嵐はNGで関ジャニとTOKIOはOK? 記者が“忖度”するジャニタレのボーダーライン

 昨年もHey! Say! JUMP、Sexy Zone、関ジャニ∞、TOKIO、嵐が『第68回NHK紅白歌合戦』に出演し、お茶の間を盛り上げたジャニーズ事務所。

 そんなジャニタレたちが、紅白直前の12月29日に開かれたリハーサルで報道陣の囲み取材を受けたが、現場では、各メンバーたちが過去に報じられたスキャンダルに対してツッコミOKのジャニタレとそうでない者の明確な“ボーダーライン”が見られるものになっていたという。

「プライベートなネタに対応していたのは、TOKIOと関ジャニ∞でしたね。TOKIOは山口達也が2016年8月に離婚したことを引き合いに、『養育費も大変なんでね……』と自分から触れたため、リーダーの城島茂にも6月に『女性セブン』(小学館)で報じられたグラドル・菊池梨沙との質問につながっていました。さらに、関ジャニ∞の村上信五は11月に『FRIDAY』(講談社)で小島瑠璃子とお泊まり熱愛を報じられていましたが、ロビーを歩いて帰ろうとする村上を記者たちが取り囲み、報道のことを直撃していましたね」(週刊誌記者)

 逆に報道に触れられなかったグループと言えば……。

「紅組司会の有村架純と13年の『FRIDAY』で熱愛スキャンダル写真を報じられたHey! Say! JUMP・岡本圭人に有村のことを聞こうとする記者はいませんでしたね。ほかにも、嵐でいえば2月にテレ朝の小川彩佳アナとの熱愛が報じられた櫻井翔や、井上真央と交際しながらもAV女優・葵つかさとも二股交際していたといわれる松本潤と、直近の12月19日に『FLASH』(光文社)で恋人と半同棲報道が出ていた相葉雅紀にも当然のようにプライベートのことを直撃しようとする記者はなく、“差別化”されまくっていましたよ」(同)

 昨年末にもV6・岡田准一と宮崎あおいの結婚が発表されたことをはじめ、熱愛やスキャンダルなどが数々報じられたジャニーズ事務所のタレントたち。今年も報道が出た際の対応は、事務所の意向が反映されるものになりそうだ。

内村光良『紅白』総合司会の裏で「ナンチャンを探せ!」状態に!? コンビ共演は実現せず、今年も“実質解散状態”継続か

『第68回NHK紅白歌合戦』が放送され、1部の平均視聴率が35.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、2部が39.4%を記録し、2部は歴代ワースト3位の数字となった。

 今回は、直前に安室奈美恵のサプライズ出演が実現。同時に注目を集めたのが、総合司会に抜擢されたウッチャンナンチャン・内村光良の相方であるナンチャンこと南原清隆の行方であろう。

「事前の報道では『ポケットビスケッツ・ブラックビスケッツ復活』や『はっぱ隊復活』などが取りざたされていましたが、実際の放送ではナンチャンの登場は一切ありませんでした。1995年の第46回大会にダウンタウンの浜田雅功がH jungle with tとして出演した折には、相方の松本人志がGEISHA GIRLSの格好で駆けつけました。そのため、ウンナンのコンビ共演に期待を寄せる声も大きかっただけに、残念ですね」(放送作家)

『紅白』の放送中、ネット上では「まるで『ナンチャンを探せ!』状態だわ」といった声が相次いだ。アラサー世代以上にとっては懐かしのフレーズといえよう。

「『ナンチャンを探せ!』は1990年から93年に放送された『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』(フジテレビ系)の人気コーナの一つです。変装して街の風景に溶け込んだナンチャンの居場所を当てるクイズです。難易度ごとにレベル分けがなされており、最も簡単なものでは、横断歩道のゼブラ模様などに化けていました。確かに『紅白』の会場のどこかにナンチャンがこっそりと隠れていたら、面白かったでしょうね」(同)

