豪華声優陣が集結した初日舞台あいさつに歓声が爆発!!

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左から鳥海浩輔、白石涼子、神谷浩史、ボンズ・南雅彦社長。
 独特のテイストとクオリティーで一定の認知を得ているアニメーション制作会社ボンズ。最新作は昨年急逝した飯田馬之介監督の遺作となったSFバトルアクション『トワノクオン』である。協力監督にもりたけしが名を連ね、残されたスタッフが月に1作のペースで仕上げている。かつて、飯田監督が急逝した神田武幸監督の後を継いで『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』を作ったことにもつながるのか。遺志は受け継がれ、濃密な情報量、緻密な映像に、送り手の気合がとばしっている。  その『トワノクオン』の第1章「泡沫の花弁」が劇場公開の日を迎えた(新宿バルト9、梅田ブルク7、ワーナー・マイカル・シネマズ大高、T・ジョイ博多、ユナイテッド・シネマ札幌)。初日と2日目には東京、大阪、名古屋、福岡の各地で舞台あいさつを実施。新宿バルト9では6月18日朝、主人公クオン役の神谷浩史、イプシロン役の鳥海浩輔、ユリ役の白石涼子、ボンズの南雅彦社長が登壇した。  『トワノクオン』は劇場公開ののち、Blu-rayとDVDでパッケージを販売する約50分×全6話のシリーズ作品。これは最近増えてきた発表形態だが、『トワノクオン』の場合は毎月1話、6カ月連続のハイペースで供給される点が特徴。制作現場はてんてこ舞いのようで、南社長も「毎月2、3日寝られない日がある。それが6カ月続くと......。スタッフはいま2話を作っていますので、絵を描かない私が代表で来ました」と言うほどだ。  物語の舞台は近未来の東京。不安定な感情が引き金となり特殊な能力を暴走させる少年少女、その能力者を狩ろうとするサイボーグ部隊と、助けようとするアトラクターの抗争を軸に物語は進んでいく。クオンとユリはアトラクター、イプシロン(風見瞬)はサイボーグ部隊の主要人物。両陣営のメインキャストが舞台あいさつに顔を揃えたことになる。ただイプシロンは第1章の時点ではまだ活躍の場面がそれほど多くなく、しかし今後のことを話すとネタバレになるということで、鳥海浩輔も自重気味(「瞬(イプシロン)はエライことになるんで......」)、ボケ役に徹して神谷浩史のツッコミを待つのがこの日のスタイルだった。  難解なテクニカルタームが飛び交う複雑な設定の『トワノクオン』。その筋立てを紹介するのにも少々文字数が必要な作品だが、最初に白石が読んだ部分のセリフには、そうした類の専門用語は一切見当たらなかったのだという。 「まだ出演するかしないか分からない段階で企画書をいただいたんですが、すごく面白い、ぜひユリを演じたいと思って。マネジャーから『やってもらうことになっているよ』と聞いて、『やったー!』と思いましたね。セリフもいわゆる難しい専門用語が書いていなかったんですよ、その時は。普通の会話しかなかったんですよ、"こらクオン!"とか。私、難しいのが苦手だから、よかったと思って、正直(笑)。そうしたら、結構難しい世界観だったので、ちょっと思ってたのと違う......(笑い崩れ)。面白いのは変わっていないんですが」
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 そんな、難解な用語に四苦八苦という意味では一般観客目線に近い白石演じるユリは、ボンズ史上始まって以来という、お尻が画面のほとんどを占有するセクシーショットありのヒロイン。「貴重な尻のドアップということで、嫌でもこの大画面の8割お尻でしたよね? テレビとか劇場でも(試写で)一度見たんですけど、ドーンとお尻になるので、びっくりしましたね」と、演じている本人も戸惑い気味だ。  そのユリのアプローチにも微動だにしないクオンを演じる神谷は、長尺作品の収録現場の過酷さについて語った。 「アニメ2本分なんですよ。『トワノクオン』もアバン、Aパート、Bパートと分かれているんですが、アバンとAを一緒に録るんですよ。 20分強の映像を一気に録るんです。時間的には、30分(枠)のアニメーションを一気に録っているのと同じくらいなんです。尋常じゃない集中力が要求されるんですよね。ご覧いただいて分かると思うんですけど、バトルシーンとかはキャストの人たちが"いっせーのせ"で録るので、どこのマイクに入っているのかが混乱するんですが、その辺の交通整理も考えながら、どのマイクが空いているかを瞬時に察知して入って、声を入れていくという作業になってくる」  なお、サイボーグ部隊はバトルシーンでほとんど声を発しないが、「サイボーグ部隊も全力でやってらっしゃるんですよね?」と司会に問われた鳥海は、「全力ですよ。全力でしゃべらないんです! アドリブを入れている"気持ち"はあります」と、回答。第2章以降、活躍の場面がさらに増えることを祈りたい。  南社長は「ウチのキャラクターデザインの川元(利浩)と飯田監督が一緒に何かを作り出したいという話を聞いていまして。具体的にというか、この『クオン』の企画になってきたときに、飯田監督は同い年なんですけど、見てきたものや考え方に近いものがあって、具体的な内容というよりは、どういう作品を作りたい、ということがきっかけです。5年がかりで上映にこぎつけられてうれしいですね。飯田さんは昨年お亡くなりになられたんですが、この作品を作り上げるためにスタッフ一同頑張ってきたものがこういうことになり、大変うれしいです」と感慨深げ。  オリジナルアニメーションで、その作品が発するメッセージを世に問う機会はあまりない。『トワノクオン』がどういう反響を呼ぶか興味深い。Blu-rayとDVDの第1章発売は8月26日。 (取材・文・舞台あいさつ写真=後藤勝)
トワノクオン 第3章 [Blu-ray] 発売は当分先ですが......。 amazon_associate_logo.jpg
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アニメ特撮+αのチャリティーライブ「アニソンスマイル」レポート!

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 東京・中野サンプラザで6月3日、アニメソングと特撮ソングのアーティスト25組+αが集結したチャリティーライブ「~東日本大震災チャリティアニソンコンサート~(AnimeSong アニソン)Smile スマイル アニソンでできることをしたいだけ」が開催された。主催はボランティア団体の東京武蔵野ライオンズクラブ。  「仮面ライダーBLACK RX」で知られる宮内タカユキの呼びかけによって集った顔ぶれは、新旧男女アニメ特撮と、異なるすみ分けのアーティストを力業で合接したような印象。関係者の話を聞くと「アニソン紅白」に携わった大物も関与しているらしく、こうした人選になったこともうなずける。東日本大震災後の混乱が収まっていない今だからこそのイベントなのかもしれないが、好評を受けて早くも第二回をやろうという動きもあるようだ。  チケット代3,900円のうち900円が被災地の小学校で不足している教材等の送付に充てられる。その売り上げを見越し、コンサート開催当日を待たずに物資を調達、現地に届けたという。民間は動きが速い。  人気声優、寺島拓篤と金元寿子の司会で、3時間に及ぶライブのオープニングアクトは津軽三味線奏者の高崎裕士。スタンディングで三味線を弾く姿から漂う雰囲気は、まさにロック。被災地東北地方の古典芸能を引っ提げてアニソンと名のつく会場に降臨するにはうってつけの人材だったかもしれない。ダイナミックな演奏で場の雰囲気を引き締まったものにする。
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宮内タカユキ氏。
 その後、アーティストのテイストごとに異なるステージをセットし、ライブは進んでいく。工藤真由、池田彩、五條真由美が『プリキュア』シリーズを中心に歌う1st STAGE、Zwei、salia、サイキックラバーがそろった(打ち込み)ロック色の強い2nd STAGE、榊原ゆいが『STEINS;GATE』エンディングテーマ「刻司ル十二ノ盟約」(ときつかさどるじゅうにのめいやく)、柿島伸次が『エレメントハンター』エンディングテーマ「スイヘイリーベ ~魔法の呪文~」、azusaが『もしドラ』オープニングテーマ「夢ノート」を歌う3rd STAGE、naoが「ぱすてるチャイム」、結城アイラが新世代ボトムズ『装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE』のエンディングテーマを披露する4th STAGEと続き、近年のアニソンでモダンな雰囲気が場を支配した。  5th STAGEはアニソン外ゲスト枠、大事MANブラザーズオーケストラの立川俊之と、宮内真友が出演。立川はさすがの貫禄でアコギをかき鳴らし、「それが大事」を熱唱した。この曲は被災地でのリクエストが多いのだと言う。現状に必要とされる応援歌なのだろう。  後半戦は大物アーティストの出番。6th STAGEから7th STAGEにかけてNoB、高取ヒデアキ、山形ユキオ、高橋秀幸、彩音、谷本貴義、石田燿子がステージに上がると、8th STAGEではたいらいさお、MIQ、石原慎一、松本梨香の重鎮が姿を現した。大舞台に響く「ポケモン ゲットだぜーッ!」の声量たるや、まさに化け物クラスとしか言いようがない。トリの9th STAGEは宮内タカユキと山野さと子が締めた。最後は、中途に出演したゲストのバイオリン奏者はなしまなおみも加わっての「鉄腕アトム」。演じ終えるや否やどん帳がものすごい勢いで下りていったが、それほど時間が押していた。  今回の震災とは全く関連はないものの、最近御尊父を亡くした宮内は、多くのアーティストとオーディエンスが集まったことに感涙。チャリティーライブは大成功を収めた。 (取材・文=後藤勝)
