TWICEのアルバム『Feel Special』がスゴいワケ――BTS、SHINeeなどK-POPと2stepの関係

――毎月リリースされるK-POPの楽曲。それらを楽しみ尽くす“視点”を、さまざまなジャンルのDJを経て現在はK-POPのクラブイベントを主宰するe_e_li_c_a氏がレクチャー。9月にリリースされた曲から[いま聞くべき曲]を紹介します!

今月の1曲‖TWICE - Feel Special

 TWICEの新アルバム『Feel Special』からタイトル曲の「Feel Special」です。この曲はJPYの社長パク・ジニョンとTWICEのメンバーとが対話した中から歌詞が作られ、これまでのリリースを経た等身大の彼女たちを表現する内容になっていると話題ですが、私は音楽的な面から説明しようと思います。

 まずはティーザーとして出た、このイントロ動画をご覧ください。

 9月18日の0時にリリースされたこれを聞いたとき、5~8小節目のキックの打ち方から「2stepだ!!!!」と、ついにTWICEが2stepをやるのかと興奮して夜中に騒ぎました。

 結局は、イントロのこの部分のみドラムの打ち方が2stepだっただけで、曲全体としてはK-Pop定番の、フレーズ毎に微妙にジャンルが変わっていくトラックで、完全に2stepとは言い切れないですが……と、そのままアルバムを聞いていくと実は次の2曲目「RAINBOW」が全体的に2stepに近いトラックになっています。

 ということで、今月は2stepについて説明します。

 まず「2step」とは「2step Garage」を短縮したものです。「Garage」は、アメリカ・ニューヨークの「Paradise Garage」というクラブで、DJのLarry Levanがかけたソウルやディスコ、ロック、ジャズ、ラテン楽曲のことを総称して言ったものです。

 Paradise Garageがオープンした1977年は、世界的なディスコブームがピークで、ニューヨークのディスコ(今で言うクラブと同じようなもの)はBee Geesなどのアーティストを中心に、白人文化の象徴でした。一方、Paradise Garageの客層はアフリカンアメリカンやヒスパニックが中心で、そこではLarry LevanによってR&Bやラテンをベースにソウルフルなボーカルが乗った楽曲が多くプレイされていました。ちなみに、先述のようにParadise Garageは人種的マイノリティやゲイの方が多く集まり、Larry Levanが面接をして通った人のみが通える会員制で、 主要な客層だったアフリカンアメリカン訛りでGarageを「ガラージ」もしくは「ガラージュ」と発音します。 そこから、今もジャンルとしてのGarageはガラージと発音しま す。

 音楽のジャンルとしては多岐に渡るため、楽曲を複数挙げてもあまり関連性が感じられないかもしれませんが、Larry Levanミックスの曲を1つ挙げます。

■Inner life Feat.Jocelyn Brown - Ain't No Mountain High Enough(The Garage Mix)

 このLarry LevanがParadise Garageをオープンする前から、ニューヨークのアンダーグラウンドなゲイパーティーシーンに共に関わってきたのがFrankie KnucklesというDJで、彼は後にシカゴに拠点を移しHouseというジャンルを確立するのはまた別の話ですが、このような成り立ちからGarageとHouseは密接な関係があり、「Garage House」と言ったりもします。

 87年にParadise Garageは閉店しますが、それらの楽曲のBPMを速くしたものが90年代中盤に「Speed Garage」としてイギリスで生まれます。遡って、90年代初頭からイギリスでプレイされるGarageを「UK Garage」と総称するようになり、Paradise GarageでプレイされていたGarageは「US Garage」と区別されるようになります。

 ここで、2step Garageに至るまでのジャンル、 代表曲を紹介したいと思います

関連曲‖それぞれのジャンルの代表曲

■24 Hour Experience - Together

UK Garageのクラシックとされる1曲。

■Double 99 - RIP Groove

 Speed Garageのアンセムです。

 この流れから段々と2stepが形作られていき、97年の下記楽曲が2stepの走りと言われています。

■Tina Moore - Never Gonna Let You Go (Kelly G. Bump-N-Go Mix)

 2stepの楽曲はBPMが130前後で、ソウルやR&Bの歌モノの楽曲がBPM65前後なことから、そのボーカルをサンプリングして楽曲を作ることもできるし、DJのプレイでも65と130を行ったり来たりできることから、たくさんの楽曲が作られ、チャートを席巻して行きます。

■Sweet Female Attitude - Flowers

■Artful Dodger Feat. Craig David - Re-Rewind

 一般的なGarageやTechnoは、1小節4拍の中、4拍の頭全てにキックが等間隔で打たれ、スネアは2、4拍の頭に打たれます。そのような楽曲を、キックを等間隔で4つ打つことから総称して「4つ打ち」と呼びます。2stepはこの4つ打ちのように、キック4拍を等間隔に打たず、2拍目と4拍目が少しずれて打たれ、抜け落ちたように感じることから1拍目と3拍目が強調されて聞こえ、1小節の中にリズムの“ノリ”の重点が2つあるところから、2つのステップ=2stepとなります。昨今はUK Garageと2stepがあまり区別されず、UK Garage/2stepと並列に書かれることが多いです。

 と、ここまで説明したところでK-Popの2step楽曲をいくつか紹介したいと思います。

関連曲‖K-Popにおける2step楽曲

■SHINee - Prism

よくもここまでシンプルなトラックでアイドルがパフォーマンスする楽曲に落とし込んだな……と感嘆します。

■SHINee - SHIFT
どの記事でも毎回SHINeeを挙げている気がしますが、それだけいろいろなものを、自分たちの作品として落とし込める力を持っているグループで、事務所もそれを認識しているんだなぁと感じます。

■EXO-CBX - The One

 こちらもトラックが渋い渋い……。ドラムパターンなどまさに2step!って感じだと思います。

■NCT 127 - Summer127
こちらはDeep House特集の時にも挙げましたが、ドラムパターンは2stepに近いと思います。

■CHUNG HA - Roller Coaster

K-Popの女性アーティストとして2step楽曲をやったのは初めてでしょうか。サビのシンセの感じはまた本来の2stepとは少し違ってジャンルが混ざっている感じがします。

■BTS - Trivia 起 : Just Dance
こちらも完全に2step。ラップがほとんどを占めているので2stepとHiphopが結びついて出来たGrimeに近いとも言えます。

■Sori - Touch

ココソリとして活動していたソリのソロデビュー曲です。女性アーティストの楽曲でタイトル曲に2stepを持ってくることが少ないのでどんどんチャレンジして欲しいです。

<落選したけど……紹介したい1曲>
■ZICO - 걘 아니야 (Actually)

Block Bとして所属していたSeven Seasonsとの契約が終わり、KOZ ENTERTAINMENTを立ち上げたZICOの、独立してからリリースされた1枚目のEPに収録されているアルバム曲です。この記事のここまでを踏まえ、Larry LevanがParadise Garageでかけていても違和感のないGarage曲だと思います。

