大泉洋、子煩悩アピールに「過去のセックススキャンダル」の翳

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『the 波乗りレストラン』

 劇団ひとりの初監督作品『青天の霹靂』で主演を務める大泉洋。映画のPRのためテレビやラジオに出ずっぱりの状態だが、私生活でも超多忙を極めているようだ。

 大泉が意外なプライベートを明かしているのは、現在発売中の女性ファッション誌「LEE」(集英社)6月号でのこと。モデル・浜島直子との対談で、「テレビを見る時間がなくて、今、見てるのは『おかあさんといっしょ』ぐらいですよ」と言い、「今、僕がいちばん会いたいのは、『おかあさんといっしょ』のだいすけおにいさんと、たくみおねえさんだもんな(笑)」と語っている。

“普通”の人を“普通の幸せ”で縛りつける……女性誌王道の役割を担う「LEE」

<p> 突然ですが、みなさんは「LEE」(集英社)の読者をどのようなタイプだと思いますか? 例えば、「リンネル」(宝島社)読者はシロツメクサの輪っか被ってそよ風感じながらも目は虚ろとか、「美ST」(光文社)読者は若づくり欲求不満婆とか、「婦人公論」(中央公論新社)読者はナスやサツマイモを見て妄想しハアハアする女とか、良くも悪くもイメージが確立されています。</p> <p> そう考えると、「LEE」読者は「とりあえずボーダーを着てそう」以外は、“丁寧な暮らしをしている”という抽象的なイメージしか浮かび上がってきません。そう、「LEE」は無難・無難に生きている“普通”の人のための雑誌なんです。しかし、普通であることというのは、意外としんどい。普通を望む読者に、普通を押し付ける「LEE」。それが今月号の特集に如実に出ていたのです。</p>

「LEE」読者は義理ママと仲良し? “全方向幸せ”を目指す不安定な心理

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「LEE」2012年9月号(集英社)

 適度に流行を取り入れたコーディネートに身を包み、こだわりの家具とインテリアで居心地のいい我が家を作り上げ、会社員という安定した身分ながらもその範疇の中でファッションを楽しむ夫と、いとしいわが子を育てる――。これまで散々レビューで紹介してきた通り、「LEE」読者こそ地雷の多い現代で「うまく生きる術」を身につけている人々です。でも地雷が常に変動するので、一度「順調コース」を歩んだとてそれが一生続くわけでない。「LEE」読者は常にアップグレードされる「地雷」に気を配りながら、足の幅しかないような細~い道を歩く。「私は私」と胸を張って美魔女というトライアスロンコースを走る「美ST」(光文社)読者より、常に周囲との調和を強いられる「LEE」読者の方が現代を生きるのはしんどいはず。今月号の「LEE」には、必死に他人との距離感を図り、“うまく”生きていこうとする読者の心理が反映された記事がありました。早速見ていきましょう。

<トピック>
◎LEE読者の仕事服、改めて考えました
◎うちの“義理ママ”どうでしょう?
◎おしゃれな人のおそろIKEA

スナップで見つけた! 「LEE」が理想とする、おしゃれで手作りできるママ

「LEE」2012年8月号(集英社)

 今月号の「LEE」は、ファッションページも読み物ページも充実しています。その中にあって異色だったのが、「Facebook事件簿」という企画。「ママ友から『投稿を見たら“いいね!”を押してね』みたいなことを遠回しに言われました」「『旅行にいってきます』と書いたら、たいして仲よくない友人から『おみやげ待ってます』的なコメントが……」など、よくあるトラブルが誌面の99%を占めています。でも、よくよく考えてみると、「LEE」には「MORE」(集英社)のOLの愚痴こぼしページのような定期的な息抜きページがないんです。「LEE」読者においての愚痴は、嫁姑関係、ママ友関係、夫への不満とシビアになりがち。たまにはお茶受け程度の「くすりと笑えるもの」が必要。改めて、女性誌における読み物ページの意義を考えました。

<トピック>
◎LEE世代カジュアル派の3大勢力リアルスナップ
◎がんと向き合う
◎男と女・どちらが強いか

スナップで見つけた! 「LEE」が理想とする、おしゃれで手作りできるママ

「LEE」2012年8月号(集英社)

 今月号の「LEE」は、ファッションページも読み物ページも充実しています。その中にあって異色だったのが、「Facebook事件簿」という企画。「ママ友から『投稿を見たら“いいね!”を押してね』みたいなことを遠回しに言われました」「『旅行にいってきます』と書いたら、たいして仲よくない友人から『おみやげ待ってます』的なコメントが……」など、よくあるトラブルが誌面の99%を占めています。でも、よくよく考えてみると、「LEE」には「MORE」(集英社)のOLの愚痴こぼしページのような定期的な息抜きページがないんです。「LEE」読者においての愚痴は、嫁姑関係、ママ友関係、夫への不満とシビアになりがち。たまにはお茶受け程度の「くすりと笑えるもの」が必要。改めて、女性誌における読み物ページの意義を考えました。

<トピック>
◎LEE世代カジュアル派の3大勢力リアルスナップ
◎がんと向き合う
◎男と女・どちらが強いか

子ども、夫、おしゃれな暮らし……無欲に見えて高望みな「LEE」読者の日常

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「LEE」2012年7月号(集英社)

 ここ数カ月、広告出稿が順調であまり攻め入った企画がなく、いまいち「らしさ」が表層化しなかった「LEE」。ところが今月は読みどころ満載。モデル雅姫×SHIHO「私たち、これからは『ママ友付き合い』始めます!」という対談は、げに恐ろしいですよ。なんでも2人は17年来の友人なんですって。