それが大事 1991年のヒットソング。 amazon_associate_logo.jpg
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「映画館で『さよなら絶望先生』をブルーレイで観る会2011」スペシャルトークショー

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糸色望役の神谷浩史と日塔奈美役の新谷良子(写真左から)。
 去る4月30日夜、東京・池袋の新文芸坐で「映画館で『さよなら絶望先生』をブルーレイで観る会2011」が行われた。アニメ『さよなら絶望先生』ブルーレイBOX発売を記念して全12話をオールナイト上映するという無茶なこのイベント。ゴールデンウイークの2日目にもかかわらず、多くのファンで会場は満杯となった。それもそのはず、チケットは発売開始後わずか数分で完売。チケットを入手できなかったファンが、イベントの進行に合わせてブルーレイを同時再生しようと企画するほどの騒ぎになっていたのだ。  夜10時からはファンお待ちかね、糸色望役の神谷浩史と日塔奈美役の新谷良子が絶望に満ちたスペシャルトークショーを繰り広げた。10時45分からのブルーレイ上映を前にたっぷりと時間をとった豪華仕様で、二人がパーソナリティーを務めるウェブラジオ『さよなら絶望放送』とはまたひと味違う内容に、詰めかけたファンは大いに盛り上がった。  トークは、事前に回収したアンケートと、当日来られなかったファンがTwitterにPostした質問をもとに進められ、文面を読むたびに直接観客席とやりとりをする形態。  まずは「ドイツからやって来たマットくん」がいじられ、『さよなら絶望先生』人気のワールドワイドぶりを誇示。「イッヒ リーベ(Ich liebe)絶望先生」と書かれたメッセージを読み上げ、期せずしてドイツ語の勉強に。  「ドイツより遠いところから来た人いる? ブラジル? そんなわけないだろっ」と軽く会場を温めたところで、いよいよ第一期『さよなら絶望先生』の振り返り。なにぶん神谷も新谷も第一期を演じたのは過去のこと、ほとんど覚えがない様子で、テーブル狭しと並べられたシナリオと書籍『さよなら絶望先生全書』を手に記憶をたどっていた。  アンケートの「印象に残っているシーンやセリフ」という質問に対し、「きりちゃん(小森霧)初登場回の"キレイだ"みたいなセリフ(「美人だ。しかも色白」)が天然のスケコマシっぽくて好きです」という会場からの回答が話題に上っても、神谷は「そんなこと言ってましたっけ」とけげんな顔(しばらくして「そうかそうか、霧ちゃんね」と思い出した)。一方の新谷は「先生は女子を褒めることがあまりなかったので、ずるいなと思いながら見ていた記憶があります」と鮮明に覚えていて、この辺りは男女の差なのだろうか!? 「霧ちゃんは何を言ってもかわいい。谷井あすかの声は本当にたまらない。男性のみなさん気をつけてくださいね」と、ややリビドーがこぼれた感じで盛り上げる神谷は、自身が覚えている望のセリフは第一声の「死んだらどうする」だと回答。オーディションではなく指名で選ばれたため、現場で第一声のテストをするまで人前で糸色望の声を発したことがなく、不安だったのだという。  直近の作品ではないだけにかえってネタの出し惜しみがないのか、二人とも舌の滑りは好調。日塔奈美を演じるに当たっての「普通の秘訣」はなんですかという質問を受けた新谷は「普通を特別視しないことかな......」と哲学的なお答え。 「これが普通だと思うと意識されたものになってしまって、特別なものに変わる気がする。考えると基準がブレるので、あまり何も考えずにアフレコに行っていました。あと、(普通ではないキャラクターを演じるほかの)みんなが楽しそうなお芝居をするので、うらやましくてそこに引っ張られ過ぎると普通ではなくなってしまう。だから、あまり意識しないようにしていました。ということは、根が普通だということなんでしょうか!?」  その後もネタが続々。シャフト制作アニメと言うとOPやEDが回を重ねるごとに変化する(最初は完成していないとも言う)ことで知られている。『さよなら絶望先生』のOPは文字だけのものから映像付きに変化したが、新房昭之監督は第一期の打ち上げの際、「文字だけの方が良かったよ......」とつぶやいたのだという。これは神谷浩史も新谷良子も監督から聞いているとのこと。テロップワークを持ち味とする尾石達也オープニングディレクターらしい作品だからというのが理由なのだそうだ。  などと話していると、あっという間に制限時間ギリギリに。最後に待っていたのは「お二人が『さよなら絶望先生』という作品に出会っていなかったら人生はどうなっていたと思いますか」という重い質問だった。  新谷は「出会っていなかったらラジオをやることもなかった。かわいいままを保てていたのかと思いもするんですけど、30歳まで声優をやれていなかった気もするし、総合的に見れば私にはとても幸せな出会いだったと思います」と役者としての脱皮を語った。  そして神谷は「重い話になりますが、半年くらい声優をお休みさせていただいた期間がありました。その頑張らなくちゃいけないなというタイミングで、こんな素晴らしい作品に出会えたことを感謝しました」と、「週刊少年マガジン」連載作品のタイトルでもある役名を授かった感動を、まるで糸色望のように激白した。  キャラクターの裏打ち、演じる素地が当の役者の方々にあったのだということが感慨深い。とても上映イベントの前振りとは思えない充実したトークに続き、ファンは12話の超高画質映像を翌日未明まで堪能。三々五々、5月に入った早朝の池袋へと吸い込まれていった。 (取材・文=後藤勝)
さよなら絶望先生 Blu-ray BOX 「俗」もあるよ! amazon_associate_logo.jpg
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幾原邦彦監督新作からももクロZ、angelaのライブまで! 「SPARK!」緊急レポ

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 5月17日、音楽/アニメレーベルのスターチャイルドが東京都内でコンベンション「SPARK!~STARCHILD PERFECT ANIMATION WORK!~」を開催した。夏期のテレビシリーズ新番組・劇場用作品・所属アーティストを一挙に紹介するもので、3時間の長丁場となった。  注目を集めたのは完全オリジナル新作テレビシリーズ『輪(まわ)るピングドラム』。あの『少女革命ウテナ』で一世を風靡した幾原邦彦監督の復活作だが、ストーリーは現段階では謎に包まれている。原案・シリーズ構成を担当する幾原監督は「久しぶりにテレビアニメーションをつくれることになり、緊張と興奮をしております」と、滔々と語りだした。 「ぼくらと、このドラマに登場する10代の少年少女とは断絶があるような気がする。その断絶をつなげる輪を作品化したい」 「ギャップが売りなのかなと思っています。表面的には土日の朝に放送するタイプの作品に見えるのかもしれませんが、完成した作品を見るとある種の毒がある。いまの日本のこの状態で、そんなに毒があるものをつくっていいのかなと、正直ためらいました。いささか葛藤はあったのですが、スタッフの中から"だからこそやるべきだ"という意見もあり、その言葉を胸にやらなければいけないと思いました。あまり軽いことは言えないですが、ある種のコメディー、ある種類のシリアスの中で、断絶してしまった何かを、ある種のキャラクターで、それをメタファーとしてつなげて表現できればと思います。誰しもが分かってくれることではないと思うんですが、数少ない人に届けることができれば、ぼくとしては本望かなと思っています。スタッフもそういう思いで制作しています」
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幾原邦彦監督と荒川美穂。
 また、ヒロインの高倉陽毬(たかくらひまり)は新人の荒川美穂が演ずることも発表され、幸運にも大役を射止めた意気込みを「作品とともに私自身も成長していきたい」と語った。  夏期の原作付きタイトルは『まよチキ!』『C3(シーキューブ)』の2作品。 『まよチキ!』は同名のライトノベル(あさのハジメ著、MF文庫J/メディアファクトリー刊)が原作。学園執事ラブコメと銘打つこの作品を、執事もの『ハヤテのごとく!』で指揮を執った川口敬一郎監督に任せるあたり周到な用意ができている印象がある。シリーズ構成は『けいおん!』の吉田玲子、アニメーション制作は『ヨスガノソラ』のfeel.が担っており、美少女キャラクターの萌えを前面に押し出すことになりそうだ。 『C3(シーキューブ)』はやはり同名のライトノベル(水瀬葉月著、電撃文庫/アスキー・メディアワークス刊)が原作。その著者である水瀬葉月は「基本、原作はシリアスとコメディーの両立で書かれています。それをアニメでもやってくださると。昨今厳しいエロとグロの2つをどう料理してくれるか楽しみです」と期待していた。  このほか、短編でおなじみDLE制作の『かよえ!チュー学』『ごはんかいじゅうパップ』の放映開始も発表されている。  劇場用作品は3タイトルを発表。ネット配信+パッケージ+劇場公開で同時展開する『APPLESEED XIII(アップルシード サーティーン)』は、6月3日のネット配信(マイシアター・ニコニコ動画・バンダイチャンネルほか)で口火を切る。Blu-rayとDVDは7月6日から全13話が順次発売されるが、この内容を前後編の2作にリミックスし、劇場公開する。  CGの描画は過去に映画化された『アップルシード』関連作に比較してトゥーン寄りの表現となり、士郎正宗の原作画への接近を試みているところが特徴だ。  