PK戦の末、UAEに敗戦を喫し、1996年大会以来となるAFCアジアカップ準々決勝での敗退となったサッカー日本代表。その数日前には、日本サッカー協会(JFA)の大仁邦弥会長が、ハビエル・アギーレ監督の八百長疑惑に関し、進退問題に含みを持たせた会見を行っていた。そのため、アギーレ監督の続投は、アジアカップベスト4以上が最低条件だと報じられていた。 だが、敗退直後、大仁会長は報道陣の「続投ですか?」という問いに、「そうです。十分やってくれている」と答えたというから驚きだ。もちろん、「八百長疑惑=解任」という図式はない。では、なぜ進退問題に含みを持たせた会見を行ったのか? サッカー関係者に話を聞くと、「大仁さんらしい。監督の良し悪しを、そこまで分かっていませんから」という返答が返ってきた。 というのも、大仁会長には、苦い過去があるからだ。95年当時、日本代表は加茂周監督が率いていたが、加藤久強化委員長は「加茂さんでは、フランスW杯には出場できない。95年にヴェルディ川崎を優勝させたネルシーニョ監督(11年にも柏レイソルを優勝に導く)に交代すべき」とレポートをまとめ、解任に動いた。 しかし、これをJFA上層部は受け入れず、強化委員たちは辞任。代わりに強化委員長に就任したのが、大仁会長である。 迎えた翌96年のアジアカップ。加茂監督率いる日本代表は、いいところなく準々決勝にて敗退したが、加茂監督は解任されず。結果、フランスW杯アジア予選では大苦戦し、予選まっ最中に加茂監督を更迭するという混乱が起きた。その中心にいたのが大仁会長で、サッカー関係者たちは、裏で大仁会長を「決断力のない人物」と酷評する。 「今回、大仁さんがブレたのは、視聴率だと思いますよ。当初は不人気だったアギーレ監督ですが、UAE戦の視聴率は20%超え。瞬間最高視聴率は35%だったそうじゃないですか。さらに、選手たちもアギーレ監督についていっている。そんな中で、大仁さんがアギーレ監督を切れるワケがない」(同) 今回は視聴率に救われたアギーレ監督だが、試合で結果を出せなければ、いつ解任されてもおかしくない状況であることは変わらない。くれぐれもJFAには、フランスW杯の二の舞いを踏まないでほしいものだ。 (文=TV Journal編集部)
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元サッカー代表10番・岩本輝雄「AKBガチオタ」は幸せなほう……Jリーガー“第二の人生”模様
元サッカー日本代表の10番は、“AKBガチオタ”だった。19日に放送されたバラエティ番組『有吉ゼミ2時間SP』(日本テレビ系)に出演した元サッカー選手・岩本輝雄氏の引退後のライフスタイルが話題を呼んでいる。 42歳で独身の岩本氏は、同番組の“結婚できないアスリート特集”に登場。結婚できない理由として、サッカーに夢中すぎて女性を置き去りにしてしまうことが挙げられていたが、出演者一同を絶句させたのは“もう一つの理由”。岩本氏はなんとAKB48のガチオタで、小嶋菜月が推しメンなのだという。番組では、岩本氏が小嶋目当てに東京・秋葉原にあるAKB48劇場に足しげく通い、「な~つき! な~つき! な~つき! ハイ!」と叫んでいるシーンや、自宅で天井に貼った小嶋のポスターを眺め、「なっつん! なつき! なっつん、なっつん!」などと呼びかけているシーンも放送された。 「現役時代、左足のキックで名を馳せたテルは、Jリーグのベルマーレ平塚やベガルタ仙台で活躍しました。ビジュアルもよかったので女性ファンも多く、アイドル的な人気を誇っていました。代表でも、ファルカン監督時代には10番を背負ったスター選手。そんなイケメン元Jリーガーが、AKBガチオタになっていたとは意外でした。