先月26日、W杯アジア最終予選ヨルダン戦で敗北を喫し、この試合で本選出場を決められなかったサッカー日本代表だが、アルベルト・ザッケローニ監督が来週にも離日する。目的は6月4日に行われる同予選オーストラリア戦へ向けた海外組の視察。だが、こうしたザッケローニ監督の海外組偏重に対して、批判の声も高まっている。 「よくもまあ、懲りもせず、という感じですね。4月はJリーグのほかにも、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)で日韓クラブ対決もあるというのに、今季は一度も視察をしていません。海外組なんて、これまでに何度も視察して能力なんて把握しているんだから、これから本戦へ向けて新戦力を探すなら、国内組を当然チェックすべきでしょう」(サッカー専門誌編集者) そもそもヨルダン戦でも、国内組の中村憲剛(川崎フロンターレ)ではなく、海外組の香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)をトップ下に起用したためにチームが機能せず、混乱を来した。 「この試合は本田圭佑(CSKAモスクワ)がケガで欠場したために、トップ下に誰を起用するのかが焦点でした。ヨルダンに勝って本戦出場を決めるのはもちろんのこと、本戦へ向けて本田不在の際のオプションを探るための試金石となる試合でもあったんです。実際、直前に行われたカナダ戦ではトップ下で香川と中村の両方を試したわけですからね。その結果、ザック自身も認めたように中村を起用したほうが機能するというのが衆目の一致したところだったのですが、いざフタを開けてみるとトップ下で先発したのは香川だった。結局、海外組重視という序列は揺るがず、中村としては『やってられない』という気分だったと思いますよ」(同) もちろん、ザッケローニとしては万全を期して、本戦出場を決めるまではレギュラーの海外組に固執したいところなのだろう。サッカー戦術の本場イタリアで数々の名門チームを率いてきた経験があるとはいえ、代表監督は今回が初めて。慎重になってしまう気持ちはわからないでもないのだが……。 「とはいっても、ヨルダン戦は負けたものの、よほどのことがない限り、日本が本戦出場を逃すなんてあり得ないんですよ。仮に日本が最終予選の残り2試合を連敗したとしても、イラクとヨルダンが残り試合を全勝して、なおかつヨルダンが16点もある日本との得失点差をひっくり返さない限り、日本の本戦出場は覆りません。もはやW杯出場は“鉄板”なんだから、新戦力を試すべき。日本の目標は本戦出場ではなく、W杯ベスト8なんですから、アジア最終予選なんてチーム強化を図りながら突破するぐらいじゃなければ、本戦でベスト8なんてとてもじゃないけどおぼつかないですよ」(同) こうした状況は、06年の独W杯で惨敗したジーコジャパンを思い起こさせる。当時も好不調にかかわらず欧州組が重用され、「黄金の中盤」などともてはやされながらグループトーナメント敗退という体たらくだった。ザッケローニの過剰な海外組偏重がこのまま続けば、「ジーコジャパンの悪夢、再び」ということにもなりかねない。『監督ザッケローニの本質』(光文社)
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セリエA・インテル長友佑都に“銀河系軍団”レアルが食指!?「今夏移籍の実現度は……」
イタリア・セリエAの名門インテルミラノに所属する、サッカー日本代表DFの長友佑都にスペインリーグのレアル・マドリードが興味を示していると、欧州メディアが報じている。スペインのサッカーサイトやイタリアの移籍情報サイトによると、今季終了後に退団が濃厚のポルトガル代表DFコエントランの後釜として、レアルが獲得に興味を示しているという。 「長友はJリーグのFC東京を経て、南アフリカW杯での活躍が認められ、セリエAのチェッゼーナへ移籍。翌年には名門インテルに引き抜かれました。そう言ってしまうと、トントン拍子のサクセスストーリーのようですが、明治大学時代は長らく補欠に甘んじスタンドで応援する日々が続いたほどで、苦労人でもあります。ブレイク後は日本代表でもコンスタントに活躍しており、日本が世界に誇る好選手」(サッカーライター) そんな長友の獲得を示すレアルは、クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)やカリム・ベンゼマ(フランス)、メスト・エジル(ドイツ)、シャビ・アロンソ、イケル・カシージャス(ともにスペイン)など、全ポジションに各国の代表が揃う世界でも一、二を争う超一流のメガクラブ。