『さすらい温泉 遠藤憲一』しずちゃんの代打で漫才披露! 天津・木村が相方役を好演

 遠藤憲一が俳優を引退する決意で、派遣の仲居として各地の温泉で働いている。そんな設定のちょっとだけドキュメンタリー風味なドラマ『さすらい温泉 遠藤憲一』(テレビ東京系)。

 第4話となる今回は、南海キャンディーズ・しずちゃんと天津・木村の「新コンビ」が登場、我らが遠藤「健さん」も漫才を披露してくれました。

(前回までのレビューはこちらから)

 

■愛犬家・遠藤憲一

 今回も遠藤の30年来の友人(伊藤さん)のインタビューからスタート。「彼(遠藤)の本性に迫るべく」敢行してるインタビューらしいのだが、今回はずっと遠藤の飼っていたマルチーズの話。「引退」や「俳優」からどんどん遠ざかってゆく話題。

 後ほど温泉宿で卓球に興じる遠藤に、この亡くなった犬の話題を振ると明らかに動揺し始め、何かを振り切るように力み過ぎのスマッシュを鬼の形相で連発。

 引退の真相はいまだ謎だが、とりあえず彼がかなりの愛犬家だということだけはわかった。

 

■『千と千尋』のモデルとウワサの旅館

 今回、遠藤改め中井田健一(派遣中居業の時の名前)、通称・健さんが訪れたのは、長野県の渋温泉。

「厄除巡浴九湯めぐり」という9つの外湯巡りが人気の歴史ある温泉。奈良時代に発見され、戦国の世には、前回の山梨・下部温泉と同じく武田信玄の隠し湯になっていたという。

 健さんが今回働く宿・金具屋は、あの『千と千尋の神隠し』の舞台の参考になっているとの説もある見事な木造4階建て。

 変わった名前だと思ったらどうやら元が鍛冶屋で、温泉が出たため鞍替えしたということらしい。

 3つの名物風呂と並んでこの宿の売りは、登録有形文化財に指定されている130畳の大広間・飛天の間。昔は芝居小屋としても使われていたというこの舞台に地方営業として出演するため、ある芸人がやってくる。

 いまいち芽の出ない漫才コンビ・ワンワンパニックだ。

 遠藤のペットのインタビューからの流れから考えると、実に悪意のあるネーミングである。

 ちなみにファミコンカセット『オバケのQ太郎 ワンワンパニック』から取ったのかは、明らかにされなかった。

 

■ギスギスするお笑いコンビ

 しずちゃん演じる石原聡美は、舞台以外でも芸人らしく笑いを取ろうといじってくる相方のヒロト(天津・木村卓寛)に嫌気が差しており、支配人や健さんらの前でも、その不快感を隠そうとしない。

「こいつね、こんなブサイクな顔してますけど石原聡美って名前なんですよ? 聡明で美しいって書く……って、どこがやねん!」

「……(無視)」

 売れる気満々のヒロトに対し、役割を放棄し、無言を貫く聡美のギクシャクぶりが見るに耐えない。周囲が気を使うパターン。

 ヒロトは隙あらば売れようと「種」を巻き続けるタイプ。

 そしておそらく聡美は少なくとも舞台以外では割り切って「芸」を見せようとしないタイプ。

 どちらも間違いではないのだろうが、現時点では聡美の不満が燻って着火しかけてるのがわかる。

 さらに聡美には溺愛する男がおり、芸人を辞めて男と一緒になるつもりだという。

 結論から言うと、この彼氏は聡美を金ヅルとして利用していただけなのだが、電話で男に金を無心されてる姿を見てしまった健さんは、いきなり聡美に金を握らせる(おそらく1~2万円)。介入するスピードが光のように速い。

 営業のステージをすっぽかし、こっそり帰ろうとする聡美を待ち伏せし、バカを装って外湯めぐりに連れ出す健さん。聞き上手の健さんに心を開く聡美。

 いつも思うのだが、健さんはこういうとき、仲居の仕事を完全に放棄している。

 この日も夕方まで8つもの外湯を一緒に巡っており、やりたい放題。うらやましい。

 しかし、結局男の元へと去った聡美の代わりにヒロトと営業の舞台に立つ健さん。

■今回、四次元トランクから出てきたものは?

 なんでも出てくる健さんの「四次元トランク」から、今回は聡美と全く同じ舞台衣装(髪留めや蝶ネクタイまで)が。

 あらかじめ用意していたわけがあるはずないのだが、それでも出てくる。この番組唯一のファンタジー要素。

 今回は目的の服を探しているとき、トランクの中からテディベアらしきものや草鞋らしきものが飛び出しており、この「関係ない余計なもの」を見つけるのも楽しい。

 

■健さんの初漫才

 女装して漫才を行う健さん。

 関係ない枕からの「あーー結婚したい!」「突然やな!」。ネタへの入り方がよくある導入で笑ってしまった。

 細かくは省くが、この漫才シーンはしっかりネタ合わせして、舞台さながらに「ネタ」として披露したのだろう。

 荒いながらも新鮮なグルーブ感が出ていた。

 そして、イマイチ受けなくなってきた後半、帰ったはずの聡美が戻ってくる。

 男を振って吹っ切れたからなのか、健さんとの話で初心を思い出したからなのか、前のめりで大爆笑をとる聡美。

 だが、舞台を降りると恩人の健さんの姿はどこにもない。

「貴女の夢の足かせになっちゃいけない」と、聡美の「想い」が膨らむ前に身を引いたのだ。

 惚れさすだけ惚れさせて、置いていなくなる、西部劇のような美学。

 宿から出てきた聡美が大声で叫んだ「健さーーーん!」の声が「シェーーーン、カムバーーク!」みたいに聞こえた。

 仕事の途中で挨拶もなく派遣先からいなくなることになるが、そんなことはどうでもいいのだ。渡り鳥のように健さんは次の温泉に向かう。社会人失格なその気まぐれっぷりは、まさに「さすらい」。

 

■天津・木村の巧さ

 2006年に公開された映画『フラガール』以降、役者としても評価されているしずちゃんももちろんよかったが、天津・木村の「いかにもいそうな関西の若手漫才師のツッコミ」役もとてもよかった。

 相方との開きかけた距離を感じながらも、マネジャーもついてこない現場でマネジャー的な仕事もこなしつつ、割り切ったかのように相方の分まで腐らず周りに媚を売る。

 出番は決して多くないのだが、メインの邪魔をしない存在感で、的確に芝居を締めた。

 終わった後、爆笑だったことを支配人に褒められているときの、喜びながらも心の底からは喜んでいない、どこか醒めているような半・作り笑顔は、おそらく普段からしているのだろう、なんとも言えない味わいがあった。