母親と同居するなど、なんだかニートっぽい感じでしたが、印象的だったのはテルが引退後の生活を満喫していて、幸せそうだったこと。Jリーガーのセカンドキャリアは、それほど充実しているとはいえないのが実情」(サッカーライター) サッカー選手の引退後のキャリアといえば、解説者や指導者が一般に知られるところ。だが、これはあくまでも代表選手など、現役時代にスター選手やチームの主力選手だったりする場合で、ごくわずかなケースにすぎない。 「スターでない元選手が圧倒的な多数派ですからね。チームのコーチやアンバサダーなど、Jクラブの関係者として残れるなら、運がいいほう。その下のカテゴリーの実業団のチーム、大学や高校のサッカー部の監督というセカンドキャリアも。いずれにせよ、現役時代よりも収入が激減します。サッカー界を離れ、サラリーマンに転じたり、若くして引退した選手の中はフリーターのような生活をしている者もいます。特に、現役生活に未練を残したりしていると、なかなか幸せなセカンドキャリアは築けないですね。先日、追悼試合が開催された奥大介氏のケースが典型例」(同) ジュビロ磐田の黄金時代や横浜F・マリノスの優勝に貢献した元代表選手の奥氏は、ケガなどで心ならずも引退したが、その後はJクラブやフットサルクラブのスタッフ、高校サッカー部の監督などの職に就くも、長続きしなかった。挙げ句の果てには、DVが原因で妻だった女優の佐伯日菜子に三くだり半を突きつけられるなど失意の末、交通事故で非業の死を遂げた。 「現役時と引退後の生活のギャップになじむことができなかったのが原因でしょうね。特にスター選手はメディアの露出も多く、派手な生活だったのが、引退後は一クラブスタッフで地味な生活になりますからね。内心、鬱屈を抱えているケースが多いと思いますよ。ただ、逆の場合もあって、現役時よりも引退後の生活のほうが充実している元選手もいますよ。たとえば、ヴェルディ川崎などでプレーした石塚啓次氏は、大いにその才能が期待されましたが、当時所属していたヴェルディはカズ(三浦知良、横浜FC)やラモス瑠偉(FC岐阜監督)、武田修宏、北澤豪(ともに解説者)などスターぞろいだったため出場機会が限られ、現役時代は不遇をかこちました。しかし、引退後はファッションブランドを立ち上げ、これが大当たり。現在は、スペインのバルセロナでうどん店を開業したり、サッカー留学をコーディネートするビジネスに携わるなど、悠々自適の生活を送っています。人生という長いタームで考えれば、現役選手である時期はごくわずか。選手として成功することも大事ですが、その後のセカンドキャリアも同じくらい重要」(同) 引退後もメディアの注目を集める解説者やJクラブ監督といったセカンドキャリアに比べると、岩本氏のAKBガチオタはステータス的には劣るかもしれない。しかし、幸せな引退生活を満喫している岩本氏を見るにつけ、元サッカー選手のあり方もさまざまだ、との感に堪えない。岩本輝雄オフィシャルブログより
イケメン枠? 組織票? 内田篤人がブンデス今季前半戦MVP投票2位の“怪現象”
サッカードイツプロリーグ・ブンデスリーガ公式サイトのファン投票で、シャルケの内田篤人が前半戦MVPの2位に選出された。1位に輝いたフランクフルトのアレクサンダー・マイヤーは、全票数の57.27%を獲得。それに続き内田も25.07%と、3位のウォルフスブルク、ケビン・デブロイネの4.94%に圧倒的な差をつけた。 しかし、今シーズンの内田は、確かに好調をキープしているものの、バイエルンのアリエン・ロッベン(2.78%)、バロンドール最終候補にも選ばれたマヌエル・ノイアー(2.40%)と比べて上というのはありえないと、ファンから不満の声が上がっている。 「内田選手のヨーロッパでの評価は、日本でのイメージよりもはるかに高く、ACミランの本田選手よりも上です。