広島県警広島中央署の「8,500万円盗難」問題、内部犯行説に拍車「無修正DVDの紛失も……」

広島県警広島中央署の「8,500万円盗難」問題、内部犯行説に拍車「無修正DVDの紛失も……」の画像1
イメージ画像(足成より)
 広島県警広島中央署で保管中の証拠品だった現金約8,500万円が盗まれた事件で、同署への批判は強まるばかり。現場の状況などから、内部犯行の疑いが濃厚。勤務する警察関係者の中に犯人がいるわけだから、市民の不信感も最高潮に達している。同署に寄せられた抗議電話の中には「おまえら全員で山分けしたんとちゃうか」という痛烈なものもあったというが、さらに浮上しているのが「過去の余罪」のウワサだ。 「広島中央署は公にしていないけど、ほかにも犯罪の押収品の紛失が多いという話です。ある元署員は『押収した麻薬が減ってたらしい』なんて話もしているし、ほかにも違法なポルノDVDも一部がなくなっているそうだ。現金がなくなったのも、その延長線上なのでは」(地元紙記者)  具体的に押収品の横領があったという事実が確定したわけではないが、何しろ不信感が募る同署だけに、こうした話が飛び交っているのである。 「中央署は7年前に児童ポルノのDVD8万枚以上を押収、1年半ぐらい前にも韓国人の犯罪グループから違法なポルノDVD6,000枚を押収。こういうものが減っているらしくいが、担当の課の倉庫にあるまま、外部の人間にカウントさせていないい。警官の中にもポルノ好きな奴はいるだろうから、抜き取った奴がいてもおかしくはないけど、問題はチェック機能がないことでしょう。署は存在する押収品すべてを確認して市民に公開すべきでは。余罪があったら問題なんだから」(同)  なんとも痛烈な地元紙記者の話だが、なくなった現金は、2月の詐欺事件で押収した約9,000万円の一部だった。署員に聞いたところ「保管するのは基本、押収した部署ですが、現金だったので会計課の金庫で保管していた模様」だという。その金庫のカギは同課の課長が机の引き出しに入れていたが、そこをこじ開けられカギを持ち出されていた。同課は建物の奥にあることから外部の犯行は極めて難しく、約350人の署員の中に犯人がいるとみられている。  県警の発表では「5月8日に発覚する前の3日から5日までは、イベントがあった関係で数十人の署員が課に出入りしていた」というのだが、それ以上の手掛かりはまだないまま。地元紙記者は「市民が言うように、その数十人で山分けしていることだって考えられますよ。何しろ、この署は隠蔽体質にありますから」と過去の不祥事を明かす。 「昨年、署の警部補が仕事のことで腹を立てて部下に拳銃を向けた銃刀法違反で停職処分になったんです。でも、事件があったのは10、11年のことで、同僚たちがそれを隠蔽していたんですよ。いま捜査に全力を注がなきゃいけないのに、『見つからなかったら公費で弁済を』なんて話している幹部もいて、これなどは早い幕引きを狙ってるとしか思えません」  この話には「預かった金を失くしておいて税金を使うのはおかしい」と市民からも批判が出ている。中には「署員は連帯責任で、自分たちの給与から差し引いて弁済しろ」との声もあるほどだ。ちなみに8,500万円を署員数で割ると、ひとり約24万円。これは大学卒の新人警察官の初任給(給料+地域手当)、約21万6,000円より高い額である。  それはさておき、ほかの押収物が横領された可能性について同署に取材を申し入れると、山田博実副署長は肯定も否定もせず「私の立場としては何もコメントできません」とのことだった。そのため広報に話を振ったが、こちらも「存じ上げないので答えようがない」と、身を乗り出して調査するような姿勢は見られなかった。  広報は「ずさんな管理があるなら当然変えていかないといけない」とは言っていたが、前述のように押収品の保管は事件の担当者任せのまま。再発防止に具体策があるのか聞いてみたが、「私は警務課員ですのお答えするようなことではない」とのことだった。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

