残念ながらサッカー日本代表はグループリーグで敗退したものの、ブラジルW杯は決勝トーナメントに突入し、各国が熱戦を繰り広げている。そんな中、日本では各テレビ局が共同で放送しているW杯特番が低視聴率にあえいでいる。 6月13日放送の『FIFAワールドカップ開幕特番・日本人の好きなサッカー選手Best100人』(日本テレビ系/ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)が8.4%、15日放送の『2014FIFAワールドカップDAILY』(TBS系)が4.5%、『サンデースポーツがんばれ!日本代表スペシャル』(NHK)が7.4%、16日放送の『2014FIFAワールドカップブラジルデイリー』(フジテレビ系)が3.9%、17日放送の『2014FIFAワールドカップデイリーハイライト』(テレビ朝日系)が4.9%、18日放送の『2014FIFAワールドカップデイリー&ウイークリーハイライト』(テレビ東京系)が3.2%というありさま。 「日テレやNHKはまだしも、そのほかは5%を切っているわけですから、惨憺たる数字です。それも、同時間帯における前4週間の平均視聴率の半分以下らしいですからね。テレビ界が期待していたような“W杯特需”なんて、なかったということでしょう」(民放関係者) 低視聴率の背景について、サッカー専門誌編集者は次のように語る。 「結局、今騒いでいる人たちはW杯ではなく、日本代表に熱狂しているわけですよ。もっと言えば、W杯どころかサッカーそのものに興味があるのかどうかも怪しい、いわゆる“にわか”と呼ばれる人たち。また、バカの一つ覚えのような“バラエティ乗り”の番組作りにも問題があると思います。サッカーに詳しかったり、興味を持っていたりする層には全然受けない内容だし、にわかの人たちは日本代表にしか関心がないので、W杯特番なんて見ない。結局、誰に向けて番組を制作しているのか、ということでしょう。さらに、こうした特番は日本代表が負けてしまうと途端に視聴率が落ちますから、まだまだ下げ止まらないかもしれませんよ」 NHKがペナルティ、日テレが明石家さんま、TBSが加藤浩次、フジがピース、テレ朝がナインティナインの矢部浩之など、各局ともサッカーに縁のある芸人たちを起用して、特番を盛り上げようと努めているが、日本代表がグループリーグで敗退した今、視聴率アップも大して期待ができないだろう。芸人の中には仙台育英高サッカー部時代にはエースナンバー10番をつけていたパンサーの尾形貴弘、小学生時代に大阪府代表に選ばれたことがあるキングコングの梶原雄太、高校時代に国体の選抜メンバーだった次長課長の河本準一、中学時代に北海道大会で優勝したことがあるタカアンドトシのタカなど、サッカー経験者も多い。しかし、事実上の“W杯閉幕”に、特需を当て込んでいた彼らも落胆の色を隠せないのではないか。 そんな中、W杯にうまく便乗できた芸人といえるのが、じゅんいちダビッドソンと、デニスの植野行雄だろう。 「じゅんいちダビッドソンは本田圭佑選手の物まねで人気を集め、『R-1ぐらんぷり』で初めて決勝戦に進出しました。もともとはミスマッチグルメというコンビで活動していたのですが、コンビ解散後の2011年からはピン芸人として活動しています。W杯開幕前は月2本だったテレビ出演が開幕後の6月は13本、イベント出演なども例年の15倍だそうですから、まさにバブルですね。本田の“無回転シュート”をもじって“無回転なぞかけ”というネタが受けていますが、日本代表の惨敗で本田の商品価値や話題性がこれから大きく下落しそうなだけに、本田ネタもそろそろ手仕舞いといったところでしょうか。彼には“アメリカを知り尽くした男”というネタもあるのですが、クスリとは笑わせるものの、無回転なぞかけほど面白くない。