さらに、その甘いマスクと献身的なプレーで、人気は相当なもの。しかし、2位というのは、いくらファン投票による結果でも、納得がいかないという意見がほとんど。明らかに何かしらの“力”が働いていると、誰もが感じたでしょうね」(スポーツライター) 内田は、昨年のブンデスリーガ年間ベストイレブンにも、ドイツの至宝フィリップ・ラームを差し置いて選出されている。ケガによる長期離脱をして、全34試合中22試合の出場にもかかわらずだ。2年連続のこの結果に、さすがに日本のファンも呆れているという。 「Twitterが原因です。シャルケの公式Twitter日本語版が、内田への投票を呼びかけ、それがリツイートされ、あまり知らないファンが、とりあえずで投票してしまったことがこの結果を生んだとみられています。これには、日本のファンからも『恥ずかしい』『もはや内田がかわいそう』『顔だけファンは反省すべき!』などと、痛烈な批判が集まっています。当の内田選手本人が気にしていないといいんですけどね」(同) 2位という結果が不自然だとしても、ここ数年の内田の安定した活躍ぶりには目を見張るものがあるのは確か。今は、右膝の古傷を痛め欠場してはいるが、後半戦で更に結果を出し、実力で今度は1位を獲得してほしいものだ。 (文=沢野奈津夫)『an・an特別編集 2015年 内田篤人カレンダー』マガジンハウス
「八百長さえしていなければ……!」アギーレの確かな手腕に、複雑な心境のJFA関係者たち
今月9日にオーストラリアで開幕した「AFCアジアカップ2015」。日本は、初戦のパレスチナを4対0と圧倒し、第2戦のイラクも1対0と相変わらずの決定力不足を見せるも、危なげなく退けた。“八百長疑惑”という暗雲が立ち込めるこのアギーレジャパンの好調ぶりが、サッカー協会関係者とファンの間に複雑なジレンマを生んでいるという。 「例の八百長疑惑の告発が受理され、アジアカップ後のアギーレ解任は濃厚とみられています。もし、解任せずに裁判が進み、W杯直前に有罪が確定してしまったら、目も当てられませんから。しかし、アギーレジャパンは好調ぶりを見せつけている。ザック時代には見られなかったエキサイティングなパススピード、ピンチを早めに摘む守備の連動性、最後方からもゲームを作れる森重真人や吉田麻也の展開力と、この時期の内容としては今までにないくらいの完成度ですね」(スポーツライター) 確かに、前大会の「アジアカップ2011」は、ザッケローニが優勝を勝ち取り、おおいに盛り上がった。だがそれは、不可解な判定によるGK川島永嗣の退場、毎試合生まれる新しいヒーロー、そしてオーストラリアとの決勝戦で見せた李忠成のスーパーボレーと、ドラマティックなゲームを見せただけで、内容や完成度がそれほど高かったわけでもない。 「それだけに、この八百長疑惑は本当にもったいないですね。先日のイラク戦も1得点に終わったものの、内容はほぼ完璧。後半攻められていた時間帯の、今野泰幸と清武弘嗣を投入し、相手の攻撃を鎮める場面には『采配もうまいんかい!』『ちょっとアギーレ好きになってきたぞ!』『こんなに安心して見られるアジアカップは初めてだ!』と、ファンの中でも悲しい賛辞が飛び交っていました。協会関係者内では『アギーレが無罪になることに賭けて、続投するか?』なんて声も聞こえているみたいです」(スポーツライター) 今大会のアジアカップの日本代表の出来には、イギリス人記者やブラジル人記者からもかなりの高評価を受けており、世界の評価も上々だ。果たして、解任濃厚のこの劣勢を“実力”という一点のみでアギーレは回避することができるのであろうか? 20日のヨルダン戦も目が離せない。 (文=沢野奈津夫)
アジアカップ初戦快勝も、本田圭佑が審判団にブチ切れ! またまた“中東の笛”に悩まされる?
