバケーション』(フジテレビ系)。いわずもがな、今から16年前の1996年に放送され、平均視聴率29.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、最高視聴率36.7%(最終回)を記録した、木村拓哉、山口智子主演の大ヒットドラマである。
10月にスタートする、キムタク主演のフジテレビ月9ドラマ『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』(それにしても、ものすごいタイトル)の宣伝のためなのだろうけど、久しぶりに見て感じたのは、90年代半ばのキムタクは、今見てもやっぱり“キムタク”だったということ。ある意味、いつの時代でも変わらないものを提供し続けてくれる、安心ブランドだと思う。
また、ちょっと意外だったのは、稲森いずみが記憶していたよりも若くてツヤツヤでキレイだったこと、松たか子がまだ眉太で野暮ったかったこと。当時はオシャレな感じがした挿入歌がダサく感じられるなど、時代の流れを感じてしまう部分は多々あったけれど、中でも最大の驚きは、2012年現在に見ると最もキツイのが、山口智子だということだ。