「CLASSY.」の“西海岸・東海岸男子”の具体例が究極の二択すぎる!

「CLASSY.」2013年3月号(光文社)

 「CLASSY.」(光文社)の表紙といえば、不動の小泉里子です。 “ブランドコンセプター”という謎職業のダンナが気になるものの、色気やビッチ感をゴリ押しするわけでも、セレブ意識丸出しにするわけでもなく、年相応に落ち着いた、ごくごく平均的な女性モデルのお手本のような人ではないでしょうか。そんな小泉さんの連載が「里子を作る12の色」。その季節に合った“色”をフィーチャーし、それにちなんだ私物を紹介したり、色にまつわる思いを語ったりするわけですが、優等生モデルのさがなのか、これが爆裂にフツー。今月のカラーである「ピンク」に関しては「ピンク=女のコ」「大のパンツ派で、地味色やメンズライクなファッションの好きな私が唯一自然体で女のコでいられる色」「今日も私の中の女のコな部分を引き出してくれます」。なんだか無理やり「女のコ」を連発しているような……。SHIHOや梨花が同じことを言ったら全力でツッコまれることでしょうが、小泉さんにはなぜか「触れてはいけない」壁のようなものを感じてしまいます。「私をネタにはさせなくってよ!」という気合がね……。

<トピックス>
◎デニムを変えればオシャレも変わる!
◎バレンタインデートは“頑張らない服”が正解
◎「早婚」「適齢婚」「晩婚」それぞれのメリット&デメリット

「CLASSY.」のベタな設定は、シチュエーション萌えしたい男女の現れ?

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「CLASSY.」2013年2月号(光文社)

 「CLASSY.」(光文社)のテーマは、ズバリ“本命彼女”。媒体資料によりますと「仕事でもプライベートでも、圧倒的な存在感と美しさを保ち、『幸せ』になるための自分磨きを怠らない女性――それがCLASSY.読者」ということです。「圧倒的な存在感」「美しさ」「自分磨き」……現代男性を引かせる三種の神器ですね。で、そんな彼女たちの努力のゴールはもちろん「結婚」。ですので誌面も「いつものアウターをデート仕様に」「今年こそ結婚できるメーク」「男はみんなニットワンピが好き」など、「本気出した」感に溢れております。ホンネとしてはあるもののストレートに出すことは躊躇される、「とにかく(いい男と)結婚したい」という思いを、ここまでぶっちゃけられるのも「CLASSY.」ならでは。熱い思いと現実が絶妙にズレていくさまを観察させていただきたいと思います。

<トピックス>
◎まだまだ冬のオシャレは終わらない!!
◎男はみんなニットワンピが好き
◎今年こそ結婚できるメーク

「CLASSY.」読者はファッションより精神を脱コンサバすべき!

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「CLASSY.」2012年11月号(光文社)

 先月号でコンサバ・ギラギラの代名詞「勝負ワンピ」と決別を果たした「CLASSY.」(光文社)。「CanCam」が作り上げた“エビちゃんOL”がもはや死語になるほどファッション傾向がカジュアルに流れている今、何が何でもコンサバからカジュアルに、甘甘スタイルからチョイ辛いに意図的にチェンジしたい「CLASSY.」。今月も「もう『可愛い』だけの時代は終わった!?」と表紙から好戦的です。コンサバ文化を謳歌してきた光文社女性誌は、近年のカジュアル化の波に太刀打ちできず、50代向けの「HERS」から大学生向けの「JJ」まで脱コンサバ。これを見るにつけても「1%の金持ちと99%の貧乏」と言われるほどの超格差社会に突入し、これまで中流家庭に愛されてきた光文社がカジュアル文化圏内に“降りてきた”感が否めません。「25ans」(ハースト婦人画報社)や「MISS」(世界文化社)など突き抜けた金持ち層は変わらず我が道を行ってますもの。「CLASSY.」はちゃんとカジュアルに着地できているのか、早速見てみましょう。

<トピック>
◎もう「可愛い」だけの時代は終わった!?
◎みんなの「理想のプロポーズ」大研究
◎平面顔を生かせばもっと可愛くなる!

その心変わりは何だ!「CLASSY.」の“勝負ワンピはイタイ”にモノ申す

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「CLASSY.」2012年10月号(光文社)

 「CLASSY.」には毎号筆者が楽しみにしている「結婚するまで、結婚してから」という連載があります。関西、関東1組ずつカップルが登場し、出会い~別れの危機~結婚までの少女マンガ規模の壮大なストーリーが語られます。もちろん婚約・結婚指輪のブランドから結婚式の会場、新婚旅行先など、あちらこちらに高い経済力が感じられて、いかにも「CLASSY.」読者が夢見そうな世界。本当は結婚したてこそ、家計や家事、自分の趣味に掛ける時間とお金など、さまざまな分野での覇権争いが夫婦間で繰り広げられるわけですが、そこにはまったく触れずに、ただただ幸せ絶頂な部分だけを切り取られ、「結婚」のいいところだけを猛プッシュ。こうやって「CLASSY.」読者は、結婚の現実部分に触れず、「幸せな結婚」を刷り込まれていくんだな~と実感。今月号も結婚に向けて「CLASSY.」は本気! 早速見ていきましょう。

<トピック>
◎誰にもできない人生相談お受けします!
◎もう「勝負ワンピ」の時代は終わった!?
◎結婚するまで、結婚してから

愛されないのは服のせい! 「CLASSY.」のトンデモ発言は真実だった

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「CLASSY.」2012年9月号(光文社)

 独身女性向けファッション誌の中でも、ファッションと結婚・恋愛を真正面からリンクさせ、「私を選んでください!」と金切り声を上げる松野明美を連想させることでおなじみの「CLASSY.」。今までも「結婚できる服」「幸せになれる服」と読者のことを思って、かなり間違えた方向に進んでいた同誌ですが、今月号は「『恋から愛に変わる』服」だそうです。相変わらず、斬新かつあさっての方向に進む「CLASSY.」がもはや愛おしい。「CLASSY.」の「○○服」シリーズと、料理研究家・園山真希絵のレシピだけは、2012年の全世界のテクノロジーを駆使しても予想不可能。というわけで、今月号のレビューは「『恋から愛に変わる』服」だけを掘り下げてみたいと思います!