 懐かしさを伴うコンビ共演は実現せず、往年のファンにとっては、なんとも残念な結果になってしまった。実質解散状態は、今年も継続しそうだ。
(文=平田宏利)

内村光良『紅白』総合司会の裏で「ナンチャンを探せ!」状態に!? コンビ共演は実現せず、今年も“実質解散状態”継続か

『第68回NHK紅白歌合戦』が放送され、1部の平均視聴率が35.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、2部が39.4%を記録し、2部は歴代ワースト3位の数字となった。

 今回は、直前に安室奈美恵のサプライズ出演が実現。同時に注目を集めたのが、総合司会に抜擢されたウッチャンナンチャン・内村光良の相方であるナンチャンこと南原清隆の行方であろう。

「事前の報道では『ポケットビスケッツ・ブラックビスケッツ復活』や『はっぱ隊復活』などが取りざたされていましたが、実際の放送ではナンチャンの登場は一切ありませんでした。1995年の第46回大会にダウンタウンの浜田雅功がH jungle with tとして出演した折には、相方の松本人志がGEISHA GIRLSの格好で駆けつけました。そのため、ウンナンのコンビ共演に期待を寄せる声も大きかっただけに、残念ですね」(放送作家)

『紅白』の放送中、ネット上では「まるで『ナンチャンを探せ!』状態だわ」といった声が相次いだ。アラサー世代以上にとっては懐かしのフレーズといえよう。

「『ナンチャンを探せ!』は1990年から93年に放送された『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』(フジテレビ系)の人気コーナの一つです。変装して街の風景に溶け込んだナンチャンの居場所を当てるクイズです。難易度ごとにレベル分けがなされており、最も簡単なものでは、横断歩道のゼブラ模様などに化けていました。確かに『紅白』の会場のどこかにナンチャンがこっそりと隠れていたら、面白かったでしょうね」(同)

 懐かしさを伴うコンビ共演は実現せず、往年のファンにとっては、なんとも残念な結果になってしまった。実質解散状態は、今年も継続しそうだ。
(文=平田宏利)

花道飾る安室奈美恵、引き際を見誤った浜崎あゆみ「私生活公開」も空振りで……

 歌手の安室奈美恵が『第68回NHK紅白歌合戦』へ特別出演を果たした。

 番組では、安室25年の軌跡をVTRで紹介。その後、2016年のリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックのNHKテーマソングとなった「Hero」を熱唱した。

 この演出で、1990年代に思いをはせた視聴者も多いだろう。今年9月の完全引退へ向けて有終の美を飾りつつある安室に対し、完全に引き際を見誤ってしまった歌手がいる。それが浜崎あゆみだ。

「浜崎あゆみは98年に歌手デビュー。99年の『第50回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たしています。その後、2013年の『第64回』まで15年連続出場を果たしていますが、翌年、出場歌手の発表直前に、自ら卒業宣言を出しました。実際のところはCDの売り上げ減少など、歌手としての凋落を受けての落選と見る向きが妥当でしょう。落選する前に、先手を打って卒業を宣言したのでしょう」(業界関係者)

 その後もCDの売り上げや、コンサートの動員数は落ち込み続けている。苦しい立場を反映するように、2017年7月にはバラエティ番組『今夜くらべてみましたSP』(日本テレビ系)に出演し、私生活を公開した。

「番組では壁一面に並ぶ靴やサングラスのコレクションが公開されたほか、毎年30人程度のスタッフを引き連れて海外へバカンスに出かける様子が報告されました。さらにスタジオにも“25人の取り巻き”が同席。番組では“AYU様”と呼ばれ、ちやほやされていましたが、実情は変人扱いでしょう。自ら“笑われる”立場を選んだにもかかわらず、それほど話題とはならなかったのも残念ですね」(同)

 今さら引退宣言を出しても、安室の二番煎じになってしまうのは必至。もはや『紅白』にすら呼ばれなくなってしまった浜崎あゆみの行く末は、どうなってしまうのだろうか?
(文=平田宏利)

