「今じゃない」人の救済雑誌「CLASSY.」が提案する、「幸せになれる服」って?

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「CLASSY.」7月号(光文社)

「もちろん、服だけで幸せにはなれません。服はどこまでいっても服でしかありませんから。でも、新しく買ったシャツに袖を通すとき、週末のデートに着ていく服を選んでいるとき、あなたはハッピーオーラに包まれているはず。服にこめる気持ちこそ、幸せの源なのです。この夏、自分はもちろん、まわりもハッピーになれるオシャレをご紹介します!」

「CLASSY.」の「痩せて見える服」特集で待っていた、後出しジャンケンとは?

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「CLASSY.」6月号(光文社)

 先月号の「結婚できる服」特集から、今月号の「『痩せて見える』が夏を制する!」の流れを考えてみると、「CLASSY.」は女性誌における新たな編集手法を実験的に始めているような気がします。というのも、実は「結婚できる服」も「痩せて見える服」も、紹介しているアイテム自体は取り立てて目新しいものではありません。もしかしたら、「Domani」(小学館)や「InRed」(宝島社)とカブっているかもしれない、今期の新作アイテムです。他誌が「日本の春服」(「GINGER」6月号/幻冬舎)、「真実のヘビロテ服ランキング」(「MORE」6月号/集英社)と、役にも立たないタイトルでまとめているところを、「結婚できる」「痩せて見える」という「CLASSY.」読者である妙齢女性の"欲望"でまとめてあげることで、雑誌の求心力を上げているのでは、と邪推します。

「CLASSY.」の「結婚できる服」特集、最初の1ページで本を閉じたくなるワケ

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「CLASSY.」5月号(光文社)

 先月号を見た時から、指折り数えていましたよ。「CLASSY.」5月号の発売日を。なぜなら、今月号の大特集は「これが『結婚できる』服」!! 服で結婚できるなら、銀座で怪しげな占い師に前のめりで相談していた丸の内OLも結婚できるだろうに......と、先日見た出来事を思い出しました。友人は「本当に結婚できるなら、CLASSY.のコーディネートを全身揃える!!」と言っていましたが、本当に結婚できるの? 他はほとんど広告記事ですし、今月号は大特集だけ見ればいい内容となっています。めくるめく新婚生活(相手の顔だけモザイク)に思いを馳せつつ、早速読み進めて行きたいと思います。

「本命彼女」を掲げる「CLASSY.」、中身は『ちつ☆トレ』と一緒?

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「CLASSY.」4月号(光文社)

 「JJ」「VERY」「美STORY」「STORY」と光文社の女性誌をレビューしてきたサイゾーウーマンですが、いよいよ同社の「CLASSY.」に触れる時が来ました。読者対象者は20代後半~30代前半、平均世帯年収は874万円とハイレベル(いずれも同誌媒体資料による)! でも読者本人の年収が書いていないというのがミソ。本人が手取月給20万円だって、父親が現役で稼いでいれば可能な数字ですもんね。この雑誌の真髄は、キャッチにあります。ズバリ「本命の彼女になるために」。なんか、読者年齢とこの言葉を重ね合わせると、結婚にしがみつく必死な形相の女しか浮かんでこないんですが、誌面はそれを感じさせないキレイなデザイン。それでは、「CLASSY.」処女である筆者が、その懐に抱かれてきたいと思います。