<p> 出版不況で多くの雑誌が休刊する今、毎年着実に広告収入を増やし、今年は2年連続で前年比130%を達成した絶好調の女性誌がある。その名も、JS(女子小学生)高学年向けのファッション誌『ニコ☆プチ』(新潮社)。能年玲奈や新垣結衣ら人気女優を数多く輩出してきたJC(女子中学生)ファッション誌『nicola』の妹誌にあたり、その実売は毎号8万部以上。野々村真・俊恵夫妻の愛娘である香音ちゃんがトップモデルを務め、彼女が誌面で着たキッズウェアは問い合わせが急増する「香音売れ」現象も起きるという。そして、この4月には『ニコ☆プチ』の妹誌として、さらに下の、幼稚園年長組から小学校低学年をターゲットにした『ニコ☆プチKiDS(キッズ)』が新創刊されるに至った。ファッション誌の低年齢化と活況。その実態を目の当たりにすべく、4月末に行われた『ニコ☆プチ』と『ニコ☆KiDS』のファッションショー『ニコ☆プチガールズコレクション』に、潜入取材してきた。</p>
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中学生雑誌No.1「nicola」の世界を解剖! いまどき中学生の欲望を探る
「nicola」(新潮社)5月号
――2010年代の消費社会を支えるであろう現在の女子中高生。様々な欲望が渦巻くこの世代の価値観を、ローティーン向けファッション誌から探っていく。友情、学校生活、ファッション、性、現代の十代の欲望はどこに向かっている?
「nicola」(新潮社)は1997年に新潮社が初めて創刊したローティーン向けファッション誌。当初は季刊本だったが、その頃流行の兆しを見せていたジュニアファッションブームに乗り、たちまち成長した。98年に隔月刊化、00年以降は月刊になり、月刊化以降現在に至るまで20万部前後(日本雑誌協会公表部数)の安定部数を誇る。ここ数年表紙のロゴの上に「中学生雑誌ナンバーワン」と冠している、自他共に認めるローティーン向けファッション誌の女王だ。