広島県警広島中央署の「8,500万円盗難」問題、内部犯行説に拍車「無修正DVDの紛失も……」

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 広島県警広島中央署で保管中の証拠品だった現金約8,500万円が盗まれた事件で、同署への批判は強まるばかり。現場の状況などから、内部犯行の疑いが濃厚。勤務する警察関係者の中に犯人がいるわけだから、市民の不信感も最高潮に達している。同署に寄せられた抗議電話の中には「おまえら全員で山分けしたんとちゃうか」という痛烈なものもあったというが、さらに浮上しているのが「過去の余罪」のウワサだ。 「広島中央署は公にしていないけど、ほかにも犯罪の押収品の紛失が多いという話です。ある元署員は『押収した麻薬が減ってたらしい』なんて話もしているし、ほかにも違法なポルノDVDも一部がなくなっているそうだ。現金がなくなったのも、その延長線上なのでは」(地元紙記者)  具体的に押収品の横領があったという事実が確定したわけではないが、何しろ不信感が募る同署だけに、こうした話が飛び交っているのである。 「中央署は7年前に児童ポルノのDVD8万枚以上を押収、1年半ぐらい前にも韓国人の犯罪グループから違法なポルノDVD6,000枚を押収。こういうものが減っているらしくいが、担当の課の倉庫にあるまま、外部の人間にカウントさせていないい。警官の中にもポルノ好きな奴はいるだろうから、抜き取った奴がいてもおかしくはないけど、問題はチェック機能がないことでしょう。署は存在する押収品すべてを確認して市民に公開すべきでは。余罪があったら問題なんだから」(同)  なんとも痛烈な地元紙記者の話だが、なくなった現金は、2月の詐欺事件で押収した約9,000万円の一部だった。署員に聞いたところ「保管するのは基本、押収した部署ですが、現金だったので会計課の金庫で保管していた模様」だという。その金庫のカギは同課の課長が机の引き出しに入れていたが、そこをこじ開けられカギを持ち出されていた。同課は建物の奥にあることから外部の犯行は極めて難しく、約350人の署員の中に犯人がいるとみられている。  県警の発表では「5月8日に発覚する前の3日から5日までは、イベントがあった関係で数十人の署員が課に出入りしていた」というのだが、それ以上の手掛かりはまだないまま。地元紙記者は「市民が言うように、その数十人で山分けしていることだって考えられますよ。何しろ、この署は隠蔽体質にありますから」と過去の不祥事を明かす。 「昨年、署の警部補が仕事のことで腹を立てて部下に拳銃を向けた銃刀法違反で停職処分になったんです。でも、事件があったのは10、11年のことで、同僚たちがそれを隠蔽していたんですよ。いま捜査に全力を注がなきゃいけないのに、『見つからなかったら公費で弁済を』なんて話している幹部もいて、これなどは早い幕引きを狙ってるとしか思えません」  この話には「預かった金を失くしておいて税金を使うのはおかしい」と市民からも批判が出ている。中には「署員は連帯責任で、自分たちの給与から差し引いて弁済しろ」との声もあるほどだ。ちなみに8,500万円を署員数で割ると、ひとり約24万円。これは大学卒の新人警察官の初任給(給料+地域手当)、約21万6,000円より高い額である。  それはさておき、ほかの押収物が横領された可能性について同署に取材を申し入れると、山田博実副署長は肯定も否定もせず「私の立場としては何もコメントできません」とのことだった。そのため広報に話を振ったが、こちらも「存じ上げないので答えようがない」と、身を乗り出して調査するような姿勢は見られなかった。  広報は「ずさんな管理があるなら当然変えていかないといけない」とは言っていたが、前述のように押収品の保管は事件の担当者任せのまま。再発防止に具体策があるのか聞いてみたが、「私は警務課員ですのお答えするようなことではない」とのことだった。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

イスラム教徒でもない人が……見当違いの「ホームグロウン・テロ」捜査は、なぜ起こる?

