「知らないし、興味もない」──『この世界の片隅に』は“元アウトローのカリスマ”瓜田純士の心を動かすか

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 新宿の片隅に生きる“元アウトローのカリスマ”こと作家の瓜田純士(37)が、世の中のありとあらゆる事象に対し、歯に衣着せぬ批評を行う不定期連載。今回は、大ヒット中のアニメ映画『この世界の片隅に』を鑑賞してもらい、率直な感想を語ってもらった。
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(c)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
 昨年11月に公開されて以来、SNSや口コミで評判が広がり、先月末には観客動員数が120万人を突破した話題作『この世界の片隅に』(監督:片渕須直、原作:こうの史代)。今後も上映館は増加する見込みらしく、その勢いはとどまるところを知らない。  だが、年末年始は執筆に追われ、インターネットをほとんど遮断していた瓜田は、本作のことを「まったく知らないし、興味もないし、予習もしてない」という状態で劇場に現れた。  しかも、この日の瓜田は体調不良で不機嫌そのもの。「熱があるので行けないかも」というメールが前日に届いていたのだが、「前売りのチケットを購入済みなので、できれば来てほしい」と返信したところ、これが癇に障ったらしい。会うなり記者に絡み始めたのだ。 「普通、体調が悪いってメールが来たら、『じゃあ、無理せず延期しましょう』と返すでしょう。前売りチケットを買ったからって、『這ってでも来い』ってのは冷た過ぎるし、ケチ過ぎやしませんか? わざと救急車に乗って点滴打ちながら来てやろうかと思ったぐらい、ムカつきましたよ。え? もう始まるの? そんなに急かさないでくださいよ。どうせ子ども向けのアニメでしょ? 15分や20分遅れたところで問題ないじゃないですか」  不満タラタラの瓜田をどうにかこうにかなだめつつ、劇場内に送り込んだのだが、実はこの先にもう一つ、彼の神経を逆撫でしそうな要素があることは、怖くて言い出せなかった。そう、瓜田の指定席は、映画が一番見づらいと言われる「最前列の一番端」。人気作、しかも土曜日だったため、その1席しかチケットが売れ残っていなかったのだ。  これで映画がつまらなかったら、終わったあとに怒られるのは確実である。以前、テレビアニメの『おそ松さん』を無理やり鑑賞してもらったときの乱心ぶりが記憶に新しいだけに(記事参照)、記者はハラハラしながらロビーで待機。そして、約2時間後、鑑賞を終えて劇場から出てきた瓜田に恐る恐るインタビューを行った。
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(c)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
――いかがでしたか……? 瓜田 いやぁ、よかったです。敬礼もんですよ。映画のタイトルとポスターの絵を最初に見た瞬間、どうせメンヘラ女が主人公の作品だろ、と思ったんですよ。自分探しの心の旅が延々と続くような、夢見がちなオタク向けのスーパーつまんない作品なんだろうと思ってた。ところが、いざ見始めたら、小姑との確執を描いた橋田寿賀子的ドラマのアニメ版か? という展開になりつつも、中盤あたりからは、いやこれ、冷やかしちゃいけないようなスーパーヘビーな内容じゃねえか、となって、終わったときにはスクリーンに向かって思わず敬礼してましたよ。すげえいい映画でした。37度3分の熱がある俺が言うんだから間違いないです。 ――どこがよかったですか? 瓜田 まず、心の機微の捉え方がめちゃくちゃ上手い。普段はおっとりしてる主人公のすずが、何度か感情的になる場面がありましたよね。「帰る」と言い出したり、消火しようとムキになったり、自分で髪を切ったり、サギを追いかけたり……。あんな風に感情がスパークする瞬間って、どんな一般ピープルにも必ずあるじゃないですか。その切り取り方と表現方法が非常に巧み。途中、不倫っぽくなるシーンもあったけど、あのときの男女の心理描写も生々しくてよかったです。 ――どんな描写に生々しさを感じましたか? 瓜田 初恋の人に再会し、そのもどかしさを旦那のせいにしてキレる嫁もリアルだったし、心配しつつも信頼したくて嫁を納屋に送り出した旦那の気持ちや、幼馴染の前だといつもの嫁じゃなくなることに対する旦那のヤキモチの焼き方とかも、同じ男として「わかる!」って感じの絶妙さ。アニメとは思えないというか、終始、役者の芝居を見てるようでした。声優の力も大きいのかな。特にすずの声を担当した声優が、マジですごい! あの朴訥とした語り口で、食べ物の名前をつぶやくだけで、美味しさと貴重さがじんわりと伝わってくるというね。 ――あれ、「のん」こと能年玲奈の声です。 瓜田 へぇ、そうなんですか。あの広島弁がとにかく神がかってて、ただごとじゃなかったですね。のんに限らず、声優陣はみんなよかった。難しいと思うよ、あの時代の広島弁って。
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(c)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
――絵についてはどのような印象を? 瓜田 長編のアニメってたいてい、絵は変わらないまんま誰もしゃべらず音楽だけ流れるシーンとかがあって、どうしても退屈しちゃうんだけど、この作品に関しては、飽きることはまったくなかったですね。常に誰かがしゃべってるか、何かが動いてる。だけど不思議と、目は疲れない。絵のタッチはシンプルだけど、動作や表情の変化をきめ細かく描き、そこに濃厚な会話とリアルな効果音を加えることで実写のように見せてしまうんだからすごい。アニメだからこそ実現できた素敵なシーンも数多くありましたね。 ――それは、たとえば? 瓜田 木にブラ下がってた障子のマス目に、ずすの成長期を追う絵がポッポッポッと浮かんでくる場面なんかは、グッとくるものがありました。あそこですずが発する言葉がまた、心の成長を表してて感動的なんですよ。心の動きってことで言うと、すずと小姑の関係性の変化も丁寧に描かれててよかった。で、一瞬平和な空気が流れた直後に、あることが起きるわけですが、あの場面は登場人物も、見てる観客も、同じように驚いたんじゃないでしょうか。平和な時代に生まれてよかった。鑑賞中、何度もそう思いましたし、あの時代を生きたすべての日本人に改めて敬意を払いたくなりましたね。 ――今のところベタ褒めですが、気に入らなかった点は? 瓜田 ちょっと時間が長かったかな。ちゃんと、おしっこしてから見るべきでした。 ――本作を総括すると? 瓜田 これはきっと戦争映画じゃなくて、その時代に広島の呉に嫁いだ、絵を描くことしか取り柄のない、ごくごく普通の女の子の物語なんだと思います。嫁いだ先でいろいろあったけど、逃げずに健気に生き抜いた。そこを捉えて、そこだけで物語にしたのがすごいなと思いますね。
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――見てよかったですか? 瓜田 よかったです。最初は「よりによって体調の悪い俺を、一番前の一番見づらい場所に座らせやがって!」という怒りがあったし、「あとで必ずケツを取ってやる!」と思ってたけど、途中から物語に没頭し、そういう感情を忘れてしまった。こんな良質な映画を見せられたら、そりゃ人をイジメようっていう気持ちは消えてなくなりますよ。  * * *  瓜田から爆弾を落とされることを覚悟していた記者だが、映画があまりにも素晴らしかったため、運よく難を逃れたのであった。 (取材・文=岡林敬太) ※瓜田純士&麗子 Instagram https://www.instagram.com/junshi.reiko/ ※日刊サイゾーでは瓜田純士の最新情報をほぼ月イチペースでお届けしています。 http://www.cyzo.com/cat8/outlaw_charisma/ ●『この世界の片隅に』 原作/こうの史代 監督・脚本/片渕須直 音楽/コトリンゴ 出演/のん、細谷佳正、稲葉菜月、尾身美詞、小野大輔、藩めぐみ、岩井七世、牛山茂、新谷真弓、澁谷天外 配給/東京テアトル 全国公開中 (c)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会 http://konosekai.jp

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 新宿の片隅に生きる“元アウトローのカリスマ”こと作家の瓜田純士(37)が、世の中のありとあらゆる事象に対し、歯に衣着せぬ批評を行う不定期連載。今回は、大ヒット中のアニメ映画『この世界の片隅に』を鑑賞してもらい、率直な感想を語ってもらった。
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(c)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
 昨年11月に公開されて以来、SNSや口コミで評判が広がり、先月末には観客動員数が120万人を突破した話題作『この世界の片隅に』(監督:片渕須直、原作:こうの史代)。今後も上映館は増加する見込みらしく、その勢いはとどまるところを知らない。  だが、年末年始は執筆に追われ、インターネットをほとんど遮断していた瓜田は、本作のことを「まったく知らないし、興味もないし、予習もしてない」という状態で劇場に現れた。  しかも、この日の瓜田は体調不良で不機嫌そのもの。「熱があるので行けないかも」というメールが前日に届いていたのだが、「前売りのチケットを購入済みなので、できれば来てほしい」と返信したところ、これが癇に障ったらしい。会うなり記者に絡み始めたのだ。 「普通、体調が悪いってメールが来たら、『じゃあ、無理せず延期しましょう』と返すでしょう。前売りチケットを買ったからって、『這ってでも来い』ってのは冷た過ぎるし、ケチ過ぎやしませんか? わざと救急車に乗って点滴打ちながら来てやろうかと思ったぐらい、ムカつきましたよ。え? もう始まるの? そんなに急かさないでくださいよ。どうせ子ども向けのアニメでしょ? 15分や20分遅れたところで問題ないじゃないですか」  不満タラタラの瓜田をどうにかこうにかなだめつつ、劇場内に送り込んだのだが、実はこの先にもう一つ、彼の神経を逆撫でしそうな要素があることは、怖くて言い出せなかった。そう、瓜田の指定席は、映画が一番見づらいと言われる「最前列の一番端」。人気作、しかも土曜日だったため、その1席しかチケットが売れ残っていなかったのだ。  これで映画がつまらなかったら、終わったあとに怒られるのは確実である。以前、テレビアニメの『おそ松さん』を無理やり鑑賞してもらったときの乱心ぶりが記憶に新しいだけに(記事参照)、記者はハラハラしながらロビーで待機。そして、約2時間後、鑑賞を終えて劇場から出てきた瓜田に恐る恐るインタビューを行った。
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――いかがでしたか……? 瓜田 いやぁ、よかったです。敬礼もんですよ。映画のタイトルとポスターの絵を最初に見た瞬間、どうせメンヘラ女が主人公の作品だろ、と思ったんですよ。自分探しの心の旅が延々と続くような、夢見がちなオタク向けのスーパーつまんない作品なんだろうと思ってた。ところが、いざ見始めたら、小姑との確執を描いた橋田寿賀子的ドラマのアニメ版か? という展開になりつつも、中盤あたりからは、いやこれ、冷やかしちゃいけないようなスーパーヘビーな内容じゃねえか、となって、終わったときにはスクリーンに向かって思わず敬礼してましたよ。すげえいい映画でした。37度3分の熱がある俺が言うんだから間違いないです。 ――どこがよかったですか? 瓜田 まず、心の機微の捉え方がめちゃくちゃ上手い。普段はおっとりしてる主人公のすずが、何度か感情的になる場面がありましたよね。「帰る」と言い出したり、消火しようとムキになったり、自分で髪を切ったり、サギを追いかけたり……。あんな風に感情がスパークする瞬間って、どんな一般ピープルにも必ずあるじゃないですか。その切り取り方と表現方法が非常に巧み。途中、不倫っぽくなるシーンもあったけど、あのときの男女の心理描写も生々しくてよかったです。 ――どんな描写に生々しさを感じましたか? 瓜田 初恋の人に再会し、そのもどかしさを旦那のせいにしてキレる嫁もリアルだったし、心配しつつも信頼したくて嫁を納屋に送り出した旦那の気持ちや、幼馴染の前だといつもの嫁じゃなくなることに対する旦那のヤキモチの焼き方とかも、同じ男として「わかる!」って感じの絶妙さ。アニメとは思えないというか、終始、役者の芝居を見てるようでした。声優の力も大きいのかな。特にすずの声を担当した声優が、マジですごい! あの朴訥とした語り口で、食べ物の名前をつぶやくだけで、美味しさと貴重さがじんわりと伝わってくるというね。 ――あれ、「のん」こと能年玲奈の声です。 瓜田 へぇ、そうなんですか。あの広島弁がとにかく神がかってて、ただごとじゃなかったですね。のんに限らず、声優陣はみんなよかった。難しいと思うよ、あの時代の広島弁って。
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――絵についてはどのような印象を? 瓜田 長編のアニメってたいてい、絵は変わらないまんま誰もしゃべらず音楽だけ流れるシーンとかがあって、どうしても退屈しちゃうんだけど、この作品に関しては、飽きることはまったくなかったですね。常に誰かがしゃべってるか、何かが動いてる。だけど不思議と、目は疲れない。絵のタッチはシンプルだけど、動作や表情の変化をきめ細かく描き、そこに濃厚な会話とリアルな効果音を加えることで実写のように見せてしまうんだからすごい。アニメだからこそ実現できた素敵なシーンも数多くありましたね。 ――それは、たとえば? 瓜田 木にブラ下がってた障子のマス目に、ずすの成長期を追う絵がポッポッポッと浮かんでくる場面なんかは、グッとくるものがありました。あそこですずが発する言葉がまた、心の成長を表してて感動的なんですよ。心の動きってことで言うと、すずと小姑の関係性の変化も丁寧に描かれててよかった。で、一瞬平和な空気が流れた直後に、あることが起きるわけですが、あの場面は登場人物も、見てる観客も、同じように驚いたんじゃないでしょうか。平和な時代に生まれてよかった。鑑賞中、何度もそう思いましたし、あの時代を生きたすべての日本人に改めて敬意を払いたくなりましたね。 ――今のところベタ褒めですが、気に入らなかった点は? 瓜田 ちょっと時間が長かったかな。ちゃんと、おしっこしてから見るべきでした。 ――本作を総括すると? 瓜田 これはきっと戦争映画じゃなくて、その時代に広島の呉に嫁いだ、絵を描くことしか取り柄のない、ごくごく普通の女の子の物語なんだと思います。嫁いだ先でいろいろあったけど、逃げずに健気に生き抜いた。そこを捉えて、そこだけで物語にしたのがすごいなと思いますね。
「知らないし、興味もない」──『この世界の片隅に』は元アウトローのカリスマ瓜田純士の心を動かすかの画像7
――見てよかったですか? 瓜田 よかったです。最初は「よりによって体調の悪い俺を、一番前の一番見づらい場所に座らせやがって!」という怒りがあったし、「あとで必ずケツを取ってやる!」と思ってたけど、途中から物語に没頭し、そういう感情を忘れてしまった。こんな良質な映画を見せられたら、そりゃ人をイジメようっていう気持ちは消えてなくなりますよ。  * * *  瓜田から爆弾を落とされることを覚悟していた記者だが、映画があまりにも素晴らしかったため、運よく難を逃れたのであった。 (取材・文=岡林敬太) ※瓜田純士&麗子 Instagram https://www.instagram.com/junshi.reiko/ ※日刊サイゾーでは瓜田純士の最新情報をほぼ月イチペースでお届けしています。 http://www.cyzo.com/cat8/outlaw_charisma/ ●『この世界の片隅に』 原作/こうの史代 監督・脚本/片渕須直 音楽/コトリンゴ 出演/のん、細谷佳正、稲葉菜月、尾身美詞、小野大輔、藩めぐみ、岩井七世、牛山茂、新谷真弓、澁谷天外 配給/東京テアトル 全国公開中 (c)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会 http://konosekai.jp