今後が不安ですね(笑)」(前出・民放関係者) 一方、デニス植野はどうか? 「彼はサッカーとは全然関係なくて、ブラジル人と日本人のハーフという彼の出自と開催地つながりで、W杯関連の仕事を多く抱えています。サッカー音楽CDのジャケットのモデルやブラジルのテーマパークの観光大使などに起用されたほか、ポルトガル語が話せないにもかかわらず植野を表紙にした『ポルトガル語学習帳』や『デニス植野 激辛サンバカレー』が発売されるなど、もはやワケがわからない状態になっています(笑)」(同) 世界中が熱狂する4年に1度のサッカーの祭典だけに、悲喜こもごもといったところか。じゅんいちダビッドソン 公式ブログより
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ビジュアル系バンドとAV女優に「サッカーW杯」で賭博行為疑惑、事情聴取も
国営新華社通信などは20日、マカオ警察がサッカーワールドカップをめぐる違法な賭博グループを摘発し、容疑者として20人以上を拘束したと報じた。運営していたのは大陸側の中国人マフィアを中心とした組織だったというが、集めた額はマカオの賭博犯罪史上最高額となる650億円以上で、主にインターネットで賭け金を集めていたという。 W杯の違法賭博摘発はマカオだけでなく、開催地ブラジルをはじめ、世界各地で多数の逮捕者を出しているのだが、ここ日本では人気ビジュアル系ロックバンドのメンバーが、AV女優らとの観戦パーティーの中で賭博をしたことが疑われ、参加者のひとりが警察に事情聴取を受けたという。 事情を知る音楽関係者によると「参加したAV嬢のひとりがSNSサイトで、“20万も負けた”と書いたことがきっかけで発覚した。賭博をしたと思われるオッズや掛け金などの書かれたメモの写真も掲載されていた」という。 違法賭博が行われたのは15日、日本代表初戦のコートジボワール戦の始まる約7時間前の深夜3時ごろ。参加したのは4名のビジュアル系ミュージシャンの男性と3名のAV女優、幹事役の元モデル女性の計8名だったという。 「この面々が集まるのは2度目で、前回は3月、原宿にあるカラオケラウンジを借り切っての合コンだったんです。AV女優3人はビジュアル系バンド好きという名目ですが、実際には幹事の女性が参加者の男から金をもらって集めたもの。バンドメンバーは意外に不器用らしく、美女たちを前にしながら誰ひとりお持ち帰りできなかったとか」(同) それでバンドマンたちが場を盛り上げるために思いついたのが、サッカー賭博だったようだ。女性がサイトに掲載したところでは、男のひとりが週刊誌の予想記事を取り出し、その内容は日本の2勝1分となっていたため、5名が日本の勝利に大金を賭けたが敗戦。どういうルールで賭博をしたのかは定かではないが、その5名がそれぞれ20万円を損したというから、少なくとも100万以上の金は動いたことになる。 女性はサイトに「全裸になったら免除だけどブサばっかだったから誰も脱がず」とも記しており、負けた場合に服を脱げば、掛け金を取られずに済むというルールだったようだ。 「バンドマンはステージ上ではメイクしてるけど、素顔だと誰が誰だか分からない状態。イケメンはいなかったので、女性受けは悪かった模様」と前出関係者。 しかし、その後に待っていたのは警察の事情聴取という事態だった。関係者によると「もし立件されたらバンドは間違いなく解散に追い込まれるから、関係者は大慌て。ただ、今のところバンドマンたちの方には警察から連絡はない様子」だという。 (文=ハイセーヤスダ)adidas(アディダス)ブラズーカ 試合球 AS590
かみつき、飛びヒザ蹴り「総合格闘技以上」W杯ウルグアイ対イタリア戦の地獄絵図に地元ファン熱狂!