同クラブに移籍できれば、「世界一のサイドバックになることが目標」と常々公言している長友にとって、まさに“夢の成就”となるわけだが……。 「ここ最近は、ふくらはぎの故障で戦列を離れていましたが、20日のASローマ戦で1カ月ぶりに復帰。勝敗こそ引き分けに終わったものの、マッチアップしたローマのエース、フランチェスコ・トッティ相手にも存在感あるプレーを見せていました。長友は好不調の波も少なく、名門インテルのレギュラーでもあるわけですから、リーグ屈指の好サイドバックであることは間違いありません。ただ、ワールドクラスの選手かというと……。かつてのインテルであれば、レギュラーポジションを得られたかは疑問です」(同) というのも、セリエAは欧州を取り巻く昨今の不況のあおりを受けて、リストラの真っ最中。年俸の高い有力選手は他国に流れ、イングランドやスペインなどの強豪リーグの後塵を拝しているのが実情。インテルも例外ではなく、先日もインテルの中でも数少ないワールドクラスの選手だったオランダ代表のヴェスレイ・スナイデルがチームとの契約話がこじれ、干された挙げ句、バーゲン価格でトルコのガラタサライに放出されたほど。つまり名門インテルといえども、かつてのようにトップクラスの選手ばかりが在籍しているというわけではないのだ〆 「現在の長友の活躍は、多分にセリエAの凋落が幸いしている側面が強い。もちろん世界基準の好選手であることは間違いないし、今後の精進次第で超ワールドクラスの選手に成長することだってあり得ます。しかし、現状ではレアルに移籍したとしても、レギュラーポジションを獲得するのは極めて困難。そう考えると、信憑性の低い報道だと言わざるを得ない」(同) 仮に報道が事実だとして、レアルへの移籍がかなったとしてもレギュラーとして試合に常時出場できなければ試合勘も鈍り、代表でのポジションを失う恐れもあるなど、あと1年後に迫ったブラジルW杯に支障を来してしまう。そう考えると、どのチームを目指すにせよ、今夏の移籍は時期尚早といえるだろう。
ブラジルW杯まであと1年、サッカー日本代表「ザッケローニでは不安」のワケ

『アルベルト・ザッケローニ ザック革命』
(朝日新聞出版)
サッカー日本代表の、今年の試合の全日程が終了した。ブラジルW杯アジア最終予選も順調に勝ち進み、11月14日に行われたオマーン戦も中東の暑さに苦しみながらも勝利し、本戦出場へ王手をかけた。また、10月に行われたヨーロッパ遠征でもブラジル、フランスという強豪相手に1勝1敗。14年のW杯に向け、来年は大きく弾みをつけたいところだが、そういうわけにはいかないようだ。
「試合を重ねるごとに明らかになったのは、アルベルト・ザッケローニ監督の手腕のなさ。合点のいかない采配が続いています。いつも起用するのは同じメンバー。宮市亮(ウィガン=イングランド)やJリーグ得点王の佐藤寿人(サンフレッチェ広島)らを一向に試そうとしない。オマーン戦でも、明らかに本調子ではなかった本田圭佑(CSKAモスクワ=ロシア)を90分間使い続けた。何があろうと、すでに選手の序列が決まっている感じです。本田は代表の大黒柱かもしれませんが、W杯まであと1年、何が起こるかわからない。新戦力が出てこないのが不安です」(サッカーライター)
早い時期に選手の序列を決めてしまう弊害は、2006年ドイツW杯でのジーコ・ジャパンの惨敗を見てわかる通り。当時のジーコ監督は“欧州組”の選手ばかりを重用したために、チーム内での競争が失われた。その結果、“国内組”の選手たちの気持ちが代表から離れ、本大会でチームはあえなく空中分解してしまった。10年の南アフリカW杯でも、岡田武史監督が早い時期から中村俊輔(横浜F・マリノス)を主軸に据えたが、直前になって中村が不調に陥り、チームの陣容と戦術を急遽変更しなければならなかった。
「このままだと、ザックはジーコや岡田さんと同じ轍を踏むのではないかと危惧しています。そうでなくても、ヨーロッパ遠征で世界のトップクラスとは互角に戦えないことが浮き彫りになったのに……。あと1年で急激な戦力アップなんて望めないわけですから、求められるのは監督の“采配の妙”なんです。我々としては、サッカー先進国のイタリアからやってきたザックの戦術や経験に裏打ちされた采配に期待していたわけですが、これまでそうした采配は皆無といっていい。期待されていた“3-4-3”の新システムも、いまだモノになっていないですからね。決まりきった選手を起用するだけだったら、誰が監督をやっても同じ」(同)