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士がASKAに嫉妬!?「俺も採尿カップにお茶を入れたことがある」

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覚せい剤中毒者の心理に詳しい瓜田だが、今はもちろんやっていない。
 ASKAはなぜ自ら警察を呼んだのか? 尿の代わりにお茶を入れることなど可能なのか? そして、なぜ不起訴になったのか?――それらこれらのミステリーは、この男が解明してくれるかもしれない。ヤクザ時代にシャブでパクられ、「お茶の混入」を試みたことがあるという“元アウトローのカリスマ”こと瓜田純士(37)が、自身の体験を振り返りつつ、ASKA不起訴の真相に迫る! ――ASKAさんが、まさかの不起訴処分になりました。 瓜田 俺もあれ、疑問なんですよ。と同時に、ニヒルな笑みを浮かべながら自信満々に警察署を出てきたASKAを見て、「スターの風格出しやがって」と、ちょっと嫉妬しましたね。彼は今、日本で一番注目されてるブロガーなんじゃないでしょうか。 ――「用意しておいたお茶を尿の代わりに採尿カップに入れた」とASKAさんは言っていますが、そんなこと、可能だと思いますか? 瓜田 彼が本当に入れたかどうかはさておき、入れること自体は可能でしょう。というのも俺、自分がシャブでパクられたとき、ASKAよりもハードな状況下で、採尿カップにお茶を入れたことがあるからです。 ――なんと! ではまずは、瓜田さんの体験談をお聞かせください。 瓜田 まだヤクザだった23歳の頃の話ですけど、新宿の伊勢丹の裏で気を失って倒れてるところを連れて行かれまして。クスリが効いちゃってたから、警察署の留置所でまるまる24時間寝てたんです。そんとき履いてたスウェットのヒモの穴の中にパケを仕込んでたんですけど、起きたらヒモがないんですよ! ――それは焦りますね。 瓜田 うわ、やっべ! そもそも俺、なんでこんなところにいるんだ?……と記憶をたどってたら、デコ(警察官)が来て、「瓜田、何を探してるんだ?」と言って檻の向こうで笑うんです。「なんだこの野郎!」つったら、「これか?」つってヒモを見せてきて、「肝心のブツは上にあるから。今のうちに言い訳を考えておくんだな」と言われて、終わった……と思いました。これで「所持」に関しては言い逃れができないな、と。ブツが出ちゃうともう、勝手に入れられたとか他の奴のものだとか言っても、俺のものになるんで。 ――そういうものなんですか。 瓜田 はい。翌日には逮捕状を請求されて、覚せい剤所持の容疑でまず逮捕されました。そのあと小便からシャブが出たら、今度は「使用」で再逮捕されちゃうわけですが、俺としては是が非でもそれを避けたい。となると当然、小便を誤魔化すことを考えますよね? ――瓜田さんクラスになれば、そうでしょうね。 瓜田 取り調べ中、当時はタバコを吸えたんですが、担当のデコがキャビンマイルドの煙をくゆらせながら、えらそうにこう言うわけです。「おまえ、執行猶予中だろ? 今回は長くなるな。次、シャバに出るのは何年後になるかな。出てきたら何をしたい?」「うるせえ、まっさきにてめえを殺しに行くぞ!」「何突っ張ってんだ」「てめえとてめえの女房だけは必ず殺しに行くからな!」とかなんとかやり合いながら、その間もずっと俺は、おしっこどうしよう、おしっこどうしよう……ってことを考えてました。そして、ある秘策をひらめいたんです。 ――その秘策とは? 瓜田 あまりに俺が嚙みつくもんだから、そのデコが上司を呼びに行こうとしたんで、「タバコ吸ってもいいか?」と聞いたんです。「いいよ、俺のでよければな」と言って、そいつがいなくなった隙にまず、タバコの箱を包む透明のフィルムをスッと抜き取りました。 ――なんのために? 瓜田 袋を作るためです。タバコに火をつけるフリをしながら、ライターでフィルムを炙って溶かし、入り口を小さくしていって、袋を作りました。あとはそこにお茶を垂らして、お茶の入った袋をパンツに仕込めば、採尿のときに使えるじゃないですか。 ――う~ん、アイデアマンですね。でも、お茶はどうやって入手を? 瓜田 「ノドが渇いた」と言えば、お茶ぐらい買ってきてもらえます。ところが1回失敗したのは、頼んだデコがコ—ヒーを買ってきやがったんですよ(笑)。「おまえ、前回捕まってウチに来たとき、これが好きだったよな」と、俺を喜ばすつもりでコーヒーを買ってきた。さすがにそれは色が違いすぎて使えないんで、「もうコーヒーはやめたんだよ」とゴネて、どうにかペットボトルのお茶を買ってきてもらいました。 ――そのお茶を、どうやって袋の中に? 瓜田 取り調べ中は手錠を外しますから、手を自由に動かせます。机の下でこっそり袋にお茶を入れていくんですが、途中で何度か怪しまれました。「おまえ、さっきから手元で何やってんだ?」「ああ、スウェットの糸くずが気になって」とかなんかと言い訳して。最終的には、お茶を床にボタボタこぼしながらも、袋に入れることに成功し、それをスウェットの内側に隠しました。 ――準備完了ですね。 瓜田 はい。向こうも、俺が小便したくなるのを今か今かと待っている。「あ、俺、小便出そうだわ」と言ったら、「よし、行くぞ」と、御一行様がゾロゾロとトイレまでついて来ました。 ――トイレに向かう最中、“お茶袋”はどこに? 瓜田 パンツのゴムと皮膚の間に挟んで、それが落ちないように気をつけながら、ゆっくり歩きました。 ――自宅のトイレで任意の採尿に応じたASKAさんの場合は、捜査員とASKAさんの妻が背後に立って確認したそうですが、瓜田さんの場合は? 瓜田 トイレの中までついて来たのは3人でした。1人はトイレの入り口のところにドアを開けた状態で立ち、もう1人はカメラの撮影係なので定位置はなく、もう1人は監視役兼カップを受け渡す係として斜め後ろに立つ、という感じです。最初は小便器でやれと言われたんですが、「みんなが見てるからイヤだ」とゴネて、大便器のところに行って、個室のドアを開けた状態で小便をしました。 ――ASKAさんの場合、「(捜査員らは)尿を容器に入れる手元までは確認できていなかった」と報じられていますが、瓜田さんの場合は? 瓜田 監視役が背後から形式的に覗き込んできましたが、「チンコを覗かれたら出るもんも出なくなる」と言ったら、顔を背けてくれた。その隙にお茶と小便を出しました。 ――ズルい! 小便は便器に排出し、お茶だけをカップに入れたんですか? 瓜田 いや、違います。まず小便を1…2…3秒ぐらいカップに入れて、最後にお茶を垂らしました。「小便のお茶割り」ですね(笑)。 ――えっ? 小便を少しでも入れちゃったら、覚せい剤反応が出ちゃうんじゃないですか? 瓜田 というより、お茶を混ぜれば、シャブの成分が薄まるという説があるんですよ。これ、都市伝説かもわかんないけど、ポン中のヤクザの上の人たちがよく言ってたのが、「コンドームの袋にお茶とか目薬とかを普段から入れてパンツに仕込んでおいて、シャブで捕まったら針で袋に穴を開けてチューチュー足して提出すれば、科捜研の目をくらますことができる」と。みんなそう言ってたんで、ASKAもそういう知識があったのかもしれませんね。 ――そんな都市伝説、初耳ですが。 瓜田 アウトローの世界では、昔から有名です。お茶だったら相当な量が必要みたいだけど、目薬ならちょっと混ぜるだけで、成分の大方は出たにしても、100%シャブ検出とはならない、と。規定の数値に少しでも足りてなかったら、起訴できないという噂があるんですよ。 ――その真偽はさておき、瓜田さんの採尿話の続きをお聞きします。「小便のお茶割り」を作った瓜田さんは、その後、どうなったのでしょう? 瓜田 提出時はバレなかったんですが、結局、タバコのフィルムで不正がバレちゃいました。フィルムがなくなってることに気づいたデコが、「おまえ、なんかやっただろ」と騒ぎ出したんです。で、トイレを調べられた結果、水洗で流したつもりのフィルムが、プカプカ浮いてて(笑)。採尿のやり直しということになりました。
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見上げたらモーニングムーン。
――そこで観念しましたか? 瓜田 いや、今度は「拘留期間の20日間、絶対に小便しない」という作戦に切り替えました。取り調べに上がってる9時から5時の間に採られなければいいだけなんで、その間は我慢して、舎房に戻ったときだけ小便しよう、と。そうやって逃げ切ろうと思ったんですが、無理でした。強制採尿されちゃったんですよ。 ――強制採尿とは? 瓜田 警察病院に連れて行かれて、尿道にカテーテルを入れられて、強制的に採尿されるんです。拘束ベルトで縛りつけられ、4、5人がかりで押さえつけられ、お腹を押されたら、ピュッと出ちゃった(笑)。悪あがきしたけどダメでした。結局、「使用」で再逮捕です。ちなみにASKAの場合は、入れたものがなんであれ、任意でいっぺん採尿に協力してるし、ブツも注射器も出てないから、再採尿や強制採尿はできないはずです。 ――再逮捕された瓜田さんは、そのあとどうなったのでしょう? 瓜田 起訴されて、懲役3年半の実刑判決を食らい、服役しました。 ――お務めご苦労様でした。そうした貴重な体験を持つ瓜田さんに、ASKAさんのミステリーを解き明かしてもらおうと思います。まず謎なのが、なぜ彼は自ら警察を自宅に招いたのでしょう? 瓜田 ASKAのブログを読めばわかりますが、彼は一級品の×××ですから、思い切り勘ぐりが入ってるんでしょう。「監視されてる。盗聴されてる。助けてくれ!」と思ってる。そういう人はたいてい、身内にも友人にも相談はできないんだけど、110番はできるんで。第三者には強気に出れるんですよ。 ――警察が第三者? 瓜田 自分が頭おかしいと思われたくないから、不安を誰かとシェアしたくても、親しい家族や友人には言えないケースが多いんです。でも110番で来るデコは、第三者。言い換えるなら、血が通ってないような連中なんで、そういう奴らとは、けっこう饒舌に付き合いができるものなんですよ。 ――自分が怪しまれる、ということは考えないんでしょうか? 瓜田 彼は本当に監視や盗聴をされてると思って110番してるはず。そしたらお約束の「採尿にご協力いただけますか」です。前科がありますからね。じゃあ採ろうとなったときに、自宅にいたらなんでも用意できるはず。彼が言うように、「あらかじめ用意したお茶」を入れることだってできるでしょう。 ――瓜田さんのケースよりも、難易度は明らかに低いですよね。 瓜田 でも俺んときと違っておかしいなと思うのは、採尿をして、陽性反応が出て逮捕したというのに、それをあとから不起訴にするなんてことは、普通はありえないんですよ。だからまず考えなくちゃならないのは、陽性反応が出てもいないのに、警察が「出た」と言っちゃった可能性もあるということです。あくまで可能性の話ですけどね。 ――日本の警察って、そんなにオッチョコチョイですかね? 瓜田 何が真実かなんて、逮捕した人間と、陣頭指揮を執った人間と、検事と、ASKAしか知らないこと。それが世に出ることはないわけです。報道だけを見て、「間違いなく陽性反応が出た」と信じ込むのは危険だと言いたいんです。 ――わかりました。 瓜田 もし本当に陽性反応が出て逮捕したんだったら、その中身がお茶だろうが他の誰かの小便だろうが、ASKAが素っ頓狂な証言をしようが、「科捜研の鑑定結果」という動かぬ証拠をもって、意地でも起訴・有罪に持っていこうとするのが警察です。メンツってもんがありますからね。なのに起訴できなかったのはなぜなのか? ――教えてください。 瓜田 小便は出たけど、ブツが出ない。それが大きな理由なんじゃないかと思います。ブツがないから、「使用」のみで立件するのは難しいと検察が判断したんでしょう。しかもその「使用」を裏付ける小便さえも、「デコが手元を見てなかった」という不手際があったみたいだから、検察はなおさら弱気にもなりますよ。 ――ブツはどうして出なかったのでしょう? 普通、さぁ、それは俺にもわかりません。普通、小便から陽性反応が出たら、その8割か9割は、ガサを入れたらブツが出るんですけどね。そうすると初犯だと「所持と使用」でだいたい懲役1年6カ月・執行猶予3年っていう有罪判決が出るんですが、ブツが出ないで「使用」だけだとパイ(釈放)になることもあるんですよ。 ――そうなんですか。 瓜田 大麻なんかは「使用」だけだと逮捕もできない。それと一緒で今回の覚せい剤も、いろいろなことを総合的に考えた結果、「使用」だけだと裁判で苦戦を強いられそうなので立件を見送ったほうがいい、と判断したのかも。もちろん、そいつが中毒者として有名で、注射器で打ってるところとかもたびたび目撃されてて、懲りねえから本腰を入れてパクろうとなった場合は、小便しか出なくても起訴となるでしょう。でも今回、ASKAはあくまで「自分は潔白だ」と言い張るつもりみたいだし、いざ裁判となったらカネもしこたま使ってきそうだし、なおかつ「警察を家まで呼んだのは自分だし、俺の小便から陽性反応が出たからって、じゃあ覚せい剤はどこにあるんだ? 言ってみろ!」という強気なスタンスだとしたら、手強いですよ。 ――実際、20日間の拘留期間中に、注射器もブツも押収できなかったわけですしね。 瓜田 ASKAは取り調べ中もどうせ、おかしなことしか言わなかっただろうし、その間、「所持」を裏付ける証拠も集められなかった。仮に起訴したとして、傍聴券目当ての行列ができるほど注目度の高い裁判で、また「あれはお茶だった」だの「ギフハブ」だの「AR」だのワケのわからない話を延々とされて、果たして公判を維持できるのか、ってことを慎重に考えた結果、担当検事が「や~めた!」と下りたんじゃないかな。日本では起訴されると99.9%が有罪になりますが、そんな中、ASKAみたいな有名人に一審無罪というミラクルを起こされちゃったら、検察としたら赤っ恥なわけです。だったら不起訴にしておくのが無難、という判断じゃないでしょうか。あくまで推測ですけどね。 ――ともあれ、ASKAさんは釈放されました。 瓜田 デコを自ら自宅へ呼び、任意の採尿に協力し、その確認をデコが怠り、おまけにブツが出なかった。いろんな好条件が重なって、まさかの不起訴を勝ち取ったんだと思われます。ASKAって男は、めちゃくちゃ運がいいですよ。 ――ラッキーボーイですか。 瓜田 そう、スター性があるっていうかね。今後マークはキツくなるでしょうが、慎重に慎重を重ねてシャブを我慢してやらなければ、本を出せば売れるしょうし、CDを出しても売れるでしょう。ASKAってホントにすげえ奴だな、と思います。この俺が嫉妬心を抱くんだから、彼は本物のスーパースターと言えるでしょう。 (取材・文=岡林敬太) ※瓜田純士&麗子 Instagram https://www.instagram.com/junshi.reiko/ ※日刊サイゾーでは瓜田純士の最新情報をほぼ月イチペースでお届けしています。