昨年第1部『圧縮』が公開された『マルドゥック・スクランブル』は第2部『燃焼』が9月3日に公開決定。初期段階での公開館が11館+αと、前作に比べて増えた。  これに先立ち8月24日には『圧縮』のBlu-rayとDVDが発売される。収録されているのは完全版本編だ。アニメ業界初と言われる「R18+」指定を受け、劇場公開時には「PG12」に収まるよう整えた経緯があるだけに、貴重なパッケージ化となる。なおBlu-rayには劇場公開ver.も収録される。  8月27日には『魔法先生ネギま! ANIME FINAL』が公開されるが、なんと『ハヤテのごとく! HEAVEN IS A PLACE ON EARTH』と併映。講談社原作と小学館原作が同一の映画館でフュージョンするわけである。両作品に出演する白石涼子は「ラッキー! どちらの作品も観てもらえる、と楽しみにしていましたし、同時上映ということが一般に公開されたときにお客さんもびっくりするだろうなと、その反応をすごく楽しみにしています」とコメント。両作品のキャラクターソングカバーを収録したアルバムの発売もあり、『ネギま!』と『ハヤテ』のクロスオーバーは相当に計算し尽くされたもののようだ。  アーティストを紹介するセクションでは、キャラソンではなくこのたびアーティストとしてデビューする喜多村英梨、シングル「PRESENTER」の発売を控えた堀江由衣、蜷川実花の手になるジャケットアートが話題のデビュー20周年ベスト盤『VINTAGE White』を6月にリリースする林原めぐみがビデオメッセージで出演した。  林原めぐみはベスト盤に収録する新曲について「(東日本大震災で)被災した人たちにも頑張ってほしいという気持ちはありますが、そのためには元気で無事だった私たちが頑張って何かしなきゃいけないよという思いでつくった曲です。それが5年後10年後になって聴いたときに、いまの日本の悲しいことだけではなく、自分の身の回りの誰かを思っていられる自分になっているための曲にもなってくれたらいいなと、長い目で、長い思いでこの曲の詞を書きました」と背景を語った。  ラストを締めたのは、ももいろクローバーZとangelaのライブパフォーマンス。
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 ももクロZは、彼女らのライブを知らない、または知っていても立場上はしゃげない、そんな客席からの反応がない状態に苦笑しつつも、いつも通りの自己紹介MCを敢行。高城れには「流浪のアイドルだった私たちがスターチャイルドさんに拾っていただき......」という自虐的なMCで笑いを誘った。楽曲は、1stアルバム収録予定の新曲で正統派純アイドル色が強いナンバーの「コノウタ」、7月6日発売のワンコインシングルで新生Z宣言とも言える「Z伝説 ~終わりなき革命~」の2曲を熱唱。いずれも14日仙台でのフリーライブで発表されたばかりだ。キレのある躍動感でバランスのいい踊りを見るかぎり、新曲を得たももクロZの滑り出しは好調のようだ。
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 一方、貫禄のangelaは「私たちが年末ヒロイン! angelaでーす!」とあいさつ。ももクロZの後の共演者がみな影響を受けてしまうのはお約束なのか? 楽しげなMCを繰り出しつつ、劇場版『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』の主題歌「蒼穹」を熱演した。1年9カ月ぶりのニューアルバム『mirror☆ge』にも収録されるシアトリカルなこの壮大なナンバーは圧巻の一言。レーベル自体の意気込みを示すかのように大作の雰囲気を醸し出しコンベンションは終了した。 (取材・文・写真=後藤勝)
ももいろクリスマス in 日本青年館~脱皮:DAPPI~ まだまだ脱皮。 amazon_associate_logo.jpg
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「レトロな物が好きなんです」【井上直美】50年前のカブリオレを駆って

naomi_inoue_run2_04.jpg  元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが、自らカメラマンとして可愛い声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の11回目です! 今回は『魔法先生ネギま!』の四葉五月役でおなじみの声優さん、井上直美さんです! ――今日はよろしくお願いします、小明です! 本当はもっと早くお話を伺う予定だったんですが、震災の影響で延びてしまってすみません!  いえいえ、よろしくお願いします! ――震災でレギュラー番組のスタジオも結構大変だったみたいですね。  そうなんですよ。スタジオの被害はそこまでじゃなかったんですけど、周りがすごくて......電柱が斜めになったりして、直後の2週間くらいはお休みでしたね。『湾岸ベース』っていう、車屋さんの中でやっている番組なんですけど、修理中の車にも傷がついちゃったり。 ――車好きの井上さんとしては胸が痛みそうですね。井上さんも相当古い車に乗ってるんですよね。  はい。フォルクスワーゲンのカルマンギアっていう、1964年製の車です。おもちゃでもなんでもレトロな物が好きなんです。車もかわいいのに乗りたくて(笑)。でも、博物館でやっと見つけて1年かけて交渉して譲り受けたのに、納車した日にハンドルが取れたんですよ! ガソリン入れて「さあ、出発するか!」ってエンジンかけて、アクセル踏んだ瞬間にズボッと! 即レッカー! naomi_inoue_run2_03.jpg ――完全にマンガの世界! 車といえば、去年国内A級ライセンスを取られたそうで。A級は難しかったですか?  あ、そうなんです。車が好きなのと、資格を取りたい時期があって。まずB級をとってからA級を取るんですけど、B級はただ受講するだけで取れて、A級はテストのほかにサーキットを実際に走るんです。 ――サーキット! かなり本格的なんですね!  でも、私の車って時速80キロくらいしか出ないんですよ。だから、仕方なく実家の軽自動車を借りたんですけど、ほかの受講生はみんなそれなりにカッコイイ車に乗っているわけじゃないですか? そこに私だけ軽自動車で......すごい惨めな気持ちに......。 ――アハハ! 井上さんは他にも色んな特技をお持ちですよね、書道が7段とか、一輪車で縄跳びとか......なぜ一輪車で縄跳びをしようと思ったんでしょうか。  おじいちゃんがサーカス団で、小さい時から背の高い一輪車とか、猿が乗るちっちゃい自転車とかがいっぱいあったので、おじいちゃんに教えてもらって。 ――サーカス団!? すごい!! カッコイイ!!  カッコよくないですよ! もっといい家に生まれたかったです! naomi_inoue_run2_02.jpg ――サーカス団に入ろうとは思わなかったですか?  少しも思わなかったですね! 昔はサーカス団って、怖いイメージがありませんでしたか? ――なるほど、そういえば悪いことをすると親に「サーカスに売るぞ!」って言われたような気がします。井上さんのレトロ好きと器用さのルーツはサーカス......妙に納得です! グラビアアイドルでデビューした11年前より、今の方が若い感じがしますよね。グラビアはもうやらないんですか?  今はもう誰も見たくないですよ(笑)! ――でも、11年って結構長いですよ! その間、引退を考えたことはなかったんですか?  私もグラビアをやっている時は、自分を偽ることに疲れちゃった部分があって......。大人の人って、よく分かんないこと言うじゃないですか? 「もっとストイックに生きろよ!」とか。 naomi_inoue_run2_01.jpg ――アハハ! 具体的にどうすればいいんですかね。  どういうことなんだろ? みたいな。詳しくは教えてもらえなくて、それで怒られ続けて精神的に疲れちゃって......。今はほぼフリーで自由にやっているので楽しいですよ(笑)。 ――自由にやるのが不老の秘訣なんですかね~。  歳、取ります取ります! ヤバイですよ、今年30歳です。アイドルの話になったりすると名前が出てこないし、今っぽい話題も話せない! ――アハハ、世代の差が出ますよね! 昔見てたアニメの話とかも微妙にズレてたり(笑)。ちなみに、どんなアニメが好きでしたか?  『らんま1/2』とか、『ドラゴンボール』とか......『剣勇伝説YAIBA』って知ってます? ――懐かしい! 『名探偵コナン』より好きですよ!  そうです、そうです! 『YAIBA』が好きで、初めて買ったCDもその主題歌でカブキロックスの「勇気があれば」っていう......分かりますか? カブキロックスって言ってもあまり分かってもらえなくて、あの、氏神一番さんっていう......。 ――おお、「イカ天」世代でもないのに氏神さんを熱く語る女子に初めて会いました。ちなみに結婚願望みたいなのは?  全然ないんですよ。結婚ってよく分からなくて。 naomi_inoue_run2_06.jpg ――もったいない! 小柄で巨乳でかわいくてって、引く手あまたじゃないですか! 身長、147センチでしたっけ?  背は低いんですけど、座高が超高いんですよ。本当に足が短くて、自慢なくらいですよ。 ――アハハ! 私も相当な座高と短足の持ち主ですけど、もう自慢してる人は初めて見ました!  番組の共演者とかにも「小さく見えないよね」って言われるんですけど、それって座高が高いからで......。みんなはイスに座って足を斜めにしたりするじゃないですか? アレできます? 私は届かないんですよ、足が! ――わかります! 一人だけ足をブーラブーラ。  それに、例えば合コン行くとして、そこでモテるタイプっているじゃないですか? 私は全然モテないタイプだと思うんですよ。私、なんか古くないですか? 