W杯予選突破はよほどのことがない限り、来年3月26日のヨルダン戦で決めるはず。その時点で2試合を残しているだけに、消化試合には積極的に新戦力を試してほしいところだ。また、6月にはW杯の前哨戦ともいえるコンフェデ杯も行われる。日本はブラジルやイタリア、メキシコという強豪国と同じグループに入っている。そのときになって「やっぱりダメだった」ということにならないよう、ザックには万全の準備を望みたい。
田中美保と結婚発表のサッカー稲本潤一 出場機会激減で引退危機も……

川崎フロンターレ 公式サイトより
サッカー元日本代表の稲本潤一(川崎フロンターレ)とモデルの田中美保が、婚姻届を提出したことがわかった。15日夜、田中が自身の公式ホームページを通じて発表した。13日に都内の区役所に婚姻届を提出した2人だが、田中は妊娠しておらず今後も仕事を続けるという。
そもそも2人の交際が発覚したのは、昨年1月に“お泊まりデート”を、宿泊したホテルのアルバイト従業員にTwitterで暴露されたことから。
「Twitterで暴露したのが、都内の高級ホテル内にある鉄板焼店のアルバイトの女子大生であったことが特定され大騒ぎになり、ホテル側がホームページに謝罪文を掲載する事態にまで発展しました。まあ、これからエッチするのを実況中継されるようなものですから、稲本と田中にとっては気まずかったでしょうけどね(笑)。これまでにもこのカップルは、映画館や飲食店でのデートの目撃情報がTwitter上で流れていました」(週刊誌記者)
稲本はガンバ大阪の下部組織からトップチームであるガンバ大阪に昇格し、当時最年少の17歳6カ月でJリーグ初出場。日本サッカー界のいわゆる“黄金世代”で、海外リーグでプレーし、2002年の日韓W杯でもゴールを挙げるなど活躍した。一方の田中は、女性ファッション誌「non-no」(集英社)などのモデルとして活動しているほか、テレビでも活躍する人気タレント。まさに、お似合いのカップルなのだが……。
「稲本は、今季のリーグ後半あたりから出場機会を減らしているんですよね。黄金世代というのは79年生まれの選手たちを指すのですが、彼らももう33歳。そろそろ引退が視野に入っている世代ですからね。致し方ない面はあるのですが……」(サッカー誌編集者)
長らく日本代表の主軸を担ってきた黄金世代も、若手に押され、存在感を失いつつある。小野伸二はJリーグより格下の豪州Aリーグへ移籍、また高原直泰は清水エスパルスを退団。唯一、代表で気を吐く遠藤保仁にしても所属のガンバ大阪がJ2降格と、あまりいいニュースを聞かないのが実際のところ。稲本には今回の結婚を機に、もう一花咲かせてもらいたいものだが……。
17億円は高いか、安いか──サッカー本田圭佑にまた“エアオファー”が殺到中!?

『フットボールサミット第8回 本田
圭佑という哲学 世界のHONDAに
なる日』(カンゼン)
冬の移籍市場に向け、サッカー日本代表のMF本田圭佑(CSKAモスクワ=ロシア)の周辺が騒がしい。イングランド・プレミアリーグのリバプールをはじめ、ドイツ・ブンデスリーガのシャルケ、イタリア・セリエAのインテルなどへの移籍報道が相次いでいる。
「本田の移籍報道というのは、もはや移籍シーズンの“風物詩”のようなもの(笑)。リバプールといえば今季はなかなか調子が上がらないですが、プレミアリーグでも古豪でワールドクラスの選手が揃うチーム。あまり現実味がないですよね。本田の移籍はいつも騒がれるのですが、実現したためしがない。今回も、そうなんだと思いますよ」(サッカーライター)
巷では「エア移籍/エアオファー」と称される本田の移籍騒動だが、過去にもさまざまな名門クラブからのオファーが取り沙汰されてきた。特に、今年2月にはセリエAのラツィオと移籍寸前まで進んでいたが、結局は破談。
「当時、スポニチなんて“移籍決定”と報じていましたからね。本田とラツィオの会長が会食したとか、背番号はエースナンバーの10番だとか、デビュー戦はACミラン戦だとか、報道内容も具体的でいかにも真実味がありましたが、結局は移籍金が折り合わず破談。まあ、いつもこのパターンなんですけどね(笑)」(同)
所属クラブのCSKAモスクワ側が設定した、本田の移籍金は1,600万ユーロ(約17億円)。これが現在の本田の市場価値にそぐわないという説もある。
