「そんなの飯島に聞いてよ」SMAP解散騒動、ジャニーズ事務所の呆れたマスコミ対応

 

 本当は言いたいのに、言えないネタを持ってる芸能記者さん、集まれ! 芸能ニュースの摩訶不思議なお話からウソか真かわからないお話まで、記者さんたちを酔わせていろいろ暴露させちゃった☆

A……スポーツ紙記者 グラドルからジャニーズまで、芸能一筋18年の芸能記者
B……週刊誌デスク 日中はラジオでタレントの発言をチェック、夜は繁華街に繰り出し情報収集を行う事情通
C……WEBサイト記者 通常ニュースから怪しいBBSまで日参、膨大な資料を作り続ける若手記者

■週刊誌のSMAP記事は「作文」だった!?

A 恒例の年末座談会ですが、まずはSMAP解散について話しましょうか。『NHK紅白歌合戦』の出場可否についての報道は、連日大盛り上がりでしたよね。マスコミ各社は、出場する派としない派に分かれて、報道合戦をしていました。結果的に、ジャニーズ事務所……というか本人たちが、「出ません」と宣言したわけですが。

B 正直週刊誌は、秋以降のSMAP記事は、もはや惰性でやってた(笑)。毎週編集長が、新しいネタもないのに、「今週もSMAP記事を2ページ作るぞ」と言い出して、「不仲説」やら「中居正広独立説」やらを、微妙に角度を変えて書き続けるという。

C 新しいネタはなくても、SMAPの記事を載せると、雑誌が売れるっていうことですか?

B その通り。目次に「SMAP」が入っていると、絶対に売り上げがよくなるんだよね。それももう年内までだってことで、各誌がこぞって「作文合戦」(笑)。どこも「東京スポーツ」と同じノリで、記事を作っていましたよ。

A マスコミが「もうなんでも好きに書いちゃえ」というスタンスになってしまったのは、そもそもジャニーズが、SMAPに関して、特に報道規制をしなくなったのも大きいですよね。

B そうだね。御用達メディアでも、SMAPの記事に関しては、何の注文もされなくなったみたい。ジャニーズに「こういう記事を出します」と連絡しても、「はい、そうですか」で終わるという。1年前じゃ考えられないことだよ。

A ある週刊誌は、SMAPについてジャニーズに問い合わせたら「そんなの飯島(三智、元SMAPチーフマネジャー)に聞いてよ。……あ、もういないのか」という、冗談みたいな回答をされたとか(笑)。

C ジャニーズ本体からすれば、もうSMAPはどうでもいいということなんでしょうか。

A 本質的なところを突くなら、その通りだと思いますよ。

B その結果、経営陣には世間から批判が殺到、事務所自体の弱体化まで叫ばれるように。来年、中居が先頭に立って、大勢のジャニーズタレントが独立するなんて話も、どんどん現実味を増していってる。それでもメリー(喜多川)さんや(藤島)ジュリー(景子)からすれば、自分たちがマスコミに悪く書かれなくなるだけマシ、という気持ちみたいだけど。

A SMAPメンバーの契約更新が、来年9月末に行われるわけですが、その3カ月前くらいから、またしても報道合戦になることでしょうね。本当にジャニーズを辞めるのか、その後はどうするのか。来年も“SMAP”が芸能ニュースの中心になりそうです。

■2017年、不倫騒動が勃発しそうな女性タレント

C 今年は、さまざまな不倫報道が流れ、そのたびに大きなニュースになりました。ベッキーとゲスの極み乙女。川谷絵音は丸1年ニュースになり続けていたし、ファンキー加藤とアンタッチャブル・柴田英嗣の元妻の不倫騒動では、加藤のひたすら謝罪に徹する会見内容が「まるでお手本のようだ」と話題に。演歌歌手・紫艶が桂文枝への“不倫暴露攻撃”を仕掛けたかと思えば、三遊亭円楽はその“性豪ぶり”がクローズアップされました。とにかく話題に事欠かなかったですね。

A 僕らスポーツ紙が一番役得だったかもしれません。本人たちや周辺のリアクションを追っているだけで記事になるし、売り上げもバンバン上がる。週刊誌は一から火種を見つけてきて、さらに証拠固めまでしなきゃいけないので、大変でしょうが。

B ところがそうでもない。ぶっちゃけこのご時世、不倫と断定するには、ごく親しい身内、つまり不倫されている妻や夫の証言がないと、まず記事にできない。もちろん、一から不倫の証拠を集めて、不倫被害者に証言するよう説得するケースもあるけど、今年話題になった不倫騒動は、ほぼ持ち込みネタ。つまりタレコミってことだよ。

C 確かに、川谷の元妻や柴田は、自らマスコミにタレこんだんじゃないかとウワサになっていました。

B 不倫する側だってバカじゃないんだから、不貞行為を立証されるような行動は絶対しないよ。例えば2人でラブホテルに入るとか……と言ったら円楽師匠に失礼か(笑)。だからこそ、不倫ネタは、ごく近しい身内がタレこんでいると見て、間違いはないだろうね。

C 来年も不倫報道は相次ぐのでしょうか。

A そりゃあもう。これまで有名人の不倫だと、被害者は泣き寝入りしていたことも多かっただろうけど、今はメールでお手軽にタレコミできるし、なにより世間が“不倫スキャンダル”を求めているフシさえあります。

B 僕らにしても、今年これだけ話題になったんだからと、ガンガン不倫ネタを取材してる。来年はまず、あのスキャンダルタレントの不倫が発覚して、世間を騒然とさせるだろうね。

C 最近はあまり活動していない女性タレントですよね。あるスキャンダルで猛バッシングを受けて以来、第一線から退いたようにも見えましたが。

B 子どものことを考えて、あの騒動以降はほぼ謹慎状態みたいだけど、不倫記事が出てしまったら……離婚は免れられないだろうし、もう芸能界には居場所はなくなるだろうな。

(後編につづく)

「そんなの飯島に聞いてよ」SMAP解散騒動、ジャニーズ事務所の呆れたマスコミ対応

 

 本当は言いたいのに、言えないネタを持ってる芸能記者さん、集まれ! 芸能ニュースの摩訶不思議なお話からウソか真かわからないお話まで、記者さんたちを酔わせていろいろ暴露させちゃった☆

A……スポーツ紙記者 グラドルからジャニーズまで、芸能一筋18年の芸能記者
B……週刊誌デスク 日中はラジオでタレントの発言をチェック、夜は繁華街に繰り出し情報収集を行う事情通
C……WEBサイト記者 通常ニュースから怪しいBBSまで日参、膨大な資料を作り続ける若手記者

■週刊誌のSMAP記事は「作文」だった!?

