現地時間14日午後12時30分、イタリア1部リーグ(セリエA)第32節、インテルとACミランによるミラノ・ダービーが開催された。伝統のダービーが昼に開催されるのは初めてのことだが、それにはワケがある。キックオフの時刻は、中国時間では夕方6時30分。つまり、中国人を意識した開催時間なのである。 その前日、ACミランは、ベルルスコーニ元首相が会長を務めるフィニンベスト社が中国の投資グループに株式の99.93%を売却したと発表したばかり。インテルも昨年、中国の家電量販大手・蘇寧電器グループに買収されているので、中国資本同士のダービーだったわけだ。 しかし、両者への、ファンやマスコミの反応は異なる。インテルを買収した蘇寧電器は、中国ではあまりに有名だし、ラオックスを買収した企業としても知られる。一方で、ACミランを買収した投資グループは謎に包まれており、中国メディアですら好意的に伝えていない。 買収グループの中心人物は、13日の記者会見にユニフォームを持って登場した李勇鴻(リ・ヨンホン)氏(48)だ。 「重慶晨報」(同日付)によると、広東省化州市出身の李氏は、1994年に香港籍を取得。ところが、97年から8年間だけ、重慶市に滞在している。まるで何かから逃げているようだが、その間に、ある事件で警察の厄介になっている。 90年代後半から広東省の一部では、果樹園開発がブームになっていた。勇鴻氏の父・乃志(ナイジ)氏が法定代表人を務め、家族で運営していた「広東緑色山河開発公司」は、別の2社と共同で果樹園への投資誘致を行っていた。中国銀行業監督管理委員会によると、3社は97年から2003年までに4億5,000万元(約72億円)もの資金を集めた。ところが、それらは煙のように消失してしまったのだ。 化州市公安機関は、違法な資金調達と虚偽登記、投資詐欺の疑いで、3社の関係者を捜査。04年9月、乃志氏と、勇鴻氏の弟・勇飛(ヨンフェイ)氏が逮捕、懲役と罰金の有罪判決を受けた。勇鴻氏も立件されたが、起訴は免れたようだ。 その後、勇鴻氏は05年に「香港的龍浩國際集團有限公司」を設立し、表舞台に戻ってくるが、「上海多倫實業股份有限公司」の実質オーナーを務めていた14年には、インサイダー取引で上海証券監督管理委員会から60万元(約960万円)の罰金を科せられている。金儲けのためなら、法を犯すリスクも厭わない人物のようだ。 ACミランの買収が合意に達したのは昨年8月だが、完了までに時間がかかったのは、中国政府が資金流出への規制を強めているため、何人かの投資家が資金を引き揚げたからだとされている。しかし、勇鴻氏のこの経歴がネックになっていた可能性もある。 結局、勇鴻氏率いる投資グループは、米ヘッジファンド・エリオットから資金提供を受け、なんとか買収を成功させた。しかし、その資金は11.5%と高利の上、返済できなければ、ACミランの所有権はエリオットに移管される。非常にリスクが高いが、英「ファイナンシャル・タイムズ」(3月29日付)によると、勇鴻氏は、ACミランを香港市場に上場させることで、さらなる資金を調達しようともくろんでいる。しかし、2億2,000万ユーロ(約257億円)もの負債を抱えているクラブが上場するのは、そうたやすくはないだろう。追い込まれた勇鴻氏が、どんな錬金術を使うのか? いろいろな意味でACミランから目が離せない。 (文=大橋史彦)ACミランの新オーナー・李勇鴻氏
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セレッソ柿谷曜一朗、いまいちパッとしない原因は「どんな料理にも和風ドレッシング」だった?