雰囲気とか......。 ――確かに言われてみれば髪形とか服装も80年代のアイドル風で、今どきのモテ子たちとは系統が違うかも......? 逆におじさんとかにモテるんじゃ?  いえ! いいおじさんはそれなりに頭いい子が好きだと思うんですよ。一緒にゴルフとかができそうな。私は別に知的でもないですし......全然モテる要素がない。だからモテないです(きっぱり)。 ――アハハ! 今日はありがとうございました! 引き続き応援してます!  ありがとうございました(笑)。 (撮影=宍戸留美/取材・構成=小明) naomi_inoue_run2_05.jpg ●いのうえ・なおみ 1981年、東京都生まれ。グラビアアイドルとしてデビューし、2006年ごろから声優としても活動。『魔法先生ネギま!』シリーズの四葉五月役などで知られる。現在、『湾岸ベース』『直美と花音の情報TV 知ってんじゃねーし!』番組MCのほか、ミュージシャンとしても活動している。四輪自動車国内A級ライセンス所持者。 ●ししど・るみ 1973年、福岡県生まれ。1990年にアイドルデビュー、18歳でフリーアイドルになり現在まで様々な分野で活動中!フランス、ドイツ等でもライブを行い音楽活動で高い評価を得ている。 5月11日(水)7年ぶりのニューアルバム「CHERBOURG→BRIGHTON ~シェルブールブライトン~」発売!! http://tower.jp/item/2874482/ CHERBOURG→BRIGHTON 5月21日(土) 「CDリリース記念ミニライブ&サイン会」(入場無料) 16:00~ 場所/タワーレコード新宿店 7F (問)03-5360-7811 タワーレコード新宿店 20:00~ 「7年ぶりのニューアルバム CHERBOURG→BRIGHTON ~ シェルブールブライトン~ 発売記念視聴パーティー&デビュー21周年記念イベント&宍戸留美×津田大介のOil in life vol.10公開生放送」 会場/風知空知 前売り予約の受付はこちらにて 03-5433-2191(風知空知)17:00~26:00 6月15日(水)宍戸留美レコ発ワンマンライブ 「CHERBOURG→BRIGHTON ~シェルブールブライトン~」 会場 下北沢440(four forty)チケット5/7より全国プレイガイドにて発売開始!!(問)0570-00-3337 サンライズプロモーション東京 公式HP http://rumi-shishido.com/ ●あかり 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
スケール限定シリーズ 1/24 フォルクスワーゲン カルマン ギア クーペ 1966年型 井上さんの愛車は屋根なしのカブリオレ。 amazon_associate_logo.jpg
【声優 on FINDER!】バックナンバー 【vol.10】「あのころ、ネットがなくて本当によかった」【小明】中2のままのアイドルライフ 【vol.09】「悩んだら、バーッっときてグワーン!」【中川里江】1回泣いて全部忘れるヒロインサイド 【vol.08】「"声優"の仕事の幅広さにびっくり」【稲村優奈】10年に詰まったスクランブルデイズ 【vol.07】「ビキニを着たこともないんです」【蝦名恵】3カ月目のヴァージン・シュート 【vol.06】「生き急いだ分、戻ってやり直しができると思う」【江里夏】10歳で見たデイドリーム 【vol.05】「何でも出来るって、とりあえず言っちゃう」【矢野明日香】360度のワークフィールド 【vol.04】「考えてると、寝ちゃうんです......」【窪田涼子】東経135度のモラトリアム 【vol.03】「いいものを出せば必ず返ってくる」【チャン・リーメイ】100%のプロレス・マインド 【vol.02】「いつもどこかで、なんとかなるさ」【片岡あづさ】22歳のセカンドフェーズ 【vol.01】「Twitter始めるまで、いつも泣いてた」【宍戸留美】20年目のセルフポートレート

『電波女と青春男』キャストが語る電波っぷり!!

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TBS系で4月7日深夜1時55分から放送予定。
 シャフト制作×新房昭之総監督×宮本幸裕シリーズディレクターによる超電波系アニメ『電波女と青春男』が4月からTBS系でスタートする! 原作は『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の作者、入間人間によるライトノベル(電撃文庫、イラスト:ブリキ)。  宮本シリーズディレクターは、『さよなら絶望先生』、『化物語』、『魔法少女まどか☆マギカ』などに参加した経歴を持つ演出家。劇団イヌカレーとの関わりが深く、いわゆる"イヌカレー演出"同様、シャフト独特の強烈なインパクトがもたらされるのではないかと、大いに期待が寄せられている。  甘酸っぱい高校生活をエンジョイしようとする丹羽真(にわまこと)と、ふとんで簀巻き状態の従妹で自称宇宙人の"電波女"藤和エリオ(とうわえりお)を主人公とする、一風変わった青春ラブコメディー。エリオの母親で39歳ながら外見は超若い藤和女々(とうわめめ)、リュウシとしか呼ばれない天然気味な御船流子(みふねりゅうこ)、身長約180cmで虚弱体質、コスプレ好きな前川さん(まえかわさん)も絡み、ユーモアを交えてそれぞれの心の襞を描いていく。  第3話のアフレコ終了後に、メインキャストの大亀あすか(藤和エリオ役)、入野自由(丹羽真役)、加藤英美里(御船流子役)、渕上舞(前川さん役)、野中藍(藤和女々役)が取材に応じてくれた。  それぞれが演じるキャラクターについて、「簀巻きなところと生身の人間も楽しめて、二度おいしい」(大亀)、「アニメなので、真の内面と表向きの部分の二面性が見られるところが魅力」(入野)、「笑顔と無邪気さが一番」(加藤)、「毎回毎回、どこぞのコンビニの制服だったり気ぐるみで登場する。マスコットを目指したい」(渕上)、「39歳もマスコットキャラになれるようにギャップ萌えを目指して、自分の母を参考に演じていきたい」(野中)とのこと。 denpaonnnaa01.jpg  「登場人物が全員電波ですね」と言うのはヒロイン、エリオを演じる大亀だ。「なにかしら違う電波を発信しているな、というのは感じました」  相方となる真を演じる入野は、「スタッフもけっこう電波(笑)。会話のテンポも電波ですよね。普段ではありえない。テンポが速いと思ったらゆったりした空間へ持っていく。不思議と吸い込まれていく、いい電波なんじゃないでしょうか」と口を揃える。  天然キャラで知られる野中藍は「エリオの電波もそうなんですけど、ほかの子もみんなちょっとずつ変わっているので......どの子を見ていても飽きないと思います。後ろでアフレコ中、クスクス笑わせていただいています」 「エリオは最初、玄関に布団で簀巻きになってころーんと寝転がるところから登場するんです。なぜ布団を巻いているのかとか、3話でも見えていない部分も多く、謎の女の子。不思議な部分をいっぱい持っている電波だなと思いました」(大亀)  行方不明になっている期間のことを覚えておらず、自らを宇宙人だと言い張るエリオと真との間に、そもそもラブが成立するのか。萌え市場との整合性は甚だ心もとないが、OPに神聖かまってちゃんを起用している時点で、いわゆるハーレムアニメとは一線を画しているのは明らかだろう。  過日、ももいろクローバーとの対バンでさすがの貫禄を示した神聖かまってちゃんは、ヒロインのエリオ(大亀あすか)をヴォーカルに迎え、本作限定ユニット「エリオをかまってちゃん」を名乗り、OPテーマ「Os-宇宙人」(キングレコード)をリリースする。  大亀は初体験の「一発録り」に面食らっていたが、そのおかげでアニソンとは真反対のドライブ感溢れるロックナンバーに仕上がったようだ。 「ロック is 電波、みたいな」(大亀)  逆だろ! というツッコミを意に介さず、「ロックと書いて電波と読む」と堂々アピールする大亀あすかの"ズレた"ノリは、やる気を投げ出したかのような神聖かまってちゃんのアティテュードとシンクロする。  いったいシャフトがどれほどの斬新さで原作を料理するのか。戦々恐々として見守りたい。 (取材・文=後藤勝)
電波女と青春男 不思議な設定ですね。 amazon_associate_logo.jpg
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「あのころ、ネットがなくて本当によかった」【小明】中2のままのアイドルライフ

