ファッションも心の病気も「女のコ」でまとめあげる「CanCam」の強引さ

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「CanCam」(小学館)2011年6月号

 今月号の「CanCam」の表紙は安座間美優です。表紙撮影に対する思いを先月から始まった連載「安座間の生き様―アザマノイキザマ―」で語っています。ちなみに、舞川あいくも同時期に連載をスタートしており、その名も「あいくん」。「舞川あいくの教訓=あいくん」について語る連載なのですが、予想通りまったく心に響きません。こんなんだったら、プライベートの写真を紹介してくれた方がなんぼか楽しめます。同時期にまじめ系タイトルの連載が2本も始まるなんて「CanCam」編集部は第二の押切もえを輩出しようとしているのでしょうか? 余計な話で導入が長くなりましたが、それでは中身を見ていきましょう。

編集部ごり押しでもまったく浸透しない、「Can流」という言葉の意味を考える

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「CanCam」(小学館)2011年3月号

 先月号でご案内した通り、同誌モデルの徳澤直子は今月で卒業。そんな徳澤の卒業メモリアルページですが、悲しいことに「CanCam卒業、そしてアメリカへの旅立ち―」というインタビューのたった2ページだけ。しかもページをめくればすぐに「徳澤直子 COACH(はあと)POPPYとめぐるNEWYORK」というタイアップページへ。何この扱い? どうしたらこんな仕打ちを受けるの? さらには新天地NY紹介ページも、「コンチネンタル航空」のタイアップになっているし。と冒頭から徳澤直子に思いを馳せたところで、早速中身をチェックしましょう。

「好きな犬種は? かき氷は?」、この質問で「CanCam」は男の何を知りたい?

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「CanCam」(小学館)2011年2月号

 先日、一部報道にありました通り、「CanCam」モデルの徳澤直子が来月号をもって同誌から卒業します。今月号では前フリ的に、「直ちゃん10年ヒストリー」というコーナーがございます。もともと「Seventeen」モデルから「CanCam」に"昇格"した徳澤ですが、このコーナーで見るべきところは1点! それは「顔の成長」です。明らかに変わった年がありますので、ぜひ皆さまご自分の目で確認くださいませ。あくまで「顔の成長」ですからね。その点、くれぐれも誤解されませぬよう、お気をつけください。

サイバーエージェント内定式と結びつく、リクルートラブの実態

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「CanCam」(小学館)2011年1月号

 先月号のレビューで、「CanCamにおけるかわいい教確立の瞬間を見た」とお伝えしましたが、布教活動は加速しています。その名も「CanCam流=Can流」とのこと。ご丁寧に「読み方はキャンりゅうです」って説明してくれてますよ。いわく、Can流は「幸せスパイラル」なんだとか。「?」しか浮かんできませんが、とりあえず中身を見てみましょう。

<トピック>
◎幸せスパイラル巻き起こせる! Can流でいこう!
◎Can流お泊りメーク術
◎冬の細見え服大研究

「CanCam」史上最高の広告代理店臭! この時代に「かわいい特集」の謎

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「CanCam」(小学館)2010年12月号

 今月号の「CanCam」(小学館)の大特集は「絶対! かわいくなる魔法」です。文字を見ただけで、早くも危険なニオイが......。大特集に入る前に見ておきたいのが、7月に千葉ロッテマリーンズの西岡剛内野手と結婚した、専属モデル徳澤直子による「私の結婚についてお話します」。皇室か! 長年「CanCam」を支えてきた功労者ではあるけれど、一般的に知名度が低い、徳澤のもったいぶった告白に白けた気分。で、肝心の中身も当たり障りのない感じで、プロポーズの状況も「(一緒にいったグラムのホテルで)バラの花びらで道ができていて、そこを歩いて行くとティファニーの指輪が置いてあって......」と、同誌愛読者をまったく裏切らない"CanCam脳"っぷりに脱帽しました。これも版元の小学館が立ち上げたニュースサイト「NEWS ポストセブン」あたりに転載されるのでしょうか。というわけで、早速トピックからチェックしていきましょう。