A 恒例の年末座談会ですが、まずはSMAP解散について話しましょうか。『NHK紅白歌合戦』の出場可否についての報道は、連日大盛り上がりでしたよね。マスコミ各社は、出場する派としない派に分かれて、報道合戦をしていました。結果的に、ジャニーズ事務所……というか本人たちが、「出ません」と宣言したわけですが。

B 正直週刊誌は、秋以降のSMAP記事は、もはや惰性でやってた(笑)。毎週編集長が、新しいネタもないのに、「今週もSMAP記事を2ページ作るぞ」と言い出して、「不仲説」やら「中居正広独立説」やらを、微妙に角度を変えて書き続けるという。

C 新しいネタはなくても、SMAPの記事を載せると、雑誌が売れるっていうことですか?

B その通り。目次に「SMAP」が入っていると、絶対に売り上げがよくなるんだよね。それももう年内までだってことで、各誌がこぞって「作文合戦」(笑)。どこも「東京スポーツ」と同じノリで、記事を作っていましたよ。

A マスコミが「もうなんでも好きに書いちゃえ」というスタンスになってしまったのは、そもそもジャニーズが、SMAPに関して、特に報道規制をしなくなったのも大きいですよね。

B そうだね。御用達メディアでも、SMAPの記事に関しては、何の注文もされなくなったみたい。ジャニーズに「こういう記事を出します」と連絡しても、「はい、そうですか」で終わるという。1年前じゃ考えられないことだよ。

A ある週刊誌は、SMAPについてジャニーズに問い合わせたら「そんなの飯島(三智、元SMAPチーフマネジャー)に聞いてよ。……あ、もういないのか」という、冗談みたいな回答をされたとか(笑)。

C ジャニーズ本体からすれば、もうSMAPはどうでもいいということなんでしょうか。

A 本質的なところを突くなら、その通りだと思いますよ。

B その結果、経営陣には世間から批判が殺到、事務所自体の弱体化まで叫ばれるように。来年、中居が先頭に立って、大勢のジャニーズタレントが独立するなんて話も、どんどん現実味を増していってる。それでもメリー(喜多川)さんや(藤島)ジュリー(景子)からすれば、自分たちがマスコミに悪く書かれなくなるだけマシ、という気持ちみたいだけど。

A SMAPメンバーの契約更新が、来年9月末に行われるわけですが、その3カ月前くらいから、またしても報道合戦になることでしょうね。本当にジャニーズを辞めるのか、その後はどうするのか。来年も“SMAP”が芸能ニュースの中心になりそうです。

■2017年、不倫騒動が勃発しそうな女性タレント

C 今年は、さまざまな不倫報道が流れ、そのたびに大きなニュースになりました。ベッキーとゲスの極み乙女。川谷絵音は丸1年ニュースになり続けていたし、ファンキー加藤とアンタッチャブル・柴田英嗣の元妻の不倫騒動では、加藤のひたすら謝罪に徹する会見内容が「まるでお手本のようだ」と話題に。演歌歌手・紫艶が桂文枝への“不倫暴露攻撃”を仕掛けたかと思えば、三遊亭円楽はその“性豪ぶり”がクローズアップされました。とにかく話題に事欠かなかったですね。

A 僕らスポーツ紙が一番役得だったかもしれません。本人たちや周辺のリアクションを追っているだけで記事になるし、売り上げもバンバン上がる。週刊誌は一から火種を見つけてきて、さらに証拠固めまでしなきゃいけないので、大変でしょうが。

B ところがそうでもない。ぶっちゃけこのご時世、不倫と断定するには、ごく親しい身内、つまり不倫されている妻や夫の証言がないと、まず記事にできない。もちろん、一から不倫の証拠を集めて、不倫被害者に証言するよう説得するケースもあるけど、今年話題になった不倫騒動は、ほぼ持ち込みネタ。つまりタレコミってことだよ。

C 確かに、川谷の元妻や柴田は、自らマスコミにタレこんだんじゃないかとウワサになっていました。

B 不倫する側だってバカじゃないんだから、不貞行為を立証されるような行動は絶対しないよ。例えば2人でラブホテルに入るとか……と言ったら円楽師匠に失礼か(笑)。だからこそ、不倫ネタは、ごく近しい身内がタレこんでいると見て、間違いはないだろうね。

C 来年も不倫報道は相次ぐのでしょうか。

A そりゃあもう。これまで有名人の不倫だと、被害者は泣き寝入りしていたことも多かっただろうけど、今はメールでお手軽にタレコミできるし、なにより世間が“不倫スキャンダル”を求めているフシさえあります。

B 僕らにしても、今年これだけ話題になったんだからと、ガンガン不倫ネタを取材してる。来年はまず、あのスキャンダルタレントの不倫が発覚して、世間を騒然とさせるだろうね。

C 最近はあまり活動していない女性タレントですよね。あるスキャンダルで猛バッシングを受けて以来、第一線から退いたようにも見えましたが。

B 子どものことを考えて、あの騒動以降はほぼ謹慎状態みたいだけど、不倫記事が出てしまったら……離婚は免れられないだろうし、もう芸能界には居場所はなくなるだろうな。

(後編につづく)

有吉弘行、SMAP、フジテレビ、EXILE……2016年、芸能界のヤバイ「闇」ランキング

 夢見がよくない……そんな不吉なことばかり起きた2016年の日本。明るい話題はどれほどあったのだろうか。芸能界においても、“闇”の部分が明るみになった出来事があった。中でも、芸能界の象徴的な“闇”が現れた出来事を、ランキング形式で解説していこう。

■第4位:朝ドラに隠された「闇」

 日本のドラマ界は、もはやNHKの連続テレビ小説を中心に回っているといってもいい。『まれ』の土屋太鳳は『IQ246〜華麗なる事件簿~』(TBS系)へ、『あさが来た』の波瑠は『世界で一番難しい恋』(日本テレビ系)、『あまちゃん』から出た有村架純は、『ごちそうさん』に出ていた高畑充希と共に月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)に出演……。

