NHK大河『いだてん』ジリ貧でも1話に1億円垂れ流し……N国党からの攻撃は避けられず⁉

 “あの男”がこちらを向く前に、なんとしてでもV字回復させたいところだろう。

 9月1日に放送されたNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺』第33回の平均視聴率が6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。

 8月25日放送の第32回は日本テレビ系『24時間テレビ』の影響からか、大河ドラマ史上最低の5.0%を記録していたが、なんとか1.6ポイントアップした格好だ。

「これまでの大河のワースト記録は2012年に放送された『平清盛』の7.3%でしたが、『いだてん』はすでに5度もこれを更新しています。第31話では上白石萌歌が水着姿で登場したことで、前週から大幅上昇となる視聴率7.2%にまで回復しましたが、あくまで一時的なものにすぎず、打つ手なしの状況です」(テレビ誌ライター)

 そんなNHKが最も恐れているが、『NHKから国民を守る党(N国党)』の攻撃だろう。

「大河ドラマは、1話1億円と言われる莫大な制作費がかかっており、現状では物足りない数字であることは明らか。税金や受信料で毎週1億円ものコストを費やして視聴率低迷のドラマを作り続けていたら、批判されるのは当たり前。民放なら打ち切りになるレベルですが、NHKがそこに踏み切る可能性は少ない。当然、その点もN国党はツッコんでくるはずです」(民放プロデューサー)

 9月4日にはN国の立花孝志党首が、TOKYO MXとタレントのマツコ・デラックスを相手取り、総額1億円の慰謝料を求める原告1万人の集団訴訟を起こす方針を示している。TOKYO MXを震撼させた勢いで、本丸のNHKにだれ込むことになるのだろうか。

『いだてん』禁断の5%割れ目前! 上白石萌歌の競泳水着も効果薄れワースト更新の惨状に

 もはや打つ手がない危機的状況になってしまったか。

 NHKの看板だったはずの大河ドラマ『いだてん~東京オリンムピック噺~』(日曜午後8時~)第32話が25日に放送され、視聴率は5.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)にとどまった。これまでの最低であった第30話の5.9%を下回り、大河史上ワースト記録をまたまた更新。今後、ゴールデン帯では打ち切り圏内といわれる、禁断の5%割れをする可能性も出てきた。

 25日の同時間帯では、裏で日本テレビ系『24時間テレビ42 人と人 ~ともに新たな時代へ~』の最終パート(午後6時30分~8時54分)がオンエアされ、27.6%と高視聴率をマーク。『いだてん』は、その影響を少なからず受けたと思われるが、それにしても5.0%は、あまりにも末期的な視聴率だ。

 問題の第32話「独裁者」のストーリーは、米ロサンゼルス五輪の競泳で銀メダルを獲得し、勇躍帰国した前畑秀子(上白石萌歌)を待っていたのは、東京市長・永田秀次郎(イッセー尾形)らによる落胆の声だった。田畑政治(阿部サダヲ)は選手をかばって激怒するが、国民の大きすぎる期待に、前畑は苦悩する。満州事変を非難する国際世論に反発した日本は、国際連盟を脱退し孤立し始めるが、嘉納治五郎(役所広司)らは粘り強く、五輪招致を目指す。熊本の金栗四三(中村勘九郎)のもとには、マラソンで九州一周を目指すという青年が現れる……という展開だった。

 萌歌は第31話に続き、競泳水着姿を披露し、男性視聴者を大いに喜ばせてくれたし、四三の妻・スエ(綾瀬はるか)も久しぶりに登場したが、いずれも数字的な効果はなかった。

『いだてん』は初回15.5%でスタートしたが、第6話にして、早々と1ケタ台に転落。以後、27話連続で10%割れが続き、ついに5.0%まで落ち込んでしまった。ここまでの平均は8.9%で、全話平均でも史上初の1ケタ台に終わる可能性が高い。

 残すは、あと15回で、第41話(10月27日)から、安藤サクラ、浅野忠信、チュートリアル・徳井義実が新キャストとして登場することが決まっている。安藤は先のNHK連続テレビ小説『まんぷく』でヒロインを務め、業界評も人気もグッと上昇しただけに、不振を極める『いだてん』の最後の意地に期待したいところだが……。