「不況の真っただ中にある欧州では、確かに17億円という移籍金はクラブにとって相当な負担。しかし、香川真司がドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドに移籍した際は、移籍金は出来高を含めて約20億円だとされています。それでも“バーゲン価格”だといわれていましたから、文句のつけようのない活躍をしている選手であれば、移籍金の多寡で簡単に破談になったりしないはず。本田がプレーするロシアリーグはサミュエル・エトー(アンジ・マハチカラ)のような超ワールドクラスが所属する強豪クラブも存在しますが、リーグ全体のレベルとしてはイングランドやスペイン、ドイツなどのトップリーグに比べれば数段落ちます。本田はチームの主軸として活躍しているのですが、ゴールを決めまくるとか、一目瞭然であるような突出した活躍をしない限り、現状の移籍金だと厳しいでしょうね」(同)
本田の移籍実現にプラス要因があるとすれば、CSKAモスクワとの契約期間。本田とクラブとの契約は2013年12月末で切れる。通常、クラブは選手との契約期間が1年を切ると、契約更新の交渉を行うか、市場価格よりも割安な価格で選手を売りに出す。契約が切れて退団されると、クラブには移籍金が一銭も入らないからだ。その意味では、今回の移籍報道に現実味がないわけではない。
「通常はそうなんですけどね。ロシアには新興財閥の潤沢な資金を背景にした金満クラブが存在しますが、CSKAモスクワもその1つ。こうした金満クラブは、選手を売って少しでも儲けるというビジネスをする必要がない。チームの主軸として活躍する本田には契約延長を望むでしょうし、仮に延長がかなわなくても契約終了までチームに在籍させ、移籍金ゼロで出て行ってもらっても構わないというスタンスです。つまり、設定されている17億円の移籍金を支払えるクラブからのオファーがない限り、基本的に移籍に応じる気がない。だからこそ本田が移籍するためには、誰もが納得できるような活躍が求められる」(同)
日本代表では押しも押されもせぬ大黒柱の本田も、欧州の移籍市場では苦戦を強いられている。こうした状況は、かつての中田英寿氏を彷彿させる。中田氏も移籍シーズンのたびに名だたる名門クラブからのオファーが取り沙汰されたが、結局は実現することはなかった。14年のブラジルW杯を控え、「目標は優勝」と公言する本田にとっては、この1年が正念場といえそうだ。
日本人選手活躍の裏側で…欧州サッカーには金がない!?
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日本人選手活躍の裏側で… 欧州サッカーには金がない!? - Business Journal(12月12日)
ギリシャなど、欧州の重債務国から発生した「ユーロ危機」は、連日、新聞などのメディアを賑わせている。しかし、このユーロ危機の背後で、世界的に人気の高い欧州サッカー界が、財政危機に陥っていることを知る人は少ない。 1995年、欧州サッカー界にとっては衝撃の判決が下った。サッカー選手の「保有権」に関する訴訟で、「選手は契約終了後であれば、所属クラブの意向に関係なく移籍金(その選手を買い取るクラブが、所属元クラブに支払う金)なしで、自由にほかのクラブチームに移籍できる」というボスマン判決により、サッカー選手の移籍が自由化、移籍金も急騰し、クラブの財政が急速に悪化した。 09年にはポルトガルのフォワード、クリスチアーノ・ロナウドがイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドからスペイン・トップリーグのレアルマドリードへ移籍する際に、レアルが支払った移籍金は史上最高額の8000万ポンド(約130億円)にものぼった。 こうした選手の移籍金や給与の高騰により、選手の補強にかかった資金を回収できなくなったクラブチームが次々に経営破綻を起こす。02年にはイタリアのフィオレンティーナ、07年にはイングランドのリーズ・ユナイテッド、10年にはスペインのマジョルカ、12年にはスコットランドのレンジャーズなどが経営破綻した。 この結果、欧州サッカー界では、16億ユーロ(約1747億円)にのぼる巨額の負債を抱えるに至った。UEFA(欧州サッカー連盟)はこの状況を懸念し、欧州の各クラブに収支のバランスを取るように求める「ファイナンシャル・フェアプレー」というルールを13年のシーズン終了後に実施することにした。 しかし、問題は選手の移籍金や給与だけ止まらなかった。