セレッソ大阪の柿谷曜一朗と昨年12月に結婚したタレントの丸高愛実のテレビ露出が増えている。『ダウンタウンDX』や『行列のできる法律相談所』(共に日本テレビ系)などで、柿谷との結婚に至るまでのなれそめや、柿谷が「どんな料理にも和風ドレッシングをかける」という仰天エピソードを披露しているのだ。 10代からユース日本代表で活躍していた柿谷だが、2009年には練習への遅刻が原因でJ1のセレッソからJ2リーグに期限付きで移籍させられた。そこで生活態度を改め、12年にセレッソへ復帰。13年には日本代表に初選出され、東アジアカップでは得点王にも輝いた。 だが、14年になると、パフォーマンスが下り坂に。2014 FIFAワールドカップブラジル大会には選出されたものの、結果を残せず。この年の7月にスイスリーグのFCバーゼルに移籍するのだが、結果はサッカーファンならばご存じの通り、失敗に終わった。 2人の交際がスタートしたのは、柿谷がスイスリーグに移籍する直前とのことだが、柿谷の調子が落ち始めたのも、ちょうどこの頃から。そんなこともあり、丸高の“下げマン”疑惑がサッカー関係者の間で浮上しているというのだ。 「丸高さんが下げマンかどうかは別として、柿谷選手がどんな料理にもドレッシングをかけるというのは、アスリートとして、あまり褒められたものではありません。味付けしていない料理ならば別ですが、すでに味付けしてあるものにドレッシングをかければ、塩分過多になります。塩分を取りすぎると、余分に水分が必要になる。試合中に水分を取りすぎれば、体が重くなります。また、持久系アスリートに欠かせないマグネシウムの吸収を阻害してしまいます。食事での塩の取りすぎが、パフォーマンスが上がってこない原因と考えることはできると思います」(スポーツトレーナー) 丸高は柿谷の健康面を支えるため、アスリートフードマイスターの資格を取得。インスタグラムではプロ並みの料理の腕前を公開している。そんなけなげな新妻の思いを踏みにじる柿谷に今のところ反省の色はなさそうだが、食生活を改め、13年時の圧倒的な存在感を取り戻してほしいものだ。 (文=TV Journal編集部)セレッソ大阪公式サイトより
「恩を仇で返すようなもの」セレッソ大阪復帰も“ケガ続き”の清武弘嗣に大ブーイング!
サッカー日本代表MFの清武弘嗣(セレッソ大阪)に、ブーイングが相次いでいる。 今シーズン、スペインリーグのセビージャFCから古巣のセレッソに復帰した清武だが、ここまで出場したのはリーグ戦1試合のみ。開幕戦と第2節を右臀部から太腿裏に違和感が生じたことで欠場。3月28日には、日本代表としてW杯アジア最終予選タイ戦に後半29分から出場したが、セレッソに合流後の30日の練習中に左大腿四頭筋を損傷し、全治2週間と発表された。 「まったく、何をやってるんだっていう話ですよ。セレッソが6億円もの移籍金を支払ってまで、スペインで出場機会を失っていたところを拾ってくれたというのに。そもそも、セビージャではほとんど試合に出ていなかったわけですから疲労も少なく、コンディションを整える時間はいくらでもあったはず。そのくせ、体調不十分にもかかわらず、代表招集には応じ、クラブに戻ってきた途端ケガですからね。これでは恩を仇で返すようなもの」(サッカーライター) もともと、清武はケガが多い選手で、シーズンを通して活躍できた年は数えるほど。前所属のセビージャでも移籍早々に負傷したが、ドイツ時代に所属していたハノーファー96に至っては度重なる負傷による離脱で、クラブの2部降格の元凶となった。そんな清武がセビージャからセレッソへ復帰を果たしたのは、日本代表に選ばれるためだった。 「クラブで出場機会を得られない者は代表に招集しない、というヴァヒド・ハリルホジッチ監督の強い意向があったからですが、先の代表戦ではクラブで出場機会のない本田圭佑(ACミラン=イタリア)や長友佑都(インテル・ミラノ=イタリア)、川島永嗣(メス=フランス)らが当たり前のように選ばれていました。出場機会を求めて、泣く泣く欧州を後にした清武にしてみれば、『そりゃないよ』というのが本音でしょうね。それに加えて故障続きですから、セレッソでプレーするモチベーションが下がってしまう恐れもあり得ます」(同) 今の清武に何よりも求められているのは、代表のことはいったん頭から消し去り、まずはコンディションを整えて、クラブで結果を残すことではないか。『だから僕は、前に進める。』(ワニブックス)
「恩を仇で返すようなもの」セレッソ大阪復帰も“ケガ続き”の清武弘嗣に大ブーイング!