元NHK登坂淳一、ついに覚醒!? “遭難死者数世界一”の過酷登山で不穏な本性を露呈

 8月13日に放送された『文化人×過酷ロケ 山里亮太のクイズ!?まさかのバーサーカー』(ABCテレビ)が、面白い試みを実施していた。

 この番組の趣旨は、山に登ったり、バンジージャンプを飛んだり、お笑い芸人しか挑戦しないような過酷ロケに各業界の文化人が臨むと、彼らはどんな潜在能力を発揮するのか? を、スタジオにいるお笑い芸人たちが大喜利形式で予想し、楽しむバラエティ番組である。

 今回、登場した文化人はなかなかのメンツだ。経済産業省の元官僚で慶應義塾大学大学院教授・岸博幸は激辛スパゲッティを食べた後にタイキックを食らい、その勢いで日本最高高度106メートルからバンジージャンプを飛ぶという「辛い」「痛い」「怖い」の3大罰ゲームを間を空けず連続で受けて見せた。戦場カメラマンの渡部陽一は関西屈指の人気お化け屋敷で恐怖体験した後、潜在能力に目覚めて子どもたち相手に怪談話で恐怖を与えることができるか? という企画に挑戦した。

 しかし、最注目は元NHKアナウンサーの登坂淳一である。今回の彼、潜在能力目覚めまくりだったのだ。

 疲れがたまるにつれて態度が悪くなる登坂

 登坂が挑戦したのは、“遭難死者数世界一”とギネスに認定された谷川岳への登山である。挑戦内容をディレクターから告げられた登坂は「危険ってことですよね(笑)?」と、さわやかな笑顔を見せた。つまり、このときの彼は目覚める前だ。しかし、覚醒するほど、彼は別人格のような人間性を見せていった。

 登坂が挑んだのは、片道5時間以上の超上級者向けコースである。登り始めると、いきなり急こう配の樹林帯が2キロメートル続く。まだ、局アナの血が抜け切っていないのだろうか? 登山開始から2時間たってもフックとなるコメントや出来事はまったく発生せず、スタジオの野性爆弾・くっきーは「マジでおもんないな、このロケ(笑)」と思わず失笑である。偶然見つけた湧き水にも「氷すごく入れたジュースみたい(笑)」とギャグなのか真顔なのかわからないコメントを発する登坂に、ロケ隊は仕方なく愛想笑いした。

 しかし、疲れがたまるにつれて、次第に潜在能力を目覚めさせていく登坂。視界に入った木の実を手に取り、「これ、なんの実ですか?」と山岳ガイドに質問するも、「なんだろうな……」とガイドが答えに窮していると「ま、いいですわ。わかんなかったら」と吐き捨て、あからさまに面倒くさそうな態度を取る。山道を行きながら「なんなんだよ、もう」と愚痴をこぼす。気を使ったディレクターが「ここ(樹林帯)を抜ければ元気出るかもしれないですけど」と励ましの言葉を掛けても「えっ!? なんて? 何か信じられなくなってきた」と憎まれ口を叩き、本性をあらわにしていくのだ。スタジオの山里は、登坂の態度を見て「かつての事件(NHK時代に起こしたセクハラ騒動)を納得させるような言動が続きますね」と、悪意のある追い打ちをかけた。

 登山から3時間半が経過した辺りで登場したのは、傾斜70度の巨大蛇紋岩。ほぼ垂直の岩である。当然、手足を使ってクライミングしなければならない。しかも、運が悪いことに、このタイミングで雨が降ってきた。

登坂「できる限り、これ(小型カメラ)でリポートしながら……(不愉快そうに)やってみます」

ディレクター「怒ってます?」

登坂「いや、別に」

 蛇紋岩には補助としてチェーンがぶら下がっており、ディレクターから「鎖持っても大丈夫ですよ」とアドバイスされた登坂は「信用できないですね」とピシャリ。結果、懸命のクライミングの末、登坂は蛇紋岩をクリアした。

 その後も険しい岩山を歩く登坂の顔には、何やら不気味な笑みが浮かんでいる。「キツすぎると笑っちゃうみたいな」と説明する登坂の姿に、山里は「サイコパス感出てきましたねえ」「こういう人ってお酒飲んで失敗しそうですね」と悪意のある解釈を被せていく。