4-0でパレスチナを圧倒し、アジアカップ初戦を勝利で飾ったサッカー日本代表だが、エース・本田圭佑は、試合後のミックスゾーンで不満をぶちまけていた。 それはチームメイトや相手チームにではなく、試合をジャッジする審判団に対してだ。この試合、日本は前半43分にPKを一つ獲得しているし、警告や退場といった懲戒罰は一度ももらっていない。むしろパレスチナが5枚の警告をもらい、うち一人が退場になっている。日本に不利な“中東の笛”があったわけではない。 それでも本田は「アジアカップの審判のレベルは、なんとかしないといけない。僕だって文句は言いたくないし、試合中もそれでエネルギーを浪費することはしたくない」と苦言を呈した。 本来、本田は審判への不満をぶちまけるような選手ではないのだが、この日は「まるでバスケットボールのようだった。相手の体に触るたびにファウルを取られた」と批判を繰り返した。 いったい、審判員の何が不満だったのだろうか? 「フットボールレフェリージャーナル」を運営する石井紘人氏に訊いた。 「確かにアジアの審判レベルは高くありませんが、この試合のフセイン主審は、そこまで悪いレフェリングではなかったと思います。バスケのような厳しい判定基準も、試合を通して大きくブレることなく貫徹されていました。ただ、アジアの選手たちは、本田が普段プレーしているセリエAの選手より倒れやすい。ゆえに、簡単にファウルになってしまう。この試合全体のファウル数も40と、やや多い。本田はこの辺のコンタクトの違いに、いら立ちを覚えているのでしょう。セリエAと同じ状態でプレーしないと、アジアカップ後に違和感が残ってしまいますから。だから審判員に『もっとタフな基準でプレーさせてくれ』と訴えたんだと思います」 また、石井氏は、「今後、試合を左右するようなミスが起こりうる」とも指摘する。2011年に行われたアジアカップでも、GK川島永嗣が退場になるなど“中東の笛”という言葉がメディアをにぎわせたが、今大会でも同様の問題が起こりそうだ。 (文=週刊審判批評編集部)
ロッテ・寺嶋寛大に続き、あの現役Jリーガーにも出演疑惑! イケメン学生選手狙う“ゲイAV界の実態”
Jリーグ・FC東京に所属する松田陸(23)に、ゲイAV出演疑惑が浮上している。 インドネシア人の父と、日本人の母を持つ松田は、昨年4月にJリーグ入り。プレー面だけでなく、練習態度や人柄においても評価は高く、双子の弟で名古屋グランパスに所属する力(りき)が“陽気”な人柄なのに対し、陸は“しっかり者”と評されている。 そんな彼によく似た男性が出演している作品が、ゲイビデオメーカー・KOカンパニーから2012年12月にリリースされた『交渉すること6ヶ月―遂に落ちた現役ラガーマン!!』。パッケージには、「運動で鍛え上げた肉体、女とヤリまくった肉棒をカメラの前で爆発させる!!」「使ったことのないアナルを、ここまでされると遂に…」といった卑猥な文字が躍る。 ネット上では、作中のラガーマンと松田の比較画像が多数出回っており、「耳の形が似てる」「右目の下のくぼみが一致」「おでこのほくろが一緒」などと騒がれている。 「この作品が発売された12年の松田といえば、びわこ成蹊スポーツ大学の3年生。翌年には、主将としてサッカー部を牽引しました。同様の騒ぎといえば、最近、千葉ロッテのイケメンルーキー・寺嶋寛大(22)に、ゲイビデオ出演疑惑が浮上したばかり。問題の作品は、12年7月発売の『アナルのプリンス3 -少年達の美しき肛門破壊!』(BRAVO!)で、ネット上では『同一人物にしか見えない』とされている。昔から、お金のない大学生スポーツマンを狙うゲイビデオメーカーは多く、学生側も『販売サイトでは目線が入るから、ばれないだろう』と、ギャラに釣られて出演してしまうようです」(夕刊紙記者) 相次ぐ、イケメン選手のゲイAV出演疑惑。松田、寺嶋共にウワサの真偽は不明だが、今頃、ビクビクしている選手がほかにもいるかもしれない。FC東京公式サイトより
W杯予選敗退、アギーレ八百長疑惑……JFAの醜態が次々と露呈した2014年のサッカー界