サッカー日本代表MFの清武弘嗣(セレッソ大阪)に、ブーイングが相次いでいる。 今シーズン、スペインリーグのセビージャFCから古巣のセレッソに復帰した清武だが、ここまで出場したのはリーグ戦1試合のみ。開幕戦と第2節を右臀部から太腿裏に違和感が生じたことで欠場。3月28日には、日本代表としてW杯アジア最終予選タイ戦に後半29分から出場したが、セレッソに合流後の30日の練習中に左大腿四頭筋を損傷し、全治2週間と発表された。 「まったく、何をやってるんだっていう話ですよ。セレッソが6億円もの移籍金を支払ってまで、スペインで出場機会を失っていたところを拾ってくれたというのに。そもそも、セビージャではほとんど試合に出ていなかったわけですから疲労も少なく、コンディションを整える時間はいくらでもあったはず。そのくせ、体調不十分にもかかわらず、代表招集には応じ、クラブに戻ってきた途端ケガですからね。これでは恩を仇で返すようなもの」(サッカーライター) もともと、清武はケガが多い選手で、シーズンを通して活躍できた年は数えるほど。前所属のセビージャでも移籍早々に負傷したが、ドイツ時代に所属していたハノーファー96に至っては度重なる負傷による離脱で、クラブの2部降格の元凶となった。そんな清武がセビージャからセレッソへ復帰を果たしたのは、日本代表に選ばれるためだった。 「クラブで出場機会を得られない者は代表に招集しない、というヴァヒド・ハリルホジッチ監督の強い意向があったからですが、先の代表戦ではクラブで出場機会のない本田圭佑(ACミラン=イタリア)や長友佑都(インテル・ミラノ=イタリア)、川島永嗣(メス=フランス)らが当たり前のように選ばれていました。出場機会を求めて、泣く泣く欧州を後にした清武にしてみれば、『そりゃないよ』というのが本音でしょうね。それに加えて故障続きですから、セレッソでプレーするモチベーションが下がってしまう恐れもあり得ます」(同) 今の清武に何よりも求められているのは、代表のことはいったん頭から消し去り、まずはコンディションを整えて、クラブで結果を残すことではないか。『だから僕は、前に進める。』(ワニブックス)
W杯予選がつまらなくなる! アジア枠拡大のメリットとデメリットは?
30日、FIFA(国際サッカー連盟)は、2026年W杯から現行の出場国数32から48への拡大にあたって、アジア枠を現在の4.5から8へと引き上げる案を発表した。5月に行われるFIFA理事会で承認されれば正式決定となる。他の地域は、欧州は13→16、南米4.5→6、アフリカ5→9、北中米・カリブ海3.5→6、オセアニア0.5→1へと変更になる見通しだ。 日本にとってW杯出場への追い風になるような今回の出場枠の増加だが、意外にもファンは複雑な心境のようだ。 「出場国拡大でW杯全体のレベルが下がることが問題視されていますが、強豪国ではない日本にとって、そこはあまり問題ではありません。問題は予選での緊張感です。ロスタイムで出場を逃した“ドーハの悲劇”の1994年大会は、アジア枠はわずか2でした。初めて出場した98年大会の時が3.5。2002年日韓共催は、ホーム出場枠合わせて4.5。それ以降ずっと4.5です。今でも余裕があるのに、8になると一試合の緊張感が一気になくなってしまうんですよ。いくらテレビ局が煽っても、注目度は薄れてしまうでしょうね。ファンからも『見る必要なし!』『ある意味予選が一番面白かったのに』『下手したら海外組招集しないこともあるんじゃない?』という声が上がっています」(スポーツライター) 予選の注目度が下がれば、本大会の注目度も下がる。サッカー人気が完全には根付いていない日本にとって、これは致命傷になりかねない。出場枠拡大のデメリットは思ったより大きいのかもしれない。では、逆にメリットはあるのだろうか? 「予選通過が楽になったおかげで、チーム作りの方向性が変わる可能性があります。アジアにおいて日本は強豪国なので、どの国を相手にしても強者の戦い方をしてきました。ボールを保持して主導権を握るサッカーです。しかし、W杯本選になると相手は格上ばかり、予選を勝ち抜いた戦術が通じなくなり敗退していました。これが、枠を拡大したことによって、本戦用のサッカーを試すことができるようになります。対戦相手のレベルが本戦より低いことに変わりはありませんが、今までのぶっつけ本番に比べたら大きなメリットになると思いますよ。他にも新しい選手を試したり、相手国のラフプレーが減る可能性もありますね」(同ライター) 格下相手に取りこぼすことが許されず、手堅い采配ばかりで今まで日本代表は窮屈そうに戦っていた。出場枠拡大の余裕でさまざまな形に挑戦すれば、また違った日本代表を見ることができるのかもしれない。 (文=沢野奈津夫)イメージ画像(Thinkstockより)