keisi0830
 とある千葉県内のトルコ料理レストランに8月上旬、こわばった顔の男たちがドカドカと踏み込んだ。彼らは警視庁公安部の捜査官で、店主のパソコンやスマートフォンを任意で押収。店主への聴取などはなかったが、営業中に客の目の前で起こった出来事に、店主は憤っている。 「陰謀容疑だというのに捜査令状はナシ。当然あるわけがない。何もしていないんだから。やましいことがないからパソコンもスマホも差し出したけど、営業中に来るなんてひどい。お客さんに誤解を招くでしょう?」  この店主はインドネシア人で、疑われたのは中東テロ組織とのつながりのようだったというが、「おそらく過去にイランやトルコに住んでいたことがあって、仕事でシリアに行ったこともあるからでは」と話す。  テロリストとの関わりはなく、実際に後日、パソコンやスマホは返却され、それも捜査官が休日に非番でやってきたというから、捜査の成果はゼロだったということ。 「妻は日本人だし、日本に10年以上も住み、そもそも私はイスラム教徒でもないんです」  そう話す店主は、過去にもこうした迷惑な捜査を受けたことがあるのだという。 「9.11米同時多発テロの後の正月、ジャカルタの親族が来日したときにも予告なく刑事が自宅に踏み込んできたんです。そのとき、過去にシリアに出入りしたことを聞かれましたが、私は仕事でシリア名産の石鹸を買いに行っただけで、ほかに持ち帰ったのはゴマとピスタチオの入った伝統クッキーだけ。逆にこんな私なんかを調べるほどテロ対策はずさんなのかと、不安になります」  この話には軍事ジャーナリストの青山智樹氏が、テロ関連捜査で警察が情報錯綜に振り回されている原因を解説する。 「テロ組織のISISは最近、世界各地の志願兵を募集していますが、組織のメンバーやイスラム過激派の信奉者でない者が仕事を請け負っているんです。テロ組織が別の組織に仕事を依頼するテロネットワークができていて、たとえばオウム真理教は世界で初めて化学テロを起こした団体として海外でも知名度が高く、過激なテロ組織がオウム残党に連絡を取りたがっている話があったりするほど。そうなるとISISとまったくつながりを持たない無関係なところを、いきなり疑っしてかかってくることも出てきます」  実際、中東の反米テロ組織が、南米を拠点に反米活動を続けている連中と、主義主張を超えた反米一致で協力しているというウワサもある。アメリカに入国するのに中東系の人種だと警戒されるが、南米のラテン系であれば入国しやすい利点があるという話だ。ISISに関しても世界各地で直接組織に関与しない自主的な同調テロが相次いで「ホームグロウン・テロ」として恐れられるようになっている。  イスラム教徒といえばアラブ人と思いがちだが、実際には世界最大のイスラム信者を抱える国はインドネシアで、こちらは日本への移住者が急増中。これは日本政府が旧民主党政権下で難民認定の申請支援を強めたことに加え、安倍政権の「観光立国」推進の申請が原因で、難民申請した外国人は11年以降、5年連続で過去最高を更新、インドネシア人の申請はビザ免除を開始した14年は17人だったが、昨年969人に一挙に増えた。  難民認定の審査中は働くことができるメリットがあるため、ウソの申請で時間稼ぎをする者が増え、このご時世でも日本は海外工作員が入りやすい国となってしまっている。一方でテロに無関係なインドネシア人のパソコンを押収するという無駄な捜査をしてしまっているのだから滑稽だ。  ただ、青山氏によれば「日本にもテロ予備軍となる怪しい事務所が存在するのは間違いない」という。 「日本にもイスラム寺院が存在し、いろいろな国から来た信者の一部は過激思想を持って組織化しています。こうした組織はもっと調査を強めるべきですが、なぜか日本はあまり積極的ではありません。それは日本政府がわざとテロ組織の活動を見逃しているという見方もあるんです。日本と協力関係にあるアメリカは、中東イスラエルを全面的にバックアップしていて、中東の紛争が続けば続くほど都合が良い状況。日本も下手に取り締まりをせず、無言の支援をしている形を継続した方がいいわけです。でも、そうすると反米分子がいつ日本で火の手を上げてもおかしくないってことになりますが」(同)  インドネシア人への無駄な捜査が「テロ対策の本腰を入れたフリ」をするカムフラージュだったら恐ろしい話だが、青山氏は、1991年にイスラム教を冒涜する内容の小説を翻訳した筑波大学の助教授が大学のエレベーターホールで刺殺された事件を例に出す。  これは06年7月に殺人罪の公訴時効が成立して未解決事件となったが「当時、入国管理局が、同大に留学していたバングラデシュ人学生を容疑者としてマークしていたことまでわかっていながら、日本の警察は当人の捜査にすら着手しなかった。これには何かキナ臭い裏事情があると言う人も少なくないんです」と青山氏。  4年後の東京五輪を前に不安になってくる話だ。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