 確かに登坂、普通じゃないのだ。険しい道を歩きながら、唐突に「おはようございます、おはようございます、おはようございます、こんにちは、こんにちは、こんにちは、こんばんは、こんばんは、こんばんは」と各種あいさつを1人で連呼し始める異常事態。明らかに彼は壊れ始めた。スタジオにいたくっきーは「こっわ……」と呆然となり、山里は「いかれたスマートスピーカーみたいになりましたね」と絶妙な見立てで状況を説明。さすがに心配になったディレクターは、登坂の身を案じた。

ディレクター「大丈夫ですか?」

登坂「え?」

ディレクター「大丈夫ですか?」

登坂「ダメっつったら、何かあんの?」

 登坂がキレた。彼がディレクターに悪態をついたこのタイミングで、重い機材を運ぶロケ隊の1人が足をつってしまった。そんなスタッフに登坂は声を掛けるのだ。

「じゃあ、先行ってていいスか?」

 血も涙もないことを口にする登坂。文字通り、覚醒だ。明らかに危険な山道を1人でスタスタ進んでいき、踏み外したら1発で落下してしまう箇所では妙なテンションで「落ちたら死ぬぞぉー!」と声を張り上げて見せる。このときの登坂には死を楽しんでいる空気感すらあった。

 そして、登山開始から5時間10分。ついに、谷川岳山頂に到着! 晴天なら頂上から見る景色は絶景なのだけど、あいにくの激しい雨で視界には霧しか広がっていない。

山里「やっぱり、山っていうのは登る人間の日頃の行いを見てるっていうのがこれでわかりましたね」

 山登り中の登坂の言動を振り返れば、言い得て妙。笑うしかないくらいのジャブジャブの雨がロケ隊を襲った。しかし、当の登坂は満足げだ。

登坂「いや、もう覚醒ですよね。完全に」

 フリー独立後、登坂にはいきなりミソがついた。昨年4月スタート『プライムニュース』(フジテレビ系)のメインキャスターに内定していたものの、過去のセクハラ疑惑を週刊文春に報じられ、同番組への出演を自ら辞退。その後、2月20日放送『世界くらべてみたらSP』(TBS系)に出演した際には「ニュースを読むためにNHKを辞めたのに、バラエティ番組の仕事しかこない」と苦悩を告白していた。

 今回の覚醒が登坂に影響を与え、より大胆な方向性に舵を切る契機となったらそれはそれで良し。彼のサイコパスな本性とバラエティの食い合わせは決して悪くない。各番組でも率先して本性を出してほしいと願うばかりだ。

(文=火の車)

●TVer『文化人×過酷ロケ 山里亮太のクイズ!?まさかのバーサーカー』

 https://tver.jp/episode/61504813

香取慎吾、欽ちゃんの尽力でNHK出演もテレビマンたちの本音は「使いたくない?」

 SMAPの香取慎吾が8月12日、自身のツイッターを更新し、「欽ちゃんにお呼ばれしまして。今日NHKに久々におじゃましまして。欽ちゃんのアドリブで笑、収録参加させて頂きました!楽しかったよ!!」と語り、『欽ちゃんのアドリブで笑(ショー)』(NHK BSプレミアム)の収録に参加したことを明かした。

「香取と萩本は『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』(日本テレビ系)で長年タッグを組んでいた仲。ジャニーズは先日、公正取引委員会から元SMAPの香取、稲垣吾郎、草なぎ剛への圧力疑惑について注意を受けており、テレビ側の忖度も世間からクローズアップされている。各局の社長会見では圧力や忖度を否定していますが、テレビ局側は公取委を意識した番組作りをせざるを得なくなってきている。今回はBSプレミアムでもあり、大御所である欽ちゃんたっての希望とあって、NHKも無下に突っぱねることはしなかったようですね」(芸能関係者)

 香取ら3人は日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターを務めており、財団トップの笹川陽平会長は「早急に3人のテレビ復帰を実現させてほしい」とブログで要請してもいる。

 しかし、テレビの現場では“忖度”とは別の理由で3人を使いたくない理由があると言う。

「先日、マツコが稲垣との共演を拒否した件が週刊誌で報じられました。実は、多くのテレビマンたちはマツコの意見に同意。タレントは人気商売で、その結果が番組視聴率に跳ね返ってくる。3人はものすごく話が面白いわけでも演技がズバ抜けているわけでもない、歌がうまいわけでもない。あくまでSMAPというブランドあってのタレントです。魅力がないタレントをお上に言われてキャスティングしなければならないのであれば、それは“逆圧力”というわけです」(テレビ関係者)

