深刻な相談なのに、答えがポップすぎる「nina’s」の産後クライシス企画

<p> 隔月発行のママ雑誌「nina’s」(祥伝社)、今号はいろいろと動きがあります。まずは、優木まおみが新連載を始めました。謎のウェディングブック発売に、妊婦ビキニ……やることなすこと香ばしい勘違い妊婦界のトップランナーが、早くもママタレとして「nina’s」を本拠地に設定した模様です。題して「優木まおみのママ修行中!」。子どもができてからの悩みや不安を専門家に聞くという毒にも薬にもならない企画ですが、「私は、教育を親が与えるっていう発想ではないんです。あれこれ与えれば子どもが吸収するっていうのは違うかなと思っていて」と随所にまおみイズムもちりばめられていますゆえ、アツくなりたい方はご一読を。<br /> </p>

「nina’s」に漂う、“手間暇をかけた暮らしこそ幸せのカタチ”という強迫観念

<p> 子育て中のオシャレママの愛読誌「nina’s」(祥伝社)、今号の表紙はモデルの豊田エリーです。クセがなく、誰からも好かれるキャラクター、面倒くさそうな夫(俳優・柳楽優弥)もうまいこと操縦していそうな、まさに今はやりの“良妻”といった風情。表紙インタビューでも「今日も私が撮影で朝早かったので、保育園にはパパが行ってくれました」「娘もパパのことが大好きですよ」など要所要所で夫を立てていました。2013年といえば、ドラマ『半沢直樹』(TBS系)の花や、田中将大投手の妻・里田まいら“夫を陰で支える良き妻たち”がメディアで大モテ。もちろん現実には良妻などチッチキチー(※「そんな奴おらへんで」の意)ですが、ここ「nina’s」においてはそんな昭和型良き妻こそが理想とされております。素直でちょっぴり天然で、家族を温かく包み込むお母さん……しかもおしゃれ!「nina’s」ママたちは、そんな幻影を追いかけているのです。</p>

不便な住まいと過度なご近所付き合い……「nina’s」のオシャレな暮らしはハードル高め!

<p> おしゃれママたちの秋場所、「nina’s」11月号が登場です。あれ? 表紙、写真がブレブレなんですけど大丈夫? というか、どなたさま……? 大変失礼ながら一瞬マジで誰だかわからなかったこの女性、正解は歌手のMINMIでした! 湘南乃風の若旦那を夫に持つ3児の母でアーティスト、特にバカ売れしたわけでもなく落ち目なわけでもなく、ちょうどいい立ち位置を確保しているMINMIは、華はないけど収まりはいい、いわば「nina's」界における代打の切り札的な存在でした。表紙インタビューでも期待を裏切らない“ナチュラルLOVEのファミリーLOVE”を語っておいでです。</p> <p> 一方、マタママタレントインタビュー「nina’s people」にはスザンヌが登場。どっしり腰の据わったMINMIに比べ、不安定さ満点の笑顔で妊婦生活の充実をアピールしていました。「(父親教室に)参加したいって思ってもらえるように、赤ちゃんの物を買いに行くときは誘って、父親気分を盛り上げるようにしています」と、元プロ野球選手のバツイチ夫へ涙ぐましい働きかけをしている様子。いらぬお節介ながら、心配だわ~。</p>

「nina’s」の時短特集は、丁寧な暮らしをできる環境をアピールする場所

<p> ママになってもカワイくオシャレにクリエイティブに過ごしたい! オシャレついでに環境についても考えたい! 子どもにはキャラクターものとか絶対着せたくない! そんな独自のこだわりを持つ親たちが多数登場する育児誌「nina's」(祥伝社)。今号はそんな「nina's」と相性ピッタリの松嶋尚美が表紙を務めています。自由奔放で個性的なママとして、現在オシャレママタレのイスを堅守している松嶋。インタビューでも「(楽屋に訪れたNEWSの手越祐也と初対面した息子が)イケメンやからライバルと思ったんかな? 睨み始めて(笑)」など親バカ発言を連発していました。松嶋といえば6月に第二子“空詩(らら)”ちゃんを出産し、いわゆるキラキラネームがネットで賛否両論を巻き起こしたばかり。しかし、考えてみたら松嶋家は夫が“TOCCO”、長男“珠丸(じゅまる)”、そして長女“空詩(らら)”、こうなるとむしろ尚美の方が変わった名前に見えてきます。昭和な名前が浮いてくる……松嶋家はこれからの日本社会を象徴しているのかもしれませんね。</p>