 アルバム曲ではありますが、同じクルーのPENOMECOもこの曲がタイトル曲じゃないなんて……と言っているように、それぐらい華のある素晴らしい曲だと思います。

<近況>
今この文章を『KCON』タイのために来たバンコクで書いています。従姉妹の結婚式が被っていましたが、ONFから何の前触れもなく突然ラウンくんが脱退したのを見て、アイドルは見られる時に見ておかないと……という気持ちが強くなり、親に謝ってタイに行くことを決意しました。来て良かった。出演者の4分の1ぐらいがJYPのグループで、もちろんタイで大人気のGOT7も出演するのですが、ここ2~3年タイと台湾でしかGOT7を見たことがないので、そろそろ韓国で彼らを見たいです。

e_e_li_c_a
1987年生まれ。18歳からDJを始めヒップホップ、ソウル、 ファンク、ジャズ、中東音楽、 タイポップスなどさまざまなジャンルを経て現在K-POPをかけるクラブイベント「Todak Todak」を主催。楽曲的な面白さとアイドルとしての魅力の双方からK-POPを紹介して人気を集める。

Twitter @e_e_li_c_a TodakTodak 
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女性嫌悪もすごいが男性嫌悪もすごい!? 芸能人を追い込み遺族を愚弄する「韓国ネット民の闇」

――日本で韓国の芸能人の自殺が報じられる際、「背景にはネット上での苛烈なバッシングがあった」と伝えられることもある。日本よりもネットの普及が進んでいる韓国だが、同国の人を死に追いやるまでのネットコミュニティとは、どのようなものなのだろうか?

 5月末に自殺未遂を起こし、療養中と伝えられていた元KARAのク・ハラが、日本の芸能事務所から再デビューすることになった。6月17日付の「スポーツソウル日本版」によると、彼女の自殺未遂の背景には、元交際相手からのリベンジポルノや暴行問題といった、さまざまな問題で頭を抱えていたにも関わらず、一部のネットユーザーから、彼女が受けた二重まぶたの手術に関しての悪質なコメントが絶えなかったことも影響しているという。

 日本でもネット上の誹謗中傷に悩まされる芸能人は多いが、韓国の芸能界では自殺者も出るほど深刻な問題となっている。「1990年代最高の女優」といわれたチェ・ジンシルや、“韓国の倖田來未”と呼ばれ日本でも活動していたU;nee(ユニ)は、ネットの中傷により自らの命を絶ったのではないかと、当時の「中央日報」など一部メディアで報じられた。しかも、過度な露出衣装や整形疑惑でバッシングされていたユニに至っては、死後も公式ホームページで「今日は夜の商売に行かないの?」などと、中傷コメントが書き込まれたほどだ。

 人を死に至らしめるほどの、悪質なネットユーザーたちはどこにいるのか? 本稿では理不尽な芸能人バッシングなどを例に、韓国のネット社会が抱える問題と、それが現実に及ぼす影響を明らかにしていく。

 まずは、韓国におけるインターネット・コミュニティの成り立ちは、日本と大きく異なるという点から説明していきたい。「クーリエ・ジャポン」(講談社)創刊号より、朝鮮半島担当スタッフとして従事していたライター・翻訳者の金香清氏は、こう語る。

「フェイスブックやツイッターが広く普及される前、韓国のネット界で流行したのが“カフェ”と呼ばれる会員制コミュニティでした。イメージとしては『mixi』のコミュニティに近いですね。代表的なカフェは国産ポータルサイトの『NAVER』や『Daum』で提供されているものです。この2社はヤフーやグーグルといった海外勢力を凌ぐほどで、現在も『NAVER』がポータルサイト国内利用率1位です。理由としては、話者の少ない韓国語は英語などに比べて、利用できるネットコンテンツが少ないという事情があります。そこでNAVERなどは、カフェなどのサービスを増やしたり、カテゴリーを細分化することによって、韓国語コンテンツの検索結果を増やしていったのです」

 NAVERとDaumの設立は共に1999年。同時期の日本では、ネットコミュニティとして匿名掲示板の「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」が勢力を伸ばしていたが、韓国にも“カフェ”以外にそのような掲示板は存在したのだろうか? 韓国に関する著作を多数持つノンフィクションライターの高月靖氏はこう語る。

「韓国版2ちゃんねると言えるのは『dcinside』という掲示板ですね。もともとはデジカメのレビューを目的とする画像掲示板だったのが、さまざまな方面に拡散して巨大化したという経緯を持っています。韓国で親しまれているネットミームのほとんどは、ここから生まれたと言っても過言ではないでしょう」

 そして、こうした掲示板やカフェで芸能人の話題が上るのは日本と同じだが、ここで注目するべきは、そこには日本とは大きく違う独自のファン文化が出来上がっているということだろう。最新のK-POP事情に詳しい、ライターのDJ泡沫氏は語る。

「韓国の芸能界ではファンカフェと呼ばれる、無料のネットコミュニティの影響力が強いです。ファン個人が開設する私設のファンカフェもありますが、事務所が運営する有料のファンクラブを持っているのは、金を出してでも入りたい人が大勢いるような、ひと握りのグループだけですので、公式のファンカフェも存在します。ファンカフェのメッカといわれているのはDaum。韓国の芸能界ではデビューするとDaumにファンカフェが立つ、というのが定番の流れとなっています。好きなトピックのファンカフェに入会して、掲示板で同好の仲間と語らうといった具合ですが、特徴的なのはファンの間に存在する階級制です」

 ファンクラブの中に上下関係があるのは日本人の感覚からすると不思議に思えるが、ファンカフェの階級制度は韓国でのヲタ活(アイドルオタク活動)において非常に重要な意味を持つという。

「事務所公式のファンカフェには、正確なイベントスケジュールなどが掲載されます。ファンカフェに入会すると、まずはみんな準会員からスタートし、そこから掲示板への書き込み、熱心なファンにしかわからないクイズに正解するなどして、正会員を目指していくことになります。なぜ、正会員を目指すのかというと、アイドル本人が降臨することもある公式カフェには、正会員しか見られないコンテンツがありますし、音楽番組の公開収録に参加するためです。韓国のヲタ活でもっともポピュラーなもののひとつがこの公開収録なのですが、これに参加するために番組側から提示される最低条件にたいてい“ファンカフェの正会員”であることが含まれるのです」(同)

 正会員になるだけでもハードルが高そうなのに、そこからさらに先着順の公開収録に臨む……このような“ガチ勢”がファンカフェの中核を担っており、その結束力や統率力は、かつて日本に存在した“親衛隊”を思わせる。ただ、その分「自分たちが支えている」という自負も強いようで、中には暴走してしまう者もいる。

「そもそも、グループのファン同士が対立しており、合同ライブなどではライバルグループに対してブーイングしたりということも以前はありましたし、ファンカフェの逆であるアンチカフェも存在します。また、韓国のアイドルへの距離感はファンがオッパ(お兄さん)やオンニ(お姉さん)と呼ぶように、日本の感覚からするとかなり近いものに思えますし、アイドルのことを公人のように見る傾向が強いと思います。これは、アイドルが何かやらかしたときに公人のような対応を求めるという意味で、ファンの要求には基本的になんでも応えるべき、という考えが強いようです。また、住所やパスポート番号など、プライバシーに関わる情報なども密かにネットに流れますし、ファンに対して文句を言うことは許されない空気があるんです。例えば昨年、iKONのメンバーであるジュネが、インスタグラムで北野武のサインの写真を投稿しました。するとファンから『北野は右翼的な思想をもつ日本人だ、そんな人物を好きだなんて公言しないほうがいい』と、苦言を呈されたんですが、彼はそこで『私は彼の映画のファンであり、思想は関係ない』といった趣旨の“反論”を行ったのです。すると、これが大炎上。批判する側のトーンが『右翼思想の日本人が好きだなんて』から『心配してアドバイスをしたファンに反論するなんて』に変わっていったのが印象的でした。最終的にジュネは手書きの謝罪文を投稿して収束しました」(同)