欧州ではサッカーの放映権が入札方式に変更されたことで、放映権獲得競争が激化、放映権料が高騰した。ユーロ危機の影響で企業の利益が減少し、広告収入が減収となっている欧州の各テレビ局では、高騰したサッカー放映権料を捻出するのが難しくなっており、地上波での欧州サッカーの放映が減少する事態に陥っている。 このままでは、地上波でのサッカー放映が減少し、場合によっては放映がなくなる事態が発生することが危惧されている。さらにはこれらが、サッカー人気の減少につながり、欧州サッカー全体の人気が下火となることにより、サッカービジネスの市場規模が縮小していく可能性が指摘されている。 それでなくても、ボスマン判決以降の移籍金の高騰で、欧州のサッカークラブは財政状況を改善するために、試合のチケット代金を値上げするなどの措置を実施しており、ユーロ危機で家計に不安を抱える欧州のサッカーファンに金銭的なしわ寄せが迫っている。 もちろん、12年の欧州サッカー界の市場規模は前年比で4.0%増と成長を続けており、同年の「世界のスポーツチーム資産価値ランキング」では、トップ10のうち、1位にマンチェスター・ユナイテッド、2位レアルマドリード、8位にバルセロナ、10位にアーセナルと4チームが入っている。 しかし、2010—11年シーズンの欧州のサッカーリーグ市場の成長率は、イングランドこそ前年比12.0%増加となったものの、ドイツとスペインは同5.0%、イタリアは1.0%、フランスに至っては3.0%の減少となっている。 ユーロ危機と同時に欧州サッカー界に危機の足音は着実に近付いてきている。 (文=鷲尾香一/ジャーナリスト) ■おすすめ記事 AKB恋愛禁止ではない?秋元大島“仰天”発言は崩壊の予兆? 民主党議員秘書座談会「党内ではいい迷惑、惨敗ムード一色」 あのカリスマ歌手Gも乱入?超豪華社長合コンを実況中継! クリスマス、女性の約8割は“家ナカ”派? 消費にも異変 「月給7925円」過酷すぎる地下アイドルビジネスの実態世界中のクラブが喉から手が出るほど欲しいリオネル・メッシが所属するスペイン1部のバルセロナ。(「FCBarcelona HP」より)
引退表明のサッカー“ゴン”中山雅史があらためて問われる、札幌での働きと増毛疑惑

コンサドーレ札幌 公式サイトより
先頃、引退を表明したサッカー元日本代表FW、「ゴン中山」こと中山雅史(コンサドーレ札幌)だが、あらためて“ある疑惑”がクローズアップされている。
「“増毛疑惑”ですね(笑)。今年7月に行われた『東日本大震災復興支援 2012 Jリーグスペシャルマッチ』に出場したときのゴンの頭を見て、唖然としたものです。09年にジュビロ磐田を戦力外になった当時は、明らかに前髪が後退していましたからね。札幌に移籍してからはケガによるリハビリ続きで試合出場もままならず、公衆の面前に出る機会が少なかったのですが、久しぶりに見たゴンの髪がいきなりフサフサになっていたのには驚かされましたよ。我々、メディア関係者の間では『なんのリハビリをやってたんだよ』なんて声も上がったほど(笑)。今回の引退会見で改めて頭髪の増量ぶりを目の当たりにしましたが、疑惑は深まる一方です」(スポーツ紙記者)
もっとも、「雨上がり決死隊」の宮迫博之や「浅草キッド」の水道橋博士のように、育毛剤で頭髪が復活した例もあるので、ゴン中山が増毛だとは一概に決めつけられない。それに仮に増毛だったとしても、J1最多157ゴールやW杯における日本人初ゴールなど、中山が残した数々の記録は色褪せるものではないし、サッカー選手としての価値もいささかも損なうものではない。ただ、一方で「辞めどきを間違えた」との声もある。
「正直、札幌での3年間は、何もしなかったに等しいですからね。ケガがちだったとはいえ、13試合出場0得点では、貢献度ゼロだったといわれても仕方がない。やはり、磐田をクビになった09年に引退すべきだったと思いますね。その意味では、“晩節を汚した”といえるかもしれません」(サッカー誌編集者)
もっとも、ボロボロになりながらも現役を続行するゴン中山に多くの人々がエールを送ってきたことは間違いないし、老体に鞭打って懸命にプレーする姿が彼の人気と商品価値を高めてきた。だが、「そんな美談でもないんですよ」と明かすのは、前出のサッカー誌編集者だ。
「あまり知られていないのですが、イメージとは裏腹に、ゴンは金銭にシビア。磐田でも、年俸の交渉ではよくゴネてましたからね。現役を長く続けていたのも、現役選手でいるほうが引退後よりも多く稼げるから、という側面が強い」