 だが裏を返してみると、それだけ民放ドラマが弱体化し、スターが生まれていない証拠でもある。自助努力を怠り、他人のふんどしを借り、俳優の所属事務所の機嫌を取ることでしかキャストを選べなくなった民放ドラマに将来はない。もちろん朝ドラのヒロインのオーディションだけは激化の一途をたどるだろう。

■第3位:フジテレビドラマの深まる「闇」

 あれだけヒットドラマを量産したフジテレビのドラマが、まったく数字を取れていない。チャンネルである「8」%も取れるかどうかさえ怪しくなっている。福山雅治主演の月9『ラヴソング』が平均8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、松嶋菜々子主演の『営業部長・吉良奈津子』も全話平均7.1%、天海祐希主演の『Chef~三ツ星の給食~』も平均7.0%……。また、出演者についても、今までならありえないほど低いネームバリューのキャスティングが目立った。

『Chef』の、天海を取り巻く給食室の職員といい、『カインとアベル』のHey!Say!JUMP・山田涼介を取り巻く若手社員といい、相当数の俳優に断わられ、ようやく何番手かの俳優たちにOKをもらえたことは想像に難くない。さらには、松下奈緒が主演した『早子先生、結婚するって本当ですか?』には、坂上忍が松下演じる立木早子のお見合い相手役としてシレッと出ていたのには驚いた。

 フジテレビのロゴといえば目玉マークがおなじみだが、思い切って、そこに一滴涙のイラストを描き足して情に訴える方がいいのではないか。

■第2位:好感度常連タレントが落ちた「闇」

 今年は、好感度タレントが軒並み株を下げた年だったといえるだろう。ベッキーが不倫LINE騒動によりCMを10本降板、地上波番組レギュラー全9本休演という芸能史に残る急落ぶりを見せたかと思えば、明石家さんまは、事あるごとにSMAPについて言及したことでSMAPファンからのバッシングに遭った。もちろん、分裂騒動の中心人物となじられたSMAP・木村拓哉の人気も下降。
 一方、「抱かれたくない男」出川哲朗が『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)出演によって好感度がアップ。過去30年の芸能生活で数えるほどしかなかったCM出演オファーが、今年だけでも「任天堂」「マンダム」など一気に4本と急増した。

■第1位:SMAP、有吉、EXILE……事務所の「闇」

 16年1月、SMAPが生放送で行った謝罪会見ほど芸能界の闇を見た瞬間はなかったのではないか。木村を中央にして、中居正広が苦虫をかみつぶし、ほか3人もお通夜に出席しているような様相。テレビの前の視聴者ではない、誰かへの謝罪。その「闇」は彼らの心の中奥深くに、巣食ってしまった。結局、『NHK紅白歌合戦』にも出ない、ましてや「さよならライブ」をやることもない異例の「無言解散」。誰が悪者とかそういう話は一切抜きで、晩節を汚してしまったSMAPには何の言葉も出ない。

 有吉弘行にも、そんな「事務所の闇」を見た。『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)でかつて共演していたフリーアナウンサー・夏目三久との交際が報じられたものの双方が否定。さらに、この熱愛スクープを我が物顔で報じたスポーツ紙はのちに「誤報」と異例の“お詫び”。そこには夏目の事務所・田辺エージェンシーが「力」でもみ消し、ねじ伏せた裏があったわけだが、お茶の間から見ても、特に番組が低迷していたわけでもないのに、夏目が『怒り新党』を降板した裏に何かあるのではと勘ぐるのは自然なことだ。こうして、夏目と有吉は「共演NG」になったのは間違いないだろう。

さて、とんでもないブラック企業ぶりが明らかになったのはEXILE、三代目J Soul Brothersらが所属する「LDH」。社員に丸刈りや土下座、さらには1人でラーメン10杯の飲食を強要するといった逸脱行為が「週刊文春」(文藝春秋)で報じられ、「黒々しているのは外見だけでない」ことがわかってしまった。

さて17年の芸能界はどうなるのだろうか。いずれにしても今年は、一寸先は闇ということを思い知った年であったことは間違いない。
(後藤港)

有吉弘行、SMAP、フジテレビ、EXILE……2016年、芸能界のヤバイ「闇」ランキング

 夢見がよくない……そんな不吉なことばかり起きた2016年の日本。明るい話題はどれほどあったのだろうか。芸能界においても、“闇”の部分が明るみになった出来事があった。中でも、芸能界の象徴的な“闇”が現れた出来事を、ランキング形式で解説していこう。

■第4位:朝ドラに隠された「闇」

 日本のドラマ界は、もはやNHKの連続テレビ小説を中心に回っているといってもいい。『まれ』の土屋太鳳は『IQ246〜華麗なる事件簿~』(TBS系)へ、『あさが来た』の波瑠は『世界で一番難しい恋』(日本テレビ系)、『あまちゃん』から出た有村架純は、『ごちそうさん』に出ていた高畑充希と共に月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)に出演……。

 だが裏を返してみると、それだけ民放ドラマが弱体化し、スターが生まれていない証拠でもある。自助努力を怠り、他人のふんどしを借り、俳優の所属事務所の機嫌を取ることでしかキャストを選べなくなった民放ドラマに将来はない。もちろん朝ドラのヒロインのオーディションだけは激化の一途をたどるだろう。

■第3位:フジテレビドラマの深まる「闇」

 あれだけヒットドラマを量産したフジテレビのドラマが、まったく数字を取れていない。チャンネルである「8」%も取れるかどうかさえ怪しくなっている。福山雅治主演の月9『ラヴソング』が平均8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、松嶋菜々子主演の『営業部長・吉良奈津子』も全話平均7.1%、天海祐希主演の『Chef~三ツ星の給食~』も平均7.0%……。また、出演者についても、今までならありえないほど低いネームバリューのキャスティングが目立った。

『Chef』の、天海を取り巻く給食室の職員といい、『カインとアベル』のHey!Say!JUMP・山田涼介を取り巻く若手社員といい、相当数の俳優に断わられ、ようやく何番手かの俳優たちにOKをもらえたことは想像に難くない。さらには、松下奈緒が主演した『早子先生、結婚するって本当ですか?』には、坂上忍が松下演じる立木早子のお見合い相手役としてシレッと出ていたのには驚いた。