 このように理不尽なバッシングは日常茶飯事で、ファン=親、アイドル=子、といったような力関係が窺える。芸能人が“問題行動”を起こせば、ファンは即座に掌を返し、事務所も手がつけられないほどの制裁が加えられるのだ。

 このように、韓国芸能界はネットコミュニティと現実がリンクするが、他方でネットコミュニティの存在そのものが社会問題となることもある。その権化ともいえるのが「日刊ベストストア(イルベ)」である。

 イルベはもともとdcinsideのまとめサイトで、削除された過激な書き込みをまとめることで知られていた。それがやがて掲示板として独立した勢力になったのである。

 この掲示板でもTWICEのメンバーであるミナに対して殺害予告が書き込まれるなど、芸能人に対する悪質な投稿は多数行われているが、他のポータルサイトや掲示板と違うのは、韓国社会から「悪」と明確に名指しされ、忌み嫌われているという点である。

「イルベが有名になったきっかけは14年に起きたセウォル号事件です。当時、被害者遺族の一部が、政府に対し座り込みのハンガーストライキを起こしていたのですが、イルベ民たちは彼らの目の前に陣取り、ピザやフライドチキンを食べる“カウンター行動”を始めたのです。イルベ民の政治スタンスは保守なので、こういったリベラルな市民運動を目の敵にしているんですね。もちろん、行為そのものは激しく非難されましたが、保守的な運動は年寄りがやるものという認識が一般的だったので、参加者に若者が多かったことは韓国社会に大きな衝撃を与えました」(金氏)

 当時のハンスト現場の写真を見てみると、確かに参加者は若い男性がほとんどのようだ。顔を隠す様子などもなく、堂々とピザを囲む姿は一見ただのオフ会にすら見える。

 イルベ民の基本スタンスは保守(極右)のほか、「女性蔑視、排外主義、左派への憎悪、特定地域への誹謗」など、あらゆる差別意識の上に成り立っているが、もちろん、右派的スローガンを掲げてデモや集会を開く、日本の在特会同様、この掲示板に書き込んで過激な行動に移るのは、ごく一部のネットユーザーに限られる。

 しかし、調査会社「ニールセンコリア」によると、イルベの15年4月のモバイル基準のユニーク訪問者(UU)数は、約173万2420人で、コミュニティサイト全体の中では8位になるなど、ネット上での存在感は強い。また、ニューヨークのタイムズスクエアに故人であるノ・ムヒョン元大統領を卑下する広告を出したり、彼が表紙を飾った雑誌「TIME」の見出し「Hello, Mr.Roh」を「Go To Hell Mr.Roh」に変えたような、イルベ発の悪質なコラ画像をテレビ局がそのまま使用してしまうなど、もはや、その影響力はネットに収まりきらなくなっている。そして現実社会もまた、イルベに厳しい目を向けているという。

「5ちゃんねる用語と同じように、イルベ用語というものがあります。ネットは流行の拡散も早いので、自然とイルベを知らない人にも波及していくわけです。しかし、差別や人を揶揄する意味が根底にある言葉を知らずに使ってしまうと、社会的には許されないようで、かつて、日本でも話題になったクレヨンポップというグループのメンバーが、何気なくイルベ用語を使ったところ、せっかく決まっていた広告モデルを降板させられるという出来事がありました」(同)

 芸能人への殺害予告、女性嫌悪、左派への憎悪など、多方面に差別意識を持ち、その掲示板での投稿で逮捕者が出たり、ニュースにもなるイルベ。一方で、イルベの女性嫌悪に対するカウンターとして、逆の過激派勢力も台頭している。

「儒教や家父長制の影響もあって、長らく男尊女卑だった韓国社会ですが、とりわけ00年代から急激に変化していきます。ドラマや映画にもフェミニズム的な要素が見られるようになり、先進国並みの意識に変わっていくスピードはものすごく速かったですね。そんな中、16年に『女性だから』という理由で、男性が若い女性をメッタ刺しにした『江南通り魔殺人事件』が起こります。この事件は“女性嫌悪犯罪”と呼ばれ、大きな議論を呼びました。同時に『#MeToo』運動の気運も高まっていき、そうした動きの中で登場したのが『メガリア』や『WOMAD』などの男性嫌悪の匿名掲示板です。WOMADはもともとDaumの非公開カフェとして始まりましたが、警察の捜査を受けた後に海外サーバのウェブサイトに移転しました」(高月氏)

 誕生の経緯が似ているところも含め、イルベにとってまさに宿敵といえる存在である。しかし、「警察の捜査」というのはどういうことなのだろうか?

「この掲示板を有名にしたのは過激なミラーリングです。もともとは『男性にされたことをそのままお返しするという行為』だったのですが、だんだんそれがエスカレートして『コーヒーに不凍液を混ぜて職場の上司に飲ませた』という投稿が寄せられ、警察沙汰になりました。ほかにも『胎児が男だったので中絶した』や『保育士が男児への悪戯をほのめかした』といった投稿もあり、本流のフェミニズム団体からも非難されるようになりました。イルベとは互いのユーザーの個人情報を晒し合うなど、何回か小競り合いは起きていますね」(同)

 ネットの過激な思想に感化され、現実社会でも問題を引き起こしてしまうほど、同国の男女間の嫌悪は想像以上に深刻なようにも見える。しかし、今回取材した識者たちによると、数年前に比べると、こうした極端なネットコミュニティの求心力は薄れ、今は男女間の対立も落ち着いてきているという。

 とはいえ、ジェンダー間の課題はいまだに現実に残されている。そんな中、新たな火種となっているのが、日本でもベストセラーになった『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)だ。

「この作品は小説という体裁でありながら、実際のジェンダー関連のデータを織り込んだりと、フェミニズムや女性解放を訴える内容です。しかし、WOMADやメガリアの影響でフェミニズムそのものにミサンドリー(男性嫌悪)的な悪いイメージがついたせいか、Red Velvetのメンバー・アイリーンがこの本を読んだと言っただけで炎上したりと、かつてほどではないとしても、いまだにネット上での男女間の対立は続いている印象を受けます。日本のアマゾンにも同書の発売前から、韓国人と思われるユーザーからの低評価レビューがありました」(DJ泡沫氏)

 実際に高月氏に同書のレビューを読んでもらったところ、明らかに韓国語から日本語に直訳したと思われる文章がいくつか見つかった。ネット上の過激派に焚きつけられた、ミソジニー(女性嫌悪)とミサンドリーの戦いは、まだまだ終わってはいないようだ。

 芸能人に対するバッシングに限らず、ネット上の思想対立が現実に及ぼす影響も、もはや無視できないレベルにまでなっている。日本でもフェミニズムが声高に叫ばれるようになった今、韓国の現状を他山の石とするべきだろう。

