【WC2010】現地レポ 値下がり激しいW杯グッズ 気になるヴヴゼラの行方は?

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W杯閉幕を機に一気に値下がりする関連グッズ。
売る方も、買う方も必死だ。
 W杯決勝終了後、帰国前にショッピングモールや空港内のショップを覘いてみると、どうやらW杯関連のグッズが軒並み、値崩れしている。  Tシャツ、帽子、キーホルダーにボールペン。公式から非公式のものまで加えれば関連商品は多岐に渡るが、10%や20%は当たり前。ものによっては50%以上の値引きがされている。今大会の公式マスコット「ZAKUMI」のヌイグルミやマカラパ(国旗などで派手に装飾したヘルメット)もそれに漏れず。そして、これを待っていましたとばかりに大勢の観光客で店はこれまで以上の賑わいを見せている。  通常、定価での販売が基本のスタジアム内のオフィシャルショップでさえ、決勝前には値引きを始めていたというから、土産品を求める人にとってはこの上ないチャンスだったのだろう。  とくに今大会で話題になったヴヴゼラが人気。安いもの(シンプルでデザインのないもの)なら定価で20ランド(約240円)だから、いまなら1本100円も出せば手に入る。国旗やビーズザイクなどでアレンジされた洒落たタイプのものもあるが、それにしても100ランドから200ランド程度である。  空港の手荷物検査では、何十本もヴヴゼラを持った帰国間際のサポーターで溢れかえっていた。いったいそんなに持って返ってどうするつもりなのか? 周りの友人たちに配るつもりなのか、それともオークションにでも出してひと儲けするつもりなのか?  今後、各国のスタジアムでヴヴゼラが吹かれることを想像すると少し憂鬱になる。できれば部屋の片隅に旅の思い出として飾っておいてもらいたい。  耳障りな「ヴォー、ヴォー」という低音のヴヴゼラの記憶は、いまとなってはいい土産話。だが、これを土産にしてヴヴゼラが世界中に広がってしようなら単なる"公害"に過ぎない。ヴヴゼラの行方が心配だ。
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【WC2010】モーテルには拳銃を持った警備員と女のあえぎ声……サッカーシティの夜

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モーテルに出入りする拳銃を装備したセキュリ
ティ会社のスタッフ。宿泊客の客層を考える
と、いつ何が起きてもおかしくないように思える。
 W杯決勝を前に、取材の拠点を決勝の会場となるサッカーシティ近くのサウスゲイト地区のモーテルに変更したのだが、これが失敗だった。  サッカーシティは南アフリカ最大のタウンシップ(旧黒人移住区)ソウェトの傍に位置し、サウスゲイトも同様に、主に低所得者層の黒人たちが暮らす地域。これまで拠点としていた白人たちや観光客が集まる郊外の高級エリア、サントンとは街の反対に位置し、当然周囲の空気も大きく違ってくる。  スタジアムに近く、空港への移動にしても便利などと考えたが、甘かったようだ。  モーテルはまるで学生時代の合宿生活を思い出すような作りで、トイレとシャワーは共同。汚いトイレに加え、不衛生なシャワールームでは自然とつま先立ちになり、アキレス腱は早くも悲鳴を上げている。  夜間にはブリーフ1枚で怪しげな黒人たちが廊下をウロウロし、窓際でたむろしている輩も。禁煙とはいうものの、そんなことはお構いなし。そこら中がヤニ臭い。  深夜、トイレへ行くにも騒がしい輩に絡まれないかドキドキもの。なんとか息を殺してトイレで用を足せば、聞こえてくるのは女のあえぎ声。土地柄、若者たちの連れ込み宿となっているのだろう。  あるとき狭いフロントにコーヒーを買いに行くと、拳銃を備えたセキュリティ会社のスタッフが忙しなく出入りしている。事件でもあったのか、それとも日常的な見回りなのか。  W杯も終わり、明日からは南アフリカも日常を取り戻すことだろう。そうなれば、この1カ月のような厳重な警備は解かれることになる。帰国まであと1日と迫ったが、無事に帰国の途に就けるか。最終日こそがヤマ場となりそうだ。
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【WC2010】現地レポ 象が迫ってくる! 南アはダウンタウンもサファリもスリル満点!?