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 元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが自らカメラマンとして可愛い声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の10回目なのですが、なんと今回は私! 小明がルンルンに写真を撮られてインタビューまでされてしまっています! そしてインタビュアーには、なんと津田大介さんが! 忙しいのに! もったいない! 小明 ギャー! ほんとに津田さんが来た!! 忙しいのにすみません!! 津田さんの貴重なお時間を私なんぞに使わせてしまってすみません!! 津田 いえいえ。初めまして、ですよね。 小明 本当は以前インターネットの番組でご一緒するはずだったんですが、道中でダウンしてしまって......よくあるんですよ。先日も駅のホームで白目を剥いていたら駅員さんに声をかけられてしまって。 津田 よくあるんだ(笑)。でも人生って、生きていて楽しいこともあれば、辛いこともあるわけじゃない。例えば、この1年は楽しいことと辛いことのバランスはどれくらいでした? 小明 8-2くらいで辛いような......。でも、それなりに良いこともあるからなんとかなってます。最近、あまりにも寂しくて、わびしくて、「このままじゃ死ぬかもしれない」と思ったら、Amazonでマンガを買うんです。本屋じゃなくAmazonで。なぜなら、それを待ってるときと、ポストにマンガが入ってるときと、それを読むとき、本棚に入れるとき、何回も楽しいじゃないですか。だからいっぱい買いすぎちゃって、どんどん貧しくなっていくんですよ~。 akari_shishido002.jpg 津田 そうは言っても、小明さんはすごくいろんなメディアを使って表現しているわけじゃないですか。文章を書いて本を出したり、インタビューもするし、インターネットで生放送もすれば、ブログもTwitterもやる。自分では、どれが一番自分に向いてますか? 小明 向いている......? たぶんどれひとつ向いてないです。 津田 そのわりに、すごくいろんなことをしっかりやってるなって印象がある。 小明 他に何もできないからじゃないですかね......私、普通に働こうと思ったら絶対に使えないと思うし......。 津田 自分で営業はするんですか? 仕事を取ってくるための。 小明 営業はできないです。自分を売り込むのができないんですよ。「私はこれができます! 得意です!」っていうのがないので......。 津田 じゃ、このサイゾーなんかも含めて、いろんな表現をやってみて、それを「面白い」と思った人から声がかかるっていう。 小明 それだと一番助かります。だから、とりあえず仕事の間口だけは広げておかないと、と思って、TwitterとかUstreamとかもやってみてるんですけど、いまいち使いこなせてないような......。自分で営業に行くとなると、「私、なんでもできます!」って言わなきゃいけない気がして、なかなか行けずにいるんですよ。 津田 普通は言うんですか? 「何でもできます」って。 小明 グラビアアイドルで事務所に所属していたときに、そっちの方が可愛がられると思って、初めは「何でもやります! がんばります!」って姿勢だったんですけど、私はがんばり方を、事務所はがんばらせ方を間違えたみたいで、精神的な疲労だけがたまって、頭がハゲたり鬱になって文句と自虐しか言えなくなったりで、誰も得をしない状態に......。だから、「何でもやります!」って言わないほうがいいのかなって思ってます。不得意分野を頑張ることが力になる人と、鬱になる人がいるから。 津田 今は、インターネットを使っていろいろやってますけど、初めて自分専用のPCを持ったのはいつごろですか? 小明 それは高校、大学くらいですね。遅いほうですよ。今の子は前略プロフとかモバゲーとか、本当に幼いうちからいろんなツールがあるから、自分の恥ずかしい黒歴史を残しがちじゃないですか。恥ずかしい日記や写真をフルネームつきで晒してる人も多いし......私がひきこもってた中2のころにそれがなくて本当によかった。携帯もパソコンも持ってなくて命拾いですよ。 akari_shishido003.jpg 津田 やっぱり、痛いことを考えたり、鬱々したポエムとか書いたりしてた? 小明 完全にひきこもりのオタクだったので......。とにかくマンガが好きで、当時は『るろうに剣心』とか『幽☆遊☆白書』とか、皆が一周して飽きてきた頃にハマりだす、みたいなのが多かったです。ひねくれてるんで、流行ってるときには手を出せずに、ちょっと過ぎてから読んで「面白いじゃん!!」みたいな。だから、3年後くらいに「今、『ワンピース』が超熱い!」とか言ってそうです。 津田 オタクをやめなきゃ、という反動があって芸能界を目指したってことなのかな。 小明 反動というか、中3のときに、ひきこもりから脱するためにも、お気に入りのマンガを全部ダンボールに入れて厳重に封印したんです。ほら、二次元にハマッて、更にひきこもりだと、現実と妄想の区別がつかなくなってくるじゃないですか? 津田 いいえ? 僕はそういうことはないですけど......。 小明 本当ですか!? へぇー!! そういう人もいるんですね!! 津田 ......はい。そのときは、世の中や社会はどのような物だと思っていました? 小明 そんなのは、自分の部屋から出ないから、分かるわけがないです。インターネットもなかったし。とにかくマンガだけは毎週出てくるし、夜になれば外出もできて単行本も買いに行けるから、それだけで幸せでした。もしあのころネットがあれば、ハードな2ちゃんねらーかネトゲ廃人になってたと思います。 津田 学校にはまったく行ってなかったんですか? 小明 中2はほぼ行ってないですね。3年になって、「このままじゃ二次元の世界から帰ってこられなくなる」という危機感があって、現実に帰ろう、高校に行こう、と。まずは塾に通わせてもらって、女子高に受かって、高校デビューです。 津田 高校デビューはどのような形で? 小明 ひきこもりオタク時代の私を知ってる人がいないので......いっちょまえに社交して、友達もいて、カラオケに行ったり、プリクラを撮ったり、ファーストフードでダベッたり......あれが人生の春でしたね。青春と呼べる日々でした。『あずまんが大王』みたいな、良いバカな女子高生でしたよ。 津田 部活とかは? 小明 部活、ダメ、怖い。 津田 怖い? クラスとかには仲のいい人もいたでしょ? 小明 一年先に生まれた人が絶対的な権力を持っていて、それに屈さねばならないのが理解できなくて......高校デビューでそこそこの社交性はアップしたものの、部活に励むほどの協調性はまだなかったんだと思います。仲の良い子もいましたよ! akari_shishido004.jpg 津田 高校のときは、オタク趣味は? 小明 マンガは好きでしたね~! 同じ巻を何冊も持ってましたね! 津田 ......ごめんなさい、ちょっと意味がよく分からない。 小明 気に入った巻を何冊も持ってたんです。 津田 例えば、『るろうに剣心』の12巻が最高だよねと思ったら、それを何冊も持っていたと。 小明 ええ、ええ。ちなみにその時は『幽☆遊☆白書』の7巻、8巻、13巻、あと確か......。 津田 (無視して)何のために? 保存用、観賞用、布教用みたいな? 小明 布教する友達もいないので、完全に自己満足ですね。あとは、弱い私を支えてくれた、漫画家さんを支えたい、とも思って。 津田 尊敬するクリエイターに恩返し! ませた子どもですね。そんな子がなぜ芸能界に......? 小明 姉がすごい美人でモデルだったんです。なので、中学に入ったあたりから、いろんな人に「あれ、妹らしいよ」「うそ、ぜんぜん似てないじゃん」「お姉ちゃんはカワイイのにね」って言われて。私はまったくかわいくなかったので、まー、ひどいもんですよ。 津田 比較の対象だったんですね。 小明 そうですね、昔、母に「集金のお金払っといて」って言われて財布を見たときに、財布に家族の写真を入れてるのを見つけて。おお、家族愛、と思ってみたら、私と姉が写ってる写真なのに、私の顔が半分切れてるんですよ。カメラに向かって笑ってるのに、フレームに入れてもらえてない。それってつまり、母が美人の姉を職場なりなんなりで自慢するときに「これが娘で......」って出す写真なわけじゃないですか。私、何? とショックで。「これは私が美しくないせいだ。でも、私だってプロに撮ってもらえばかわいく写るはず」と思って、グラビアを始めたのかなぁ......。 津田 プロに撮ってもらえば、というのは確かにそうかもしれないですね。でも、それで事務所に所属してアイドルに、っていうプロセスに飛躍があるような気が......。 小明 調子づいてましたね。女子高生って制服着てたら多少かわいいじゃないですか。それがまぁね、失敗だったんですけどね、売れませんで。 津田 結果的には、辞めようと思ってフリーになって。例えば、事務所を辞めるっていうときに、もっといい事務所があるんじゃないか、私の魅力を引き出してくれるところがあるんじゃないか、とは思わなかった? 小明 もう、そういう気力がなかったです。頭はハゲてるし、パニック発作みたいなのも持ってたし、鬱こじらせてたしで、「移籍したって、もうアダルトビデオに出るくらいしか道はないだろう」と。 津田 芸能界って、どうでした? 小明 怖かったです。 津田 どこらへんが? 小明 人と信頼関係がうまく築けない人だったみたいで......アットホームな事務所だったので、親戚みたいに思って、信頼とか信用をしてたんですけど、それがすごく独りよがりなものなんだな、と気付いたときには、もう事務所のお荷物になってた。若かったし、そういうの、難しくって......。 津田 うまくやれなかった。でも、それで完全に引退して、大学に行って普通のOLさんを目指すっていう選択肢もゼロじゃなかったでしょ。それでもフリーになって、あえて活動を続けようと思ったのは? 小明 なんでだろう。たぶん、社会に出るのが怖かったんじゃないかな。あと、グラビアアイドルになろうと思って芸能界に入ったから、「辞めるんだったらひと花くらい咲かせてから辞めたいよね!」みたいに思っていたのもあって、まぁ咲かなかったんですけどね、咲かないまま、ずるずるとまだ続けているんだと思います。 津田 いつか咲くかもしれないって。 小明 なんとなく、咲かないタイプの植物っぽいな、というのは分かってきましたが。 津田 今、客観的にアイドル業界、グラビア業界、芸能界、ネット、出版、どこか分からないですけど、自分の立ち位置というか、自分の職業は何だと思いますか? 小明 今は、「アイドルライター」という微妙な肩書をいただいてるんですけれど、アイドルの仕事もたいしてやっていないので、いつまでこの肩書きが使えるのだろうか、という危機的状況です。 津田 それは客観的に見えているんですね(笑)。例えば、今26歳っていう年齢で、30歳という区切りの年齢があるときに、これくらいはできるようになろうとか、30になったときにこれができていたらいいな、という目標はありますか? 目標を立てずに漫然と生きていると、時間はバーっと過ぎるので。 