文学タブー事情/シャブ報道の功罪/おっぱい学

【第1特集】 文学タブー事情 小説がまったく売れない──。今に始まったことではないが、文芸作品が本当に売れないようだ。大ベストセラー『火花』の影響で純文学が脚光を浴びたが、それはごくごく一部の話。ある作家はSNSに不況を嘆くつぶやきを書き込み、またある作家は副業に精を出す。作家の横暴ぶりから海外文学の版権事情、話題(?)の麻薬文学作品まで、これが“イマドキ”作家&文学事情。
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【目次】 ■【食えない小説家】のイマドキ事情 ■【芸能人作家】が牛耳る文芸に未来はあるか? ■今話題(?)の【麻薬文学】の歴史 ■【嶽本野ばら】が語る薬物と文学 ■【加藤ミリヤ】「私にゴーストはいません」 ■【タブーを和訳する】未邦訳文学の中身 ■【戦前ニッポン】のヤバい小説 ■巨額が動く!【海外版権エージェント】の仕事とは? ■ヒット作続々…【小説投稿サイト】の功罪 ほか

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【第2特集】

清原逮捕に見る! シャブ報道の功罪

清原和博容疑者だけでなく、このところ芸能人の覚せい剤逮捕報道が相次ぐ。しかし、逮捕された本人ならともかく、影響力の強いマスコミに名前を挙げられた芸能人の人権も取り沙汰されている。シャブ報道の作られ方と、その裏側にある実態を調査した。


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【第3特集】

日本人は巨乳をどう受容したか?

江戸期の春画を見ると、当時の日本人には、女性の乳房に性的魅力を感じる回路はあまりなかったという。では、そんな日本人が巨乳好きになったのはなぜなのか? 日本人の巨乳受容史を、あくまでも真面目に考える!


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【P様の匣】

【Julie Watai】

自撮りで乙女フェチを表現する現代美術家


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〈News Source〉
  • K-POP誇大報道から考察する【音楽業界への弊害】
  • 新聞記者が語る【文春砲】の本当のヤバさ
  • 【ゴミ屋敷】のテレビ局が群がるその理由
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「テロ危機」は警察側のリークか? 税金をむさぼる東京五輪“警備利権”の闇