 境目が薄れつつあるこのご時世、こんな分類に意味はないのかもしれないが、それでもコント師以上に漫才師は普段から素の部分まで微妙に「演じて」いるのだろう。そんな風に知ったかぶりたくなるくらい、自然な芝居だった。

 そして、ドラマ『火花』のときの井下好井・好井、とろサーモン・村田もそうだったが、ネタ中、片方が「本職」だと急造のコンビでもネタが締まる。

 面白い面白くない以前の、漫才として成り立ってる空気を作り出せるのが、プロならではの技術だ。

 今回の木村も、同じプロであるしずちゃん相手のときはともかく、「素人」である遠藤を、さりげなくフォロー、誘導しながら漫才として成り立たせていた。

 ただ台本のネタをやるだけでなく、観客へ見やすく橋渡しをし、呼吸をするように見所を整えながら、自然に話してるように話を運ぶのは、場数や経験がものをいうはずだ。

 木村が隙間を埋めたり諸々を担ってくれたので、急造のコンビの割に遠藤もやりやすかったのではないだろうか。

 途中から(演出的に)、意味なくエロ詩吟をやらされてしまうのでは? と、勝手にハラハラしながら見ていたが、そんな野暮なこともさせられることなく、無事役目を全うしていたのでよかったです。

 やってても、それはそれで見たかったけど。

 さて次回は法師温泉。オープニングでも使われてるあの名湯が登場。見ましょう。
(文=柿田太郎)

 

SKE48、巻き返しなる!? 巨額買収した超セレブな「相武紗季の義兄」に寄せられる期待

 アイドルグループ・SKE48が2月9日、ナゴヤドームで握手会イベントを開催。松井珠理奈、須田亜香里らメンバー74人がミニライブに参加し、5,000人のファンの前で最新シングル「Stand by you」など6曲を披露した。

 同グループは2014年2月にナゴヤドームで単独コンサートを行い、3万3,000人のファンを熱狂させたが、再びナゴヤドームコンサートを行うことがグループの目標となっている。

 そんなSKE48が最近、ある企業に買収されていたことをご存じだろうか。経済ライターが言う。

「Jトラスト社がジャスダック上場子会社の『KeyHolder』を通じ、運営会社のAKSから『SKE48』事業の買収を決定。昨年末に、芸能プロダクションAKSからアイドルグループSKE48事業を譲り受ける事業譲渡契約を締結したことを発表しています。3月から芸能プロダクション事業を開始する予定で、買収額は30億円。これは公表資料から推定されるSKEの純利益の13~14年分になるといいます」

 驚いたのが、Jトラスト社の藤澤信義社長のプロフィールだ。

「藤澤社長は旧ライブドアグループの元幹部で、消費者金融を主体にグループを成長させ、インドネシアでは銀行業も展開。元サッカー日本代表のラモス瑠偉氏と親しく、個人で彼が監督を務めていたJ2・FC岐阜の主要株主となっています。また昨年2月に結婚したお相手は、女優・相武紗季の姉で宝塚歌劇団出身の音花ゆり。彼女は結婚と共に芸能界を引退していますが、インスタグラムでは『一般の方』とのみ報告されていましたが、実は超セレブ婚だったようですね」(週刊誌記者)

 このところ乃木坂46や欅坂46に押され気味の48グループだが、1月21日にはSKE48としては約4年ぶりの地上波冠番組となる『SKEBINGO! ガチでお芝居やらせて頂きます!』(日本テレビ系)がスタート。今後はファンだけでなく、株主からも巻き返しが期待されそうだ。

『さすらい温泉 遠藤憲一』旅情とエロス……久しぶりに地上波で女性の“生尻”を見た!

 遠藤憲一が俳優を引退する決意で、派遣の仲居として各地の温泉で働いている。そんな設定のちょっとだけドキュメンタリー風味なドラマ『さすらい温泉 遠藤憲一』(テレビ東京系)。

 第3話となる今回は、人気が落ちることを恐れ、仮病で休業中のトップアイドルのために健さんこと中井田健一(遠藤)が奮闘する。なんでも出てくるトランクから、今回もあり得ないサイズのモノが出てきます。

(前回までのレビューはこちらから)

 

■遠藤の友人が今回も登場

 今回も前回と同様、冒頭のインタビューでリアル(だと思われる)な友人・知人が普段の遠藤について語っている。

「(役者は)天職ではない」

「(遠藤は)そんなに器用ではない」

 のっけから営業妨害ではないかと思えるほどのコメントを叩きつける、遠慮ない素人たち。

 だが「台本を人の3倍(10倍)読む」など、非常に努力家な面も語られた。

 普段頑張りすぎている分、今回「風に当たってる」のではないかとの見立ても。

 いわゆるフェイクドキュメンタリーなのだが、引退とかの「設定」はともかく、知人らの遠藤に対する発言は本物だろう(そうあってほしい)。

 

■ビシバシステムに見えなくもない遠藤

 そんな健さんが今回訪れたのは山梨の下部温泉で、かの武田信玄の隠し湯とされる場所。

 さらにここは、全国に21カ所しかない「国民保険温泉地」の一つ。調べてみると、まず温泉として効能が折紙付となる「国民保養温泉地」というくくりがあり、その中でも医師の協力を得て温泉の保健的利用を促進することが期待できる条件を備えた温泉地を「国民保険温泉地」と呼ぶらしい。有名どころだと、大分・湯布院温泉や奈良の十津川温泉郷などもこれに当たる。

 そして今回派遣された宿は大市館・裕貴屋。明治8年創業で木造3階建ての建物(昭和11年建設)は、登録有形文化財に認定されているとのことで、温泉地に溶け込みながらも控えめな格式を感じる。

 ちなみに宿の支配人を住田隆が演じており、目のぎょろりとした遠藤と並ぶと初代ビシバシステムのように見えなくもない。住田の初代の相方は緋田康人(当時の名は西田康人)。ドラマ『半沢直樹』(TBS系)で日本中をムカつかせたあの「小木曽」といえば、わかる人も多いだろう。

 