 フジテレビのロゴといえば目玉マークがおなじみだが、思い切って、そこに一滴涙のイラストを描き足して情に訴える方がいいのではないか。

■第2位:好感度常連タレントが落ちた「闇」

 今年は、好感度タレントが軒並み株を下げた年だったといえるだろう。ベッキーが不倫LINE騒動によりCMを10本降板、地上波番組レギュラー全9本休演という芸能史に残る急落ぶりを見せたかと思えば、明石家さんまは、事あるごとにSMAPについて言及したことでSMAPファンからのバッシングに遭った。もちろん、分裂騒動の中心人物となじられたSMAP・木村拓哉の人気も下降。
 一方、「抱かれたくない男」出川哲朗が『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)出演によって好感度がアップ。過去30年の芸能生活で数えるほどしかなかったCM出演オファーが、今年だけでも「任天堂」「マンダム」など一気に4本と急増した。

■第1位:SMAP、有吉、EXILE……事務所の「闇」

 16年1月、SMAPが生放送で行った謝罪会見ほど芸能界の闇を見た瞬間はなかったのではないか。木村を中央にして、中居正広が苦虫をかみつぶし、ほか3人もお通夜に出席しているような様相。テレビの前の視聴者ではない、誰かへの謝罪。その「闇」は彼らの心の中奥深くに、巣食ってしまった。結局、『NHK紅白歌合戦』にも出ない、ましてや「さよならライブ」をやることもない異例の「無言解散」。誰が悪者とかそういう話は一切抜きで、晩節を汚してしまったSMAPには何の言葉も出ない。

 有吉弘行にも、そんな「事務所の闇」を見た。『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)でかつて共演していたフリーアナウンサー・夏目三久との交際が報じられたものの双方が否定。さらに、この熱愛スクープを我が物顔で報じたスポーツ紙はのちに「誤報」と異例の“お詫び”。そこには夏目の事務所・田辺エージェンシーが「力」でもみ消し、ねじ伏せた裏があったわけだが、お茶の間から見ても、特に番組が低迷していたわけでもないのに、夏目が『怒り新党』を降板した裏に何かあるのではと勘ぐるのは自然なことだ。こうして、夏目と有吉は「共演NG」になったのは間違いないだろう。

さて、とんでもないブラック企業ぶりが明らかになったのはEXILE、三代目J Soul Brothersらが所属する「LDH」。社員に丸刈りや土下座、さらには1人でラーメン10杯の飲食を強要するといった逸脱行為が「週刊文春」(文藝春秋)で報じられ、「黒々しているのは外見だけでない」ことがわかってしまった。

さて17年の芸能界はどうなるのだろうか。いずれにしても今年は、一寸先は闇ということを思い知った年であったことは間違いない。
(後藤港)

中居「何事もなかったかのように」発言、朝日新聞にSMAP広告! SMAP&ファン激動の1年

 日本全国のファンに惜しまれながらも、2016年末をもって解散となるSMAP。1月13日に一部スポーツ紙が“分裂危機”を報じたことで、国内外のファンをも巻き込む大騒動となった。今回はそんなSMAPメンバー、ファンにとって激動の1年を振り返る。

 日本全国のファンに惜しまれながらも、2016年末をもって解散となるSMAP。1月13日に一部スポーツ紙が“分裂危機”を報じたことで、国内外のファンをも巻き込む大騒動となった。今回はそんなSMAPメンバー、ファンにとって激動の1年を振り返る。

 ジャニーズ事務所の後継者や“派閥”問題に端を発した今回の解散騒動。15年1月の「週刊文春」(文藝春秋)で、メリー喜多川副社長がSMAPメンバーやチーフマネジャー・飯島三智氏を批判し、SMAPサイドと、メリー副社長やその娘の藤島ジュリー景子副社長との“不協和音”が浮き彫りになった。スポーツ紙の報道後、メンバーは『SMAP×SMAP』(フジテレビ系、16年1月18日放送)で、世間を騒がせたことを生謝罪したが、8月には正式に「年内解散」を発表。デビュー25周年という節目の年に、あまりにも悲しい結末を迎えてしまった。

★中居、16年の波乱を予期していた?
 常にグループやメンバーのことを考え、行動してきたのは、最年長のリーダー・中居正広。13年放送の『SMAP×SMAP はじめてのSMAP 5人旅スペシャル』(フジテレビ系)では、酒に酔った中居が「10人が突っかかってきても、俺絶対SMAP守れるよ、今」と宣言し、ファンの涙を誘った。

 それから2年後、15年12月26日放送のラジオ番組『中居正広のSome girl’SMAP』(ニッポン放送)のエンディングでは、「ファンの方々はすごく大事だと思ってますけども。ちょっと遠目で見ていただくことがベストです」と、発言。この意味深な一言が心に引っかかったファンも多かったことだろう。そして、年が明けた1月2日放送回は「申年に聞きたいSMAP以外のジャニーズの曲」というテーマで、TOKIO、V6、KinKi Kids、嵐などの楽曲をオンエアー。普段、接点のないグループについて言及した中居は「ってことで、安心してください。これは僕が勝手にやってることなんで。あの、怒るなら僕のところに来てください」と、またも謎めいたコメントを残していた。

 さらに同9日のラジオでは「(16年は)どんな年になるんだろうね」「ドシっとするしかないよね。イヤなこともいっぱいあるんだろうなぁ~。腹立つことあるんだろうなぁ~。でもまぁ、なんだかんだで、なんか乗り越えていくんだろうなぁ~。普通に、何事もなかったかのように」と、自身に言い聞かせるように吐露。6月18日にも、前の放送で予告していた「上半期を振り返るトーク」に関し、「“後半またいろいろあるんじゃないかな~”って思いますんで。年末にとっておきたいと思います」と語っていたのだった。結果的にSMAPはこの発言から2カ月後に解散が決定し、ネガティブな報道が相次ぐ中で幕引きとなった。SMAPを愛する中居だからこそ、グループが大きな問題に直面することを不安視していたのかもしれない。

★解散発表後、ファンと交流しないまま12月に
 1996年にスタートし、解散に伴って12月26日に最終回となった『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)。代表的コーナー「ビストロ SMAP」は、数年前よりSMAPのファンクラブを通じて観覧客を募集し、“公開放送”形式で収録が行われていた。ところが、1月の報道以降は番組協力が廃止になり、多くのファンが“生のSMAP”と会えない状況に。後に同コーナーの番組協力は、「VTRの視聴とお客様の音(笑い声や拍手など)収録」というスタイルに変わり、2月下旬からは中居が出演する『のどじまんTHEワールド! 2016春』(日本テレビ系)や、草なぎ剛&香取慎吾が出演する『スマスマ』の1コーナーで観覧募集が再開。しかし、5人での収録は公開されぬまま、8月の解散発表後は声の収録もストップ。以降の放送では、すでに録音済みの“お客さんの声”をかぶせていたようだ。