02~04年のピーク時には8,500万円だった中山の年俸も、札幌に移籍してからは1,000万円程度だったといわれる。会見では、相次ぐ故障に「勝負するステージに立てないものを感じた」と引退を決断した理由を述べた中山だったが、引退後の生計のメドが立ったから、といったところが実情なのかもしれない。タレント性十分なだけに、サッカー指導者の道にとどまらず、CMやバラエティ番組など引く手あまただろうが、“取らぬ狸の皮算用”とならないことを祈りたい。
なでしこの快進撃や、香川・長友の海外躍進の裏側で……金と利権にまみれた日本サッカー協会の内紛
【サイゾーpremium】より
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香川真司、長友佑都が海外ビッグクラブへ移籍、さらに女子サッカーのW杯優勝などで、ますます高まる日本のサッカー人気。それに呼応して金を求める有象無象も群がってきているようだ。特に日本サッカー協会が持つ権力・利権は莫大なものに膨れ上がっているが、そうした裏面は、ほとんど報道されない。今回は、日本サッカー協会に対する批評やサッカー誌記者座談会、かつて日本代表監督を務めたフィリップ・トルシエ監督へのインタビューなどから、昨今のブームの裏にある日本サッカーの現状を読み解く──。 「1992年当初、JFA(日本サッカー協会)の事務所は渋谷にある岸記念体育館の一室を間借りしており、職員は15人。年間の収入は約40億円で、総資産は14億円ほどでした。それから20年を経た今、職員は200人を超え、年間収入は165億円、総資産は20年前の10倍以上と、JFAは大きく成長しました」(『JFA公式サイトコラムより』) こう語ったのはJFAの会長職をこの6月に退任した小倉純二氏だ。JFAの中でも国際派といわれた小倉氏はFIFA(国際サッカー連盟)の理事を務めるなど、サッカーの普及に努めてきた。彼の功績は結果として、アルベルト・ザッケローニ監督率いる日本男子代表(ザックジャパン)は2014年W杯ブラジル大会予選で快進撃を続けており、女子代表(なでしこジャパン)もロンドン五輪で銀メダルの快挙を成し遂げた。大仁(だいに)邦彌新会長の新体制になっても、小倉氏は名誉会長として、影響力を発揮すると見られている。 「10年、小倉会長就任直後にザック体制がスタート。ザック体制の5人のイタリア人スタッフに各2名以上の通訳をつけるなど、全面的にバックアップして、支えています。このおかげか、国内の親善試合は毎度満員御礼。満員になると、チケット収入だけで協会には約2億円、またテレビ放映権料は基本的に1試合1億円が協会に入ってくる。運営費用は、5000万円~1億円ですから、親善試合1試合ごとに2億円程度の利益が上がるのです」(スポーツジャーナリスト) 協会の収益も右肩上がり。W杯南アフリカ大会が行われる直前(10年3月期)には142億円(経常利益は9000万円)だった年間収入は、155億円(11年3月期 経常利益は9億円)、165億円(12年3月期 経常利益は14億円)と毎年10億円ずつ増やしている。 「協会の収益の二大柱は、日本代表のスポンサー収入である事業関連収益(12年3月期・47億円)と親善試合の収入などの代表関連事業収益(12年3月期・42億円)です。オフィシャルスポンサーのキリン、オフィシャルサプライヤーのアディダス、サポーティングカンパニーのクレディセゾン、ソニーマーケティング、日本航空、ファミリーマート、三井住友海上、アウディといった数々の企業と、合計して年間数十億円のスポンサー契約を結んでいます。こうしたスポンサー集めには小倉前会長とべったりの広告代理店・電通が動き、利益を上げる構図です」(同) もちろん、こうした収入も日本サッカーの未来に寄与する支出に回されるのであれば、問題はない。だが、JFAの金の流れには疑問の声が多い。 「10年、日本プロサッカー選手会(JPFA)は協会に対し、代表選手の待遇見直しを要望しました。なにしろ、海外では当たり前の出場給が日本代表には存在せず、日当1万円と対戦相手によって変動する勝利給のみ、国際試合で負傷した場合の選手への補償もないなど待遇が悪い。この見直しを訴えましたが、協会は『相応な報酬を支払っている』として一切聞き入れなかった。しかし、協会には72億7884万円にも上る特定資産があります。企業でいう留保金です。