「女は穴だと思っていた……」“元アウトローのカリスマ”瓜田純士、4度目の結婚で改心したワケ

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 独身男性の7割、独身女性の6割は恋人がおらず、独身者の6割が休日はインドア派といわれる現代ニッポン。モテない男女や出会いがない男女は、一体どうすれば結婚できるのか? そもそも結婚って、する価値があるのか? これまで4度の結婚を経験している“元アウトローのカリスマ”こと瓜田純士(36)に、意見を聞いた。  * * * ――国立社会保障・人口問題研究所が今年、18~34歳の独身者を対象に行った調査によると、男性の69.8%、女性の59.1%は交際相手がいないそうです。これは過去最多の数字だとか。ちなみに、このうち男女とも約3割は「交際を望んでいない」と回答したそうです。 瓜田純士(以下/純士) ってことは、残りの約7割は、「恋人が欲しいけど見つからない」という状態ですよね。そっちの原因なら、今田耕司や岡村隆史を見れば答えが出ますよ。あれだけ人気者で金持ちなのに相手がいないっていうのは、結局は理想が高過ぎるんでしょう。誰でもいいなら誰かいる。一般人の独身男性も同じです。現実問題、駅の売店でクロレッツを売ってるようなおばちゃんとか、近所の中華料理屋の娘とか、誰でもいいんだったら、相手は見つかる。絶対いるんです。でも「そういう身近過ぎる人はちょっと……」と、多くの連中が思ってる。そんな奴らに限って、初音ミクとかのバーチャルな存在に恋しちゃってるんじゃないでしょうか。 ――ルックス的な問題で、恋愛や結婚をできない人もいるのでは? 純士 それだって、ダイエットしたり、千円カットをやめて美容院に行ったり、店員のアドバイスに従ってオシャレな服を買ったりして自分を磨けば、その人なりにある程度はモテるようになりますよ。自分らの親の世代を見てみてくださいよ。どんな人でも結婚してません? どんな不細工なサラリーマンでも、どんなデブッチョなおばさんでも、お見合いとかして若いうちに結婚して、「ウチの旦那は安月給」とか「ウチの嫁は家で寝転がって煎餅ばっか食ってる」とか悪口言い合いながらも夫婦生活を送ってるじゃないですか。今それが減ったのは、どいつもこいつも理想が高過ぎるからですよ。 ――なぜ理想が高くなったのでしょう? 純士 ネットなどの情報量が多過ぎて、目が肥えちゃったのかな。好きなアイドルの顔を拝むのだって、昔はテレビの前にかじりついて、月に一度の雑誌を買って、テレカを買って、時にはサイン会に並んだりして大変だったけど、今はSNSで毎日新しい表情を見れるわけだし、Twitterを見れば活動状況もわかる。 ――動かずして最新情報を続々とゲットできますからね。 純士 ええ。パソコン1台で好みの女子の動画や画像を、好きなときに好きなだけ、ほぼ無料で独占できちゃうわけです。それに比べて、リアル社会はどうなのか? 友達から「あの子はないだろ」とからかわれそうなクオリティーの、いわゆる「中の下」の子たちを、わざわざお金を出して映画館や焼肉屋に連れて行くかっていったら、アホくさく思えてしまう。「その間、家でパソコンしよう」となっちゃうんでしょう。 ――実際、シチズン社が先ごろ発表した独身男女の生態調査によると、「休日の過ごし方」で最多の6割を占めたのが、「1人で家で過ごす」という回答。休日にやりたいことを問うと、「睡眠」「ネット」「テレビ・DVD」など家の中での行為が上位でした。 純士 そりゃ出会いもないわな、って感じですね。結婚願望もないのかな? ――ところが、冒頭でも紹介した国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、「いずれ結婚するつもり」と考えている独身者は男女とも9割弱いるらしいです。 純士 本人も行き詰まって、親も死にかけて、「死ぬ前に孫の顔を見たい」と言われてから仕方なく身を固めようって腹なんでしょう。それまでは自由にさせてくれ、と。 ――結婚に魅力を感じない人が多いのかも。 純士 俺も「結婚の幸せ」を感じるようになったのは、今の嫁と一緒になってからですよ。最近、自分が変わっていく姿を見て思うんですが、独身とか恋人がいない時期の自分は、自分のためだけに生きていた。だから欲しいものを好きなだけ買えたし、今日は2軒目に行かないで帰ろうとか、今日は朝まで飲もうとかも自分の都合だけで決められました。だけど相手がいると、なんにつけてもまずは「相手のため」を考える。その中で自分の生き甲斐を見つけていくっていうのが結婚生活です。自分のために生きるんじゃなく、相手のために生きていく。そう腹をくくれないと、結婚は難しい。「自分が自分が」と思ってるうちは、無理ですね。
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――奥様も同感ですか? 瓜田麗子(以下/麗子) 私も昔は「自分が自分が」という性格だったんですが、おじゅん(夫の愛称)と出会ってからは、自分の欲は捨ててでも、彼をサポートする側に回ろうと思うようになりました。 純士 見るも夢も、欲しいものも、目標も、2人一緒になってくるんですよ。 ――瓜田さんは、結婚を4回もしていますよね? 純士 俺、一応は元アウトローですよ。アウトローが1回しか髪を染めたことがない。そんなわけないじゃないですか。アウトローなのに、街を歩いてる最中にケンカを売られた経験が1回しかない。そんなわけもない。はっきり言ってこの顔で、前科1犯じゃ笑われますよ。そういうことです。結婚も4回ぐらいやっとけば一応、アウトローとしてのハクがつくのかな、と。 ――とんでもない結婚観ですね。 純士 今思うと最初の3回は、相手のことをちゃんと考えずに結婚した。すべては自分の演出のためでした。相手にはものすごく可哀想なことをしましたね。「腹減ったから牛丼を食べる」という感覚で一緒になって、お腹いっぱいになったら「ハイさよなら」ですから。そいつらの人生なんてどうでもいいと思ってたからこそ、そういうことができたんでしょう。 ――そんなこと言って大丈夫ですか? 純士 大丈夫です。あいつらもわかってるはずです。でも今は相手を思って一緒になってるんで。今の嫁は、過去のマネキンたちとは格が違うんです。 ――マネキン? 純士 昔は、相手を人間と思ってなかった。好きとか嫌いとか以前に、相手に対する感情が全然入ってなかったんですよ。あの当時は男の人間関係のほうが大事だったから、男同士の付き合いを女に邪魔されようもんなら、その瞬間、「天からケツまで俺とお前は違うのに、対等な口きくんじゃねえ!」と腹が立って、チャカで弾きたくなったんです。 ――聞けば聞くほど、尋常じゃないですね。 純士 そんなことを繰り返してきたから、自分は安らぎや本当の恋愛とは一生無縁なんだろうと思ってました。女と付き合うと最後は必ず「てめえこの野郎!」となっちゃう。病的でしたからからね、俺の短気は。 麗子 昔のおじゅんは、女心をまったくわかってなかったしな。 純士 こんなこと言ったらさらに顰蹙を買うでしょうけど、以前は女なんて、ただの「穴」だと思ってましたから。歩く穴。ウォーキング・ホールですよ。俺は自分のお袋を尊敬してきたので、「お袋に堂々と会わせられるような相手以外は女として見ちゃいけない」という思いがあって。口にこそ出しませんでしたが、昔は女と付き合ってる最中、「お袋に会わせたくないな。ってことは、お前は穴だな。穴はとっととシャワー浴びて帰れよ」と内心思うことが多かったんです。 ――なぜそこまで女性を軽蔑していたのでしょう? 純士 俺がただの最低野郎だから……っていうより、少年期からトラブルが多過ぎて人間不信になっていたのが大きいですね。女は大抵うたう(密告する)し裏切るんで、冷めた目で見ちゃってました。内側を見せたくないし内側に入れたくない。恋愛ごっこもたまにはしたけど、俺はいつでも仮面をかぶった状態。女が寄ってくると、すべてがハニートラップに思えちゃう。気が抜けない。勘ぐってピリピリしちゃうんです。 ――男同士の人間関係は当時、どうだったのでしょう? 純士 男同士の世界なら、裏切られたら「この野郎!」とやり返すこともできるし、裏切ったほうも怯えてガラをかわすハメになるじゃないですか。でも女は違う。寝返り打ったり、誰かにペラ打ったりしても、翌日にはシレッと自分の生活を送ることができる。痛い目に遭わないと思って、余裕かましてるんですよ。俺はそれがイヤで、クソッタレと思ってました。 麗子 私と付き合い始めのころも、おじゅんは全然心を開いてくれなくて、横を並んで歩くことも許してくれへんかったな。後ろを歩け、と。デート中に手を繋ぐなんて、とんでもない。恥ずかしいから絶対にダメだって。 純士 当時の俺は頭の中で、「なんでこの関西の女は俺がタバコを切らしてるのにストックを持ってないんだ?」ぐらいに思ってましたからね。で、ある日、彼女から言われたんです。「純士の考える恋愛関係は『親分と若い衆』であって、男と女じゃない」と(笑)。俺はそれを聞いて、「あれ? 俺ってそんなに変?」と少しずつ反省し始めた感じですかね。 麗子 あのころのおじゅんは、ホンマにどうかしてたわ! 純士 で、そのあと結婚してから一度だけ、彼女に手を出して怖がらせてしまったことがあって。それをやらかしてから、俺の中で確実に何かが変わりましたね。本当にすまないことをしたと反省し、その日から「責任を取らなきゃ。こいつと一緒の墓に入るんだ」という覚悟が決まり、生まれて初めて女と二人三脚になれた。以来、口ゲンカはたまにあるけど、暴力は一度もないですね。「怖いからさよなら」と言わずに、彼女は逃げずについてきてくれた。だから俺もその気持ちに応えて、まともな人間になるべく、努力するようになりました。で、こうして今も2人で一緒にいるから、ほとんど「戦友」みたいな感覚ですね。彼女とだけは、深い絆的なものを感じるんですよ。 ――奥様は殴られたとき、逃げることを考えなかったんですか? 麗子 足腰強いほうなんで、あの程度じゃ逃げないですね。私、後悔する人生がイヤなんですよ。この人と縁あって結婚したからには、やれることは全部やって、後悔だけはしないようにしたい、と。その結果、「どうしてもお前とは無理」と言われたなら仕方がないけど、そうじゃないなら、諦めたくないんです。 ――根性が据わっていますね。 純士 ほとんど任侠の世界ですよ。われわれ夫婦の物差しは一致していて、「一番格好いい生き方ってなんだろう?」ってことを最重視するんです。基本、2人とも格好つけなんで、考え方も行動も、全部が格好いいと言われたいんですよ。 麗子 私を殴ったのは格好悪いで! 純士 まぁまぁまぁ……。で、格好良さを目指した結果、必然的に駄目な部分や無駄な部分が削ぎ落とされて、結果的に、ここ(と言って妻を指差す)だけが見えていればいい、という境地にたどり着いた。それが真人間になれた理由ですかね。格好良くなかったんですよ、昔の俺は。結婚を繰り返したり、自分のためだけに生きたり。ハンパもんでしたよ、かつての俺は。 ――結婚したくてもできない人たちは、どうしたら瓜田夫妻のように運命的なパートナーを見つけられるのでしょう? 純士 それは出会いたくても出会えない。でも、出会うときには出会うもんです。もっと真面目なことを言えば、これまでそういう人と何度も出会っていたはずなのに、みんな無視しちゃってるんじゃないでしょうか。で、「モテない」と嘆いてるのかも。モテる奴はそういうところに気が利くから、女のサインを無視しません。「あ、あの子、たぶん俺に気があるから傘を忘れていったな」とかね。勘違いを含め、いちいち相手にするから釣れるんです。でも鈍感な奴は「なんだあの女、傘忘れていきやがった。バカだな」で終わっちゃう。その違いです。やろうと思えば、ゆきずりの女に時間を聞いて、ついでにLINEを交換して、そこから結婚に持ち込むことなんて余裕なんです。恋人が欲しいなら、日常の些細なチャンスに敏感になってください。 ――ズバリ、結婚はオススメですか? 純士 オススメです。自分はこんな美人な嫁がいて言うのもなんですが、相手は無難な線でいいから、生涯を一緒に歩める異性がいたほうがいい。妥協してでも、その相手を作ったほうがいいです。 ――その心は? 純士 俺は男の気持ちしかわからないので、ノンケの独身男性に言いますが、今はそうは思わなくても、いつの日か必ず、安らげる場所が欲しくなるはず。そして、安らぎを与えてくれる真の理解者はやっぱり、同性ではなく異性なんです。自分の愚痴を聞いてくれるような、黙って帰って来ても気持ちを理解してくれて、ご飯の支度をしてくれるような異性のパートナーがいたほうが、男は、右にも左にも方向が定まります。 ――方向が定まる、とは? 純士 フラフラせずに生きられる、という意味です。  * * *  4度目の結婚を機に、酒もタバコもケンカもやめて、作家業に勤しむ瓜田の言葉。世の独身者の心に、どう響いただろうか。 (取材・文=岡林敬太) ※瓜田純士&麗子 Instagram https://www.instagram.com/junshi.reiko/ ※日刊サイゾーでは瓜田純士の最新情報をほぼ月イチペースでお届けしています。