2013年の日本サッカー界は暗い話題ばかりだったが(記事参照)、その流れは今年も変わらなかった。そんな厳冬が続いた日本サッカー界を、注目トピックから振り返ってみたい。 ■浦和レッズサポーター「JAPANESE ONLY」問題 3月、Jリーグに激震が走った。埼玉スタジアムで行われた浦和レッズ×サガン鳥栖戦で、浦和レッズのサポーター3人が「JAPANESE ONLY」と書かれた横断幕をスタンドへの入り口に掲げた。この行為に対し、良識ある浦和レッズサポーターたちが、クラブスタッフに「外すべき」と抗議したのだが、なぜかクラブ側は静観の方向に。その後、欧米系の観客がこの横断幕の写真を撮影したため、慌てて外したものの、この対応が問題視された。結果、Jリーグから、ホームスタジアムでの1試合を無観客試合とする処罰が科せられた。 サポーターの問題行為を見て見ぬふりしたクラブ側の対応の甘さが招いた結果であるが、これは氷山の一角にすぎない。過去にもクラブ内やサポーター関連で警察沙汰の騒ぎが何度かあったものの、そのたびにもみ消していたという話もある。確かに、スタジアムを埋めてくれるサポーターはクラブにとってはありがたい存在ではあるが、それを意識しすぎるがゆえ、何も言えなくなってしまい、結果、レッズは自浄作用が働かないチームになってしまっていたのだ。 この事件をきっかけに、果たしてクラブとサポーターの関係が正常化するかどうか。来年も注目していくべきだろう。 ■ザックジャパン惨敗 “史上最強”と煽られてFIFAワールドカップ2014ブラジル大会に臨んだザッケローニ監督率いる日本代表だが、まさかの1分け2敗でグループリーグ最下位に。最大の敗因は、完全なコンディション調整の失敗だ。 大会1カ月前、5月21~25日に行われた鹿児島・指宿で行われた強化合宿のハードさは、サッカー関係者の間でも話題になった。6日間のうち4日間を午前と午後の2部練習に充て、酷暑の中で体力強化を図るというプログラムで、メリハリもなく、常に負荷をかけ続けた。その後のアメリカ合宿でも、それは変わらず。ケガ人ばかりの代表メンバーには疲労がたまり、ケガが悪化するのは目に見えていた。 また、日本サッカー協会(JFA)に対する非難の声も上がっている。というのも、ジーコジャパンの時も、“ジーコ流”のコンディション調整で失敗したからだ。その後の岡田武史前監督は、採血や尿検査も行い、日本の医学を結集して、それが勝利につながった。にもかかわらず、今回はそれを引き継がず、またも“ザック流”を容認した意味が分からない。これでは、JFAにはイエスマンしかいないと思われても仕方ない。 そのJFAが、2014年の最後に、とてつもない爆弾を落とした。 ■日本代表監督のハビエル・アギーレに八百長疑惑 10月初旬、スペインサッカー汚職防止検察機関が、日本代表監督に就任したばかりのアギーレ監督が、スペインリーグで八百長に関わった可能性があるとして、捜査をスタートしたのだ。 アギーレ監督は、自身が金を受け取り、何か指示したというわけではなく、八百長に使うための金を捻出する“マネーロンダリング”に関わった疑いがもたれている。当初は、静観していたJFAだが、12月に入り、事態は急転。スペインの検察当局が、アギーレ監督を告発。これをバレンシア裁判所が受理した場合、アギーレ監督は、裁判に出廷するために、スペインと日本を往復する必要が出てくる。白か黒かは別として、日本代表監督のスケジュールが裁判に左右されるという、異例の事態になってしまう可能性が高まった。 アギーレ監督を招へいした張本人であり、現在はJFA専務理事に出世した原博実氏は「受理された場合、今後は白紙」と態度を急変させ、解任の可能性をにおわせている。この八百長疑惑だが、アギーレ監督が日本代表監督に就任する前からうわさになっていたらしい。くだんの試合は、あまりにも無気力だったために、「おかしい」という声が上がっていたのだ。こういった情報をキャッチできずに、“ワールドカップやリーグで結果を出している優秀なアギーレ監督をゲットできた”と舞い上がって契約してしまったJFAには、ほとほとあきれる。 2014シーズンを象徴するようなオチで、サッカー界の1年は締めくくられたが、果たして来年は明るい話題が期待できるのだろうか――。 (TV Journal編集部)
「アギーレ・スキャンダル」をあざ笑う韓国サッカー界 “自殺者3人”八百長事件を忘れたのか