ご機嫌ハリルホジッチをよそに……サッカー日本代表、アジア最終予選突破に“2つの課題”
2018 FIFAロシアW杯アジア最終予選第7戦、タイを4-0で下したサッカー日本代表。ハリルホジッチ監督は試合後の会見で、自戒するような言葉を述べつつも、表情は晴れやかだった。というのも、この試合に勝利した日本は勝ち点ではサウジアラビアと並んでいるものの、得失点差で1ポイント上回り、最終予選で初めて首位に立ったからだ。 その一方で、選手たちのコメントは歯切れが悪い。たとえば、この日、ボランチで起用された酒井高徳(ドイツ・ハンブルガーSV)は、自分の役割は把握していたと話すも、「最低限のことはできたのかなというレベル」と反省。「相手とのスペースが大きすぎてプレッシャーがうまくかけられず、ボールが取りきれなかった」と、記者たちに語った。 「サウジアラビアやUAEは、ボールを持つ選手が多いため、奪うポイントが絞りやすい。ところが、タイはこの2国に比べて頻繁にボールを回していたので、奪えなかったんです。とはいえ、タイレベルのダイレクトプレーに振り回される守備というのは、レベルが低すぎます。また、ハリルジャパンには、相手が引いてくると攻撃が停滞する、という課題がある。しかし、今のアジア勢は日本を脅威に思っていないので、真っ向勝負で仕掛けてくる。そのため、ハリル監督のカウンターサッカーが生き、オーストラリア戦、サウジアラビア戦、UAE戦と結果が出たのですが、残りの試合で相手が『引き分けでもいい』となると、勝ち切れるかどうか微妙です。それを選手や関係者はわかっているため、頭を抱えているんです」(サッカーライター) ただし、この後、アジア予選でぶつかるイラクやサウジアラビアも、「タイのように真っ向勝負を仕掛けてくれば、日本にとっては楽な試合になる」(同)ということでもある。今回のアジア予選が始まった当初、本田圭佑が「(対戦相手が2014年の時のように)必要以上に僕らをリスペクトしていないことが腹立たしい」と語っていたが、そのリスペクトのなさが現在の日本に有利に働いているようだ。 (文=TV Journal編集部)
ご機嫌ハリルホジッチをよそに……サッカー日本代表、アジア最終予選突破に“2つの課題”
2018 FIFAロシアW杯アジア最終予選第7戦、タイを4-0で下したサッカー日本代表。ハリルホジッチ監督は試合後の会見で、自戒するような言葉を述べつつも、表情は晴れやかだった。というのも、この試合に勝利した日本は勝ち点ではサウジアラビアと並んでいるものの、得失点差で1ポイント上回り、最終予選で初めて首位に立ったからだ。 その一方で、選手たちのコメントは歯切れが悪い。たとえば、この日、ボランチで起用された酒井高徳(ドイツ・ハンブルガーSV)は、自分の役割は把握していたと話すも、「最低限のことはできたのかなというレベル」と反省。「相手とのスペースが大きすぎてプレッシャーがうまくかけられず、ボールが取りきれなかった」と、記者たちに語った。 「サウジアラビアやUAEは、ボールを持つ選手が多いため、奪うポイントが絞りやすい。ところが、タイはこの2国に比べて頻繁にボールを回していたので、奪えなかったんです。とはいえ、タイレベルのダイレクトプレーに振り回される守備というのは、レベルが低すぎます。また、ハリルジャパンには、相手が引いてくると攻撃が停滞する、という課題がある。しかし、今のアジア勢は日本を脅威に思っていないので、真っ向勝負で仕掛けてくる。そのため、ハリル監督のカウンターサッカーが生き、オーストラリア戦、サウジアラビア戦、UAE戦と結果が出たのですが、残りの試合で相手が『引き分けでもいい』となると、勝ち切れるかどうか微妙です。それを選手や関係者はわかっているため、頭を抱えているんです」(サッカーライター) ただし、この後、アジア予選でぶつかるイラクやサウジアラビアも、「タイのように真っ向勝負を仕掛けてくれば、日本にとっては楽な試合になる」(同)ということでもある。今回のアジア予選が始まった当初、本田圭佑が「(対戦相手が2014年の時のように)必要以上に僕らをリスペクトしていないことが腹立たしい」と語っていたが、そのリスペクトのなさが現在の日本に有利に働いているようだ。 (文=TV Journal編集部)
進退問題浮上でケツに火がついた!? “二枚舌”ハリルホジッチ、現実路線切り替えで絶好調!