「女は穴だと思っていた……」“元アウトローのカリスマ”瓜田純士、4度目の結婚で改心したワケ

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 独身男性の7割、独身女性の6割は恋人がおらず、独身者の6割が休日はインドア派といわれる現代ニッポン。モテない男女や出会いがない男女は、一体どうすれば結婚できるのか? そもそも結婚って、する価値があるのか? これまで4度の結婚を経験している“元アウトローのカリスマ”こと瓜田純士(36)に、意見を聞いた。  * * * ――国立社会保障・人口問題研究所が今年、18~34歳の独身者を対象に行った調査によると、男性の69.8%、女性の59.1%は交際相手がいないそうです。これは過去最多の数字だとか。ちなみに、このうち男女とも約3割は「交際を望んでいない」と回答したそうです。 瓜田純士(以下/純士) ってことは、残りの約7割は、「恋人が欲しいけど見つからない」という状態ですよね。そっちの原因なら、今田耕司や岡村隆史を見れば答えが出ますよ。あれだけ人気者で金持ちなのに相手がいないっていうのは、結局は理想が高過ぎるんでしょう。誰でもいいなら誰かいる。一般人の独身男性も同じです。現実問題、駅の売店でクロレッツを売ってるようなおばちゃんとか、近所の中華料理屋の娘とか、誰でもいいんだったら、相手は見つかる。絶対いるんです。でも「そういう身近過ぎる人はちょっと……」と、多くの連中が思ってる。そんな奴らに限って、初音ミクとかのバーチャルな存在に恋しちゃってるんじゃないでしょうか。 ――ルックス的な問題で、恋愛や結婚をできない人もいるのでは? 純士 それだって、ダイエットしたり、千円カットをやめて美容院に行ったり、店員のアドバイスに従ってオシャレな服を買ったりして自分を磨けば、その人なりにある程度はモテるようになりますよ。自分らの親の世代を見てみてくださいよ。どんな人でも結婚してません? どんな不細工なサラリーマンでも、どんなデブッチョなおばさんでも、お見合いとかして若いうちに結婚して、「ウチの旦那は安月給」とか「ウチの嫁は家で寝転がって煎餅ばっか食ってる」とか悪口言い合いながらも夫婦生活を送ってるじゃないですか。今それが減ったのは、どいつもこいつも理想が高過ぎるからですよ。 ――なぜ理想が高くなったのでしょう? 純士 ネットなどの情報量が多過ぎて、目が肥えちゃったのかな。好きなアイドルの顔を拝むのだって、昔はテレビの前にかじりついて、月に一度の雑誌を買って、テレカを買って、時にはサイン会に並んだりして大変だったけど、今はSNSで毎日新しい表情を見れるわけだし、Twitterを見れば活動状況もわかる。 ――動かずして最新情報を続々とゲットできますからね。 純士 ええ。パソコン1台で好みの女子の動画や画像を、好きなときに好きなだけ、ほぼ無料で独占できちゃうわけです。それに比べて、リアル社会はどうなのか? 友達から「あの子はないだろ」とからかわれそうなクオリティーの、いわゆる「中の下」の子たちを、わざわざお金を出して映画館や焼肉屋に連れて行くかっていったら、アホくさく思えてしまう。「その間、家でパソコンしよう」となっちゃうんでしょう。 ――実際、シチズン社が先ごろ発表した独身男女の生態調査によると、「休日の過ごし方」で最多の6割を占めたのが、「1人で家で過ごす」という回答。休日にやりたいことを問うと、「睡眠」「ネット」「テレビ・DVD」など家の中での行為が上位でした。 純士 そりゃ出会いもないわな、って感じですね。結婚願望もないのかな? ――ところが、冒頭でも紹介した国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、「いずれ結婚するつもり」と考えている独身者は男女とも9割弱いるらしいです。 純士 本人も行き詰まって、親も死にかけて、「死ぬ前に孫の顔を見たい」と言われてから仕方なく身を固めようって腹なんでしょう。それまでは自由にさせてくれ、と。 ――結婚に魅力を感じない人が多いのかも。 純士 俺も「結婚の幸せ」を感じるようになったのは、今の嫁と一緒になってからですよ。最近、自分が変わっていく姿を見て思うんですが、独身とか恋人がいない時期の自分は、自分のためだけに生きていた。だから欲しいものを好きなだけ買えたし、今日は2軒目に行かないで帰ろうとか、今日は朝まで飲もうとかも自分の都合だけで決められました。だけど相手がいると、なんにつけてもまずは「相手のため」を考える。その中で自分の生き甲斐を見つけていくっていうのが結婚生活です。自分のために生きるんじゃなく、相手のために生きていく。そう腹をくくれないと、結婚は難しい。「自分が自分が」と思ってるうちは、無理ですね。
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――奥様も同感ですか? 瓜田麗子(以下/麗子) 私も昔は「自分が自分が」という性格だったんですが、おじゅん(夫の愛称)と出会ってからは、自分の欲は捨ててでも、彼をサポートする側に回ろうと思うようになりました。 純士 見るも夢も、欲しいものも、目標も、2人一緒になってくるんですよ。 ――瓜田さんは、結婚を4回もしていますよね? 純士 俺、一応は元アウトローですよ。アウトローが1回しか髪を染めたことがない。そんなわけないじゃないですか。アウトローなのに、街を歩いてる最中にケンカを売られた経験が1回しかない。そんなわけもない。はっきり言ってこの顔で、前科1犯じゃ笑われますよ。そういうことです。結婚も4回ぐらいやっとけば一応、アウトローとしてのハクがつくのかな、と。 ――とんでもない結婚観ですね。 純士 今思うと最初の3回は、相手のことをちゃんと考えずに結婚した。すべては自分の演出のためでした。相手にはものすごく可哀想なことをしましたね。「腹減ったから牛丼を食べる」という感覚で一緒になって、お腹いっぱいになったら「ハイさよなら」ですから。そいつらの人生なんてどうでもいいと思ってたからこそ、そういうことができたんでしょう。 ――そんなこと言って大丈夫ですか? 純士 大丈夫です。あいつらもわかってるはずです。でも今は相手を思って一緒になってるんで。今の嫁は、過去のマネキンたちとは格が違うんです。 ――マネキン? 純士 昔は、相手を人間と思ってなかった。好きとか嫌いとか以前に、相手に対する感情が全然入ってなかったんですよ。あの当時は男の人間関係のほうが大事だったから、男同士の付き合いを女に邪魔されようもんなら、その瞬間、「天からケツまで俺とお前は違うのに、対等な口きくんじゃねえ!」と腹が立って、チャカで弾きたくなったんです。 ――聞けば聞くほど、尋常じゃないですね。 純士 そんなことを繰り返してきたから、自分は安らぎや本当の恋愛とは一生無縁なんだろうと思ってました。女と付き合うと最後は必ず「てめえこの野郎!」となっちゃう。病的でしたからからね、俺の短気は。 麗子 昔のおじゅんは、女心をまったくわかってなかったしな。 純士 こんなこと言ったらさらに顰蹙を買うでしょうけど、以前は女なんて、ただの「穴」だと思ってましたから。歩く穴。ウォーキング・ホールですよ。俺は自分のお袋を尊敬してきたので、「お袋に堂々と会わせられるような相手以外は女として見ちゃいけない」という思いがあって。口にこそ出しませんでしたが、昔は女と付き合ってる最中、「お袋に会わせたくないな。ってことは、お前は穴だな。穴はとっととシャワー浴びて帰れよ」と内心思うことが多かったんです。 ――なぜそこまで女性を軽蔑していたのでしょう? 純士 俺がただの最低野郎だから……っていうより、少年期からトラブルが多過ぎて人間不信になっていたのが大きいですね。女は大抵うたう(密告する)し裏切るんで、冷めた目で見ちゃってました。内側を見せたくないし内側に入れたくない。恋愛ごっこもたまにはしたけど、俺はいつでも仮面をかぶった状態。女が寄ってくると、すべてがハニートラップに思えちゃう。気が抜けない。勘ぐってピリピリしちゃうんです。 ――男同士の人間関係は当時、どうだったのでしょう? 純士 男同士の世界なら、裏切られたら「この野郎!」とやり返すこともできるし、裏切ったほうも怯えてガラをかわすハメになるじゃないですか。でも女は違う。寝返り打ったり、誰かにペラ打ったりしても、翌日にはシレッと自分の生活を送ることができる。痛い目に遭わないと思って、余裕かましてるんですよ。俺はそれがイヤで、クソッタレと思ってました。 麗子 私と付き合い始めのころも、おじゅんは全然心を開いてくれなくて、横を並んで歩くことも許してくれへんかったな。後ろを歩け、と。デート中に手を繋ぐなんて、とんでもない。恥ずかしいから絶対にダメだって。 純士 当時の俺は頭の中で、「なんでこの関西の女は俺がタバコを切らしてるのにストックを持ってないんだ?」ぐらいに思ってましたからね。で、ある日、彼女から言われたんです。「純士の考える恋愛関係は『親分と若い衆』であって、男と女じゃない」と(笑)。俺はそれを聞いて、「あれ? 俺ってそんなに変?」と少しずつ反省し始めた感じですかね。 麗子 あのころのおじゅんは、ホンマにどうかしてたわ! 純士 で、そのあと結婚してから一度だけ、彼女に手を出して怖がらせてしまったことがあって。それをやらかしてから、俺の中で確実に何かが変わりましたね。本当にすまないことをしたと反省し、その日から「責任を取らなきゃ。こいつと一緒の墓に入るんだ」という覚悟が決まり、生まれて初めて女と二人三脚になれた。以来、口ゲンカはたまにあるけど、暴力は一度もないですね。「怖いからさよなら」と言わずに、彼女は逃げずについてきてくれた。だから俺もその気持ちに応えて、まともな人間になるべく、努力するようになりました。で、こうして今も2人で一緒にいるから、ほとんど「戦友」みたいな感覚ですね。彼女とだけは、深い絆的なものを感じるんですよ。 ――奥様は殴られたとき、逃げることを考えなかったんですか? 麗子 足腰強いほうなんで、あの程度じゃ逃げないですね。私、後悔する人生がイヤなんですよ。この人と縁あって結婚したからには、やれることは全部やって、後悔だけはしないようにしたい、と。その結果、「どうしてもお前とは無理」と言われたなら仕方がないけど、そうじゃないなら、諦めたくないんです。 ――根性が据わっていますね。 純士 ほとんど任侠の世界ですよ。われわれ夫婦の物差しは一致していて、「一番格好いい生き方ってなんだろう?」ってことを最重視するんです。基本、2人とも格好つけなんで、考え方も行動も、全部が格好いいと言われたいんですよ。 麗子 私を殴ったのは格好悪いで! 純士 まぁまぁまぁ……。で、格好良さを目指した結果、必然的に駄目な部分や無駄な部分が削ぎ落とされて、結果的に、ここ(と言って妻を指差す)だけが見えていればいい、という境地にたどり着いた。それが真人間になれた理由ですかね。格好良くなかったんですよ、昔の俺は。結婚を繰り返したり、自分のためだけに生きたり。ハンパもんでしたよ、かつての俺は。 ――結婚したくてもできない人たちは、どうしたら瓜田夫妻のように運命的なパートナーを見つけられるのでしょう? 純士 それは出会いたくても出会えない。でも、出会うときには出会うもんです。もっと真面目なことを言えば、これまでそういう人と何度も出会っていたはずなのに、みんな無視しちゃってるんじゃないでしょうか。で、「モテない」と嘆いてるのかも。モテる奴はそういうところに気が利くから、女のサインを無視しません。「あ、あの子、たぶん俺に気があるから傘を忘れていったな」とかね。勘違いを含め、いちいち相手にするから釣れるんです。でも鈍感な奴は「なんだあの女、傘忘れていきやがった。バカだな」で終わっちゃう。その違いです。やろうと思えば、ゆきずりの女に時間を聞いて、ついでにLINEを交換して、そこから結婚に持ち込むことなんて余裕なんです。恋人が欲しいなら、日常の些細なチャンスに敏感になってください。 ――ズバリ、結婚はオススメですか? 純士 オススメです。自分はこんな美人な嫁がいて言うのもなんですが、相手は無難な線でいいから、生涯を一緒に歩める異性がいたほうがいい。妥協してでも、その相手を作ったほうがいいです。 ――その心は? 純士 俺は男の気持ちしかわからないので、ノンケの独身男性に言いますが、今はそうは思わなくても、いつの日か必ず、安らげる場所が欲しくなるはず。そして、安らぎを与えてくれる真の理解者はやっぱり、同性ではなく異性なんです。自分の愚痴を聞いてくれるような、黙って帰って来ても気持ちを理解してくれて、ご飯の支度をしてくれるような異性のパートナーがいたほうが、男は、右にも左にも方向が定まります。 ――方向が定まる、とは? 純士 フラフラせずに生きられる、という意味です。  * * *  4度目の結婚を機に、酒もタバコもケンカもやめて、作家業に勤しむ瓜田の言葉。世の独身者の心に、どう響いただろうか。 (取材・文=岡林敬太) ※瓜田純士&麗子 Instagram https://www.instagram.com/junshi.reiko/ ※日刊サイゾーでは瓜田純士の最新情報をほぼ月イチペースでお届けしています。

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士が、相次ぐイジメ・パワハラ自殺問題に緊急提言!