元NHK職員・立花議員が『紅白』の“カネと肉弾接待”実名暴露! 『大相撲中継』とヤクザの繋がりも

 元NHK職員で東京都葛飾区議会議員の立花孝志が1日、『NHK紅白歌合戦』の出場歌手に関する告発動画を、YouTubeにアップした。

 約13年前まで、NHK職員として『紅白』に深く関わっていたという立花議員は、『紅白』が「出場する歌手をまったくもって国民視聴者のみなさんに聞いていない」理由について説明。いわく、「金と女性の体を提供してくれるプロダクションの歌手を、『紅白』に出場させる」といい、その際、セックス要員として借り出されるのは、その芸能プロの「売れないタレント」なのだという。

 さらに、立花議員の話は、2006年に番組制作費を詐取したとして懲役5年の実刑判決を受けた元NHKチーフプロデューサー・磯野克巳氏と、磯野氏が所属していたNHK番組制作局芸能番組部の実態へ。「『紅白』の予算などを使って、(磯野氏のみならず)芸能部に所属している職員が20~30億円もの犯罪を犯している」と話したほか、芸能番組部が担当する『大相撲中継』が低視聴率でも終了しないのは、日本相撲協会とヤクザが繋がっているからであり、「NHKに都合の悪い人間を抹殺するため」と説明。実際、磯野氏の逮捕時、NHK職員にキックバックをしていた下請け会社の役員が「(警察の取り調べの翌日に)車ごと東京湾に突っ込んで死んだ」といい、「NHKに芸能部なんていらない」「NHKの『紅白』なんか見て、喜んでる場合じゃない」と訴えた。

 立花議員は、あくまでも自身がNHKにいた「13年前まで」の話としながらも、この動画のコメント欄には「NHKって、ヤバいね」「びっくりした」「これが受信料の使い道か…」「来年から受信料払うのやめた」といった書き込みのほか、立花議員の安否を気遣う声が相次いでいる。

「動画の中には、当時の芸能番組部職員の実名のほか、有働由美子チーフアナウンサーや、演歌歌手・香西かおりの名前も飛び出し、そのリアルな告発が視聴者に衝撃を与えている。4日現在、約16万回再生を記録しており、動画がなんらかの理由で消されない限り、今後も数字を伸ばしそう。昨年12月、最高裁がNHK受信契約の義務規定を初めて“合憲”と判断した矢先、NHKにとって幸先の悪い新年の幕開けとなりましたね」(芸能記者)

 終わったばかりの『紅白』に投下された爆弾動画。立花議員を応援するコメントは、さらに増えそうだ。

安室奈美恵のギャラも「100万円程度……」超緊縮財政『紅白』コストカットに現場から悲鳴も

 大みそか恒例の『第68回NHK紅白歌合戦』が12月31日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、注目の安室奈美恵、桑田佳祐らが番組を盛り上げた。

 そのウラでテレビマンの涙ぐましい努力があったという。

 テレビ制作会社の関係者は「今回の紅白は“超緊縮財政”で、スタッフは非常に苦労したようです。その原因は、昨年1月に籾井勝人氏に代わり、NHK会長に上田良一・元三菱商事副社長が就任したからです。この上田氏が『予算を削れ』と大号令をかけたみたいなんです」と話す。

 上田氏は商社時代から企業経理や内部統制が専門。経済界ではコストカッターとして知られている人物だという。前出の関係者は「前回の紅白では通常のステージに加えて、2階客席前にも『ルーフステージ』を設営。床にLEDを施すなど、セットに多額の予算をつぎ込みました。しかし、今回の紅白では予算の関係から『ルーフステージ』を廃止。代わって1階ステージをせり出し、その一部で直径十数メートルの半円状の穴を空けて下からあおる映像を撮る工夫を施しましたが、セットの予算は前回と比べ大幅に減額できたようです」と明かす。