■乃木坂46のヒット曲を作曲した人が劇中曲を

 さっそく働き出した健さんは、橋から川を見つめる宿泊客を勝手に自殺志願者だと思い込み、救助。それが、なんとあの人気アイドルグループ神田川55(KDG55)のセンター・大賀みな(大場美奈・SKE48)だった。無期限休養中の“みなるん”は、負傷した足の治療で湯治に来ているらしいのだが、どうやら人気投票でセンターから陥落しそうなのが怖くて、引退覚悟で逃げてきているのが本当のところらしい。

 部屋まで上がりこんで飯を食わそうとするお節介な健さんを、当初はうざがっていたみなるんだが、自分のために振り付けまで覚えようとしてる熱意にほだされ、心を開きかける。

 この劇中曲を作ったのは、坂道グループの曲も手掛けている小田切大(乃木坂46「おいでシャンプー」や欅坂46「302号室」作曲など)、ダンスの振り付けはNGT48の振り付けを手がけたこともある富田彩(監督・後藤庸介のツイッター情報)。

 同じテレ東の深夜ドラマ『忘却のサチコ』でもそうだったが、劇中の使い捨てのような架空の曲がちゃんと作られていると、何か誠意を感じる。

 

■国民的アイドルのはずなのに……

 面白かったのはネットでウワサを聞きつけ集まってきたファンたちと、みなるんの距離感が全然「国民的アイドル」のそれではなかったこと。

「いっつもいっつもなんなの?」「握手会のときだって何回もしつこく来るし!」と、集まって来たファンたちをひとかたまりに敵と見なし、ブチ切れるみなるんも凄いが、「なんだよそれ……! みなるんをセンターにするために、幾らつぎ込んだと思ってるんだよ!」「そうだそうだ」「僕たちがいなけりゃ、とっくにセンター取られてるよ?」「そうだそうだ」と、負けじと本音をぶちまけるファンも凄い。

 ネットで匿名をいいことに本音をさらけ出す人は多くいるかもしれないが、白昼ファンが本人を取り囲んで文句を浴びせている様子は、荒れた地下アイドルの現場のよう。

 売れている「国民的アイドル」を取り囲む人の輪にライト層がまったくいないのが違和感の原因だと思うが、「人気」を表現するのは意外と難しい。

■武田信玄の鎧まで持参してる健さん

 そして再度心を閉ざしかけたみなるんを元気付けるため、恒例の健さん変装タイム。今回、古めかしく、さほど大きくもないトランクから出てきたのは、なんと武田信玄を思わせる鎧兜と衣類一式。腰には刀まで装着していたから、それも入っていたのだろう。もう絶対に収まる寸法ではないのだが、一体トランク内はどんな宇宙が広がっているのか。

 例によって、入っている他の服を撒き散らしながらトランク内を探すシーンでも、途中サンタの衣装らしきものをほっぽり投げていた。みなるんの薄着の私服から考えるに季節は夏前後だろうに、冬物までも押さえているのはさすがだ、というか怖い。

 怖いといえば、夜中に旅館内を鎧を着た男がうろついてるのに平然と後を追っかけるみなるんも怖い。

 普通に考えて超常現象なはずだし、そうじゃなかったとしても、かなり不審者だし、どっちにしろ、かなり怖いはずなのに。ファンへの対応といい、度胸が凄い。

 そして、鎧武者を追いかけていくと、そこにはオタ仲間らしき数人とサイリウムを両手にオタ芸(サイリウムダンス)をする健さんが。おそらく早着替えで鎧を脱いだのだろうが、たかだかこのためだけに鎧を着てまでみなるんを導くという発想が凄い。

 この健さんの熱意が届いたのか、みなるんも本域で踊り出し、アイドルとしてやっていこうという気持ちを取り戻すのだが、この時のみなるんのダンスが普通にかっこいい。ここだけで終わらせるのももったいないから、どこかで披露してしっかり成仏させてあげてほしい。

 

■フェイクドキュメンタリーという設定は後付け?

 ちなみに、みなるんはいわば俳優・遠藤憲一の同業者にあたるわけだが、どちらもお互いのことを知らなかったし、「えーー? まさか遠藤憲一さん!?」的なカタルシスも最後までない。

 フェイクドキュメンタリーとして見せようとしながらも、メーンのドラマ本編でまったく「遠藤憲一」的要素が入らないのは、あくまで流れ者の仲居ドラマとして撮った完全なフィクションに、何か事情があって後から頭とお尻にドキュメンタリー部分を付け足したのだろうか?

 そう思ってしまうくらい「ドキュメンタリー」部分と「ドラマ・フィクション」部分が断絶している。今後、種明かしがあるのだろうか?

 

■説明するほどでもない宿の情報を疑似体験

 今回も、「良さげな抹茶が出てくる」とか「ロースルロイスで送迎」とか「マシュマロを焼いて食べられる」とか(食べ放題らしく、ゆで卵やポップコーンも)、ドラマの中で実在する旅館の情報がさりげなく差し込まれており、行ったこともないのに見ているだけで旧知の宿に思えてくる。

 温泉(旅館)の贅沢なプロモーションビデオとして楽しむのも正解なのかもしれない。

 今回は女性の入浴シーンが踏み込んでいて、成宮潤というセクシー系の女優は、ぼかしていたとはいえ生尻まで披露していた。今や地上波ではなかなか見られなくなったお色気シーン。

 旅情だけでなく、そんな部分でも昭和を味わせてくれた。

 次回は南海キャンディーズのしずちゃんがマドンナで登場します。面白そう。
(文=柿田太郎)

 

『さすらい温泉 遠藤憲一』旅情とエロス……久しぶりに地上波で女性の“生尻”を見た!

