“崖っぷち女優”夏菜に正念場! 佐々木希主演ドラマに「2番手」で出演も……

 ここ最近、本業の女優としてより、“ぶっちゃけキャラ”としてバラエティでの活躍が目立っていた夏菜に、久しぶりの“大役”が巡ってきた。4月20日放送開始の佐々木希主演ドラマ『デイジー・ラック』(NHK総合/金曜午後10時~)に“2番手”で出演するのだ。現在、夏菜が置かれている立場を考えると、これはビッグチャンスでもあるが、勝負どころを迎えたともいえそうだ。

 夏菜は2012年後期のNHK連続テレビ小説『純と愛』でヒロインを務め、一躍脚光を浴びた。直後の13年4月期には、『ダブルス~二人の刑事』(テレビ朝日系)でヒロインに起用された。しかし、それ以降は不遇の時期が続いた。16年1月期には、草なぎ剛主演『スペシャリスト』(同)に、そこそこの役で出演したが、その後はドラマ出演機会も減り、まともな役は回ってこず。

 昨年10月期には、朝日放送とAbemaTVによって共同制作された『ハケンのキャバ嬢・彩華』で、朝ドラ以来の連ドラ主演を果たした。同ドラマでは、大きく胸元が開いたドレス姿を披露し、世の殿方を悩殺したが、いかんせん関西ローカル番組。ほかの地域では、AbemaTV、民放公式ポータルサイト「TVer」でしか見ることができなかったため、大きな話題になることはなかった。

 その一方、夏菜はバラエティへの出演が増え、ぶっちゃけキャラで注目を集めるようになり、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)では準レギュラーの座を獲得している。

 そんな中、『デイジー・ラック』に出演する夏菜。皮肉なことに、『ダウンタウンなう』と、“裏かぶり”になるため、同番組へは当分、出ることができない。夏菜が全国ネットの連ドラにレギュラー出演するのは、17年4月期『リバース』(TBS系)以来、1年ぶり。しかも、今作では主演の佐々木に次ぐ、2番手で起用されている。

『デイジー・ラック』は、楓(佐々木)、薫(夏菜)、ミチル(中川翔子)、えみ(徳永えり)のアラサー女子4人の問題山積みの日々を、温かくほほえましいタッチで描いた作品。夏菜は高級エステサロンの営業職として働くキャリアウーマンながら、男を見る目はゼロという女性を演じる。

「夏菜がドラマで、まともな役をもらうのは、『スペシャリスト』以来、久しぶりです。今後そうそうチャンスが巡ってくるわけではないので、『デイジー・ラック』では、なんとか存在感を発揮したいところ。もともと、このドラマ枠は数字をもっておらず、視聴率は5%前後(ビデオリサーチ調べ、関東地区)しか取れていません。ですが、主演の佐々木の妊娠が発覚し、産休前最後のドラマ出演となりそうですので、注目度が増しています。その意味でも、夏菜にとっては真価を問われ、正念場になりそうです」(テレビ誌関係者)

 BSを除くと、夏菜が地上波のNHKドラマに出るのは、朝ドラ以来5年ぶりとなる。ここで、インパクトを残せないと、またロクな役が回ってこなくなり、バラエティタレントの方が“本職”になりかねない。まさに“崖っぷち女優”である夏菜の演技に期待してみたい。
(文=田中七男)

『西郷どん』鈴木亮平が、近年の大河ドラマ主演らしからぬワケ

 大河ドラマ『西郷どん』(NHK)は、上野公園に銅像が作られるほどの国民的英雄となった西郷隆盛こと西郷吉之助の生涯を描いたものだ。

 脚本は『やまとなでしこ』(フジテレビ系)や『ハケンの品格』(日本テレビ系)、近年では『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)で知られる中園ミホ。90年代から活躍するヒットメーカーで、NHKでは連続テレビ小説『花子とアン』をヒットさせている。

 中園脚本の魅力は、登場人物の行動がシンプルでわかりやすいところだ。大河ドラマ、特に幕末が舞台となると、描くべき時代背景や登場人物が多いため、どうしても物語が複雑になってしまう。うまくいけば、入り組んだ人間模様はそれ自体で面白くなるのだが、作り手側が状況やキャラクターを整理しきれていないと、どんどん物語がわかりにくくなってしまう。ここ数年の大河ドラマが、熱狂的なファンを生むマニアックな方向になっている一方、一般視聴者には敷居が高くなっているのは、このあたりのバランスがうまくいっていないからだろう。