決勝トーナメント進出をかけたウルグアイ対イタリアの大一番。その後半34分に、ウルグアイのエース、ルイス・スアレスがイタリアDFキエッリーニの肩にかみついたことが大きな話題を呼んでいる。 キエッリーニの肩には、はっきりと歯形が残されており、FIFAと審判の判断により、スアレスは今大会残り試合の出場停止処分が科される可能性まで出てきた。現在、ネット上ではかみつきシーンの動画が拡散されているが、一方でこの蛮行を、サッカーファンは驚いていないのだという。 「スアレスのかみつきは有名で、よくあることなんです。オランダの名門・アヤックスに所属していた際には、PSV戦で相手DFバッカルの左肩にかみつき、7試合の出場停止処分を受けている。さらに現在所属しているリバプールでは、昨シーズンの第34節チェルシー戦でイヴァノヴィッチの腕にかみつき、FAから10試合の出場停止処分を受けました。その時は涙を流して謝罪していましたが、“癖”はなかなか直らないようですね」(スポーツライター) スアレスの蛮行は、これだけではない。4年前の南アフリカW杯・準々決勝のガーナ戦では、1対1の同点で迎えた延長戦終了間際に、枠内に飛んだ相手シュートを故意に手でブロック。このPKをキーパーが止めたことに、大袈裟にガッツポーズをして世界中から非難が集中した。また、W杯南米予選のチリ戦で、DFゴンサロ・ハラにパンチを食らわせたことも。スアレスの問題児ぶりは世界中に知れわたっており、イギリスの有名サッカーサイトの「最も嫌われているサッカー選手」にも選ばれている。 「今回のウルグアイ対イタリアに関しては、試合前から本当の意味で“死闘”になると言われていた。かみつきに隠れてあまり話題になっていませんが、イタリアの悪童・バロテッリも、前半22分にペレイラに飛びヒザ蹴りをお見舞いしているんです。さらに後半14分には、イタリアのマルキージオも前蹴りを行い、一発退場。血の気の多い野次馬ファンの間では、『痺れた!』『なんてエキサイティングなんだ!』『かみつきと後頭部へのヒザ蹴りは、総合格闘技でも禁止されている技だよ』などと盛り上がりを見せています」(同) ほかにも、ポルトガルのぺぺが頭突きをし、レッドカードをもらうなど、“想定内”の問題行動が目立つ今大会。これから始まる決勝トーナメントでは、クリーンな試合で盛り上げてほしい。 (文=沢野奈津夫)ルイス・スアレス 公式サイトより
「W杯は開幕前から負けていた!?」日本サッカー協会が犯した重大なミスとは……
コロンビア戦を終えて、グループリーグを1分2敗の勝ち点1で敗退したザックJAPAN。現在、敗退した理由について、本田圭佑を中心に据えたことへの疑問、交代策、戦術のブレなど、日本中で討論されているが、中でも“運動量の少なさ”は誰もが納得できる理由の一つだろう。 もともと体格や技術で劣る日本は、攻める時はボールをもらうために走り回り、守る時は前線からプレスをかけて運動量で圧倒するしかなかった。しかし実際は、後半になるにつれ、動きが止まる選手が増えてしまった。 しかし、この運動量の少なさは選手のせいだけではなく、JFA(日本サッカー協会)が選んだキャンプ地・イトゥにもあるという。 「キャンプ地のイトゥに関しては、開幕前から多くの関係者から疑問視されていました。1次リーグ3試合が行われる会場のレシフェ、ナタール、クイアバは、いずれも最高気温30℃超、湿度約80%と高温多湿。それに比べて、6月のイトゥは平均気温17℃以下で、乾期。試合が行われる会場とは正反対の気候だった。しかも、強化合宿を行ったタンパも、最高気温は30℃を超える。暑い→寒い→暑い。これでは、コンディションが整わないのも無理はありません」(スポーツ記者) さらには、移動距離も問題になっているという。イトゥからコロンビア戦が行われたクイアバまでの距離は1,250キロメートル、コートジボワール戦が行われたレシフェまで2,150キロメートル、ギリシャ戦のナタールまでは2,350キロメートルも離れている。 では、なぜJFAはキャンプ地をイトゥに決めたのだろうか? 「理由は、暑さ対策や移動距離よりも施設の充実です。FIFAも5つ星をつけるブラジル有数のホテルですから、相当いい環境なのでしょう。空港から車で30分というのも決め手になったようです。また、実はイトゥがあるサンパウロ州は、出場32カ国のうち、半数近い15カ国がキャンプを張る人気の地なんです。サンパウロにしておけば、大きなミスはないとJFAも判断したのかもしれません。試合会場はどの国もバラバラなので、参考にはならないはずなんですが……」(同) ふがいない戦いをして容赦なく叩かれるのは監督や選手だが、責任を負わなければならないのは上の人間も同じ。4年後は選手だけではなく、JFAにも成長してもらいたいものだ。 (文=沢野奈津夫)日本サッカー協会 公式サイトより
「まるでドイツ大会のデジャヴ……」W杯グループリーグ敗退でザックJAPAN暴露合戦始まる?