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 2020年の東京五輪へ向けて、OBを中心とした警察関係者が「警備利権」の拡大を急いでいるという。 「警察OBが天下りで役員や顧問をしている警備会社が、東京都から大規模な警備事業を請け負う流れをどんどん増大させていて、東京五輪でピークに達するようです。いきなり増大はしにくいので、来年2月28日の東京マラソンなんかでも過去最大規模の警備体制を導入して、大きな流れを作る動きがあります」とは警視庁詰め記者の話。 「東京マラソンは07年から当時の石原慎太郎知事の意向で、公道での大型マラソンとなったわけですが、これは公道警備となれば警察の大規模な仕事が発生する公共事業でもあったんです。ここぞとばかりに警察OBの警備会社が台頭したんですが、その規模は年々大きくなっていて、今年2月の大会ではテロ対策を口実に、警備員の数も4,400人と過去最大。参加者は3万6,000人ですから、ランナー8人に対してひとりという超厳戒態勢をとり、さらに小型カメラを頭に付けてランナーと一緒にコースを走る“ランニングポリス”まで導入しました。その装備も、かなりの予算を組んだんです」(同記者)  ランニングポリスは、マラソンや駅伝経験者の機動隊員らを選抜し、走りながらリアルタイムで警視庁本部に状況を送信するものだが、記者は「これは北京五輪での聖火リレーの伴走警備にヒントを得たパクリ。ランニングポリスは警備といっても軽装で、事件の目撃者になるというだけで、テロなど事件を直接的に防ぐ能力はありません。目撃者からの通報が目的なら、沿道には警備員のほか観衆がぎっしりなので、実際にランニングポリスはあまり役立たなかった」という。  警視庁は2013年にボストン・マラソンで爆弾テロが起きて以降、警備にあたる警察官の数を1.5倍以上に増やしたが、当然、民間警備員も駆り出されていた。 「立場にもよりますが5~7時間の勤務で、日給も2万数千円と高額。でも、実際の費用対効果は検証されず、能力より数を増やせとする傾向が強まっています。2月は主催側の雇う警備員も含めれば1万人規模の警備員がいたと言われていますが、誰も警備員が多すぎるとは言いにくいので今後も膨れ上がっていくでしょう」(同記者)  その本年度大会は事前にいくつかのメディアでテロ危機が煽られていたが、これは一説によると、警察サイドの煽りリークだといわれる。前出記者によると「特に日ごろ、警察への密着取材をあまりしていない記者に情報が舞い込み、食いつかせたという話を耳にした」という。 「これを真に受けすぎて、東京スポーツやアサヒ芸能なんかは本気で『中止にした方がいい』という論調の記事を出していましたけど、一部マスコミが不安を煽ったのは警察サイドにとってガッツポーズものの状況だったんです」(同)  振り返れば警察庁は、東日本大震災の後も、原発事故を受けて全国の原発と関連施設の警備体制強化を行い、予算を4倍以上に増やして対策部隊を増員させた。これは制服や銃器、防弾チョッキなどの購入も比例して増えるため、その装備品の購入先にかなり天下っているといわれている警察OBが絡んでいるのではと問題視する声もある。 「テロ対策の名目を掲げれば国民が思考停止になるので、都合がいいんでしょう。この状況がエスカレートし過去最大規模で警備予算が計上されるのが東京五輪。警察系の警備会社は今からバブルがやってくると盛り上がっていて、ある会社の役員は『いま家賃20万円の賃貸マンションに住んでいるけど、5年後には3億円の豪邸を購入する』なんて言っていたほど」(同)  警備が厳重なのは悪いことではないが、五輪に関しては競技場やエンブレムで無駄な税金が投入されていたことを露呈したばかり。警備事業に関しても国民の厳しい目が必要かもしれない。 (文=ハイセーヤスダ)