 さらに、解散発表と同時に、メンバーがファンにメッセージを伝える機会も減少。12月26日には公式携帯サイト・Johnny’s webで、香取が連載していた「SD 慎語事典」の休載が明らかになった。16年の元日以来に更新された同コーナーで、香取は「また、この様な場所で皆様と心の交信が出来る日を切に願っています」と、ファンへメッセージ。香取が自分の意思で更新をストップしていたのかどうかは不明ながら、最後までファンとSMAPの関係性が分断されたような状態のまま解散となってしまった。

★SMAPファン、さまざまな手法でアピール
 メンバーへ声援を送ることや、応援の気持ちを伝えることのできないファンは、ラジオ番組などにお便りを送っていた。また、有志で集まった約70名からなる署名活動プロジェクト「5☆SMILE」の直筆署名は「37万3,515筆」も集まり、メンバーの誕生日やデビュー記念日(9月9日)には東京新聞の「TOKTOK」ほか、地方紙の伝言板コーナーにお祝いコメントが掲載された。

 デビュー日には、SMAPが過去にイベントを開催した埼玉・西武園ゆうえんちに多くのファンが訪れ、都電荒川線を貸し切りにして“SMAP愛”を主張するファンの姿も報道された。さらには、『スマスマ』最終回の12月26日は、同番組で毎回、震災支援を呼び掛けていたSMAPに対するお礼として、ファンが市電を貸し切り、「SMAP25周年&熊本復興市電『てをつな号。』」が熊本の街を走行したという。

 なおもファンはSMAPへの熱い思いを届けるため、ギリギリまで奔走。12月20日、朝日新聞社が運営するクラウドファンディングサイト「A-port」にて、ファン有志3名による「SMAP大応援プロジェクト」がスタートした。これは、新聞紙面を大きく使って応援メッセージを伝えるプロジェクトだといい、“支援”方法として1,000円プランと、新聞広告に名前を掲載できる3,000円のプランを設定。2日あまりで目標金額1,000万円を達成し、締め切りまで残り数時間の時点で3,000万円を超えていた。

主催側はサイト上で28日午前2時に「先ほどプロジェクトの募集を終了させていただきました。12000人を超える方々から、目標額を大きく上回る大きな大きなご支援をいただき、ありがとうございました」とお礼を述べ、「広告紙面の掲載日は、朝日新聞の12月30日全国版朝刊で正式決定しました。広告サイズですが、見開き以上は間違いないそうです」と、報告。奇跡を信じるSMAPファンは、大みそか直前まで結束力を見せたのだった。

中居「何事もなかったかのように」発言、朝日新聞にSMAP広告! SMAP&ファン激動の1年

 日本全国のファンに惜しまれながらも、2016年末をもって解散となるSMAP。1月13日に一部スポーツ紙が“分裂危機”を報じたことで、国内外のファンをも巻き込む大騒動となった。今回はそんなSMAPメンバー、ファンにとって激動の1年を振り返る。

 日本全国のファンに惜しまれながらも、2016年末をもって解散となるSMAP。1月13日に一部スポーツ紙が“分裂危機”を報じたことで、国内外のファンをも巻き込む大騒動となった。今回はそんなSMAPメンバー、ファンにとって激動の1年を振り返る。

 ジャニーズ事務所の後継者や“派閥”問題に端を発した今回の解散騒動。15年1月の「週刊文春」(文藝春秋)で、メリー喜多川副社長がSMAPメンバーやチーフマネジャー・飯島三智氏を批判し、SMAPサイドと、メリー副社長やその娘の藤島ジュリー景子副社長との“不協和音”が浮き彫りになった。スポーツ紙の報道後、メンバーは『SMAP×SMAP』(フジテレビ系、16年1月18日放送)で、世間を騒がせたことを生謝罪したが、8月には正式に「年内解散」を発表。デビュー25周年という節目の年に、あまりにも悲しい結末を迎えてしまった。

★中居、16年の波乱を予期していた?
 常にグループやメンバーのことを考え、行動してきたのは、最年長のリーダー・中居正広。13年放送の『SMAP×SMAP はじめてのSMAP 5人旅スペシャル』(フジテレビ系)では、酒に酔った中居が「10人が突っかかってきても、俺絶対SMAP守れるよ、今」と宣言し、ファンの涙を誘った。

 それから2年後、15年12月26日放送のラジオ番組『中居正広のSome girl’SMAP』(ニッポン放送)のエンディングでは、「ファンの方々はすごく大事だと思ってますけども。ちょっと遠目で見ていただくことがベストです」と、発言。この意味深な一言が心に引っかかったファンも多かったことだろう。そして、年が明けた1月2日放送回は「申年に聞きたいSMAP以外のジャニーズの曲」というテーマで、TOKIO、V6、KinKi Kids、嵐などの楽曲をオンエアー。普段、接点のないグループについて言及した中居は「ってことで、安心してください。これは僕が勝手にやってることなんで。あの、怒るなら僕のところに来てください」と、またも謎めいたコメントを残していた。

 さらに同9日のラジオでは「(16年は)どんな年になるんだろうね」「ドシっとするしかないよね。イヤなこともいっぱいあるんだろうなぁ~。腹立つことあるんだろうなぁ~。でもまぁ、なんだかんだで、なんか乗り越えていくんだろうなぁ~。普通に、何事もなかったかのように」と、自身に言い聞かせるように吐露。6月18日にも、前の放送で予告していた「上半期を振り返るトーク」に関し、「“後半またいろいろあるんじゃないかな~”って思いますんで。年末にとっておきたいと思います」と語っていたのだった。結果的にSMAPはこの発言から2カ月後に解散が決定し、ネガティブな報道が相次ぐ中で幕引きとなった。SMAPを愛する中居だからこそ、グループが大きな問題に直面することを不安視していたのかもしれない。

★解散発表後、ファンと交流しないまま12月に
 1996年にスタートし、解散に伴って12月26日に最終回となった『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)。代表的コーナー「ビストロ SMAP」は、数年前よりSMAPのファンクラブを通じて観覧客を募集し、“公開放送”形式で収録が行われていた。ところが、1月の報道以降は番組協力が廃止になり、多くのファンが“生のSMAP”と会えない状況に。後に同コーナーの番組協力は、「VTRの視聴とお客様の音(笑い声や拍手など)収録」というスタイルに変わり、2月下旬からは中居が出演する『のどじまんTHEワールド! 2016春』(日本テレビ系)や、草なぎ剛&香取慎吾が出演する『スマスマ』の1コーナーで観覧募集が再開。しかし、5人での収録は公開されぬまま、8月の解散発表後は声の収録もストップ。以降の放送では、すでに録音済みの“お客さんの声”をかぶせていたようだ。