 遠藤憲一が俳優を引退する決意で、派遣の仲居として各地の温泉で働いている。そんな設定のちょっとだけドキュメンタリー風味なドラマ『さすらい温泉 遠藤憲一』(テレビ東京系)。

 第3話となる今回は、人気が落ちることを恐れ、仮病で休業中のトップアイドルのために健さんこと中井田健一(遠藤)が奮闘する。なんでも出てくるトランクから、今回もあり得ないサイズのモノが出てきます。

(前回までのレビューはこちらから)

 

■遠藤の友人が今回も登場

 今回も前回と同様、冒頭のインタビューでリアル(だと思われる)な友人・知人が普段の遠藤について語っている。

「(役者は)天職ではない」

「(遠藤は)そんなに器用ではない」

 のっけから営業妨害ではないかと思えるほどのコメントを叩きつける、遠慮ない素人たち。

 だが「台本を人の3倍(10倍)読む」など、非常に努力家な面も語られた。

 普段頑張りすぎている分、今回「風に当たってる」のではないかとの見立ても。

 いわゆるフェイクドキュメンタリーなのだが、引退とかの「設定」はともかく、知人らの遠藤に対する発言は本物だろう(そうあってほしい)。

 

■ビシバシステムに見えなくもない遠藤

 そんな健さんが今回訪れたのは山梨の下部温泉で、かの武田信玄の隠し湯とされる場所。

 さらにここは、全国に21カ所しかない「国民保険温泉地」の一つ。調べてみると、まず温泉として効能が折紙付となる「国民保養温泉地」というくくりがあり、その中でも医師の協力を得て温泉の保健的利用を促進することが期待できる条件を備えた温泉地を「国民保険温泉地」と呼ぶらしい。有名どころだと、大分・湯布院温泉や奈良の十津川温泉郷などもこれに当たる。

 そして今回派遣された宿は大市館・裕貴屋。明治8年創業で木造3階建ての建物(昭和11年建設)は、登録有形文化財に認定されているとのことで、温泉地に溶け込みながらも控えめな格式を感じる。

 ちなみに宿の支配人を住田隆が演じており、目のぎょろりとした遠藤と並ぶと初代ビシバシステムのように見えなくもない。住田の初代の相方は緋田康人(当時の名は西田康人)。ドラマ『半沢直樹』(TBS系)で日本中をムカつかせたあの「小木曽」といえば、わかる人も多いだろう。

 

■乃木坂46のヒット曲を作曲した人が劇中曲を

 さっそく働き出した健さんは、橋から川を見つめる宿泊客を勝手に自殺志願者だと思い込み、救助。それが、なんとあの人気アイドルグループ神田川55(KDG55)のセンター・大賀みな(大場美奈・SKE48)だった。無期限休養中の“みなるん”は、負傷した足の治療で湯治に来ているらしいのだが、どうやら人気投票でセンターから陥落しそうなのが怖くて、引退覚悟で逃げてきているのが本当のところらしい。

 部屋まで上がりこんで飯を食わそうとするお節介な健さんを、当初はうざがっていたみなるんだが、自分のために振り付けまで覚えようとしてる熱意にほだされ、心を開きかける。

 この劇中曲を作ったのは、坂道グループの曲も手掛けている小田切大(乃木坂46「おいでシャンプー」や欅坂46「302号室」作曲など)、ダンスの振り付けはNGT48の振り付けを手がけたこともある富田彩(監督・後藤庸介のツイッター情報)。

 同じテレ東の深夜ドラマ『忘却のサチコ』でもそうだったが、劇中の使い捨てのような架空の曲がちゃんと作られていると、何か誠意を感じる。

 

■国民的アイドルのはずなのに……

 面白かったのはネットでウワサを聞きつけ集まってきたファンたちと、みなるんの距離感が全然「国民的アイドル」のそれではなかったこと。

「いっつもいっつもなんなの?」「握手会のときだって何回もしつこく来るし!」と、集まって来たファンたちをひとかたまりに敵と見なし、ブチ切れるみなるんも凄いが、「なんだよそれ……! みなるんをセンターにするために、幾らつぎ込んだと思ってるんだよ!」「そうだそうだ」「僕たちがいなけりゃ、とっくにセンター取られてるよ?」「そうだそうだ」と、負けじと本音をぶちまけるファンも凄い。

 ネットで匿名をいいことに本音をさらけ出す人は多くいるかもしれないが、白昼ファンが本人を取り囲んで文句を浴びせている様子は、荒れた地下アイドルの現場のよう。

 売れている「国民的アイドル」を取り囲む人の輪にライト層がまったくいないのが違和感の原因だと思うが、「人気」を表現するのは意外と難しい。

■武田信玄の鎧まで持参してる健さん

 そして再度心を閉ざしかけたみなるんを元気付けるため、恒例の健さん変装タイム。今回、古めかしく、さほど大きくもないトランクから出てきたのは、なんと武田信玄を思わせる鎧兜と衣類一式。腰には刀まで装着していたから、それも入っていたのだろう。もう絶対に収まる寸法ではないのだが、一体トランク内はどんな宇宙が広がっているのか。

 例によって、入っている他の服を撒き散らしながらトランク内を探すシーンでも、途中サンタの衣装らしきものをほっぽり投げていた。みなるんの薄着の私服から考えるに季節は夏前後だろうに、冬物までも押さえているのはさすがだ、というか怖い。

 怖いといえば、夜中に旅館内を鎧を着た男がうろついてるのに平然と後を追っかけるみなるんも怖い。

 普通に考えて超常現象なはずだし、そうじゃなかったとしても、かなり不審者だし、どっちにしろ、かなり怖いはずなのに。ファンへの対応といい、度胸が凄い。

 そして、鎧武者を追いかけていくと、そこにはオタ仲間らしき数人とサイリウムを両手にオタ芸(サイリウムダンス)をする健さんが。おそらく早着替えで鎧を脱いだのだろうが、たかだかこのためだけに鎧を着てまでみなるんを導くという発想が凄い。

 この健さんの熱意が届いたのか、みなるんも本域で踊り出し、アイドルとしてやっていこうという気持ちを取り戻すのだが、この時のみなるんのダンスが普通にかっこいい。ここだけで終わらせるのももったいないから、どこかで披露してしっかり成仏させてあげてほしい。

 

■フェイクドキュメンタリーという設定は後付け?

 ちなみに、みなるんはいわば俳優・遠藤憲一の同業者にあたるわけだが、どちらもお互いのことを知らなかったし、「えーー? まさか遠藤憲一さん!?」的なカタルシスも最後までない。

 フェイクドキュメンタリーとして見せようとしながらも、メーンのドラマ本編でまったく「遠藤憲一」的要素が入らないのは、あくまで流れ者の仲居ドラマとして撮った完全なフィクションに、何か事情があって後から頭とお尻にドキュメンタリー部分を付け足したのだろうか?

 そう思ってしまうくらい「ドキュメンタリー」部分と「ドラマ・フィクション」部分が断絶している。今後、種明かしがあるのだろうか?

