「MORE」男子座談会、「結婚に焦る女はみっともない」の幼稚過ぎる論拠

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「MORE」2013年1月号/集英社

 今号発売の11月28日、「MORE」(集英社)専属モデルとして4年目の篠田麻里子が念願の表紙を飾った記念すべきこの日、AKB48・増田有華がDA PUMPのISSAとのお泊まり愛をスクープされ、脱退を発表していました。麻里子様が「ゆっぱい」と名付ける程のナイスバディで将来を嘱望されていたのに、しかもお相手が平成の火野正平……。通常は女優かアーティストしか飾らない表紙に抜擢された篠田麻里子の8ページにわたる記念インタビューを、ぜひとも増田さんにも読んでいただきたかったです。アイドルという仕事とは何なのかを、考えさせられたはずでしょう。しかし相手がISSAとはね……。そんなわけで全AKBさん必読、ドライブする成り上がり魂“篠田麻里子イズム”から、さっそく拝見したいと思います。

<トピックス>
◎毎日がイベント! 12月の「女子力UPコーデ」112連発
◎モアだけに語る、篠田麻里子のSTRONG WORDS
◎カレに直撃!なんで結婚してくれないの?

「MORE」“27歳・彼氏なし”女子が陥る、妄想と現実の間のブラックホール

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「MORE」2012年12月号/集英社

 今月の表紙は「嵐」。これは「MORE」お約束の半期に一度のサービス企画。5人そろったインタビューもバッチリ掲載されてますので、ファンの方はどうぞナマ唾ゴックンでご覧ください。ちなみに今回のテーマは「ぼくらの家へようこそ」です。

 「MORE」のインタビューページは、それはもうあっぱれなほど、タレントさんのパブリックイメージそのままに再現されます。今号の嵐のページも、メンバーの部屋が再現されているのですが、「二宮和也の部屋=殺風景な中に鹿の首」「相葉雅紀=ウクレレとバスケットボール」「松本潤=モノトーンにおしゃれドクロ」「櫻井翔=デスクに洋書」「大野智=キャンバスに描かれた魚の絵とビールケース」と一分の隙もありません。そして5人が集まって男子カレー……あぁ仲良きことは美しきかな。

 これは嵐に限ったことではなく、「MORE」のインタビューに登場するタレントさんは男女問わず、この“妄想のゲージ”にガッチリと絡め取られます。もがけばもがくほど深みにはまる(=面白くなってしまう)恐ろしき「MORE」の妄想蟻地獄。これを老舗らしい安定感とみるのか、やりたい放題とみるのか、「MORE」は“妄想”と“現実”に高低差があり過ぎるので、今月はその辺りを入念にチェックしたいと思います。

<トピックス>
◎嵐 ぼくらの家へようこそ
◎もしも、綾瀬はるかが「恋するモアOL」だったら……!?
◎“27歳・彼氏なし”から脱出せよ!!

ミスは許さない! サプライズに憑りつかれた「MORE」のプロポーズ特集

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「MORE」2012年11月号/集英社

 つい先日、胸元までのロングヘアーをばっさり切って話題となった蒼井優。今月の「MORE」では、40cmカットの舞台裏を大公開しています。題して「蒼井優さんの可愛すぎるフレッシュショート」。カットを担当した美容師さんいわく「コンセプトは“全体は端正に、部分は大胆に”」とのことですが、抽象的すぎて意味がよくわかりません。その点蒼井さんは、「シャンプーを使う量が減ったり、ドライヤーで髪を乾かす時間も短くなったり、ショートって環境にも優しいなって実感しています」と、ヘアカット1つに地球環境まで引っ張りだしてくるのはさすがです。巷では「十勝花子スタイル」などと呼ばれている蒼井さんショートですが、ご本人は大満足のようなので、ファンとしてはホッと胸をなでおろした次第です。ただ気になったのは「着る服やメイクによって、かなり印象が変わるんです。あえてダサい格好したり、ぐっとドレッシーにしたり……」という発言。あれ? 「ダサい格好」ってまさかライ○オンのCMのことじゃないですよね? あえてのベリーショート、あえてのダサい格好、「あえての神」蒼井さんからは今後も目が離せませんよ。前置きが長くなりましたが、さっそく今月のラインナップから。

<トピックス>
◎蒼井優さんの可愛すぎるフレッシュショート
◎秋は「ハンサム可愛い」ガールにならなきゃ!
◎サプライズ続出!みんなのうっとり/がっかり「プロポーズ」★SHOW