八百長に加担した疑いでスペイン検察から告訴されたサッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督のスキャンダルは、「危機のアギーレ、八百長で告発される!」(サッカー専門サイト「SPORTAL KOREA」)、「告発されたアギーレ、更迭の危機」(ネットニュース「OSEN」)など、韓国でも詳細に報じられている。 スポーツ新聞の最大発行部数を誇る「スポーツ朝鮮」は、「アギーレ・スキャンダルで日本サッカーの地位も墜落の危機」という大見出しとともに、「問題が長期化されればアギーレ監督だけではなく、日本代表のイメージにも良くない。親善試合のマッチメイクに苦労し、日本サッカー協会のスポンサー企業から契約撤回される懸念もあるだろう」と、日本サッカー界の今後のことまで心配してくれているほどだ。それどころか、ケーブルテレビ局「チャンネルA」のスポーツニュースでは、詳細を伝えるキャスターがどこか“してやったり”といった表情をにじませながら、「日本はアギーレのせいで文字通り、メンプン状態のようです」と付け加えていた。メンプンとは「メンタル崩壊」の略語で、立ち直れないようなパニック状態に陥ってしまったことを指す。まさに今回のアギーレ八百長スキャンダルは日本にとっても「寝耳に水」といったところだが、韓国のネット掲示板には、まるで鬼の首を取ったかのような書き込みが並んでいる。 「アギーレ監督は自ら辞任すべきだし、起用を決めた責任者も退任すべき」 「韓国で同じようなことが起きたら、メディアやファンは黙っていない。即解任だ。日本のメディアやファンは様子をうかがいすぎだ」 「安倍総理が決断し、民間団体である日本サッカー協会に注意勧告すべきだ」 「日本は声明を出し、アジアカップ出場を自粛してはどうか」 「日本はアジアのサッカー先進国を自称するなら、八百長を許さない良心を示すべきだ!」 確かに八百長は許されず、断固とした処置が必要だが、韓国に指摘されたくないという気もする。というのも、韓国では2011年にKリーグで八百長事件が発覚。それもチェ・ソングッ(元柏)やキム・ドンヒョン(元大分)など代表経験者を含む59人の選手が起訴され、現役選手1人、元選手1人、元監督1人が自殺する一大スキャンダルが起きているのだ。国内プロリーグに八百長が蔓延していた韓国が、「八百長は許されない」と正義を振りかざしても説得力に欠けるし、「アジアカップを自粛しろ」と強要される筋合いもないだろう。 とはいえ、韓国が指摘する通り、アギーレ監督のスキャンダルで日本サッカー界が大きく揺れているのは事実。JFAはアギーレ体制でアジアカップに挑むことを決めているが、事態は流動的だ。韓国の掲示板には「アジアカップは更迭のための理由作り」と皮肉るコメントもあった。アギーレ・スキャンダルをあざ笑う韓国に、一泡吹かせたいところだが……。
ザック、ぺケルマン、ストイコビッチ……サッカー日本代表・アギーレ監督の“後任探し”が始まった!
サッカーの八百長疑惑でスペイン当局から告発されている日本代表チームのハビエル・アギーレ監督の後任者探しが、水面下で始まっているという。 「日本サッカー協会(JFA)の関係者が八百長問題に関して情報を収集していて、解任の際にドタバタにならないよう候補者選びを進めているとのこと。早く動かないと、足元を見られて金銭面での折り合いがつかないので、表向きは“解任はない”としながらも、間違いなく進めていますよ」(サッカー関係者) 日本代表監督が八百長告発されるという前代未聞の事態……18日のJFA定例理事会では、大仁邦弥会長が理事に謝罪したが、来年1月に開幕するアジアカップ豪州大会でもアギーレ監督を続投させる方針を伝えた。だが、これは後任探しのための時間稼ぎなのかもしれない。 アギーレ監督は2011年、当時指揮していたサラゴサがレバンテと対戦する前、大金を受け取ってレバンテ買収に使われたとされる。スペイン検察庁反汚職課が告発、これを裁判所が受理すれば、アギーレを含む41人が証人として喚問され、嫌疑があれば起訴されると伝えられている。 日本代表の監督としてアギーレを招聘したのは原博実専務理事で、当人は周囲に「(告発が)受理される可能性はあるとみている」と話しており、自身の責任問題に発展する覚悟もうかがえる。いずれにせよ、監督本人がいくら無罪を訴えても、起訴されればイメージダウンは大きく、解任は避けられない。 