毎年の全収入の50%以上は日本代表の関連収入であるにもかかわらず日本代表へは還元せず、内部にため込んでいます」(同) ■快進撃に隠された、カネのなる木をめぐるドタバタ劇 こうした中、日本サッカー協会の内部は会長をめぐってドタバタ劇が続いている。 世界的には4年に一度のW杯に合わせて、サッカー協会の会長は交代するのが原則とされている。このため、2期4年というのが会長人事の原則。ところが、日本ではここにきて、08年7月~10年7月/犬飼基昭会長、10年7月~12年7月/小倉純二会長、と1期2年で会長が代わるドタバタ劇を繰り返してきた。その裏には、川淵三郎最高顧問の存在が大きいという。 「もともとは川淵が会長時代に地位に固執して、02年から3期6年会長に居座ったことが発端です。川淵氏は、その次の会長職にも自身の影響力を行使しようと、国際派の小倉純二副会長が有力視されるなか、常務理事の犬飼基昭氏を推薦委員会で後継指名。ところが、W杯南ア大会で岡田武史監督の下、日本代表がベスト16に進んだにもかかわらず、犬飼氏の手法が協会内で強引だと問題視されると、一期で切り捨てた。会長を務めた人間はその後名誉会長を務めるのが通例でしたが、犬飼氏には名誉会長に就かせなかったほどでした。犬飼氏の後任には、本来なら定年を迎えて就任できない小倉氏を、FIFAの理事を務めている場合は就任できるという日本協会の規約を利用して会長に据えたのです」(スポーツ紙記者) そこで就任したのが現会長の大仁邦彌氏だ。 「『機を見るに敏。でも仕事はできない』というのが業界評。本人も就任記者会見で『私は第2(ダイニ)会長です。ほかに第1会長がいるのでは……』と笑えないジョークを飛ばしたほどですから(苦笑)。98年7月には強化委員会の委員長として岡田監督の後任にトルシエ監督を招聘した担当者でしたが、トルシエの言動が協会から問題視されるとすぐさま距離を置くようになった。また、かつては慶應義塾大学、三菱サッカー部(三菱重工所属)で先輩だった犬飼会長にベッタリでしたが、就任前の会長人事の際に、川淵派の反発で犬飼氏に会長再任の可能性がなくなるや、同派に寝返り、不信任を突きつけたのです」(同) 今回の人事は、川淵氏が次期会長候補として念頭に置いている田嶋幸三副会長へのつなぎとしての就任と見られているという。 こうした協会は12年4月、財団法人から公益財団法人に移行した。公益財団法人となると、協会の事業は「サッカー普及活動」という公益目的である限り、非課税になる。社会的に優遇を受けることになるのだ。これまでは役員の報酬なども非公開だったが、徹底した情報公開が求められるだろう。 10年8月以来、快進撃を続けるザックジャパンの陰に隠れているが、次の会長選はW杯ブラジル大会直前の14年3月だ。そのときには協会内の内紛劇も日本代表同様に熱く、話題になっているかもしれない。グレーゾーンが多く、しかもますますその利権が拡大しつつある日本サッカー協会を、ジャーナリストや関係者、そしてフィリップ・トルシエ元日本代表監督の論から、現状を読み取っていこう。 (文/松井克明) 【「サイゾーpremium」では他にも日本サッカー協会の裏側に迫った記事が満載!】 ・作家・佐山一郎がJFAへの「違和感」を批評! JFAハウスにいまだ漂う「二大革命」の逆説 ・協会に抹殺されたジャーナリストも――「圧力」と「赤字」まみれのサッカー関係者匿名座談会 ・「投資やビジョン、育成に批判の余地はない」あのトルシエが日本サッカーをホメ殺し!?『日本は、サッカーの国になれたか。
電通の格闘。』(朝日新聞出版)
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今夜、ブラジル戦へ──強豪フランスを撃破したザッケローニに求められる“世界仕様”戦術とは

『監督ザッケローニの本質』
(光文社)
12日、サッカー日本代表がアウェーで行われたフランスとの強化試合で1-0と勝利した。6度目の対戦での初白星だけに、“歴史的勝利”といってもいいだろう。
今回の遠征試合は日本代表が世界の一線級の代表チームにどれだけ通用するのかを測る試金石だったが、格上の相手に押し込まれるという展開は、過去の対戦とそう変わらなかった。
