テレビ朝日が味を覚えた、「弱者」ぶりっこの計算番組に違和感

『運命』/アニプレックス

 今回ツッコませていただくのは、12月30日に放送された『苦手だっていいじゃない』(テレビ朝日系)。内容は、「苦手を克服するのではなく『苦手だっていいじゃない!!周りが理解してあげるべきだ!!』と主張する討論系バラエティ」というもの。出演者の顔ぶれと、冒頭で語られたコンセプトにまず違和感を覚え、放送局を確認してしまった。あれ? テレビ朝日だ……。

 というのも、オードリー・若林正恭やバカリズム、おぎやはぎ・小木博明、博多大吉など、「いかにもテレ朝」な顔ぶれなのに、いきなり「苦手弱者」なんて名づけてしまうイケイケな感じが、某局の昔の深夜番組のように思えたからだ。しかも、イケイケ感丸出しでなく、「ネガティブ」という衣をまとってみせる分、計算高くあざとい気もする。ゲストたちが次々に唱える「苦手」なものは、「ボーリング」(ハイタッチとか、異常なテンションの高さ)や「『どんな曲聴くんですかー?』という質問」、「自称Sの女」「自称サバサバ女」「やたらフェスに行ってる感を出す女」などなど。こうした「苦手」に、ネットの掲示板では「すげーわかるww」「いちいち共感」「共感しすぎてやばいww」「面白い」などの声が続出していた。

テレビ朝日が味を覚えた、「弱者」ぶりっこの計算番組に違和感

『運命』/アニプレックス

 今回ツッコませていただくのは、12月30日に放送された『苦手だっていいじゃない』(テレビ朝日系)。内容は、「苦手を克服するのではなく『苦手だっていいじゃない!!周りが理解してあげるべきだ!!』と主張する討論系バラエティ」というもの。出演者の顔ぶれと、冒頭で語られたコンセプトにまず違和感を覚え、放送局を確認してしまった。あれ? テレビ朝日だ……。

 というのも、オードリー・若林正恭やバカリズム、おぎやはぎ・小木博明、博多大吉など、「いかにもテレ朝」な顔ぶれなのに、いきなり「苦手弱者」なんて名づけてしまうイケイケな感じが、某局の昔の深夜番組のように思えたからだ。しかも、イケイケ感丸出しでなく、「ネガティブ」という衣をまとってみせる分、計算高くあざとい気もする。ゲストたちが次々に唱える「苦手」なものは、「ボーリング」(ハイタッチとか、異常なテンションの高さ)や「『どんな曲聴くんですかー?』という質問」、「自称Sの女」「自称サバサバ女」「やたらフェスに行ってる感を出す女」などなど。こうした「苦手」に、ネットの掲示板では「すげーわかるww」「いちいち共感」「共感しすぎてやばいww」「面白い」などの声が続出していた。

『家族のうた』などドラマ界も苦戦続き……今年のズッコケ作品はコレ!

『ハングリー!』/ポニーキャニオン

――2012年、テレビ業界は全体的に視聴率に苦しんでいる状況でしたが、中でも顕著だったのはドラマの数字。打ち切り作品も1つじゃなかった今年のドラマ事情を、サイゾーウーマンが誇るテレビウォッチャー・太田サトル&田幸和歌子が振り返っていきます!

太田サトル(以下、太) 2012年のドラマを振り返ってみると、結局平均視聴率の1位2位は『カーネーション』『梅ちゃん先生』と、NHK朝ドラが独占していたね。この2作品は対照的で、ファンがかぶっていないのが面白い。

田幸和歌子(以下、田) 好調だったのは、米倉涼子の『ドクターX~外科医・大門未知子~』。テレ朝と刑事モノとの相性の良さを感じたね。

年始の特番、「中村獅童がひたすら歌って踊って歴史を教える!」でいいのか?

『絶対に笑ってはいけない熱血教師24時!』
公式サイトより

――2012年、テレビ業界は全体的に視聴率に苦しんでいる状況でしたが、年末年始には各局とも気合の入った特番を準備中。毎年恒例の特番から、今回しか見れない珍特番までを、サイゾーウーマンが誇るテレビウォッチャー・太田サトル&田幸和歌子がチェックしていきます!