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 青森中2女子自殺事件、電通過労自殺事件など、若い女性が自ら命を絶つ悲しいニュースが相次ぐ昨今。いじめなどで追い詰められ、死にたくなってしまった場合、人はどうすればよいのか? 自殺未遂の過去を持ちつつ、今は生きることに喜びを感じている“元アウトローのカリスマ”こと瓜田純士(36)が、悩める若者に緊急メッセージを送った。 ――最近、若い女性の自殺関連のニュースが多いですね。 瓜田 小・中学生の自殺のニュースだけは、いつ聞いても本当に悲しくなります。だって、まだなんにも知らないんですよ。この世に生を受けて、学校や塾に通って、先生や親にさんざん未来を語られて、なんで13歳やそこらで人生の幕を閉じなくちゃならないのか。恋愛の素晴らしさも、バイトする楽しさも、セックスの気持ちよさも知らないまま死んじゃうなんて、なんのために生まれてきたのか、わからないじゃないですか。 ――社会人の過労自殺について思うことは? 瓜田 それについては語りたくないですね。大人が自分の意思で働きに出た先の出来事ですから。でも、小・中学生は違う。義務教育で縛られてるし、視野も狭いし、自分でカネを稼ぐことも引っ越すこともできないので、学校でみんなからいじめられたら、逃げ場がないような絶望感に陥ってしまうのもわかります。 ――学校でのいじめ問題は、どう解決したらよいと思いますか? 瓜田 これね、酷な言い方になりますけど、自分の身は自分で守るしかないです。女の子もそう。親や先生に助けを求めるのもひとつの手だけど、大人の目が届かないところでのいじめは続くかもしれない。行政が運営するいじめ相談のホットラインもあるけど、効果は気休め程度でしょう。有名人やミュージシャンがいじめ反対を訴えてもいいけど、そんなので件数が減るほど現実は甘くない。SNSの普及などで、むしろ目に見えないいじめは年々増加傾向にあるのかも。いじめの加害者に罰則を加える法律にすればいいという意見もあるでしょうが、法改正にはものすごい時間がかかる。そうこうしてる間に、今日も誰かがいじめに苦しんで自殺してしまいますよ。じゃあ、どうすりゃいいのかというと、「自分の身は自分で守れ」という結論になります。 ――男子はまだしも、女子はどうやって我が身を守れと? 瓜田 答えはひとつ。今すぐ、レスリングを習うといいです。 ――なぜ、レスリングなのでしょう? 瓜田 吉田沙保里や伊調馨が国民栄誉賞を受賞した最高に誇らしい競技ですし、ほかの格闘技に比べ、相手を傷つけることが少ないからです。週2回でいいから地元の教室に通ってレスリングを学べば、それだけで心も体も強くなる。いじめっ子に何かされたら、相手を殴ることなくレスリングの技で押さえ込んで、「もういじめないでね」と警告すれば、「あ、すいません……」となりますよ。防具も要らない競技だから、月謝もそんなに高くないでしょう。 ――体形がゴツくなる、などの理由で「女の子には格闘技をやらせたくない」という親御さんも多そうですが。 瓜田 数年やった程度じゃ、筋骨隆々になんかなりませんって。別に、トップアスリートにならなくてもいいんです。でも、目指す頂点は、吉田や伊調。そういう国民的な誇りがあれば、本人も胸を張って通えるし、いじめっ子も手を出しづらくなる。今、女子に学ばせるには、最適な競技だと思いますよ。
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――では、いじめられっ子の男子が今、習うべき競技は? 瓜田 ラグビーですね。五郎丸のことをいじめようとする奴、いますか? いないでしょう。ラグビーがスーパー人気の今、ラガーマンは間違いなく女にモテるし、体は勝手に屈強になっていじめられることもなくなるし、チームで新しい仲間もできる。一石三鳥ですよ。女子はレスリングで、男子はラグビー。これで決まりです。 ――いじめられて意気消沈して心を閉ざしてしまっている子どもを、レスリングやラグビーの練習に連れ出すのは難しい気もしますが。 瓜田 交換条件として、コンサートのチケットでもゲームでも、とりあえず欲しいものを買ってやりゃいんですよ。そうすりゃガキなんて、心を開いて、親の言うことを聞くようになりますから。 ――現在いじめられている子どもたちに、メッセージをお願いします。 瓜田 義務教育は長いようで短い。大人の僕らから見れば本当に、あっという間の数年間です。そこさえ乗り切れば楽しい未来が待ってるから、あとちょっとだけ踏ん張ってごらんよ、と言いたいです。いじめで自殺しちゃう子の多くは、死ぬことでいじめを明るみにして加害者に社会的制裁を加えたいという気持ちもあるのでしょう。でも、卑怯ないじめっ子なんかのために、自分の命を投げ出してしまうのはもったいない。それよりも、レスリングやラグビーをやって強くなって、何年か後に、卑怯な連中を思い切り上から見下してやったほうがスカッとするし、生きててよかったって思えますよ。 ――いじめがひどくて、どうしても学校に行きたくなかったら? 瓜田 登校拒否すりゃいいですよ。学校に行かなくなれば、先生や親が勝手に心配して、問題解決に向けて動いてくれます。面倒なことはいったん大人に任せて、その間、学校なんか行かなくていいから、レスリングやラグビーで自分の心身を鍛えましょう。勉強の遅れが不安になっても、自分の命さえ残しておけば、あとからどうとでもなるから大丈夫です。 ――瓜田さんは小・中学生時代、いじめられた経験はありますか? 瓜田 先輩らににらまれたことは、しょっちゅうありましたよ。僕は小学生の頃から悪童として有名でしたから、中学校に入るなり、3年生の悪い人たちに目をつけられて囲まれて、「おめえが瓜田か。中1の中でアタマを張るんだったら、俺らに迷惑かけるんじゃねぇぞ」と言われながら、小突かれたり蹴られたり。 ――そうしたイビリを、どう受け止めましたか? 瓜田 「この野郎、いつかやってやる」と思いながらジッと耐え、実際に数年後、そのうちの何人かをやっつけました。ちなみに僕の入った新宿の大久保中学は、日本人のクラスと、台湾人ばかりのクラスに分かれていて、台湾の中3は、日本の中3のことをナメてたんですよ。そんなある日、台湾の中3からも僕は呼び出しを食らいまして、「俺たちとあいつら(日本の中3)は仲が悪いんだけど、おまえ、どうする? どっちにつく?」と問い詰められたこともありましたね。 ――恐ろしい板挾みですね。なんと答えたのでしょう? 瓜田 台湾人の先輩は徴兵の関係で、中3なのに16歳や17歳だったりしたから、中1の僕から見るとものすごくゴツくて怖いんです。だから僕、「そのうち、あいつら(日本の中3)をやります」と答えましたよ(笑)。そしたら、その数日後から、台湾人の先輩のパシリとして偽造テレカを原宿で売らされるハメになり、結局いろいろイヤになって、台湾人グループの同級生をイワしたら大問題になっちゃって、中2の冬から僕は杉並の中学校に飛ばされることになりました。ツッパリゆえの自業自得とはいえ、こんな僕でも学生時代は、いろいろ人間関係で悩みましたし、時には小ずるく立ち回ったりもしましたよ。
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――誰かをいじめた経験は? 瓜田 それを聞かれると最高に気まずい(笑)。というのも僕、同級生全員に「俺のことは、呼び捨て禁止。くん付け、もしくは、さん付けしろ」と強制してましたからね。当時の同級生はみんな「瓜田くんにいじめられた」と思ってるかもしれない。でも、集団で誰かをいじめたり、陰湿な弱いものいじめをしたことはないです。ケンカはいつも1対1だし、相手はいつも不良や先輩など、強い奴ばかりでしたから。 ――弱いものいじめをしなかった理由は? 瓜田 正義感とは無関係ですね。僕はナルシシストだから、ダサいことが嫌いなだけ。単に美徳に反して格好悪い、という理由でやらなかっただけです。 ――少年少女の自殺に心を痛める瓜田さんですが、ご自身が自殺を考えたことは? 瓜田 何度かありますし、自分で腹を刺した傷跡も残ってます。僕の場合は、プライドが高すぎるがゆえ、こんな悔しい思いをしたまんまだったら死んだほうがマシっていう理由での自殺未遂でした。結果、死ねなかったんですけど、生きてて本当によかったというのが今の率直な気持ちですね。それだけ、今の嫁との結婚生活が楽しくて幸せなんです。生きてりゃ、いいことがあるんですよ。 ――「生きてりゃいいことがある」というのが、自殺に反対する理由ですか? 瓜田 子ども向けには、そう言いますね。五体満足な大人の自殺については、勝手に1人でやってろ、って感じです。ただし、生きよう生きようと必死に頑張っても病気で亡くなってしまう人がいるっていうのに、健康なくせに自ら死のうとするコシャ平民のチキンどもにはすげえイラつく、ってことだけは言っておきたいです。 ――厳しい意見ですね。 瓜田 もっと厳しい本音を言うと、自殺する子どもたちにも腹が立ちますよ。自分を生んでくれて、分娩室で涙を流して喜んでくれて、毎日ご飯を食べさせてくれて、ディズニーランドにも連れて行ってくれた大切な親のことを考えたら、踏みとどまれるはずなのに、それでも死んじゃうってことは、「おまえらにとって親はそんなに安いのかよ。おまえら親をナメてんのかよ」と思うところもあります。親は、子どもの遺書なんて読みたくない。なんで死ぬ前にそのことを相談してくれなかったんだ、と嘆き悲しむだけですよ。 ――「親に心配をかけたくない」という優しさゆえ、いじめられていることを親に言わないまま、死を選んでしまう子どもも、中にはいると思います。 瓜田 言わない優しさがあるなら、死なない優しさもあるはずです。死にたくなったらいま一度、一番好きな人、一番世話になった人の顔をよく思い出して、「生きる」という選択をしてほしいですね。親からも先生からも友達からも見放されていて、孤立無援だという子には、「捨てる神あれば拾う神あり」という言葉を贈りたい。世間は広いですから、いつか味方が現れますし、居心地のいい場所も見つかります。その日を信じて、どうか前向きに生きてください。 (取材・文=岡林敬太) ※瓜田純士&麗子 Instagram https://www.instagram.com/junshi.reiko/ ※日刊サイゾーでは瓜田純士の最新情報をほぼ月イチペースでお届けしています。