男目線は気にしないけど給与明細は気になる「MORE」娘の二枚舌外交

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「MORE」2012年10月号(集英社)

 今月号の表紙は、綾瀬はるかです。以前レビューで綾瀬はるかを「膝のいい状態の小錦並みの安定感」と表現しましたが、もうそんなもんじゃありませんね。もはや1ピリオドも落とさず、オリンピック3連覇を達成した女子レスリングの吉田沙保里状態です。今回は表紙に加え「カバーガール・ルポ」として、台湾密着取材も敢行。このルポがまぁ120点。落ち度が一切見当たりません。「感動したのは練乳のかき氷!かき氷は何か所かで食べたんですけど、練乳を凍らせたものをかき氷にして、マンゴーがのっているのがあって、すごく好きな味でした。小龍包もホントにおいしかった(はぁと)」どうですか、かき氷を語ることで己を語らせようなどとは微塵も感じさせないこののっぺりとした優良回答。「1人だとご飯の時に寂しいから、一人旅は無理かも」→「女子旅とかいいですね」→「女子旅だとインドかな」→「ピラミッドも見たい!」→「そのためにも英語が出来ないと……」あまりにつるっつるの展開に、ため息しか出ませんでしたよ。はるかの高速タックルに、のっけから場外に押し出された気分です……。

<トピックス>
◎私が輝く!秋こそ「女子力UP服」
◎スーパーキラキラ女子SKJ名鑑
◎ガサ入れ!all27歳カレの「給与明細」

四十路カワイイ梨花にみる「MORE」が“ハッピー”という病から抜け出せない理由

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「MORE」2012年9月号(集英社)

 先月、蒼井優さんのコッテリ連載についてこちらでレビューをさせていただきましたが、今月号はその拡大版として、3ページのスペシャル対談を展開しています。対談相手は、映画『るろうに剣心』で共演した佐藤健。旧知の間柄(NHK『龍馬伝』の飲み会で知り合ったとか)、しかも年下ということでリラックスしたのか、普段の対談より例の蒼井さんの技「相手の話をしていると見せかけて、その実全部蒼井でした」がストレートに冴えわたっています。2号連続で大変恐縮ですが、ちょっとその発言をご紹介。「私、男の人は自分語りするより“無言実行”が素敵だなって」「実は私イケメン恐怖症なんだけど、健くんは大丈夫だったもん」「いかにもイケメンな人の前だと緊張するの。その人が「オレ、カッコいいでしょ?」って空気を出してると、ますます苦手で逃げたくなっちゃう(笑)。でも、健くんみたいにイケメンでも自意識が薄い人は大丈夫」などなど。結局「蒼井優、男を語る」になっておりました。全国のイケメン俳優の皆様、蒼井さんの前で強い自意識をほとばしらせるのは控えた方がよさそうです。その前に蒼井さんの“すっぴん自意識”を何とかしてくれって話ですけどね。

<トピックス>
◎蒼井優「8740―HA・NA・SHI・WO―」
◎私たちが梨花さんに聞きたい112の質問!
◎「新」友のつくり方

“そこそこ”こそ生き延びる道! 「MORE」の転職白書がツラ過ぎる……

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「MORE」2012年8月号(集英社)

 多くの女性誌が顧客層の変化やそれに伴うニーズの多様化に手を変え品を変えしている中、「ゼクシィ」(リクルート)や「たまごクラブ」(ベネッセコーポレーション)並みの安定感で“ザッツOL道”を説き続けている「MORE」。ファッションは流行をほどよく取り入れ、社内では悪目立ちせず、仕事はそこそこに、貯金に励み、いつかするはずの結婚出産に向けて捕らぬ狸の皮算用は欠かさない……そんなアラサーOLのモヤモヤした日常を最終的に「ハッピー」の一言で片づけてしまう、恐るべき老舗雑誌です。

 しかしそんな彼女たちの奥底には、今月号の表紙である安室奈美恵のような「カリスマになりたい」願望がフツフツしているのもまた事実。「MORE」の面白さは読者のそんな心の揺れに寄り添いながらも、結論がぶっ飛んでいるところ。今月もその辺りをチェックしたく思います。

<トピックス>
◎「夏コーデ」レベルアップ合宿
◎蒼井優「8740―HA・NA・SHI・WO―」
◎となりのあの子の「サクセス転職」Before→After

負の感情を押し殺し、24時間ハッピーでいろ! 「MORE」が読者を追いつめる

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「MORE」2012年7月号(集英社)