 さらに、一部でささやかれていた目玉歌手の安室への特別待遇もほとんどなかった。

 前出のテレビ局関係者は「一部では安室さん関連の費用がギャラや別スタジオセットの設営など含め3億円と言われていますが、的外れもいいところです。紅白歌合戦は薄給で有名。ギャラよりもステータスありきでみんな出演しています。安室さんのギャラも他の歌手に比べたら高いですが、それでも100万円程度といわれていますよ」と話す。

 安室、桑田の出演もあり大好評だっただけに今回は非常にコスパの良い番組作りができたようだ。

安室奈美恵のギャラも「100万円程度……」超緊縮財政『紅白』コストカットに現場から悲鳴も

 大みそか恒例の『第68回NHK紅白歌合戦』が12月31日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、注目の安室奈美恵、桑田佳祐らが番組を盛り上げた。

 そのウラでテレビマンの涙ぐましい努力があったという。

 テレビ制作会社の関係者は「今回の紅白は“超緊縮財政”で、スタッフは非常に苦労したようです。その原因は、昨年1月に籾井勝人氏に代わり、NHK会長に上田良一・元三菱商事副社長が就任したからです。この上田氏が『予算を削れ』と大号令をかけたみたいなんです」と話す。

 上田氏は商社時代から企業経理や内部統制が専門。経済界ではコストカッターとして知られている人物だという。前出の関係者は「前回の紅白では通常のステージに加えて、2階客席前にも『ルーフステージ』を設営。床にLEDを施すなど、セットに多額の予算をつぎ込みました。しかし、今回の紅白では予算の関係から『ルーフステージ』を廃止。代わって1階ステージをせり出し、その一部で直径十数メートルの半円状の穴を空けて下からあおる映像を撮る工夫を施しましたが、セットの予算は前回と比べ大幅に減額できたようです」と明かす。

 さらに、一部でささやかれていた目玉歌手の安室への特別待遇もほとんどなかった。

 前出のテレビ局関係者は「一部では安室さん関連の費用がギャラや別スタジオセットの設営など含め3億円と言われていますが、的外れもいいところです。紅白歌合戦は薄給で有名。ギャラよりもステータスありきでみんな出演しています。安室さんのギャラも他の歌手に比べたら高いですが、それでも100万円程度といわれていますよ」と話す。

 安室、桑田の出演もあり大好評だっただけに今回は非常にコスパの良い番組作りができたようだ。

桑田佳祐『紅白』出演は「11月の段階で決まっていた」NHKによる“ヤラセ”手法が横行か

 大みそかの風物詩『第68回NHK紅白歌合戦』に桑田佳祐が出演。連続テレビ小説『ひよっこ』の主題歌「若い広場」を横浜アリーナから生中継で歌い上げ、大喝采を浴びた。

 そんな桑田の出演は、昨年11月16日の出場歌手決定会見では明らかにされず、本番直前の12月22日にようやく発表されるという流れとなった。その間、NHKの矢島良制作総括部長は「出演依頼をしてはいます。詳しい内容については交渉段階ですので差し控えます。出演していただくか、いただけないか結論が出るまでは粘り強く交渉を続けていきます」とコメントしていた。

 ところが芸能関係者は「桑田さんの出演は、すでに11月の段階で決まっていたみたいですね。NHKは紅白の注目を集めるために本番直前の間際発表を行ったようです」と声を潜める。

 紅白では、桑田の横浜アリーナからの中継にとどまらず『ひよっこ』の紅白特別編も放送。11月、そして本番直前の12月まで桑田の紅白出演可否が大きな焦点となっていたが、フタを開けてみれば『ひよっこ』一色の番組作りとなっていた。

 特別編では1968年の大みそかに、有村架純が演じたみね子が働いていたレストラン「すずふり亭」に乙女寮のメンバーら出演キャストが大集合。最後は、みね子の結婚をみんなで祝福して、劇中歌「涙くんさよなら」を歌うという、大がかりなストーリーを展開した。

 前出の芸能関係者は「あれだけのキャストを集めてあの規模の特別編の収録をやることを考えると、2~3カ月前から企画を考えて出演者を再集合させる交渉をしないと間に合いません。つまりその時点で、桑田さんの紅白出演は決まっていたようです。NHKは1年前にSMAPが紅白に出る出ないで、大きな話題を呼んだことに味をしめて、今回も桑田さんや安室さんを使って、大きな注目集めに成功しましたね」と話す。

 動向が決まっていながら、目玉歌手の出演可否を直前まで発表しないヤラセまがいの手法が、今後の紅白で定着するかも知れない。

大みそか『紅白』の裏は今年もマンネリだが……“台風の目”はテレ東!