日韓関係が芸能界にも波及! TWICEが紅白落選ムードで元AKB48にも政治質問が

 過去最悪と言われる日韓関係は、芸能界にも大きな影響を与えているようだ。

 女性アイドルグループIZ*ONE(アイズワン)が8月21日、幕張メッセで初の日本ツアー公演を行い、会場には約1万4,000人もの観客が詰めかけた。

 同グループは韓国のアイドルオーディション番組で選ばれた韓国人と日本人12名によるユニットで、日本人メンバーにはHKT48の宮脇咲良、矢吹奈子、AKB48の本田仁美がいる。

「IZ*ONEは、シングルもデビュー作から2作連続で初週売り上げが20万枚を突破。今年のNHK紅白出場は確実と言われています。昨年は韓国発のガールズグループ・TWICEが2年連続で紅白に出場したものの、出場が有力視されていた韓国の人気男性グループ『防弾少年団(BTS)』は、直前に“原爆Tシャツ”騒動が世間を賑わせ、落選しています。現在の国際情勢では、今年の出場はIZ*ONEだけで、TWICEは落選しそうなムードですね」(芸能関係者)

 一方、海の向こう韓国では“日本人アイドル追放”への動きが過熱しているという。

「5月にAKB48を卒業した高橋朱里は、韓国の6人組ガールズグループ『Rocket Punch』として韓国デビュー。ところがデビューアルバムの発売イベントでは、高橋に対して韓国マスコミから日韓関係についての質問が飛び交い、緊迫したムードになったといいます。また、同じく5月にAKB48を卒業した竹内美宥も韓国デビューを控えていましたが、こちらも発売が延期に。TWICEの日本人メンバーであるサナ、モモ、ミナについても『日本に帰れ』などと韓国からの追放を求めるバッシングが起きています」(アイドル誌編集者)

 韓国で活動する日本人メンバーは、しばらくツラい立場となりそうだ。

日韓関係が芸能界にも波及! TWICEが紅白落選ムードで元AKB48にも政治質問が

 過去最悪と言われる日韓関係は、芸能界にも大きな影響を与えているようだ。

 女性アイドルグループIZ*ONE(アイズワン)が8月21日、幕張メッセで初の日本ツアー公演を行い、会場には約1万4,000人もの観客が詰めかけた。

 同グループは韓国のアイドルオーディション番組で選ばれた韓国人と日本人12名によるユニットで、日本人メンバーにはHKT48の宮脇咲良、矢吹奈子、AKB48の本田仁美がいる。

「IZ*ONEは、シングルもデビュー作から2作連続で初週売り上げが20万枚を突破。今年のNHK紅白出場は確実と言われています。昨年は韓国発のガールズグループ・TWICEが2年連続で紅白に出場したものの、出場が有力視されていた韓国の人気男性グループ『防弾少年団(BTS)』は、直前に“原爆Tシャツ”騒動が世間を賑わせ、落選しています。現在の国際情勢では、今年の出場はIZ*ONEだけで、TWICEは落選しそうなムードですね」(芸能関係者)

 一方、海の向こう韓国では“日本人アイドル追放”への動きが過熱しているという。

「5月にAKB48を卒業した高橋朱里は、韓国の6人組ガールズグループ『Rocket Punch』として韓国デビュー。ところがデビューアルバムの発売イベントでは、高橋に対して韓国マスコミから日韓関係についての質問が飛び交い、緊迫したムードになったといいます。また、同じく5月にAKB48を卒業した竹内美宥も韓国デビューを控えていましたが、こちらも発売が延期に。TWICEの日本人メンバーであるサナ、モモ、ミナについても『日本に帰れ』などと韓国からの追放を求めるバッシングが起きています」(アイドル誌編集者)

 韓国で活動する日本人メンバーは、しばらくツラい立場となりそうだ。

Sexy Zone・中島健人、「BTSのパクリ確定」と批判噴出! ダンスめぐりファン泥沼展開

 Sexy Zone・中島健人のソロ曲をめぐって、BTS(防弾少年団)のV(キム・テヒョン)のパフォーマンスを“パクった”のではないかという疑惑が浮上し、騒ぎになっている。話題の発端は、Sexy Zoneのアルバム『PAGES』(今年3月発売)に収録されている「Because of 愛」を、中島が『ザ少年倶楽部』(BSプレミアム、8月9日放送)で披露したこと。ハンガーラックやハンガーを使った演出は、過去にVが行ったものに「酷似している」と、BTSファン(ARMY)が激高してしまったという。

 問題になっているのは、今年リリースの中島のソロ曲「Because of 愛」と、BTSのアルバム『LOVE YOURSELF 轉 “Tear”』(昨年5月18日発売)に入っているVのソロ曲「Singularity」。昨年5月6日にYouTubeで配信された動画「'Singularity' Comeback Trailer」などでは、Vがハンガーにかけてあるジャケットに自分の袖を通し、まるで女性と抱き合っているように見立てている一幕があった。ライブでも同様の演出でファンを沸かせていたそうだが、中島も「Because of 愛」で、よく似た手法を用いているのだ。

 中島は8月上旬放送の『ザ少年倶楽部』に登場し、「Because of 愛」を歌唱。その際、自分の片腕で“相手”がいるふうに見せる場面をはじめ、白い仮面の小道具、4人のバックダンサーなどが、Vの「Singularity」にそっくりだと、波紋を呼んでいる。進行役のA.B.C-Z・河合郁人に「独特な世界観でね、芸術的な作品になってましたけど。なんかテーマみたいのあるの?」と問われた中島は「テーマは“悲しみから生まれる嫉妬”なんですけど。今回、作詞作曲させていただいて」「アダムとイブがちょっとイメージできるような。リンゴで」と明かしており、何かの作品を意識したこと、オマージュであるとは言及していなかったが……。

「中島バージョンは額縁がセッティングされていたり、曲の最後にリンゴをかじるといったシーンもあるため、全てが一緒というわけではないでしょう。ただ、3~5月開催の『Sexy Zone LIVE TOUR 2019 PAGES』の時も、『Singularity』について知っている一部ファンの間で、指摘が上がっていたとか。今回はテレビで歌ったタイミングだっただけに、画像や映像がSNSにアップされ、BTSファン界隈にも広まったようです」(ジャニーズに詳しい記者)

 『ザ少年倶楽部』でのパフォーマンスを確認したARMYの間で批判が上がると、ジャニーズファンからは「BTSと中島くんのソロ曲の振り付けはどちらもKeone Madridさんです」「振付師さんが一緒だからパフォーマンスが似てるんだと思う。なので健人くんはパクってないです!」「振付師に教わったダンスをしているだけ」「曲調が似たりダンスや演出が似るのは仕方がないじゃん!」と、中島を擁護する声が相次いだ。

 Vは“テテ”の愛称で知られているが、この言い分に対して、ネット上では「いくらテテの振付師と同じだからって、こんなにも似る?」「振付師が同じらしいけど、いくらなんでも一緒過ぎる」「振付師が一緒だから仕方ないってレベルじゃない」と、さらなる議論を巻き起こしていた。