 さらに、解散発表と同時に、メンバーがファンにメッセージを伝える機会も減少。12月26日には公式携帯サイト・Johnny’s webで、香取が連載していた「SD 慎語事典」の休載が明らかになった。16年の元日以来に更新された同コーナーで、香取は「また、この様な場所で皆様と心の交信が出来る日を切に願っています」と、ファンへメッセージ。香取が自分の意思で更新をストップしていたのかどうかは不明ながら、最後までファンとSMAPの関係性が分断されたような状態のまま解散となってしまった。

★SMAPファン、さまざまな手法でアピール
 メンバーへ声援を送ることや、応援の気持ちを伝えることのできないファンは、ラジオ番組などにお便りを送っていた。また、有志で集まった約70名からなる署名活動プロジェクト「5☆SMILE」の直筆署名は「37万3,515筆」も集まり、メンバーの誕生日やデビュー記念日(9月9日)には東京新聞の「TOKTOK」ほか、地方紙の伝言板コーナーにお祝いコメントが掲載された。

 デビュー日には、SMAPが過去にイベントを開催した埼玉・西武園ゆうえんちに多くのファンが訪れ、都電荒川線を貸し切りにして“SMAP愛”を主張するファンの姿も報道された。さらには、『スマスマ』最終回の12月26日は、同番組で毎回、震災支援を呼び掛けていたSMAPに対するお礼として、ファンが市電を貸し切り、「SMAP25周年&熊本復興市電『てをつな号。』」が熊本の街を走行したという。

 なおもファンはSMAPへの熱い思いを届けるため、ギリギリまで奔走。12月20日、朝日新聞社が運営するクラウドファンディングサイト「A-port」にて、ファン有志3名による「SMAP大応援プロジェクト」がスタートした。これは、新聞紙面を大きく使って応援メッセージを伝えるプロジェクトだといい、“支援”方法として1,000円プランと、新聞広告に名前を掲載できる3,000円のプランを設定。2日あまりで目標金額1,000万円を達成し、締め切りまで残り数時間の時点で3,000万円を超えていた。

主催側はサイト上で28日午前2時に「先ほどプロジェクトの募集を終了させていただきました。12000人を超える方々から、目標額を大きく上回る大きな大きなご支援をいただき、ありがとうございました」とお礼を述べ、「広告紙面の掲載日は、朝日新聞の12月30日全国版朝刊で正式決定しました。広告サイズですが、見開き以上は間違いないそうです」と、報告。奇跡を信じるSMAPファンは、大みそか直前まで結束力を見せたのだった。

藤島ジュリー景子、「マネジャー大量離脱」を招いた異例の人事――Jr.退所も相次ぐ予感?

 SMAP解散騒動の余波で、ジャニーズ事務所自体の“弱体化”が叫ばれるようになって久しい。中居正広ら、一部の所属タレントが、来年「大量離脱するのではないか」という一部週刊誌報道もあったが、特に若手のグループメンバーやジャニーズJr.らで、真剣に他事務所への移籍を検討する者が、続出しているという。

「そもそもジャニーズを辞めてしまうと、『活躍できるのは舞台など限られた世界のみとなってしまう』というのが定説でした。しかし今は、ネットもあるし、簡単にファンにアプローチできる。むしろジャニーズにいるよりも、活躍できる可能性さえあります」

 こう語るのは、20代前半の元ジャニーズJr.。現在は他事務所への移籍を検討しており、今後も芸能活動を続けていく意向だという。

「SMAPの解散や、元チーフマネジャー・飯島(三智)さんの退職を見ていると、自分たちは完全に使い捨てなんだという気持ちになります。最近では、ジャニーズのマネジャーたちの入れ替わりも、すさまじい勢いですしね」(同)

 実はSMAP騒動の少し前から、ジャニーズ内ではマネジャーの退職が相次いでいたのだという。

「その一番の原因は、藤島ジュリー景子副社長の“オキニ”といわれるNというマネジャーが、30代にして部長職に就任したことでしょう。元々ジュリー氏には、“腹心”とされる2人の男性スタッフがついていたのですが、N氏の台頭により、1人はジャニーズを退職しています。N氏は、以前嵐の現場マネジャーだったのですが、ジュリー氏に見初められた途端にチーフに昇進し、ジャニーズ内では異例のスピードで出世を成し遂げたそうです」(テレビ局プロデューサー)

 このN氏は、「慶應義塾大学卒で英語がペラペラという、お坊ちゃんタイプ。上に気に入られるのが得意なようで、ジュリー氏からの信頼は厚い」(同)とか。

「しかし、彼がスピード出世してからというもの、先の男性スタッフやその下に付いていた数名が、この人事に呆れてしまったのか、ジャニーズから去っていきました。一説には、ジュリー氏は人事の相談を外部の人間に相談しているそうで、たとえどれだけジャニーズに貢献したとしても、最終的には経営陣に気に入られるかどうかで処遇が決まるのではと、内部からの不信の声は尽きないそう。SMAPを大スターにのし上げた飯島氏をあんなに簡単に切り捨てたことで、その不信感はさらに膨らんだことでしょう。またマネジャーらの給料は、手取り15万円前後からスタートともいわれており、待遇面で不満を持つ者も少なくない様子。いまやジャニーズのマネジャー陣は、古参か新人しかいないのでは、といういびつな状態です」(同)

 スタッフに加えて、所属タレントが大量離脱となれば、いよいよ一般の人たちの目にもわかるほど、ジャニーズ事務所の弱体化が進むこととなるだろう。

SMAP解散と現代社会における40代の関係とは? 男は生きづらく、女は楽になる!?