薬物逮捕の高部あい“処女キャラ”の裏にあった意外な素顔「多額の現金を持ち歩き……」

aitakabe1028
『高部あい Ai You』(ポニーキャニオン)
 女優の高部あい(27)が、麻薬及び向精神薬取締法違反容疑で逮捕されていたことが東京スポーツで報じられた。所持品から、コカインや非合法に入手したと思われる向精神薬などが出てきたことで、10月15日に東京・原宿署の留置場に勾留され、所属していた大手オスカープロモーションから即日契約解除された。これで、収録中だったドラマや仕事の予定はすべて白紙となった。  処女のウワサもあったほど清純派として知られた女優のまさかの薬物事件に、関係者、ファンのショックは大きいが、一方で「裏表の激しい性格」という別の評判もあった。 「人見知りが激しいんです」 「ふわふわしているってよく言われます」 「天然なのかもしれませんね」 「恋愛は全然ないです」  バラエティ番組やイベント出演、インタビューなど過去の言動からは一貫して、ピュアなキャラクターだった。6年ほど前には番組で、共演者から処女であることを突っ込まれたこともある。  しかし、ドラマ出演など女優デビューして間もない2007年、彼女は男性グループ、Leadの鍵本輝との交際が一部で報じられ、それ以降も短期間ながら別の男性との熱愛のウワサが立つなど、処女説には異論もあった。  鍵本との交際が知られた後にも、高部はメディアで「2年間、彼氏がいない」「キスをしたことがない」と話しており、ファンからは「処女設定アイドル」と呼ばれたこともある。 「ずっと彼氏がいないなんて言っていたけど、深夜にジャージ姿で金髪にネックレスのチャラい感じの男とコンビニに出入りしているのを見たことがある。大手オスカーに所属していたから、なにかと面倒なので見て見ぬふりをしたけど」とスポーツ紙記者。  高部は04年、「全日本国民的美少女コンテスト」でグラビア賞を受賞後、アイドルグループ「美少女クラブ31」のメンバーとして活動。翌年の第1回「ミス週プレグランプリ」に輝いたときも、顔に似合わぬ言動があったと記者は明かす。 「準Vだったジャニーズタレント・山下智久(元NEWS)の妹、莉奈が思わず『高部さえいなければ』と言ったそうで、その話を耳にした高部が舞台裏で『ライバルがそうやって悔しがるのを聞きたかった』ってキツいことを言ったんですよ」  ただ、仕事は順調で06年、ドラマで女優デビューし、その後は声優としても活躍。今年7月出演のショートドラマでは、主演・福士蒼汰の妻役を演じていた。  今回の逮捕でタレント活動は絶望的になったといえるが、事件の詳細はまだ伝わっておらず、本人が違法薬物を所持していた理由や経緯、その量などはわかっていない。  以前、高部をバラエティ番組に起用したテレビ関係者は「高部さんと共演していたある有名芸人は『絶対に何かの間違いやろ。もし薬物やっていたなら、誰か悪い奴にやらされたに違いない』と言っていた」とする一方、「意外に多額の現金を持ち歩いていることを共演タレントが驚いていたので、高額な薬物を購入するため芸能関連仕事以外で収入源を持っていた可能性がありますね」とも話しており、裏表に差があるとささやかれる高部に対する周囲の反応も二分している。  過去、東京・池上警察署の一日署長を務め、今年出演のドラマ『京都人情捜査ファイル』(テレビ朝日系)では元交通課の刑事役を演じていたが、現実では逆に連行される側になってしまった。その本性は一体どちらの側だったのか。 (文=片岡亮)

薬物逮捕“前日”! 高部あいが出席した華やかすぎる“パーティ”がブログに!? 人気タレントたちにも影響飛び火か……

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なぜこんなことに
 タレントの高部あい容疑者が15日朝、東京都内の自宅マンションでコカインを所持していたとして、麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されていたことがわかった。 「高部あい」と聞いてもピンとこない人は多いだろう。だが、2004年の「全日本国民的美少女コンテスト」でグラビア賞を受賞し、女優としてドラマや有名バラエティに出演歴があり、12年には声優としてアニメ『キルミーベイベー』(TBS系他)のヒロイン役を演じるなど、飛躍を信じて様々な“種目”に顔を出してきた経歴がある。10年近く芸能界に身をおく中で中々ブレイクしなかった悩みが、高部容疑者の経歴からは見え隠れする。そんな中で「友人からもらった」コカインに手を出してしまったのか。 「芸能界は自分自身が“商品”ですから、思うように売れないと自分の存在を否定されたような気分になるのかもしれませんし、相談できる同世代も少なくなりがち。そうした心の“スキ”をついて薬物を流すというパターンは実に『効率的』でしょう。しかも高部容疑者が所持していたのはコカインという “ヘビー”な代物。その“友人”というのもかなりの危険人物に違いありません」(芸能記者)  今年もセクシータレントの小向美奈子、ZOOの元メンバー・坂井俊浩、ロックバンド「C-C-B」の元キーボード・田口智治と、多くの芸能人が薬物で逮捕された。高部容疑者もこの中に入ってしまったわけだが、実はこの事件が発覚したことで大きな“疑惑”が生まれてしまった。 「14日、高部容疑者は有名グラビアアイドルが主催する『ハロウィンパーティ』に出席していたんです。パーティに出席していた別のタレントが、自身のブログでコスプレ姿の高部容疑者との写真を掲載。本文にも“高部あい”の名前があるので間違いありません。パーティの翌日朝に自宅でコカインが見つかり、彼女は逮捕されたという事実。パーティの時間は記されてませんが、仮に夜だったとしたらパーティと薬物所持の“関連性”を疑うのも当然でしょう。最近テレビでよく見るアイドルや外人タレントも、そのパーティには出席しているんです。今回の高部逮捕によって、多くの出席者がその“とばっちり”を受けるハメになるかもしれません」(同)  不意に出た“薬物ハロウィン”疑惑だが、これまでも数多の薬物逮捕者を出してきた芸能界だけに、一般人や当局が疑いの眼差しを向けるのも致し方ないだろう。パーティ出席者にははなはだ迷惑かもしれないが、「芸能界=薬物」イメージはそれほどまでに強いということだ。