 対して、『西郷どん』は毎回見せたいものが明確だ。歴史モノとしての要素はやや控えめながら、中心は西郷吉之助と殿様・島津斉彬(渡辺謙)の主従関係で、西郷が見守る篤姫(北川景子)との恋愛未満の淡い関係や、大久保正助(利通、瑛太)との友情をピンポイントで濃密に描くことで、歴史に興味のない視聴者も人間ドラマとして楽しむことができる内容になっている。

 その意味で、近年珍しい正攻法の大河ドラマなのだが、それが成立しているのは、やはり西郷を演じる鈴木亮平の力強い肉体があってのことだろう。

 その魅力が一番伝わってくるのはオープニング映像だ。

 おそらく薩摩(鹿児島)の日差しを意識して画面の明るさを強くしているのだろうが、近年稀に見るダイナミックな迫力だ。『龍馬伝』(2010)以降、大河ドラマはアーティスティックな映像を求めて、あえて画面の彩度を落としたくすんだ映像を用いることが多く、その作り込み方が年々進化しているものの、作品としては若干見づらくなっていた。

 対して本作のアプローチは、明快な色使いの力強いものとなっており、シンプルで確かな迫力を持った『西郷どん』と西郷隆盛の魅力を見事に表現している。

 この作品の鈴木を見ていると、男の肉体、特に肌はとても美しいのだ、という作り手の主張が伝わってくる。それが最も現れていたのは、島津斉彬が新しい藩主になったことを記念して行った御前相撲の様子を描いた第5回「相撲じゃ!相撲じゃ!」。鹿児島の強い日差しに照らされる男たちの肌の色味を、本当に綺麗に見せていた。

 鈴木が最初に注目されたのは、映画『HK変態仮面』(13)。股間と顔以外は丸出しのヒーローになりきるために、15キロ増量をした後に体を鍛えて体脂肪を減らすことで、鈴木はしなやかで美しい筋肉を作り上げた。役になりきるために体から変える(俳優のロバート・デ・ニーロの名前から取られた)デ・ニーロ・アプローチを愚直に実践している俳優で、連続ドラマ『天皇の料理番』(TBS系、15)では20キロ減量し、病気でやせ細っていく痛々しい姿を見せたかと思うと、映画『俺物語!!』(同)では、30キロ増量し、巨漢の主人公を演じている。

 とにかく、演じる役柄ごとに体重が増減し、外見がガラッと変わる。今作でも西郷を演じるに当たって、体重を増量して今まで以上に体を鍛えたことで、大男の風格を見事に体現した。

 それにしても『西郷どん』の鈴木を見るまでは、こういう男臭いヒーロー像が成立するとは思わなかった。

 16年の『真田丸』で堺雅人が演じた真田信繁(幸村)にしても、昨年の『おんな城主直虎』で高橋一生が演じて反響を巻き起こした小野但馬守政次にしても、近年の大河ドラマの中心にいるのは線の細い知性派の男たちだ。

 それこそ、『翔ぶが如く』(1990)で西郷隆盛を演じ、本作でナレーションを担当する西田敏行や、『独眼竜政宗』(87)で伊達政宗を演じ、本作で島津斉彬を演じている渡辺謙までさかのぼらないと出てこない、肉体性を感じさせる主人公ではないかと思う。もしかしたら、瑛太が演じる大久保利通を主役にした方が、現代性があったのかもしれない。しかし、本作はあえて西郷隆盛という昔ながらの日本的な英雄像を打ち出している。

 このアプローチが現代に通じるのかはまだわからないが、中園がうまいのは、西郷と大久保たちの間に見え隠れする男の友情に宿る“ほのかな色気”を、隠し味として用いていることだ。

 放送前に中園ミホが、『西郷どん』には男性同士の恋愛を描くBL(ボーイズラブ)の要素があると言ったことが物議を醸したが、確かに西郷を中心とした男たちの交流は、篤姫たちヒロインとの関係以上に濃密で魅力がある。 