 

■説明するほどでもない宿の情報を疑似体験

 今回も、「良さげな抹茶が出てくる」とか「ロースルロイスで送迎」とか「マシュマロを焼いて食べられる」とか(食べ放題らしく、ゆで卵やポップコーンも)、ドラマの中で実在する旅館の情報がさりげなく差し込まれており、行ったこともないのに見ているだけで旧知の宿に思えてくる。

 温泉(旅館)の贅沢なプロモーションビデオとして楽しむのも正解なのかもしれない。

 今回は女性の入浴シーンが踏み込んでいて、成宮潤というセクシー系の女優は、ぼかしていたとはいえ生尻まで披露していた。今や地上波ではなかなか見られなくなったお色気シーン。

 旅情だけでなく、そんな部分でも昭和を味わせてくれた。

 次回は南海キャンディーズのしずちゃんがマドンナで登場します。面白そう。
(文=柿田太郎)

 

SKE48卒業生・酒井萌衣が語る、メンバーから見た48グループ、そして現在のアイドル界

 今や、国内だけで300人を超える巨大組織となった48グループ。その公式ライバルとして設立され、48グループと肩を並べるほどの人気となった坂道シリーズ。2010年にSKE48加入後、7年間活動した酒井萌衣は、それらのグループにどんな思いを抱いているのか。卒業した現在の活動と合わせお話を伺った。これを読めば、11月に多数放送される、スカパー!のアイドル番組が何倍も楽しめるはずである。

――SKE48のオーディションを受けたのは12歳の時ですよね。きっかけは何だったのでしょう?

酒井萌衣(以下、酒井) ほぼノリでしたね。ちょうどAKBが流行りだしていた時で、テレビを見ていたら、SKEのメンバー募集をやってたんです。それで、「地元の名古屋だったらやれるかな?」と思って。

――オーディション自体、受けたのは初めてだったんですか?

酒井 はい。小学校の時はずっとバスケばかりやって、芸能に興味はなかったんです。本当に普通の女の子でした。

――SKEに入って、自分のことを推してくれるファンがいるんだと認識したのは、どんなタイミングでしたか?

酒井 初めてファンレターをもらった時ですね。嬉しかったです。お披露目してすぐでした。

――酒井さんにとって、ファンの方ってどんな存在ですか?

酒井 私のワガママを聞いてくれる人ですね。みんな心が広い人が多いんですよ。人のこと悪くも言わないし、ファンの人同士も仲良かったりして。握手会の時も、レーンが明るい雰囲気でした。

――SKE時代で、一番嬉しかったことは何でしょう?

酒井 総選挙でランクインした時は、めちゃくちゃ達成感感じました。その前の年は、速報は入ってたのに本番入らなくて…それがめちゃ悔しくてすごい泣いたんです。もう一生分泣いたんじゃないかってくらい。

――では、SKE時代に一番辛かったことはなんですか?

酒井 仲の良かった同期が卒業した時ですね。初めて人の卒業で泣きました。

――ご自身も卒業するわけですけど、その時はどのような心境でしたか?

酒井 もともとお芝居がしたかったんです。SKEにいた時も、お芝居をする機会はあったんですが、名古屋にいると活動が限られてくるので、東京に出て一から頑張ってみようと思って、卒業を決めました。

――卒業を発表した時、ファンの方の反応はどうでした?

酒井 ショック受けてる方は多かったですね。「これからじゃん」っていう言葉は結構いただきました。

――卒業と同時に上京されたんですか?

酒井 そうです。もう「孤独」って感じでした。東京にはまだ友達もいないし、いつも一緒にいてくれたメンバーとかもいないわけですから、一人でいても不安でした。

――逆に「自由になった」みたいな感覚はなかったんですか?

酒井 よく「自由に恋愛できるようになったでしょ」とか言われるんですけど、私、恋愛にあまり興味がないので(笑)。別に、グループにいた時からそこにこだわってはいなかったですし。それよりも、仕事面の不安が大きかったです。

――そういう孤独感みたいなものは、どうやって克服したんでしょうか?

酒井 「結局、人生ってひとりだな」って思ったんですよ(笑)。自分の人生に他人が口出したところで、結局決めるのは自分じゃないですか。それに気づいたんですね。友達がいなくたって、別に友達が何かを決めてくれるわけじゃないし、そんなことを思って乗り越えてきました(笑)。

――今は、舞台を中心に活動されていますが、アイドル時代とは生活は変わりましたか?

酒井 変わりました。お仕事の内容も全く違うので。舞台だと、自分の芝居を評価されるわけじゃないですか。そういうプレッシャーがあります。

――今まで演じた中で、「これは難しかったな」という役はありましたか?

酒井 私、引きこもりなので(笑)、普通の女の子で明るい子の役が苦手でした。

――家で引きこもってる時は何をされてるんですか?

酒井 YouTube見たり、テレビ見たり、漫画読んだりしてます。結構な用事がないと外に出ないんです。

――11月にスカパー!の「スペースシャワーTV プラス」で、ワルキューレの番組が放送されるのですが、アニメや声優さんの番組などは見ますか?

酒井 見ますね。声優さんのユニットって、「キャラがそこにいる」って思えるじゃないですか。そこが好きでなんす。声優さんのライブは、横浜アリーナまで見に行ったこともあるんですよ。

――SKEの番組だと、『SKE48 ZERO POSITION』が放送中です。出演時の思い出などはありますか?

酒井 番組のロケで、旅館に泊まったことがあったんです。その時、2人部屋だったのに、仲のいい子を他の部屋から連れてきて、6人で寝てたんです。そしたら、次の朝が寝起きドッキリだったらしくて。「寝ているはずの部屋にメンバーがいない」ってなって、スタッフさん困ったらしいです(笑)。最後に私達の部屋に来たら、全員いて、ああよかったって。
あとは、運動会がめちゃくちゃ楽しかったです。期ごとの対抗だったんですけど。ファンの人が見たいものを作ってる感じですよね。

――ファミリー劇場の『AKB48 ネ申テレビ』も長寿番組ですよね。

酒井 ネ申テレビはよく見てますし、握手会時に密着したりしてましたね。

――SKEから見て、AKBはどんな存在ですか?

酒井 最初は、手が届かないような存在でした。前田敦子さんとかいらっしゃった時は、圧倒的だったので。AKBがあって、すごく離れてSKEがあって、という感覚で。

――ライバル心みたいなものもあるんですか?

酒井 めちゃくちゃライバル心があったわけではないですけど、やっぱりグループとしては、他のグループよりもいいって言われたい、というのはありました。

――『STU48 イ申テレビ』など、各グループのバラエティ番組も放送されます。そういうグループは、どういう感じで見ていましたか?

酒井 どこも負けじとやっているところが凄いなと思います。SKEは、トップの松井珠理奈さんが熱い人なので、後輩たちもそこについていく点では負けていないです。

――横山由依さんの『京都いろどり日記』も放送されます。横山由依さんの印象はどうですか?