 欽ちゃんのお膳立てに、香取は遊び気分で“”おじゃま“するのではなく、SMAPでなくても人気があることを証明するために命がけで臨むべきだろう。

香取慎吾、欽ちゃんの尽力でNHK出演もテレビマンたちの本音は「使いたくない?」

 SMAPの香取慎吾が8月12日、自身のツイッターを更新し、「欽ちゃんにお呼ばれしまして。今日NHKに久々におじゃましまして。欽ちゃんのアドリブで笑、収録参加させて頂きました!楽しかったよ!!」と語り、『欽ちゃんのアドリブで笑(ショー)』(NHK BSプレミアム)の収録に参加したことを明かした。

「香取と萩本は『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』(日本テレビ系)で長年タッグを組んでいた仲。ジャニーズは先日、公正取引委員会から元SMAPの香取、稲垣吾郎、草なぎ剛への圧力疑惑について注意を受けており、テレビ側の忖度も世間からクローズアップされている。各局の社長会見では圧力や忖度を否定していますが、テレビ局側は公取委を意識した番組作りをせざるを得なくなってきている。今回はBSプレミアムでもあり、大御所である欽ちゃんたっての希望とあって、NHKも無下に突っぱねることはしなかったようですね」(芸能関係者)

 香取ら3人は日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターを務めており、財団トップの笹川陽平会長は「早急に3人のテレビ復帰を実現させてほしい」とブログで要請してもいる。

 しかし、テレビの現場では“忖度”とは別の理由で3人を使いたくない理由があると言う。

「先日、マツコが稲垣との共演を拒否した件が週刊誌で報じられました。実は、多くのテレビマンたちはマツコの意見に同意。タレントは人気商売で、その結果が番組視聴率に跳ね返ってくる。3人はものすごく話が面白いわけでも演技がズバ抜けているわけでもない、歌がうまいわけでもない。あくまでSMAPというブランドあってのタレントです。魅力がないタレントをお上に言われてキャスティングしなければならないのであれば、それは“逆圧力”というわけです」(テレビ関係者)

 欽ちゃんのお膳立てに、香取は遊び気分で“”おじゃま“するのではなく、SMAPでなくても人気があることを証明するために命がけで臨むべきだろう。

ジャニーズ事務所が紅白撤退をチラつかせてNHKに突き付けた”2つの踏絵”

 大みそかの『紅白歌合戦』に向けて、NHKとジャニーズ事務所の関係性が注目を浴びている。

 8月5日発売の「週刊現代」(講談社)によると、現在、ジャニーズ事務所内ではNHKに対する怒りの声が上がっているという。

「7月に公正取引委員会が、ジャニーズ事務所の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾ら『新しい地図』への“圧力”を注意した件をNHKは真っ先に速報で伝えました。これにジャニーズ上層部は怒り心頭、『紅白』から、所属タレントを引き上げる動きがあるのだそう。実際、ジャニーズの“女帝”であるメリー喜多川副社長は紅白への報復も辞さない構えだったと聞きます。ジャニーズが全ていなくなれば、視聴率に影響が出るだけに、今後NHKがどういう対応を見せるのか業界関係者も注視しているところです」(芸能記者)

 そんななか、ジャニーズはさっそくNHKに揺さぶりをかけてきたようだ。

「8月17日に放送される『第51回思い出のメロディー』に東山紀之を初司会に逆オファーしたといいます。同番組は『紅白』と制作スタッフが重なることが多く、『夏の紅白』と位置付けられています。近年、NHKは若者ウケを狙っているため、ジャニーズ最年長グループの『少年隊』の東山はその流れに逆行する。それをわかったうえで、あえて『踏絵』としたのでしょう」(業界関係者)

 今年のジャニーズは嵐の活動休止に加えて、急逝したジャニー喜多川氏の追悼企画で“ジャニーズ祭り”になることは確実。NHKとしてもそうは強気には出られない事情もある。となると、“もう一つの踏絵”を踏まされることになりそうだ。