元“アウトローのカリスマ”瓜田純士がメタボ解消!「ペ・ヨンジュンレベルのボディに……」

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 今年の1月、医者から「メタボ宣告」を受けた“元アウトローのカリスマ”こと瓜田純士(36)。「夏までに全身をペ(・ヨンジュン)レベルに仕上げ、ヌードを披露する」と宣言し、春先からダイエットと筋トレを始めたが、果たしてその後、どうなったのか? 約束の夏を過ぎたので、ヌードの撮影を要請してみた。  9月某日。渋谷区道玄坂にあるサイゾーの特設スタジオに妻同伴で現れた瓜田は、開口一番、こう詫びた。 「力及ばず、『ペ』には届きませんでした。すいません」  目標とする、ペ・ヨンジュンのようなボディーは獲得できなかったという。しかし、それなりの成果は得られたようだ。 「下半身はまだまだですが、上半身は結構いい感じに仕上がりましたよ」  そう言ってウィンドブレーカーを脱ぎ捨てると、その場に居合わせたカメラマンや編集スタッフから「おおっ!」という感嘆の声が漏れた。かつて医者から「ポッコリおなか」と笑われた腹部は、ボクサーのようにシェイプされ、腹筋の凸凹も認められる。 「シックスパックまではいきませんでしたが、どうにかファイブパックまで割ることに成功しました」
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逆三角形(▽)のボディーを手に入れた瓜田が、誇らしげに妻を抱き寄せる。
 驚くべきは、腹筋ばかりではない。かつてはまな板のようだった胸板も、大胸筋がほどよく隆起。上腕の太さも増している。それに対し腹部は凹んでいるため、男なら誰もが憧れる逆三角形ボディーを、わずか半年あまりで手に入れた格好だ。数値の変化は以下の通り。 身長   182㎝→182.5㎝  体重   74㎏→63㎏ バスト  95㎝→99㎝ ウエスト 85㎝→69㎝ 上腕   30㎝→33㎝ 体脂肪率 20%→10%  ジムにもライザップにも通わず、自宅でボディーメイクに励んだという瓜田。その苦労話と成功の秘訣を聞いてみた。 ――年始にお会いしたとき、ふっくらされた印象を受け、「いよいよ瓜田さんも、中年太りか……」と思ったのですが、あれから随分と努力をされたようですね。8年前のアウトサイダー出場時よりも、若々しいボディーじゃないですか。 瓜田 今後も更新は続きますが、今が瓜田史上、最もイケてるボディーです。
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今年1月に撮った瓜田。お腹が出ており、上半身のフォルムが三角形(△)になっている。
――一時とはいえ、なぜあんなに太ったのでしょうか? 瓜田 酒と夜ふかしかな。あとは、食生活。僕が嫁の料理を「おいしい」「おいしい」言うもんだから、嫁が僕を喜ばそうと張り切って、どんどん料理が豪華になっていったんです。カレーライスの上に、ハンバーグや魚フライ、ナポリタンなどをのせてくれたりね。で、気づいたら、医者からメタボ宣告ですよ。嫁のせいで太ったとも言えますが(笑)、そこからダイエットを始めたあとは、嫁のおかげで痩せることができました。カロリーや栄養のバランスを考えつつ、痩せて、なおかつ筋肉がつきやすいレシピを毎日せっせと考えてくれた。禁酒にも運動にも、付き合ってくれましたしね。 ――主にどのような運動を? 瓜田 最初のうちは、前にも言った通り、有酸素運動を中心に行いました(記事参照)。で、2カ月やそこらで10㎏ほど痩せたので、そこからは筋トレ中心に切り替えて、食べる量を増やしました。筋肉をつけたければ、嫌でも食べないといけないんですよ。 ――筋トレのメニューは? 瓜田 海外の刑務所にいる奴の鍛え方を参考にしました。主に大胸筋と、肩と、太ももを毎日鍛えます。 ――1日のトレーニングメニューを教えてください。 瓜田 だいたい朝は6時に起きて、午前中の暇な時間に、家にある懸垂マシーンを使って、いろんなパターンの懸垂を10回3セットずつ。そのあと、10㎏(両手で20㎏)のダンベルを立った状態で10回2セット。それが終わったらベンチに寝そべり、20㎏(両手で40㎏)のダンベルプレスを10回3セット。それらこれらの合間を縫って、腕立て伏せや腹筋やスクワットを20回3セットずつ。それが第1部です。で、夜間に第2部として、ほぼ同じメニューを繰り返しやって、なるべく12時前に寝ます。筋肉を育てるには、睡眠と食事が非常に大事。よく寝て、よく食べないと、すぐに痩せちゃうんですよ。 ――普段の食事の内容は? 瓜田 ダイエット期間は糖質を若干控えましたが、筋トレを本格的に始めてからは、嫁の指導のもと、糖質も脂質もタンパク質もバランス良く摂取するようにしてます。ちなみに最近は僕ひとりで「ご飯4~5合、鶏肉2㎏」を2日でたいらげますが、それでも太らない。それだけ筋肉量が増えて、基礎代謝がアップしたんでしょうね。
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――筋トレのメニューが、かなりキツそうですが。 瓜田 目で見てわかるほどの効果が現れるまではしんどかったけど、目で見てわかるようになると、今度はサボるのが嫌になる。ダイエットやボディーメイクを挫折しがちな人は、きっと効果が目に見える前にやめちゃうんじゃないでしょうか。 ――筋トレの効果が目に見えるようになるのは、いつ頃ですか? 瓜田 僕の場合、ワンシーズン。3カ月程度でしたね。春夏秋冬。秋なら秋。どんだけ嫌でも、いっぺん本気でメニューを決めて、3カ月だけ頑張って続けてみれば、誰でも必ず成果は出る。そうなると、楽しくてやめられなくなりますよ。 ――奥様も、ダイエットに成功したそうですね。 瓜田 彼女は僕と別メニューですが、シャッフルダンスや家庭用トランポリンで体幹を鍛え続けた結果、この半年ちょいで、53㎏から42㎏まで痩せたそうです。 ――奥様につかぬことをお聞きしますが、そこまで痩せると、胸のサイズも小さくなってしまうのでは?  そうなんですぅ。揺れるところからぜい肉が減っていくらしいので。 瓜田 揺れるほどなかっただろ、もともと(笑)。ていうか、人の嫁に変なこと聞いてんじゃねぇ!
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――失礼しました。ところで、夫婦そろって自宅でトレーニングしてる間、飼い猫のセブンくんは何をしてますか? 瓜田 邪魔しに来ます。僕が腕立て伏せを始めると、裾(すそ)からタンクトップの中に入ってきて、体をクルリと反転させて、首元から顔だけ出して、こっちを見てくる(笑)。それがスーパーかわいいし、セブンの重さが加わるから、腕立ての効果も増すんです。 ――今後も、ボディーメイクを続けますか? 瓜田 はい。「ペ」はあくまで通過点。最終的には、アメリカンマッチョになるまで鍛えようと思います。 ――アメリカンマッチョとは? 瓜田 アメリカのヒーロー映画の主人公みたく、服がビリビリに破けるようなゴリゴリのマッチョボディーです。 ――それは骨格的に無理があるのでは? やせ型長身の瓜田さんは、今ぐらいの細マッチョが一番格好いいのではないでしょうか。 瓜田 「格好いい」と言われるようじゃダメ。「ヤベぇ」と言われたいんですよ。あからさまに一目置かれるような、誰もがビビって距離を置くような、そういう激ヤバなボディーを手に入れて、ハロウィンで見せびらかしたいですね。昨年の今頃はパニック障害で引きこもってましたが、今年のハロウィンはマッチョが映えるコスプレでキメて、肩で風切って新宿二丁目を練り歩きますんで、おおいに期待しといてください。 (取材・文=岡林敬太/撮影=尾藤能暢) ※瓜田純士&麗子 Instagram https://www.instagram.com/junshi.reiko/ ※日刊サイゾーでは瓜田純士の最新情報をほぼ月イチペースでお届けしています。

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士、SMAP解散騒動を嘆く「ほとんどイジメみたい……」

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 激情型かつ劇場型な性格ゆえ、これまで数多くの人間とトラブルを起こし、ケンカ別れと仲直りを繰り返してきた“元アウトローのカリスマ”こと瓜田純士(36)が、SMAPの解散騒動に物申す! ――SMAPの解散騒動について思うことは? 瓜田 ほとんどイジメみたいだな、って思います。 ――誰が誰を、イジメていると? 瓜田 世間がSMAPを、ですよ。25年間続いただけでも奇跡的にすごいグループなのに、その上さらに「もっとやってくれ!」とみんながエゴをぶつけるなら、じゃあ80歳、90歳までやんなきゃいけないの? と問いたいです。解散と聞いてみんながこれだけ落ち込んだり怒ったり騒いだりするってことは、もっと続けて欲しいってことですよね。じゃあ一体、いつになったら彼らは自由になれるんだ、と。 ――ファンがいなくなったとき、でしょうか。 瓜田 応援されてるうちはやめられないなら、それこそ吉田沙保里なんかは10連覇しても引退できませんよ。アイドルを続けることは義務でもなんでもないんだから、本人たちがツラくなったら終わればいい。で、終わり方がなんであれ、これまで長年楽しませてもらったんだから、「おつかれさま」でいいじゃないですか。どうしてみんな「おつかれさま」の一言を言えないのか。そこが、おかしいと思いますね。 ――瓜田さんはSMAPを好きなんですか? 瓜田 ちっちゃい頃から好きだったし、ずっとテレビで親しみを持って見てましたよ。僕もそうですが、キムタクをイケメンとして形容しなかった日本人はいないんじゃないでしょうか。「キムタクじゃないんだから」とかいう例え話がどんだけ使われてたかと思うと、SMAPという存在がいかに僕らの日常に溶け込んでたのかがわかりますよね。 ――確かに。 瓜田 やがて僕はグレてしまい、ヤクザになって捕まって、シャバに出てきて足を洗って、恋愛して結婚して大人になって、こうして今、ようやく更生して平和に食事を楽しんでる。25年という長い年月の間には、そういうヒストリーがみなそれぞれにありますよね。その間ずっと、SMAPはファンのために私生活を犠牲にしながら、一線で頑張ってきたんですよ。そんな人たちがやっと解散するってなったときに、誰も「おつかれさま」を言わないのは、ちょっとヒドイなと思います。 ――きれいな解散じゃなく、ケンカ別れみたいな形だから、「おつかれさま」を言いづらいのかも。 瓜田 ウチの嫁も「キムタクが裏切ったんや。悪いのはキムタクや」とか言ってますけど、そんなこと言ったら昔のスパイダースとかタイガースだって、解散間際にはきっと「誰かが裏切った説」が囁かれたはず。ブルーハーツだって、「誰それが悪い」とかさんざん言われましたからね。個性的な野郎が何人も集まれば、そりゃ最後の最後ぐらいは揉めるでしょう。きれいな解散なんて、そうはないですよ。
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――解散は仕方がない、と。 瓜田 逆に、ヨボヨボになるまで続けられたら痛いですよ。腰にコルセットを巻いたロートルのロックスターが本当に格好いいか、と言ったら疑問でしょう。80歳、90歳になった指原莉乃を見たいですか? 一生AKBに縛られた彼女らが、シミだらけの顔して、シワシワになって、オッパイも垂れて、ビゲン香りのヘアカラーで白髪を染めながら「ポニーテールとシュシュ」を歌って、一体どこの誰が喜ぶんですか? って話と一緒です。そうなる前に「おつかれさまでした」でいいじゃないですか。逆によくやったと思いますよ、25年も。正直、ここ数年のSMAPはカラダのラインが崩れ、アイドルと呼ぶのは厳しい感じになりつつあったので、解散するにはちょうどいいタイミングだったのかもしれません。 ――では、解散は仕方がないとして、今後、こじれた人間関係だけでも修復することは難しいですかね? これまで愚連隊、自警団、バンド、義理の兄弟などの難しい人間関係を築いたり壊したり、また築き直したりを繰り返してきた瓜田さんならではの「仲直りのコツ」みたいなものがあれば教えてください。 瓜田 小さな誤解が積み重なって今に至った、という前提で話しますと、ひとつ絶対的に言えるのは、「誤解には和解がある」ってことです。特に男の場合はそう。ただ、相手がまだいろいろと誤解したまんまで、「顔も見たくない」という心理状態のときに、こっちの思いを伝えたところで、かえって溝を深めるだけ。必要なのは、時間のみ。時間以外、ないですよ。 ――と、申しますと? 瓜田 いろんな感情が1周回って、1年か2年経って、お互い忘れた頃にコンコンとノックしに行って、「あんときはうまく話せなかったけど、おまえのこと好きだったんだぜ」って言えば、相手も嫌な気はしない。また一緒にメシを食えるぐらいの仲には戻れるはずです。でも半年や1年でそれをやっちゃうと、反発を食らって、誤解は1個から10個に増えちゃうかもしれない。あとは「あの野郎!」と人前で啖呵を切っちゃった手前、本心では許してるのに、体面的に許せないということもある。でもそんなのも時間が経ってバッタリ再会すれば、なんてことないですよ。 ――その時間の目安は、おおよそ1年か2年だと? 瓜田 まぁ、こじれ方にもよるので一概には言えないけど、双方が忘れた頃くらいですかね。で、誤解が解けて和解した場合、もう一度、そいつと仲良く共同活動をできるのか? っていう問題が気になりますよね。僕の経験上、いっぺんウンザリして離れた奴と、もう一度同じような青春を取り戻すのは、無理ですね。10日か20日で、「あ、そうだ。こいつのこういう部分がムカついて俺たちケンカ別れしたんだ」ってことを思い出して、結果、再びケンカすることになる(笑)。だから、和解したとしても、その後は近からず遠からずの、いい距離感を保ち続けるのが大人の選択かもしれませんね。 ――今でこそすっかり大人になった瓜田さんですが、かつては人間関係のトラブルが非常に多かったですよね。 瓜田 もう、日常茶飯事でした。生んだ誤解を解こうと必死になればなるほど、相手の温度と一致せず、ずっと空回りするばかり。で、こっちが新しい敵でも作ってすっかり忘れた頃に、そいつと街でバッタリ会ったりするんですよ(笑)。会ったら謝ろうと思ってたのに、「急いでるんで、また」とか言っちゃったり。要は、その頃にはもう、そいつに興味がなくなってるんですよ。そもそも相手に謝ったり弁解したりっていうのは、たいていこっちのエゴですからね。 ――エゴ? 瓜田 誤解を解きたいというのは、自己満足ですよ。僕の場合、自分の胸の引っかかりを取りたいだけ、自分がすっきりしたいだけで、相手にとっちゃいい迷惑なだけのことが多かった。相手はトラブった時点で絶交を決意して、謝罪なんか求めてない可能性もありますし。だから、「円満解決で終わらせたい」というエゴを相手に押しつけるのは、どうかと思う……と、過去の自分を反省しながら言いますよ。 ――しかし、「誤解には和解がある」というのは、いい言葉ですね。 瓜田 僕が刑務所に入ってるときに、中国人の兄弟分が教えてくれた言葉です。僕が刑務所の中でさまざまなことで誤解されて苦しんでるときに、「瓜田さん、人間には誤解があれば和解もあります。だから、くじけないで」という励ましの手紙を流暢な日本語で書いてよこしてくれた。それから大事にしてる言葉なんですよ。 ――刑務所の中でも、誤解されるような問題をたくさん抱えていたんですか? 瓜田 100個ぐらい抱えてました(笑)。わかりやすい例を挙げると、刑務所の工場には、毎日2名ずつぐらい、新入りの受刑者が来ます。で、新入りがナメられたくない一心で、誰かとケンカを始めたとします。その新入りが僕と同門(のヤクザ)だった場合、僕は飛ばなくちゃならないんですよ。それが暗黙のルールなんです。
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――「飛ぶ」とは? 瓜田 この場合、「同門に加勢する」とか「同門を援護射撃する」って意味です。だから、刑期満了が近かった頃の僕は、「来るな、来るな、頼むから同門は来るな」と毎日心の中で祈ってました。そんなある日、僕を可愛がってくれてた別組織の親分から、「噂だけど、瓜ちゃんと同門のトラブルメーカーが数日後、この工場に入って来るらしい。瓜ちゃんはあと数カ月でシャバに出れるんだから、そいつがもしチンピラみたいなマネをしても、目の前の作業に集中して、いい子ちゃんでいろ。工場のみんなには俺のほうから伝えておくから」と言われたんですよ。 ――心温まる話ですね。 瓜田 ええ、非常にうれしかったんですよ。ところが、同門の受刑者が来る前日に、その親分はトラブルを起こしたのか、別の工場に移されてしまった。だから僕、工場のみんなに親分の言葉が伝わってるのかどうか、不安になって。どうか何事もないように……と祈りながら工場で作業をしてたんですが、その同門の新入りは、登場するやいなや、「なんだこの工場は、チンチクリンばっかだな」とカマシを入れて、いきなりケンカをおっ始めやがった。次の瞬間、工場にいた全員が、「あれ、瓜田は飛ばないの?」って顔で僕のことを見るんです。親分の言いつけを守って、親分との仁義を守って見て見ぬフリを続けた結果、貼られたレッテルが「芋引き」ですよ。「あいつは同門が来ても飛ばない」「自分の身が可愛いんだ」と言われ続けました。 ――ツライですね。 瓜田 その誤解を解くのが大変でした。刑務所の中は、そんなことばっか。そのたびにもどかしい思いをして、円形脱毛症ができるほど悩んでる僕を見て、中国人が「誤解には和解がある」という手紙をくれたんですよ。まぁ世の中には、「誤解されたままでいいから和解したくない」という関係もあるにはあるんですけどね(笑)。 ――それは、どういう関係でしょう? 瓜田 相手を怒らせてしまい、「誤解を解きたいので僕の話を聞いてください」と言って謝りに行く。一般の人でも、そういう場面はあると思いますが、そんなとき、「殴られることを覚悟で謝りに行く」とかってよく言うけど、それでも会いに行けるってことは、心のどこかで相手をナメてる証拠とも言えるんです。どうにか丸め込める、いざとなったら勝てる。そう踏んでるからこそ会いに行けるわけで、相手のことを心の底から恐れてたら、「誤解されたままでいいから、二度と会いたくもないし和解もしたくない」となるのが人間心理ってもんでしょう。 ――確かに。 瓜田 僕はずるくて、その心理をわかってるから、現役時代の僕に対し誤解を招くようなマネをした奴のことは、たいてい殺しかけてきました(笑)。この先、ずっと近寄って来れないように。 ――相手にそれだけの恐怖を与えた、ということですか。 瓜田 ええ。「SMAP」の話をしてたはずなのに、「PTSD」の話になってしまいましたね(笑)。すいません。 (取材・文=岡林敬太) ※瓜田純士チャンネル FRESH! by AbemaTV(フレッシュ バイ アベマティーヴィー)は現在準備中。放送開始までもうしばらくお待ちください。https://abemafresh.tv/junshi/26253 ※日刊サイゾーでは瓜田純士の最新情報をほぼ月イチペースでお届けしています。