「nina’s」のママは、ママ友不要? 友だちになる基準はやっぱり「オシャレ」

<p> 今号の表紙は木下優樹菜。ママ雑誌としては珍しく、実の子どもと一緒に表紙を飾っています。この赤ちゃんが、なんの疑いもなくフジモン(藤本敏史)。目も鼻も口もしっかり藤本天然素材です。インタビューにも親子仲良く登場。「nina’s」のママタレントインタビューは高尚な趣味やこだわりの育児グッズをアピールする、いわばママタレのセルフプロデュース劇場に陥りがちですが、これが元ヤンのあっけらかんさなのか、木下は「聞かれたことに答えただけ」というさっぱり味。例えば「アクセサリーを楽しむ」というくだり。通常の「nina’s」であれば「ママでもアクセでおしゃれしたいですよね。そんな気持ちで作ったのが○○(自分がプロデュースしたブランド)の○○シリーズなんです!」と心の北社長(トーカ堂)が登場するところを、ユッキーナの場合は「プチプラだったら子どもが引っ張って壊れても気にならないっス」でおしまい。葛飾ナチュラルボーンヤンキーのナチュラルな姿勢に、オシャレママはなにを思う……?</p>

「nina’s」入園入学手作りグッズ企画に見る、手作り=母性という強迫観念

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「nina's」(祥伝社)2013年3月号

 「♪俺は東京生まれマリメッコ育ち~おかっぱのヤツは大体友達~」でおなじみ「nina’s」(祥伝社)の登場です。今号の表紙は古谷家生まれヒップホップ育ちの夫を持つMEGUMI。グラビア→出産→おしゃれママ→子ども服プロデュースという、昨今のママタレントの王道を歩み、「nina’s」にもちょいちょい登場しては「友達のライブに息子も連れていった~」など“ほかのママとはちょっと違う私”をアピールしています。

 今号のインタビューでも「テレビ番組でもいつの間にか“ご意見ください”的なポジションになっちゃって(笑)。そうなると、表に出させていただいている女性として、女性の味方でありたいという思いが強くなりました」などなど、我々のあずかり知らぬところでMEGUMIさんは日本(の女性)代表になっているようです。これには筆者も思わず「も~勘違い! ワワワワ~」と安田大サーカスのクロちゃんになってエア花びらをまいてしまいましたよ。どうかMEGUMIさんには、得意ジャンルであるサブカルおじさん転がしにのみ邁進していただきたいと切に願います。

<トピックス>
◎Cover Interview MEGUMI
◎覆面調査 のぞき見!一週間家計簿大公開!!
◎入園・入学★ハンドメイド見本帖

自ら“おしゃれ業界ママ”と言ってしまう「nina’s」の自家発電ぶり

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「nina's」(祥伝社)2013年1月号

 今号の「nina’s」は、年末ということでとじ込み付録に「福笑い工作セット」が付いてます。あの人気ユニット「tupera tupera」が「nina’s」のために作ってくれた特別な福笑いです。「あの」とか書いていて実は知らなかったのですが、「tupera tupera」はオリジナル布地での小物やイラストレーション、絵本などを制作している夫婦ユニット。「最初は変わった福笑いにしようかとも思ったんですが、やっぱり基本のおかめとひょっとこのほうが面白いかなーと思って。でもあまり和風にしすぎず、星やリボンもつけてnina’sらしくカラフルでかわいい感じにしました」ということで、ポップとセンスとユーモアが三重奏を奏でる福笑いになっております。ヴィンテージ着物女子にも通じる「本当のおしゃれは和に帰る」という志向をひしひしと感じ震えながら、今月のラインナップを。