<トピック>
◎「万人受けアイテム」で出会いのチャンスを逃さない!
◎「お家デート服」で2人はもっと仲良くなれる
◎たまには着なきゃ! ギャップを作る「いい女」服

流行は「シンクロ服」! 「CLASSY.」で学ぶ、第一線の"モテ市場"動向

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「CLASSY.」3月号(光文社)

 かつて日本女性の多くが目指していた上昇婚をけん引してきた光文社の女性誌たち。女子大生向けの「JJ」が低迷の末に「おしゃP」という金看板を見出し、一足早く赤文字系カルチャーから脱却。上昇婚したはずの「STORY」「美ST」読者も若かりし自分を引きずる洋服やメイクを「痛い」と総括し始めて、妙にずる賢い印象が漂う光文社カルチャー。その中にあって、「本命彼女」(=結婚相手)という目標を堂々と言ってのけるのが、「CLASSY.」です。

 これまでもレビューで紹介してきたように、「結婚できる服」「着るだけで幸せになれる服」など、もう何が何でも結婚! という清々しい姿勢、そして常に「どういう女性が理想か」という男性の意見を反映させた誌面展開で、「モテ・結婚市場」の第一線を知るには「CLASSY.」を読むのが早いと言っても過言ではないでしょう、きっと。「オーネット」ファッション版=「CLASSY.」ですわな、きっと。

 今月も「肩ひじ張らない自然体こそ新しい本命彼女スタイル もうオシャレは"頑張らなくて"いいんです」という大特集を展開しています。先月号に引き続き、これまでの主張に微妙な軌道修正がなされているので、早速見てましょう。

「CLASSY.」が「結婚できる服」特集を黒歴史として扱っている!

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「CLASSY.」2月号(光文社)

 この数カ月、とてもいい子ちゃんで本来の面白さが薄まっていた「CLASSY.」。でも今月号は違いますぜ、奥さん。なんていったって、発売日に「CLASSY.」編集長の気合が入った宣言を目にしました! 一部抜粋しますと、

「女性誌で12月末の発売号というのは、セールの真っ最中、しかも冬本番の寒さなのに春物を掲載しなけりゃいけないという苦難の号なのです。だいたい、読者スナップやらモデルの私物公開やら海外コレクションのエディタースナップなんぞでお茶を濁す雑誌が多い中、CLASSY.は真っ向勝負ですぜ。」(「編集部発『ほぼ週刊ブログ』」より)

 なるほど、その心意気はイチ読者としてしかと受け止めさせていただきました。今月号は勝手に推測するにちょっと広告が厳しかったように思いますが、その分、編集部側の創意工夫が感じられる素敵な仕上がりです。余計なお世話かと思いますが、レビューという応援歌でその一部始終をご紹介させていただきます。

<トピック>
◎どっちにする? 地味色キレイvs.派手色可愛い
◎今年こそ『真実の結婚力』を身につける!
◎社内恋愛力UPこそ結婚の近道です

「CLASSY.」の男性本位肯定主義は、古典芸能だと思って認めるべき!

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「CLASSY.」10月号(光文社)

 今月号の「CLASSY.」(光文社)、特集は「オシャレと愛が深まる秋」です。ほかの企画も「みんな大好き!『里子シンプル』の作り方」「もう、ZARAのない人生なんて!!」などなど、夏を引きずっているのか少々高めのテンション。中身は広告がぎっしり入っておりますし、充実した号のご様子。しかし、何の変哲もない「オシャレと愛が深まる秋」でさえ、深い意味を持っていたとは、表紙を見ただけでは知る由もありませんでした。と意味深な前ふりをしたうえで、早速「CLASSY.」ワールドを覗いてみましょう!

「だからあなたは結婚できない!」、「CLASSY.」の結婚教が次のレベルに

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「CLASSY.」9月号(光文社)

 最初からこんなことを言うのはレビューを書かせて頂いている者としてお恥ずかしい限りなのですが、今月号の「CLASSY.」は広告がたっぷり入っているからか、正直印象に残りません。書き出すまでに5回ぐらい読み返したのですが、それでもどこを切り取ればいいのか分からず、見切り発車もいいところでスタートしてます。自分でも最後まで書ききれるかドキドキですが、こういうのも生っぽくていいでしょ? とインスタレーション・アーティスト気どりで書かせて頂きたいと思います。

「自我」よりも「彼好み」を優先する「CLASSY.」読者、その心に潜む闇とは?

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「CLASSY.」8月号(光文社)

 先月号のレビューでご案内した通り、今月号の「CLASSY.」は「夏よ、恋(はあと)」特集です。そして、メインの企画は「男女6人夏物語」。はいはいっと。レビューでその辺りを触れるとこちらが大けがしそうなので、無視して「CLASSY.」読者が結婚相手として狙う男に注目してみましょう。毎号どこを読んでも「結婚したい」という怨念が聞こえてくる「CLASSY.」。奇しくも今月号は「夏よ、恋」企画だけに、いつもよりも多くの男性(もしくは理想の男性像)が登場しているので、さっそく調査したいと思います。