 心身ともに西郷になりきった鈴木の肉体美もさることながら、BL的なものを経由することで日本的な英雄をどう現代に蘇らすのか、とても楽しみである。
(成馬零一)

『西郷どん』鈴木亮平が、近年の大河ドラマ主演らしからぬワケ

 大河ドラマ『西郷どん』(NHK)は、上野公園に銅像が作られるほどの国民的英雄となった西郷隆盛こと西郷吉之助の生涯を描いたものだ。

 脚本は『やまとなでしこ』(フジテレビ系)や『ハケンの品格』(日本テレビ系)、近年では『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)で知られる中園ミホ。90年代から活躍するヒットメーカーで、NHKでは連続テレビ小説『花子とアン』をヒットさせている。

 中園脚本の魅力は、登場人物の行動がシンプルでわかりやすいところだ。大河ドラマ、特に幕末が舞台となると、描くべき時代背景や登場人物が多いため、どうしても物語が複雑になってしまう。うまくいけば、入り組んだ人間模様はそれ自体で面白くなるのだが、作り手側が状況やキャラクターを整理しきれていないと、どんどん物語がわかりにくくなってしまう。ここ数年の大河ドラマが、熱狂的なファンを生むマニアックな方向になっている一方、一般視聴者には敷居が高くなっているのは、このあたりのバランスがうまくいっていないからだろう。

 対して、『西郷どん』は毎回見せたいものが明確だ。歴史モノとしての要素はやや控えめながら、中心は西郷吉之助と殿様・島津斉彬(渡辺謙)の主従関係で、西郷が見守る篤姫(北川景子)との恋愛未満の淡い関係や、大久保正助(利通、瑛太)との友情をピンポイントで濃密に描くことで、歴史に興味のない視聴者も人間ドラマとして楽しむことができる内容になっている。

 その意味で、近年珍しい正攻法の大河ドラマなのだが、それが成立しているのは、やはり西郷を演じる鈴木亮平の力強い肉体があってのことだろう。

 その魅力が一番伝わってくるのはオープニング映像だ。

 おそらく薩摩(鹿児島)の日差しを意識して画面の明るさを強くしているのだろうが、近年稀に見るダイナミックな迫力だ。『龍馬伝』(2010)以降、大河ドラマはアーティスティックな映像を求めて、あえて画面の彩度を落としたくすんだ映像を用いることが多く、その作り込み方が年々進化しているものの、作品としては若干見づらくなっていた。

 対して本作のアプローチは、明快な色使いの力強いものとなっており、シンプルで確かな迫力を持った『西郷どん』と西郷隆盛の魅力を見事に表現している。

 この作品の鈴木を見ていると、男の肉体、特に肌はとても美しいのだ、という作り手の主張が伝わってくる。それが最も現れていたのは、島津斉彬が新しい藩主になったことを記念して行った御前相撲の様子を描いた第5回「相撲じゃ!相撲じゃ!」。鹿児島の強い日差しに照らされる男たちの肌の色味を、本当に綺麗に見せていた。

 鈴木が最初に注目されたのは、映画『HK変態仮面』(13)。股間と顔以外は丸出しのヒーローになりきるために、15キロ増量をした後に体を鍛えて体脂肪を減らすことで、鈴木はしなやかで美しい筋肉を作り上げた。役になりきるために体から変える(俳優のロバート・デ・ニーロの名前から取られた)デ・ニーロ・アプローチを愚直に実践している俳優で、連続ドラマ『天皇の料理番』(TBS系、15)では20キロ減量し、病気でやせ細っていく痛々しい姿を見せたかと思うと、映画『俺物語!!』(同)では、30キロ増量し、巨漢の主人公を演じている。

 とにかく、演じる役柄ごとに体重が増減し、外見がガラッと変わる。今作でも西郷を演じるに当たって、体重を増量して今まで以上に体を鍛えたことで、大男の風格を見事に体現した。

 それにしても『西郷どん』の鈴木を見るまでは、こういう男臭いヒーロー像が成立するとは思わなかった。

 16年の『真田丸』で堺雅人が演じた真田信繁(幸村)にしても、昨年の『おんな城主直虎』で高橋一生が演じて反響を巻き起こした小野但馬守政次にしても、近年の大河ドラマの中心にいるのは線の細い知性派の男たちだ。