 そんな中、Twitterにて、Vと中島の画像とともに「Explain this」(これを説明してください)というメッセージを受け取ったKeone氏は英文で困惑気味のコメントを投稿(11日未明)。「それは私のしていることではありません」「Vに非常に似たものにするアイデアは私ではありません」と、暗に中島のステージは自分のプロデュースではないと否定しつつ、最後に「私も驚いています」と、率直な感想を吐露。Keone氏の反応をきっかけに、許可もらってないじゃん」「振付師のアイデアって言ったの誰だよ。中島のパクリ確定」などと、中島へのバッシングが加速していった。

 一方で、中島は公式携帯サイト・Johnny's webの個人連載「Ken Tea Time」(10日付)を更新し、前日の『少年倶楽部』を見てくれたファンに感謝の思いをつづった。オンエアー後のざわつきを把握しているのかどうかは定かではないが、「振り付けと構成を作ってくれた ケネオさんに本当に感謝です」と記し、紹介人として、嵐・二宮和也の名前を挙げている。中島は文末に「INeeDit」「2年前のダンス動画最高だった」「youtube」という情報も載せていたのだが、実は17年7月、Keone氏のアカウントがYouTubeにアップした「"I Need It" - Johnny Balik | Keone Madrid Choreography」なる動画の中で、ハンガーとジャケットを擬人化させ、ダンサーが絡み合う場面があったのだ。

「Sexy Zoneファンは、中島がインスパイアを受けたのはKeone氏の『I Need It』の動画だと主張していますが……。それでも『Singularity』との共通点は多いだけに、ARMYに比べてSexy Zoneファンの分が悪いですね。また、最近の中島のヘアスタイル、サングラスの色、ヘアバンドなどはVのビジュアルに寄せている雰囲気があったといい、『中島健人ってテテのファンなの?』と、K-POPファンが注視していたとか。そして、7月発売の雑誌『anan』No. 2158(マガジンハウス)に掲載された『中島健人の KENTREND』のテーマが『#シンギュラリティ』だったことも、ARMYは快く思っていない様子。偶然にもBTSが表紙を務めていた号で、Vのソロ曲『Singularity』を連想させる内容とあって、今回の騒動を受け『中島健人、「anan」にもシンギュラリティって書いてあったし、ちょっと意識しすぎ』『コラムのタイトルがモロに「シンギュラリティ」で、意識してるんだなと思った』と、引き合いに出しています」(同)

 さらに、Vと中島に関する“因縁”で言えば、Sexy Zoneが18年2月に『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演した際、目元でVサインを作るジェスチャーが「テテピースに似てる」と、話題になったことがあった。現在、さも中島が真似したかのようにポーズを決めている画像がSNS上で出回っているが、「これは『忘れられない花』という曲のナミダンス・ポーズと呼ばれる振り付けであり、テテピースと結びつけるには少々無理があるのでは」(同)という声も。

 なお、17年にV6が行った『LIVE TOUR 2017 The ONES』で、20th Century(坂本昌行・長野博・井ノ原快彦)が楽曲「会って話を」の曲中に前述のような“ハンガーダンス”を見せていたため、ジャニーズファンは「テヒョンが出す前にV6がやってました。そうなるとテヒョンがV6の真似をしたことになりません?」「テテのソロ見たとき、トニセンがやってたなって思い出した」「ジャニーズは昔から仮面をよく使うし、健人はトニセンを模倣したんじゃない?」と、中島を庇っている。

 中島が盗用したのか、それとも偶然の一致なのか、真相ははっきりしていないが、この問題はどう収束していくのだろうか。

pH-1 からTWICE、NCT127まで全14曲! K-POP、サンプリングの元ネタを一挙解説

――毎月リリースされるK-POPの楽曲。それらを楽しみ尽くす“視点”を、さまざまなジャンルのDJを経て現在はK-POPのクラブイベントを主宰するe_e_li_c_a氏がレクチャー。7月にリリースされた曲から[いま聞くべき曲]を紹介します!

いま聞くべき1曲‖pH-1 - You don't know my name

 元2PM、Jay parkが設立したH1GHR Music所属のラッパー、pH-1のアルバム曲です。2000年代のアメリカのHiphop、R&Bを追っていた人には聞いただけで一発でわかる、冒頭の「You don't know my name~round and round and round we go,will you ever know,will you ever know it? 」ですが、これはアメリカのシンガーソングライター・Alicia Keysの「You don't know my name」という曲のサビのフレーズで、1:09~を早回し(※)しています。

□元ネタ:Alicia Keys-You don't know my name

 ということで今回はK-Popにおけるサンプリングについて説明したいと思います。その前に、まずはサンプリングの歴史・経緯について説明します。

 まず、手法でいう「サンプリング」は元々は1940~1960年代にエクスペリメンタルミュージック(実験音楽)のミュージシャンによって開発されたもので、環境音やさまざまな物を使って出した音を録音し、テープを切り貼りして音のコラージュを作ったりするところから始まりました。70年代にターンテーブル(レコードプレイヤー)を2台使い、当時流行していたソウル・ファンク・ディスコなどの楽曲のドラムブレイク(歌がなくドラムとベースだけの部分)を、同じレコードのドラムブレイクにつなぎ、ブレイクの部分だけを繰り返したものがブレイクビーツと呼ばれ、Hiphopのビートとなっていきます。

 Hiphopの3大DJ、Kool HercによるDJプレイの2:45~がわかりやすいです。

 このような成り立ちから、Hiphopはサンプリング技術に基づいた最初のポピュラー音楽ジャンルなどと呼ばれています。Hiphopの楽曲全てがサンプリングをしているというわけではないですが、前述のAlicia Keysの「You don't know my name」にもサンプリング元があります。

□さらに元ネタ:The Main Ingredient - Let Me Prove My Love to You(1:46~)

※ レコードを再生するターンテーブルには再生速度が33回転と45回転の2種類があり、本来33回転で再生するものを意図的に45回転にしてかけるとピッチが高くなりBPMも速くなる。それを利用したサンプリングの手法の1つです。今はデジタルでどうにでもなるのでわざわざターンテーブルで律儀にこれをやっている人は少ないかもしれませんが……。

関連曲:K-Popにおけるサンプリング

 では、ようやくK-Popにおけるサンプリングについてです。
■god - 어머님께

 1999年リリースのgodのデビュー曲、JYPの社長パク・ジニョンが作詞作曲をしています。リリース当時は自身のみの作詞作曲としていましたが盗作疑惑をかけられ、後に2Pacの「Life goes on」をサンプリングしたものと明かされます。バックでかかっているカノンのようなシンセのメロディが「Life goes on」と一緒ですね。

□元ネタ:2Pac - Life Goes On

 先程と同じ流れですが「Life goes on」にもサンプル元があります。

□さらに元ネタ:O'Jays - Brandy(0:16~)

■헤이즈 (Heize) - And July (Feat. DEAN, DJ Friz)

 2016年リリース、シンガー兼ラッパーのHeizeの曲、客演のDeanが作詞作曲をメインでしています。こちらに関しては併せてこの曲も。

iKON - 솔직하게 (M.U.P)

 サンプリングするパーツは曲によってさまざまですが、この2曲に関してはドラムの部分をこの曲からサンプリングしています。

□元ネタ:The Honey Drippers - Impeach The President

 この曲のドラムは数え切れないほどたくさんの曲からサンプリングされており、Hiphop界隈ではImpeachのドラムといえばこれ! というぐらいです。

■블락비 바스타즈 (BLOCK B Bastarz) - That's right

今まではメロディとドラムがサンプリングされていましたがこちらは声ネタ。Block Bの派生ユニット、BastarzのThat's right、0:10の「It's yours」部分がこちらです。