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ゾウまでの距離わずか2メートル。ゾウのパワー
を持ってすれば、ジープごと粉々にされてしまい
そうだが...。
 南アフリカW杯の取材の合間を縫って、この国の観光の目玉のひとつでもあるクルーガー国立公園へ出掛けてきた。  クルーガー国立公園と言えば、もちろんサファリ。南アフリカ最大の国立公園で、目いっぱい野生動物を観察してきたというわけだ。  筆者にとっては昨年に続き、2度目の訪問となったが、やはりサファリは迫力満点である。  1泊2日の日程で、夜間、早朝とオープンカーのジープに乗って、ブッシュのなかを駆け巡ってきたのだが、入場ゲート前ではジープがいきなりエンストするハプニング。急遽、別のジープに乗り換えてのサファリとなったが、もし仮にブッシュのなかでエンストを起こしていたらいったいどうなっていたのだろう......ライオンの餌にでもなったか。入場ゲート前だったのが、不幸中の幸い。いまとなってはオイシイ笑い話ではあるが、まったく恐ろしい。  残念ながらお目当てのライオンを目にすることはできなかったが、サファリのなかでも、最大のパワーを誇るゾウの群れには、何度か遭遇できた。そして、思いもよらぬゾウの恐ろしさを体験することに。  幼いころ動物園で見たゾウといえば、ノロノロと辺りをウロウロするだけの印象だったが、野生のゾウはちょっとイメージが違う。体が大きい分、動きは早く感じられないものの、スピードはかなりのもの。そして、不用意に苛立ててしまうようなことがあれば、もの凄い迫力で迫ってくるのである。  あるとき、誤って子ゾウに近づいてしまったときの親ゾウの迫力は凄まじかった。「パオーン」と叫びながら、ジープからわずか2メートル余りのところまで迫ってきたのだ。  ドライバーは慌ててライフルを取り出そうとしたが、わずか6人ほどしか乗車していないジープなど、3トンから5トンほどはあるのではと思えるゾウにすれば簡単に横転させることが可能だろう。ゾウが迫ってきたら最後、あとは踏み潰されるのを待つだけだったはずだ。最終的にことなきを得たが、心臓は爆発寸前だった。  それにしてもダウンタウンといいサファリといい、南アの旅では危険をスレスレで通り抜けることが、どこか快感になりつつある。これはまた、ヤバイ兆候である。脱出(帰国)まで、あと6日である。
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【WC2010】現地レポ 「過去に例がないほど……」不便極まる交通網に取材陣困憊中

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南アの道路はとにかく暗い。少し郊外に出れば、
頼りは前方を走る車のテールランプのみと
いうところがほとんど。
 南アフリカでのW杯の取材も4週目に突入し、大会もいよいよクライマックスを迎えつつある。  現地に滞在しているとあらゆる難題に直面するのだが、ここ数日は、ろくに睡眠も取れずに苦しんでいる。平均睡眠時間が3時間だと言っても大げさではない。  原因はと言えば、車での長距離移動を強いられているからだ。  決勝トーナメント突入以降は、組み合わせが決まってから随時取材カードを決めるわけだが、それからでは移動手段の限られている現地では、大抵の場合、飛行機が(宿も)取れない。  今月2日から3日にかけては、ポートエリザベスとケープタウンでの試合の取材となったが、スケジュールを考慮すると、滞在先のヨハネスブルクからいずれも1,000キロ以上離れている両都市への便は一席も空きがないのだ。  そこでポートエリザベスから約250キロの街、イーストロンドンまで飛行機で飛び、そこからポートエリザベスを経由し、翌日のケープタウンまで約1,100キロをレンタカーで移動する方法を取ったが、延べ14時間も要すことになってしまった。  飛行機なら、わずか1時間か2時間のところが、である(約1,100キロがピンとこない方には、日本の東京―広島間が高速を使った場合に847キロだということを知っておいてもらいたい)。  ちなみに、やむなくこの移動手段を取った関係者やサポーターが多かったため、レンタカーさえも台数が限られており、車を借りたくても借りられなかった人が数多く出たという。  深夜の運転は、外灯も反射鏡もない真っ暗な道をひたすら進まなければならず、昨年、W杯のプレ大会として同国で行なわれたコンフェデ杯では、ドイツ人のテレビスタッフが暗闇の中運転を誤って命を落とす事故があったほか、今大会でも日本対デンマーク戦が行なわれたあと、会場となったラステンバーグ周辺の高速でヒッチハイクを行なっていたアジア人が誤って車に引かれてしまったこともあったほどだ(一時は日本人が事故にあったとの誤報も流れたという)。  長年W杯を取材してきたベテラン記者も、この有様には「過去に経験がないほど、オーガナイズされていない」と怒りを露わにしている。まるで、主催のFIFA(国際サッカー連盟)は「取材しようものならしてみろ!」的に強引に大会を推し進めてきたかのような対応を取っている。  おかげでこちらは疲労困憊。まったく困った話である。
2010年南アフリカW杯が危ない! 予想的中。 amazon_associate_logo.jpg
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「母国優勝で全裸」の巨乳すぎるパラグアイサポーター 実はヌードモデルだった!