小明 目標......? 「死なない」とかかな......。生きているのに、精一杯で。一応、毎年の目標が「現状の斜め上」なんですよ。それでやっと現状維持って感じで。私は本当に自虐でも、卑下でもなくクズなので、特に「これになりたい!」と思うことが、おこがましいと思ってしまう。どうすれば良いんですかね......。 akari_shishido005.jpg 津田 とにかくTwitterやニコ生をガンガンやって、今の素のままを拡大していって、いろんな人に巻き込まれて、結果的に収入が増えていた、というのを目指すのがいいのかもしれないですね。だから、まずは自分のベーシックな活動場所を作ったうえで、広げていくという。 小明 ひとつ自分のね、しっかりとした背骨になるような活動がほしいです。 津田 でも、僕にもそういう「背骨」がないから、どうしようかなって最近思ってますよ。 小明 津田さんが? 本当に? 思ってないでしょ! そんなこと! 津田 いやいや「ジャーナリスト」って名乗ってるくせに書くのが本当に辛いので......。 小明 もうライターさんになられて10年以上なんですよね、大先輩だ! 今、Twitterから巻き起こった津田さんムーブメントがあるじゃないですか。「tsudaる」もそうですけど、自分の名前がそういう使われ方をするのはどうですか? 津田 嫌に決まってるでしょ! 本当に「tsudaる」という単語だけは廃れてほしいな......。 小明 津田さんでもお辛いんですね。津田さんくらい成功してる人が辛いんなら、もうどうやったって辛いんでしょうね。どうやって生きていけばいいんだ。 津田 見通しは......? 小明 どうやっていこうかな......。 津田 だったら「どうやって生きていこうかなぁ、と悩み続けているんです」っていうのを、そのまま1億2,000万人くらいの人に知ってもらえる活動をするべきだと思いますよ。結局、小明さん他人には答えを求めてないでしょ? ぐるぐるぐるぐる回って、最後にはバターンって倒れるかもしれないけど、話聞いた感じまだまだバターンとはいかなそう。だから、むしろそれをもっと活かして、より過激にぐるぐるすればいいんじゃないですか。ぐるぐるしている様を見せればそれが「コンテンツ」になる。今よりもっとぐるぐるする。まだぐるぐるが足りない! ニコニコ生放送とかを自分ではじめて、ぐるぐるすればいい! 小明 ニコニコ生放送かぁ、ちょっと怖いけどやってみようかなぁ......。あっ、申し訳ないです。インタビューしていただいて、アドバイスまでいただいてしまいました。 津田 いえいえ、もっともっとぐるぐるしてください。 小明 ぐるぐるします! ぐるぐる!(回りながら帰ってゆく) (聞き手=津田大介/写真=宍戸留美/構成=編集部/2011年2月9日収録) ●つだ・だいすけ 1973年、東京都生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学在学中からライター活動を始め、コメンテーターとしても活動している。2006年~08年、文部科学省文化審議会著作権分科会専門委員。近著に『Twitter社会論』(洋泉社)『未来型サバイバル音楽論 - USTREAM、twitterは何を変えたのか』(中公新書ラクレ=共著) ●ししど・るみ 1973年、福岡県生まれ。1990年にアイドルデビュー、18歳でフリーアイドルになり現在まで様々な分野で活動。フランス、ドイツ等でもライブを行い音楽活動で高い評価を得ている。 下北沢発インターネット音楽市場【Majix】 ニューアルバム「CHERBOURG→BRIGHTON」 新曲「ミルク」1曲100円で配信中!! 公式HP http://rumi-shishido.com/ ●あかり 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 津田さんありがとうございました! amazon_associate_logo.jpg
【声優 on FINDER!】バックナンバー 【vol.09】「悩んだら、バーッっときてグワーン!」【中川里江】1回泣いて全部忘れるヒロインサイド 【vol.08】「"声優"の仕事の幅広さにびっくり」【稲村優奈】10年に詰まったスクランブルデイズ 【vol.07】「ビキニを着たこともないんです」【蝦名恵】3カ月目のヴァージン・シュート 【vol.06】「生き急いだ分、戻ってやり直しができると思う」【江里夏】10歳で見たデイドリーム 【vol.05】「何でも出来るって、とりあえず言っちゃう」【矢野明日香】360度のワークフィールド 【vol.04】「考えてると、寝ちゃうんです......」【窪田涼子】東経135度のモラトリアム 【vol.03】「いいものを出せば必ず返ってくる」【チャン・リーメイ】100%のプロレス・マインド 【vol.02】「いつもどこかで、なんとかなるさ」【片岡あづさ】22歳のセカンドフェーズ 【vol.01】「Twitter始めるまで、いつも泣いてた」【宍戸留美】20年目のセルフポートレート

「悩んだら、バーッっときてグワーン!」【中川里江】1回泣いて全部忘れるヒロインサイド

nakagawarie001.jpg  元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが、自らカメラマンとして可愛い声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の9回目です! 今回はルンルンも出演しているアニメ『はなかっぱ』で主演を務める声優の中川里江さんです! ――はじめまして、小明です! 取材前には必ずブログやツイッターをチェックするようにしているんですけれど、中川さんはどちらもやられてないんですね。  普段からあんまりプライベートの話をしないので......。スタッフさんにも「なんでしないの?」って聞かれるんですけど、自分のことを語るのが恥ずかしんですかね~? 仕事のことならまだしも、私生活になると「誰か読みたい人いるか?」って思っちゃう。ファンの方がいれば喜ばれるのかな、とは思うんですけど、多分いないだろうしな......。 ――ネガティブ! そんなことないですよ!  あと、単純に「やってみよう!」って思ったことがないのかも。もしツイッターやっても、つぶやくこともないし......。 ――普段、どんな生活を送っているんですか......? 業界に入られて、もう11年とかですよね。  あっ、それはウィキペディア情報ですね? あれは全部嘘です(きっぱり)。 ――えっ! じゃあ私が見てきた情報は?  ええ、嘘です。自分で見てびっくりしたんですから。あれは誰が書いているんだろう? 私、何も言ってないもの。 nakagawarie002.jpg ――ちなみにウィキペディアだと出身は高知県の四万十市になってるんですが......。  四万十市という市があるのも知らなかった。 ――それも嘘!?  本当の生まれは大阪で、育ちが高知です。どっから出てきたのか......四万十市って何!? ――じゃあ、年齢は? 32歳になってますが......?  嘘です! 「なんでサバ読んでるの?」って聞かれて気まずいんですけど、自分でもなんでそうなってるのか......。本当の年齢はゴニョゴニョ(自主規制)。 ――......ほう!? それはまた......ええっ!?  面白いからウィキペディアはあのままでいいんじゃないかなぁ。えへへ。 ――所属事務所のリンクもなくって、今まで3つほど事務所を移られていますけど、現状はフリーなんですか?  あ、3つ目は倒産なんですよ。今はそこで一緒にやっていたマネージャーさんと一緒にやっていて。 ――なるほど。しかし倒産とはキツイですね。  倒産しちゃたときはつらかった~。 ――ひどい! 我々にとって事務所が倒産っていうのは、失業とほぼイコールですもんね。主役の『はなかっぱ』があって良かった! ただでさえ安定しない職業なのに、たまったもんじゃないですね......。悩んだり落ち込んだり、辞めようかなって思ったことはありますか?  そんなに長くは悩まないんですよ。悩んでも、思いっきりガーンッときて、バーッっときて、グワーンッて感じかな。 nakagawarie003.jpg ――なんか『ハッとして! Good』みたいでアッパーな感じですけど、つまり、落ち込むだけ落ち込んで一気に回復するって感じですか? どうやって?  映画を観たり、本を読んだりして、一回泣くとすっきりするし、何もなくともガーっと泣いたり。ストレスが溜まっていたり、割と高ぶっていると、台本取りに行く道すがら泣いてたりします。それで発散できますよ~! ――明るく話されてますけど、それ、傍から見るとけっこう心配ですよ! ちなみに、なぜ声優を志されたんですか?  そんなにかしこまった理由はないんですけど、幼い頃から映画が好きっていうのが大きいですかね。それで色々読んだりするのが好きで、ワークショップに行ったのがきっかけで、この世界に入ることになったんです。でも、私、OLさんとかをしていたので、デビューはかなり遅いんですよ。 ――すごい! OLをしながらワークショップに通って、ついに声優になったんですね!  いや~、ほんの少しですけど。 ――え?  それも声優ではなくナレーション。その時の演出家さんからオーディションのお話を頂いたのがきっかけです。だから、声優の学校にも行ってなくて。あんまり得意じゃないんですかね~、学校に行くのは。 ――お気持ちわかります! 色んな役をやられてきた上で、ついにNHKの子供番組で主役が決まった時はどういう気持ちでしたか?  「よくぞ、私を! チャレンジャーだな!(笑)」と、絶叫するほど嬉しかった!!!勉強になることと面白いことがいいバランスであって、ベテランさんもいれば新人さんもいて、宍戸留美ちゃんと私がいて......今までになかった感覚を味わってます。楽しいんですよ、毎回笑いを抑えるのが大変!