□元ネタ:T La Rock & Jazzy Jay - It's Yours(0:28)

■아이오아이 (I.O.I) - Whatta Man (Good man)

Produce101で結成された期間限定グループI.O.Iの2曲目の活動曲です。こちらは曲名も同じこちら。

□元ネタ:Salt 'N' Pepa - Whatta Man

曲のアイデンティティとなるサビが全く同じなのでこれをサンプリングとするかカバーとするか難しい所ですが、曲まるまる同じわけではないのでサンプリングに留まるのでしょうか。

 さて、ここからはリズムマシンやPCの作曲ソフト等で扱うサンプル・ループ素材について少し取り上げます。プリセットのサンプルとして元々ソフトや楽器に入っているものもあれば追加で買うようなパターンもありますが、基本は作曲ソフト等を購入すれば誰でも使えるもので、わざわざ使用許可を取る必要はありません。

楽器のサンプル例

■NCT 127 - Regular(0:36)

■TWICE - FANCY(0:04)

 2曲の共通している音に気付くのが難しいかもしれませんが、表記の場所で聞こえる「Aaaah!」という声ネタです。Twiceのほうがわかりやすいと思います。

 次も冒頭のAlicia Keys世代の方には、なんか聞いたことあるな……? となるかもしれませんが、 この曲でも同じサンプルを使っています。

■Nelly - Dilemma ft. Kelly Rowland(0:24)

 これはRolandという楽器メーカーのシンセサイザーの拡張ボード(DANCE SR-JV80-06 Expansion Board)に入っている声サンプルです。サンプルはこちら

 同じパターンで、作曲ソフトのサンプルを使っている曲の紹介をいくつかしたいと思います。ちなみにこちらはサンプル元が何なのかは不明です……。

作曲ソフトのサンプル例:1

■JB(GOT7) - Sunrise

백현 (BAEKHYUN) - Ice Queen

この2曲はトラックの上ネタが同じで、JBの曲はイントロからその部分が聞こえるので分かりやすいと思います。

作曲ソフトのサンプル例:2

Sleepy - 잠겨(Fall in love)

■이달의 소녀 (LOOΠΔ) - ++

■피오 (P.O) - 소년처럼 (Comme des Garcons)

몬스타엑스 (MONSTA X) - Party Time

 これら4曲全て同じギターのサンプルが使われています。

 もちろん既存曲からのサンプリングの場合著作権などが絡んでくるため、上記パク・ジニョンの曲のように盗作騒動になったりもしますが、Crushの「Oasis」のようにリスナーが早とちりして騒いでしまうパターンもあります(Crushの「Oasis」はEric Bellingerの「Awkward」の盗作だという議論が浮上し、Eric Bellinger本人がそうは思わないと否定した経緯があります)。

 私のもとに、この曲とこの曲のフレーズが同じなんですけどそんなことありますか? と質問が来たこともあります。1970年代ぐらいから、そのような議論は絶えないですが、韓国のHiphopウェブマガジン「RHYTHMER」が2014年にサンプリングのことについて書いた記事があり、日本語訳もされているので興味がある方は読んでみて下さい。

<落選したけど……紹介したい1曲>
크나큰 (KNK) - SUNSET

 220ent所属の5人組グループKNKの新曲です。びっくりするぐらいめちゃくちゃテクノです。

<近況>
気付いたら家にWe in the zoneの同じCDがたくさんあって怖いです。
8/12(月・祝) 15時~渋谷AsiaというクラブでK-Popをかけるクラブイベント、Todak Todakを開催します!
ゲストも豪華で広い所でやるので是非たくさんの方に来ていただきたいです!詳細はTodak TodakのTwitterアカウントを御覧ください。電子チケットの販売はこちら

e_e_li_c_a
1987年生まれ。18歳からDJを始めヒップホップ、ソウル、 ファンク、ジャズ、中東音楽、 タイポップスなどさまざまなジャンルを経て現在K-POPをかけるクラブイベント「Todak Todak」を主催。楽曲的な面白さとアイドルとしての魅力の双方からK-POPを紹介して人気を集める。

Twitter @e_e_li_c_a TodakTodak 
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Kis-My-Ft2、BTSと週間売り上げで“接戦”繰り広げ……ファンへ「勝ちたい」アピールで1位獲得

 Kis-My-Ft2のニューシングル「HANDS UP」(7月10日発売)が7月22日付のオリコン週間シングルランキングで初登場首位に輝いた。デビュー曲「Everybody Go」(2011年8月発売)から24作連続で1位を獲得しており、今回も無事に記録を更新。しかし、週間ランキングが発表されるまでには、韓国の大人気ヒップホップグループ・BTS(防弾少年団)の“猛追”を受け、キスマイファンが闘志を燃やしていたという。

 キスマイの新曲「HANDS UP」は初回盤A・Bと通常盤の3形態で販売。9日付のオリコンデイリーシングルランキングでは、11万4,683枚で1位になり、順調なスタートを切った。とはいえ、前作「君を大好きだ」(2月6日発売)は同じく3種展開で初日に18万3,115枚を売り上げていたため、数字的には約7万近くもダウンしている。

「前回は韓国と日本合同のグローバル女性アイドルグループ・IZ*ONE(アイズワン)の日本デビューシングル『好きと言わせたい』と発売日がぶつかり、キスマイファンは発売前から『週間1位の記録が危ない』と、不安視していました。そして、発売初日の2月5日付のデイリーシングルランキングでは、『好きと言わせたい』が19万3,469枚で1位、キスマイの『君を大好きだ』は残念ながら2位に転落。これで発破をかけられたキスマイファンたちが追加でCDを買う“追い君”運動をSNS上で呼びかけ、週間ランキングではIZ*ONEの『好きと言わせたい』(22.2万枚)を上回って1位(29.7万枚)となりました」(ジャニーズに詳しい記者)

 こうした試練を乗り越えて週間1位を死守したキスマイ&ファン。そして新曲「HANDS UP」は、発売初日の9日と翌10日(2万6,795枚)こそ1位に着いたものの、11日でまさかの事態に。9日・10日は2位だったBTSのシングル「Lights/Boy With Luv」が2万6,133枚を売り上げて1位にランクアップし、「HANDS UP」は1万801枚で2位に転落。さらに、12日付ランキングもBTSが1万1,068枚で1位をキープ、2位のキスマイは9,027枚と徐々に枚数が低下傾向に。13日付ではキスマイが1万7,213枚、BTSは1万849枚と、1位奪還に成功したのだが……。

「そもそも、BTSの『Lights/Boy With Luv』はキスマイと同日リリースではなく、発売2週目に入ったシングルなんです。こちらは4形態で、前週の15日付の週間ランキングにて堂々の1位(初週62.1万枚)を獲ったばかりでした。なぜ2週目でも売れ続けていたかと言えば、“メンバー個別握手会”を開いたことが理由として挙げられます。これは、スマートフォンなどを使って、CDに付いているシリアルナンバー1つで1回応募できる仕組み。当選者は16日と17日に千葉と神戸で行われる握手会に参加可能ですが、応募期間は2日~14日午後4時までの全9回にわたって実施していました」(同)