 2015年に厚生労働省が発表した「簡易生命表」によると、日本人女性の平均寿命は87.05歳、男性は80.79歳で、過去最高を更新した。それを踏まえると、40代は“人生の折り返し地点”にあたることになる。

 折り返しを迎えた時、人は何を思い、何に悩むのか……。そんなテーマについて、40代真っただ中にして、注目の論者4名によるトークイベント「真剣40代男女しゃべり場 生き方、働き方忘年会議」が下北沢の本屋B&Bで開催された。

 イベントに登壇したのは、プレジデントオンラインの「WOMAN千夜一夜物語」 やnikkei WOMAN Onlineの「それでも女は生きてゆく」など、独自の視点でニュースやトピックの本質を鋭くえぐる河崎環氏。先日、初の著書『女子の生き様は顔に出る』(プレジデント社)をリリース。気鋭のコラムニストとして、注目されている論者の1人だ。

 河崎氏と熱い議論を交わしたのは、男性学の研究で知られる田中俊之氏、育児・教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏、働き方評論家の常見陽平氏の3名。オーバーフォーティーの4名によるトークのハイライトをレポートしたい。

■現代社会の中で、40歳の意味が変わってきている

 前半のトークで熱を帯びたのは、それぞれが幼少期から現在までに持ってきた「40代観」。生まれたときに、祖母が47歳だったというおおた氏は、「子どもの頃、(40代男性は)完全な“おじさん”って思っていました」と振り返る。

「今、40代になって、こんなに子どもだったのかなって思った。自分が年取ったからなのか、世の中の40代が若くなったのか、というと後者なんじゃないかなと思う」(おおた氏)

 これに対し常見氏は、「加齢とは何か」の視点から、次のように分析する。

「最近、大きく変わっているのは『社会的加齢』じゃないかな。現代社会の中で、40歳の意味が変わってきていると思います。会社内でも変わってきていて40代で大手企業の部長がいたり、一方で平社員の人もいる世界。それは正社員の話ですが、非正規の『中年フリーター』も問題になっています」

 また、田中氏は10代の頃に抱いていた、40代への冷めた視点が徐々に変化してきたと語る。

「僕が子どもの頃、40代の人って自分が客観視できていないと思っていました。高校生の時に見ていても、援助交際で女子高生と歩いていたり、あからさまにお金で何かしているっていうのがわかるのに、それで満足感あるのかな、と。キャバクラの同伴とかもそう。自分がおっさんできれいな女の子を連れて堂々と歩いて、それが楽しいと思える感性って何だろう、と若い時は見ていました。

 実際、僕が41歳になってみると、わかるとは言わないですが、絶対相手にしてもらえないんだろうと寂しさを感じます。自分に誰も興味がないんじゃないか、という恐怖があるので、だからお金で解決したいと考える人が出てくるのでしょう。昔見た、あのおっさんたちは、こんな複雑な回路をしていたのか、そこには何かしらの哀しみがあったのかな、と思えるようになりました」(田中氏)

■40歳になったら、ものすごく楽になった

 河崎氏は「男性陣と、そもそも意見が違うなと思う」と前置きしたうえで、次のように語る。

「私はド左翼の家庭で育ったのですが、基本的に周りは自立した女ばかりだったので、『40歳になると楽だ』って、ずっと聞かされてきたんです。20代30代って、自意識と他人から要求されるものとの間でつらい思いをしたりとか、自分が一体どういう人間になればいいのか迷ったり、悩んだりが多いんだけれども、40歳になったら、そういうものからすごく自由になるから、そこからなんでもできるよって、ずっと言われていた。

 当時は理解できなくて、楽だっていうのは更年期の話かと思ったんですね(笑)。で、実際自分が40歳になると、開き直りかもしれないんですが、他人からどう見られるか、他人の視線で自分の位置を決めることをしなくなるんです。自分の仕事のあり方であるとか、何と名乗るか、そういったものが自分の意思で決められるようになった。だから、ものすごく楽になった。その時は万能感しかなかったですね。もう何をしてやろうか、何も怖いものがない。このまま90歳まで行くんじゃないかというぐらい、今イイ感じです」(河崎氏)

 20代初期に結婚と出産を経験した河崎氏は、長女が大学に入学したのが40歳の時。そこが大きなターニングポイントで、「何か吹っ切れちゃったんですよね」という。

「一人育て上げたぞ、大学まで入れたぞっていう。まだ、下の子もいるんですが、もう“やりきった感”で、文句あるかコラ! くらいの感じです」(同)

 一方で、男性側の視点に立つと、40代は生きづらさを抱えざるを得ないような環境が取り巻いていると田中氏。

「今、建築業界などで、男性の働き口が少なくなっている。ここ10年ぐらいで考えると40代の男性の給料がすごく下がっている。にもかかわらず“一家の大黒柱=男性”って言われる。だからとってもつらい。現実は変化しているのにイメージは変わらないので、そこが問題だと思うんです。本当は、現実に合わせてイメージを変えていかなきゃいけないのに。専業主婦とサラリーマンの家庭で育っているのがマジョリティだと思うので、それを自分ができないのが情けないと感じてしまう」(田中氏)

■日本の男性像を変えたSMAP

 また、話題は平均年齢40歳オーバーにして絶大な人気を誇り、惜しまれながら12月31日で解散する国民的アイドルに及んだ。「SMAP存続の署名40万人だよ。長時間労働の是正を求める署名は4万人なのに」と、おおた氏。常見氏は、「SMAPがSMAPを降りたことで、僕ら男性にとっては『降りていいんだ』というメッセージになりましたね」と語る。

 これについて、「40オトコたちが、この話題に乗ってきた。キムタクとか工藤静香を、すごい叩いたじゃない? あれは裏切りだと」(河崎氏)、「アイドルをずっと維持するのは大変。アイドルって何歳ですかって話ですよね」(おおた氏)と、解散騒動を振り返る。

 なかでも、田中氏はSMAPの功績について次のように分析する。

「SMAPって日本の男性像を変えていると思う。ビストロスマップで料理をするコーナーがあったり、アイドルなのにお笑い芸人を交えないでコントをやるとか、つまり“おもしろい”とか“やさしい”、“料理”をアイドルがやっている。男がやってかっこいいものだと示した、その功績は大きい」

 「年齢なんて関係ない」と言ってみたところで、肉体の衰えには抗えない。だからといって、希望がないわけではない。4名の論者独自の視点には、加齢によってもたらされる社会からの期待、自身の転機をどう“さばく”かについてのヒントがちりばめられていたように思う。会場に集まった40代からは共感を、そして下に続く世代には希望をもたらすセッションだった。
(末吉陽子)

SMAPファン密着取材で「フジは最低最悪」「もう見ない」! 『SMAP×SMAP』便乗に呆れ声

 12月26日、20年以上にわたって放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)が、ついに最終回を迎えた。ファンからは番組の編集や演出について賛否両論が出ている中、フジの報道姿勢に対する批判も噴出している。