「7月25日には日本財団の笹川陽平会長がブログ にて『新しい地図』について言及。3人が日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)のスペシャルサポーターを務め、国際パラリンピック委員会の特別親善大使を務めているにもかかわらず、テレビからは干された状態にあることに対し、テレビ各局の姿勢を批判しました。『新しい地図』は楽曲の売り上げ2,300万円をパラスポーツ支援として寄付し、その寄付金でパラテコンドーの大会が行われるなど貢献度は絶大。東京五輪・パラリンピックを中継するNHKが彼らを『紅白』から排除すれば、世間の反発を受け、受信料支払いを拒否される事態になりかねない。難しい選択を迫られそうです」(前出・業界間記者)

 ともあれ、NHKのジャニーズへの“忖度”はしばらく続きそうだ。

NHKが恐れる「N国党」爆弾、職員の高額年収など都合の悪い事実が次々と明らかに?

 先の参議院選挙で台風の目となった「NHKから国民を守る党」(以下「N国」)。NHK受信料というキーワードの一点突破で議席を獲得すると、日本維新の会を除名になった丸山穂高議員が合流するなど話題は尽きず、聖域と化していたNHKの経営実態が白日の下に晒されることになりそうだ。

「NHKをぶっ潰す!」を合言葉に1議席を獲得したN国。彼らの主張はシンプルだ。党の公式HPには、「NHKにお金(受信料)を払わない方を全力で応援・サポートする政党です」という方針が掲げられており、「受信料は支払わなくていいの?」「支払わないとどうなるの?」といったQ&Aも合わせて掲示している。週刊誌の社会部記者がいう。

「当初は泡沫候補と目されていたN国ですが、議席を獲得するばかりか、3.02%以上の票を獲得したため、政党交付金をもらう権利まで獲得しました。YouTubeで公開した政見放送の動画の再生回数は300万回を超えており、これは安倍首相の動画の再生回数より上。国民のNHKに対する不信感が浮き彫りになりました」(社会部記者)

 選挙後には松井一郎・大阪市長が、「現職国会議員の受信料不払いを認めるなら、大阪市も役所で契約する分の支払いを拒否する」と発言。一方でNHKは30日、「受信設備があるにも関わらず、受信契約をしないことは法律を守っていないこと」「違法行為などについては、放置することなく、厳しく対処してまいります」という文書を出すなど、NHKをめぐる議論は活発化している。今後N国はどう動き、NHKはどう変わるのか? テレビ事情に通じたフリーのジャーナリストは言う。

「政見放送ではNHK職員の不倫を取り上げるなど、キワモノ的な扱いだったN国ですが、党のサイトで指摘しているように、NHKの人件費が年間1800億円にも上り、職員の平均年収が1800万円と超高額であることが国民に広く知れ渡れば、不払いはさらに広がるでしょう。また、NHKには新社屋建設計画がありますが、こちらはすでに1700億円かかることが確定しており、今後費用がさらに膨らむのは確実です。NHKは近年、ワンセグ携帯やカーナビからも受信料を取り立てており、その強引さに対する不満の声は高まっています。地上契約だけで月千数百円、衛星放送まで入れれば月2000円以上という受信料は決して安くありませんから、立花孝志代表がずさんな経営実態を繰り返し突けば、“山が動く”可能性は十分あるでしょう」(ジャーナリスト)

 NHKは事あるごとに“公共性”をアピールしているが、まずは莫大な受信料収入を国民に還元することを考える必要がありそうだ。

NHK紅白の”枕営業”が公に? N国・立花代表が公開していた内部告発動画の衝撃

 これほどの支持を得ようとは投票した人さえも想像していなかったに違いない。

 7月21日に投開票された参院選挙で、NHKから国民を守る党(以下、N国)の立花孝志代表が当選し、「結党6年」で国会に初めて議席を得た。

「N国は得票率1.97%で98万票を獲得し、そのうち8割超の84万票が政党名での得票でした。『NHKをぶっ壊す』のお決まりのフレーズはもとより、『不倫で、路上で、カーセックスですよ!』『さぁ、皆さん(NHK職員)もご一緒に!って言うわけないか(笑)』といった政見放送は絶大なインパクトに。『これはヤバすぎる!』とSNSを中心に知名度が爆発的に広がったことで票につながりました」(週刊誌記者)

 スポットライトを浴びたことで、ネット上では過去の立花氏の告発が再び注目を浴びている。元NHK職員で、東京都葛飾区議会議員という経歴の立花氏だが、2018年1月1日に、突然、YouTubeに『NHK紅白歌合戦』の出場歌手に関する告発動画を公開した。