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ありがたいような、ありがたくないような......
 もうひとつのワールド"カップ"として世界中の注目を集めたのが、パラグアイの巨乳美女サポーター、ラリッサ・リケルメさん(25)だ。  大きな胸の谷間に携帯電話を挟んで応援する姿で一躍注目を浴び、日本でもニュース番組などで大々的に紹介された。  そんな彼女が、パラグアイ代表チームが優勝した場合「全裸にパラグアイカラーのボディペイントをして、街中を走る」と公約したから大変。世界中の男性を色めき立たせ、通信社も「世界規模の注目」と打電する騒ぎになっている。
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世界中を震撼させた、もうひとつのワールド"カップ"
 ただ、このリケルメさん、既にパラグアイでは有名なモデルで、現地在住の日本人男性、吉岡満さんによれば「男性誌にも度々登場していて、すでにヌードを披露しているので、優勝しなくても、彼女の豊満なオッパイは拝める」という。要するに、もともとヌードモデルだったというわけだ。  さらに吉岡さんによると「そもそも彼女の人気は計画的に仕掛けられたもの」だったという。 「リケルメさんの所属しているタレント事務所は、ワールドカップ開催前から派手な売り出しをしていましたからね。セクシーな写真を雑誌などに掲載して"一緒に応援しましょう。素敵な男性がいたら勝利の夜に乾杯したいわ"なんてパラグアイのサッカーファンに呼びかけていて、パブリックビューイング会場に男性が殺到したんです。当然、彼女の登場した会場には連動したスポンサー企業の広告がたくさん踊ってましたよ。やたら携帯電話関連の宣伝も多かったので、おそらく携帯を胸に挟んだのもタイアップによる計画的なものだったんでしょう」  ワールドカップ便乗ビジネスが見事にヒットしたということか。実際、携帯電話を連想させるイメージ戦略の賜物か、日本戦の勝利直後はパラグアイ国内の電話が過去最高の利用者数になるという事態まで引き起こしていたという。  ただ、計画的であろうとなかろうと、あの美貌と巨乳の前にはどうでもいいことなのか、世界中から彼女へのラブコールは止まることを知らない。  イタリアやブラジルでは各企業が早くもリケルメさんの広告起用で争奪戦を開始したと伝えられており、米ポータルサイトのヤフーでも「ラリッサ・リケルメ」のキーワード検索が急上昇したことで、これまたアメリカのテレビからの出演依頼などが殺到中だという。  見事にヒットした美女モデルの売り出しだが、日本でもせっかくの大フィーバーがあったのだから、仕掛けでもいいから、ひとりぐらい「日本が勝つ度に1枚づつ脱ぐ!」なんていう女性タレントがいてほしかった!