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士、SMAP解散騒動を嘆く「ほとんどイジメみたい……」

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 激情型かつ劇場型な性格ゆえ、これまで数多くの人間とトラブルを起こし、ケンカ別れと仲直りを繰り返してきた“元アウトローのカリスマ”こと瓜田純士(36)が、SMAPの解散騒動に物申す! ――SMAPの解散騒動について思うことは? 瓜田 ほとんどイジメみたいだな、って思います。 ――誰が誰を、イジメていると? 瓜田 世間がSMAPを、ですよ。25年間続いただけでも奇跡的にすごいグループなのに、その上さらに「もっとやってくれ!」とみんながエゴをぶつけるなら、じゃあ80歳、90歳までやんなきゃいけないの? と問いたいです。解散と聞いてみんながこれだけ落ち込んだり怒ったり騒いだりするってことは、もっと続けて欲しいってことですよね。じゃあ一体、いつになったら彼らは自由になれるんだ、と。 ――ファンがいなくなったとき、でしょうか。 瓜田 応援されてるうちはやめられないなら、それこそ吉田沙保里なんかは10連覇しても引退できませんよ。アイドルを続けることは義務でもなんでもないんだから、本人たちがツラくなったら終わればいい。で、終わり方がなんであれ、これまで長年楽しませてもらったんだから、「おつかれさま」でいいじゃないですか。どうしてみんな「おつかれさま」の一言を言えないのか。そこが、おかしいと思いますね。 ――瓜田さんはSMAPを好きなんですか? 瓜田 ちっちゃい頃から好きだったし、ずっとテレビで親しみを持って見てましたよ。僕もそうですが、キムタクをイケメンとして形容しなかった日本人はいないんじゃないでしょうか。「キムタクじゃないんだから」とかいう例え話がどんだけ使われてたかと思うと、SMAPという存在がいかに僕らの日常に溶け込んでたのかがわかりますよね。 ――確かに。 瓜田 やがて僕はグレてしまい、ヤクザになって捕まって、シャバに出てきて足を洗って、恋愛して結婚して大人になって、こうして今、ようやく更生して平和に食事を楽しんでる。25年という長い年月の間には、そういうヒストリーがみなそれぞれにありますよね。その間ずっと、SMAPはファンのために私生活を犠牲にしながら、一線で頑張ってきたんですよ。そんな人たちがやっと解散するってなったときに、誰も「おつかれさま」を言わないのは、ちょっとヒドイなと思います。 ――きれいな解散じゃなく、ケンカ別れみたいな形だから、「おつかれさま」を言いづらいのかも。 瓜田 ウチの嫁も「キムタクが裏切ったんや。悪いのはキムタクや」とか言ってますけど、そんなこと言ったら昔のスパイダースとかタイガースだって、解散間際にはきっと「誰かが裏切った説」が囁かれたはず。ブルーハーツだって、「誰それが悪い」とかさんざん言われましたからね。個性的な野郎が何人も集まれば、そりゃ最後の最後ぐらいは揉めるでしょう。きれいな解散なんて、そうはないですよ。
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――解散は仕方がない、と。 瓜田 逆に、ヨボヨボになるまで続けられたら痛いですよ。腰にコルセットを巻いたロートルのロックスターが本当に格好いいか、と言ったら疑問でしょう。80歳、90歳になった指原莉乃を見たいですか? 一生AKBに縛られた彼女らが、シミだらけの顔して、シワシワになって、オッパイも垂れて、ビゲン香りのヘアカラーで白髪を染めながら「ポニーテールとシュシュ」を歌って、一体どこの誰が喜ぶんですか? って話と一緒です。そうなる前に「おつかれさまでした」でいいじゃないですか。逆によくやったと思いますよ、25年も。正直、ここ数年のSMAPはカラダのラインが崩れ、アイドルと呼ぶのは厳しい感じになりつつあったので、解散するにはちょうどいいタイミングだったのかもしれません。 ――では、解散は仕方がないとして、今後、こじれた人間関係だけでも修復することは難しいですかね? これまで愚連隊、自警団、バンド、義理の兄弟などの難しい人間関係を築いたり壊したり、また築き直したりを繰り返してきた瓜田さんならではの「仲直りのコツ」みたいなものがあれば教えてください。 瓜田 小さな誤解が積み重なって今に至った、という前提で話しますと、ひとつ絶対的に言えるのは、「誤解には和解がある」ってことです。特に男の場合はそう。ただ、相手がまだいろいろと誤解したまんまで、「顔も見たくない」という心理状態のときに、こっちの思いを伝えたところで、かえって溝を深めるだけ。必要なのは、時間のみ。時間以外、ないですよ。 ――と、申しますと? 瓜田 いろんな感情が1周回って、1年か2年経って、お互い忘れた頃にコンコンとノックしに行って、「あんときはうまく話せなかったけど、おまえのこと好きだったんだぜ」って言えば、相手も嫌な気はしない。また一緒にメシを食えるぐらいの仲には戻れるはずです。でも半年や1年でそれをやっちゃうと、反発を食らって、誤解は1個から10個に増えちゃうかもしれない。あとは「あの野郎!」と人前で啖呵を切っちゃった手前、本心では許してるのに、体面的に許せないということもある。でもそんなのも時間が経ってバッタリ再会すれば、なんてことないですよ。 ――その時間の目安は、おおよそ1年か2年だと? 瓜田 まぁ、こじれ方にもよるので一概には言えないけど、双方が忘れた頃くらいですかね。で、誤解が解けて和解した場合、もう一度、そいつと仲良く共同活動をできるのか? っていう問題が気になりますよね。僕の経験上、いっぺんウンザリして離れた奴と、もう一度同じような青春を取り戻すのは、無理ですね。10日か20日で、「あ、そうだ。こいつのこういう部分がムカついて俺たちケンカ別れしたんだ」ってことを思い出して、結果、再びケンカすることになる(笑)。だから、和解したとしても、その後は近からず遠からずの、いい距離感を保ち続けるのが大人の選択かもしれませんね。 ――今でこそすっかり大人になった瓜田さんですが、かつては人間関係のトラブルが非常に多かったですよね。 瓜田 もう、日常茶飯事でした。生んだ誤解を解こうと必死になればなるほど、相手の温度と一致せず、ずっと空回りするばかり。で、こっちが新しい敵でも作ってすっかり忘れた頃に、そいつと街でバッタリ会ったりするんですよ(笑)。会ったら謝ろうと思ってたのに、「急いでるんで、また」とか言っちゃったり。要は、その頃にはもう、そいつに興味がなくなってるんですよ。そもそも相手に謝ったり弁解したりっていうのは、たいていこっちのエゴですからね。 ――エゴ? 瓜田 誤解を解きたいというのは、自己満足ですよ。僕の場合、自分の胸の引っかかりを取りたいだけ、自分がすっきりしたいだけで、相手にとっちゃいい迷惑なだけのことが多かった。相手はトラブった時点で絶交を決意して、謝罪なんか求めてない可能性もありますし。だから、「円満解決で終わらせたい」というエゴを相手に押しつけるのは、どうかと思う……と、過去の自分を反省しながら言いますよ。 ――しかし、「誤解には和解がある」というのは、いい言葉ですね。 瓜田 僕が刑務所に入ってるときに、中国人の兄弟分が教えてくれた言葉です。僕が刑務所の中でさまざまなことで誤解されて苦しんでるときに、「瓜田さん、人間には誤解があれば和解もあります。だから、くじけないで」という励ましの手紙を流暢な日本語で書いてよこしてくれた。それから大事にしてる言葉なんですよ。 ――刑務所の中でも、誤解されるような問題をたくさん抱えていたんですか? 瓜田 100個ぐらい抱えてました(笑)。わかりやすい例を挙げると、刑務所の工場には、毎日2名ずつぐらい、新入りの受刑者が来ます。で、新入りがナメられたくない一心で、誰かとケンカを始めたとします。その新入りが僕と同門(のヤクザ)だった場合、僕は飛ばなくちゃならないんですよ。それが暗黙のルールなんです。
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――「飛ぶ」とは? 瓜田 この場合、「同門に加勢する」とか「同門を援護射撃する」って意味です。だから、刑期満了が近かった頃の僕は、「来るな、来るな、頼むから同門は来るな」と毎日心の中で祈ってました。そんなある日、僕を可愛がってくれてた別組織の親分から、「噂だけど、瓜ちゃんと同門のトラブルメーカーが数日後、この工場に入って来るらしい。瓜ちゃんはあと数カ月でシャバに出れるんだから、そいつがもしチンピラみたいなマネをしても、目の前の作業に集中して、いい子ちゃんでいろ。工場のみんなには俺のほうから伝えておくから」と言われたんですよ。 ――心温まる話ですね。 瓜田 ええ、非常にうれしかったんですよ。ところが、同門の受刑者が来る前日に、その親分はトラブルを起こしたのか、別の工場に移されてしまった。だから僕、工場のみんなに親分の言葉が伝わってるのかどうか、不安になって。どうか何事もないように……と祈りながら工場で作業をしてたんですが、その同門の新入りは、登場するやいなや、「なんだこの工場は、チンチクリンばっかだな」とカマシを入れて、いきなりケンカをおっ始めやがった。次の瞬間、工場にいた全員が、「あれ、瓜田は飛ばないの?」って顔で僕のことを見るんです。親分の言いつけを守って、親分との仁義を守って見て見ぬフリを続けた結果、貼られたレッテルが「芋引き」ですよ。「あいつは同門が来ても飛ばない」「自分の身が可愛いんだ」と言われ続けました。 ――ツライですね。 瓜田 その誤解を解くのが大変でした。刑務所の中は、そんなことばっか。そのたびにもどかしい思いをして、円形脱毛症ができるほど悩んでる僕を見て、中国人が「誤解には和解がある」という手紙をくれたんですよ。まぁ世の中には、「誤解されたままでいいから和解したくない」という関係もあるにはあるんですけどね(笑)。 ――それは、どういう関係でしょう? 瓜田 相手を怒らせてしまい、「誤解を解きたいので僕の話を聞いてください」と言って謝りに行く。一般の人でも、そういう場面はあると思いますが、そんなとき、「殴られることを覚悟で謝りに行く」とかってよく言うけど、それでも会いに行けるってことは、心のどこかで相手をナメてる証拠とも言えるんです。どうにか丸め込める、いざとなったら勝てる。そう踏んでるからこそ会いに行けるわけで、相手のことを心の底から恐れてたら、「誤解されたままでいいから、二度と会いたくもないし和解もしたくない」となるのが人間心理ってもんでしょう。 ――確かに。 瓜田 僕はずるくて、その心理をわかってるから、現役時代の僕に対し誤解を招くようなマネをした奴のことは、たいてい殺しかけてきました(笑)。この先、ずっと近寄って来れないように。 ――相手にそれだけの恐怖を与えた、ということですか。 瓜田 ええ。「SMAP」の話をしてたはずなのに、「PTSD」の話になってしまいましたね(笑)。すいません。 (取材・文=岡林敬太) ※瓜田純士チャンネル FRESH! by AbemaTV(フレッシュ バイ アベマティーヴィー)は現在準備中。放送開始までもうしばらくお待ちください。https://abemafresh.tv/junshi/26253 ※日刊サイゾーでは瓜田純士の最新情報をほぼ月イチペースでお届けしています。

「ハイヒールでバッチバチに……」“元アウトローのカリスマ”瓜田純士の母が、瓜田本人より怖すぎた!?