 1996年4月にスタートした『スマスマ』は、メンバーがコントや料理、歌を披露してきた国民的バラエティ。最終回はSMAPと番組の歴史を詰め込んだ約5時間の特番となり、懐かしい名場面がオンエアーされた。SMAP5人の“ラストステージ”として「世界に一つだけの花」を歌うことが告知されたことから世間の関心も高まり、平均視聴率は、午後6時30分~7時までの第1部が14.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2部(7時~10時)は17.4%、そして最後のステージが放送された第3部は23.1%と、高視聴率を記録した。

 さまざまな感情を抱き最終回を見つめたファンだが、『スマスマ』放送後に流れた報道番組『ユアタイム』の予告では、追い打ちをかけるような言葉が並んだ。「早くも“ロス”? 『最後の歌声』に街は…」というテロップが表示され、野島卓アナウンサーが「最終回を見つめたファンの声です」とコメント。ラスト放送を迎えたばかりの『スマスマ』を取り上げることを告知したのだった。

 これを見たSMAPファンからは、「『ユアタイム』でもう『スマスマ』振り返るのか。フジは最低最悪」「『ユアタイム』なんか絶対見ない」「『スマスマ』後、テレビ消して『ユアタイム』は見ない。フジに明日はない」と、フジに対する不満が続出。

「番組では、放送が終わったばかりのラストステージの模様をオンエアーしていました。また、フジテレビの周辺に集まったSMAPファンにインタビューを行ったり、親子3世代で『スマスマ』を見ていたという都内に住む一家を取材。番組スタッフが自宅を訪問すると、男性は自分自身や子どもの学校行事で『青いイナズマ』や『世界に一つだけの花』を歌ったり、踊ったといった思い出エピソードを話していました。ちなみに、高視聴率を記録した『スマスマ』効果もあったのか、『ユアタイム』も9.4%と、通常放送に比べて高い数字をマークしています」(ジャニーズに詳しい記者)

 実はSMAPファンの間で、こうしたファン密着映像が流れることは、すでに話題になっていたという。

「放送前から、番組観覧希望者やエキストラを募集している会社が『SMAPファンの方募集』と題して“密着取材”させてもらえる人を募っていたんです。募集要項には『スマスマ』を視聴する場所に出向き、『感謝や気持ちなどをインタビューさせて頂いたりします』と書かれていました。どの番組で使用するのかは判明していなかったものの、ファンはテレビで放送されることを覚悟していたようです。フジでは『ユアタイム』だけでなく、27日の『バイキング』でも同様に4組のSMAPファンに密着取材した映像を流していました」(同)

 こうしたファンへの取材はフジ以外でも行われており、23日には、TOKIO・国分太一がMCを務める『白熱ライブビビット』(TBS系)のスタッフを名乗るTwitterアカウントが、SMAPファンに対して「27日火曜日の放送で、スマスマ最終回を取り上げます。その際●●様のお気持ち等取材出来れば幸いです」と、メッセージ。このツイートがSMAPファンの間で話題になっていたという。

 各局が『スマスマ』を取り上げている状況下で、中でもフジテレビは自局とあって、27日の情報番組はSMAP一色となっており、『スマスマ』に“便乗”していると、嫌悪感を抱くSMAPファンも少なくないようだ。現在、フジでは香取慎吾のレギュラー番組『おじゃMAP!!』が放送中で、1月からは草なぎ剛主演の連続ドラマ『嘘の戦争』がスタートするも、「『ユアタイム』の番宣見た瞬間にチャンネル変えた。『おじゃMAP!!』とつよぽんのドラマ以外、フジにはチャンネル合わせない!」「『ユアタイム』の節操のなさに速攻テレビを消した。フジテレビはもう見ない。さようなら」「フジはメンバー個人の出演番組以外見ない!」と、宣言している。

 レギュラー終了によって、すっかりSMAPファンから突き放されてしまったフジだが、今後のSMAPメンバーの出演番組で“名誉挽回”してくれることを願いたい。

SMAPの過去映像使用に厳しい制約! ジャニーズからのお達しに、テレビ局猛ブーイング

 

 12月26日の5時間スペシャルをもって、最終回を迎えた『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)。新しい映像は、エンディングの約12分のみだったが、オンエアされた過去の番組VTRでは、脱退した森且行や、稲垣吾郎の逮捕から復帰までなど、“お蔵出し映像”の連続となり、視聴者からは「タブーが解禁された」との声が上がっていた。しかし翌27日、テレビ各局が『スマスマ』最終回を大々的に取り上げた際、ジャニーズ事務所からさまざまな制約を指定されたという。

「ジャニーズ事務所は、所属タレントの過去VTRの使用に関して、最も厳しい事務所として知られています。2009年、草なぎ剛が公然わいせつ罪で逮捕されましたが、その年のニュースを振り返る際にも、映像はもちろん、“逮捕された”という事実さえ、放送することは許されません」(テレビ局関係者)

 今年はほぼ丸1年、SMAP騒動が芸能ニュースの中心となっていただけに、各局ともSMAPの過去映像を、是が非でも放送したいところだが……。

「この年末も、各局がこぞってSMAPの過去映像を使用したいと、ジャニーズサイドに要請していますが、使用許可が出た映像は12月28日発売の『Clip!Smap!』から数カット、そして『スマスマ』最終回の歌唱シーンのみだったそう。フジの映像の再使用というだけあって、現場からは不満の声が漏れていますよ。事務所は、SMAPをいち早く過去のものにしたいのでしょうね」(同)

 この要請は日本テレビ、TBS、テレビ朝日、そしてNHKに行われているというが、フジに関しては少々事情が違うようだ。

「過去の『スマスマ』映像の一部など、他局に比べて使用していい映像がいくつもあるそうです。やはり、SMAP解散によって、20年間グループがお世話になってきた番組を突然打ち切らせることになり、多大な迷惑をかけてしまったとあって、フジは優遇されているようですね」(同)

 なお、『Clip!Smap!』と『スマスマ』の映像に関しても、オンエアに使用できるのは「年内まで」と、ジャニーズからお達しが来たという。大みそかの『NHK紅白歌合戦』の出演を辞退したことで、すでにSMAPとしての活動は全て終了したものの、SMAPの映像がテレビで放送されるのも、残りわずかとなってしまうようだ。