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【WC2010】現地レポ 回線ダウンに緊急ヒッチハイク……南ア取材は七転八倒中

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エンストの次は事故。バスに乗ったからといって、
会場に着くまでは安心できないのが南アフリカである。
 南アフリカでW杯の取材を始めて約3週間が経過した。大きなトラブルこそないが、小さなトラブルなら事欠くことなく、次々に降りかかってくる。  日本代表の予想外(?)の快進撃を受けてか、仕事の依頼が来たかと思うと、ここ数日は宿泊しているホテルのインターネットがダウン。仕事にならない日々が続き、困り果てている。  以前、ホテルが停電した際にもネットがダウンしたことはあったが、そのときは約2時間後に停電が解消されるとともにネットも復旧した。  しかし、今回はフロントに訊ねても、修理が来るまで「もうすぐ、もうすぐ」と言い、丸2日が経過。この原稿もネットのダウン中に書いており、いったい送信できるのはいつになるやら。ちなみに、このホテルはFIFA(国際サッカー連盟)から承認を受けているメディアホテルだというのに、この有様である。  それはそうと、数日前にはそのメディアホテルからスタジアムへ向かうメディアバスが、渋滞のさなか普通乗用車と衝突するアクシデントがあった。どうやら、バスが車線変更の際に、斜め後方にいた乗用車のミラー付近にぶつけてしまったらしい。  事故の程度としては軽かったが、その後の事故処理等もあり、バスに乗ったメディアは置き去りにされたまま、運転手は警察に事情聴取を受けることに。  このままではキックオフ時間に間に合わない。以前、開幕戦の際にバスがエンストし、ヒッチハイクをした記者の話を書いたことがあったが、まさか筆者がやることになるとは......。 しかも、向かっている会場は世界最大の犯罪都市ともいわれるヨハネスブルクのダウンタウンにあるエリス・パークである。見ず知らずの人の車に同乗するのは自殺行為とも言える。  幸い、事故のあった場所は見通しのよい大通りで渋滞していたこともあって、運転手の容姿を見てから声をかけることができた。サッカー観戦目的で、スタジアムで配布されたパーキングチケットなどを貼っている車なら安心だ。バスに同乗していたブラジル人がそんな車を発見し、「お前も一緒にどうだ」と誘ってくれた。  無事、何事もなくスタジアムに到着。それにしても、メール一件送ることやちょっとした移動でも何が起きるか分からないのが、南アフリカというところなのだ。 (取材・文=栗原正夫)
我々は有吉を訴える ~謎のヒッチハイク全記録~ ヒッチハイクの仕方なら。 amazon_associate_logo.jpg
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【WC2010】「ヴオー、ヴオー、ヴオー」治安、渋滞に続く南ア第3の問題が発生中!?

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レストランの前に出されたヴヴゼラ禁止の立て看板。
食事ぐらい静かにゆっくり楽しみたいものだ。
 南アフリカでのワールドカップも開幕から約2週間が経過した。開幕直後には、韓国人や中国人、スペイン人やポルトガル人に加え、日本人カメラマンまでもが強盗の被害に遭ったとされたが、その後はそんな話題もすっかり影を潜めている。  筆者の周囲にしても、とくに大きな問題は起こっていないが、果たして本当に安全なのか、それとも事件を隠ぺいしているだけなのかは微妙なところだ。  それにしても、治安や渋滞問題もそうだが、話題のヴヴゼラ(南ア伝統の長いラッパのような簡易楽器)が相変わらず猛威を振るっている。  このヴヴゼラの「ヴオー、ヴオー」という重たい音はテレビで聞く以上に、現場で聞くとわずらわしく、いくつかの調査結果によれば継続して耳にしていると深刻な聴力低下にもつながるというから恐ろしい。  実際に、大会前には出場各国から「ヴヴゼラ使用の反対」を求める声が上がったほど。