現在のヒット曲批判? AKB48の居場所がなかった『火曜曲!』特集

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撮影:後藤秀二

 4月16日に放送された『火曜曲!』(TBS系)。この日は、「国民的名曲1970年代特集」ということで、70年代のヒット曲を振り返る内容だった。尾崎紀世彦や小柳ルミ子など、名曲のVTRがいろいろ流れた後、71年ヒット曲「知床慕情」をスタジオゲストの加藤登紀子が生披露した。歌い終わってからMC陣とのトークが始まったのだが、その時の加藤のコメントが、なかなかのパンチ力だった。

「あの頃の歌って、全部歌えるんですよね」
「街中の人が歌えたんじゃないかっていう感じがありますね」

石橋貴明が絶賛、壇蜜のビジネス本的発言にみる「やりとりのセンス」

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『エロスのお作法』(大和書房)

 今回ツッコませていただくのは、壇蜜が登場した『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の「新・食わず嫌い王決定戦」(11日放送分)。

 急にメディア露出を高め、話題になってきた頃には、リア・ディゾンみたいな「企画モノ」の人かと思った。でも、葬儀会社に勤めていたことから、「仏壇」と、お供え物を意味する「蜜」という仏教に関する言葉から芸名を考えたという話や、各種インタビューなどから受ける印象は、けっこうな「キレ者」でもある。

 そして、この番組によって、その印象はますます強まった。登場するや、石橋貴明に超至近距離からじっとり見られつつも、まったく動じず、目線も逸らさず見返す壇蜜。石橋が絶賛していたポイントは「やりとりのセンスが抜群」という点だが、この日も存分に発揮されていた。たとえば……。

『ロンドンハーツ』、武井咲と浅尾美和で好対照だった記憶の引き出し方

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『COWCOW CONTE LIVE 2』(よしもと
アール・アンド・シー)

 今回ツッコませていただくのは、4月9日放送分『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の「出て来いオレの名前~アノ人の何番目芸人~」。

 「女性ゲストに番組名をナイショにし、思いつくだけ男性芸人の個人名を挙げてもらう」という内容で、その回答をスタジオにいる芸人が見守り、名前が挙がるとクリアできるというものだ。ゲストは番宣の女優さんでOKという、手間もコストもかからない便利な企画だと思う。しかし、女性ゲストが名前を言えるかどうかだけの内容のため、はたして面白いのかどうか……。

 女性ゲストは2名で、一番手は武井咲。意外だったのは、真っ先に「ハライチ・澤部佑」を挙げたこと。理由は「三軒茶屋でバッタリ会った」から。2位以下には有吉弘行、フットボールアワー・後藤輝基、ネプチューン・堀内健、名倉潤が続き、次に出たのは「COWCOWさん」。スタジオで武井の回答を見守るCOWCOWに、笑みがこぼれる。

徹子が沈黙し唸り声を上げた、鈴木福くん兄妹の無邪気な“攻勢”

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「イヤイヤYO~!!」(ユニバーサル ミュージック)

 子役・鈴木福くんが自ら考案したという、架空の仮面ライダー「仮面ライダーピザ」。その決めゼリフ「ピザでゴー!」というのを言わされた末、実にあっさりと「どうぞ、お座りください」と、すべった芸人のようにあしらわれた「ピザの悲劇」が起こったのが昨年2月のこと。

 4月1日、1年2カ月ぶりに福くんが『徹子の部屋』(テレビ朝日系)にやってきた。しかも今回は、2歳下の妹・夢ちゃんと、兄妹揃っての登場だ。福くんはこの春から小学3年生、夢ちゃんは新1年生。心強いパートナーを伴った福くん、徹子にリベンジだ!

「こんにちは!」

 兄妹揃って、ランドセルを背負っての登場。福くんのランドセルを見た徹子が、

「アナタ、紺なのね」

 とランドセルの色を確認したところ、

「マリンブルーです」

 キッパリ訂正する福くん。今日の福くんは序盤からなんだか挑戦的だ。そう言われた徹子はといえば、

大久保佳代子の存在で、冷静沈着な安住紳一郎がヤンチャな小学生に

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『局アナ 安住紳一郎』(小学館)

 今回ツッコませていただくのは、3月29日放送分『中居正広のキンスマペシャル』(TBS系)の「オアシズ大久保が安住と美容ざんまいの旅・最新美容なのに変顔で安住が抱腹爆笑」。

 かつては相方の光浦靖子が「1人で会社(人力舎)を支えている」とも言われるほど活躍し、一方で「OLの大久保さん」と呼ばれたほどテレビに姿を現すことのなかった大久保さんだが、今の勢いはすごい。