 BTSの「Lights/Boy With Luv」は8日~13日の間に12万3,144枚を売り上げ、一方のキスマイは17万8,519枚(9日~13日)で、BTSを5万5,000枚ほど上回った。しかしBTSサイドは、ICカードステッカーの特典をつけたCD即売会をコンサート『BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF’ - JAPAN EDITION』会場で展開(12~14日)。キスマイも同期間中にコンサートを行ったが、メンバーもBTSの売り上げに危機感を抱いているような発言がみられたという。

「12日の大阪公演で横尾渉が『相手が強い』といった主旨の発言をした上で、『勝ちたい!』と、ファンにアピールしていたそうです。また、13日のMC内では、北山宏光と宮田俊哉が空き時間にCDショップ・タワーレコードへ行き、『HANDS UP』を買ったと報告。マネジャーに隠し撮りされたという現場の写真もモニターに映し出されたとか。ファンならば、彼らが訪れた場所でCDを買いたいと思うはず。メンバーも積極的にCDの購入をファンに促していた印象です」(同)

 こうした必死な宣伝やファンの努力の甲斐もあり、「HANDS UP」は19万6,438枚で初週1位、BTSの「Lights/Boy With Luv」は12万9,856枚で2位となった(累積売り上げは75万,526枚)。「BTSがとても強かっただけに、感動も大きい」と感激の声が上がったほか、一部キスマイ・ジャニーズファンからは「欲を言えば、1人で複数枚買うのは理想ではない」「BTSは2週目だし、キスマイは頑張って買い足さないと首位獲れないのに……なんか見てて痛々しい」と、ネガティブな意見も見受けられた。

 次回シングルはファンの負担が少しでも軽減されれば良いのだが……。

元KARA・ハラ、あのハプニングで再注目も、日本成功のカギを握るのは知英といわれるワケ

 かつてのような旋風を巻き起こすことができるのか?

 日本での活動を本格化させた元KARAのハラだが、再ブレイクは簡単ではないようだ。

 ハラといえば、6月26日放送の『テレ東音楽祭2019』(テレビ東京系)に女性ダンスボーカルグループ・Chuning Candyと共に登場。パフォーマンスを披露した際、胸元の衣装がずり下がるハプニングが発生し、話題を呼んだばかり。

 そんななか、7月4日発売の「週刊新潮」(新潮社)によれば、ハラは水面下でKARAの復活へ向けて動いているという。

「ハラは歌唱力やダンスがイマイチで、単体では売り出せない。『テレ東音楽祭』で女性グループとセットでの出演となったのもそのため。ハラはKARAメンバーに『一緒にやらないか』と声をかけているものの、色よい返事がもらえていないといいます。彼女は5月に韓国で自殺未遂騒ぎを起こしており、過去には元交際相手から暴行やリベンジポルノ被害を受けている。他のKARAメンバーは、スキャンダルの多い彼女と組むことに及び腰なのだとか。2010年に日本デビュー曲『ミスター』でブレイクし、11年にはNHK紅白に出場したKARAの復活を望む声は強いのですが、現状では難しいようです」(週刊誌記者)

 ある芸能関係者は、ハラの日本での成功のカギを握る人物として元メンバーのジヨンを挙げる。

「ジヨンは内山理名、高杉真宙ら人気俳優の多い『スウィートパワー』に所属し、『知英』名義で14年から日本で女優として活動。コンスタントにドラマ、映画に出演しています。知英はハラとは同期メンバーで、『どこかホテルに泊まっていれば、行って遊んで来る』と今も日本で頻繁に会う仲。ハラも以前にドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)など女優経験がないではない。ハラの事務所には仲間由紀恵が所属しており、知英の橋渡しで両事務所がキャスティングで組むことはメリットも大きい。KARAとしてではなく女優としての共演なら話題性もあり、可能性はある」

 今度はドラマや映画での“ハプニング”を見せてくれるか?

Stray Kids「부작용(副作用)」、K-POPファンにはハードル高すぎな難解曲?[レビュー]

――毎月リリースされるK-POPの楽曲。それらを楽しみ尽くす“視点”を、さまざまなジャンルのDJを経て現在はK-POPのクラブイベントを主宰するe_e_li_c_a氏がレクチャー。6月にリリースされた曲から[いま聞くべき曲]を紹介します!

いま聞くべき1曲‖Stray Kids-부작용(副作用)

 6月に取り上げる曲は、6月19日にスペシャルアルバムをリリースしたStray Kidsのタイトル曲「부작용(副作用)」です。まず、スペシャルアルバムって何なんだという話をすると、これはほぼ「リパッケージアルバム」と読み替えて問題ないと思います。K-POP界では、前回出したアルバムなどに新曲をいくつか追加したアルバムのことを「リパッケージアルバム」(リパケ)と言います。追加した曲を新たにタイトル曲と設定し、改めて音楽番組に出演するのですが、この手法だと全く新しいアルバムをイチから作らなくていいので、リリースまでの期間を短くできるというメリットがあり、さらに売り上げなども前回出したアルバムに合算されるらしいので数字を伸ばせるというメリットもありますが、しかしファンにとっては、うれしくもありつつ体力が持たないのでやめて欲しくもあるという、表裏一体のシステムです。

 今回、Stray Kidsがリリースしたのは、今まで出したアルバムにCD Onlyとして入っていた「Mixtape#1」~「Mixtape#4」と、新曲3曲を追加した『Clé 2 : Yellow Wood』というアルバムです。そこから「부작용(副作用)」を取り上げようと思ったのには理由があり、この曲のリリース直後に匿名でメッセージを送れるサービスで私のところに「スキズ史上最高にダサくないですか!?」というメッセージが来たからです。

 どのグループもリリース前のニュースサイト記事などに、タイトル曲はどんなジャンルの楽曲かの説明があり、今回は「サイケデリックトランスジャンルの楽曲」という説明でした。リリースされて、なるほど……となったのですが、やはりこのようなクラブミュージックジャンルの楽曲に慣れてない方には、「부작용(副作用)」は異質に聞こえるものだよなぁと思い、今回取り上げることにしました(しばらくしてからBillboardのインタビューで本人たちが楽曲のジャンルについて「サイケデリックトランス」と明言しています)。

 まずはサイケデリックトランスについてですが、サイケトランスはジャンルとしての「トランス」のサブジャンルで、ゴアトランスが源流とされています。今はサイケトランスのサブジャンルとしてゴアトランスが並べられることもあり、それ以外にもプログレッシブサイケやトライバルサイケなど沢山のサブジャンルに分かれます。曲としてはBPM135~150のものが多く、曲の雰囲気はうるさめなものから静かめなものまでさまざまです。

 K-POPはフレーズ毎に展開やジャンルが目まぐるしく変わる曲が多いですが、サイケトランスも曲の中で展開がかなり多く、「副作用」も2~3曲を切り貼りしたように曲の中での展開がとにかく多いのがわかります。Stray Kidsは基本的にメンバーの3人が曲を作っており、深読みかもしれませんが、どこまで見越した上で、このジャンルを選んだのかとても気になるところです。

関連曲(入門編)