「自分たちのサッカーができなかった」 FIFAワールドカップブラジル大会第3戦。ギリシャが勝利したため、勝てばグループリーグを突破できた日本代表だが、結果は1.5軍のコロンビアに1-4の惨敗。成績ももちろんだが、選手の口から出てくるコメントも、2006年ドイツ大会のデジャヴのようだった。唯一の違いは、ブラジル大会では内部分裂が起きていないこと。ドイツ大会では、のちにジーコ監督が「腐ったミカン」と表現した選手を中心に、数人がチームにそっぽを向いてしまった。だが、ザッケローニ監督率いる日本代表にも、火種がなかったわけではない。サッカー関係者は次のように話す。 「ドイツ大会でチームが崩壊したのは、日本サッカー界最大の事件でした。ゆえに、以降はチームとしての一体感を高めることが重要視され、選手にはチームに対して献身的であることが求められた。実際、“腐ったミカン”と評された選手はその後、代表に選出されていない。今回、チーム内から不満がこぼれなかったのは、不満がなかったわけではなく、そういう空気が影響していることが大きい」 実際、ザッケローニ監督に対する戦術的な不満はピークに達していた。本田圭佑に至っては、試合後の記者会見でパワープレーに疑問を呈したくらいだ。そして、それよりも根深い問題となっていたのが、大久保嘉人の起用法だ。 「大久保のワントップはありだと思いますが、右サイド起用には、選手たちもやりづらそうでしたね。というのも、右サイドは、一度、ワイドに張り、そこから中に入るのが今までのやり方でした。しかし、大久保は中央に早い段階で入る。さらに、おとりの動きより、ボールを欲しがる。異質な存在だけに、グループリーグで目立ちましたが、チームのバランスは崩れていた。彼が所属する川崎フロンターレでの役割とは、あまりにも違ったんです。大久保との不仲説が流れた選手もいましたが、こういった火種があっての報道でした」(サッカーライター) また、ザッケローニ監督と本田の蜜月関係にも、周囲は違和感を覚えていた。 「本田が、90分間プレーできるコンディションではなかったのは明らかです。普通に考えて、途中交代か途中出場にするべき。にもかかわらず、3試合フルで使い、一方で香川真司は途中交代。確かに本田は1得点1アシストですが、失点にも絡んでいる。また、本田がボールを奪われるシーンも多かった。今まで彼は周囲に散々要求してきましたから、今後、不満が出てもおかしくないでしょう」(同) 試合で結果を出せず、内容も今ひとつだったブラジル大会。同様の結果だったドイツ大会では、その反動から、内部事情が暴露されたのは記憶に新しいが、今回もそのような流れになるかもしれない。『ザッケローニの哲学』(PHP研究所)
W杯韓国戦で、アルジェリア選手にレーザー攻撃 韓国サポーターが犯人扱いされるワケ
「韓国サポーターが、アルジェリア選手にレーザーポインターで攻撃した」 そんなウワサがネット上で話題となっている。22日に行われたサッカーW杯韓国対アルジェリア戦は、2-4で韓国が惨敗したが、試合中にアルジェリアの選手の顔にレーザーポインターが当てられているのがテレビ画像などで確認された。産経ニュースは、「誰が照射したか判明していないが」と前置きしつつも、韓国が惨敗した試合内容とともに「この体たらくぶりに韓国サポーターが怒ったのか」などと報じた。 これに対し、韓国メディアは敏感に反応。「断定はしていないが、敗戦に怒った韓国サポーターの仕業というニュアンスだ」と不快をあらわし、産経新聞を「日本の極右の立場を代弁してきた新聞」と批難するメディアもあった。また、「韓国サポーターのレーザーポインター攻撃は事実ではない。当日、応援に駆けつけた韓国サポーターは、競技場入場前に全員が所持品検査を行っている」と、真っ向から否定する記事も。同記事では、「むしろ、アルジェリアのサポーターによる行為の可能性もある。アルジェリアのサポーターは、W杯直前に行われた2度の親善試合で、選手たちをレーザーポインターで照射したことがある。試合が終わるとピッチに乱入するなど応援熱が過剰で、たびたび問題を起こす」と指摘している。 問題の“レーザーポインター攻撃”は、アルジェリアの選手交代の際、ベンチに下がろうとした選手に対して行われたという。もしそうであるならば、犯人にアルジェリア選手のプレーを邪魔する意図があったのかどうかすらも不明瞭だ。 とはいえ、韓国サポーターに疑惑の目が向けられてしまうのも、仕方ないかもしれない。