「その約13年前までNHK職員として『紅白』に深く関わっていたという立花氏は、『金と女性の体を提供してくれるプロダクションの歌手を紅白に出場させる』と暴露。その際、芸能プロの売れないタレントたちが『枕営業要員』として借り出されると明かしているんです。立花氏以外にも、過去には民族派団体に所属する人物がNHKプロデューサーとモーニング娘。メンバーとの枕営業を、人気アニメに出演していた声優が性接待強要をそれぞれ告発していたこともある。ネット上では立花氏がNHKの闇を暴くことを期待する層も多く、その声に応えればさらなる支持が集まりそうです」(前出・週刊誌記者)

 泡沫団体だと気にも留めていなかったはずのNHKは、しばらく冷や汗が止まらない?

NHKが紅白歌合戦のネット同時配信で狙う“若者世代からの受信料徴収”

 NHKが今年の『NHK紅白歌合戦』で、ネット同時配信を検討しているーー。この事実が明らかになり、現在、日本民間放送連盟(民放連)が猛反発している。

 テレビ放送と、NHKの番組をインターネットやスマホに常時配信することを可能にした改正放送法が国会で可決・成立したのは今年5月29日。常時同時配信は民放局でも可能となるが、その実現には莫大なコストが必要となってくる。

「これまで民放は、赤字覚悟で災害報道や大きなスポーツイベントなどの同時配信を試行してきましたが、24時間常時同時配信するには、初期投資で数十億円、ランニングコストでは年間数十億〜100億円程度はかかると言われています」(広告代理店関係者)

 このほか、人件費まで賄うとなると、広告収入頼みの民放には不可能だという。

「同時配信の新サービスには年間1000〜3000億円を放送収入から投資に充てなければならない計算ですが、広告収入は景気に左右されやすく、当てにできません。その点、NHKの受信料収入は7000億円超。民放では太刀打ちできませんよ」(同)

 所轄官庁の総務省も、民放が危機感を表していることから、NHKの配信業務の総制作費は受信料収入の2.5%以下にするという基準を設けているが、法的拘束力はない。

「NHKの同時配信目的は、受信料の取りこぼし。とりわけ、テレビ離れが進み、パソコンやスマホに依存する若者たちからの受信料徴収です。彼らを惹きつけるために、番組制作の予算には糸目を付けないでしょう。2.5%以下といっても、推定で175億円の投資額があるんですからね」(民放番組制作スタッフ)

 スマホやパソコンで視聴できるのは、基本的に、受信料契約を結んでいる世帯に限られる。具体的には、視聴の際に端末画面での登録が求められ、その情報をもとに、NHK側が受信契約の有無を照合する予定だということで、平たくいえば、自宅にテレビがあり、NHKと受信契約をしていれば、スマホやパソコンでも番組を視聴できるが、自宅にテレビがなく、スマホやパソコンしかない場合は、画面に「登録されていません」というメッセージが表示され、配信の一部分しか視聴できないという。

「自宅ではテレビを見なくても、スマホでは見られるよう、これまで払ってこなかった受信料を払おう、という若者も少なくないでしょう。ただ、NHKの同時配信事業が野放図に拡大すれば、民業圧迫が強まり、メディア全体の競争を歪めかねない。だからこそ、民放連は反発しているんです」(別の民放関係者) 

 もっとも、今年の『NHK紅白歌合戦』での同時配信の見通しは極めて厳しそうだという声もある。

「紅白の同時配信は上田良一会長の意向ですが、木田幸紀放送総局長は『NHKだけで決められるものではない』と消極的。歌手たちの主な活動の場でもある民放の大反対を受けての実施は難しいと思いますよ」(前出の民放関係者)

 先月行われた定例会見で、民放連の大久保好男会長(日本テレビ社長)は、『紅白歌合戦』での同時配信について「NHKさんがおやりになることにコメントすることは控えたい」とコメントを避けたものの、「NHKのインターネット活用業務はあくまで放送の補完ですので、節度を持って抑制的に運営する必要がある」「仮に2.5%の上限を超えて、なし崩し的に増やしていくのであれば、NHKの肥大化がますます進み、民業圧迫が強まりかねない」と懸念を示している。