 では、サイケトランスの中から、私が昔聞いていたお気に入りを2つ紹介します。これらで、サイケトランスがどんなイメージが掴めるかと思います。

■Electric Universe - The Prayer

■Hallucinogen - Trancespotter

関連曲‖ドロップの三連符に注目

 これら2つを聞いても、まだ「副作用」と繋がらない方も多いと思います。サイケトランスはドロップ(曲が盛り上がる所謂サビのような部分)に三連符を使うような楽曲も多く、「副作用」もそのような構成になっています。次の3曲は、そのドロップに注目してください。

■GRAViiTY - The Passenger

 曲調としては静かめでシンプルですが、わかりやすい三連符の例となります。(三連符は0:15~)

■deadmau5 - Right This Second

プログレッシブハウスやエレクトロニックで有名なdeadmau5も三連符の曲があり、聞けば段々と「副作用」に近づいてきているのを感じてもらえると思います。(三連符は2:43~)

■Savant - Penguins

 同じくエレクトロニックやEDMのトラックメイカーSavantのこの曲は音の厚さや雰囲気もかなり副作用に近いと思います。(三連符は0:45~)

 ハウス・テクノから昨今のEDMジャンルまで紹介しだすとキリがないぐらいこのような曲はあるのですが、上に挙げたものを聞いた後で「副作用」を聞くと、また違った印象になるかもしれません。ジャンル的に何曲も曲をつないだ1時間程度のMixがYoutubeやSoundcloudにたくさん上がっているので、気になる方は「ジャンル名 Mix」で検索すると似たような曲に出会えます。

 と、こういうことがわかった上で「副作用」を聞ければ存分に楽しめると思うのですが、Stray Kidsは随分ハードルの高いことをやってくるな……というのが今回の「副作用」を聞いての感想です。

<落選したけど……紹介したい1曲>
■(여자)아이들((G)I-DLE) - 'Uh-Oh' 

 Cube Entertainment所属、 7月31日に日本デビューの決まっている(G)I-DLE(ヨジャアイドゥル)の新曲です。この曲もStray Kidsの副作用のように参考にしているであろう90年代のHip-hop曲をたくさん挙げたくなる曲です。今までリリースしてきたタイトル曲の全てをリーダーでラッパーの ソヨンがメインで作詞作曲をしており、ラップもうまいし本当になんでもできる……。 

<近況>
韓国に行き7時間待機の上、Stray Kidsの音楽番組事前収録に入ったり、人生初のサイン会がWe In The Zoneだったりな日常を送っています。We in the zoneの日本初公演チケット、絶賛発売中なのでよろしくお願いします。

e_e_li_c_a
1987年生まれ。18歳からDJを始めヒップホップ、ソウル、 ファンク、ジャズ、中東音楽、 タイポップスなどさまざまなジャンルを経て現在K-POPをかけるクラブイベント「Todak Todak」を主催。K-POPを、楽曲的な面白さとアイドルとしての魅力双方から紹介する視点で人気を集める。

Twitter @e_e_li_c_a TodakTodak 
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NEWS、新曲「トップガン」が前作比2万枚アップ! 初日売り上げ12万枚超

 NEWSのニューシングル「トップガン/ Love Story」が、6月11日付のオリコンデイリーシングルランキングで初登場1位を獲得。初日売り上げは前のシングルより2万枚以上もアップし、好調なスタートを切った。このままの勢いならば週間ランキングの首位も確実とみられるが、週末には“手強い存在”が大規模なリリースイベントを行うため、先の見えない戦いとなっている。

 NEWSにとって25枚目のシングル「トップガン/ Love Story」は、初回“トップガン”盤、初回“Love Story”盤、通常盤の3種展開。「トップガン」は、女優・真木よう子が主演を務め、NEWSメンバー・加藤シゲアキも第3話にゲスト出演した1月期の連続ドラマ『よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~』(テレビ東京)のオープニングテーマに起用されていた。疾走感のある曲調と、サビの「ダンダダダンダン」というキャッチーなフレーズが特徴的な1曲になっている。一方、「Love Story」はGREEの公式恋愛シミュレーションゲーム「NEWSに恋して」のCMソングで、“NEWS史上最もピュアなラブソング”だという。

 11日付のオリコンランキングでは12万1,842枚を売り上げ、堂々のトップに君臨。2位は韓国の7人組ボーイズグループ・MONSTA Xの「Alligator」(8万1,508枚)で、3位にはモーニング娘。’19の「人生Blues/青春Night」(7万1,605枚)が食い込んだ。昨年9月発売のNEWSのシングル「生きろ」は、初回A・Bと通常盤に加えて、ジャニーズ・エンタテイメントHP内・通販サイトを通じて期間限定で販売された「『生きろ』15th Anniversary BOX」の4種で販売。発売初日に10万232枚を売り上げ、オリコン週間ランキングでは21.5万枚を記録していた。“令和最初のシングル”となった「トップガン/ Love Story」は前作の初日データより2万1,610枚も上昇し、人気の高さを見せつけている。

「『トップガン』は1月期ドラマのテーマ曲だったため、一部NEWSファンは、『ドラマの放送中に発売した方が売り上げ伸びそうなのに、どうして6月発売なんだろう』と、リリースのタイミングが悪いのではないかと心配していました。とはいえ、初日売り上げを見る限りは、さほど影響がなかったようです。NEWSといえば、昨年6月に小山慶一郎と加藤の未成年女性との飲酒問題が表沙汰になり、小山が活動自粛処分を受けました。同月27日にはシングル『BLUE』の発売があったため、1カ月もたたないうちに仕事復帰を果たしましたが、世間からは『ただの少し早い夏休みじゃん』といった批判が続出。ところが、応援するファンの熱は冷めておらず、『BLUE』の週間売り上げは前作『LPS』(18年1月発売)の13.1万枚を上回る16.5万枚をマーク。騒動後も数字は右肩上がりなんです」(ジャニーズに詳しい記者)

 しかし、今回の「トップガン/ Love Story」に関しては、週間1位を阻むライバルが出現。特に初日以降に枚数が加算されていきそうなのは、同日発売のモーニング娘。’19のシングル「人生Blues/青春Night」。モーニング娘。’19は6月11日に東京・池袋のサンシャインシティ 噴水広場で発売記念のミニライブ&握手会を実施したほか、12日は東京ドームシティ ラクーアガーデンステージ、13日は神奈川県のCLUB CITTA'で同様のイベントを開催。さらに、14日~16日にかけては、「全都道府県47か所」と銘打った全国同時握手会を敢行する予定だ。メンバー11人がそれぞれ沖縄から北海道まで出向き、トーク&握手会に臨むとのこと。

 こうしたイベントでのセールスが週間ランキングに反映するものとみられており、NEWSファンは発売前から「モー娘。は接触イベントがあるから手強い」「モー娘。は金土日で全国握手会。ランキング集計の最後まで気が抜けない……」「モー娘。が全国同時握手会するから、『トップガン』の週間1位は厳しいと思う」と、懸念の声が上がっていた。

 また、初日に2位になったMONSTA Xも6月14日、15日、16日に静岡、広島、千葉にてシングル「Alligator」発売記念の個別ハイタッチ会を挙行するなど、ハイペースで売り上げが増加していく可能性も。そんな悪条件の中、果たしてNEWSは2日目以降も順位をキープし、週間1位の座を死守できるのだろうか?