韓国サポーターの“悪行”は、これまで幾度となく問題視されてきたからだ。 例えば、2002年の日韓W杯で韓国とドイツが対戦した際、韓国サポーターは「ヒットラーの息子たちは去れ!」と書いたプラカードを掲げたことがあった。また、記憶に新しいところでは、昨年のAFCアジアカップの日韓戦で「歴史を忘れた民族に未来はない」という大横断幕を掲げたこともある。いまや「独島(竹島の韓国呼称)は我が領土」のプラカードなどは、日韓戦では見慣れた光景となってしまった。言うまでもないが、国際サッカー連盟(FIFA)は応援時のこういった政治的な主張を禁じている。 ブラジル現地で日本サポーターがゴミ拾いをして注目を集めたことに比べると、韓国サポーターのマナーの悪さは目立つ。それでも、W杯初戦となったロシア戦の際にソウルの光化門広場に集まったサポーターたちは、進んでゴミ拾いを実施。韓国メディアもこぞってその善行を取り上げ、「成熟した市民意識」と自画自賛した。 しかし、アルジェリア戦では一変。光化門広場、永東大路などに7万人のサポーターが集結したのだが、試合終了後の現場には、数多くのビール缶や菓子袋などが乱雑に放置されていたという。前半だけで3点を取られるふがいない試合内容が影響したのだろうか。だが、試合に負けたからといって、一瞬で失われるような市民意識では、とても“成熟した”とはいえない。 いずれにせよ、選手へのレーザーポインター攻撃は決して許される行為ではない。一日も早い真相究明が求められている。KFA公式サイトより
コロンビアがわざと負ける!? ザックJAPANの予選突破を、別グループのコスタリカが握ってるワケ
2戦を終えて勝ち点1、得失点差-1と、どうにも調子が出ないザックJAPAN。「日本が勝利、コートジボワールが敗北」「日本が2点差以上で勝利、コートジボワールが引き分け」が決勝トーナメント進出の条件となり、かなり追い込まれているのが実情だ。 日本が属するグループCは、1位通過するとグループDの2位と、2位通過するとグループDの1位と、それぞれ決勝トーナメント1回戦で対戦することになる。この状況が、ザックJAPANにとって大きな追い風になるかもしれないという。 「グループDの首位は、初戦のウルグアイに続き、第2戦のイタリアも倒し、今大会で最もビッグサプライズを起こしているコスタリカ。しかも、第3戦の相手は敗退が決まっているイングランド。ノリにノッているコスタリカにとって、モチベーションが下がっている相手は有利とみられ、1位通過が濃厚になっています。そして2位争いは、強豪のイタリアとウルグアイ。決勝トーナメント進出が決定しているコロンビアからしたら、1位通過してイタリアやウルグアイと当たるより、2位通過でコスタリカと当たりたいと考えているのでは」(スポーツライター) 確かに、コスタリカは調子がいいとはいえ、コロンビアとしては、トーナメントの戦い方を知り尽くしているイタリアやウルグアイとはなるべく当たりたくないだろう。その上、コスタリカのような中位チームは、グループリーグにコンディションのピークを合わせる。一方、イタリアやウルグアイのようなトップチームは、トーナメントにピークを合わせるため、より前者との試合を望むだろう。 となれば、コロンビアが日本に故意に負ける可能性もあるのではないだろうか? 「コロンビアが破れてコートジボワールがギリシャに勝てば、両国は勝ち点6で並ぶことになる。得失点差でコートジボワールが1位通過となる可能性が出てきます。W杯という世界が注目する大会において、コロンビアが2位通過のためにあからさまに負けることはあり得ません。ですが、“勝たない方向”に持っていくことは十分にありえます。例えば、世界最年長出場記録更新を狙うために、43歳のGKファリド・モンドラゴンが出場するというウワサもささやかれていますし、まだ出場していない選手を試したり、主力の温存を行う可能性は極めて高い。また、もし日本が先制しても、死に物狂いで勝ちにくるということもないでしょう。“自然の流れのまま負けたい”というのが本音でしょうね」(同) 本来ならば、全力対全力の勝負で決勝トーナメント進出を勝ち取りたい日本だが、今の窮地からはこういった計算をせざるを得ない。この状況を追い風にし、明日の第3戦はぜひ勝ち進んでほしい。 (文=沢野奈津夫)テレビ朝日 公式サイトより
「ギリシャに勝たなくてよかった……」サッカーW杯、引き分けでGL突破の可能性が“ちょっと”アップ!?