後任候補については、一部ではオズワルド・オリベイラ、マルセロ・ビエルサ、ホセ・ペケルマンらの名前が早くも挙がっているが、フリーである人物に限られることから、前監督のアルベルト・ザッケローニや、元名古屋グランパスのドラガン・ストイコビッチが浮上中だ。 「大穴では本田圭佑と一緒にやっていた元ACミランのクラレンス・セードルフという線も。前シーズンは8位に終わり、チャンピオンズリーグはおろかヨーロッパリーグの出場権も獲得できなかった人物ですが、これは前監督マッシミリアーノ・アッレグリが無策で、チーム内の士気を落としていた悪影響もあった。セードルフが目指すサッカーそのものは、機能的で理論がしっかりしていて、本田も『小学生にでもわかる戦術』と評しました。中央よりもサイドを組み立てる攻撃方法は、日本に合っている」(同) 日本代表の展開するサッカーはサイドからの起点で得点を生むパターンが多く、その点では確かに合致する。 「当然、潔白な人であることは絶対条件ですが、監督探しにもうひとつ付帯条件をつけるとすれば、低迷気味の本田と香川真司を復調させることができるような人材。ただ、条件面もあって贅沢なことは言えないでしょうけどね。急な不在となった場合は、アンダー21の手倉森(誠)さんが務めると話す人もいましたし」(同) JFA関係者にこのあたりをズバリ聞いてみたが「申し訳ないね。まだコメントできる状態ではないんだよ」と、なんらかの動きを示唆したような言い方で回避。八百長疑惑に関しては、すでに協会の対応が遅いことも批判の対象となっており、いやでも新監督探しが迫られている。関係者からは「八百長監督を見抜けなかった汚名の挽回には、有能な新監督を連れてくること」という声も聞かれているが、果たして……。 (文=ハイセーヤスダ)
サッカー遠藤保仁が子どもの夢を壊す!? マイペース男が問題発言連発中!
おっとりしていてマイペース、感情を表に出さずに、いつでもクールなサッカー日本代表の司令塔――。遠藤保仁の一般的なイメージは、こんなところだろう。しかし、この“マイペース”が度を過ぎ、子どもたちの夢を壊す発言を連発しているという。 「先日、日本代表に復帰した遠藤選手でしたが、久しぶりに背番号7を背負う感想を記者から問われ『協会とアディダスが決めているから、何番でもよかったんですけど』と“体”を守らない問題発言をしたんです。スポンサーが背番号の決定に関わっているのは、ユニフォームの売り上げが絡んだ“大人の問題”であり、誰もが目を背けたいところ。背番号は“選手のこだわり”と“監督からの信頼”から成り立つものだと信じている子どもたちや一部のファンにとっては、かなりショッキングな現実でしたね」(スポーツライター) おそらく遠藤自身は、失言したとさえ思っていないだろう。「事実を言ったまで」と意にも介していないはず。遠藤のこうした発言は有名で、過去にも「筋トレは嫌い」「ストイックにやってることはゼロ。体重も気にしていない」「(ほかの選手がケガを押して出場したことについて)痛み止めを飲んでまで試合に出ようとは思わない」など、夢見るサッカー少年には絶対に聞いてほしくない発言を連発している。さらに、遠藤のマイペース発言はとどまるところを知らず、先輩や監督にも向けられることがあるという。 「おっとりしたイメージの割に、気がすごく強いんですよ。大先輩で、当時のカリスマ的存在だった中田英寿選手について『指示されても、基本的に無視している』と語ったり、自身の出番がなかったW杯ドイツ大会のジーコ監督についても『あれが32歳での大会だったら“俺を出せ”ってジーコを殴ってたけど、次の可能性を考えて我慢した』など、かなり過激な発言を連発しています。後輩の長友佑都選手に対しては『サッカーセンスだけで言えば、プロレベルまで達してないんじゃないかと思います(笑)』と、辛らつな評価を下していました」(前出ライター) 究極の目標は「試合中にダッシュしないこと」と大胆に語る遠藤だが、時に強いこだわりと信念さえもうかがえる。34歳と、一般的には引退を意識する年齢だが、周りの常識に捉われない遠藤は、虎視眈々と38歳で迎えるロシアW杯2018を目指す。今後も遠藤の活躍と、マイペース発言から目が離せない。 (文=沢野奈津夫)『フットボールサミット第27回 史上最強のガンバ大阪へ』(カンゼン)