23日、2018 FIFAワールドカップロシア大会アジア最終予選グループBの第6戦が各地で行われた。 現在グループ首位のサウジアラビア代表はアウェイでタイ代表を3-0で粉砕し、首位堅持。日本と2位争いをするオーストラリア代表は中立国のイランでイラク代表戦に臨んだが、1-1の引き分けに終わり、3位のまま。 そして、日本代表はというと、アウェイの地でUAE代表を2-0で下し、グループ2位をキープした。もちろん、まだまだ予断は許されない状況ではあるが、前回、今回と、内容は素晴らしかった。ハリルホジッチ監督も「日本の美しい勝利だった」と試合後記者会見で胸を張ったが、監督のブレブレな姿勢にはいまだに懐疑的な声がある。 「海外組でも、試合に出場していない選手は招集しない」と言いながら、本田圭佑を招集し、さらにUAE戦では途中出場させている。 「前節のサウジアラビア戦、今節のUAE戦の日本代表のパフォーマンスは、近年でも出色の出来栄えでした。ですが、UAE戦の陰のMVPといわれる2人は、ハリルホジッチ監督の今までの発言からすると、評価されていない選手でもありました」(サッカーライター) UAE戦後、各サッカー誌がMVPに久保裕也、陰のMVPにGK川島永嗣と今野泰幸を挙げている。久保は現在、ベルギーリーグではあるが、欧州で活躍中。一方、川島はフランスリーグに所属しているものの、レギュラーに定着できず、ほぼ試合に出場できていない。今野に至っては、ハリルホジッチ監督が軽視する“海外リーグでの経験のない国内組”である。そんな軽視していた選手たちを起用し、彼らが結果を出す――。いったいどうなっているのか? 「ハリルホジッチ監督は二枚舌で、今まではメディアの前で格好つけていた――と考えると、つじつまが合いますね(笑)。前々節のオーストラリア戦から、ハリルホジッチ監督は現実路線になった。選手のタレントを生かしていくというより、自身の得意とするカウンター戦術に当てはまる選手配置を行いました。わかりやすく言うと、サイドをスピードと機動力のある選手に代えた。よって、本田や岡崎慎司が出られないわけです。それがUAE戦でも生きた。一方で、優秀な監督は、選手のタレントを生かすことができる。欧州ビッグクラブの監督がまさにそうです。なので、ハリルホジッチ監督もそれをマネて、当初はメディアに人気のあった宇佐美貴史を持ち上げて起用したり、本田と香川真司を同時起用したり、話題となる欧州組を重視したのでしょう。ですが、結果が出ず、進退問題が浮上したため、現実路線に切り替えた。そのため、発言はブレブレなのですが、内容と結果は伴うというアンビバレントな状況が生まれているのではないでしょうか」(同) そんなハリルホジッチ監督を見ていると、ワールドカップ南アフリカ大会前からブレブレ発言を連発し、日本中から大バッシングを受けた岡田武史監督を思い出してしまう。それと同時に、あの時の日本代表も戦術を現実路線に切り替えてベスト16まで勝ち進んだことを考えると、今回も……と、結ぶのは希望的観測すぎるだろうか? (文=TV Journal編集部)
進退問題浮上でケツに火がついた!? “二枚舌”ハリルホジッチ、現実路線切り替えで絶好調!