 それこそ、『翔ぶが如く』(1990)で西郷隆盛を演じ、本作でナレーションを担当する西田敏行や、『独眼竜政宗』(87)で伊達政宗を演じ、本作で島津斉彬を演じている渡辺謙までさかのぼらないと出てこない、肉体性を感じさせる主人公ではないかと思う。もしかしたら、瑛太が演じる大久保利通を主役にした方が、現代性があったのかもしれない。しかし、本作はあえて西郷隆盛という昔ながらの日本的な英雄像を打ち出している。

 このアプローチが現代に通じるのかはまだわからないが、中園がうまいのは、西郷と大久保たちの間に見え隠れする男の友情に宿る“ほのかな色気”を、隠し味として用いていることだ。

 放送前に中園ミホが、『西郷どん』には男性同士の恋愛を描くBL(ボーイズラブ)の要素があると言ったことが物議を醸したが、確かに西郷を中心とした男たちの交流は、篤姫たちヒロインとの関係以上に濃密で魅力がある。 

 心身ともに西郷になりきった鈴木の肉体美もさることながら、BL的なものを経由することで日本的な英雄をどう現代に蘇らすのか、とても楽しみである。
(成馬零一)

フジテレビ『プライムニュース』醜聞噴出は“内部リーク”か? 膿出し後に有働由美子招聘の動き

 フジテレビに報道番組を作る資格があるのか……?

 今年1月に『BSフジLIVEプライムニュース』のキャスターを務めていた秋元優里アナウンサーが、番組プロデューサーとの「竹林不倫」を報じられた。それを皮切りに、『プライムニュース』周辺ではスキャンダルが出るわ出るわ。同じく1月に元NHKの登坂淳一アナのセクハラ疑惑が週刊誌に報じられ、就任予定だった新報道番組『プライムニュース イブニング』MCを降板。さらに、4月12日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、2人のキャスターの醜聞を報じたのだ。

「登坂アナの代わりに『イブニング』MCに抜擢された反町理キャスターの“パワハラ疑惑”が浮上。政治部の官邸キャップ時代、後輩女性記者を休日デートに誘い、それを断られると取材の共有メモを彼女にだけ届かないように嫌がらせをしたといいます。また、4月からBSフジの『プライムニュース』でメインキャスターを務める松山俊行に愛人スキャンダルが発覚。『プライムニュース』をブランド化しようとした宮内正喜社長の悲願は、完全に打ち砕かれました」(テレビ関係者)

 反町、松山とも、週刊誌にとっては、それぞれ単体で特集が組めるほどの案件だが、同じ号でひと括りに報じられたのには理由があったようだ。業界関係者が耳打ちする。

「どうも内部リークだったようですね。というのも、ここまで負のイメージがついた『プライム』を、このまま続けていてもしょうがない。すでに新報道番組を立ち上げる計画が進んでいるようで、そのためにも、今のうちに膿を出し切っておきたかったというわけです。当然、キャスターも刷新。その目玉として先日、NHKを退社した有働由美子に打診をしているようです。ギャラも“登坂マネー”がプールされており、宮根誠司クラスの1本100~120万円が提示されているとか。本当は10月の改編で仕掛けたいのがフジの本音ですが、さすがに準備が整わないので、騙し騙しやりながら、来春までに新番組を立ち上げたい構えだそうです」

 多方面から引く手あまただという有働が、“泥舟”フジテレビに乗るか否か、今後が見物だ。

博多華丸・大吉に致命的な欠点? “いのっちロス”めぐる新『あさイチ』の業界評

 V6・井ノ原快彦と有働由美子アナウンサーの『あさイチ』(NHK)降板から10日あまり。彼らに代わって4月2日から同番組の新司会に抜擢されたのが、博多華丸・大吉と近江友里恵アナウンサーだが、彼らの司会ぶりは業界でどのように見られているのだろうか? 今回は、博多華丸・大吉への評価を聞いてみた。

「華丸・大吉はそこまで数字を持っているわけではないものの、ガヤ芸人や好戦的なイメージの強い吉本芸人の中では『穏健派』と言いますか、『受け』のタイプで、“我”をそこまで出さないので女性視聴者が多い朝の番組にはうってつけ。また、大吉の顔が好みという女性も意外と多い。ありそうでなかった、ベストキャスティングと言えるでしょう」(業界関係者)