異変! 腰かけOLのバイブル「CanCam」が"働くこと"を勧めているぞ

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「CanCam」(小学館)2010年11月号

 今月の「CanCam」の特集は「かわいいレディに、秋はなる」。また微妙な言い回しで、印象には残りますが、「CanCam」に関しては内容が特集名に勝ったことなないぐらい、特集名頼り。年がら年中、フリフリのスカートやら、ツインニットやらを紹介しているので、中身が大きく変わることがないんですよね。それでも一時期は赤文字系トップを走り、その時代を支えてた妙齢モデルたちをごっそり「AneCan」に移動させ、誌面で結婚式実況中継までさせてりゃ、「CanCam」の衰退も免れません。そういった事情があるのかないのか、今月号はやたら「働くこと」を前面に押してきている「CanCam」。その割には「『結婚』新方式」という特集もあるようで、まさに複雑な乙女心を表してるってことでしょうか?

万能雑誌からの脱却? 信者以外楽しめない「CanCam」8月号

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「CanCam」(小学館)8月号

 今月号の「CanCam」の特別付録は「COACH POPPYレターセット付き特製缶ケース」です。先月号の付録が「お疲れちゃんシール」だったことを思えば、かなりグレードアップ。というか、「COACH」ブランドの付録のために、先月号は付録を"捨てた"のかしら? と下衆の勘ぐりをしてしまいました。でもよくよく考えると、こんなポップなレターセットで誰に手紙を送ればいいんだろう。この缶ケースは本当にいるのだろうか、といろんな疑問が沸いてきます。付録から読者を戸惑わせる雑誌「CanCam」、早速中身を見ていきましょう。

<トピック>
◎"かわいい賢人の夏ランキング"発表
◎感動の最終回 REAL MODELS
◎この夏、自分史上最高バストに!

「CanCam」が袋とじで「毛」特集! それは「禁断の世界」?

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「CanCam」(小学館)7月号

 今月号の「CanCam」に付録(?)の「CanCam特製 今日もオツカレちゃん!シール」が差しこまれています。これはその名の通り、同誌モデルの安座間美優、徳澤直子、舞川あいくらが「今日もオツカレちゃん!」と言っているシールや吹き出し付きシールが並んでいるもの。......絶対いらねぇ! と思ったアナタ、「CanCam」指数が低めです。高レベルの「CanCam」ちゃんはこれらのシールを手帳に貼って、「私、今日も頑張った!」と言うことに向けて"頑張る"人たち。このシールの直後にはmiumiuやプラダなどのバッグの紹介ページが続いてますが、「オツカレちゃんシール」を貼ったスケジュールをmiumiuのバッグに入れたりするのが、正しい「CanCam」っ子です。巻頭で早くも落第の烙印を押された気分ですが、今月号の袋とじ企画「乙女のナイショの『毛』問題」を見るまでは、本を閉じるわけにはまいりません。というわけで、早速中身へまいりましょう。

上の世代は反面教師!? 「CanCam」が推奨する「20代で結婚」!!

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 今月号の表紙は北川景子。表紙のみならず、「北川景子の『かわいい』大研究」と称したコーナーもあるほど、必要以上にゴマすり臭が漂ってきます。とはいっても、北川は、現時点で「女性が憧れる芸能人」第1位ですから、女性誌としても良好関係を築いておきたいのでしょう。同じ事務所の柴咲コウも長年、「With」(講談社)「MORE」(集英社)をはじめ、女性誌のカバーガールを務めているので、スターダストが引く、売れっ子路線に乗せたいという思惑が見られますね。早くも表紙から出版社と芸能事務所の政治事情を読みとれてしまったのですが、表紙以上に面白いコンテンツはあるのでしょうか。早速中身を見ていきましょう。

<トピック>
◎2010年夏 アガる! おしゃれ大捜査線!!!
◎プチプラ靴★3足買いのススメ
◎<別冊付録>20代で結婚