23日、2018 FIFAワールドカップロシア大会アジア最終予選グループBの第6戦が各地で行われた。 現在グループ首位のサウジアラビア代表はアウェイでタイ代表を3-0で粉砕し、首位堅持。日本と2位争いをするオーストラリア代表は中立国のイランでイラク代表戦に臨んだが、1-1の引き分けに終わり、3位のまま。 そして、日本代表はというと、アウェイの地でUAE代表を2-0で下し、グループ2位をキープした。もちろん、まだまだ予断は許されない状況ではあるが、前回、今回と、内容は素晴らしかった。ハリルホジッチ監督も「日本の美しい勝利だった」と試合後記者会見で胸を張ったが、監督のブレブレな姿勢にはいまだに懐疑的な声がある。 「海外組でも、試合に出場していない選手は招集しない」と言いながら、本田圭佑を招集し、さらにUAE戦では途中出場させている。 「前節のサウジアラビア戦、今節のUAE戦の日本代表のパフォーマンスは、近年でも出色の出来栄えでした。ですが、UAE戦の陰のMVPといわれる2人は、ハリルホジッチ監督の今までの発言からすると、評価されていない選手でもありました」(サッカーライター) UAE戦後、各サッカー誌がMVPに久保裕也、陰のMVPにGK川島永嗣と今野泰幸を挙げている。久保は現在、ベルギーリーグではあるが、欧州で活躍中。一方、川島はフランスリーグに所属しているものの、レギュラーに定着できず、ほぼ試合に出場できていない。今野に至っては、ハリルホジッチ監督が軽視する“海外リーグでの経験のない国内組”である。そんな軽視していた選手たちを起用し、彼らが結果を出す――。いったいどうなっているのか? 「ハリルホジッチ監督は二枚舌で、今まではメディアの前で格好つけていた――と考えると、つじつまが合いますね(笑)。前々節のオーストラリア戦から、ハリルホジッチ監督は現実路線になった。選手のタレントを生かしていくというより、自身の得意とするカウンター戦術に当てはまる選手配置を行いました。わかりやすく言うと、サイドをスピードと機動力のある選手に代えた。よって、本田や岡崎慎司が出られないわけです。それがUAE戦でも生きた。一方で、優秀な監督は、選手のタレントを生かすことができる。欧州ビッグクラブの監督がまさにそうです。なので、ハリルホジッチ監督もそれをマネて、当初はメディアに人気のあった宇佐美貴史を持ち上げて起用したり、本田と香川真司を同時起用したり、話題となる欧州組を重視したのでしょう。ですが、結果が出ず、進退問題が浮上したため、現実路線に切り替えた。そのため、発言はブレブレなのですが、内容と結果は伴うというアンビバレントな状況が生まれているのではないでしょうか」(同) そんなハリルホジッチ監督を見ていると、ワールドカップ南アフリカ大会前からブレブレ発言を連発し、日本中から大バッシングを受けた岡田武史監督を思い出してしまう。それと同時に、あの時の日本代表も戦術を現実路線に切り替えてベスト16まで勝ち進んだことを考えると、今回も……と、結ぶのは希望的観測すぎるだろうか? (文=TV Journal編集部)
マインツ・武藤嘉紀が“嘘吐きハリル”を本田もろともディスり倒す! 監督として足りないものとは?
ロシアW杯アジア最終予選UAE戦(アルアイン)が、現地時間23日に行われる。この試合の選手選考をしたバヒド・ハリルホジッチ監督に対して、サッカーファンから「嘘吐きハリル」と不満の声が上がっている。 ハリルホジッチは、試合にコンスタントに出場していない選手の招集はないという発言を再三繰り返していた。にもかかわらず、クラブでほとんど試合に出場できていない本田圭佑(ACミラン)、長友佑都(インテル)、宇佐美貴史(アウグスブルグ)、川島永嗣(FCメス)を招集している。これについてハリルホジッチは、試合勘よりも経験を重視したと説明している。 「試合に出ていない選手の招集はない」という言葉自体が、ハリルホジッチの真意ではなく、あくまで特定の選手を鼓舞するのが目的だったとすれば、納得はできなくもない。本田と長友は代表での実績、宇佐美は切り札としての役目、川島は語学力と精神的支柱、選出に値する理由は確かにある。しかしそれでも納得がいかないのがファンというもの。さらに、今回の選出について、ついに選手からも不満の声が上がってしまった。 「マインツの武藤嘉紀は、大きなケガを乗り越えて今年からやっと試合に出場できるようになりました。まだまだ目立った結果は残していませんが、負傷明けのわりには、まずまずといった内容ですね。そんな武藤は今回、自分が選出されなかったことについて、インタビューであるコメントを残しているんです。『まったく期待していなかったです。むしろこれで呼ばれたら俺はイヤでした。結果が出てないし。ただ単に海外でやってるっていうだけで呼ばれてしまう』。これは、試合に出ずに選ばれた選手とハリルを完全にディスっているようにしか聞こえませんよね。さらに武藤は『ハリル監督も“チームでしっかりゴールを取れ”って言ってくれてたんで。ホントその通りだと』と続けています。同じ前線の選手なのに本田と宇佐美は今シーズン0点。武藤はケガで離脱期間が長いのに2得点。この発言は、当てつけとしか思えません」(スポーツライター) 試合に出ていなかろうが、ケガをしていようが、どんな選手を選ぶかは監督であるハリルホジッチの判断であり責任だ。結果を出してくれれば問題はない。しかし、余計なことを言って選手たちを混乱させているのは事実だろう。ハリルホジッチには、監督に必要な要素のひとつであるモチベーターとしての素養が欠けているように思えてならない。 (文=沢野奈津夫)