 華丸・大吉の安定感ある進行ぶりは、元祖『あさイチ』ファンにも評価されているようだ。

「彼らは、かつてBSフジで『華大の知りたい!サタデー』(2015~16)という1時間の生放送情報番組の司会を務めていたので、『あさイチ』も未知の領域ではなかったのです。ちなみに、この番組では『あさイチ』と同じように、健康・お金・趣味といった生活に寄り添った話題を紹介。番組の進行役は大吉が、専門家への聞き役は主に華丸が務めていました。今回も、後半の料理コーナーは華丸が中心となって仕切っているのを見ると、役どころを2人で分けているようですね」(同)

 それでも、多少の懸念材料がないわけではない。彼らには致命的な欠点があるという。

「更年期のメイクの方法や、垂れてしまったお尻の解決法を特集していたとき、2人は心ここにあらずといった感じで、ゲストに来ていた蛭子能収をイジるのが関の山でした。また、リメイク特集で、短くなったクレヨンを溶かしてオリジナルキャンドルを作るといった企画にもあまり関心を示さず、井ノ原であれば、さまざまな質問が飛び交うであろう場も、2人がしゃべることはなかった。つまり、生活者目線が欠けているんです」(放送作家)

 それだけではない。主に毎週金曜日、ゲストを迎えてのトークコーナー「プレミアムトーク」でも、「井ノ原と比べてしまう」と話す。

「6日のゲストはアーティストの三浦大知でした。井ノ原であれば、少し説明が足りないゲストの話も、さりげなくスッと追加で聞いて視聴者にわかりやすくしてくれたり、知りたいところまで掘り起こしていました。しかし大吉は、スタジオやスタッフを笑わせるタイプ。話を引き出していた今までの『プレミアムトーク』とは、切り離して考えた方がよさそうです」(同)

 さらに実際的なことをいうと、「プレミアムトーク」のゲストに、今後は、朝ドラや大河ドラマの出演者が登場するときもある。イノッチと有働アナは欠かさず作品を見た上でトークに臨んでいたが、レギュラーを多く抱える彼らにそのような時間はあるのか、少し気がかりだ。

 いずれにしてもこの司会交代を好機と捉え、民放のワイドショーも逆襲を図ってくるはず。王者『あさイチ』はどう立ち向かっていくのであろうか。
(村上春虎)

朝ドラ『半分、青い。』佐藤健ファンが悲鳴! 子役の演技続く状況に、視聴者イライラMAXへ!?

 4月2日に放送開始したNHK連続ドラマ小説『半分、青い。』に、視聴者のイライラが募っているようだ。というのは、子役による演技が続き、主人公・鈴愛役の永野芽郁、その幼なじみ・律役の佐藤健が、なかなか登場せず。佐藤のファンからは悲鳴も上がっている模様だ。

 朝ドラで、主人公の幼少期を描く場合は、1週で終わるのが一般的。それに対し、同ドラマでは、初回に永野、佐藤が登場したが、その後は子役による演技が続いている。第2週に入っても、その状況は変わらず。

 ヒロインの永野は、まだネームバリューが低いが、相手役の佐藤は人気者で、いわば“視聴率要員”だ。ここしばらく、佐藤は映画に軸足を置いていたため、ドラマ出演自体が、主演ドラマ『天皇の料理番』(TBS系/2015年4月期)以来、約3年ぶり。そのため、『半分、青い。』は、佐藤のファンにとっては、待ちに待った作品だったのだ。

 子役による演技が続く状況は、視聴率という“結果”に如実に表れている。初回は21.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好発進し、第4話まで20%台をキープしたが、第5話で19.7%と大台割れ。第6話では17.8%まで落ち込んでしまった。

 2週目に入っても、第7話、第8話と19%台。第9話は20.5%で、5話ぶりに大台に戻したが、現状で視聴率はかんばしいものではない。

「脚本は、『素顔のままで』『あすなろ白書』『ロングバケーション』(いずれもフジテレビ系)、『ビューティフルライフ』(TBS系)など、数多くのヒット作をもつ北川悦吏子氏が担当しています。ただ、北川氏はこれだけ長いスパンのドラマを書くのは初めて。ヒロインの幼少期をていねいに描くため、このような脚本になっているのでしょうが、さすがに視聴者のイライラもMAXに達しそうです」(テレビ誌関係者)