 大みそかの夜の楽しみのひとつといえば、各局が全勢力を注ぎ込んだ特別番組を見ることだろう。昨年の『第67回NHK紅白歌合戦』の視聴率は第1部が35.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2部が40.2%で、多くの視聴者の関心が『紅白』に集まるのは揺るぎないところ。今年は安室奈美恵、桑田佳祐の出演も決まり、昨年以上の視聴率も望めそうな雰囲気だ。

 一方、反『紅白』の視聴者が多いのも事実で、民放5局が、残されたパイを奪い合うことになる。だが、今年は限りなくマンネリ感が漂っている。

 日本テレビは12年目を迎えた『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しスペシャル 絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』(午後6時30分~深夜0時30分)を放送する。マンネリを叫ばれながらも、昨年は第1部で17.7%、第2部で16.1%をマークして、7年連続で『紅白』裏の民放トップの座を守った。他局とは大差がついており、今年も『ガキ使』が民放首位に立つのは間違いないだろう。

 7年目となるTBS『KYOKUGEN2017』(午後6時~11時35分)は苦しいところ。同番組では例年、プロボクシング・井岡一翔の試合を中継していたが、当の井岡が世界王座を返上し、試合ができない状況に陥った。代わりに、田口良一VSミラン・メリンドのWBA・IBF世界ライトフライ級統一王座戦など、プロボクシング3大世界戦を中継するが、井岡と比べると、注目度が低すぎ。また、一昨年、昨年と元K-1戦士・魔裟斗の試合を生放送したが、それもなし。2つの目玉を失った同番組では、引退したフィギュアスケーター・浅田真央の演技や、ボブ・サップVS野獣クマなどをオンエアするが、苦戦は免れそうにない。

 テレビ朝日は『くりぃむVS林修! 年越しクイズサバイバー2017』(午後6時~深夜1時)を4年連続で放送。昨年は最高でも7.1%(第1部)しか取れなかった。企画自体に変化がないだけに、2ケタに乗せるのは至難のワザだろう。

 フジテレビは3年目となる『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2nd ROUND&FINAL ROUND』(午後6時30分~11時45分)で勝負。昨年は第2部の7.1%が最高だったが、格闘技ファンではない一般層に訴えられるカードがないのが痛いところ。世間に響きそうなのは、ミルコ・クロコップVS高阪剛、ギャル・ガルシアVS神取忍くらいなもの。あとはお笑い芸人・野沢直子の娘である真珠・野沢オークライヤー、RENA、那須川天心、才賀紀左衛門らの試合で、どこまで視聴者を引きつけられるかがポイントになりそう。

 民放4局が例年通りを押し通す中、テレビ東京だけは変化してチャレンジする。昨年は『ウソのような本当の瞬間!30秒後に絶対見られるTV~大みそかは、世界の果てでお風呂に入ろうSP』と、田口良一、内山高志のW世界戦を中継した『大晦日ボクシングスペシャル THE BEST OF BEST』を放送したが、『ウソのような本当の瞬間!』は2.5%、ボクシング中継は3.9%と爆死。それもあって、今年は大みそか恒例の『第50回年忘れにっぽんの歌』(午後4時~10時)と『孤独のグルメ大晦日スペシャル~瀬戸内出張編~』(午後10時~11時30分)をオンエアする。

