「Domani」の雨宮塔子の連載最終回がうっとり2倍増しで、おかしなことに!

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「Domani」12月号(小学館)

 いよいよクリスマスシーズン到来。「Domani」にも「知花くらら、エルメスのボーイフレンド時計と一緒に」「"今年も一年、頑張りました" ダイヤモンドジュエリー原寸大図鑑」など、ハイブランドが軒並み広告を出しています。そこでぶっ込んできた特集が「冬こそ、"華麗なる貧乏"でいこう!」。ハイブランドのアイテムと日常使いできるブランドのMIXコーディネートという内容は、他の女性誌では「High&Low」という言葉で置き換えていますよね。ただ、そこは常に自分というワインに酔っている川島なお美と同じレベルで自家中毒気味な「Domani」、そんな陳腐な言葉は使えないわと選んだ言葉が、「華麗なる貧乏」。しかも以前もこの企画をやって、「あちゃー」という声の大合唱だったのにもかかわらず、2度目の登板。「Domani」のハートの強さを垣間見つつも、この特集だったらハイブランドのアイテムを紹介しやすい(=広告に絡めやすい)から手放せなかったんだろう、という勘ぐりまでしてしまいまいた。さて肝心の中身は?

「Domani」が提唱する、"自称・おやじオンナ"の浅さが凄まじい!

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「Domani」11月号(小学館)

 はい、お待たせしました「Domani」のお時間です。きっと配信されるのは発売日からだいぶたってしまっていることと思います。言い訳じゃございませんが、やっぱり言い訳させてください。

「きちんといい女」の条件は5分前行動! 「Domani」に宿る小さな狂気

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「Domani」10月号(小学館)

 今月の特集名、「あなたはまだ、日本女性の本当の"かっこいい"を知らない!~1冊まるごと対決 "きちんといい女系"vs"こなれたいい女系" 今、働く30代の2大生態系はこうなっている!」。タイトル通り、今月号はすきあらば「きちんと」「こなれた」と書いてきます。あまりにも書かれているので、これは読者へ何かトラウマを与えたいのかと疑うほど。この号を読めば「日本のかっこいい女」の実像が分かるかと思いきや、いつもの「Domani」と何ら変わらないのがすごい! 「Domani」(小学館)の伝家の宝刀、「出落ち、言い落ち」ですよ。表紙にインパクトを持たせるって大事なんですけど、それと同じ熱量で中身を作ってほしいものです。

重度の滑り倒し! 「Domani」の「寅さん」企画はやはり無理があった

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「Domani」9月号(小学館)

 今月号の「Domani」、発売前に電車で中吊りを見たときから、ザワザワザワザワ......胸が騒ぎました。そう、初めて加藤ミリヤを見た時以来のザワつき。今月号の特集は、「ニッポンの夏、オンナの夏――いつも心に『寅さん』を!」。あちゃー、もう読むこちら側が恥ずかしくて、指の隙間からしか表紙を見られませんでした。確信犯的なイタズラ心って、本当にタチが悪いんですよ。その分野は「an・an」(マガジンハウス)や、読者ヌードの「美STORY」(光文社)の役目だから任せておけばいいもの、どうにもこうにも「Domani」はそこに喰い込みたいらしい......。「自分は面白い」と信じて疑わない入学希望者を、吉本NSC(吉本総合芸能学院/吉本興業の養成所)はどうやって断っているんだろうと思いを巡らせてしまいました。というわけで、今月は「寅さん」企画だけを追ってみたいと思います。

理想の女性像で読者を追い詰める? 「Domani」渾身の知花くらら特集

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「Domani」8月号(小学館)

 今月の「Domani」、特集は「35歳・夏は"気持ちいい"私!」というひき網漁法。「気持ちいい」というぼやっとした言葉でくくっておけば、何かしら引っ掛かるのでしょう。「涼しいのが気持ちいい」「白シャツが似合う私が気持ちいい」「いい女気どりが気持ちいい」。これらすべて筆者が韓国ドラマ見ながら適当に書いた文句ですが、なんか「Domani」お得意のポエムの出だしっぽいですね。私、いつから「Domani」色に染められていたのかしら?

草食男子=SO-MEN! 頑張ってます感が色濃い「Domani」のセンス

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「Domani」7月号(小学館)

 今月の「Domani」にはなんと、「いい女つけまデビューBOX」というものが付いてます。読者の平均年齢が32.5歳なのを考慮して、ギャルみたいに不自然な長さではないつけまつ毛とおっしゃってますが、筆者から見れば十分長いような気もするのですが......。今月号の特集は「愛と勇気と大人の女!」というよく分からないものです。特集はスルーして、今月も細かいところを見ていきましょう。

<トピック>
◎働くいい女の教科書は"ヤンキーvs おやじvs SO-MEN(草食男子)"でした!
◎"きちんといい女"グレージュvs"こなれたいい女"ブラック 6月の着まわし10DAYS
◎付録 いい女つけまデビューBOX

ただ歩いても「いい女通勤」! 「Domani」の盛大な「いい女」マジック

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「Domani」6月号(小学館)

 先月号のレビューでご案内した通り、今月の「Domani」は「白」特集です。表紙には「女には『白』しかできないことがある!」という勇ましい文字が躍っていますが、筆者30年あまり女をやっておりますが、"白しかできないこと"が分からずに、のっけから困惑しています。このレビューを最後まで破たんせずにお届けできるか分かりませんが、表紙から読み取るに今月号は「白」「いい女」「美脚」がテーマのようです。それでは、今月も「Domani」というワンダーランドへ飛び込んでみましょう。

「"女"な気分でパンツが着たい」、意味をなさない「Domani」のポエムが痺れる!

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「Domani」5月号(小学館)

 今月号の女性誌はとにもかくにも「CLASSY.」の「結婚できる服」が話題の振りまいてますが、筆者としては「Domani」もなかなかいい味を出していると踏んでいます。「STORY」「美STORY」「VERY」など光文社のキャッチのセンスは一般常識をはるかに飛び越えたオリジナリティー溢れるものですが、「Domani」の言葉選びは小学館特有のちょっと田舎臭いセンスで愛おしくなります。例えば今月号の靴特集「Shoes Tell Everything! 靴は、女の、もうひとつの名刺です!」。あちゃー。きっとこれを「ステキ!」と思う人は、映画『プラダを着た悪魔』とか見ちゃうんだろうなー。心酔しちゃうんだろうなー。そして、「オンナなら、靴は妥協できないよね」とドヤ顔でワイングラス回しちゃってんだろなー。でもなんか憎めない。そんな「Domani」信者を心の深淵をのぞきこむべく、今月も細かく雑誌を見ていきましょう。

「失われた10年」も来ていない! 「Domani」ではまだバブルが続行中

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「Domani」2011年3月号(小学館)

 本屋で見かける度に気になっていた「Domani」。昨年から気になり続けており、ちょっとの勉強期間を頂いて、いよいよ女性誌レビューに初登場です。まず、「Domani」の立ち位置をおさらいしてみますと、小学館が誇る「CanCam」から「AneCan」(または「Oggi」)を経た、30代女性向けファッション誌。読者の平均年齢は32.5歳、既婚者48.2%、未婚者51.3%(残り0.5%は無回答だとか!)、8割以上がワーキングウーマンで、平均年収は480万円、月に自由に使える金額は9.8万円です(データはすべて同誌媒体資料より)。