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――主役を演じるにあたって、何か変わったことはありますか?  『はなかっぱ』をやるまでそんなに意識してなかったんですけど、主役をやることで、今まで以上に全体を見つつ、現場と作品をもっと俯瞰的に見て、自分を出しつつ、他の人のコラボも楽しんで、邪魔もしないように......と、いろいろ考えるようになりましたね~。 ――座長みたいですね! そういえば、中川さんは仕事の現場では女の部分を一切出さずにやってらっしゃるとか。  一切出さないです。うまく言えないんですけど、仕事場でそういうのを出すのが好きじゃないんですよね......。 ――芸能関係だと、どうしても偉い人に色っぽく「私を使って!」っていうアピールをする人はいますよね。それも一つの入り口ではあるんですが......。中川さんの女の一面はいつ出してるんですか?  事務所関係の人にも一切出さない。というか、面倒くさいから一切出さないの。......出せる物が無い......のか?(笑) ――徹底してますね! じゃあ、こういうグラビアみたいなお仕事をする時は?  いや~、すっごい写真が苦手で、あんまり写ったこともないな~。集合写真にいやいや写るくらいだな~。 ――確かに、中川さんの画像を検索しても、本当に集合写真くらいしか出てこなくて、「どの人が中川さんなんだろう......?」って感じでしたよ!  アハハハ! いや~緊張するので避けていたんですけど、みんなに「写していいですか?」って頼まれると、「嫌ですね!」とは言えないので......。写真なんて、前に宍戸留美ちゃんに撮ってもらって以来で、その時の写真をまだ宣材写真に使ってます。そのくらい撮ってない。 ――じゃあ、今日は撮影の間だけ女スイッチを入れていただいて......。  え~、それはどうかな(笑)。 ――色っぽいの期待してます! 今日はありがとうございました! (撮影=宍戸留美/取材・構成=小明) ●なかがわ・りえ 12月26日生まれ。大阪府出身。代表作に『はなかっぱ』はなかっぱ役、『タユタマ -Kiss on my Deity-』鵺役、『毎日かあさん』毎日ぼうや役等、様々な作品に出演。アニメーション以外でもナレーション等で活躍中。 ●ししど・るみ 1973年11月6日、福岡県生まれ。1990年にアイドルデビュー、18歳でフリーアイドルになり現在まで様々な分野で活動。フランス、ドイツ等でもライブを行い音楽活動で高い評価を得ている。 7年ぶりのニューアルバム『CHERBOURG→BRIGHTON』も世界へ向けて配信中!! http://www.majix.jp/artist_content/187 USTREAMでの音楽番組司会「宍戸留美x津田大介Oil in Life」も必見!! <ライブ情報> 3月18日(金)CLUB Que 「贈る言葉」 出演:宍戸留美/サード・クラス/富士中学校ブラスバンド部 start18:30 チケットぴあ(Pコード:130-683) 問:CLUB Que03-3412-9979 公式HP http://rumi-shishido.com/ ●あかり 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
はなかっぱ ~僕、はなかっぱ~ 大人が見てもおもしろいですよー。 amazon_associate_logo.jpg
【声優 on FINDER!】バックナンバー 【vol.08】「"声優"の仕事の幅広さにびっくり」【稲村優奈】10年に詰まったスクランブルデイズ 【vol.07】「ビキニを着たこともないんです」【蝦名恵】3カ月目のヴァージン・シュート 【vol.06】「生き急いだ分、戻ってやり直しができると思う」【江里夏】10歳で見たデイドリーム 【vol.05】「何でも出来るって、とりあえず言っちゃう」【矢野明日香】360度のワークフィールド 【vol.04】「考えてると、寝ちゃうんです......」【窪田涼子】東経135度のモラトリアム 【vol.03】「いいものを出せば必ず返ってくる」【チャン・リーメイ】100%のプロレス・マインド 【vol.02】「いつもどこかで、なんとかなるさ」【片岡あづさ】22歳のセカンドフェーズ 【vol.01】「Twitter始めるまで、いつも泣いてた」【宍戸留美】20年目のセルフポートレート

堀江由衣が新宿東口を急襲! ステーションスクエアで新曲発売記念ライブ

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 ほっちゃんが冬の新宿に降臨! 2月6日、やや薄曇りながら気温11度と好天に恵まれた午後2時。詰めかけたおよそ2,000人ほどとみられるギャラリーが「ほっちゃーん!」と呼びこみをすると、堀江由衣が東京・新宿ステーションスクエアに姿をあらわし、とたんに大歓声が上がった。 「内緒だったのに(やや棒読み、場内・笑)。よく見つけてくださいましたね」 「Twitterを見たら"今から探しに行きます"みたいなのがあって、間に合わないんじゃないかなと思っているんですけど」  この日は新曲「インモラリスト」発売記念ライブ。一週間前の1月29日には、復活した黒夢のシークレットライブ「黒夢 1/29 X-DAY Supported by VANQUISH」が同所にて行われ、開始1分で中止になるという"事件"があったばかり。  所轄の警察からは一切の事前告知をしないよう求められ、看板の設営も開始1時間前からという制限がついていた。警備員も30人体制。万全の構えでの「ゲリラライブ」だったのだ。 horieyui020602.jpg  もっとも新宿東口に出たとたん、アニメファンではなさそうな、いたって普通の人々から「ここで堀江由衣がライブやるんだってよ」という会話が漏れ聞こえてきたので、相当広い範囲に情報が出廻っていたのは確かであるようだ。  実は10年前にも新宿ステーションスクエアにて堀江由衣のライブイベントが行われていた。ただしそのときは想定していなかったほど大勢の人々が押し寄せてしまい、出だしをちょっと歌っただけですぐに中止になってしまった。堀江由衣が同所でしっかりと歌を歌いきったのは、今回が初めてである。  その割になぜ新宿でやることになったかは曖昧で、久しぶりだし、ドカンやっちゃう? というノリで、直近に開催が決まったようだ。 horieyui020603.jpg  曲順はよく考えられていて、将棋倒しなどの事故が起きないよう、シングル「インモラリスト」収録中もっともノリのいい「True truly love」をラストの三曲目に配置。実際の収録順では三曲目にあたる「HOLIDAY」を二曲目に持ってくる構成になっていた。  こうした努力のおかげで!? 約28分間のライブは無事、進行した。音階が飛び、展開が複雑で、方々から"激ムズ"と評判の「インモラリスト」はアニメ『ドラゴンクライシス!』のOP曲。清竜人が手がけたプログレッシブかつシアトリカルな楽曲で、人前で披露するのは初めてだったが、しっかりと歌いきった。  難曲を歌い終えて肩の荷が下りた堀江由衣は「今日が2月6日ということで、特に何もない日なんですけど」と苦笑しつつ、節分とバレンタインデーを合わせ、二曲目の「HOLIDAY」では「事件にならない程度にね」と、チョコの包みを30~40ほどギャラリーの只中へと投げ込んむ。 horieyui020604.jpg  ポロポロと何包みかこぼれてしまったが、壇上に落ちたチョコは「なんか大惨事なんですけど。いやーん、もう」とつぶやきつつ優しく女子のファンに届けられた。  ここまでで予定のほとんどを消化。「(もう最後の曲で残り数分ということで)きっとおまわりさんも目を瞑ってくれると思うので、ちょっとだけ盛り上がりに行けたらと思います」と、事故が起きないよう配慮したMCを挟み、三曲目の「True truly love」を歌い終えるとライブはつつがなく終わった。  なお、タワーレコードでは『堀江由衣「インモラリスト」発売記念コラボパネル展』を開催中。新宿店の7Fと10F、渋谷店の4Fでは、「インモラリスト」のジャケット用衣装の写真や、タワーレコードのエプロン着用写真、等身大パネルを展示。撮影自由とのことなので、ファンは押しかけてみてはいかがか。開催期間は新宿店が2月28日まで、渋谷店は未定。 (取材・文・写真=後藤勝) <セットリスト> 1. インモラリスト 2. HOLIDAY 3. True truly love
インモラリスト(初回限定盤) 約1年半ぶりのリリースです。 amazon_associate_logo.jpg
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黎明期を知る"悪役専門"柴田秀勝が語り尽くした「声優のリアル」を聴け!(後編)