 ある意味、6カ月という放送期間を考慮した脚本といえそうだが、子役による演技が続けば、視聴率に響いてしまうのは自明の理だ。

「朝ドラの視聴率は、とかく“視聴習慣”が影響してきます。いったん、高視聴率をキープできれば、内容が薄くても、しばらく好調が続きます。逆に、一度数字を落としてしまうと、おもしろくても、なかなか視聴率は回復しません。ですから、ここで佐藤が登場しても、一気に視聴率が上向くとはかぎらないでしょう」(同)

 朝ドラの全話平均視聴率は、15年後期『あさが来た』から、前作『わろてんか』まで、5作連続で20%超えを果たしている。『半分、青い。』は、その“いい流れ”を止めたくないところ。この序盤の低迷が、あとあと響かなければいいのだが……。
(文=田中七男)

朝ドラ『半分、青い。』佐藤健ファンが悲鳴! 子役の演技続く状況に、視聴者イライラMAXへ!?

 4月2日に放送開始したNHK連続ドラマ小説『半分、青い。』に、視聴者のイライラが募っているようだ。というのは、子役による演技が続き、主人公・鈴愛役の永野芽郁、その幼なじみ・律役の佐藤健が、なかなか登場せず。佐藤のファンからは悲鳴も上がっている模様だ。

 朝ドラで、主人公の幼少期を描く場合は、1週で終わるのが一般的。それに対し、同ドラマでは、初回に永野、佐藤が登場したが、その後は子役による演技が続いている。第2週に入っても、その状況は変わらず。

 ヒロインの永野は、まだネームバリューが低いが、相手役の佐藤は人気者で、いわば“視聴率要員”だ。ここしばらく、佐藤は映画に軸足を置いていたため、ドラマ出演自体が、主演ドラマ『天皇の料理番』(TBS系/2015年4月期)以来、約3年ぶり。そのため、『半分、青い。』は、佐藤のファンにとっては、待ちに待った作品だったのだ。

 子役による演技が続く状況は、視聴率という“結果”に如実に表れている。初回は21.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好発進し、第4話まで20%台をキープしたが、第5話で19.7%と大台割れ。第6話では17.8%まで落ち込んでしまった。

 2週目に入っても、第7話、第8話と19%台。第9話は20.5%で、5話ぶりに大台に戻したが、現状で視聴率はかんばしいものではない。

「脚本は、『素顔のままで』『あすなろ白書』『ロングバケーション』(いずれもフジテレビ系)、『ビューティフルライフ』(TBS系)など、数多くのヒット作をもつ北川悦吏子氏が担当しています。ただ、北川氏はこれだけ長いスパンのドラマを書くのは初めて。ヒロインの幼少期をていねいに描くため、このような脚本になっているのでしょうが、さすがに視聴者のイライラもMAXに達しそうです」(テレビ誌関係者)

 ある意味、6カ月という放送期間を考慮した脚本といえそうだが、子役による演技が続けば、視聴率に響いてしまうのは自明の理だ。

「朝ドラの視聴率は、とかく“視聴習慣”が影響してきます。いったん、高視聴率をキープできれば、内容が薄くても、しばらく好調が続きます。逆に、一度数字を落としてしまうと、おもしろくても、なかなか視聴率は回復しません。ですから、ここで佐藤が登場しても、一気に視聴率が上向くとはかぎらないでしょう」(同)

 朝ドラの全話平均視聴率は、15年後期『あさが来た』から、前作『わろてんか』まで、5作連続で20%超えを果たしている。『半分、青い。』は、その“いい流れ”を止めたくないところ。この序盤の低迷が、あとあと響かなければいいのだが……。
(文=田中七男)

NHKの金満体質がひどすぎる! 「建て替えに573億円」「平均年収1,163万円」でも、受信料“50円値下げ”はNG……

 かねてより社屋の建て替えを計画していたNHKが10日、第1期の建て替え工事の入札結果を発表。竹中工務店らが573億円で落札したことを発表した。NHKの社屋建て替えは、同局の悲願ともいえるプランだ。NHKは、2020年の東京五輪後に新社屋の建設に着工し、放送開始100周年にあたる25年の運用開始を目指している。しかし、その費用が巨額すぎると問題視されてきた。都市計画に詳しいフリージャーナリストのT氏が語る。