 なにしろ、特定のギャグや芸を持つわけでも、漫才やコントをするわけでもないのに、ただただ存在自体が面白いのだ。例えば、大久保さんの「美」に目覚めるまでのヒストリーの年表では、「小学生の頃のあだ名はカバ子」「好きな男子に消しゴムを投げつけられ、『男って不器用だなぁ』と思ってた」「昔付き合ってた貧乏な彼氏に、誕生日プレゼントに欲しいものを聞かれ、『自転車』と答えたら、盗難車をプレゼントされた」などなど、悲しく面白いエピソードを、妙に堂々と語る。

大久保佳代子の存在で、冷静沈着な安住紳一郎がヤンチャな小学生に

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『局アナ 安住紳一郎』(小学館)

 今回ツッコませていただくのは、3月29日放送分『中居正広のキンスマペシャル』(TBS系)の「オアシズ大久保が安住と美容ざんまいの旅・最新美容なのに変顔で安住が抱腹爆笑」。

 かつては相方の光浦靖子が「1人で会社(人力舎)を支えている」とも言われるほど活躍し、一方で「OLの大久保さん」と呼ばれたほどテレビに姿を現すことのなかった大久保さんだが、今の勢いはすごい。

 なにしろ、特定のギャグや芸を持つわけでも、漫才やコントをするわけでもないのに、ただただ存在自体が面白いのだ。例えば、大久保さんの「美」に目覚めるまでのヒストリーの年表では、「小学生の頃のあだ名はカバ子」「好きな男子に消しゴムを投げつけられ、『男って不器用だなぁ』と思ってた」「昔付き合ってた貧乏な彼氏に、誕生日プレゼントに欲しいものを聞かれ、『自転車』と答えたら、盗難車をプレゼントされた」などなど、悲しく面白いエピソードを、妙に堂々と語る。

ただひたすらに鉄道を愛する中川家・礼二を放送する『鉄学の時間』の世界

鉄道チャンネルFacebookより

 熱烈な鉄道ファンとしても知られている中川家の礼二だが、鉄道に関する番組を持っていたとは全然知らなかった。『中川家礼二の鉄学の時間』(TOKYO MX)。元々はCS向けに制作されていた番組をTOKYO MXで放送するという形のようだが、そんな“濃い目”の番組の放送時間が月曜早朝5時というのがまたすごい。

 3月25日の放送回をチェックしてみると、礼二が佇むカットから始まった。テーマが鉄道で、ロケ地で1人佇むオープニングというと、どうしても『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)を思い出してしまう。礼二が『タモリ倶楽部』ごっこをして、「毎度おなじみ流浪の番組」とか言い出しそうにも見える。

ゴン中山が徹子の乙女ゾーンを猛攻! “恋人つなぎ”で鮮やかにゴールイン!?

『ヒーロー/明日へ』(ドリー
ミュージック)

 3月25日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)。ゲストは初登場だという、中山雅史。

「今日のお客様は、元サッカー選手でいらっしゃいます。ゴン中山という名前で親しまれていらした方」

 と、紹介する徹子の衣装には、いくつものサッカーボールがあしらわれている。そして、紹介されたゴンが、「♪ルールル、ルルル、ルールールー♪」と、番組テーマ曲を熱唱しながらカメラにどアップになるまで大接近してきた。さらに、

「♪ラーララ、ラララ、ラーララ、ラララ」

パンサー尾形という素材を生かしたテレ朝『ロンドンハーツ』の調整力

『ロンドンハーツ5』(よしもとア
ール・アンド・シー)

 今回ツッコませていただくのは、3月26日放送分『ロンドンハーツ 春の3時間SP』(テレビ朝日系)の「パンサー尾形 密着32日間ミュージカルドッキリSP」。

 「パンサー」と言えば、今、「出待ちナンバーワン」とも言われる、大人気の吉本興業所属のトリオ。だが、「パンサー尾形」と言えば、思い浮かぶイメージは別のものだろう。それは、グラビアアイドル・杉原杏璃の罠にハメられた『ロンハー』の「マジックメール特別編」。自信のなさやケチさ、ナルシストで小心なダメっぷりを存分に発揮したうえ、騙されていたことがわかると、本人の目の前で「クソ女」と言ったり、「素人には手を出します」発言をしたりと、最低な言動を炸裂させていた。

『イロモネア』で光った庄司智春、実は天然どころか緻密な知能犯?

吉本興業公式サイトより

 今回ツッコませていただくのは、3月20日に放送された『ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネアSP』(TBS系)で見せた、庄司智春(品川庄司)の意外な(?)能力。

 世間的には、コンビ間の「デキない方」であり、「ミキティー~~~~~(絶叫)」と「裸」しか芸がないと思っている人も多そうな庄司智春。でも、『あらびき団』(同)あたりから、「実はピンの方が面白いんじゃないか」という気がうすうすしていた。それも、「天然」でなく、意外にも緻密に計算されていそうな気がしたのだが……今回、それが気のせいではないと確信した。

 ランダムに選ばれた5人の観覧客を笑わせる全5回のステージにおいて、庄司の挑戦は、この番組の特性を知り尽くした構成になっていたからだ。