酒井 コンサートの時ぐらいしか、お会いしていないんですが、SKEのことも色々気にして下さっていましたね。あとは、どんな後輩が挨拶しても、きちんと目を見て対応してくれる方です。高橋みなみさんもそうでしたけど、周りに流されない強さはありました。

――「乃木坂46」「欅坂46」のスペシャル番組も相次いで放送されるのですが、坂道グループについては、どんな印象ですか?

酒井 もう「可愛い~」って感じです。私、乃木坂卒業生の深川麻衣さんに似てるって言われてたんですよ。面識は無かったんですけど、ファンの方がいい出したらしくて。そしたら、乃木坂が名古屋で握手会した時に会いに来て下さったんです。それで、一緒に写真撮ったら「似てる!」ってなって(笑)。それから仲良くさせていただいています。

――いわゆる「ライバル心」みたいなのではないんですね。

酒井 だって可愛いじゃないですか。曲も素敵な曲ばっかりですし。48グループは48グループの色があって、坂道グループは坂道グループの色があると思っています。

――欅坂についてはいかがですか?

酒井 引きこもりなので、あの大人に反抗するようなタイプの曲は大好きです。共感できるというか。かっこいい。自分でもこの曲やってみたかったな、と思ったりします。

――卒業してから見るSKEって、中にいたときとは、見方が変わったりします?

酒井 変わりますね。卒業してみると、SKEは凄くもがいてる印象ですね。珠理奈さんの体調が悪かったりとか、越えていかなければならない壁がいっぱいあった一年だと思うんです。でも、今はだいぶ乗り越えてきて、一人ひとりが頑張ってるなって思います。SKEのドキュメンタリー映画も公開されていますが、そこでも描かれていますし。

――映画のお話になりますが、出演されている映画「最果てリストランテ」が来年公開になりますね。

酒井 映画は初めてだったんですが、緊張しました。舞台ともまた違う感じで。舞台は何をしていても見えるじゃないですか。でも、映像は、限られた部分しか映さないので、そこが違いましたね。難しかったですけど、個人的には映像のお仕事をたくさんしたいと思っているので、そのスタートとしては、いい経験でした。

――11月は舞台があるんですよね。

酒井 はい。11月の16、17日に本所地域プラザ BIGSHIPで行われる「好きにならずにいられない」に出演します。ラブコメディなんですけど、今までやったことがないタイプです。コメディは大好きなので、頑張ります。

――最後に読んでいる方にコメントがあれば。

酒井 これからも頑張っていきますので、よろしくお願いします。ぜひスカパー!見て下さい(笑)。

(取材・文=プレヤード/撮影=尾藤能暢)

●酒井萌衣(さかい・めい)
1997年生まれ。愛知県出身。2010年、SKE48 4期生オーディションに合格し、グループに加入。2016年の選抜総選挙では63位に入る。2017年にグループを卒業。以降、舞台を中心に女優として活動中。2019年公開予定の映画「最果てリストランテ」に出演。
Twitter:@mei__sakai
Instagram:https://www.instagram.com/sakai__mei/

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SKE48・須田亜香里が“女王不在”のプロレス興行で躍動! 総選挙2位から下剋上へ?

 7月10日にプロレス中継番組『DDT LIVE! マジ卍』(AbemaTV)の第11回が配信された。今回番組では「アイアンマンヘビーメタル級選手権バトルロイヤル」の模様が放送され、なんとSKE48・須田亜香里が王者に。華麗なプロレス技も披露したのだが、ファンの間では「これって松井珠理奈の仕事だったのでは?」といった声も上がっている。

 この日須田は解説席に座っていたのだが、隣にいた「株式会社DDTプロレスリング」代表取締役社長・高木三四郎に「私、ベルトが欲しいんです」と懇願。須田の“握手攻撃”に高木社長はすっかりメロメロになってしまい、リングで試合をしていたアイアンマンヘビーメタル級王者・竹下幸之介をパイプ椅子で殴打してしまう。

 高木社長の暴挙にレフリーは「おまえメロメロになりすぎだろ!」と激怒。リングに上がった須田にも「総選挙2位だかなんだか知らないけどな! ここはプロのリングなんだよ!」と声を荒げている。しかし再び須田が“握手攻撃”を繰り出し、レフリーもメロメロに。高木社長とレフリーが竹下に攻撃を加え、最後は須田の“卍固め”が炸裂しベルトの奪取に成功した。

「視聴者からは『これぞプロレス!』という声も上がっている通り、“振り”から“オチ”まで見事な展開でした。須田も握手でメロメロにするだけではなく、飛びつき式の“卍固め”を披露。プロレスファンも納得の興行になったと思います。しかしSKE48のプロレス好きといえば、やはり『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』で1位となった松井珠理奈。彼女は先日体調不良による休養を発表しているため、ネット上では『珠理奈がいない間に須田がプロレスキャラとして定着しそう』などとも囁かれています」(同)

 6月27日に『テレ東音楽祭2018』(テレビ東京)で23枚目のシングル「いきなりパンチライン」を初披露した時は、欠席した松井の代わりに須田がセンターを担当。『世界選抜総選挙』2位の須田が、女王不在の穴を埋めている形だ。

「7月7日の『THE MUSIC DAY 伝えたい歌』(日本テレビ系)では、センターの位置にトロフィーとマイクスタンドを設置して異例のパフォーマンスが行われました。この日の放送を須田は自身のブログで振り返り、『珠理奈さんを支えられなかった悔しさから涙がポロポロ出てきてしまいました』と悲しみのコメントを寄せています。とはいえ松井の“代理”という形ではあるものの、現在須田の知名度は急上昇中。結果的には大きな“チャンス”となっているようです」(同)

 8月22日には1st写真集もリリースする須田。今年は彼女にとって飛躍の年になりそうだ。

今年で5回目の『テレ東音楽祭』、ローアングルの連続で「エロ過ぎる」と話題に

 6月27日に『テレ東音楽祭2018』(テレビ東京系)が放送された。今年も同音楽祭には様々なアイドルが登場したのだが、視聴者からは「ローアングルが多くて最高」「エロ過ぎる音楽祭」と絶賛の声が上がっている。