「NHKの新社屋計画は、いったんは移転して建て替えるというプランが浮上しましたが、結局は現在の場所で順次建て替えることになりました。しかし、問題となったのはその費用です。当初NHKが算出した額は3,400億円でした。高額だと大変な批判を浴び、計画変更を余儀なくされた新国立競技場が2,520億円ですから、異常な額と言わざるを得ません。参考までに、03年に汐留に移転した日本テレビの社屋が約1,100億円、六本木ヒルズにあるテレビ朝日の社屋が約500億円です。結局計画は圧縮されましたが、それでも総額1,700億円をかける予定です」

 民間企業がいくらお金をかけようが視聴者が知ったことではないが、NHKは受信料によって経営が成り立っている放送局。果たして“みなさまのNHK”が、そこまで豪華な社屋を作ることを、視聴者は良しとするのだろうか? さらに、あきれるようなデータも存在する。週刊誌記者が語る。

「NHKは新社屋建設に向けて受信料をプールしていて、16年度の時点で目標額の1,700億円に到達し、さらに余剰金が発生しました。そのため、籾井勝人会長(当時)が『お金が余ったなら視聴者に返すべき』と、受信料を月額50円下げる提案をしましたが、経営委員会は『一度下げたら上げられない』と、あっさり却下しました。

 局員の高給ぶりも問題です。少々古いデータですが、総務省は2007年、NHK予算をもとに、『職員の平均年間給与額(40.3歳)は1,163万円』という数字をはじき出しました。日本人の平均年収がおよそ400万円ですから、約3倍です。視聴者にはたった50円の値下げも認めず、自分たちは高額の給料をもらい、なおかつ1,700億円もかけて豪華社屋を作ろうというのですから、視聴者はもっと怒りの声を上げるべきだと思います」

 今回の573億円は、あくまでも“第1期工事の落札額だ。NHKは、より解像度の高い放送やネット配信など、最新技術の必要性を必死に訴えているが、視聴者が何よりも望んでいるのは受信料の値下げではないだろうか?

NHKを退局した有働由美子アナが描く未来像と、民放各局がもくろむギャップとは?

“超大物”有働由美子アナウンサーが3月31日付で、NHKを退局したことで、業界は騒然としている。芸能プロダクションは、有働アナの獲得に躍起になり、民放各局の間でも熾烈な争奪戦が繰り広げられるのは必至の情勢だ。そこで問題となるのが、フリーになった有働アナ自身が描く未来像と、民放各局が求めるものが合致するかどうかだ。

 民放が、知名度、人気共に抜群の有働アナを獲得する目的は、当然“視聴率アップ”。有働アナなら、報道、情報番組、バラエティと硬軟自在にこなせるとあって、どうしてもほしい人材だ。

 確かに、有働アナが民放のバラエティの司会を務めるようなことがあれば、それはもう大きな話題を呼ぶだろう。しかし、それでは、有働アナが目指していくところとのギャップを感じざるを得ない。

 有働アナはNHKを通じ、「以前から抱いていた、海外での現場取材や興味ある分野の勉強を、自分のペースで時間をかけてしたいという思いが捨てきれず、組織を離れる決断をいたしました。今後、有働由美子というジャーナリストとして、NHKの番組に参加できるよう精進してまいります」とコメントしている。

 と同時に、来年3月で区切りの50歳を迎える有働アナの頭の中には、「私生活の充実」「自分がやりたい仕事をやりたい」との思いがあるようだ。むろん、フリーになった以上、金銭は大事。だが、おカネよりも、こだわりたい部分があるのだろう。

「本人が言っていることを額面通り受け取ると、有働アナはフリーアナではなく、ジャーナリストを目指していくとしています。将来的には、NHKの先輩でもある池上彰のような活動を視野に入れているのではないでしょうか。その辺が、果たして本人の希望と、獲得したい芸能プロ、民放各局の意図とうまく合致するかどうかなのです。バラエティは、希望するものではなく、情報番組の司会もちょっと違う。報道番組のメインキャスターならどうかというと、もし私生活を充実させたいなら、今まで通り、帯での出演はしたくないのでは。曜日を限定してのコメンテーター、キャスターあたりが本人の望むところではないでしょうか。その意味では芸能プロ、民放各局との思惑がズレてしまう可能性もあるんです。あくまでも、本人がおカネより、やりたいことに固執するなら、大手芸能プロではなく、中小、零細の事務所に所属する可能性だってあります。場合によっては、個人事務所を設立するかもしれません」(スポーツ紙記者)