 今号でめでたく「創刊35周年」を迎えます「MORE」。常日頃から“ハッピーハッピー”と唱え続けている「MORE」ですが、今月は記念号ということもあってか、企画も広告もハッピーだらけのハッピーターン。付録の「HAPPYバッグ」に始まり、「24時間ハッピーコーデ」「MOREモデルズのHappyセオリー」……。しかしながら、具体的に何が幸せであるのかということに関しては一切触れないのが、「MORE」のお約束です。「ちっちゃいことは気にするな」という老舗女性誌の安定感なのか、元々ハッピーに意味なんてないのか。「MORE」は読後に疲労感があります故、それを和らげる苦肉の策なのかもしれません。

<トピックス>
◎もしも、綾瀬はるかが「モアOL」だったら……!?
◎その男、ギャップあり 綾野剛
◎さらば“イライラ”“もやもや”モードな私。

「元カノvs妻」は男の理想論! 「MORE」の結婚企画はもはやネガキャン?

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「MORE」6月号(集英社)

 「MORE」今月の表紙は宮崎あおいです。元夫・高岡蒼佑からの執拗なTwitter攻撃を受けている宮崎ですが、その純なイメージにお変わりはない様子。ただ、このところの宮崎さんの“ピュアがえり”というか、「ピュアでいなければ感」にはすさまじいものが。今号の表紙も、パッツン前髪に無造作眉毛、チークだけがぼわんと浮きあがっていました。ノーメイク感出し過ぎるとかえって老女化しちゃうわ……。

<トピックス>
◎貼込別冊 嵐~時代をまとう~
◎SKJ(スーパーキラキラ女子)名鑑 VOL.1永田杏奈さん
◎「妻」vs「元カノ」真実のボーダーライン

「MORE」娘によるオフィス服座談会、壮大な茶番加減がたまらない!

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「MORE」5月号(集英社)

 今年創刊35周年を迎える「MORE」。その“アニバーサリーミューズ”なるものに、女優の綾瀬はるかが就任します。「周りを思わず笑顔にしてしまうハッピーオーラを持つ綾瀬はるかさん。その明るさと元気さと女の子らしさは、まさにモアガールの憧れ!」なんだそうです。インタビューページでは「お散歩中、意外なとこを猫がトコトコ歩いているを見ると、思わずニコッとしちゃいます♪」など「いつもニコニコハッピーオーラ」の理由を分析していました……と思えば突然「日々の幸せといえば、ヘアスタイルもそう」。そして次ページにバーンとパンテーンの広告が。幸せトークからのパンテーン……。「MORE」が日々唱えている“幸せ”の道は、P&Gに続いておりました。前置きが長くなりましたが、今月もハッピーな誌面をチェックさせていただきます。

<トピックス>
◎トレンド服7着で全部できた!春の大ヒットコーデ★SHOW
◎真実の「モテヘアアレンジ」で恋を呼べ!
◎モアOL“ぎりぎり”座談会!「オフィスで流行服」徹底ジャッジ!

ヨーカドーの服が好き、美容院は禁止!?  寂寥感漂う「MORE」娘の貯蓄生活

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「MORE」4月号(集英社)

 韓国人男性を彼に持つ女の子が、朝から韓国海苔を頬張ったり、夜はマッコリバーに繰り出したりするというストーリー......先月の「MORE」の着回しコーデが"不自然なまでの韓国推し"としてネットの話題に上がっていました。あらためて読み返したのですが、これくらいの「ありえへん」は毎度のことのため筆者は完全にスルーしておりました。

 トンデモな設定を打ち出し、力技で○○daysを駆け抜ける。モンスター級の「そんなヤツおらへんやろ~」が割拠する。女性誌内のシチュエーションコント、それが着回し企画です。不自然過ぎ! というツッコミ自体がこの企画には虚しく響きます。そもそも着回しコーデに"自然"など存在しませんから! 個人的には愛されOLみっこ(矢野未希子)の「OLからスイーツコラムニストへ華麗なる転身!」の方がひっくり返りました。韓国大好きOLの設定にびっくらこいた方々は、是非これを機会にさまざまな女性誌の着回しコーデをチェックしてみてくださいまし。ちなみに今月のみっこは「スイート江戸っ娘みっこ」として着回し企画を賑わしておりますよ。どんな江戸っ子!!

<トピックス>
◎かわいい!使える!「ほめられ春服」誌上展示会
◎スペシャル本音トーク 赤西仁 Here I am
◎貯蓄エキスパートの「貯まる生活」30Days