「特に前半は、アフリカ系選手の強さとスピードに圧倒されていましたね。GKの川島永嗣(スタンダール・リエージュ)のファインセーブがなければ大量失点を喫して、11年前に同じスタジアムで戦った5-0の大惨敗の再現になるところでした。ただ、現在のフランス代表はかつてほど強くはないし、日本代表には香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)や長友佑都(インテル・ミラノ)といった世界的な超名門クラブでレギュラーを張るメンバーも揃っているわけですから、11年前とは違います。以前なら、相手に押し込まれると守勢一方で、よくて引き分け、下手すると大量失点でしたが、今じゃカウンターで点を取ることができますからね。その意味では、以前の日本代表に比べて一日の長がありますよ」(サッカー誌記者)
とはいえ、アジアの国相手では圧倒的な強さを誇る日本代表も、欧州や南米のトップチームが相手では分の悪さは否めないところ。W杯アジア最終予選の突破が現実味を帯びてきた今、アルベルト・ザッケローニ監督には“アジア仕様”のチームから“世界仕様”のチームへのバージョンアップが求められる。
「今回はワントップの前田遼一(ジュビロ磐田)がケガで離脱したため、ハーフナー・マイク(フィテッセ)がFWに起用されましたが、まったく通用しなかった。そうなると前田以外にワントップを任せられる選手はいないので、オプションの戦術が必要になってきます。今回、これまで選出してきたFWとはタイプの異なる佐藤寿人(サンフレッチェ広島)を選出したわけですから、次のブラジル戦では彼を起用してほしいですね。なんといっても、Jリーグで得点ランキングの首位を走る選手なんですから」(同)
そうはいっても、ザッケローニ監督の戦術的なバリエーションのなさや保守的でかたくなな采配は、一部のサポーターらの批判の的となっている。16日にはブラジル代表と試合が控えているが、フランス以上の強敵であるだけに、采配やメンバー起用など、ザッケローニ監督の手腕がより求められる。新戦力も試すことなく、従来通りの采配を繰り返すのであれば、W杯本戦に向け、監督交代も視野に入れるべきだろう。ブラジル戦は勝敗もさることながら、試合内容にも注目したいところだ。
選手名鑑を指さして「これもブス、あれもブス……」元なでしこ・大竹七未の意外な素顔

大竹七未 公式ブログ
昨年、日本サッカー史上初のW杯優勝を果たし、ロンドン五輪でも銀メダルを獲得した女子サッカー日本代表「なでしこJAPAN」。チームの中心である澤穂希らイレブンに対する注目は跳ね上がり、女子サッカーそのものの地位向上にも大きく貢献した。そんな中、“なでしこバブル”の恩恵にあずかっているのが、現役を引退した、なでしこOGたちだ。
「各テレビ局にとって、女子サッカーは重要なコンテンツとなった。そこで、試合中継に必要となるのが解説者の存在。実際に国内でプレーしていた元女子選手であれば、技術的な解説に加えて現役選手とのつながりもあるということで、引っ張りだこになっています。その中でも、美形で“元エース”の看板もアリ、一番人気となっているのが元読売ベレーザの大竹七未です」(芸能記者)
大竹は14歳からベレーザで活躍、FWとして通算100得点の第一号となった名選手。引退後は東京国際大学女子サッカー部の監督に就任し、13歳年下の現役サッカー選手でJ2松本山雅所属の弦巻健人と結婚している。そんな大竹に降って湧いたのが、「週刊ポスト」(小学館)10月19日号に掲載された“不倫罵倒”報道だった。
「記事によると大竹は、夫の弦巻がFacebookで知り合った女性と頻繁に電話連絡をしていることに腹を立てて、夜10時から翌朝6時まで女性の携帯を鳴らし続け、折り返してきた女性に対し『あなたがしたことは不潔なこと!』『(Facebookの写真を見て)キタナイ女!』などと罵倒したそうです」(同)
いかにも解説者としてのイメージとはかけ離れた報道であり、大竹も後日自身のブログで「(夫と)仲良くやっています」などと反論しているが、実際に現場で大竹と接したサッカー関係者によると、なでしこ取材でも大竹のそうした素顔は垣間見えていたという。
「取材の時はかなり態度がデカく、なれなれしく選手たちに先輩風を吹かせている。自分が美人なことを鼻にかけているのが露骨で、かなりの毒舌。ある番組の収録前に大竹は、なでしこリーグの選手名鑑の写真を指さしながら『うわ~ブス、これもブス、あれもブス』と言い始め、スタッフもドン引き。そのくせ、アドリブに弱く、生番組などで想定外の質問をされるとしどろもどろ。これから大竹よりも実績のあるなでしこが続々引退していくので、仕事も減りそう」(テレビ局関係者)
解説者としての評価も高く、指導者としても期待を集めている大竹だが、4年後のリオ五輪でもその姿をテレビで見ることができるだろうか?