コートジボワール戦で敗北を喫し、日本のグループリーグ突破は2連勝が最低条件と目されていたザックJAPAN。迎えた第2戦、日本代表は退場者を出したギリシャを攻め切れず、スコアレスドローという結果に終わってしまった。 しかし、冷静に考えてみると、勝っていても引き分けていても、あまり状況は変わっていないことに気づかされる。 ここで、日本のグループリーグ突破の条件を確認しておきたい。日本が所属するグループCの勝ち点は、コロンビア6、コートジボワール3、日本1、ギリシャ1。 「日本が勝利、コートジボワールが敗北」 「日本が2点差以上で勝利、コートジボワールが引き分け」 このどちらかとなる。 だがもし、日本がギリシャに1対0で勝っていたとしよう。そうなると勝ち点は、コロンビア6、コートジボワール3、日本3、ギリシャ0。よって、日本の突破の条件は、 「日本が2点差以上で勝利、コートジボワールが1点差での勝利」 「日本が勝利、コートジボワールの引き分け、敗北」 「日本が引き分け、コートジボワールの敗北」 となる。 ほかにも、日本がコロンビア相手に3点差以上で勝つなど、可能性の薄いパターンもあるが、大きく分けるとこの3つ。つまり、日本対ギリシャ戦に関しては勝っていても引き分けていても、最終戦の日本の勝利はほぼ絶対的な条件であるということだ。 「日本はギリシャ戦が引き分けとなったおかげで、グループリーグ突破が決まったことでベストメンバーを休ませてくる可能性の高いコロンビアと対戦。一方、コートジボワールは死に物狂いのギリシャと闘うことになったんです。これがもし逆であったら、日本は敗退の可能性のある“本気の”コロンビアと対戦し、勝利が難しくなり、コートジボワールは敗退が決まりモチベーションの下がったギリシャとの対戦で、敗北の可能性が極端に減ってしまっていたんです。現在、日本全体に絶望ムードも漂っていますが、テレビの解説者としては『勝たなくてよかった』なんてなかなか言えないですから。苦境には違いありませんが、今日の結果を受けて必要以上に悲観的になることはないですよ」(スポーツライター) 今の暗い日本のムードを、次こそは変えてくれることに期待したい。 (文=沢野奈津夫)テレビ朝日公式サイトより
【W杯】ザック監督のミスジャッジを追及できず……試合後会見に見る、日本サッカーメディアのお粗末さ
タイムアップのホイッスルが鳴ると、スタンドでは小さなブーイングが起きた。ペナルティーエリア内での攻防の少ない0-0という試合に、両チームのサポーターが不満を示したのだろう。 ギリシャとの第2戦、香川真司に代わって大久保嘉人を先発させた日本だが、これは攻撃的な意図ではなく、「しっかりと守備をしながら」(長友佑都)という意味合いが強い。ザッケローニ監督の頭には、コートジボワールに香川のスペースを狙われた記憶が、色濃く刻まれているのだろう。もちろん、その狙い自体は悪くない。問題は、それをいつまで続けるか、である。 日本はこの試合に勝たなければ、グループリーグの自力突破ができなくなる。どこかで勝負に出なければいけない。そのタイミングは非常に難しいものだが、ギリシャが自滅という形でそれを教えてくれた。前半38分、ギリシャに退場選手が出て、日本は数的優位に立ったのだ。そんな状況下、日本は自分たちの特徴を出しながら攻めていく。しかし、ザッケローニ監督が試合後語ったように、「最後のスピードが足りなかった」。 元日本代表の都並敏史氏は「ドリブラーの齋藤(学)を入れるべき」と指摘したが、清武弘嗣など、最後のスピードを上げられる選手はベンチにいた。しかし、ザッケローニ監督は、最後の1枚の交代カードを切らない。「カードを切らなかったのは、サイドから行くことができていたから。中央のスピードを上げるため、吉田(麻也)を(前に)上げた」と、またもコートジボワール戦で失敗したパワープレーを選択。これには、現地取材を行っている元日本代表の解説陣も絶句する。 当然、日本テレビが生放送した試合後の記者会見では、ザッケローニ監督が大バッシングを受けるかと思いきや、日本の大手メディアの記者からの質問はなし。元日本代表の秋田豊氏がパワープレーについて疑問を呈したが、追随する日本の記者は現れなかった。 「これから報道される内容は、間違いなくザック監督へのバッシングでしょうが、生放送で映し出されたように、会見で質問する記者って少ないんですよ。『日本人選手は自己主張できない』と批判しながら、当のメディアもそうなんです。