 さしあたっては、のんびりマイペースで取材に臨む意向の有働アナ。フリー初仕事は古巣・NHKで、今夏放送予定のドキュメンタリー番組になりそう。当面は、古巣に気を遣いながら、本格的な始動は10月の改編期ということになるのだろう。

「ただ、あまりジャーナリストという立場にこだわると、せっかく稼げる機会が巡ってきたのに、それができなくなります。有働アナは、もう12年も報道の現場から離れていますし、池上のように記者職出身でもありません。そこを目指すなら、それ相応の勉強をしないと難しいでしょう」(同)

 有働の強みは、どの年代層からも人気があり、同性からの支持が高い点だ。それは、『あさイチ』の司会を務めていたからこそのもの。

「朝の情報番組の主たる視聴者は主婦層。そこに支持されたから、その人気がうなぎ上りに上がったんです。しかし、有働アナが報道にこだわれば、それらの支持層が視聴しないことで、人気が視聴率という数字にあまりつながらない恐れも出てきそうです」(テレビ誌関係者)

 有働アナがやりたい仕事と、オファーする民放局の思惑がうまくマッチングすればいいのだが、ズレた場合、その活躍の場は制限されてしまうかもしれない。
(文=田中七男)

有働由美子は大丈夫? 膳場貴子も神田愛花も……「NHK出身女子アナは成功しない」のジンクス

 NHKの有働由美子アナウンサーが、3月31日付でNHKを退社したことが判明。抜群の知名度を誇る彼女だけに、民放各局による争奪戦は必至だが、果たして彼女はフリーになっても成功できるのか。

 1991年にNHKに入局した有働アナは、スポーツニュースで頭角を現し、『紅白歌合戦』の司会を何度も担当。井ノ原快彦とともに司会を務めた朝の情報番組『あさイチ』では、「ワキ汗」「セックスレス」など、NHKらしからぬテーマを取り上げ、たびたび話題をさらう一方、好きな女子アナランキングでも常に上位に入るなど、NHKきっての人気アナとして活躍してきた。そんな彼女がフリーになれば、民放が熱い視線を寄せるのは当然だが、過去の例をたどると、意外と苦戦しているのが現状だ。女子アナに詳しいテレビ情報誌記者が語る。

「そもそも『NHK出身』というだけで、ひとつのブランドのようなものですし、現場の人間にとっては、何かとうるさいNHKで、きちんとした技術を身につけた彼女のたちのアナウンス力は大きな魅力です。しかしそれが視聴者に受け入れられるかと言えば、また別の話です。

 報道畑で活躍している元NHKの女子アナには膳場貴子や草野満代がいますが、彼女たちはNHKでは違和感なく見られても、民放だとどうしても“堅い”という印象を抱いてしまいます。『それならNHKを見たほうが良い』というのが見る側の本音でしょう」

 マジメで良いと感じるか、面白みに欠けるかと感じるかは人それぞれだが、民放とNHKにカラーの差があるのは事実。それならば、NHKっぽさがない有働アナは民放にピッタリなのかと思えば、それもまた違うようだ。

「住吉美紀や神田愛花などは“NHKらしくない”のが売りでしょうが、そういった路線では、生粋の民放の女子アナには敵いません。彼女たちは、NHKの番組でNHKらしからぬ振る舞いをするから人気があったわけで、NHK以外の場所で同じことをやってもウケるわけがない。むしろ『元NHKのクセに品がない』と敬遠されるのがオチです。

 唯一の成功例と思われるのは久保純子ですが、彼女はもともと両親が日本テレビのアナウンサーで、福留功男や徳光和夫の大先輩にあたる人物です。その縁もあって日テレには太いパイプがあるので、特殊なケースと考えるべきでしょう」

 上述の膳場貴子や住吉美紀などと比べても、有働由美子の知名度は圧倒的に上だが、成功が約束されているかと言えば、意外と道は険しいようだ。