_HJK8290e.jpg前編はこちらから ──先ほどおっしゃっていた、"底が浅い"という部分が気になりました。もっと深みのある演技ができるといいということだとは思うのですが。 柴田 本を読める人だけが役者になるのであって、本を読めない人は役者になるべきではないというのは、いまだに役者道ということではそうなんでしょうけれども。ただ、アニメに関して言わせていただくとね、5本に1本出てくるとか、最後のほうだけ出てくるという役だと、物語が分からないんですよ。それで相手の心を読んで、こちらの心を表現しろと言われてもね。物語がなんだか分からない。そういう意味ではこれからの声優さんは大変だと思うんだけれども、やっぱり役作りに苦労した人は、引き出しが違うんですよね。今僕らがやっている仕事はほとんど引き出し芝居ですよ。自分の脳に収まっている五感の記憶からいかに適切なものを引き出すか、それにかかっていると思いますね。技術優先ではあるんだけれども、せめて相手役の心くらいは読む、その中から出てくる言葉は違ってきますからね。 ●「役を演ずる者」であり続けるということ ──柴田さんが分野を問わず続けてこられた秘訣とはなんなのでしょうか。 柴田 僕はもともと起用な役者じゃないんですよ。もともと好きで役者になったわけじゃないから、役者とは何をしたらいいんだというところから始まっています。根が不器用なんですよ。なにしろ収録現場に行くと、僕以外の人達は皆うまく聞こえる、見えるでね。だけど不器用な人間は追いつこうとして一所懸命勉強するから。常に初心に戻れるんですよね。器用な人は(一定の段階まで)昇って行くのは速いけど、そこから先が大変。壁にぶつかったら、なかなか乗り越えられないじゃないですか。役者を目指している人にも言うんですけどね、役者の修行というのは「三歩前進二歩後退」だと言っているんです。それでも一歩前進しているっていう。それを忘れない限り役者は続くだろうし。役者にとって大切なのは、いつデビューできるかではなくて、いつまで続けられるかじゃないのかな、と思っていますね。昔の人はよく言ったもので、初心に戻るということは大切なんでしょうね。 ──これから声優を目指そうという方にメッセージをいただけますか。 柴田 声優を目指す人は役者を目指しなさいというのは、昔も今もちっとも変わっていないんです。僕は声優という言葉はいまだに好きじゃないんですけれども、役を演ずる者が役者であるし、声優も役を演ずるものでなければいけないと思うんですね。僕が今ナレーションをやるじゃないですか。これはナレーターを演じに行っているだけなんですよ。だから僕は常にナレーターじゃないんですよね。ナレーターを演じている役者にすぎない。 ──どうすれば演じられるようになるのでしょうか。 柴田 演じることを覚えるのは、そんなに難しいことじゃないと思うんですね。これから目指す人たちにアドバイスができるとしたら、見たり、聴いたり、試したり。昔から言うじゃないですか、盗んで罪にならないのは芸の道。上手から盗め、下手から学べ。これがいちばん大切、それを理解するまでに時間がかかるんですよ。見る、聴く、に加えて役者としての日常生活を送っているか。これは何も声優だけじゃない、俳優もそうですけど、どうやったら毎日声を出せるか。この三つですよ。やっぱり声も宝石と同じで、珠磨かざれば光無しでね、声は磨きがかかるものなんですよ。で、声に磨きをかけるためには、毎日声を出さなきゃ磨きはかからないじゃないですか。だから、各自の工夫ですよ。僕がいまここでお店をやっているじゃないですか。お店と同じなんですよ、53年というのは。役者も53年、お店も53年。いまだにカウンターの中で僕がお客さんの相手をしているというのは、声を出す仕事をしているのと同じなんですよ。53年間毎日しゃべって、磨きがかからないわけないじゃないですか。 ──お店をピカピカにしているのと同じですものね。 柴田 ええ。人間は言葉を聴いて覚えるんだから。赤ちゃんがそうじゃないですか。言葉というのは聴いて覚えるんです。誰だって与えられたイメージを持つ。ただ問題なのは、自分のもったイメージどおりに演じられたかどうかを判別できる耳を持っているか持っていないかなんです。ただ見ていればいい、ただ聴いていればいい、というわけでもない。だから難しいのは、役者としての日常生活。役者にはライセンスもなければ国家試験もありませんからね。オレは今日から役者と思ったら役者なんですよ。誰も否定できないんですよ。ただ役者としての日常生活を送れているか否かなんです。役者としての日常生活を送っているとテレビの見方が違う。聴き方が違う。 ──柴田さんはどのようなアドバイスを受けたのですか。 柴田 とてもじゃないけど役者で食えない頃に、先輩にアドバイスを求めたことがあるんですよ。このまま役者を続けていていいもんだろうかと、先輩に相談したんですね。そうしたらその先輩が教えてくれたのはね、「おまえさ、黙って新橋から銀座四丁目まで普通の恰好をして歩いてみろ。三人以上の人がおまえを振り返ったら、おまえは役者だよ。台詞をうまくしゃべれる、そんなのはどうでもいいんだ。台詞は日常会話の再現だよ。耳がよくなれば、そんなものは誰でもできるんだ。そんなことよりは、人を振り返らせる魅力を持て。これが役者だよ」と言われましたね。でもこれまた理解するのに、だいぶ年月がかかりましたけどね。それが普通の人が持っていない役者のオーラなんだ、それを身につけろ、と。どうやって身につけるか、それはおまえが考えろ、という。 ──決まった答えはないわけですね。 柴田 ええ。だからね、感性というかセンスというか、こればかりは持って生まれたやつにはかなわない。持って生まれたやつもいるんだよ。じゃあ、持って生まれてこなかったからといって役者になれないのかというと、そうでもない。ただどれだけ努力しても報われるという約束の無いのがオレたちの世界だ、とも言われましたけどね。 ──今後の抱負は。 柴田 5年くらい前から「オレも今年一杯で終わりだな」と言い続けているんですが、また新しい年が来た。僕は歳をとってから考えが変わったところがあるんですよ。ひとつは、残された人生のなかで忘れ物をしない。忘れ物のない人生で終わりたい。それともうひとつは、65歳くらいまでは、人はどうでもよかったんですよ、自分さえ売れていれば。青二に新しいマネジャーが入ってくるとよく言うんですよ、人はどうでもいいからオレを売れ、って。それが65を過ぎたら変わっちゃったんですよね。少しでも人の役に立てることがあったらやりたい。このインタビューもそうです。将来声優を目指す人の役に立てることが何か言えるのなら残しておきたい。53年かけて分かってきたものを、40年で、あるいは30年で、オレに追いつき追い越すことのできるアドバイスをできるものなら残しておいてやりたい、と思ってます。いまはギャラなんてどうでもいいんですよ。ギャラのないのにもずいぶん出ています。人間、歳取ると変わってきますね。それも忘れ物のない、ということに入っているんですかね。 ──ところで新春早々、タイガーマスク運動が話題となりました。ミスターXとしては伊達直人になんと言ってやりたいですか? 柴田 最後まで宿敵だった伊達直人だが......。そうだな、敵ながら「あっぱれ」を言ってやりたい。来年は罪ほろぼしに『虎の穴』からランドセルを送ってやりたいね。「ふっふっふ、タイガーめ......やってくれるナ」 (取材・文=後藤勝/写真=木下裕義) ●しばた・ひでかつ 1937年、東京都生まれ。大学卒業後、関西歌舞伎を経て、58年に俳優デビュー。69年、俳協のマネージャーだった久保進らと共に青二プロダクションを設立。同年の『タイガーマスク』(=ミスターX役)を皮切りに声優として数多くの作品に出演している。また、ナレーターとして第28回国際産業映画・ビデオ祭文部大臣賞、第29回国際産業映画・ビデオ祭通商産業大臣賞受賞。近作に『鋼の錬金術師』(キング・ブラッドレイ役)、『ONE PIECE』(モンキー・D・ドラゴン役)等。73歳の現在も精力的に出演作を重ねながら後進の指導にあたっている。  * * *  柴田秀勝氏が53年の役者生活をもとに「声優のリアル」を語るイベントが、3月に開催される。声優という仕事、俳優という生き方をもっと知りたいあなた、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。 flyerwebomote.jpg ●「Respond! You!! -聞きたくねーか?本音のハナシ。」 2011年3月20日(日) 13時開演~16時終演予定(最大延長 16時半) 阿佐ヶ谷ロフトA http://www.loft-prj.co.jp/lofta/ 出演:柴田秀勝(声優 青二プロダクション所属) 飯田里樹(音響監督 ダックスプロダクション所属) 詳細は「声優のリアル」公式サイト <http://www.real-seiyu.net>
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