 民放連とNHKとの今後のバトルの行方にも注目だが、ちなみに、NHKの同時配信実施については、一部メディアのリサーチで、ネット住民の10〜20代の若者が「NHKを支持する」という結果が出ているという。

 同時配信はたしかに利便性が高いが、近年、偏向報道の指摘もあるNHKについて、その公共性に関する議論も、なおざりのまま肥大化した先にはなにが待っているのかーー。若者たちがどう受け止めるのかも注目したい。

NHKが紅白歌合戦のネット同時配信で狙う“若者世代からの受信料徴収”

 NHKが今年の『NHK紅白歌合戦』で、ネット同時配信を検討しているーー。この事実が明らかになり、現在、日本民間放送連盟(民放連)が猛反発している。

 テレビ放送と、NHKの番組をインターネットやスマホに常時配信することを可能にした改正放送法が国会で可決・成立したのは今年5月29日。常時同時配信は民放局でも可能となるが、その実現には莫大なコストが必要となってくる。

「これまで民放は、赤字覚悟で災害報道や大きなスポーツイベントなどの同時配信を試行してきましたが、24時間常時同時配信するには、初期投資で数十億円、ランニングコストでは年間数十億〜100億円程度はかかると言われています」(広告代理店関係者)

 このほか、人件費まで賄うとなると、広告収入頼みの民放には不可能だという。

「同時配信の新サービスには年間1000〜3000億円を放送収入から投資に充てなければならない計算ですが、広告収入は景気に左右されやすく、当てにできません。その点、NHKの受信料収入は7000億円超。民放では太刀打ちできませんよ」(同)

 所轄官庁の総務省も、民放が危機感を表していることから、NHKの配信業務の総制作費は受信料収入の2.5%以下にするという基準を設けているが、法的拘束力はない。

「NHKの同時配信目的は、受信料の取りこぼし。とりわけ、テレビ離れが進み、パソコンやスマホに依存する若者たちからの受信料徴収です。彼らを惹きつけるために、番組制作の予算には糸目を付けないでしょう。2.5%以下といっても、推定で175億円の投資額があるんですからね」(民放番組制作スタッフ)

 スマホやパソコンで視聴できるのは、基本的に、受信料契約を結んでいる世帯に限られる。具体的には、視聴の際に端末画面での登録が求められ、その情報をもとに、NHK側が受信契約の有無を照合する予定だということで、平たくいえば、自宅にテレビがあり、NHKと受信契約をしていれば、スマホやパソコンでも番組を視聴できるが、自宅にテレビがなく、スマホやパソコンしかない場合は、画面に「登録されていません」というメッセージが表示され、配信の一部分しか視聴できないという。

「自宅ではテレビを見なくても、スマホでは見られるよう、これまで払ってこなかった受信料を払おう、という若者も少なくないでしょう。ただ、NHKの同時配信事業が野放図に拡大すれば、民業圧迫が強まり、メディア全体の競争を歪めかねない。だからこそ、民放連は反発しているんです」(別の民放関係者) 

 もっとも、今年の『NHK紅白歌合戦』での同時配信の見通しは極めて厳しそうだという声もある。

「紅白の同時配信は上田良一会長の意向ですが、木田幸紀放送総局長は『NHKだけで決められるものではない』と消極的。歌手たちの主な活動の場でもある民放の大反対を受けての実施は難しいと思いますよ」(前出の民放関係者)

 先月行われた定例会見で、民放連の大久保好男会長(日本テレビ社長)は、『紅白歌合戦』での同時配信について「NHKさんがおやりになることにコメントすることは控えたい」とコメントを避けたものの、「NHKのインターネット活用業務はあくまで放送の補完ですので、節度を持って抑制的に運営する必要がある」「仮に2.5%の上限を超えて、なし崩し的に増やしていくのであれば、NHKの肥大化がますます進み、民業圧迫が強まりかねない」と懸念を示している。

 民放連とNHKとの今後のバトルの行方にも注目だが、ちなみに、NHKの同時配信実施については、一部メディアのリサーチで、ネット住民の10〜20代の若者が「NHKを支持する」という結果が出ているという。

 同時配信はたしかに利便性が高いが、近年、偏向報道の指摘もあるNHKについて、その公共性に関する議論も、なおざりのまま肥大化した先にはなにが待っているのかーー。若者たちがどう受け止めるのかも注目したい。