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 かつて都内有名暴走族の中心人物として恐れられたプロボクサーの大嶽正史(37)が15日、日本フライ級タイトルマッチに挑んだ。選手生活15年、ボクサー定年の37歳にして迎えた最初で最後のビッグチャンス。会場の後楽園ホールには、不良時代の仲間や格闘界の友人ら数百名が応援団として大集結。その中には、14歳のときから大嶽の“心友”として付き合いを続けてきた“元アウトローのカリスマ”こと瓜田純士(36)の姿もあった。 * * *  試合前、後楽園ホールのロビーは、アウトローの見本市と化していた。本職とおぼしき御仁や、筋骨隆々な格闘家、日焼けしたコワモテらが行き交い、まさに百鬼夜行といった様相。だが、その空気感は、どこか平和だ。笑顔で挨拶を交わし、近況を報告し合い、旧交を温める男たち。現在の立場はさまざまだろうが、いずれも「大嶽を応援する」という目的のもと集まっているため、過去に何があろうとも、この日ばかりは一致団結しようという不文律があるのかもしれない。  不良系格闘技大会「THE OUTSIDER(以下:アウトサイダー)」の出身者も散見された。現在は政治家として活動する与国秀行(谷山秀行)、現在はチャリティーファイトの「ASIATO」を主催する大山勇樹、現在はプロ格闘家として活躍中の小林聖人などだ。  そして、同じくアウトサイダー出身で、日刊サイゾーが追い続ける瓜田純士も、母・恭子と妻・麗子を連れて会場入り。昭和54年生まれの瓜田と大嶽、その付き合いは14歳のときに始まったという。瓜田が刑務所にいるときには大嶽が手紙で励ましたり、大嶽が試合に勝ったときには瓜田がネックレスをプレゼントしたりと、長きにわたって絆を深めてきた間柄だ。
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 “心友”の大一番を前に、瓜田は何を思うのか?   話を聞こうとしたら、丁重に断られた。「今日の主役はマーちゃん(大嶽の愛称)だから、僕が目立つわけにはいかない」というのがその理由。「試合後に別の場所で時間を作りますので、会場では応援に専念しましょう。マーちゃんの勝利を一緒に祈ってください」。  瓜田の真摯な要請を受け、記者も大嶽応援団に加わることになった。  試合開始。大声援に背中を押されながら、王者・粉川拓也(31)に立ち向かった大嶽だったが、フルラウウンドに及ぶ戦いの末、大差の判定で敗れた(100-90、100-90、99-91)。だが、打たれても打たれても倒れることなく前進を続け、最後のラウンドでは撃沈覚悟のノーガード戦法も見せた大嶽に対し、応援団からは惜しみない拍手が送られたのである。  声を枯らして応援を続けた瓜田ファミリーに、試合後、会場の外でインタビューを行った。
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――残念な結果に終わりました。 瓜田 最後の勇姿を、しかと見届けましたよ。規定上、引退しないといけない年齢。ここまでやれれば、本人も納得いったと思う。最後の執念がすごかったな。バテたふりして殴ったり、笑った直後に殴ったり。まさになりふり構わぬ戦いぶりで、どうしても勝ちたいんだという執念が伝わってきた。結果は負けですが、魂を揺さぶられる試合でしたね。  あの強いチャンピオン相手に、よく10ラウンドも戦ったわよ。アッパレだわ。 ――大嶽選手は途中から顔がだいぶ腫れていましたね。 瓜田 こっちまで痛くなっちゃって、ちょっと見てるのがつらくなった。あんなに頑張らんでもいいだろうに、とも思ったけど、彼にも意地があったんでしょう。ホント、すごい戦いを見せてもらいました。 ――応援団の人数もすごかったですね。 瓜田 何がすごいって、彼がデビューしてからの15年間、応援団の顔ぶれがほとんど変わってないってことですよ。いろんなことが変わっても、彼の応援となるとみんな来る。普通、15年は来ないですよ。みんな、ハートがあるよ。チケット買って来てるんだもん。 ――これだけ応援団が大人数だと、中には反目の人もいたりするのでは? 瓜田 いたとしても、今日は無礼講ですね。みんな「大嶽正史」を見に来てる。「マーちゃんの試合の日になんかあっちゃいけない」という思いは、みんな一緒でしょう。  わざわざ純士のところまで挨拶に来てくれた人もおったよね。 瓜田 会う人会う人に「いい顔になった」と言われてうれしかったですね。大山くんにも言われました。そういう大山くんも、いい顔してましたよ。彼が「ASIATO」でみんなから慕われてるのも、よくわかる気がします。彼は僕も入ったことがある松本少年刑務所でもカリスマ的存在でしたらからね。  前の席に、純士の元カノもおったな。  元カノ? 瓜田 ……わかんない。とにかくマーちゃんの試合になると、いろんな人たちが集まるんですね。都市伝説クラスの人たちが毎回。それだけマーちゃんはみんなの心をつかんでるってことですよ。  中学時代の友人知人もたくさん来てたね。 瓜田 中学の同級生が子供4人くらい連れて来てたり。ちゃんと落ち着いて家庭持ってえらいな、と思いましたよ。あとは、ほとんど忘れかけてた後輩とかも挨拶に来てくれてうれしかった。そういうのがまったくないのも、寂しいもんな。蚊帳の外みたいで。  みんな、大人になったよねぇ。相変わらず下品なのは私だけだった。アハハハハ! 瓜田 お袋がいきなり相手の応援団に向かって「黙れ!」と吠え出したから、勘弁してくれよ、と思いつつ笑いましたよ。でもお袋がヤカってくれたおかげで、相対的に僕がおとなしくなったように見えるというエフェクトがあるから、まぁ、助かってはいるんですが。 ――格闘技の会場でこれほどおとなしい瓜田さんを初めて見ました。以前は必ず、氷結やジャックダニエル片手に与太ってましたが、現在は禁酒禁煙して背筋を伸ばして観戦ですからね。  純士がここまで落ち着いたのは、ひよっけ(瓜田の妻の愛称)のおかげ。やっぱ男は、女の人で変わるんだねぇ。今日は純士がおとなしくしてくれたから、私は安心してガーガーやれました。私はもういいトシだから、何が来ようが大丈夫なんで(笑)。
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瓜田 でも今後はこういう機会がないのが寂しいね。一つのイベントが終了したような感じだね。  なんだかんだで今まで、マーちゃんの試合があるから、何年かに一度は仲間たちと会えてた部分があるもんね。毎回楽しみだったのよ。 瓜田 お袋は今回も、準備段階からすげえ張り切ってたもんなぁ。  私は毎回、脱ぐから(笑)。脱いでも大丈夫なように体型をキープしないといけないから、毎回準備が大変なのよ。応援しながら腕の贅肉をプルプルさせてたらみっともないでしょ? 瓜田 マーちゃんが引退かけて死ぬ気で戦うっていうのに、お袋とひよっけはすっかりイベント気分で、「大嶽戦までにあと何キロ痩せる」とか「服はどれにしよう?」とか直前までウダウダやってるんですよ。すっかり主役が自分らになってるんです。お前らの日じゃねぇよ! っていうのにさぁ……。  その点、純士は落ち着いたし、着る服も変わったよね。以前はギンギラギンだったけど、最近はおとなしい格好ばかりだもんね。 ――お母様としては、純士さんが変わったことは、うれしいんですか?  もちろんですよ! 以前の息子は怖すぎましたから。おかげで私は人の何千倍も苦労しましたよ。……ウソぴょーーーーーん! 瓜田 この人、僕より何倍も怖い人ですから。小学生の頃、お袋ってすごいな、と思ったことがあって。同級生にSっていう学級委員長がいて、そいつにクラスの運営を1日だけ任せて、先生は見てる、みたいな催しがあったんですよ。そしたらそのSが、「瓜田くんがこの学校から消えたほうがいいと思う人、手を上げてください」とか言って、いきなり多数決を取り始めたんです。だから僕はSをベランダにソッコー連れ出して、ボコボコにしたら、アバラにヒビが入っちゃって、親子で謝りに行くことになったんです。 ――相手も相手ですが、瓜田さんもやりすぎましたね。 瓜田 お袋からも「ケガをさせたアンタが悪い」「悔しくても頭を下げろ」と言われて、死ぬほど行きたくないSの家に2人で謝りに行きました。ここまではまぁ、よくある話だけど、大変だったのはそこから先ですよ。Sんちのババアが鬼面倒臭い奴で、ザーマス言葉でウチの家族のことを見下しながらボロクソに言ってきた。そのとき僕は、平身低頭謝り続けるお袋を横目で見ながらこう思いましたよ。「この人はこうして謝ってるけど、内心はめちゃくちゃ悔しいんだろうな。すべて俺のせいだ。でもこの人は俺をシバキもせずにグッと耐えてる。自分の親ながら、よくできた人間だ」と。で、Sの家を出て、ドア閉めて、そこから30メートルくらいお袋は無言だったんですよ。だから僕は、「いっぱい思うところあって悔しいながらも夜の風に吹かれてすべてを忘れようとしてくれてるんだろうな」と思ってたんですよ。ところが曲がり角を曲がって、人目につかない路地に入った途端、俺、ボッコボコにされましたからね(笑)。履いてたハイヒールを手に取って、ヒールの尖った部分で、バッチバチにシバかれました!
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 覚えてないなぁ。  ふふふ。純士と性格がよく似てますね。  面倒臭いところが?  いや、優しいところが。ホントに、ホントに!(笑) ――カッとなったら手が出てしまうところも、遺伝なのかもしれませんね。もとは暴れん坊だった瓜田さん。今回の大嶽選手の試合を見て、触発される部分もあったのでは? 瓜田 触発も何も、尊敬の念しかないですよ。だって普通はみんな、若いときヤンチャしててもどっかで丸くなって落ち着いて、少年のときのそういう思いを忘れてただのおっちゃんになっていくじゃないですか。そんな中、マーちゃんみたいに現役で戦ってる人間がいると、夢を諦めた男たちが、そいつに賭けるっていうか、夢を託すようなところがあるんですよ。だから今日は全員の夢が終わったような瞬間でもあった。よくこれまでみんなの期待に応えてくれたと思います。マーちゃんには「ありがとう」「おつかれさまでした」って言いたいですね。  純士のファンもそうやと思うで。私も、お母さんも、純士に夢を託してるんやで。でもお母さんは、「あの試合」だけはイヤなんですよね?  やだ冗談じゃない。あれだけは安目売るからやめてちょうだい! ――「あの試合」とは? 瓜田 まだ詳細は明かせませんが、実は僕、ある格闘技の試合にエントリーしてるんですよ。  絶対やだ! あんなのに負けたら最悪じゃん。やだそんなの。ダメですよ。絶対に反対です。 瓜田 つっても俺はやるんで(笑)。出場できるかどうかは未定だけど、もし今回この試合が決まったら、相手をパンチで仕留めたい。僕も大谷の真似して、横に回り込んで鉄槌しようと思ってるんですよ。 ――大谷とは、アウトサイダーの第二回大会で瓜田さんをKOした“北海の頑固一徹”こと大谷匡弘選手のことですね? 瓜田 ええ。回り込んで鉄槌。大谷にやられたように、やってやろうかと。「秘技・大谷返し」です。ちなみに、のちのアウトサイダーで大谷のセコンドに付いたのが、マーちゃんを含む大嶽兄弟なんですよ。「ひとりで遠くから来て可哀想だ」つって、セコンドに付いてあげた上、菓子パンまで食わせてやったのに、大谷は礼もごちそうさまも言わずに北海道に帰ったらしい(笑)。俺をボコボコにした上、大嶽兄弟をパシリに使うとは、あの大谷って男が一番のアウトローかもしれませんね(笑)。
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――それにしても、瓜田さんが格闘技復活を企んでいたとは驚きです。 瓜田 人前で裸になっても大丈夫なようにトレーニングを続けてます。8月くらいには腹筋が6つに割れる予定です。  私もこないだ仲良しの美容師さんに「ズボンの上にお腹の脂肪が乗ってる」と言われたのがショックで、ダンベル買ってトレーニングを始めたわよ。  お母さんはトレーニングの必要なんかないですよ。そのままで十分きれいです。小泉今日子に似てますから。  似てない、似てない(笑)。 瓜田 僕、最近パーマをかけてから、自分が誰似かわかったんですよ。楳図かずおです。  やだ! 全然似てない。何言ってんのよ。 ――でも赤と白のボーダーシャツ着てグワシしたら、確かにソックリかもしれませんね。 瓜田 ……自分で言う分にはいいけど、人に言われると腹立つな。なぁお袋、ちょっとコイツのこと、そこの路地裏でぶっ飛ばしてくるわ!(笑)  ハイヒール貸そうか?(笑) (取材・文=岡林敬太) ※瓜田純士チャンネル FRESH! by AbemaTV(フレッシュ バイ アベマティーヴィー)近日本格スタート! https://abemafresh.tv/junshi/26253 ※日刊サイゾーでは瓜田純士の最新情報をほぼ月イチペースでお届けしています。