『年忘れにっぽんの歌』は、同局が1968年から大みそかに放送している歴史ある番組。14年までは『紅白』裏のゴールデン帯でオンエアされ、11年には8.0%を獲得し、『ガキ使』に次いで民放2位になったこともある。15年からは夕方の放送だったが、50回目の区切りとあって、3年ぶりにホールデン帯に復活する。過去の実績があるだけに、日テレ以外の民放局には要注意な存在になりそう。

『孤独のグルメ』は、12年から放送されている、松重豊主演のグルメドラマ。好評なことから、連ドラとして、シーズン6までオンエアされ、今年1月2日には正月特番が放送された。大みそかの夜にドラマが流れるのは異例中の異例だが、固定ファンが多い番組だけに、食われる局もありそうだ。

 総じて、『紅白』の裏は、『ガキ使』の独走に変わりはないだろうが、テレ東が“台風の目”になる可能性は十分だ。
(文=田中七男)

安室奈美恵『紅白』出場をめぐる“銭ゲバ”騒動の一部始終「テレビ局も従うしかない……」

 NHKが大みそか『紅白歌合戦』に安室奈美恵を起用するために、異例ずくめの“超VIP待遇”を用意したといわれる。一部スポーツ紙によると、安室は専用スタジオからの中継で、通常3分程度の持ち時間を20分も与えられるのだという。芸能関係者によると「こうした条件は、安室側からの強い要求で、NHK側が譲歩せざるを得ない状況があった」というが、実はこの“特別待遇”はNHK以外の局にも強いられてきた。

「ニュース番組やワイドショーなどで安室さんの紅白出場を伝える際、指定されたミュージックビデオを流すことが義務付けられ、それも『2曲以上』となっています。使用できる映像は指定の5曲のほかには、25周年の沖縄ライブのものだけと決められていて、かなり強気な姿勢です。正直、その条件をのめずに、安室ネタの扱いを諦めた番組もあるほど」

 こう話したのはフジテレビ系列の番組ディレクターだが、引退発表以降、多くのメディアが安室の取り扱いに、こうした条件を課されてきたという。

「彼女の戦略は巧みで、NHKが安室の『紅白』への起用プランを漏らしていないうちから、スポーツ紙で一斉に“交渉中”と報じられて、交渉せざるを得ない状況が作られていた」(同)

 紅白出場を交渉中という話が出れば出るほど、交渉に有利なのは安室側であり、局にとっては破格の「出演料200万円」などのほか、条件が続々と加えられたそうだ。

 安室は来年9月の引退を1年前に公表し、稼げるだけ稼ぐ“閉店セール”に持ち込んでいる。その目玉であるファイナルツアーのチケットを完売させるためには、14年ぶりの紅白出場も大きな宣伝となる話だが、それすらも条件を課して高く売っているというわけだ。

「この動きは、安室の個人事務所が主導していて、所属レコード会社のエイベックス側もほとんど聞かされていない様子でした。ただ、安室さんの特別扱いには、大御所の演歌歌手をはじめ、ほかに出演する人気アーティストが不快感を示しているようですよ。NHKサイドは『20分間というのは、急に決まるゲストのために、もともと空けてあった時間』と説明するなどして、なだめているらしいですが」(同)

 ただ、報道番組が、押し付けられた条件に黙って従って報じているのは、マスコミの姿勢としてどうなのか? 実際、ある番組プロデューサーは「ニュース番組に安室本人が出演してくれるのなら、そういう条件を課されても仕方ないと思いますが、紅白出場というニュースを伝えるだけなのに、条件を満たさなければ扱えないというのはおかしい」と言っている。

「でも、大きな声で文句を言えないのは、引退前までに自局の音楽番組に出演させたいテレビ局側の下心があって、従わざるを得ない状況もある」とプロデューサー。

 完全に「売り手市場」となってしまっている、安室の引退ビジネス。少し前までの人気凋落傾向がまるでウソのように盛り返しているのは、まさに彼女の狙い通りだろう。さすがカリスマである。
(文=片岡亮/NEWSIDER)