 2014年から始まり、今年で5回目となる『テレ東音楽祭』。今回は「AKB48」「SKE48」「HKT48」「乃木坂46」といった、AKBグループのアイドルユニットが名を連ねた。「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙」第3位の宮脇咲良と、指原莉乃を擁する「HKT48」は「早送りカレンダー」を披露。カントリー風の衣装も魅力的で、ファンの視線を釘付けにしている。

 松井珠理奈と須田亜香里が「世界選抜総選挙」1位・2位を独占した「SKE48」は、「いきなりパンチライン」をテレビで初披露。彼女たちは赤いセクシーなドレスに身を包んで登場した。「乃木坂46」は、フリルが特徴的な白と黒の衣装でパフォーマンス。「インフルエンサー」や「裸足でSummer」などの“スーパーヒット曲メドレー”で会場を沸かしている。そして「AKB48」は、際どいミニスカートで最新曲「Teacher Teacher」を歌唱。それぞれのグループが独自のステージを見せたのだが、一部の視聴者は歌やダンスどころではなかったという。

「AKBグループがスタジオライブを披露している場面は、下からあおる形でのローアングルが多い印象でした。スカートの丈が短かった『AKB48』『SKE48』『HKT48』だけでなく、膝丈あたりの衣装だった『乃木坂46』も中が見えそうになるほど。さすがにアンダースコートなどを履いているものと思われますが、視聴者からは『完全にパンチラショーじゃないか!』『全然パフォーマンスに集中できない』といった声が上がっています」(芸能ライター)

 際どいアングルに興奮するファンが続出したようだが、一方で「テレ東にしては“守り”に入ってる気がする」「テレ東ならもっと際どいところを攻められるはずだ!」という意見も少なくない。

「テレビ東京は以前から、“エロに寛容な局”として視聴者の期待を集めてきました。今年は『SKE48がひとっ風呂浴びさせて頂きます!』という番組も放送されたのですが、アイドルの入浴シーンが見れるとあって話題に。出演した大場美奈も『テレビ東京さんは何でもありの自由なイメージで、私たちSKE48も何でもやるので相性ピッタリだと思ってます』とコメントしています」(同)

 テレビ東京には、今後も攻めた企画とアングルで人々の期待に応えてもらいたい。

SKE48松井珠理奈、小嶋陽菜にも嫌われていた!? 一方で「姉御肌タイプで誤解されやすい」との声も……

「正直言います。全部話しますね。じゃあ、今まで隠してたこと。コンサートで『10年桜』を歌いました。私は“再開の誓い~”の瞬間に、さくらたんに『もっとちゃんと踊って』と言いました。じゃないとAKBが終わるから。それを言ったら、さくらたんは出れなくなっちゃいました……。悲しいです。だから『ごめんね』って言いました。『でもそれは、さくらたんが好きだからだよ』って」

 6月16日、『AKB48 53rdシングル世界選抜総選挙~世界のセンターは誰だ?~』の開票イベントがナゴヤドームで行われ、SKE48の松井珠理奈が初の首位を獲得した。

 だが、祝福ムードは盛り上がらず、ネット上では、3位になったHKT48の宮脇咲良への、松井のパワハラ疑惑に話題が集中している。

 総選挙のあとに行われた、選抜入りしたメンバーの集合写真の撮影に、宮脇の姿がなく、その理由について、松井は冒頭のように説明したと報道されている。

「『悲しいです』と語る松井の表情は、どこか虚ろで感情が読み取れませんでした。ライブ中の当該箇所のVTRを見ると、松井は鬼の形相で『ちゃんと踊れ!』と宮脇に怒鳴りつけているように見えましたね」(スポーツ紙記者)

 しかし、今回の総選挙に松井は相当の責任感とプレッシャーを感じていたことは確かで、心のバランスを失っていたようにも見えた。実際、松井は総選挙前のライブ途中にも倒れているし、プレッシャーから3日もの不眠が続いていたという。19日から名古屋のSKE48劇場で実施予定だった「松井珠理奈生誕祭」を、体調不良を理由に延期したのを見ても、心身がとても普通の状態ではなかったのだろう。

 だが、ある関係者は、「いつかこういうことになるんじゃないかという不安は、以前からありました」と明かす。

「珠理奈は48グループの中でも当たりが強く、後輩への教育がシビアすぎることで知られていました。しかし、実は後輩ばかりでなく、先輩相手に強く、付き合い方に悩まされていたメンバーが何人もいるようです。」(関係者)

 その一人が、小嶋陽菜だという。

「2人はベタベタとくっついてじゃれあうような写真を、互いがSNSに投稿しあうなど、仲がいいということになっていますが、実際は、グイグイ系の松井が近寄ってくることを嫌がっていたそうです。しかし、珠理奈の方はそんな風に思われているとはつゆ知らず。小嶋がAKB48在籍中から食事や買い物に頻繁に誘い、自身が幹事となって友人の誕生日を祝うときも、関係のない小嶋を呼び出し、小嶋が会計していたこともある。珠理奈の“グイグイ感”は先輩を慕っているからこそできたことなんでしょうが、一部からは『図々しすぎるのでは』との声も上がっていたことがありましたね」(同)

 また、ドラマ『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)を通じてプロレスに激ハマりし、プロレスのイベント(ワールド・アイドル・プロレスリング)では、現在、シングルのベルトを保持しているが、こちらでも評判がよろしくないようだ。

「内藤哲也のデスティーノをフィニッシュホールドにして勝ちを決めていますが、この技は、自身の身体能力もそうですが、相手の協力が相当に必要な高度な技で、周囲も当初は『諦めろ』と言っていたのですが、これをどうしてもやりたいと譲らず、相手を務めるメンバーたちからは大ブーイングが起こっていました。しかし、向上心が高く姉御肌なのが珠理奈。わがままにも聞こえますが、自分が頑張ることでメンバーの士気を上げようとしていたのかもしれません」(同)

 宮脇へのパワハラ疑惑で批判にさらされている松井だが、姉御肌の彼女こそ、今後のAKB48グループを引っ張っていける人材なのかもしれない。

SKE48松井珠理奈、小嶋陽菜にも嫌われていた!? 一方で「姉御肌タイプで誤解されやすい」との声も……

「正直言います。全部話しますね。じゃあ、今まで隠してたこと。コンサートで『10年桜』を歌いました。私は“再開の誓い~”の瞬間に、さくらたんに『もっとちゃんと踊って』と言いました。じゃないとAKBが終わるから。それを言ったら、さくらたんは出れなくなっちゃいました……。悲しいです。だから『ごめんね』って言いました。『でもそれは、さくらたんが好きだからだよ』って」