 同じ「ママ」でも、若い頃にママになった雅姫は「私のころはまだ女の人が、専業主婦か働く女性化、どっちかに分かれていた気がするな。子供をシッターさんに預けることもちょっと後ろめたかった」と先輩風を吹かせているのにも関わらず、SHIHOは終始「そうそう!」「そうなの~!」と受け流しながら、「私は今、娘がかわいくてかわいくて、家にいるなんでもない時間が至福なの」と自分の話に持って行く逞しさを見せています。言葉の端々から“相手を褒めることによって、余裕も幸せもある自分を演出したい”という無意識の思惑が伝わり、まさにハッピー頂上合戦。ハッピーかめはめ波に、ハッピー元気玉で応戦する様相を呈しています。「ママ」で「子どもがかわいい」と思うことは共通しているようだし、誰も傷つけていないから、それはそれでいっか。とりあえず、「幸せ」「幸せ」と2人のツバがペッペと飛んできそうな対談だけは読むことをおススメしますよ。そのツバを頭に浴びたら、あなたも幸せになれるかも!(適当!)

超保守思想を「オシャレ」スパイスで消す、「LEE」の編集手腕

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「LEE」2012年6月号(集英社)

 今月号の「LEE」の大特集は「おしゃれリーダーに学ぶワードローブ強化月間」。「LEE」のオシャレリーダーは誰を指すんだろうと思ってページをめくってみると、そこには“やっぱり”の辺見えみりと、“意外な”ともさかえりえが笑顔で微笑んでいます。ともさかは時折「LEE」に出ていますが、オシャレリーダーとして君臨しているとは思いませんでした。でも読者からの声を拾ってみると、「だんなさんやお子さんと過ごす日々の小さなことが幸せ、という感覚が素敵です」「子育てやいろいろなことに対し、常に真剣なところ。その考え方に共感します。おしゃれやお料理のレシピも参考になります」と、ライフスタイルを含めて共感、憧れの念を抱いているようです。一方、私生活は別として外見やファッションセンスでは女性に絶大な支持を得ているえみりは、「LEE」での連載「Emiri’s Favorite Items」でガラスの器を語り、お気に入りのガラス作家を紹介しています。女優及び女性タレントが行きつく先に、「アート」は多いんですよね。山口智子しかり、壇れいしかり。「常に自分の見た目だけ気にしているような、薄っぺらい人間じゃないんだから!」という主張するタイプに、えみりも仲間入りしちゃうんでしょうか。

<トピック>
◎おしゃれリーダーに学ぶワードローブ強化月間
◎未来の地球を変えるかもしれない服
◎今だから話せること、伝えたいこと 母と娘のストーリー

悪目立ち回避、いい女気取り、無難からの脱却! 30代ファッションは難しい

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「LEE」5月号(集英社)

 今月の「LEE」、本当にビックリするぐらいに広告が入っています。一見編集記事に見えるようでも、最終ページにクレジットが入っているので、広告を読み飛ばしていくと、あれま! 不思議なことに「LEE」の本質が見えてくるのです。結婚10年のインタビューとして田辺誠一&大塚寧々夫妻が登場して「夫婦って、秘訣とかじゃないかもしれません」(田辺)、「私たち、なんにも無理してないよね」(大塚)というスッテキ~な話が載っていたり、芸能界イチのセンスの持ち主・辺見えみりが友人宅で見つけた貝殻のランプに一目ぼれして同じものを買ったという話をしたり(でもよく考えるとマネっ子ちゃん)、パリ在住の料理研究家・松長絵菜さんにより「パリの乙女のソーイング」という夢溢れるページがあったり。今月号も「LEE」は「なんかいいよね」「なんかおしゃれだよね」という“浮遊おしゃれイズム”で成り立っていました。

ガワだけ押し付けられるイクメンブームと、つるの剛士の神格化のワケ

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「LEE」4月号(集英社)

 今月号の「LEE」の表紙&インタビューには、『毎度おさわがせします』(TBS系)、『パーティー野郎ぜ!』(テレビ朝日系)から大出世して、いまはフランスを語っちゃう大女優になったミポリンこと中山美穂です。インタビューではフランスに住んでからの10年の変化、とくに昨年の東日本大震災によって大きく価値観が変わったという話をしています。食べ物は新鮮さ、ケミカルなものではなく自然なものに注目するようになり、化粧品に関しても自然素材なものを選ぶようになったとか。パリではノーメークの女性も多いらしく、

「その影響なのか、私もふだんは、日焼け止めとマスカラをさっとつけるくらいです」
「アンチエイジングに興味なくはないけれど、私はシミもシワもあっていいと思っている」

「LEE」の「家計のやりくり実録ルポ」が高収入で役に立たない!

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「LEE」3月号(集英社)

 今月号の「LEE」、大特集は「私たちが『絶対デニム派!』のワケ」というファッションページ。めくってもめくってもデニムデニムデニム。冒頭の方こそ辺見えみりが登場してキレイ目デニムを紹介していましたが、石ちゃんみたいなサスペンダーパンツに、若かりし野口五郎みたいなガウチョパンツなどが出てくるもんだから、読んでいるうちに睡魔に襲われ、アメリカ開拓時代の夢まで見てしまいましたよ(実話!)。ファッションページはスルーさせていただきますので、ご興味のある方は書店までお願いします。

<トピック>
◎私たちが「絶対デニム派!」のワケ
◎突撃!隣の家のお財布事情
◎「ふたり目」、欲しいですか?