「キャッチを見つけたら警察が乗り込んでくる」新宿・歌舞伎町に風雲急!? 客引き激減のワケとは

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 東京・新宿の歌舞伎町に大異変だ。飲食店や風俗店が立ち並ぶセントラルロードから、客引きが激減しているのだ。 「飲み放題3千円で」 「居酒屋どうですか」 「メシですか、メスですか?」  居酒屋やキャバクラに誘う客引き、いわゆる「キャッチ」は条例で規制されても堂々と横行していたものだが、9月上旬からその姿が減っていき、最近では夕方からの時間帯でもほとんど見当たらないということもある。一体、何があったのだろうか。  歌舞伎町の元キャッチで、現在も同エリアで別の仕事に従事しているA氏によると「最近、警察がぼったくり店の摘発に本腰を入れていて、客引きを見つけた時点で店に乗り込んでくることが増えた」という。 「下手に抵抗すれば営業許可の取り消しをするという強気の姿勢なので、店側がキャッチを解雇したところ、食えなくなったキャッチが次々に廃業しています。一部では店の前から離れないでしぶとく通行人に合法的な声かけをしていたりもしますが、キャッチの集客だけに頼っていたような店は、錦糸町や池袋、上野とかに場所を移してます」  実際、パトロールする警察官は目に見えて増えており、歌舞伎町で居酒屋を経営する男性によると「9月1日から4日か5日間ぐらい、警察官が一斉にキャッチをつかまえて任意聴取をしていた」という。 「キャッチはそれで、くもの子を散らすようにいなくなったんです。最初は抵抗も見られたんですが、実際、署に連行された者が続出して、9月の2週目あたりから、いつも見かけていたキャッチたちが次々に姿を消しました」(同)  9月下旬の金曜日、取材中の午後10時すぎ、通行人に「オッパイいりますか」とささやくように声をかけていた中年男性がいたが、聞けば「警察の取り締まりが厳しくなって、何か言われたら『ひとりごとです』と逃げられるように、地味にやるしかなくなった」と打ち明けた。当然、この消極的な勧誘では「成果はほとんどない」と泣き顔だ。 「危険な部分を遊びながら学べるところが歌舞伎町のよさだったのに、これじゃつまらない街になっちゃう。健全になると貧乏学生とかが増えるから、金持ちの客がさらに減っちゃう悪循環になる。そうなったら歌舞伎町自体が壊滅するよ」  中年男性は独自の理屈でキャッチ撃退による街の健全化を否定していたが、世間はこれを歓迎するだろう。何しろ、つい最近まで歌舞伎町はぼったくり店が横行し、キャッチがその入り口となっていたからだ。 「飲み放題3,000円」と誘うが、実際には「予約チャージ」「座席チャージ」「サービスチャージ」など理由をつけて数万円を請求する仕組み。キャバクラ店のキャッチは「完全前払い」と言って数千円の金を受け取るが、店に入った客にはホステスが「お触り」や「ホテルでの売春」をエサに追加料金を要求、応じないと、まともな接客すらしないという悪質店だったりする。  しかし、これを「警視庁」と書かれた赤いベストを着た警察官が「客引きは100%ぼったくり」と呼びかけながら取り締まるため、客の方も警戒感が強まり、ぼったくり店自体が次々に店をたたんだ。客引きの激減はイコール悪質な店の激減というわけだ。何度も浄化作戦が行われてきた歌舞伎町だけに、今度こそという期待も大きい。 (文=ハイセーヤスダ)