それほど、南アを訪れる人にとっては、厄介で深刻な問題なのだ。  ともあれ、百歩譲ってスタジアムでは我慢するとしよう。それも「試合の一部」(大会組織委員会)ということで。  問題なのは、ここへきてヴヴゼラが世界的に話題になったことで、南ア人はまるで周囲にアピールするかのように、朝から晩までどこに居ても「ヴオー、ヴオー」と吹いているということ。とにかく、歩きながら、車に乗りながら、レストランで食事を待ちながら、まるで○カのひとつ覚えみたいに。最近では、朝の目覚めだってホテル近くで吹かれるヴヴゼラというほどだから、ほとほと困る。  耳栓を買おうと思っても、売り切れ状態。いまでは、レストランでヴヴゼラ禁止の看板も出るほどだ。  1年前、W杯のプレ大会で南アを訪れた際にはヴヴゼラ購入を考えた筆者だが、いまでは何てバカげた考えだったかを身に染みて感じている。 (取材・文=栗原正夫)
ブブゼラ  サッカー日本代表応援 買うなよ、買うなよ? amazon_associate_logo.jpg
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【WC2010】「退屈」「勝利を放棄している」岡田ジャパンを世界中のメディアが酷評中

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デンマークメディアも日本の様子を報道。
写真はオランダ戦での日本の失点シーン。
GK川島の反応が早すぎたとしている。
 どうやら日本では、南アフリカW杯の初戦でカメルーンを下した岡田ジャパンの話題で盛り上がっているようだ。某誌の担当編集者Tから聞いた話なので、どこまで当てになるかは分からないが、きっとそれなりには盛り上がっているのだろう。現地でW杯を取材する筆者も、カメルーン戦後には何本かの電話取材を受けたぐらいだから、きっとそうに違いない。 19日に行なわれたオランダとの第2戦は、惜しくも0-1と敗れたが、同日に行なわれた同グループのデンマーク対カメルーンが2-1でデンマークの勝利に終わったことで、日本はデンマークとのグループリーグ第3戦(24日)に引き分け以上で、決勝トーナメント進出が決まる。W杯開幕前は4連敗と結果が出ておらず、岡田武史監督がサッカー協会会長に"進退伺い"までしていたぐらいだから、よくぞここまで持ち直したと言えるだろう。  岡田監督が"ベスト4"などという非現実的な目標を掲げたことで、サッカーにそれほど詳しくない人は「グループリーグ突破ぐらいでなぜ大騒ぎ?」と思うかもしれないが、決勝トーナメントに進出するようなことがあれば、まさに快挙といえるのだ(サッカーを詳しくない方、その理由は周りのサッカーに詳しい方に聞いてください)。 ところで、世界は岡田ジャパンをどう見ているのだろうか?  日本とグループリーグ突破を争うライバルとなったデンマークでは、日本の初戦となったカメルーン戦について「つまらない試合」、「デンマークが恐れる相手ではない」と紹介。また、第2戦で日本に勝ったオランダの地元紙は、「日本は、平均的な技術しか持ち合わせていないが、労を惜しまず働くので負かすのは難しい」と一定の評価を与えながらも、全体としては「あのような守備的なサッカーは退屈で、初めから勝利を放棄しているかのよう」とバッサリ。そして、決戦を控えるデンマークの大衆紙では、自らの代表チームへの助言として日本の選手を取り上げてこんな言い方をしている。GK川島永嗣に対して「ミスなしでゲームを切り抜けることは滅多にない。たくさんシュートを放って、失敗を誘発させるべき」。W杯開幕後、俄然注目されている本田圭佑に対しては「前線では、オランダがしたように、90分間ケイスケ・ホンダをマークし続けろ」と。  果たして、岡田ジャパンの快挙なるか。 (取材・文=栗原正夫)
2010南アフリカワールドカップガイドブック 盛り上がりたい、気持ちはある。 amazon_associate_logo.jpg
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【WC2010】現地レポ 治安以上の問題!? 交通渋滞がひどすぎる!