太田サトル(以下、太) 2012年もいよいよ終わり。大みそかのテレビといえば、まずは『紅白歌合戦』(NHK)なんだろうけれど……。

田幸和歌子(以下、田) もう何年も、本編よりも、誰が落選して誰が選ばれたか、それから年明けに発表される視聴率のほうが話題になっている気がするんだけどね。

女子校ノリ仲良しトークが魅力を半減、SHELLY&いとうあさこが惜しい

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SHELLY公式サイトより

 今回ツッコませていただくのは、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)や『いきなり!黄金伝説。』(テレビ朝日系)など、最近バラエティでセット売りされつつある、SHELLYといとうあさこ。

 2人は番組での共演から意気投合したそうで、上記のバラエティ番組のほか、『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)などに出た際に「仲良し」として話題にあげたり、いとうあさこのトークライブにSHELLYがゲスト出演したり、プライベートでもよく飲んでいるらしい。それだけに、とにかく息がピッタリではある。どちらも機転が利くし、しゃべりもできるし、好感度もそこそこだと思う。なのに、なぜだろう? セットで出ると、不思議とあまり面白くない。2倍にならないどころか、半減する気すらする。

AKB48が2連覇する前振り? 『火曜曲!』レコード大賞企画の疑問

三代目 J Soulも侮れない

 12月30日に発表される日本レコード大賞。12月18日の『火曜曲! SP』(TBS系)では、54回目となるその発表に先がけ<レコード大賞受賞曲 全曲大公開!>と銘打ち、過去の名場面のVTRで歴史を振り返る企画が放送された。

 沢田研二、ピンク・レディー、五木ひろし、中森明菜、近藤真彦、そして近年の受賞者の浜崎あゆみやEXILEと、次々にその年の受賞シーンが流されていく。

 ところで、昨年のレコ大受賞アーティストは、この番組のMCでもあるAKB48である。そして、AKBは今年もレコ大にノミネートされている。そんな中でのレコ大特集というのは、結局のところ「今年もAKB?」としか思えないのだが、どうなのだろうか。

火野正平の“テキトー”というおおらかさが光る『にっぽん縦断 こころ旅』

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『NHK にっぽん縦断こころ旅~火野
正平と行く、自転車でめぐる日』
(宝島社)

 今回ツッコませていただくのは、NHK-BSプレミアム『にっぽん縦断 こころ旅 2012“秋の旅”』。最初は「なぜ火野正平で、自転車の旅?」と人選を不思議に思っていたのに、いつの間にかド派手なニット帽と個性的な上着+ゆる~いワークパンツやサルエルパンツ姿の「季節労働者」を見るのが、楽しみになってしまっている。
 
 この番組を見ていて、まず驚かされるのは、火野正平の「人気」ぶりだ。おばあちゃんやおばさん、おじさん、小学生までも、握手を求めてきたり、話しかけてくる。こんなにも一般人が気安く話しかけまくる芸能人って、美川憲一ぐらいしか見たことがない気がする。

火野正平の“テキトー”というおおらかさが光る『にっぽん縦断 こころ旅』

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『NHK にっぽん縦断こころ旅~火野
正平と行く、自転車でめぐる日』
(宝島社)

 今回ツッコませていただくのは、NHK-BSプレミアム『にっぽん縦断 こころ旅 2012“秋の旅”』。最初は「なぜ火野正平で、自転車の旅?」と人選を不思議に思っていたのに、いつの間にかド派手なニット帽と個性的な上着+ゆる~いワークパンツやサルエルパンツ姿の「季節労働者」を見るのが、楽しみになってしまっている。
 
 この番組を見ていて、まず驚かされるのは、火野正平の「人気」ぶりだ。おばあちゃんやおばさん、おじさん、小学生までも、握手を求めてきたり、話しかけてくる。こんなにも一般人が気安く話しかけまくる芸能人って、美川憲一ぐらいしか見たことがない気がする。

徹子が「魅力的、カワイイ!」と大絶賛する、瀬川瑛子の締まりのないものまね

『瀬川瑛子 全曲集~男嫌い・命く
れない~』/日本クラウン

 歌手・瀬川瑛子のものまねをする人というのは、結構多い。ちょっと鼻から息を抜きつつ、ゆっくり、くぐもったように言葉を発すれば、「モワノワァ~~」といった、まったく意味不明の言葉でも、それっぽくなる気がする。

 12月10日の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、ゲストとしてその瀬川瑛子がやってきた。徹子もオープニング早々、

「ものまねをなさる方は、今日是非ずっとご覧いただきたいんですけど」

『おーすとりっぷ』の恥ずかしくなるほどの「上質で特別」感の演出

『おーすとりっぷ』公式サイトより

 <おーすとりっぷ>。

 番組表でこの字面を見て、一瞬我が目を疑った。おーすとりっぷ……?? 堂々としたエロ番組か何かと思った、「OH、ストリップ!!」的な。先にいってしまえば、この『おーすとりっぷ』は名前オチだったわけだが、12月9日放送の『おーすとりっぷ』(TBS系)をチェックしてみた。

 ♪シャンランラン~とかいう、ほのぼのした感じのBGMに乗って、30代ぐらいの夫婦らしき爽やかな男女が登場。そこに、「2人きりで、旅をしよう」という、しっとりした雰囲気の男性ナレーションがかぶる。続けて、

「行き先は、オーストラリア。君を笑顔にしてくれる場所へ」(ナレーション)

 そして、

「オーストラリア政府観光局の提供でお送り致します」