<トピックス>
◎全お部屋みせます! HAPPY HOUSEへようこそ
◎子どもを寒さや風邪から守りたい たのしく冬対策24時!
◎キレイなママは夜美活

オシャレとセックスは相性が悪い!? 「nina’s」読者もセックスは子作り限定

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「nina's」(祥伝社)2012年11月号

 長らくおしゃれママ界をけん引してきた千秋の連載が前号で終了。7月号で表紙を飾ったオセロ・松嶋尚美が、千秋と入れ替わる形で新たに連載をスタートさせました。7月号のレビューでもお伝えしましたが、この人の「悩みなし、思想なし、ただおしゃれ!」という志向は、クリエイティブという名の下にシャレ散らかすだけシャレ散らかす「nina's」にピッタリ。同じ高齢おしゃれガールでも、そこはかとなく育ちの良さや知性を漂わせる千秋と、子どもを産んでますますそのお気楽極楽感に拍車がかかる松嶋尚美では、抱えている信者層も異なりそうです。ちなみにこの連載は松嶋尚美が「知りたいことや、やりたいことに体当たりで挑戦するで!」という内容らしく、初回はこの秋「尚美mama」が注目するおしゃれワンピの「きらきらHappyな着こなし」をチェックだそう……。「nina's」の“軽量化”が止まりません。

<トピックス>
◎売れてる! 欲しい! 流行ってる! ママの「コレイイ」大発表!
◎子どもに聴かせたいGOOD MUSIC
◎家族何人? 教えて!! 家族計画

年齢別スナップでわかった! 25歳以下に「nina’s」カルチャーは存在しない

「nina's」(祥伝社)2012年9月号

 みなさま、2カ月に1度の“おしゃれ地獄”「nina’s」のお時間です! 今回もなかなか厄介な布陣ですので、心してかかりましょう。表紙では「胎盤と一緒に毒気も出しました!」とばかりに露出の少ないモッサリ服をまとったほしのあきが赤子と戯れています。SHIHOにMEGUMIにhitomiにSHEILAとアルファベットママたちがずらりと並ぶその中に、最近すっかり面白ママタレの風格が出てきた冨永愛も乱入。なんでしょう、字ヅラだけでもうお腹いっぱい。特集は「密着! おしゃれママの24H(じかん)」、「ママ会に持ちよりレシピ」なんていう企画もあるようです。「ママ」と「オシャレ」が漫然と絡み合い、レビュアーに焦点を定めさせないのが「nina’s」。今月もクリエイティブに読み進めたいと思います。

<トピックス>
◎密着!おしゃれママの24H(じかん)
◎ママの年齢別SNAP
◎千秋のお悩みバスター 苺とアリスとピストルと

年齢別スナップでわかった! 25歳以下に「nina’s」カルチャーは存在しない

「nina's」(祥伝社)2012年9月号

 みなさま、2カ月に1度の“おしゃれ地獄”「nina’s」のお時間です! 今回もなかなか厄介な布陣ですので、心してかかりましょう。表紙では「胎盤と一緒に毒気も出しました!」とばかりに露出の少ないモッサリ服をまとったほしのあきが赤子と戯れています。SHIHOにMEGUMIにhitomiにSHEILAとアルファベットママたちがずらりと並ぶその中に、最近すっかり面白ママタレの風格が出てきた冨永愛も乱入。なんでしょう、字ヅラだけでもうお腹いっぱい。特集は「密着! おしゃれママの24H(じかん)」、「ママ会に持ちよりレシピ」なんていう企画もあるようです。「ママ」と「オシャレ」が漫然と絡み合い、レビュアーに焦点を定めさせないのが「nina’s」。今月もクリエイティブに読み進めたいと思います。

<トピックス>
◎密着!おしゃれママの24H(じかん)
◎ママの年齢別SNAP
◎千秋のお悩みバスター 苺とアリスとピストルと