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サッカーシティ前の大渋滞。あまりに進まず、車を降りて
歩くサポーターの姿もお馴染みになりつつある。
 2010年南アフリカW杯が行なわれているヨハネスブルクの渋滞が、半端ではない。ヨハネスブルクには、メイン会場となる郊外のサッカーシティのほか、ダウンタウンにエリスパークと2会場あるのだが、試合開催日のスタジアム周囲の渋滞が凄いのだ。  ただでさえ、公共の交通機関が乏しく、車社会のヨハネスブルクでは朝夕の幹線道路の渋滞は問題だった。そこにW杯がやってきたのだから、多少の渋滞も無理はないのかもしれない。ただし、通常宿泊先のホテルからサッカーシティへもエリスパークへも40分程度で行けるところが、速くて2時間、少し時間帯を間違えると4~5時間もかかってしまうから厄介だ。  そのため、スタジアムとホテルなどを巡回しているメディア用のシャトルバスも時間がまったく読めずに、ひどい時には1~2時間は平気で待たされる。おまけに開幕時には、日本人同業者のほか、数名のプレス関係者を乗せたバスが、渋滞のなかエンストを起こし、そこから先はヒッチハイクでトラックの荷台に乗り込み、スタジアムを目指したという話もある。 「まさか南アでヒッチハイクをするとは思わなかった」(ヒッチハイクを敢行したプレス関係者)  殺人、強盗、強姦に加え、ハイジャックにスマッシュ・アンド・グラブ(停車中の車の窓を割って荷物を狙う犯罪)まで多発する南アでそんなことをすれば、通常なら自殺行為に等しい。しかし、バスが止まってしまった以上、ほかに手段はないのである。  大会を運営するFIFA(国際サッカー連盟)は渋滞緩和のため、公共交通機関の利用をサポーターに呼び掛けている。ただし、ダウンタウンから出ている電車(MetroRail)は治安の問題があり、現地の人でも利用を控えるほど(主に黒人層が利用する)で、新たに導入された高速輸送システムBRT(バス)もアナウンスに乏しく、外国から訪れた人間にとって乗車は簡単ではない。つまりスタジアムへ行くには、ツアーバスなどに乗るか、自家用車もしくはタクシー(レンタカー)など選択肢は限られている。  開幕から1週間が経ち、徐々に改善されつつあるようにも思うが、筆者にとっては、いまのところ治安以上に、渋滞が悩みの種となっている。 (取材・文=栗原正夫)
地球の歩き方 南アフリカ 2010~2011 車がダメなら歩けば......というわけにもいかず。 amazon_associate_logo.jpg
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【WC2010】現地レポ 相次ぐ強盗被害に効果的な対処法はあるのか?

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 11日に開幕したサッカーワールドカップ2010。ヨハネスブルクのダウンタウンに位置するエリス・パークは、全10会場のなかで最も危険な区域にあるとされていたが、開幕2日目アルゼンチン対ナイジェリア戦では大きな問題は起こらず。いたって平穏のなか、試合は開催された。  開幕に合わせ、筆者も9日に現地ヨハネスブルクに到着。市郊外にあるサントン地区(比較的安全とされる高級エリア)のアパートを拠点に取材を続けている。  ヨハネスブルクといえば、世界最大の犯罪都市などと紹介されているように、大会開幕前からその治安の悪さが指摘されていた(手元のデータによれば、殺人事件は1日平均で50件を超え、その数は日本の約16倍、人口が南アフリカの6倍のアメリカよりも多いとされている)。  3度目の訪問となる筆者は、すでに勝手知ったつもりで、気楽に外出を繰り返しているが、どうやら開幕から数日足らずで、大会を取材するメディアを中心にすでに多くの人が強盗などの被害に遭っているようだ。  最も危険とされる区域、ダウンタウンに出向いた韓国メディアは、商業施設のトイレで首を絞められ、失神中に現金を奪われ、スペインとポルトガルのメディアはホテルで就寝中に拳銃強盗に遭い、金品を強奪されたという。また、中国メディアの記者4人は車で移動中だったにもかかわらず、武装した強盗団に襲われ、現金やカメラのほか、金目のものを根こそぎ持っていかれてしまったとのことだ。  上記の例を考えると、いくら注意をしていたところで、南アフリカで強盗に遭うことは、もはや確率の問題かもしれない。  とはいえ、やはり被害を未然に防ぐ意味では、警戒心を欠かすことはできない。とくに頻繁に利用するレストランやスーパーが連なる大型モールなどのトイレは奥まった場所にあり、人の目に触れにくいので細心の注意が必要だ。  用を足しながら、入口のドアがバタンと大きく音を立てたときなどは緊張が頂点に達する。そんなときはどうすればいいのか。振り向いての放水が効果的だろうか(笑)。  出国まで、ちょうどあと30日。無事、帰国できることを願うばかりである。 (取材・文=栗原正夫)
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