もちろん、そうではない記者もいますが、すべての記者がワールドカップを取材できるわけではありません。日本サッカー協会から許可を得た、かなりの倍率を勝ち抜いた記者が、あそこの会見にいるわけです。その選定基準は、過去の実績や、日本代表関連の取材にどれくらい足を運んでいるか。ある意味では、日本サッカー協会との距離が近い人が有利です。つまり、批評精神があるかどうかは、ワールドカップの取材に関係ありません」(メディア関係者) 以前、某サッカー誌の新人記者が、日本メディアが会見で何も質問しないことに驚き、「メディアの質問の有無が結果を左右したとは言わないが、他国とのサッカー文化の差を見せつけられた」と語っていたが、今回の会見でも、日本代表の成長を促すような日本語の質問は聞こえてこなかった。 アドバンテージを生かせなかったザッケローニ監督は批判されて当然だが、勝ち点1でグループ3位という状況への危機感を、会見で表現できないメディアにも問題があるのではないだろうか? 危機感と大会での結果は、02年日韓大会と10年南アフリカ大会のように、比例関係にあるのだから。日本サッカー協会 公式サイトより
【W杯】ザック監督のミスジャッジを追及できず……試合後会見に見る、日本サッカーメディアのお粗末さ
タイムアップのホイッスルが鳴ると、スタンドでは小さなブーイングが起きた。ペナルティーエリア内での攻防の少ない0-0という試合に、両チームのサポーターが不満を示したのだろう。 ギリシャとの第2戦、香川真司に代わって大久保嘉人を先発させた日本だが、これは攻撃的な意図ではなく、「しっかりと守備をしながら」(長友佑都)という意味合いが強い。ザッケローニ監督の頭には、コートジボワールに香川のスペースを狙われた記憶が、色濃く刻まれているのだろう。もちろん、その狙い自体は悪くない。問題は、それをいつまで続けるか、である。 日本はこの試合に勝たなければ、グループリーグの自力突破ができなくなる。どこかで勝負に出なければいけない。そのタイミングは非常に難しいものだが、ギリシャが自滅という形でそれを教えてくれた。前半38分、ギリシャに退場選手が出て、日本は数的優位に立ったのだ。そんな状況下、日本は自分たちの特徴を出しながら攻めていく。しかし、ザッケローニ監督が試合後語ったように、「最後のスピードが足りなかった」。 元日本代表の都並敏史氏は「ドリブラーの齋藤(学)を入れるべき」と指摘したが、清武弘嗣など、最後のスピードを上げられる選手はベンチにいた。しかし、ザッケローニ監督は、最後の1枚の交代カードを切らない。「カードを切らなかったのは、サイドから行くことができていたから。中央のスピードを上げるため、吉田(麻也)を(前に)上げた」と、またもコートジボワール戦で失敗したパワープレーを選択。これには、現地取材を行っている元日本代表の解説陣も絶句する。 当然、日本テレビが生放送した試合後の記者会見では、ザッケローニ監督が大バッシングを受けるかと思いきや、日本の大手メディアの記者からの質問はなし。元日本代表の秋田豊氏がパワープレーについて疑問を呈したが、追随する日本の記者は現れなかった。 「これから報道される内容は、間違いなくザック監督へのバッシングでしょうが、生放送で映し出されたように、会見で質問する記者って少ないんですよ。『日本人選手は自己主張できない』と批判しながら、当のメディアもそうなんです。もちろん、そうではない記者もいますが、すべての記者がワールドカップを取材できるわけではありません。日本サッカー協会から許可を得た、かなりの倍率を勝ち抜いた記者が、あそこの会見にいるわけです。その選定基準は、過去の実績や、日本代表関連の取材にどれくらい足を運んでいるか。ある意味では、日本サッカー協会との距離が近い人が有利です。つまり、批評精神があるかどうかは、ワールドカップの取材に関係ありません」(メディア関係者) 以前、某サッカー誌の新人記者が、日本メディアが会見で何も質問しないことに驚き、「メディアの質問の有無が結果を左右したとは言わないが、他国とのサッカー文化の差を見せつけられた」と語っていたが、今回の会見でも、日本代表の成長を促すような日本語の質問は聞こえてこなかった。 アドバンテージを生かせなかったザッケローニ監督は批判されて当然だが、勝ち点1でグループ3位という状況への危機感を、会見で表現できないメディアにも問題があるのではないだろうか? 危機感と大会での結果は、02年日韓大会と10年南アフリカ大会のように、比例関係にあるのだから。日本サッカー協会 公式サイトより