 6月16日、『AKB48 53rdシングル世界選抜総選挙~世界のセンターは誰だ?~』の開票イベントがナゴヤドームで行われ、SKE48の松井珠理奈が初の首位を獲得した。

 だが、祝福ムードは盛り上がらず、ネット上では、3位になったHKT48の宮脇咲良への、松井のパワハラ疑惑に話題が集中している。

 総選挙のあとに行われた、選抜入りしたメンバーの集合写真の撮影に、宮脇の姿がなく、その理由について、松井は冒頭のように説明したと報道されている。

「『悲しいです』と語る松井の表情は、どこか虚ろで感情が読み取れませんでした。ライブ中の当該箇所のVTRを見ると、松井は鬼の形相で『ちゃんと踊れ!』と宮脇に怒鳴りつけているように見えましたね」(スポーツ紙記者)

 しかし、今回の総選挙に松井は相当の責任感とプレッシャーを感じていたことは確かで、心のバランスを失っていたようにも見えた。実際、松井は総選挙前のライブ途中にも倒れているし、プレッシャーから3日もの不眠が続いていたという。19日から名古屋のSKE48劇場で実施予定だった「松井珠理奈生誕祭」を、体調不良を理由に延期したのを見ても、心身がとても普通の状態ではなかったのだろう。

 だが、ある関係者は、「いつかこういうことになるんじゃないかという不安は、以前からありました」と明かす。

「珠理奈は48グループの中でも当たりが強く、後輩への教育がシビアすぎることで知られていました。しかし、実は後輩ばかりでなく、先輩相手に強く、付き合い方に悩まされていたメンバーが何人もいるようです。」(関係者)

 その一人が、小嶋陽菜だという。

「2人はベタベタとくっついてじゃれあうような写真を、互いがSNSに投稿しあうなど、仲がいいということになっていますが、実際は、グイグイ系の松井が近寄ってくることを嫌がっていたそうです。しかし、珠理奈の方はそんな風に思われているとはつゆ知らず。小嶋がAKB48在籍中から食事や買い物に頻繁に誘い、自身が幹事となって友人の誕生日を祝うときも、関係のない小嶋を呼び出し、小嶋が会計していたこともある。珠理奈の“グイグイ感”は先輩を慕っているからこそできたことなんでしょうが、一部からは『図々しすぎるのでは』との声も上がっていたことがありましたね」(同)

 また、ドラマ『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)を通じてプロレスに激ハマりし、プロレスのイベント(ワールド・アイドル・プロレスリング)では、現在、シングルのベルトを保持しているが、こちらでも評判がよろしくないようだ。

「内藤哲也のデスティーノをフィニッシュホールドにして勝ちを決めていますが、この技は、自身の身体能力もそうですが、相手の協力が相当に必要な高度な技で、周囲も当初は『諦めろ』と言っていたのですが、これをどうしてもやりたいと譲らず、相手を務めるメンバーたちからは大ブーイングが起こっていました。しかし、向上心が高く姉御肌なのが珠理奈。わがままにも聞こえますが、自分が頑張ることでメンバーの士気を上げようとしていたのかもしれません」(同)

 宮脇へのパワハラ疑惑で批判にさらされている松井だが、姉御肌の彼女こそ、今後のAKB48グループを引っ張っていける人材なのかもしれない。

“ブス”で大ブレイクのSKE48・須田亜香里、『総選挙』快進撃で見せた指原莉乃にも負けない魅力とは?

 6月16日にナゴヤドームで行われた開票イベント『第10回AKB48世界選抜総選挙』にて15万4,011票を獲得し、自己最高の2位になったSKE48の須田亜香里。前年より9万票も増やすなどと驚異的な伸びを見せ、文句なしの高い人気を見せつける結果となった。

 須田といえば現在26歳。2009年にSKE48のメンバーとなった後、過去の総選挙では第2回から圏外→36位→29位→16位→10位→18位→7位→6位と着実に順位を上げ、今回の順位に登りつめた経緯がある。それゆえ“苦労人”“遅咲き”という印象があるが、このように総選挙で快進撃を続ける須田の魅力とは一体なんなのだろうか。

 須田といえば、よく言われるのがトークの面白さ。そのトークの切れ味は“ポスト指原莉乃”と言われており、出演番組では必ず爪痕を残すとして有名だ。最近では5月15日深夜放送『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)の「おブスの愚痴大放出SP」特集におブス女子として参加し、面白おかしい愚痴を披露。ブスゆえに女子会で写真を撮らされたり服屋で服の試着を嫌がられるなどの愚痴をこぼすという話は序の口。夜中にかわいくなった女性をチェックし目や鼻の変化を目ざとく研究する“整形パトロール”をしていること、渋谷駅前で自分よりブスを探してストレス発散していることなど、アイドルとは思えない捨て身のトークで番組を大いに盛り上げている。

「須田さんはブスでなくかわいらしいと思いますが、華やかな美女ばかりのAKBグループにおいては確かに庶民的な顔立ちです。それゆえ、順位が上がるたびに『なんで自分の推してる◯◯より須田のほうが人気なんだ』と他のメンバーのファンから槍玉に挙げられることが多かったのは事実です」(テレビ局勤務)

 しかし、頭の良い須田はそういったアンチの意見も自らのネタに。彼女は総選挙のスピーチにて「いまだに須田亜香里をネット検索すると『なぜ人気』と出てき来て、次に『かわいくない』と出てきます。つまり世間の方の疑問は『須田亜香里はかわいくないのになぜ人気』ということになります」と笑顔で話し、その疑問からAKBグループに興味を持つ人が増えることが嬉しいと言ってのけるなどし、結果あっぱれなスタンスだと、ますますファンを増やす結果を生み出している。

 このように須田のスピーチ力は抜きん出たものがあり、今回も「たくさんのメディアに出させてもらって気付いたことがあります。世間の皆さんは、私たちが思っている以上に48グループに興味がないということです。メンバー全員が48グループの旗を持って戦っていく時だと思います」と、本質をズバリ突いたスピーチを披露。他のメンバーとは一線を画した頭の良さや視野の広さを見せつけている。

「AKBグループにおいて、須田さんの対応力、胆力、自虐力、コミュニケーション力は、指原さんをも凌駕すると言われています。今回の選挙の順位で世間からさらに注目を集めることは必至なので、指原さんもウカウカしてられないと思いますよ」(芸能事務所勤務)

 今年は須田の年になるか? さらなる活躍を期待したいところだ。