ネット掲示板で“レイプ仲間”を募集 大阪府警に象徴される警察の「超絶不祥事」の数々

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『大阪府警察』(wikipedia)
 これでは、一般人は誰に守ってもらえば良いのか、本当にわからなくなる。  女性を監禁し、集団で乱暴したとして、大阪府警捜査1課は7日、監禁と集団強姦容疑で、大阪府警箕面署刑事課の巡査部長、梅本大輔容疑者(36)と、元府警警察官で配送運転手の溝畑優(ゆう)容疑者(32)を逮捕したと発表した。  昨年12月、2人は数人の男とともに、大阪市天王寺区内のホテルで乱暴しようと20代の女性をホテルの一室に監禁。両手をひものようなもので緊縛して肩や足を押さえつけ、アイマスクのようなもので目隠しするなどして乱暴したとしている。  レイプ自体、到底許されるものではないが、何より世の中を憤慨させたのは、溝畑容疑者がインターネットの掲示板で集団強姦を呼びかけ、梅本容疑者を含む数人の男と犯行におよんだ点だ。2009年にも、インターネットの交流サイトで仲間を募り、東京都内で約10件の集団強姦致傷や逮捕監禁を犯した容疑で4人が逮捕される事件があったが、今回は現職の巡査部長と元警察官が主犯というのだから、呆れてものも言えない。 「指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の分裂騒動で世の中がピリピリと張り詰めている時に、とんでもない事件が表立ってしまったものです。山口組の総本部は神戸ですから、目と鼻の先である大阪は、当然警戒を強めなければなりません。これまで以上に府警の腕が試されるところでしょうに、あまりに非人道的な事件を起こしてしまい、信頼の失墜は避けられないでしょう」(記者)  12年には海水浴場で知り合った少女を乱暴した容疑で、府警布施署地域課の巡査長(当時27)が逮捕(後に起訴)。13年には堺署で起きた公務執行妨害事件に関する虚偽調書作成事件など、近年の大阪府警は悪質な不祥事、犯罪が続発している。「またか」「暴力団と警察の区別がつかない」など、驚きよりも呆れる声が多いようにも思う。 「大阪府警のみならず、警察のモラル低下はずいぶん前から叫ばれています。今回は単に犯罪を犯しただけでなく、ネット犯罪者の手法を取り入れた悪質極まりないもの。これはもう“人間性”そのものの問題ですよ。居酒屋やバーで時折警察官であることを自慢する人間に出会いますが、『元暴走族』『今まで運動だけしかしていない』など、過去の下らない自慢を繰り返す連中も少なくありません。組織としてのモラル向上以前に、採用試験の方法から見直す必要に迫られているように思えてならないのです」(同)  厳しい訓練や規律に耐えてこその警察官。多大なストレスによって犯罪や女性への悪戯に走ってしまう人間心理があるとしても、街や国の治安を守る立場にあり、責務に見合う収入(平均年収800万円以上)も得ている状況で、あらゆる言い訳は通用しない。  8日、『5時に夢中!』(TOKYO MX)でタレントの岡本夏生が同事件に対し「女性側も、自分の身は自分で守っていかないと。知らない男について行ったり、ウマ味のある話に乗っからないようにしなきゃいけない」と語っていたが、警察に全面的な信頼をおけない今、女性に限らず一般人は無用なトラブルや犯罪に巻き込まれない“自衛手段”を、これまで以上に講じる必要があるのではないか。